JP2728975B2 - アプリケーションサービス用交換機システム - Google Patents

アプリケーションサービス用交換機システム

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JP2728975B2
JP2728975B2 JP2504684A JP50468490A JP2728975B2 JP 2728975 B2 JP2728975 B2 JP 2728975B2 JP 2504684 A JP2504684 A JP 2504684A JP 50468490 A JP50468490 A JP 50468490A JP 2728975 B2 JP2728975 B2 JP 2728975B2
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重彦 矢澤
剛 金井
秀夫 立枝
尚人 多田
徳裕 有高
昌朋 矢崎
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/42Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker
    • H04Q3/54Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker in which the logic circuitry controlling the exchange is centralised
    • H04Q3/545Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker in which the logic circuitry controlling the exchange is centralised using a stored programme
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2201/00Electronic components, circuits, software, systems or apparatus used in telephone systems
    • H04M2201/38Displays

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はアプリケーションサービス用交換機システム
に関し、特にディスプレイ付き電話機の如き端末を収容
する交換機とこの交換機に接続されアプリケーションサ
ービスのためのプログラムを有する外部アプリケーショ
ンプロセッサとからなるアプリケーションサービス用交
換機システムに関する。
背景技術 アプリケーションサービス用交換機システムではユー
ザが電話機から所要のキー操作を行なうことにより交換
機を経由して外部アプリケーションプロセッサをアクセ
スする。これにより、ユーザは外部アプリケーションプ
ロセッサに用意されているアプリケーションサービスを
受けることができる。アプリケーションサービスとして
は、例えばメッセージの表示サービス、会議室予約サー
ビス、空調制御サービス、照明制御サービスなどがあ
る。
第1図は、従来のアプリケーションサービス用交換機
システムの一例の概略を示す。同図中、アプリケーショ
ンサービス用交換機システムは、ディスプレイ付きディ
ジタル電話機1と、ライン回路2と、交換機3と、外部
アプリケーションプロセッサ4とからなる。電話機1
は、送受話機の機能を有するハンドセット1Aと、種々の
メッセージを表示するディスプレイ1Bと、数字や所要の
記号を付された複数のキーボタンからなるダイヤルボタ
ン群(キーパット)1Cと、アプリケーションサービスを
受ける際に使用するアプリケーションキーボタン1Dとを
有する。
第2図は、電話機1とライン回路2をより詳細に示
す。同図中、電話機1の回線終端部1Eでは、音声信号と
制御信号とが分離統合される。音声信号については、回
線終端部1Eとハンドセット1Aとの間で電話機1のコーダ
/デコーダ1F及び通話回路1Gを介して信号のやりとりが
行なわれる。制御信号については、回線終端部1Eと電話
機1のコントローラ1Hとの間で信号のやりとりが行なわ
れる。なお、制御信号には、アプリケーションサービス
を行なうための信号も含まれている。
コントーローラ1Hには、ディスプレイ1B、ダイヤルキ
ーボタン群1C、アプリケーションキーボタン1D、メモリ
1I及びフックスイッチ1Jが接続されている。コントロー
ラ1Hは、これらのディスプレイ1B、ダイヤルキーボタン
群1C、アプリケーションキーボタン1D、メモリ1I及びフ
ックスイッチ1J間で信号を授受し得る構成となってい
る。
なお、メモリ1Iは、コントローラ1Hでの処理に必要な
プログラムや送受信データを記憶する。フックスイッチ
1Jは、ハンドセット1Aのオフフック状態およびオンフッ
ク状態を検出する。
電話機1は、ライン回路2を介して交換機3に収容さ
れている。即ち、電話機1の送受信部としてのドライバ
1K及びレシーバ1Lは、ライン回路2の対応するレシーバ
2A及びドライバ2Bに接続されている。これらのレシーバ
2A及びドライバ2Bは、回線終端部2Cにて終端される。音
声信号と制御信号とは回線終端部2Cにて分離統合され、
音声信号は交換機3のネットワーク部3Aへ送られる。制
御信号は、イターフェース回路2Dを介して交換機3の共
通制御装置3Bへ送られる。
なお、ディジタル電話機1とライン回路2との間を伝
送されるフレームの構成は、例えばフレームビットFと
制御ビットSとの間に音声ビットV0〜V7を介在させたよ
うな構成になっている。
交換機3の共通制御装置3Bには、所要のアプリケーシ
ョンサービスのためのプログラムをもった外部アプリケ
ーションプロセッサ4が接続されている。アプリケーシ
ョンサービスとしては、例えばメッセージの表示サービ
スや空調制御サービスや照明制御サービス等が考えられ
るが、いずれか1つのサービスに限定される。即ち、外
部アプリケーションプロセッサ4は、特定のアプリケー
ションサービスのためのプログラムだけをもつ。
次に、アプリケーションサービスを行なう際の手順に
ついて、第3図を用いて説明する。先ず、電話機1のユ
ーザがアプリケーションキーボタン1Dを押下操作するこ
とにより、この電話機1から交換機3の共通制御装置3B
へアプリケーションキーボタン押下情報が送られる。交
換機3の共通制御装置3Bがアプリケーションキーボタン
押下情報を受けると、外部アプリケーションプロセッサ
4へアプリケーションサービス起動を送る。これによ
り、外部アプリケーションプロセッサ4から所要の手順
やコメント等の表示情報が交換機3の共通制御装置3Bを
介して電話機1へ返される。この結果、電話機1のディ
スプレイ1B上に上記の表示情報が表示される。
その後、ユーザはこの表示情報に従ってダイヤルキー
ボタンを押す。このキー情報は、交換機3の共通制御装
置3Bを介して外部アプリケーションプロセッサ4へ送ら
れる。これにより、外部アプリケーションプロッサ4に
用意されているアプリケーションサービスを享受し得
る。
なお、その後ユーザがアプリケーションキーボタン1D
を押下操作すると、この情報が電話機1から交換機3の
共通制御装置3Bへ送られ、交換機3の共通制御装置3Bが
アプリケーションサービスコネクション解放指示を与え
る。
しかし、このような従来のアプリケーションサービス
用交換機システムでは、外部アプリケーションプロセッ
サは特定のアプリケーションサービスのためのプログラ
ムしかもっていない。このため、電話機からアプリケー
ションサービスを受けるべく外部アプリケーションプロ
ッサを起動する際に、アプリケーション起動対象が1つ
に限定されてしまう。従って、アプリケーションサービ
