JP2730633B2 - 原稿検出装置 - Google Patents

原稿検出装置

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JP2730633B2 JP1040881A JP4088189A JP2730633B2 JP 2730633 B2 JP2730633 B2 JP 2730633B2 JP 1040881 A JP1040881 A JP 1040881A JP 4088189 A JP4088189 A JP 4088189A JP 2730633 B2 JP2730633 B2 JP 2730633B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一定の濃淡パターンを持った下地を背景と
して原稿を読取る原稿読取装置において、各走査ライン
位置における原稿の有無を検出するための原稿検出装置
に関する。
従来の技術 この種の原稿検出装置が使用される装置の例として、
写真等の中間調濃度を含んだ原稿を読取り、デジタル多
値画像データとして伝送するファクシミリ装置がある。
このようなファクシミリ装置においては、原稿読取装
置により第5図に示す読取有効領域30の全体の読取り
(プリスキャン)を行い、読取られた画像データを入力
として原稿検出装置により各走査ラインの位置に原稿が
あるか否かを判定することにより、原稿31の先端位置S
から終端位置Eまでを読取領域32として抽出し、その総
ライン数あるいは総データ量を含むヘッダ情報を作成す
る。次に、原稿読取装置により読取領域32の読取り(本
スキャン)を開始し、作成したヘッダ情報に続けて読取
領域32の画像データを外部へ順次送出する。
従来、上記原稿検出装置は第6図に示すように、原稿
読取装置より入力端子33に入力されたデジタル多値画像
データを1ライン分、ラインメモリ34に蓄積し、このラ
インメモリ34より予め設定された複数のサンプリング画
素のデータを取り出して複数の判定回路36に入力し、各
サンプリング画素の濃度判定を行い、その結果より原稿
判定回路37において、走査ラインの濃淡パターンが原稿
の背景として読み取られる下地(第6図の読取有効領域
30の原稿31以外の部分)の一定の濃淡パターンに対応す
るか否かを判定し、対応しないときに有効な原稿検出信
号を出力端子38に出力するという構成であった。
発明が解決しようとする課題 しかし、かかる原稿検出装置には次のような問題があ
る。
すなわち、ラインメモリ34とそのアドレス制御回路3
5、サンプリング画素に対応した多数の判定回路36を用
いるため、装置構成が複雑高価になるという問題があ
る。
また、予め決められた位置にサンプリング画素の濃淡
判定によって下地の濃淡パターンであるか否かを調べる
方式であるから、下地の濃淡パターンの位置が一定して
いないと、検出エラーが起こる。したがって、下地の位
置ずれを厳しく制限しなければならず、位置が一定しな
いキャリアシートなどを下地として使用することができ
ないという問題がある。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、下
地の濃淡パターンの位置ずれによる検出エラーが起こら
ず、下地としてキャリアシートのような移動するものを
用いることが可能で、装置構成も簡単安価な原稿検出装
置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、上述の課題を解決するため、請求項1に係
る発明は、一定の濃淡パターンを均一に設けたシート
と、このシートと該シート上に配置される原稿とを読み
取る読取手段と、この読取手段により読み取られた画情
報を保持する保持手段と、この保持手段により保持され
た画情報から前記濃淡パターンを検出する検出手段と、
この検出手段により検出された前記濃淡パターンの回数
を計数する計数手段と、この計数手段により計数された
回数が所定回数と一致しない場合に原稿検出信号を出力
する出力手段とを備えたものである。
また、請求項2に係る発明は、前記所定回数は、前記
シートに設けられたパターン数以上で、且つ、前記計数
手段により検出される可能性のある最大回数以下である
という構成を備えたものである。
作用 上述のように、請求項1に係る発明は、走査ライン上
のパターンの検知回数を計数し、所定の回数と比較する
ことだけで原稿の検知が行えるので、多数の判定回路を
用いなくともよく装置構成を簡略化できる。
また、請求項2に係る発明は、原稿の部分の走査ライ
ンで検出される可能性がある濃度変化の最大回数が所定
