JP2727972B2 - キー入力装置 - Google Patents

キー入力装置

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JP2727972B2
JP2727972B2 JP6191394A JP19139494A JP2727972B2 JP 2727972 B2 JP2727972 B2 JP 2727972B2 JP 6191394 A JP6191394 A JP 6191394A JP 19139494 A JP19139494 A JP 19139494A JP 2727972 B2 JP2727972 B2 JP 2727972B2
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近藤  誠
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキー入力装置に係り、特
にOA機器、情報端末、通信端末等の入力にキーボード
を使用する機器の操作部である釦組立部のみ交換可能な
キー入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のキー入力装置の各例の概
略構造等を示す。同図(A)は従来の一例のキー入力装
置で、メンブレンスイッチ2とこの上に置かれた釦固定
板100に固定された釦11と、これに操作感とストロ
ークを与えるバネ101と、全体を保持するスイッチ板
フレーム103とを有する。また、メンブレンスイッチ
2は上電極板104がスペーサ105を介して下電極板
106に対向配置された構造であり、上電極板104が
釦11の下端の加圧部26により加圧される構造とされ
ている。
【0003】また、図10(B)は従来のキー入力装置
の別の例の断面図を示す。同図中、図10(A)と同一
構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。同
図(B)に示すように、このキー入力装置は、スイッチ
板フレーム103により全体が保持されるメンブレンス
イッチ2の上に、釦11に代えてメンブレン表示板10
2を配置した構造である。
【0004】また、図10(C)は従来のキー入力装置
のまた別の例の断面図を示す。同図中、図10(A)と
同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。図10(C)において、この従来のキー入力装置
は、スイッチ板フレーム103により全体が保持される
メンブレンスイッチ2の上に、差し替え交換可能な若し
くはページめくり方式の交換メンブレン表示板107a
あるいは107bを設けた構造である。
【0005】更に、図10(D)は一般的なOA機器、
情報端末、通信端末等の入力にキーボードを使用する機
器におけるキー入力装置の交換の方法を示す。同図
(D)に示すように、パーソナルコンピュータ110に
陰極線管(CRT)ディスプレイ111が接続されたシ
ステムにおいて、パーソナルコンピュータ110に接続
ケーブル109を介して接続される交換キーボード10
8として、A型キーボード108aあるいはB型キーボ
ード108bを接続ケーブル109により差し替える。
【0006】また、図10(E)は従来のキー入力装置
の更に別の例の断面図を示す。同図(E)において、液
晶表示器(LCD表示器)116上に、ガラス下電極板
115、スペーサ114、上電極板113、及び透明抵
抗膜方式アナログ式タッチパネル112を順次に積層し
た構造である。
【0007】従来のメンブレンスイッチ2は、図10
(B)又は(C)に示すように、操作内容を表示するメ
ンブレン表示板102又は107(107a,107
b)を重ねられる上電極板104と、操作されない時に
接点間を開放しておくスペーサ105と下電極板106
より構成され、上電極板104を押下し加圧すると、そ
れぞれの電極が接触し操作入力がなされる複数又は連続
的に接点を有するものであり、また、これらの制御につ
いては前記メンブレンスイッチ2の入力を電気的に読み
出し、読み出した釦の構造的位置に対応する操作釦位置
情報からメンブレン表示に対応する予め設定されたソフ
トウェア的の釦情報に読み替え、装置本体側又は上位制
御器の要求に応じて操作釦位置情報と釦情報を送出する
ソフトウェア的プログラムを有する中央処理装置(CP
U)とリード・オンリ・メモリ(ROM)及びランダム
・アクセス・メモリ(RAM)と入出力端子を有するマ
イクロコンピュータ又はこの機能を代替えする論理的回
路構成による適切な釦入力制御部により行われるもので
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
のキー入力装置のうち、図10(A)に示したキー入力
装置は、釦11の機能配列表示を交換するときには、同
図(D)に示したように、全体を交換キーボード108