ス用交換機システムとしては付加価値の点で問題があ
る。
なお、ディスプレイ1Bは、第4図に示す如く表示情報
を一旦記憶すりための表示用メモリ1B−1と、表示情報
を表示する表示パネル部1B−2と、表示制御を行なう表
示制御部1B−3とからなる。表示用メモリ1B−1には、
現在の表示内容がデータのみが記憶されている。新しい
表示情報が入力されてくると、このメモリ1B−1はその
新しい内容に書き換えられる。第4図中、第1図及び第
2図と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
このため、従来のアプリケーションサービス用交換機
システムでは、アプリケーションサービスのためのメッ
セージ表示中に他の回線から着信があると、発呼者の番
号等の呼制御用表示情報がアプリケーションサービスの
ためのメッセージ表示に代わってディスプレイ1Bの表示
パネル部1B−2に表示されてしまう。この結果、アプリ
ケーションサービスのためのメッセージ表示が消えてし
まい、このメッセージ表示を再表示させることができな
いという問題点もある。
発明の開示 そこで、本発明は、上記の問題を除去した新規、か
つ、有用なアプリケーションサービス用交換機システム
を提供することを概括的目的とする。
本発明の他の目的は、端末と、複数のアプリケーショ
ンサービスを行なうための複数のアプリケーションプロ
グラムを有する少なくとも1つのアプリケーションプロ
セッサと、端末とアプリケーションプロセッサとを接続
する交換機とからなり、端末は前記複数のアプリケーシ
ョンサービスのうち任意の1つのアプリケーションサー
ビスを指定する指定手段を有するアプリケーションサー
ビス用交換機システムを提供することにある。本発明に
よれば、アプリケーションサービス用交換機システムの
もつ付加価値が大幅に向上する。
本発明の他の目的は、端末はディスプレイとアプリケ
ーションサービス用表示情報を格納するための第1のメ
モリエリアと、呼制御用表示情報を格納するための第2
のメモリエリアと、アプリケーションサービス用の表示
と呼制御用の表示とを切り替えるための表示切替手段
と、選択格納の手段とを有し、交換機はディスプレイに
表示する表示情報がアプリケーションサービス用表示情
報であるのか呼制御用表示情報であるのかを識別する表
示識別情報を付加する表示識別情報付加手段を有し、選
択格納手段は交換機から送られてくる表示識別情報に基
づいて第1のメモリエリアにはアプリケーションサービ
ス用表示情報を格納し、第2のメモリエリアには呼制御
用表示情報を格納するアプリケーションサービス用交換
機システムを提供するにある。本発明によれば、アプリ
ケーションサービスのためのメッセージ表示中に他の回
線から着信があり二種類の表示をディスプレイに表示す
る必要があっても、選択的にいずれかの表示を行なえ、
又、前に表示されていたものの再表示も可能である。
本発明の他の目的は、アプリケーションプロセッサは
複数設けられており、端末と複数のアプリケーションプ
ロセッサとの間の接続を排他的に制御するインターフェ
ースプロセッサを更に有するアプリケーションサービス
用交換機システムを提供するにある。本発明によれば、
端末と複数のアプリケーションプロセッサとの間で排他
的制御を行なうことができるので、交換機と複数のアプ
リケーションプロセッサとの連携したアプリケーション
サービス用交換機システムの処理能力の向上を図ること
ができる。
更に本発明の目的及び特長は、以下図面と共に述べる
説明より明らかとなろう。
図面の簡単な説明 第1図は従来のアプリケーションサービス用交換機シ
ステムの一例を示すブロック図、 第2図は第1図に示す電話機及びライン回路をより詳
細に示すブロック図、 第3図は第1図に示す従来例の動作説明用タイムチャ
ート、 第4図は第1図に示すディスプレイをより詳細に示す
ブロック図、 第5図は本発明になるアプリケーションサービス用交
換機システムの第1実施例を示すブロック図、 第6図は第5図に示す第1実施例の構成をより詳細に
示すブロック図、 第7図は第1実施例の動作説明用タイムチャート、 第8図は本発明になるアプリケーションサービス用交
換機システムの第2実施例を示すブロック図、 第9図は第8図に示す第2実施例の構成をより詳細に
示すブロック図、 第10A図、第10B図及び第10C図は夫々第2実施例の動
作を説明するための図、 第11図は本発明になるアプリケーションサービス用交
換機システムの第3実施例を示すブロック図、 第12図は第11図に示す端末管理テーブルの一実施例を
示す図、 第13図は第3実施例の動作説明用タイムチャート、 第14図はアプリケーションサービスの具体例のサービ
ス制御手順を説明するための概略ブロック図、 第15A図、第15B図及び第15C図は夫々サービス制御手
順を説明するためのタイムチャートである。
発明を実施するための最良な形態 第5図は、本発明になるアプリケーションサービス用
交換機システムの第1実施例の概略を示す。同図中、第
1図と実質的に同じ部分には同一符号を付す。
第5図に示すアプリケーションサービス用交換機シス
テムは、ディスプレイ1B付ディジタル電話機1と、ライ
ン回路2と、交換機3と、外部アプリケーションプロセ
ッサ4とからなる。外部アプリケーションプロセッサ4
は、複数のアプリケーションサービスを行なうためのプ
ログラムを有する。ユーザは、電話機1において所要の
キー操作を行なうことにより、電話機1から交換機3を
経由して外部アプリケーションプロセッサ4をアクセス
して外部アプリケーションプロセッサ4に用意されてい
るアプリケーションサービスを享受し得る。
電話機1は、送受話機の機能を有するハンドセット1A
と、種々のメッセージを表示するディスプレイ1Bと、数
字や所要の記号を符された複数のキーボタンからなるダ
イヤルキーボタン群(キーパッド)1Cと、アプリケーシ
ョンサービスを受けるときに使用するアプリケーション
キーボタン1Dとを有している。
本実施例では、外部アプリケーションプロセッサ4に
複数(n)のアプリケーションサービスが用意されてい
る。従って、電話機1で複数のアプリケーションサービ
スのうち所望のアプリケーションサービスを指定しなけ
ればならないが、上記のアプリケーションキーボタン1D
とダイヤルキーボタン群1Cとで複数のアプリケーション
サービスのうち所望のアプリケーションサービスを指定
する際のアプリケーションサービス指定手段1Mを構成す
る。
ライン回路2は、電話機1と交換機3との間に介装さ
れている。
交換機3は、通話路としてのネットワーク部3Aと、こ
のネットワーク部3Aのスイッチング制御等を行なう共通
制御装置3Bとを有する。共通制御装置3Bは、所望のアプ
リケーションサービスを指定するための情報を電話機1
から受信する手段3B−1と、アプリケーションサービス
指定情報を外部アプリケーションプロセッサ4へ転送す
る手段3B−2とを有する。
外部アプリケーションプロセッサ4には、複数のアプ
リケーションサービスのための複数のアプリケーション
ケーションプログラム部4A−1,…,4A−nが用意されて
いる。又、外部アプリケーションプロセッサ4は、交換
機3から転送されてきたアプリケーションサービス指定
情報に基づいて所望のアプリケーションサービスを選択
する手段4Bを有する。
本実施例では、ユーザが電話機1のアプリケーション
サービス指定手段1Mで複数のアプリケーションサービス
のうち所望のアプリケーションサービスを指定すると、
その旨の情報がライン回路2を介して交換機3の共通制
御装置3Bへ送られる。この共通制御装置3Bでは、電話機
1からのアプリケーションサービス指定情報を受信し、
更にこのアプリケーションサービス指定情報を外部アプ
リケーションプロセッサ4へ転送する。
その後は、外部アプリケーションプロセッサ4で、交