値を越えないように、下地の部分の走査ラインで検出さ
れる濃度変化の回数が所定値を確実に越えるように、所
定値、下地の濃淡パターン、濃度変化の検出のための閾
値または検出方法を決定するならば、下地の濃淡パター
ンの位置ずれを厳しく制限せずとも、あるいは、キャリ
アシートのような移動する下地を用いたとしても、下地
の部分で検出される濃度変化回数は常に所定値以上とな
り、原稿の部分で検出される濃度変化回数は常に所定値
より小さくなるため、安定な原稿検出が行われる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は本発明の一実施例による原稿検出装置のブロ
ック図である。1は原稿読取装置(不図示)より出力さ
れるデジタル多値画像データの入力端子、2は原稿読取
装置より1ライン毎に出力される同期信号の入力端子で
ある。3は入力端子1に入力した多値画像データより所
定の濃度変化を検出する濃度変化検出回路、4は1ライ
ン毎の濃度変化検出回数を計数するカウンタ回路、5は
カウンタ回路4の計数値が所定値を越えたときにフリッ
プフロップ回路6をセットする判定回路である。このフ
リップフロップ回路6の出力信号は、原稿検出信号とし
て出力端子7より外部へ送出される。カウンタ回路4お
よびフリップフロップ回路6は、入力端子2に入力する
同期信号によって、1走査ライン毎にリセットされる。
判定回路5でカウンタ回路4の計数値と比較される所
定値は、原稿の部分の走査ラインで検出される可能性が
ある濃度変化の最大回数より大きく、かつ原稿がない下
地の部分の走査ラインで検出される濃度変化の最小回数
より小さくなるように選ばれる。
濃度変化検出回路3は、画像データが黒濃度域内の一
定の閾値Bを越えたときにコンパレータ回路9の出力が
オンしてフリップフロップ回路11をセットし、画像デー
タが白濃度域内の一定の閾値Wを下回ったときにコンパ
レータ回路10の出力がオンしてフリップフロップ回路11
をリセットし、フリップフロップ回路11より所定の濃度
変化を一つ検出するたびに一つのパルスを出力する構成
である。すなわち、W−Bの幅の濃度変化を検出し、そ
の一つに対し一つのパルスを出力する構成である。
以上のように構成された原稿検出装置の動作を、第2
図の波形図を参照して説明する。
下地に一定周期の縦縞状の白黒パターンが設けられて
いるとすると、下地の部分の走査ラインでは第2図の
(a)に示すような画像データが得られる。ただし、こ
こでは画像データの濃度をアナログ/デジタル変換前の
波形で示している。このような下地の部分の走査ライン
に対しては、濃度変化検出回路3は第2図の(b)に示
すように下地の濃淡パターンをそれぞれ濃度変化として
検出し、それと同数のパルスを出力する。このパルスの
個数、すなわちカウンタ回路4の計数値は、予め下地の
濃淡パターン数に関連して決められた所定値を越えるた
め、判定回路5は原稿のない走査ラインであると判定
し、出力をオンしない。したがって、フリップフロップ
回路6はリセットのままであり、その出力をオンしない
(原稿検出信号を出力しない)。
他方、原稿の部分の走査ラインでは、下地の濃淡パタ
ーンは原稿によって遮られて読み取られないため、画像
データの濃度値は第2図の(c)に示すように変化す
る。この波形は原稿の走査部分の状態に依存するが、B
−Wの幅の濃度変化は下地の部分に比べ一般に充分少な
い。換言すれば、そのようになるように、閾値W,Bおよ
び下表の濃淡パターンの濃度が決定されている。第2図
の(c)に示す画像データに対しては、濃度変化検出回
路3の出力は第2図の(d)のようになり、カウンタ回
路4の計数値は所定値を越えない。したがって、判定回
路5は原稿の部分の走査ラインであると判定し、その出
力をオンしてフリップフロップ回路6をセットし、原稿
検出信号を出力させる。
ここまでの説明から明らかなように、下地の濃淡パタ
ーンの位置が多少ずれても、下地部分の走査ラインにお
ける濃度変化の検出回数はほとんど変わらないため、原
稿と下地を確実に識別し、安定な原稿検出を行うことが
できる。したがって、キャリアシートのような全体とし
て移動するような下地を用いても、原稿検出に支障はな
い。
また、ラインメモリ、アドレス制御回路、多数の判定
回路などを必要とする従来装置に比べ、装置構成は簡単
安価である。
なお、入力端子1に入力する画像データがアナログデ
ータである場合は、コンパレータ回路9,10はアナログコ
ンパレータ回路とされる。
第3図は上述の原稿検出装置の応用例を示すもので、
14は原稿読取装置、15は上述の原稿検出装置、16は原稿