として新たに用意しなければならず高価になり、また、
保守においても最も傷み易い釦部のみの交換ができず、
メンブレンスイッチ2を含む全体を交換することにな
り、高価になる。
【0009】また、図10(B)に示した従来のキー入
力装置では、上記と同様の問題と、更に釦がなく、スト
ロークが与えられないために、十分な操作感が得られな
いという問題がある。また、図10(C)に示したメン
ブレンスイッチのメンブレン型の従来のキー入力装置で
は、釦の機能配列表示の交換が容易であるが、やはりス
トロークが与えられないために、十分な操作感が得られ
ない。
【0010】更に、図10(E)に示したタッチパネル
式のキー入力装置においても、ソフトウェアのLCD表
示器116への表示だけで釦の機能配列表示の交換を容
易としているが、ストロークが与えられないために、十
分な操作感が得られないという問題がある。
【0011】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
予め用意された釦組立部に安価、かつ、簡単に交換可能
なキー入力装置を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明の他の目的は、薄くて軽量、
かつ、低価格であるというメンブレンスイッチの特性を
十分に活かして装置本体の操作性をも向上したキー入力
装置を提供することにある。
【0013】更に、本発明の他の目的は、ソフトウェア
により又は操作者の好みや用途により釦の機能配列及び
釦の操作感等、最も適した操作入力用の操作部を有する
釦組立部が搭載されたキー入力装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、基本操作用の操作内容を表示した基本釦表
示を有する加圧型スイッチと、複数の釦、複数の釦のう
ち任意の釦の押下に応じて加圧型スイッチの対応する操
作部を押下するための加圧部、及び自身の種別を識別さ
せるための釦組立種別識別手段を備えた釦組立と、釦組
立を加圧型スイッチの上に着脱自在に重ねる釦組立取り
付け部と、釦組立の加圧型スイッチ上への装着時に、装
着された釦組立の釦組立種別識別手段を検出して釦組立
種別識別情報を得る釦組立種別検出部と、加圧型スイッ
チの押下された操作部の構造的位置に対応する操作釦位
置情報と釦組立種別識別情報とから、釦組立装着時は釦
組立の種別に応じた操作釦位置情報を、釦組立非装着時
は基本釦表示の操作位置に応じた操作釦位置情報を生成
して釦組立種別識別情報と共に送出する制御手段とを有
する構成としたものである。
【0015】また、本発明における釦組立は、複数の釦
が種別に応じた機能配列とされ、かつ、釦を押下すると
操作荷重とストロークを生じさせると共に、加圧型スイ
ッチの操作部に対応する位置又は加圧型スイッチが操作
部を特定しない連続的に接点を有する構造のときにはそ
の範囲内の任意の位置にそれぞれ釦取り付け穴が穿設さ
れた釦ベースに取り付けられ、加圧部が複数の釦のそれ
ぞれの先端又は釦ベースに丸みと一定の面積をもって形
成され、釦組立種別識別手段が釦ベース上に形成され、
釦ベースが釦の押下時に衝撃を吸収し操作音を軽減する
ための弾性のある緩衝板の上部に設けられた構造である
ことが、加圧型スイッチや操作者の保護のため望まし
い。
【0016】また、本発明の釦組立が加圧型スイッチの
上方に接触する面全面又は一部が着磁性のある部材で形
成され、釦組立取り付け部が、釦組立の着磁性のある部
材に吸着する磁石で構成されているか、あるいは、釦組
立が複数の釦の配列の間に溝が設けられ、釦組立取り付
け部は、一端が装置本体に固定されたワイヤと、釦組立
装着時に溝に通したワイヤの他端を固定するワイヤ止め
部とよりなることが、釦組立の加圧型スイッチ上方への
着脱が容易になる点で、望ましい。
【0017】更に、本発明における基本釦表示は、複数
の釦が表示された釦表示部と、感圧式のペン入力エリア
とからな複数の釦が表示された釦表示部と、感圧式のペ
ン入力エリアとからなり、釦組立はペン入力エリアを露
出させるペン入力エリア用開放部を有することが、釦組
立装着時に釦表示による入力とペン入力とを併用でき、
望ましい。
【0018】
【作用】本発明では、基本釦表示を有する加圧型スイッ
チの上に釦組立取り付け部により釦組立を重ねるように
装着するかあるいは非装着とすることができるようにし
たため、釦組立非装着時には加圧型スイッチを前記基本
釦表示により表示された釦にて操作することができる。
【0019】一方、釦組立を装着したときには、釦組立
種別検出部により装着された釦組立の釦組立種別識別手
段を検出して釦組立種別識別情報を得、更に制御手段に
より加圧型スイッチの押下された操作部の構造的位置に
対応する操作釦位置情報と釦組立種別識別情報とから、
釦組立の種別に応じた操作釦位置情報を生成して釦組立
種別識別情報と共に送出するようにしたため、操作者の
