JP2726731B2 - ゴムブロツクの計量方法 - Google Patents
ゴムブロツクの計量方法Info
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- JP2726731B2 JP2726731B2 JP2060031A JP6003190A JP2726731B2 JP 2726731 B2 JP2726731 B2 JP 2726731B2 JP 2060031 A JP2060031 A JP 2060031A JP 6003190 A JP6003190 A JP 6003190A JP 2726731 B2 JP2726731 B2 JP 2726731B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- rubber block
- block
- weight
- rubber
- Prior art date
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ゴム混練ミキサへ投入するゴムブロツクを
所定重量のブロツクに計量、分割する方法に関するもの
で、ゴムブロツク以外の不定形材料の計量・分割にも適
用することができる。
所定重量のブロツクに計量、分割する方法に関するもの
で、ゴムブロツク以外の不定形材料の計量・分割にも適
用することができる。
ゴム混練に使用される合成ゴム等のブロツクは、不定
形であり、かつ混練ミキサがバツチ処理のため、ブロツ
クを切断して使用(例えば2,3ブロツク/バツチ)する
が、従来は人手で切断計量するか、又はブロツクを粉砕
し、ペレツト化して自動計量している。
形であり、かつ混練ミキサがバツチ処理のため、ブロツ
クを切断して使用(例えば2,3ブロツク/バツチ)する
が、従来は人手で切断計量するか、又はブロツクを粉砕
し、ペレツト化して自動計量している。
1)FA化等、自動化ニーズが高まっており、人手作業を
自動化する必要がある。
自動化する必要がある。
2)前記従来技術の項に記載した通り、ペレツト化によ
る自動化が実現しているが、ペレツト化、貯蔵設備にコ
ストがかかり、かつスペースを必要とする。またペレッ
ト化後のゴムペレットの再粘着を防止するためタルク等
の離型剤を塗布する必要があり、この離型剤が品質に悪
影響を及ぼすため、ペレツト化はあまり採用されていな
い。
る自動化が実現しているが、ペレツト化、貯蔵設備にコ
ストがかかり、かつスペースを必要とする。またペレッ
ト化後のゴムペレットの再粘着を防止するためタルク等
の離型剤を塗布する必要があり、この離型剤が品質に悪
影響を及ぼすため、ペレツト化はあまり採用されていな
い。
本発明は、ゴムブロツクの計量を自動化するため、不
定形のゴムブロツクを切断位置で正確に計量する方法を
提供することを目的とするものである。
定形のゴムブロツクを切断位置で正確に計量する方法を
提供することを目的とするものである。
2つの計量コンベアを連結し、これ等のコンベアにゴ
ムブロツクを載せる。両方のコンベアの計量値に対し、
両コンベアの接続部でのゴム重量を補正するため、演算
処理しながらゴムブロツクを送り、上記演算値が所定設
定値に達したところで、一定位置(両コンベアの中間位
置)で、ゴムブロツクを切断することにより、ゴムブロ
ツクを所定の重量に分割する。
ムブロツクを載せる。両方のコンベアの計量値に対し、
両コンベアの接続部でのゴム重量を補正するため、演算
処理しながらゴムブロツクを送り、上記演算値が所定設
定値に達したところで、一定位置(両コンベアの中間位
置)で、ゴムブロツクを切断することにより、ゴムブロ
ツクを所定の重量に分割する。
第1の計量コンベアでゴムブロツクの総重量を測定す
る。ゴムブロツクを第1の計量コンベアから第2の計量
コンベアに移行する時に、両方の計量コンベアで各コン
ベアが負担する重量を計算し、ゴムブロツクが所定重量
になった位置でゴムブロツクを切断する。
る。ゴムブロツクを第1の計量コンベアから第2の計量
コンベアに移行する時に、両方の計量コンベアで各コン
ベアが負担する重量を計算し、ゴムブロツクが所定重量
になった位置でゴムブロツクを切断する。
第1図において、A,Bは、いわゆるコンベアベルト式
連続計量器であり、コンベアベルト1、モータ2、ロー
ドセル3等から構成されており、その構造、作用等は公
知であり、説明は省略し、またコンベア式計量器Bはコ
ンベア式計量器Aと同一構造ゆえ、図示を省略してい
る。
連続計量器であり、コンベアベルト1、モータ2、ロー
ドセル3等から構成されており、その構造、作用等は公
知であり、説明は省略し、またコンベア式計量器Bはコ
ンベア式計量器Aと同一構造ゆえ、図示を省略してい
る。
コンベア式計量器A,Bの中間上部には、フレーム4で
支持されたエアシリンダ5で昇降するカツタ6が装備さ
れ、コンベア式計量器A,Bの中間のサポート7で支持さ