換機3から転送されてきたアプリケーションサービス指
定情報に基づいて所望のアプリケーションサービスを選
択することが行なわれる。
第6図は、第5図に示す実施例をより詳細に示す。
電話機1は、ハンドセット1Aと、ディスプレイ1Bと、
ダイヤルキーボタン群1Cと、アプリケーションキーボダ
ン1Dと、回線終端部1Eと、コーダ/デコーダ1Fと、通話
回路1Gと、コントローラ1Hと、メモリ1Iと、フックスイ
ッチ1Jと、ドライバ1Kと、レシーバ1Lとからなる。電話
機1の構成要素は従来のものと同じであり、その説明は
省略する。
本実施例では、外部アプリケーションプロセッサ4に
複数(n)のアプリケーションサービスが用意されてい
る。このため、電話機1で複数のアプリケーションサー
ビスのうち所望のアプリケーションサービスを指定する
必要があり、このために使用されるのがアプリケーショ
ンキーボタン1Dとダイヤルキーボタン群1Cである。従っ
て、これらのアプリケーションキーボタン1Dとダイヤル
キーボタン群1Cとで、複数のアプリケーションサービス
のうち所望のアプリケーションサービス指定するための
アプリケーションサービス指定手段1Mを構成する。
電話機1は、ライン回路2を介して交換機2に収容さ
れている。即ち、電話機1の送受信部としてのドライバ
1K及びレシーバ1Lはライン回路2の対応するレシーバ2A
及びドライバ2Bに接続されている。これらのレシーバ2A
及びドライバ2Bは、回線終端部2Cにて終端される。回線
終端部2Cにて音声信号と制御信号とが分離統合され、音
声信号は交換機3のネットワーク部3Aへ送られ、制御信
号はインターフェース回路2Dを介して交換機3の共通制
御装置3Bへ送られる。
なお、ディジタル電話機1とライン回路2との間を伝
送されるフレーム構成は従来と同じであり、アプリケー
ションサービス情報等の制御情報は制御ビットSに入れ
られる。
交換機3は、従来と同様、通話路としてのネットワー
ク部3Aと、このネットワーク部3Aのスイッチング制御等
を行なう共通制御装置3Bとを有する。しかし、共通制御
装置3Bには、所望のアプリケーションサービスを指定す
るための情報を電話機1から受信する手段3B−1と、ア
プリケーションサービス指定情報を外部アプリケーショ
ンプロセッサ4へ転送する手段3B−2とが設けられてい
る。
交換機3の共通制御装置3Bには外部アプリケーション
プロセッサ4が接続されている。この外部アプリケーシ
ョンプロセッサ4は、複数のアプリケーションサービス
のための複数のアプリケーションプログラム部4A−1,
…,4A−nと、交換機3の共通制御装置3Bから転送され
てきたアプリケーションサービス指定情報に基づいて所
望のアプリケーションサービスを選択する手段としての
プロトコル制御部4Bとを有する。
複数のアプリケーションプログラム部4A−1,…,4A−
nで提供されるアプリケーションサービスとしては、例
えばメッセージの表示サービス、空調制御サービス、照
明制御サービス等が考えられる。
次にアプリケーションサービスを行なう際の手順につ
いて、第7図を用いて説明する。先ず、ユーザは電話機
1においてアプリケーションキーボタン1Dを押下操作す
ることにより、この電話機1から交換機3の共通制御装
置3Bへアプリケーションキーボタン押下情報を送る。交
換機3の共通制御装置3Bがアプリケーションキーボタン
押下情報を受けると、電話機1へアプリケーションサー
ビス指定可表示情報を送り、これにより電話機1のディ
スプレイ1B上にその旨の表示がなされる。
その後、ユーザは上記表示を確認してから電話機1の
ダイヤルキーボタン群1Cを操作して所望のアプリケーシ
ョンサービス番号を指定する。
このようにして、複数のアプリケーションサービスの
うち所望のアプリケーションサービスを指定すると、交
換機3の共通制御装置3Bではこれを受けて外部アプリケ
ーションプロセッサ4へアプリケーションサービス起動
と指定されたアプリケーションサービス番号とを送る。
これにより、外部アプリケーションプロセッサ4から所
要の手順やコメント等の表示情報が交換機3の共通制御
装置3Bを介して電話機1へ返される。この結果、電話機
1のディスプレイ1Bに上記の表示情報が表示される。
その後ユーザは、表示情報に従ってダイヤルキーボタ
ンを押す。すると、このキー情報が交換機3の共通制御
装置3Bを介して外部アプリケーションプロセッサ4へ送
られる。これにより、外部アプリケーションプロセッサ
4に用意された電話機1にて指定されたアプリケーショ
ンサービスを享受し得る。
なお、ユーザはその後アプリケーションキーボタン1D
を押下操作してこの情報を電話機1から交換機3の共通
制御装置3Bへ送り、更に交換機3の共通制御装置3Bがこ
の情報に基づきアプリケーションサービスコネクション
解放指示を与える。
このように、本実施例では外部アプリケーションプロ
セッサ4に複数のアプリケーションサービスを用意し、
かつ、電話機1を通じアプリケーション起動対象を複数
指定できるよう構成されているので、アプリケーション
サービス用交換機システムのもつ付加価値が大幅に向上
する。
次に、本発明になるアプリケーションサービス用交換
機システムの第2実施例を第8図と共に説明する。同図
中、第5図及び第6図と実質的に同じ部分には同一符号
を付し、その説明は省略する。
第8図において、電話機1はハンドセット1Aと、ディ
スプレイ1Bと、ダイヤルキーボタン群1Cと、アプリケー
ションキーボタン1Dと、回線終端部1Eと、音声信号処理
部1FGと、コントローラ1Hとメモリ1Iと、表示切替手段1
Pとを有する。
音声処理部1FGは、コーダ/デコーダや通話回路の機
能を有する。又、コントローラ1Hには、ディスプレイ1B
と、ダイヤルキーボタン群1Cと、アプリケーションキー
ボタン1Dと、メモリ1Iと、表示切替手段1Pとが接続され
ている。コントローラ1Hは、これらのディスプレイ1B
と、ダイヤルキーボタン群1Cと、アプリケーションキー
ボタン1Dと、メモリ1Iと、表示切替手段1Pとの間で信号
を授受し得る。
メモリ1Iには、アプリケーションサービス用表示情報
を格納するための第1メモリエリア1I−1と、呼制御用
表示情報を格納するための第2メモリエリア1I−2とが
設けられている。
表示切替手段1Pは、アプリケーションサービス用の表
示と呼制御用の表示とを切り替えるために設けられてい
る。
コントローラ1Hは、交換機3から送られてくる表示識
別情報に基づいて第1メモリエリア1I−1にはアプリケ
ーションサービス用表示情報を格納し、第2メモリエリ
ア1I−2には呼制御用表示情報を格納する、選択格納手
段1H−1の機能を有する。
交換機3は、ネットワーク部3Aと共通制御装置3Bとか
らなり、この共通制御装置3Bには所要のアプリケーショ
ンサービスのためのプログラムをもった外部アプリケー
ションプロセッサ4が接続されている。更に、交換機3
の共通制御装置3Bには電話機へ送出する表示情報がアプ
リケーションサービス用表示情報であるのか呼制御用表
示情報であるのかを識別する表示識別情報を付加する表
示識別情報付加手段3B−3が設けられている。
本実施例では、ユーザがアプリケーションサービスを
受ける際には電話機1のディスプレイ1B上の表示に従い
電話機1において所要のキー操作を行なう。これによ
り、ユーザは電話機1から交換機3を経由して外部アプ
リケーションプロセッサ4をアクセスする。しかし、他
の回線に着信があると、交換機3の表示識別情報付加手
段3B−3からの表示識別情報を電話機1のコントローラ
1Hの選択格納手段1H−1が受け、第2メモリエリア1I−
2に発呼者番号等の呼制御用表示情報が格納される。
又、ディスプレイ1B上には、アプリケーションサービス
用の表示に代えて呼制御用表示情報が表示される。な
お、この状態では、アプリケーションサービス用表示情