好みや用途によって釦の機能配列及び釦の操作感等の最
適な釦組立を選択して簡単に交換装着することができ、
また、加圧型スイッチの操作部を釦組立により操作する
ことができる。
【0020】また、本発明では、釦組立は複数の釦と、
これらが種別に応じた機能配列とされて取り付けられ、
かつ、釦を押下すると操作荷重とストロークを生じさせ
る釦ベースと、複数の釦のそれぞれの先端又は釦ベース
に丸みと一定の面積をもって形成された加圧部と、釦ベ
ース上に形成された釦組立種別識別手段と、釦の押下時
に衝撃を吸収し操作音を軽減するための弾性のある緩衝
板とから構成するようにしたため、加圧型スイッチを含
まない構成とすることができる。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の一実施例の概略構造図を示す。同図に示す
ように、本実施例のキー入力装置は、釦組立1と、メン
ブレンスイッチ2などを有する装置本体3とより大略構
成され、また、装置本体3に釦組立1に代えて交換釦組
立14が交換可能な構成とされている。また、本実施例
は釦組立1あるいは交換釦組立14を組み込まず、装置
本体3のみで使用することもできる。
【0022】装置本体3には、メンブレンスイッチ2、
本体制御部4、釦組立種別検出部5、磁石6、釦入力制
御部7、釦組立取り付け部15などが設けられている。
メンブレンスイッチ2は、上記の加圧型スイッチの一例
のスイッチで、基本操作用の操作内容を表示した基本釦
表示8が表面に形成された上電極膜がスぺーサを介して
下電極膜に対向配置された、図10(A)の従来装置と
同様の構成とされ、上電極膜が10g〜20g程度の力
で押下されることにより、上電極膜と下電極膜が接触し
て操作入力がなされる、複数又は連続的な接点を有す
る。
【0023】本体制御部4はパーソナルコンピュータ等
により構成されている。釦組立種別検出部5は、後述す
るように釦組立1あるいは交換釦組立14の種別毎に設
定される釦組立種別識別印12を、光学的又は電気的又
は機械電気的又は電磁的要素を組合せた方法で検出す
る。磁石6は釦組立取り付け部15の一部を構成してお
り、釦組立1あるいは交換釦組立14の釦ベース13を
その磁力により吸着する。これにより、釦組立1あるい
は交換釦組立14はメンブレンスイッチ2上に着脱自在
に構成される。
【0024】釦入力制御部7はメンブレンスイッチ2の
入力読み出しと読み出した釦の構造的位置に対応する操
作釦位置情報と、釦組立種別検出部5から読み出した釦
組立種別情報とから釦組立の種別に応じて操作釦位置情
報をソフトウェア的の釦情報に読み替え、装置本体側あ
るいは本体制御部4の要求に応じて釦組立種別情報と操
作釦位置情報と釦情報を送出するソフトウェア的プログ
ラムを有するマイクロコンピュータにより構成されてい
る。
【0025】このマイクロコンピュータは中央処理装置
(CPU)とリード・オンリ・メモリ(ROM)とラン
ダム・アクセス・メモリ(RAM)と入出力端子とを有
する公知の構成である。なお、釦入力制御部7はマイク
ロコンピュータの機能を代替する論理的回路構成により
構成することもできる。なお、釦入力制御部7は、本体
制御部4と共に前記制御手段を構成している。
【0026】一方、釦組立1及び交換釦組立14は、そ
れぞれ釦11、釦組立種別識別印12、釦ベース13及
び緩衝板31などから構成されているが、釦11の形状
や機能配列などが異なる。釦ベース13は、釦11を押
下した時に10gから20g程度の操作荷重と、0.5
mmから2mm程度のストロークを生じる、弾力性があ
り、かつ、導電性のある0.1mm程度の厚さの鋼板等
の板金からなる。
【0027】釦組立種別識別印12は、後述するように
釦組立1あるいは交換釦組立14の種別毎に釦ベース1
3に一意的に形成されており、釦組立種別検出部5によ
り検出可能な構成とされており、前記釦組立種別識別手
段を実現する。
【0028】緩衝板31は釦11押下時に衝撃を吸収し
て操作音を軽減し、操作者及びメンブレンスイッチ2を
保護するための厚さ0.3mmから0.5mm程度の部
材で、弾性の低い高分子材料か又はゴム等からなる。
【0029】以上の構成により、本実施例では、釦組立
1や交換釦組立14を装置本体3に装着しないときに
は、装置本体3の基本釦表示8に基づいてキー入力がで
きるため、軽量な構成にできる。また、ソフトウェアに
よって又は操作者の好みあるいは用途によって釦11の
機能配列及び釦11の操作感等、最も適した操作入力用
の操作部が必要なときには、その操作部を有する釦組立
1あるいは交換釦組立14を選択して装置本体3に装着
するだけで簡単に所望の操作ができる。
【0030】装置本体3のメンブレンスイッチ2を釦組
立1や交換釦組立14により操作するときには、20g
から40g程度の操作荷重と、0.5mmから2mm程
度のストロークの十分な操作感が得られ、ソフトウェア
