JP2730303B2 - 浴槽装置 - Google Patents

浴槽装置

Info

Publication number
JP2730303B2
JP2730303B2 JP4659791A JP4659791A JP2730303B2 JP 2730303 B2 JP2730303 B2 JP 2730303B2 JP 4659791 A JP4659791 A JP 4659791A JP 4659791 A JP4659791 A JP 4659791A JP 2730303 B2 JP2730303 B2 JP 2730303B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
air
vibration
noise
air amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4659791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04282157A (ja
Inventor
康裕 梅景
正満 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4659791A priority Critical patent/JP2730303B2/ja
Publication of JPH04282157A publication Critical patent/JPH04282157A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2730303B2 publication Critical patent/JP2730303B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽の内部に気泡を発
生させる浴槽装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の浴槽装置は図3に示すようになっ
ていた。
【0003】図3において、循環ポンプ1によって管路
2に水を循環させ、浴槽3の壁面に備えた気泡噴出部4
により、水と空気を混合した気泡噴流を浴槽3の内部に
噴出するものである。空気は空気吸入管5から吸入さ
れ、空気量調整部6で調整されるものである。ここで、
7は浴槽足部、8は浴槽受け台、9は建て屋の床であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、空気量は調整つまみ10と空気量調整部6
の隙間11を調整することによって行っていた。そのた
め、その隙間11が狭くなってくると隙間11を流れる
空気の風きり音が非常に大きく発生する。その音は、浴
室内で反響して大きな騒音になるという課題があった。
また、気泡を含んだ噴流を浴槽3内に噴出するとき、浴
槽3内の水の圧力変動で浴槽3が大きく振動して浴槽受
け台8へ伝わり、浴室内の騒音をさらに増加させるとい
う課題があった。循環ポンプ1も同様に大きく振動して
浴室内の騒音を増加させる原因となっている。さらに、
この浴槽装置を集合住宅に設置した場合、この浴槽受け
台8の振動が建て屋の床9に伝わることによって、階下
室へ騒音を発生させるという住宅騒音問題が生じてい
た。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、空気
管路の途中に設けた空気量調整部の上流側に消音器を備
えることによって、空気量調整部で発生する騒音を消音
して浴室内の騒音を低減することを第1の目的としてい
る。また、第1の防振ゴムと第2の防振ゴムによって、
浴槽と循環ポンプの振動を防振し、浴室内および階下室
の騒音を低減することを第2の目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するため、浴槽と、この浴槽の内部の水を循環さ
せる循環ポンプと、この循環ポンプと前記浴槽とを連通
する水管路と、前記水管路の最下流端部に設けられた気
泡噴出部と、前記気泡噴出部に連結した空気を吸入する
空気管路と、前記空気管路の途中に設けた空気量調整部
と、前記空気量調整部の上流側に設けられた消音器とを
備えたものである。また、第2の目的を達成するため
に、さらに浴槽の下部に第1の防振ゴムを、循環ポンプ
の下部に第2の防振ゴムを備えたものである。
【0007】
【作用】本発明は上記構成によって、空気量調整部で発
生した騒音は消音器で消音される。また、第1の防振ゴ
ムと第2の防振ゴムにより、浴槽と循環ポンプで発生す
る振動は防振され、さらに浴槽受け台への伝達は抑制さ
れる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1と図2を参照し
て説明する。
【0009】図1、図2に示すように、浴槽12と、こ
の浴槽12の内部の水を循環させる循環ポンプ13と、
その水管路14と、水管路14の最下流端部に設けられ
た気泡噴出部15と、気泡噴出部15に連結した空気を
吸入する空気管路16と、空気管路16の途中に設けた
空気量調整部17と、空気量調整部17の上流側に消音
器18とを備えている。そして、消音器18の空気流出
管19は、消音器18の最下部20に設けられ、かつ空
気量調整部17方向に徐々に下方勾配をもたせて空気量
調整部17に接続されている。また、浴槽12の下部に
は第1の防振ゴム21が、循環ポンプ下部には第2の防
振ゴム22が設けられ、そしてそれら全体が浴槽受け台
23へ載置されている。ここで、24は調整つまみ、2
5は空気吸入部、26は建て屋の床である。
【0010】このような構成において、空気量調整部1
7は弁体部27と弁座部28の隙間29を調整すること
によって空気量を調整する。弁体部27と弁座部28の
隙間29では空気の流れに乱れが生じ騒音が発生する
が、その騒音は膨張型消音器30で消音されて浴室内へ
伝搬する量は大幅に低減される。そして、気泡噴出部1
5の内部で水と空気が混合する時に発生する騒音も同時
に消音器30によって消音される。空気管路16の空気
吸入口31は浴槽12の手すり部32上面より段差33
を設けて上部に設置されており、吸気口カバー34によ
り水が空気管路16に入りこまないようになっている。
もし水が空気管路16に入った場合でも、膨張型消音器
30の底面35と空気流出管36を空気量調整部17の
方向に向けて徐々に下方勾配をもたせているので、水は
空気量調整部17に流れこみ空気管路16を通って浴槽
12へ戻され、消音器18の内部に水がたまって消音性
能を低下させることはない。ここで、37は水を流すた
めの通水口であってこれは消音器18の内部の仕切り板
38に設けてある。
【0011】また、浴槽12の下部に設けられた第1の
防振ゴムは、気泡噴流による浴槽12の振動を抑制する
とともに、浴槽受け台23への振動伝搬を大きく低減す
る。そして、循環ポンプ13の下部に設けた第2の防振
ゴム22は、循環ポンプ13の振動を抑制するととも
に、浴槽受け台23への伝搬を低減する。このように、
浴槽12と循環ポンプ13の振動が防振されることによ
って、浴槽受け台への振動伝達は抑制され浴室内はもと
より、集合住宅に設置しても階下室における振動騒音は
非常に低くなり、生活騒音の問題となることはない。
【0012】特に消音器18の消音効果と浴槽12と循
環ポンプ13の防振装置の防振効果により、浴室内の騒
音は大きく低減され耳障りな音が消されて快適性がより
向上する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の浴槽装置に
よれば次の効果を奏する。空気量調整部から発生した騒
音は消音器によって消音され、浴室内の騒音は大きく低
減される。また、気泡噴出部から発生した振動は、浴槽
の下部に設けた第1の防振ゴムにより、そして、循環ポ
ンプの振動は、第2の防振ゴムによりそれぞれ防振さ
れ、浴槽受け台への伝達が抑制される。よってこれらの
防振効果により、浴室内の騒音がさらに低減されるとと
もに、浴槽装置を集合住宅に設置しても階下室における
振動騒音は非常に低く、生活騒音の問題となることはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における浴槽装置の側面図
【図2】同装置の空気量調整部の側面断面図
【図3】従来の浴槽装置の側面図
【符号の説明】
12 浴槽 13 循環ポンプ 14 水管路 15 気泡噴出部 16 空気管路 17 空気量調整部 18 消音器 21 第1の防振ゴム 22 第2の防振ゴム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−263858(JP,A) 特開 平4−96750(JP,A) 特開 平3−9751(JP,A) 特開 平2−309951(JP,A) 実開 平3−98854(JP,U) 実開 平3−56441(JP,U) 実開 昭59−126(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽と、この浴槽の内部の水を循環させ
    る循環ポンプと、この循環ポンプと前記浴槽とを連通す
    る水管路と、前記水管路の最下流端部に設けられた気泡
    噴出部と、前記気泡噴出部に連結し空気を吸入する空気
    管路と、前記空気管路の途中に設けられた空気量調整部
    と、前記空気量調整部の上流部に設けられた消音器とを
    備えた浴槽装置。
  2. 【請求項2】 浴槽の下部に設けられた第1の防振ゴム
    と、循環ポンプの下部に設けられた第2の防振ゴムとを
    備えた請求項1記載の浴槽装置。
JP4659791A 1991-03-12 1991-03-12 浴槽装置 Expired - Fee Related JP2730303B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4659791A JP2730303B2 (ja) 1991-03-12 1991-03-12 浴槽装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4659791A JP2730303B2 (ja) 1991-03-12 1991-03-12 浴槽装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04282157A JPH04282157A (ja) 1992-10-07
JP2730303B2 true JP2730303B2 (ja) 1998-03-25