報は第1メモリエリア1I−1に格納されている。
その後、再度アプリケーションサービス用の表示内容
をディスプレイ1B上に表示するには、ユーザが表示切替
手段1Pを切替操作する。これにより、呼制御用表示から
再度アプリケーションサービス用の表示に切り替わる。
第9図は、第8図に示す実施例をより詳細に示す。第
9図中、第6図と実質的に同じ部分には同一符号を付
し、その説明は省略する。
ディスプレイ1Bは、表示用メモリ1B−1と、表示パネ
ル部1B−2と、表示制御部1B−3とからなる。
交換機3の共通制御装置3Bは、電話機1へ送出する表
示情報がアプリケーションサービス用表示情報であるの
か呼制御用表示情報であるのかを識別する表示識別情報
を付加する表示識別情報付加手段3B−3の機能を有して
おり、この表示識別情報は制御チャンネルにいれて送ら
れる。
ユーザがアプリケーションサービスを受けるには、先
ず、電話機1においてアプリケーションキーボタン1Dを
押下操作することによりこの電話機1から交換機3の共
通制御装置3Bへアプリケーションキーボタン押下情報を
送る。交換機3の共通制御装置3Bがアプリケーションキ
ーボタン押下情報を受けると、外部アプリケーションプ
ロセッサ4へアプリケーションサービス起動を送る。こ
れにより、外部アプリケーションプロセッサ4から所要
の手順やコメント等の表示情報およびアプリケーション
サービス用表示情報である旨の表示識別情報が交換機3
の共通制御装置3Bを介して電話機1へ返される。これに
より、電話機1のディスプレイ1B上にアプリケーション
サービス用の表示情報が表示される。即ち、交換機3の
表示識別情報付加手段3B−3からの表示識別情報を電話
機1のコントロール1Hの選択格納手段1H−1が受けて、
第1メモリエリア1I−1にアプリケーションサービス用
の表示情報が格納されると共に、ディスプレイ1B上にア
プリケーションサービス用の表示情報が表示される。
その後ユーザは、この表示情報に従ってダイヤルキー
ボタンを押す。すると、このキー情報が交換機3の共通
制御装置3Bを介して外部アプリケーションプロセッサ4
へ送られる。これにより、ユーザは外部アプリケーショ
ンプロセッサ4に用意されているアプリケーションサー
ビスを享受し得る。
なお、このとき表示情報は、アプリケーションサービ
ス中何らかの異常、例えば制御センタ等がダウンした場
合にも、同様の要領で第1メモリエリア1I−1に記憶さ
れると共に、例えば第10A図に示す如く「センターダウ
ン」とディスプレイ1Bの表示パネル部1B−2に表示され
る。
ところで、もし他の回線から着信があると、交換機3
の表示識別情報付加手段3B−3からの呼制御用表示情報
である旨の表示識別情報を電話機1のコントロール1Hの
選択格納手段1H−1が受ける。これにより、第2メモリ
エリア1I−2に発呼者番号等の呼制御用表示情報が格納
されると共に、ディスプレイ1Bの表示パネル部1B−2上
にはアプリケーションサービス用の表示に代わって例え
ば第10B図に示す「3333」の如き呼制御用表示情報が表
示される。なお、この状態では、アプリケーションサー
ビス用表示情報は第1メモリエリア1I−1に格納されて
おり消去されていない。
その後、再度アプリケーションサービス用の表示内容
をディスプレイ1B上に表示するには、ユーザが表示切替
スイッチ1Pを切替操作する。これにより、第10C図に示
す如く呼制御用表示から再度「センターダウン」なるア
プリケーションサービス用の表示に切り替わる。
このように、本実施例ではアプリケーションサービス
のためのメッセージ表示中に他の回線から着信があっ
て、二種類の表示をディスプレイに表示しなければなら
ない場合でも、選択的にいずれの表示(再表示を含む)
を行なえる。このため、アプリケーションサービス用交
換機システムの付加価値を大幅に向上できる。
以上説明した実施例においては、アプリケーションサ
ービスのためのプログラムを有する外部アプリケーショ
ンプロセッサが1つ交換機に接続されている。しかし、
複数のアプリケーションサービスを用意する場合、交換
機に複数のアプリケーションプロセッサを接続すること
が考えられる。この様に複数のアプリケーションプロセ
ッサによりアプリケーションサービスを実現する場合、
同一端末(電話機)に対する複数のアプリケーションプ
ロセッサからの出力要求が同時に発生することも考えら
れ、出力要求の排他制御が必要となる。例えば、あるア
プリケーションがある電話機のディスプレイに表示を行
いユーザからの入力を持っている状態で、他のアプリケ
ーションが同一ディスプレイに表示を行うと、ユーザが
混乱するばかりでなく、誤動作の原因ともない得る。
又、1つの端末から入力されたデータは、特定のアプリ
ケーションプロセッサにのみ通知する必要がある。
ところが、従来のアプリケーションサービス用交換機
システムでは、端末入出力インターフェースを開放して
いる交換機は一台のアプリケーションプロセッサとの連
携しか考慮していない。このため、複数のアプリケーシ
ョンプロセッサからの同一の端末に対する出力要求の排
他制御を行なったり、端末からの入力データを特定のア
プリケーションプロセッサへ通知するといったことは行
なっていない。従って、同一端末に対する出力要求が複
数のアプリケーションプロセッサから同時に発生して異
常動作の原因となってしまうという問題がある。又、1
つの端末からの入力データを全てのアプリケーションプ
ロセッサに通知してしまい、入力データを必要としない
アプリケーションプロセッサにまで無駄な通知を行なっ
てしまうという問題もある。
そこで、これらの問題を解決できる本発明になるアプ
リケーションサービス用交換機システムの第3実施例に
ついて説明する。第11図は第3実施例を示す。同図中、
アプリケーションサービス交換機システムは、複数の端
末111〜11mからなる端末群11と、交換機12と、複数のア
プリケーションプロセッサ151〜15nからなるアプリケー
ションプロセッサ群15とを有する。交換機12は、ライン
回路12−11〜12−1mと、通話路スイッチ12−2と、通信
制御プロセッサ13と、インターフェースプロセッサ14と
からなる。インターフェースプロセッサ14は本実施例の
要部を構成するものであり、端末管理テーブル14−1を
有する。
通信制御プロセッサ13は、端末111〜11mの接続制御を
行なう。
インターフェースプロセッサ14は、アプリケーション
プロセッサ群15のアプリケーションプロセッサから通知
された端末、デバイス、デバイス使用者及び排他フラグ
を端末管理テーブル14−1に登録したり、端末およびデ
バイスを通信制御プロセッサ13に通知して保持させた
り、通信制御プロセッサ11から通知されたデバイスにつ
いて端末管理テーブル14−1を検索して登録されている
デバイス使用者のアプリケーションプロセッサにのみ排
他的に通知したり、デバイス使用者のアプリケーション
プロセッサから通知された出力要求を該当する端末のデ
バイスに出力したりなどするものである。
なお、デバイスとは、端末に設けられたランプなどの
表示デバイスのことを言う。
端末管理テーブル14−1は、端末およびデバイスに対
応づけてデバイス使用者および排他フラグなどを登録す
るテーブルである。
アプリケーションプロセッサ151〜15nは、端末のデバ
イスとの間で入出力を行なって各種アプリケーションサ
ービスを提供するコンピュータである。
先ず、本実施例の動作を簡単に説明する。第11図に示
すように、端末111〜11mの接続制御を行う通信制御プロ
セッサ13と複数のアプリケーションプロセッサ151〜15n
との間にインターフェースプロセッサ14を配置してあ
る。このインターフェースプロセッサ14内に端末管理テ
ーブル14−1を設け、アプリケーションプロセッサから
通知された端末、デバイス、デバイス使用者及び排他フ