によっては、釦組立種別検出部5と釦組立種別識別印1
2により自動的に専用ソフトウェアを起動することがで
きるため、より一層操作性を向上させることができる。
また、交換する釦組立1や交換釦組立14は、高価なメ
ンブレンスイッチを有しないため、安価に構成すること
ができる。
【0031】なお、装置本体3にメンブレンスイッチ2
が取り付けられるに当たり、キー操作荷重に対応した構
造的強度の確保が必要であり、メンブレンスイッチ2の
底板にて支持するか、装置本体3内のリブ構造にて補強
することとなるが、本発明の要旨ではないのでその説明
は省略する。
【0032】次に、本実施例の各部について更に詳細に
説明する。図2は図1の実施例の釦組立の一例の詳細説
明図を示す。図2(A)の平面図に示すように、複数個
の釦11はそれぞれの頂面に文字などの釦表示24が刻
印されており、これらはプラスチック等の釦組立仮枠2
3に一体成型されている。
【0033】釦11のそれぞれは図2(B)の側面図に
示すように、釦11下部の釦取り付け突起25の先端
に、メンブレンスイッチ2の対応する操作部を押下する
適度な丸みと面積の加圧部26が形成されている。
【0034】また、釦ベース13は板金あるいはプラス
チック板等の板状部材で、図2(C)の平面図及び図2
(D)の側面図に示すように、釦11を押下した時に1
0gから20g程度の操作荷重と0.5mmから2mm
程度のストロークを生じるバネ21が複数、必要に応じ
た配列や構造で形成されると共に、同図(C)に示すよ
うにバネ21のそれぞれの中心に釦取り付け穴22が穿
設されている。また、釦ベース13の一側縁には、後述
する釦組立種別識別印12が形成されている。
【0035】上記の図2(A)及び(B)に示す構造の
釦11は、上記の釦ベース13の図1に示したメンブレ
ンスイッチ2の操作部に対応する釦取り付け穴22の位
置、又はメンブレンスイッチ2が操作部を特定しない連
続的に接点を有する構造のものであるときには、その範
囲内の自由な釦取り付け穴22の位置に、図2(E)の
側面図に示すように釦取り付け突起25が挿通固定さ
れ、必要に応じて構造的にこれらを支える釦組立枠29
が設けられる。
【0036】更に、図2(E)及び図2(F)の拡大図
に示すように、釦ベース13の下部には、釦11の押下
時に衝撃を吸収して操作音を軽減し、操作者及びメンブ
レンスイッチ2及び装置本体3を保護する弾性の低い高
分子材料からなる緩衝板31が張り合せられていてもよ
い。
【0037】なお、上記の説明では加圧部26は釦11
の下部の釦取り付け突起25の先端に設けるように説明
したが、図2(G)に26′で示すように、釦ベース1
3に必要に応じた配列や構造で形成したバネ21′の先
端に加圧部を形成してもよい。この場合は、バネ21′
の加圧部26′の近傍に取り付け突起28を形成し、こ
の取り付け突起28を釦11′の下部中央に形成された
取り付け穴27に嵌合固定する。
【0038】次に、図1の実施例の釦組立の他の例の詳
細について図3と共に説明する。図3(A)の平面図に
示すように、複数個の釦11はそれぞれの頂面に文字な
どの釦表示24が刻印されており、これらはプラスチッ
ク等の釦組立仮枠23に一体成型されている。釦11の
それぞれは図2(B)の側面図に示すように、釦11の
下部にメンブレンスイッチ2の対応する操作部を押下す
る適度な丸みと面積の加圧部34が形成されている。
【0039】一方、図3(D)の側面図に示すように、
釦ベース30はスポンジ等の成型品等からなるクッショ
ン33と、釦11押下時に衝撃を吸収し操作音を軽減
し、操作者及びメンブレンスイッチ2及び装置本体3の
保護をする弾性の低い高分子材料又はゴムからなる緩衝
板31とを張り合せた構成とされている。また、この釦
ベース30は図3(C)の平面図に示すように、釦11
が挿通される釦取り付け穴32が、必要に応じた配列や
構造で穿設されると共に、釦11を押すと適度な操作荷
重とストロークを生じ、かつ、隣り合った釦11が動か
ないようにするための適切な操作感調整穴35が、釦取
り付け穴32の間に穿設されている。
【0040】上記の図3(A)及び(B)に示す構造の
釦11は、上記の釦ベース30の図1に示したメンブレ
ンスイッチ2の操作部に対応する釦取り付け穴32の位
置、又はメンブレンスイッチ2が操作部を特定しない連
続的に接点を有する構造のものであるときには、その範
囲内の自由な釦取り付け穴32の位置に、図3(E)の
側面図及び同図(F)の拡大図に示すように加圧部34
が嵌合され、クッション33の表面と釦11の下面とが
両面テープ36で接着される。また、図3(F)に示す
ように、釦11の位置しないクッション33の表面には
紙、あるいはポリエステルフィルムなどのマスク37が
設けられ、不要な接着を防止している。
【0041】なお、上記の説明では釦11の下部に適度
な丸みと面積を有する加圧部34を設けるように説明し
たが、図3(G)に38で示すように、より大なる面積