れたゴムブロツクを切断できるように構成されている。
計量切断すべきゴムブロツクはまず、コンベア式計量器
Aに乗せられ総重量W0がコンピユータに記憶される。つ
いで、第2図に示す如く、ブロツクをコンベア式計量A
からBへ送ると同図に示す如くコンベア計量器Aでは、
W1、コンベア計量器BではW3が連続的に計量され、コン
ピユータへ逐次その値が書込まれてゆく。このとき、A,
Bの接合部ではブロツクは、サポート7で支持されてい
るため、下記(1)式に示す如く、総重量はW1,W2,W3の
和となる。一方、前述の如く、切断位置は、計量コンベ
アA,Bの中間位置としているため、所要投入重量Wは
(2)式となる。
支持されたエアシリンダ5で昇降するカツタ6が装備さ
れ、コンベア式計量器A,Bの中間のサポート7で支持さ
れたゴムブロツクを切断できるように構成されている。
計量切断すべきゴムブロツクはまず、コンベア式計量器
Aに乗せられ総重量W0がコンピユータに記憶される。つ
いで、第2図に示す如く、ブロツクをコンベア式計量A
からBへ送ると同図に示す如くコンベア計量器Aでは、
W1、コンベア計量器BではW3が連続的に計量され、コン
ピユータへ逐次その値が書込まれてゆく。このとき、A,
Bの接合部ではブロツクは、サポート7で支持されてい
るため、下記(1)式に示す如く、総重量はW1,W2,W3の
和となる。一方、前述の如く、切断位置は、計量コンベ
アA,Bの中間位置としているため、所要投入重量Wは
(2)式となる。
Wは(4)式で表わされ、前記の如く、W0,W1,W3の値
でWを算出できため、コンピユータ演算値Wが所要投入
重量に達したところで、コンベアA,Bを停止し、カツタ
6によりゴムブロツクを切断し、第2図の如く、ミキサ
ホツパ9の前に設置されたコンベア8へ移載し、ミキサ
ホツパ9側の要求により、ゴムブロツクは投入される。
でWを算出できため、コンピユータ演算値Wが所要投入
重量に達したところで、コンベアA,Bを停止し、カツタ
6によりゴムブロツクを切断し、第2図の如く、ミキサ
ホツパ9の前に設置されたコンベア8へ移載し、ミキサ
ホツパ9側の要求により、ゴムブロツクは投入される。
以上の制御フローを示したのが、第3図であるが、切
断後のコンベアAに残ったブロツク は次サイクル用に使用されるため、このブロツク重量が
次サイクル所定量より大きければ、上記と同じく計量、
切断し、小さければ、コンベアAに新ブロツクを送り、
総重量を残ブロツク とカウントし、やはり、上記の動作を行なうことによ
り、新ブロツクが切断され、残ブロツク+新ブロツク切
断分がこのサイクル計量分とし、ミキサホツパ9へ投入
される。
断後のコンベアAに残ったブロツク は次サイクル用に使用されるため、このブロツク重量が
次サイクル所定量より大きければ、上記と同じく計量、
切断し、小さければ、コンベアAに新ブロツクを送り、
総重量を残ブロツク とカウントし、やはり、上記の動作を行なうことによ
り、新ブロツクが切断され、残ブロツク+新ブロツク切
断分がこのサイクル計量分とし、ミキサホツパ9へ投入
される。
上記において、不確定要素であるW2相当分の重量は、
ブロツク長さ600mm、サポート7の長さ5mm、ブロツク重
量35kg(これが一般的なサイズ)とし、 この分のブロツクの不定形さによるばらつき10%程度で
あり、W2/2のばらつきは となり、通常のミキサへの総投入量50kg〜100kgに対
し、0.15〜0.3%である。ミキサへの投入量は21%レベ
ルで管理されており、本発明による上記精度は充分実用
に値するものである。
ブロツク長さ600mm、サポート7の長さ5mm、ブロツク重
量35kg(これが一般的なサイズ)とし、 この分のブロツクの不定形さによるばらつき10%程度で
あり、W2/2のばらつきは となり、通常のミキサへの総投入量50kg〜100kgに対
し、0.15〜0.3%である。ミキサへの投入量は21%レベ
ルで管理されており、本発明による上記精度は充分実用
に値するものである。
以上の如く、従来人手作業あるいは複雑なペレツト化
システムでなく、簡単な装置で全自動化が可能となる。
システムでなく、簡単な装置で全自動化が可能となる。
本発明は2台のコンベアベルト式連続計量器を直列に
配置し、ゴムブロックを一方のコンベア式計量器から他
方へ搬送しながら計量するものにおいて、前記一方の第
1コンベアでゴムブロックの全重量W0を計測した後、前
記他方の第2コンベアへ搬送しながら両コンベアの分担
重量W1とW3とを計測演算し、W=1/2(W0−W1+W3)が
所定計量値に到達した時点でコンベアを停止し、ゴムブ
ロックを切断するようにしたものであるから連続的なゴ
ムブロックの供給計量が可能となり、分割された各ブロ
ックの重量精度の確保が容易となる等の効果を有する。
配置し、ゴムブロックを一方のコンベア式計量器から他
方へ搬送しながら計量するものにおいて、前記一方の第