ラグを登録すると共に、少なくともデバイスを通信制御
プロセッサ13に通知して保持させる。端末からのデバイ
ス入力を検出した通信制御プロセッサ13より通知を受け
たインターフェースプロセッサ14は、端末管理テーブル
14−1を検索して登録されているデバイス使用者のアプ
リケーションプロセッサにのみ排他的に通知したり、ア
プリケーションプロセッサからのデバイス出力要求の通
知を受けたインターフェースプロセッサ14が端末管理テ
ーブル14−1を検索してデバイス使用者であると判明し
たときに該当する端末のデバイスに排他的に出力したり
する。
従って、アプリケーションプロセッサが端末、デバイ
ス、デバイス使用者及び排他フラグを端末管理テーブル
14−1に登録することにより、端末からのデバイス入力
に対応してこの登録したデバイス使用者のアプリケーシ
ョンプロセッサにのみ排他的にデバイス入力情報を通知
したり、アプリケーションプロセッサからの出力要求に
対応してこれに登録したデバイス使用者のアプリケーシ
ョンプロセッサのときのみ排他的に出力要求を該当する
端末のデバイスに出力したりする。これにより、交換機
13と複数のアプリケーションプロセッサ151〜15nとが連
携したアプリケーションサービス用交換機システムの処
理能力の向上を図ることが可能となる。
次に、第11図から第13図を用いて本実施例の構成およ
び動作を順次より詳細に説明する。
第11図において、端末111〜11mはアプリケーションサ
ービス対象の端末である。例えば、端末111には例えば
「1234」なる電話番号が付与されている。
交換機12は、端末111〜11mを接続して交換処理などを
行なうものであって、端末111〜11mを接続して収納する
ライン回路12−11〜12−1mと、ライン回路12−11〜12−
1mを相互に接続する通話路スイッチ12−2と、ライン回
路12−11〜12−1mに接続された端末111〜11mの接続、保
留中、切断などの状態を監視・制御する通信制御プロセ
ッサ13とから構成されている。
インターフェースプロセッサ14は、通信制御プロセッ
サ13と複数のアプリケーションプロセッサ151〜15nとの
間に配置され、第13図に示す如く通信制御プロセッサ13
からの通知に対応して端末管理テーブル14−1を検索し
て登録されているデバイス使用者であるアプリケーショ
ンプロセッサにのみデバイス入力情報(端末、デバイ
ス)を通知したりする。インターフェースプロセッサ14
とアプリケーションプロセッサ151〜15nとの間の通知
は、アプリケーションプロセッサ151〜15nが理解し得る
フォーマットのメッセージを用いて行い、回線(例えば
専用回線)を介して相互に通知する。インターフェース
プロセッサ14の内部に設けた端末管理テーブル14−1
は、端末およびデバイスに対応づけてデバイス使用者お
よび排他フラグなどを登録するテーブルである。排他フ
ラグがONの場合には、既に他のアプリケーションプロセ
ッサが使用権を獲得しているために更に使用権を獲得す
ることができない。これにより、排他フラグをONにした
デバイス使用者のアプリケーションプロセッサのみが排
他的に登録した端末のデバイスからのデバイス入力情報
を通知を受けたりデバイス出力要求を該当する端末のデ
バイスに出力したりする入出力が可能となる。
アプリケーションプロセッサ群15は、複数のアプリケ
ーションプロセッサ151〜15nから構成され、端末のデバ
イスとの間で入出力を行って各種アプリケーションサー
ビスを夫々行うものである。これら各種アプリケーショ
ンサービスは、アプリケーションプロセッサ151〜15n
の複数のアプリケーションプログラムが夫々行なうよう
にしている。
第12図は、端末管理テーブル14−1の一実施例を示
す。同図中、端末管理テーブル14−1は、端末デバイス
アドレスとして、例えば「1234」なる端末の電話番
号、例えばランプ、ボタン、ディスプレイなどの端末の
デバイス種別及び同種のデバイスがある場合のデバイス
番号を登録する。デバイス使用者として、デバイス使
用者コンピュータアドレスを登録する。排他フラグ
は、当該エントリを排他的に使用権を獲得した旨を表す
フラグであって、これがONのときは他のアプリケーショ
ンプロセッサはここに登録した端末のデバイスとの間の
入出力が禁止される。ここでは、例えば電話番号「123
4」、デバイス種別「ランプ」、デバイス番号「2」、
デバイス使用者「CA1」のエントリに対して排他フラグ
がONに登録されているので、この端末に対してCA1のコ
ンピュータアドレスを持つアプリケーションプロセッサ
以外のアプリケーションプロセッサは登録できず、結果
として入出力が禁止されて排他制御が行われる。
次に、第13図を用いて第11図の動作を詳細に説明す
る。ここで、アプリ(1)及びアプリ(2)は、異なる
アプリケーションプロセッサ151及び152のアプリケーシ
ョンプログラムであって、各種アプリケーションサービ
スを提供する。TCSIはテレコミュニケーション・アンド
・コンピュータサービス・インターフェースの略であっ
て、第11図に示すインターフェースプロセッサ14に対応
する。PBXは交換機12に対応する。
第13図において、ステップは通知条件登録の通知を
行う。一例として、ステップではアプリ(1)が例え
ば端末「1234」及びランプ「2」をパラメータとして通
知条件登録をインターフェースプロセッサ14に通知す
る。
ステップは、所望の端末のデバイスが使用可か否か
を判別する。一例として、ステップは端末管理テーブ
ル14−1を検索し、ステップで通知を受けた例えば端
末「1234」及びランプ「2」のエントリの排他フラグが
OFFであるか否か(あるいは登録されていないか)を判
別する。排他フラグがOFFで、端末「1234」のランプ
「2」が使用されておらず使用可の場合には、ステップ
の判別結果はYESであり動作はステップへ進む。ス
テップの判別結果がNOの場合には、端末「1234」のラ
ンプ「2」が使用不可であるためPBX及び端末管理テー
ブル14−1への登録はできず、その旨をアプリケーショ
ンプロセッサ151へ返答する。
ステップは、デバイスをPBXへ登録する。一例とし
てステップで使用可と判別された「1234」及びランプ
「2」(あるいはランプ「2」のみ)をPBXへ通知して
登録する。
ステップは、ステップの実行に並行して端末管理
テーブル14−1への登録を行なう。この場合、排他フラ
グの登録は除く。端末管理テーブル14−1への登録は、
例えば第12図中エントリに示すように登録する。
ステップは、通知条件が排他か否かを判別する。一
例としてステップはステップでアプリ(1)から排
他通知条件が通知されたか否かを判別する。ステップ
の判別結果がYESの場合には、ステップで端末管理テ
ーブル14−1のエントリの排他フラグをONに登録し、
アプリ(1)が端末「1234」のランプ「2」との間で入
出力を排他的に行うように登録しておく。ステップの
判別結果がNOの場合には、ステップでエントリの排
他フラグをOFFにし、通知条件を共用に設定しておく。
以上の手順によって、インターフェースプロセッサ14
内の端末管理テーブル14−1に端末、デバイス、デバイ
ス使用者及び排他フラグの登録を行う。
ステップでは、アプリ(2)が例えば端末「1234」
及びランプ「2」をパラメータとした通知条件登録をイ
ンターフェースプロセッサ14に通知する。
ステップは、所望の端末デバイスが使用可か否かを
判別する。この場合には、同じ端末及びデバイスについ
て既にステップで登録がなされて排他フラグがONと登
録されているので、ステップの判別結果はNOとなりス
テップで使用不可通知NGをアプリ(2)に対して行な
う。
以上のように、端末管理テーブル14−1の排他フラグ
をONに登録した場合、他のアプリケーションプログラム