の加圧面を釦11の下部に形成するようにしてもよい。
この場合は、釦ベース30には釦取り付け穴32が穿設
されず、操作感調整穴35のみ穿設され、釦取り付け穴
に相当する位置に加圧面38が図3(G)に示すよう
に、両面テープ36でクッション33の表面に接着され
る。
【0042】なお、釦ベースは図4の側面図に40で示
すように、ゴムの成型品等からなる構成でもよい。同図
に示すように、釦ベース40は、傾斜した細幅の弾力部
41と、中央頂面の接着面42と、接着面42の下部に
形成された加圧部43と、端部に形成された軽量化ディ
ボット44とを有する構成とされている。釦11はその
内部の一部が軽量化部45としてくり抜かれており、そ
の釦11の下面が上記釦ベース40の接着面42と接着
固定される。
【0043】以上説明した図2乃至図4の各釦組立は、
いずれも構造が簡単であり、軽量で、かつ、安価に生産
することができる。また、釦組立はメンブレンスイッチ
の特色を活かして曲面にすることもできる。図2及び図
3に示す釦の配置はメンブレンスイッチ2の操作部に対
応する位置又はメンブレンスイッチ2が操作部を特定し
ない連続的に接点を有する構造のものであるときは、そ
の範囲内の自由な位置に釦11を連結して取り付けられ
るものであるが、組立工程を考慮し、釦組立仮枠23に
て連結して取り扱うことにより、釦表示24の印刷等、
生産性を向上し一層の価格低減が可能である。
【0044】次に、図1の実施例の釦組立種別検出部5
と釦組立種別識別印12の各例について図5と共に説明
する。図5(A1)は一側縁に複数の突起の有無による
釦組立種別識別印12aを設けた釦組立1を示す。この
釦組立1の釦組立種別識別印12aは釦組立種別検出部
5を構成する釦検出スイッチ列50によりその有無が検
出される。
【0045】すなわち、釦組立種別識別印12aの突起
がある部分は図5(A2)に実線で示すように、釦検出
スイッチ列50のうち対応する釦検出スイッチのアクチ
ュエータが移動してオンとなり、突起がない部分は同図
(A2)に破線で示すように対応する釦検出スイッチの
アクチュエータが移動せずオフである。従って、図5
(A3)に示すように、釦組立種別識別印12aの突起
の有無の組合せにより釦組立種別情報を定めることによ
り、釦検出スイッチ列50によりその釦組立情報検出信
号を得ることができる。
【0046】また、図5(B1)は図1の装置本体3と
接触する釦組立1の表面の一部に、光学的に反射率の高
い部分(図中、白い部分)と反射率の低い部分(図中、
黒い部分)との組合せによる釦組立種別識別印12bを
設けた例を示す。この釦組立種別識別印12bを有する
釦組立1が装着される装置本体3の釦組立種別検出部5
は図5(B2)に示すように、釦検出フォトセンサ51
より構成される。
【0047】この釦検出フォトセンサ51は、釦組立種
別識別印12bを構成する反射率が設定された複数の部
分のそれぞれに対応して一対ずつ設けられた発光素子と
受光素子とからなり、図5(B2)に示すように、受光
素子であるフォトトランジスタのコレクタより反射率が
しきい値より高いか否かに応じたレベルの釦組立種別検
出信号を得ることができる。
【0048】図5(C1)は釦組立1の図1の装置本体
3と接触する面の一部に、釦組立種別毎に異なる抵抗値
の抵抗シート52を設けた例を示す。この抵抗シート5
2を有する釦組立1が装着される装置本体3の釦組立種
別検出部5は図5(C2)に示すように、抵抗検出接点
53と、プルアップ抵抗54と、A/D変換器55とよ
り構成される。
【0049】この構成の組立種別検出部5は、プルアッ
プ抵抗54と抵抗検出接点53により検出された抵抗シ
ート52の抵抗値との分圧比により、A/D変換器55
の入力電圧レベルが変化するため、A/D変換器55か
ら抵抗シート52の抵抗値に応じた値のディジタル釦組
立種別検出信号を得ることができる。
【0050】次に、図1の実施例の釦組立取り付け部1
5の各例について図6と共に説明する。図6(A)は装
置本体3の釦組立種別検出部5のある側に設けた凹部6
0と、磁石6とにより釦組立取り付け部15を構成する
ようにしたものである。すなわち、まずで示すように
釦組立1の先端を凹部60内に嵌入した後、で示すよ
うに釦組立1の他端を磁石6上に載置する。
【0051】釦組立1は全体が着磁性のある部材で構成
されているため、釦組立1は磁石6により吸着固定され
る。なお、釦組立1は全体が着磁性のある部材で形成さ
れていなくともよく、少なくとも磁石6と接触する部分
が着磁性がある板金あるいはゴムなどにより構成されて
いればよい。
【0052】図6(B)は釦組立取り付け部15の他の
例を示す概略平面図である。すなわち、表面に複数個の
釦11(図示せず)が設けられている釦組立1が装着さ
れる装置本体3は、片方の端に一端が固定された固定用
ワイヤ61と、反対の端に設けられたワイヤ止め部62
とからなる釦組立取り付け部15を有する。
【0053】装置本体3に釦組立1が装着された後、上
記の固定用ワイヤ61を釦組立1の釦の配列の隙間に設
けた溝(図示せず)に通して、固定用ワイヤ61の他端
をワイヤ止め部62に係止することにより、釦組立1が
装置本体3に空間が空かないように、かつ、誤動作しな
いように固定される。
【0054】次に、装置本体3内の本体制御部4及び釦
入力制御部7の構成及び動作について図7及び図8と共
に説明する。図7は本体制御部4及び釦入力制御部7の
一例の構成図を示す。同図中、図1と同一構成部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。図7において、
釦入力制御部7は入出力(I/O)ポート71、CPU
72、RAM73及びROM74からなる例えばワンチ
ップマイクロコンピュータで構成され、本体制御部4は
I/Oポート75、ROM76、RAM77及びCPU
78を有するパーソナルコンピュータで構成されてい
る。I/Oポート71と75は互いに接続されている。
また、メンブレンスイッチ2及び釦組立種別検出部5が
I/Oポート71に接続されている。
【0055】次に、本体制御部4及び釦入力制御部7の
動作について図8のフローチャートと共に説明する。ま
ず、釦入力制御部7は釦組立種別検出部5より釦組立種
別識別印12(12a、12b)、あるいは抵抗シート
55を検出して得られた釦組立種別検出情報が入力され
るかどうか判定し(ステップ81)、釦組立種別検出情
報が入力されているときは、その釦組立種別検出情報を
認識し(ステップ82)、それに対応したデータテーブ
ルを準備する(ステップ83)。
【0056】一方、ステップ81で釦組立種別検出情報
が入力されていないと判定したときには、釦入力制御部
7は装置本体3に釦組立1あるいは交換釦組立14が装
着されていないと判断して、基本釦表示8に対応した基
本操作データテーブルを準備する(ステップ84)。
【0057】上記のステップ83又は84でデータテー
ブルが準備されると、釦入力制御部7は操作された釦か
らメンブレンスイッチ2を介して入力されたデータを読
み出し(ステップ85)、準備したデータテーブルを用
いて操作された釦に対応する座標を検出する(ステップ
86)。
【0058】なお、メンブレンスイッチ2が操作部を特
定しない連続的に接点を有する構造のものであるとき
は、入力された位置を連続座標として読み出し(ステッ
プ861)、釦入力制御部7により予め用意された釦位
置基準座標との照合をし(ステップ862)、最も近い
座標に置き換え(ステップ863)、操作釦位置情報を
決定する(ステップ864)。操作釦位置情報及び釦組
立種別に対応する釦情報の置き換え等の制御は、本体制
御部4あるいはその上位制御器により行われることもあ
る。
【0059】上記のようにステップ86で座標検出さ
れ、あるいはステップ861〜864により位置情報が
決定されると、続いて例えば本体制御部4により入力釦
情報への変換が行われる(ステップ87)。その後、本
体制御部4により次処理が行われる(ステップ88)。
【0060】次に、図1の実施例のキー入力装置の基本
釦表示8と釦組立の他の例について図9と共に説明す
る。図9(A)の基本釦表示8はスイッチシート91上
全面に釦表示24を設けた構成である。また、図9
(B)の基本釦表示8はスイッチシート92の半分の面
積には複数個の釦表示24がなされ、残りの半分の面積
には感圧式のペン入力エリア93が設けられている。こ
の図9(B)に示す基本釦表示8は連続的に接点を有す
るメンブレンスイッチ2上に釦操作と併用するために設
けられる。
【0061】図9(C)は釦組立の他の例の平面図を示
す。この釦組立1′は図9(B)に示した感圧式のペン
入力エリア93を基本釦表示8として有するメンブレン
スイッチ2の上に重ねられる釦組立で、釦11とペン入
力エリア用開放部94からなる。すなわち、このペン入
力エリア用開放部94を介して上記の感圧式のペン入力
エリア93が露出するため、操作者はペンなどによりペ
ン入力エリア93に所望の文字などを入力することがで
きる。
【0062】なお、本発明は以上の各実施例に限定され
るものではなく、例えば釦組立はメンブレンスイッチ2
の上に装着されるものとして説明したが、装置本体3内
のスイッチはこれに限るものではなく、加圧型のスイッ
チであれば何でも適用できるものである。加圧型のスイ
ッチの他の例としては、抵抗膜方式のタッチパネルの四
辺それぞれの電極と、共通電極により検出される抵抗値
又はこれに適当な抵抗値の電気抵抗をおき、電圧を加え
た時に得られる分圧電圧バイアスをA/D変換し、数値
計算により操作入力された位置を座標情報として操作釦
位置情報を読み出す座標読み出し制御器や、図10
(E)のアナログ式タッチパネルなどがある。
【0063】座標読み出し制御器を使用した場合は、こ
の座標読み出し制御器から入力された位置を図8のステ
ップ861で連続座標として読み出しても良い。この座
標読み出し制御器を使用した場合は、操作部が特定され
ないので、その範囲内で自由な位置に釦を取りつけられ
るので、釦の機能配列配置について自由度が広がり、よ
り操作性を向上することができる。
【0064】また、図3(F)及び(G)に示した両面
テープ36に代えて、粘着剤あるいはマジックテープを
用いて釦11をクッション33の表面に固定することも
できる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基本釦表示を有するメンブレンスイッチなどの加圧型ス
イッチの上に釦組立取り付け部により釦組立を重ねるよ
うに装着するかあるいは非装着とすることができるよう
にし、釦組立非装着時には加圧型スイッチを前記基本釦
表示により表示された釦にて操作することができるた
め、軽量な構成で所望の釦入力操作ができる。
【0066】また、本発明によれば、釦組立を装着した
ときには、釦組立種別検出部により装着された釦組立の
釦組立種別識別手段を検出して釦組立種別識別情報を
得、更に制御手段により加圧型スイッチの押下された操
作部の構造的位置に対応する操作釦位置情報と釦組立種
別識別情報とから、釦組立の種別に応じた操作釦位置情
報を生成して釦組立種別識別情報と共に送出することに
より、操作者の好みや用途によって最適な釦組立を選択
して簡単に交換装着することができるため、常に最適な
釦の機能配列及び釦の操作感等が得られる釦組立により
加圧型スイッチの操作部を十分な操作感をもって操作す
ることができ、釦組立種別検出部と釦組立種別識別手段
とにより自動的に制御手段の専用のソフトウェアを起動
することもでき、その場合にはより一層操作性を向上で
きる。
【0067】また、本発明によれば、釦組立を、複数の
釦が種別に応じた機能配列とされて取り付けられ、か
つ、釦を押下すると操作荷重とストロークを生じさせる
釦ベースが、釦の押下時に衝撃を吸収し操作音を軽減す
るための弾性のある緩衝板の上部に設けられた構造とし
たため、加圧型スイッチや操作者を保護することができ
る。
【0068】また、本発明によれば、釦組立には高価な
加圧型スイッチが含まれない構成であるため、安価に釦
組立を構成することができると共に、釦配置も自由にで
き、また保守用にも安価に構成でき、簡単に交換できる
ため保守性も向上できる。
【0069】また、本発明によれば、釦組立が加圧型ス
イッチの上方に接触する面全面又は一部が着磁性のある
部材で形成され、釦組立取り付け部が、釦組立の着磁性
のある部材に吸着する磁石で構成されているか、あるい
は、釦組立が複数の釦の配列の間に溝が設けられ、釦組
立取り付け部は、一端が装置本体に固定されたワイヤ
と、釦組立装着時に溝に通したワイヤの他端を固定する
ワイヤ止め部とよりなるため、釦組立の加圧型スイッチ
上方への着脱が安価な構成で極めて簡単にでき、釦組立
交換時の作業性を向上できる。
【0070】更に、本発明によれば、基本釦表示を、複
数の釦が表示された釦表示部と、感圧式のペン入力エリ
アとからなり、釦組立はペン入力エリアを露出させるペ
ン入力エリア用開放部を有する構成することにより、釦
組立装着時に釦表示による入力とペン入力とを併用でき
るようにしたため、装置の操作性をより向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構造図である。
【図2】図1の実施例の釦組立の一例の詳細説明図であ
る。
【図3】図1の実施例の釦組立の他の例の詳細説明図で
ある。
【図4】図1の実施例の釦組立の他の例の断面図であ
る。
【図5】図1の実施例の釦種別検出部と釦組立種別識別
部の各例の詳細説明図である。
【図6】図1の実施例の釦組立取り付け部の構造説明図
である。
【図7】本発明の一実施例の要部の構成図である。
【図8】本発明の一実施例の処理説明用フローチャート
である。
【図9】図1の実施例の基本釦表示と釦組立の他の例を
示す図である。
【図10】従来装置の各例の概略構造等の説明図であ
る。
【符号の説明】
1、1′ 釦組立 2 メンブレンスイッチ 3 装置本体 4 本体制御部 5 釦組立種別検出部 6 磁石 7 釦入力制御部 8 基本釦表示 11 釦 12、12a、12b 釦組立種別識別印 13、30、40 釦ベース 14 交換釦組立 15 釦組立取り付け部 21、21′ バネ 22、32 釦取り付け穴 23 釦組立仮枠 24 釦表示 25 釦取り付け突起 26、26′、34、43 加圧部 28 取り付け突起 29 釦組立枠 31 緩衝板 33 クッション 35 操作感調整穴 36 両面テープ 38 加圧面 41 弾力部 44 軽量化ディボット 52 抵抗シート 61 固定用ワイヤ 62 ワイヤ止め部 72、78 中央処理装置(CPU) 91、92 スイッチシート 93 ペン入力エリア 94 ペン入力用開放部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本操作用の操作内容を表示した基本釦