の画像データの外部への伝送を制御する伝送制御装置、
17は各部を制御する制御装置である。
原稿読取装置14は、第4図に示す読取有効領域20内を
走査し、一定周期の濃淡パターンを設けた下地を背景と
して、読取有効領域20の最終ライン(図中の下端)に詰
めてセットされる原稿21を画素分解して読み取り、デジ
タル多値画像データを出力するものである。下地として
は、原稿21を裏面側より押さえる可動カバーに貼られた
シートもしくはプレートのように固定したもの、あるい
は所謂キャリアシートなどである。
この応用例装置の動作は次の通りである。原稿読取装
置14は、制御装置17より起動されると、読取有効領域20
の読取り(本スキャンであり、プリスキャンではない)
を開始し、デジタル多値画像データを順次出力する。伝
送制御装置16は、制御装置17より指示を受けるまでは、
原稿読取装置14から入力する画像データを外部へ送出し
ない。
原稿読取装置14が原稿21の先端(第4図では上端)よ
り前の位置を走査している間は、画像データには下地の
濃淡パターンが含まれるため、原稿検出装置15は原稿検
出信号を出力しない。走査位置が原稿21の先頭まで移動
し、その走査ラインの画像データが原稿読取装置14より
出力されると、原稿検出装置15は濃度変化回数が所定値
より少なくなるため原稿部分であると判定し、原稿検出
信号を出力する。この走査ライン以降の各走査ラインに
おいても、同様に原稿検出信号を出力する。
制御装置17は、最初の原稿検出信号が入力した走査ラ
インの次の走査ラインの位置Sから読取領域22が始まる
と判断し、その位置Sから最終走査ライン位置Eまでの
総ライン数および1ラインの画素数(一定)より総デー
タ量を計算する。そして、この総データなどを含むヘッ
ダ情報を作成して伝送制御装置16へ送り外部へ送出させ
たのち、伝送制御装置16に画像データの送出の開始を指
示する。したがって、走査ライン位置Sから最終走査ラ
イン位置Eまでの読取領域22内の各走査ラインの画像デ
ータが、ヘッダ情報に続けて外部へ順次送出される。
このように、この応用例装置においては、本スキャン
中に原稿の先端の検出によって読取領域の抽出と総デー
タ量の算出を行うので、従来の同様装置におけるような
プリスキャンのための無駄時間は排除される。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、走査ライ
ン上の静的な濃淡パターンを調べるのではなく、濃度変
化の回数を調べることによって原稿検出を行うため、原
稿の背景として読み取られる下地の濃淡パターンの位置
ずれを厳しく制限する必要がなく、キャリアシートのよ
うな移動する下地を用いたとしても安定な原稿検出が可
能であり、また装置構成も簡単安価になるという効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による原稿検出装置のブロッ
ク図、第2図は濃度変化検出動作を説明するための波形
図、第3図は原稿検出装置の応用例の概略構成図、第4
図は同応用例における原稿読取装置の原稿読取りを説明
する図、第5図は従来のファクシミリ装置における原稿
読取りを説明する図、第6図は従来の原稿検出装置のブ
ロック図である。 1……画像データの入力端子、2……同期信号の入力端
子、3……濃度変化検出回路、4……カウンタ回路、5
……判定回路、6……フリップフロップ回路、7……原
稿検出信号の出力端子、9,10……コンパレータ回路、11
……フリップフロップ回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の濃淡パターンを均一に設けたシート
    と、このシートと該シート上に配置される原稿とを読み
    取る読取手段と、この読取手段により読み取られた画情
    報を保持する保持手段と、この保持手段により保持され
    た画情報から前記濃淡パターンを検出する検出手段と、
    この検出手段により検出された前記濃淡パターンの回数
    を計数する計数手段と、この計数手段により計数された
    回数が所定回数と一致しない場合に原稿検出信号を出力
    する出力手段とを備えたことを特徴とする原稿検出装
    置。
  2. 【請求項2】前記所定回数は、前記シートに設けられた
    パターン数以上で、且つ、前記計数手段により検出され
    る可能性のある最大回数以下であることを特徴とする請
    求項1記載の原稿検出装置。
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