がこれを獲得することができず、アプリケーションプロ
セッサ151〜15nと端末111〜11mとの入出力について排他
制御を行うことが可能となる。
次に、ステップからステップを用いて端末111〜1
1mからの入力情報をアプリ(1)などに通知する場合、
及びステップからステップを用いて端末111〜11m
らの入力情報をアプリ(1)などに通知しない場合につ
いて、第12図の端末管理テーブル14−1を参照して説明
する。
先ずステップからステップの説明をする。
ステップでは、ユーザが端末「1234」のデバイスで
あるボタン「2」を押下してボタン入力を行なう。
ステップは、ボタン入力と同じ内容が通信制御プロ
セッサ13内に登録されているか否かを判別する。一例と
して、ステップはステップで入力された端末「123
4」のボタン「2」が通信制御プロセッサ13内に登録さ
れているか否かを判別する。(あるいはボタン「2」の
みが登録されているか否かを判別する)。ここではステ
ップの判別結果がYESであるので、ステップで端末
「1234」及びボタン「2」をインターフェースプロセッ
サ14へ通知する。一方ステップの判別結果がNOの場合
には、何もしない。
ステップは、ステップの通知に対応して、該端末
に関する登録が端末管理テーブル14−1にあるか否かを
判別する。一例として、ステップはステップで通知
を受けた端末「1234」のボタン「2」が端末管理テーブ
ル14−1に登録されているか否かを判別する。ここで
は、第12図の端末管理テーブル14−1に示すようにエン
トリが登録されているのでステップの判別結果はYE
Sとなり、ステップで端末「1234」及びボタン「2」
をデバイス使用者(アドレスCA2)であるアプリ(1)
に通知する。これにより、端末「1234」のボタン「2」
の押下に対応して、予め端末管理テーブル14−1に登録
したデバイス使用者であるアプリ(1)のみに排他的に
端末入力情報を通知することが可能となる。
次に、ステップからステップの説明をする。
ステップでは、ユーザが端末「5678」のデバイスで
あるボタン「2」を押下してボタン入力を行う。
ステップは、ボタン入力と同じ内容が通信制御プロ
セッサ13内に登録されているか否かを判別する。一例と
してステップはステップで入力された端末「5678」
のボタン「2」(あるいはボタン「2」)が通信制御プ
ロセッサ13内に登録されているか否かを判別する。ここ
ではステップの判別結果がYESであり、ステップで
端末「5678」及びボタン「2」をインターフェースプロ
セッサ14へ通知する。一方、ステップの判別結果がNO
の場合には、何もしない。
ステップは、ステップの通知に対応して、該端末
に関する登録が端末管理テーブル14−1にあるか否かを
判別する。一例として、ステップはステップで通知
を受けた端末「5678」のボタン「3」が端末管理テーブ
ル14−1に登録されているか否かを判別する。ここで
は、第12図の端末管理テーブル14−1に対応するエント
リが登録されていないので、ステップの判別結果はNO
となり、何もしない。
次に、ステップからステップを用いてアプリ
(1)が端末「1234」のランプ「2」を点灯する手順を
説明する。
ステップでは、アプリ(1)が端末「1234」のラン
プ「2」に対するランプ出力要求をインターフェースプ
ロセッサ14に通知する。
ステップは、出力要求の対象である端末のデバイス
が使用可か否かを判別する。一例として、ステップは
第12図端末管理テーブル14−1を検索し、ステップで
通知した端末「1234」のランプ「2」の出力要求が登録
されているか否かを判別する。ここでは、エントリが
第12図に示すように登録されているので、ステップの
判別結果はYESとなり、ステップで端末「1234」のラ
ンプ「2」の出力要求を通信制御プロセッサ13に通知す
る。
ステップでは、通信制御プロセッサ14が端末111
発呼してランプ「2」を点灯する。
以上のように、アプリケーションプロセッサからのデ
バイス出力要求に対応するエントリが端末管理テーブル
14−1に登録されている場合に、該当する端末のデバイ
スに対して出力を行なうことにより、あるアプリケーシ
ョンプロセッサが端末管理テーブル14−1に登録した端
末のデバイスに対して排他的に出力を行なうことが可能
となる。
又、アプリケーションプロセッサ151は、端末のデバ
イスの使用を終了すると使用権の開放通知をインターフ
ェースプロセッサ14に通知し、端末管理テーブル14−1
の該当するエントリの排他フラグをOFFに登録する。こ
れ以降は、他のアプリケーションプロセッサ152〜15n
この端末のデバイスに対して排他フラグをONにして専用
使用権を獲得することが可能となる。
以上説明したように、本実施例によれば、端末のデバ
イスとあるアプリケーションプロセッサとの間の入出力
を排他制御することができ、交換機と複数のアプリケー
ションプロセッサとが連携したアプリケーションサービ
ス用交換機システムの処理能力の向上を図ることができ
る。
なお、第11図において、インターフェースプロセッサ
14は交換機13の一部として図示してある。しかし、イン
ターフェースプロセッサ14は、交換機12に外付けされる
アダプタの形態をとっても良いことは言うまでもない。
次に、アプリケーションサービスの具体例及び夫々の
サービス概要とサービス制御手順について説明する。
アプリケーションサービスの一例として、宅急便荷物
配送状況の問い合わせサービスがある。この宅急便荷物
配送状況の問い合わせサービスは、宅急便の会社におい
て顧客からの荷物の配送状況の問い合わせに対して行な
うサービスであり、アプリケーションプロセッサ(ホス
トコンピュータ)で管理している荷物の配送状況の検索
を電話機ディスプレイとダイヤルキーパッドとを用いて
行なう。この場合のサービス制御手順を説明する。先
ず、オペレータは宅急便の会社において顧客からの問い
合わせを電話で受けると、通話状態のままで電話機のサ
ービスキーによりサービスコードを入力するかファンク
ションキーによりサービスを指定する。これにより、ア
プリケーションプロセッサの宅急便荷物配送状況の問い
合わせサービスが起動される。起動されたサービスプロ
グラムは、顧客の受付番号の入力を要求するメッセージ
を電話機のディスプレイに表示する。オペレータは、デ
ィスプレイに表示されたメッセージに応答して顧客との
会話により受付番号を聞き、受付番号をダイヤルキーパ
ッドから入力する。アプリケーションプロセッサは、入
力された受付番号に基づいて荷物の状況を検索してその
検索結果を電話機のディスプレイに表示する。オペレー
タは、顧客との会話によりディスプレイに表示された荷
物の状況を顧客に伝える。
次に、会議室予約サービスについて説明する。会議室
予約サービスは、アプリケーションプロセッサ(コンピ
ュータ)により管理されている会社内の会議室の予約管
理データベースをアクセスして予約状態の問い合わせ及
び/又は予約登録を行なうサービスである。
この場合のサービス制御手順を説明する。先ず、ユー
ザは電話機のサービスキーによりサービスコードを入力
するかファンクションキーによりサービスを指定する。
これによりアプリケーションプロセッサの会議室予約サ
ービスが起動される。起動されたサービスプログラム
は、予約を行なう日時の入力を要求するメッセージを電
話機のディスプレイに表示する。ユーザは、ディスプレ
イに表示されたメッセージに応答して日時をダイヤルキ
ーパッドから入力する。アプリケーションプロセッサ
は、入力された日時に基づいて会議室の予約管理データ
ベースをアクセスし、空き会議室があればユーザの確認
を求めるメッセージをディスプレイに表示する。ユーザ
がディスプレイに表示されたメッセージに応答して確認
した旨をキーにより入力すると、アプリケーションプロ
セッサは確認された会議室の予約日時を登録する。