    表示を有する加圧型スイッチと、 複数の釦と、該複数の釦のうち任意の釦の押下に応じて
    該加圧型スイッチの対応する操作部を押下するための加
    圧部と、自身の種別を識別させるための釦組立種別識別
    手段とを備えた釦組立と、 該釦組立を前記加圧型スイッチの上に着脱自在に重ねる
    釦組立取り付け部と、 前記釦組立の前記加圧型スイッチ上への装着時に、装着
    された該釦組立の前記釦組立種別識別手段を検出して釦
    組立種別識別情報を得る釦組立種別検出部と、 前記加圧型スイッチの押下された操作部の構造的位置に
    対応する操作釦位置情報と前記釦組立種別識別情報とか
    ら、前記釦組立装着時は該釦組立の種別に応じた操作釦
    位置情報を、該釦組立非装着時は前記基本釦表示の操作
    位置に応じた操作釦位置情報を生成して前記釦組立種別
    識別情報と共に送出する制御手段とを有し、前記釦組立
    は、前記複数の釦が種別に応じた機能配列とされ、か
    つ、該釦を押下すると操作荷重とストロークを生じさせ
    ると共に、前記加圧型スイッチの操作部に対応する位置
    又は該加圧型スイッチが操作部を特定しない連続的に接
    点を有する構造のときにはその範囲内の任意の位置にそ
    れぞれ釦取り付け穴が穿設された釦ベースに取り付けら
    れ、前記加圧部が該複数の釦のそれぞれの先端又は該釦
    ベースに丸みと一定の面積をもって形成され、前記釦組
    立種別識別手段が該釦ベース上に形成され、該釦ベース
    が前記釦の押下時に衝撃を吸収し操作音を軽減するため
    の弾性のある緩衝板の上部に設けられた構造であること
    を特徴とするキー入力装置。
  2. 【請求項2】 前記釦組立は前記加圧型スイッチの上方
    に接触する面全面又は一部が着磁性のある部材で形成さ
    れ、前記釦組立取り付け部は、該釦組立の該着磁性のあ
    る部材に吸着する磁石で構成されていることを特徴とす
    る請求項記載のキー入力装置。
  3. 【請求項3】 基本操作用の操作内容を表示した基本釦
    表示を有する加圧型スイッチと、 複数の釦と、該複数の釦のうち任意の釦の押下に応じて
    該加圧型スイッチの対 応する操作部を押下するための加
    圧部と、自身の種別を識別させるための釦組立種別識別
    手段とを備えた釦組立と、 該釦組立を前記加圧型スイッチの上に着脱自在に重ねる
    釦組立取り付け部と、 前記釦組立の前記加圧型スイッチ上への装着時に、装着
    された該釦組立の前記釦組立種別識別手段を検出して釦
    組立種別識別情報を得る釦組立種別検出部と、 前記加圧型スイッチの押下された操作部の構造的位置に
    対応する操作釦位置情報と前記釦組立種別識別情報とか
    ら、前記釦組立装着時は該釦組立の種別に応じた操作釦
    位置情報を、該釦組立非装着時は前記基本釦表示の操作
    位置に応じた操作釦位置情報を生成して前記釦組立種別
    識別情報と共に送出する制御手段と を有し、 前記釦組立
    は複数の釦の配列の間に溝が設けられ、前記釦組立取り
    付け部は、一端が装置本体に固定されたワイヤと、該釦
    組立装着時に該溝に通した該ワイヤの他端を固定するワ
    イヤ止め部とよりなることを特徴とするキー入力装置。
  4. 【請求項4】 基本操作用の操作内容を表示した基本釦
    表示を有する加圧型スイッチと、 複数の釦と、該複数の釦のうち任意の釦の押下に応じて
    該加圧型スイッチの対応する操作部を押下するための加
    圧部と、自身の種別を識別させるための釦組立種別識別
    手段とを備えた釦組立と、 該釦組立を前記加圧型スイッチの上に着脱自在に重ねる
    釦組立取り付け部と、 前記釦組立の前記加圧型スイッチ上への装着時に、装着
    された該釦組立の前記釦組立種別識別手段を検出して釦
    組立種別識別情報を得る釦組立種別検出部と、 前記加圧型スイッチの押下された操作部の構造的位置に
    対応する操作釦位置情報と前記釦組立種別識別情報とか
    ら、前記釦組立装着時は該釦組立の種別に応じた操作釦
    位置情報を、該釦組立非装着時は前記基本釦表示の操作
    位置に応じた操作釦位置情報を生成して前記釦組立種別
    識別情報と共に送出する制御手段と を有し、 前記基本釦
    表示は、複数の釦が表示された釦表示部と、感圧式のペ
    ン入力エリアとからなり、前記釦組立は該ペン入力エリ
    アを露出させるペン入力エリア用開放部を有することを
    特徴とするキー入力装置。
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