1コンベアでゴムブロックの全重量W0を計測した後、前
記他方の第2コンベアへ搬送しながら両コンベアの分担
重量W1とW3とを計測演算し、W=1/2(W0−W1+W3)が
所定計量値に到達した時点でコンベアを停止し、ゴムブ
ロックを切断するようにしたものであるから連続的なゴ
ムブロックの供給計量が可能となり、分割された各ブロ
ックの重量精度の確保が容易となる等の効果を有する。
第1図は本発明を実施する装置の要部を示す側面図、第
2図は第1図に示した装置の計量動作図、第3図は本発
明のフローチヤート図である。 A,B……コンベアベルト式連続計量器 6……カツタ
2図は第1図に示した装置の計量動作図、第3図は本発
明のフローチヤート図である。 A,B……コンベアベルト式連続計量器 6……カツタ
Claims (1)
- 【請求項1】2台のコンベアベルト式連続計量器を直列
に配置し、ゴムブロックを一方のコンベア式計量器から
他方へ搬送しながら計量するものにおいて、前記一方の
第1コンベアでゴムブロックの全重量W0を計測した後、
前記他方の第2コンベアへ搬送しながら両コンベアの分
担重量W1とW3とを計測演算し、W=1/2(W0−W1+W3)
が所定計量値に到達した時点でコンベアを停止し、ゴム
ブロックを切断することを特徴とするゴムブロックの計
量方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2060031A JP2726731B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | ゴムブロツクの計量方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2060031A JP2726731B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | ゴムブロツクの計量方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03264297A JPH03264297A (ja) | 1991-11-25 |
JP2726731B2 true JP2726731B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=13130293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2060031A Expired - Lifetime JP2726731B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | ゴムブロツクの計量方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2726731B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102335617B1 (ko) * | 2020-10-13 | 2021-12-07 | 넥센타이어 주식회사 | 시트형 원재료를 위한 정량공급시스템 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104309143B (zh) * | 2014-08-07 | 2016-09-14 | 山东金宇实业股份有限公司 | 胶片自动裁切方法、系统和控制器 |
CN104441306A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-03-25 | 苏州华东橡胶工业有限公司 | 一种橡胶混炼用的进料装置 |
CN110625661B (zh) * | 2019-10-20 | 2021-07-09 | 赵海荣 | 一种定量分割的生产线和控制方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59200920A (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-14 | Yamato Scale Co Ltd | 二分割機 |
-
1990
- 1990-03-13 JP JP2060031A patent/JP2726731B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102335617B1 (ko) * | 2020-10-13 | 2021-12-07 | 넥센타이어 주식회사 | 시트형 원재료를 위한 정량공급시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03264297A (ja) | 1991-11-25 |
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