次に、会社の出退勤管理サービスについて説明する。
出退勤管理サービスは、電話機から会社の出退勤管理を
行なうアプリケーションプロセッサ(コンピュータ)を
アクセスして出勤及び退勤時刻の登録を行なうサービス
である。
この場合のサービス制御手順を説明する。先ず、ユー
ザ(従業員)は電話機のサービスキーによりサービスコ
ードを入力するかファンクションキーによりサービスを
指定する。これによりアプリケーションプロセッサの出
退勤管理サービスが起動される。起動されたサービスプ
ログラムは、従業員番号及びパスワードの入力を要求す
るメッセージを電話機のディスプレイに表示する。ユー
ザは、ディスプレイに表示されたメッセージに応答して
従業員番号及びパスワードをダイヤルキーパッドから入
力する。アプリケーションプロセッサは、入力された従
業員番号及びパスワードをチェックしてパスワードが正
しければ出勤又は退勤時刻を登録し、登録が完了した旨
のメッセージをディスプレイに表示する。
次に、弁当予約サービスについて説明する。弁当予約
サービスは、電話機から弁当注文管理を行なうアプリケ
ーションプロセッサ(コンピュータ)をアクセスして弁
当注文を行なうサービスである。
この場合のサービス制御手順を説明する。先ず、ユー
ザは電話機のサービスキーによりサービスコードを入力
するかファンクションキーによりサービスを指定する。
これにより、アプリケーションプロセッサの弁当予約サ
ービスが起動される。起動されたサービスプログラム
は、課コード及びパスワードの入力を要求するメッセー
ジを電話機のディスプレイに表示する。ユーザは、ディ
スプレイに表示されたメッセージに応答して課コード及
びパスワードをダイヤルキーパッドから入力する。アプ
リケーションプロセッサは、入力された課コード及びパ
スワードをチェックしてパスワードが正しければ弁当の
メニューをディスプレイに表示する。又、アプリケーシ
ョンプロセッサは、弁当の種類及び個数の入力を要求す
るメッセージをディスプレイに表示する。ユーザは、デ
ィスプレイに表示されたメニュー及びメッセージに応答
して弁当の種類及び個数をダイヤルキーパッドから入力
する。アプリケーションプロセッサは、ユーザの入力の
確認を求めるメッセージをディスプレイに表示する。ユ
ーザがディスプレイに表示されたメッセージに応答して
確認した旨をキーにより入力すると、アプリケーション
プロセッサは確認された弁当の種類及び個数を登録し、
登録が完了した旨のメッセージをディスプレイに表示す
る。
次に空調/照明/温度湿度制御サービスについて説明
する。空調/照明/温度湿度制御サービスは、既存のビ
ル管理システムを構成するアプリケーションプロセッサ
と連携して電話機からビルの空調/照明/温度湿度制御
を可能とするサービスである。
この場合のサービスの制御手順を説明する。先ず、ユ
ーザは電話機のサービスキーによりサービスコードを入
力するかファンクションキーによりサービスを指定す
る。これにより、アプリケーションプロセッサの空調/
照明/温度湿度制御サービスが起動される。起動された
サービスプログラムは、課コード及びパスワードの入力
を要求するメッセージを電話機のディスプレイに表示す
る。ユーザは、ディスプレイに表示されたメッセージに
応答して課コード及びパスワードをダイヤルキーパッド
から入力する。アプリケーションプロセッサは、入力さ
れた課コード及びパスワードをチェックしてパスワード
が正しければ空調/照明/温度湿度制御メニューをディ
スプレイに表示する。又、アプリケーションプロセッサ
は、空調/照明/温度湿度制御の内容を入力を要求する
メッセージをディスプレイに表示する。ユーザは、ディ
スプレイに表示された制御メニュー及びメッセージに応
答して必要な制御データの入力をする。アプリケーショ
ンプロセッサは、ユーザの入力の確認を求めるメッセー
ジをディスプレイに表示する。ユーザがディスプレイに
表示されたメッセージに応答して確認した旨をキーによ
り入力すると、アプリケーションプロセッサは確認され
た制御データを登録し、登録が完了した旨のメッセージ
をディスプレイに表示する。
次に、ドリンク予約サービスについて説明する。ドリ
ンク予約サービスは、電話機からドリンク予約システム
を構成するアプリケーションプロセッサをアクセスして
ドリンクの注文を行なうサービスである。第14図はこの
場合のサービス制御手順を説明するための概略ブロック
図であり、第15A〜15C図は夫々このサービス制御手順を
説明するためのタイムチャートである。第14図中、説明
の便宜上第11図と実質的に同じ部分には同一符号を付
し、その説明は省略する。又、第14図中、便宜上ライン
回路12−11及びインターフェースプロセッサ14の図示は
省略してある。
先ず、アプリケーションプロセッサ151はインターフ
ェースプロセッサ14に対してポイント開設及びバスの確
立を行ない、インターフェースプロセッサ14は交換機12
に対してサービス開始要求を行なう。次に、アプリケー
ションプロセッサ151からインターフェースプロセッサ1
4を介して交換機12へコネクション設定要求(サービス
コード入力要求)を行なう。場所AにいるユーザOPA
は、電話機111のキー操作によりサービスキーをオンと
してドリンク予約サービスのサービスコードを入力す
る。これにより、交換機12からインターフェースプロセ
ッサ14を介してアプリケーションプロセッサ151へ入力
指示(サービス開始指示)が送られる。アプリケーショ
ンプロセッサ151は、入力指示に応答してインターフェ
ースプロセッサ14を介して交換機12へコネクション設定
要求を行なう。
次に、場所AにいるユーザOPAは電話機111から課コー
ド及びパスワードを入力する()。一例として、電話
機111にカードリーダ(図示せず)を設けることによ
り、ユーザOPAはIDカードをカードリーダに読ませるこ
とにより課コード及びパスワードを入力し得る。電話機
111からの入力に応じて入力指示が交換機12からインタ
ーフェースプロセッサ14を介してアプリケーションプロ
セッサ151へ送られる。アプリケーションプロセッサ151
は、入力された課コード及びパスワードをチェックして
パスワードが正しければインターフェースプロセッサ14
を介して交換機12へ出力要求を行なう。これにより、電
話機111のディスプレイにドリンクのメニューが表示さ
れる()。
ユーザOPAは、ドリンクのメニューを見ながら電話機1
11のキー操作によりドリンクの注文情報を入力する
()。この注文情報には、例えばドリンクの種類及び
個数が含まれる。交換機12は、入力された注文情報に対
応する入力指示をインターフェースプロセッサ14を介し
てアプリケーションプロセッサ151へ送る。アプリケー
ションプロセッサ151は、例えば入力されたダイヤル桁
数などから注文情報をチェックする。このチェックの結
果注文情報に問題がない場合、アプリケーションプロセ
ッサ151はインターフェースプロセッサ14を介して交換
機12へ出力要求を行ない、電話機111のディスプレイに
ドリンクの注文情報を表示してユーザOPAの確認を求め
る()。他方、チェック結果注文情報に問題がある場
合、アプリケーションプロセッサ151はインターフェー
スプロセッサ14を介して交換機12へ出力要求を行ない、
電話機111に対してビジートーンを送出するかディスプ
レイに再入力を要求するメッセージを表示する。ユーザ
OPAが再入力を行なう場合は、上記説明の如きキー操作
によりドリンクの注文情報を入力する動作に戻る。
ユーザOPAが表示されたドリンクの注文情報の確認を
終了した場合、電話機111のサービスキーをオフとす
る。これにより、交換機12からインターフェースプロセ
ッサ14を介してアプリケーションプロセッサ151へコネ
クション解放通知が行なわれる。()。アプリケーシ
ョンプロセッサ151は、コネクション解放通知に応答し
て場所Bの電話機11mに対してドリンク注文情報を出力
する。このため、接続要求がアプリケーションプロセッ
サ151からインターフェースプロセッサ14を介して交換
機12へ送出される()。又、交換機12は音声メール装
置40を呼出す。この結果、音声メール装置40と場所Bに
ある電話機11mとが接続されて電話機11mが呼出しを受け
る。ユーザOPBが電話機11mの受話器をとると、例えば
「ドリンクの予約が来ました」なる音声メッセージが音
声メール装置40から伝えられる()。この音声メッセ
ージを聞いたユーザOPBは、電話機11mのディスプレイ11
nに表示されたドリンクの注文情報を見てドリンクのサ
ービスを提供する。
更に、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内の種々の変形が可能である。
産業上の利用可能性 上述の如く、本発明になるアプリケーションサービス
用交換機システムによれば、端末から複数のアプリケー
ションサービスを受けることができるので、実用的には
極めて有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有高 徳裕 神奈川県横浜市緑区長津田1―22―143 (72)発明者 矢崎 昌朋 神奈川県相模原市中央4―9―23―102 (56)参考文献 特開 昭61−123253(JP,A) 特開 昭58−107759(JP,A) 特開 昭61−210456(JP,A) 特開 昭59−144263(JP,A) 特開 昭62−5492(JP,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末と、 夫々が1つのアプリケーションサービスを行なうための
    複数のアプリケーションプログラムを有する少なくとも
    1つのアプリケーションプロセッサと、 該端末と該アプリケーションプロセッサとを接続する交
    換機とからなり、 該端末は前記複数のアプリケーションサービスのうち任
    意の1つのアプリケーションサービスを指定する指定手
    段を有し、表示情報に従って操作することでアプリケー
    ションサービスを受けることができ、該指定手段からの
    1つのアプリケーションサービスを指定する指定情報は
    トランスペアレントに該アプリケーションプロセッサへ
    転送され、該指定情報により指定されたアプリケーショ
    ンサービスを行なうアプリケーションプログラムから送
    出されるメッセージはトランスペアレントに該端末へ転
    送され、 該端末はディスプレイと、アプリケーションサービス用
    表示情報を格納するための第1のメモリエリアと、呼制
    御用表示情報を格納するための第2のメモリエリアと、
    アプリケーションサービス用の表示と呼制御用の表示と
    を切り替えるための表示切替手段と、選択格納手段とを
    有し、 該交換機はディスプレイに表示する表示情報がアプリケ
    ーションサービス用表示情報であるのか呼制御用表示情
    報であるのかを識別する表示識別情報を表示情報に付加
    する表示識別情報付加手段を有し、 該選択格納手段は該交換機から表示情報と共に送られて
    くる表示識別情報に基づいて該第1のメモリエリアには
    アプリケーションサービス用表示情報を格納し該第2の
    メモリエリアには呼制御用表示情報を格納することを特
    徴とするアプリケーションサービス用交換機システム。
  2. 【請求項2】該端末は電話機であることを特徴とする請
    求の範囲第1項記載のアプリケーションサービス用交換
    機システム。
  3. 【請求項3】該アプリケーションプロセッサは複数設け
    られており、該端末と該複数のアプリケーションプロセ
    ッサとを選択的に接続するインターフェースプロセッサ
    を更に有することを特徴とする請求の範囲第2項記載の
    アプリケーションサービス用交換機システム。
  4. 【請求項4】該インターフェースプロセッサは該交換機
    内に設けられていることを特徴とする請求の範囲第3項
    記載のアプリケーションサービス用交換機システム。
  5. 【請求項5】該端末は、ディスプレイ及びキーを含む入
    出力用のデバイスを有する電話機であることを特徴とす
    る請求の範囲第3項記載のアプリケーションサービス用
    交換機システム。
  6. 【請求項6】該インターフェースプロセッサは、該電話
    機が有する複数のデバイスの各デバイスに対応してデバ
    イス使用者及び排他制御の有無を示す排他フラグを登録
    する管理テーブルを有することを特徴とする請求の範囲
    第5項記載のアプリケーションサービス用交換機システ
    ム。
  7. 【請求項7】該インターフェースプロセッサは、該電話
    機のデバイスから該交換機を介して入力があると該管理
    テーブルを検索して登録されているデバイス使用者のア
    プリケーションプロセッサにのみその入力を通知し、該
    アプリケーションプロセッサからデバイスへの出力要求
    があると該管理テーブルを検索してデバイス使用者とし
    て登録されていると出力要求を該交換機に排他的に通知
    してデバイスに出力を行なうことを特徴とする請求の範
    囲第6項記載のアプリケーションサービス用交換機シス
    テム。
  8. 【請求項8】複数のアプリケーションサービスを行なう
    ため複数のアプリケーションプログラムを有する少なく
    とも1つのアプリケーションプロセッサを接続する交換
    機に対して接続され、前記複数のアプリケーションサー
    ビスのうち任意の1つのアプリケーションサービスを指
    定し、表示情報に従って操作することでアプリケーショ
    ンサービスを受けることができる端末であって、 ディスプレイと、アプリケーションサービス用表示情報
    を格納するための第1のメモリエリアと、呼制御用表示
    情報を格納するための第2のメモリエリアと、アプリケ
    ーションサービス用の表示と呼制御用の表示とを切り替
    えるための表示切替手段と、該交換機から送られてくる
    ディスプレイに表示する表示情報がアプリケーションサ
    ービス用表示情報であるのか呼制御用表示情報であるの
    かを識別する表示識別情報に基づいて該第1のメモリエ
    リアにはアプリケーションサービス用表示情報を格納し
    該第2のメモリエリアには呼制御用表示情報を格納する
    選択格納手段とを設けることを特徴とする端末。
  9. 【請求項9】該端末は電話機であることを特徴とする請
    求の範囲第8項記載の端末。
  10. 【請求項10】該端末は、ディスプレイ及びキーを含む
    デバイスであることを特徴とする請求の範囲第8項記載
    の端末。
  11. 【請求項11】端末と、複数のアプリケーションサービ
    スを行なうための複数のアプリケーションプログラムを
    有する少なくとも1つのアプリケーションプロセッサを
    接続し、該端末からの表示情報に従った操作に基づいて
    前記複数のアプリケーションサービスのうち任意のアプ
    リケーションサービスを提供する交換機であって、 該端末のディスプレイに表示する表示情報がアプリケー
    ションサービス用表示情報であるのか呼制御用表示情報
    であるのかを識別する表示識別情報を表示情報に付加す
    る表示識別情報付加手段を設け、 表示情報を表示識別情報と共に該端末へ送ることを特徴
    とする交換機。
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