Family

ID=12751713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4659791A Expired - Fee Related JP2730303B2 (ja) 1991-03-12 1991-03-12 浴槽装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2730303B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0668750U (ja) * 1993-03-17 1994-09-27 高木工業株式会社 低騒音気泡発生装置
JP5605753B2 (ja) * 2010-08-24 2014-10-15 株式会社ノーリツ 吸気装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04282157A (ja) 1992-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2730303B2 (ja) 浴槽装置
JP2730302B2 (ja) 浴槽装置
JP2506862Y2 (ja) 気泡浴槽における循環路の防振構造
JPH04282156A (ja) 浴槽装置
JP2556696Y2 (ja) 気泡発生浴槽の空気吸入部の消音構造
JP3069443B2 (ja) 気泡発生浴槽の空気吸入部の消音構造
JP2745740B2 (ja) 気泡噴出装置
JP4492339B2 (ja) 空気配管の消音装置
JP2792171B2 (ja) 気泡水流発生装置
JPH04187152A (ja) 気泡噴出浴槽装置
JP2580918B2 (ja) スピーカ付き浴槽
JPH0715547Y2 (ja) 気泡浴槽付衛生設備室
JPH09308664A (ja) エア−噴流装置を備えた浴槽
JPH076900Y2 (ja) 気泡浴槽
JPS598962A (ja) 気泡振動浴槽の発泡器
JPH0610519A (ja) 浴 室
JP2780415B2 (ja) 気泡噴出装置
JPH03277364A (ja) 気泡噴出浴槽装置
JPH04208158A (ja) 気泡発生浴槽の運転制御方法
JPS5843598B2 (ja) ウエスコポンプ
JPH03158160A (ja) 気泡噴出装置
JPH05293152A (ja) 蒸気噴出装置
JPH076901Y2 (ja) 気泡浴槽付衛生設備室
JPH0737170U (ja) 気泡発生浴槽の空気吸入部の消音構造
JP2585922Y2 (ja) 気泡発生浴槽の空気吸入部の逆流防止構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees