JPH08243985A - シート状ゴム等の自動裁断装置 - Google Patents

シート状ゴム等の自動裁断装置

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JPH08243985A
JPH08243985A JP7067395A JP7067395A JPH08243985A JP H08243985 A JPH08243985 A JP H08243985A JP 7067395 A JP7067395 A JP 7067395A JP 7067395 A JP7067395 A JP 7067395A JP H08243985 A JPH08243985 A JP H08243985A
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JP
Japan
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rubber
sheet
weighing
cutting
rough
Prior art date
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Pending
Application number
JP7067395A
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English (en)
Inventor
Kiyoyuki Kurisu
清之 栗栖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート状ゴム等の裁断を自動化して省人化を
図ったシート状ゴム等の自動裁断装置を提供する。 【構成】 シート状ゴム等1をコンピュータ制御により
移送する送りコンベアー2の先端側に、順次、上記ゴム
等1の幅Wと厚さtを検知する断面寸法検知センサー5
と、上記ゴム等1を所定の送り量で裁断する裁断機6
と、該裁断されたゴム等1を載せて移送しかつ計量する
計量コンベアー7と、該計量コンベアー7で移送された
ゴム等1が入れられる収納容器8とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原材料のシート状ゴム
等を、荒計量物と精密計量物とに分けて裁断し、必要設
定重量を得るシート状ゴム等の自動裁断装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来はシート状ゴム等を作業者がはさみ
で種々の大きさにカットして計量し、これらを人手で収
納箱に収納していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにゴム等の裁断を全て人手により行うと、作業人員
を多く必要とするという問題があった。そこで、本発明
はかかる従来の課題に鑑みて、シート状ゴム等の裁断を
自動化して作業人員の低減を図ったシート状ゴム等の自
動裁断装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の構成は、図1〜図3に示すように、シート
状ゴム等1をコンピュータ制御により移送する送りコン
ベアー2の先端側に、順次、上記ゴム等1の幅Wと厚さ
tを検知する断面寸法検知センサー5と、上記ゴム等1
を所定の送り量で裁断する裁断機6と、該裁断されたゴ
ム等1を載せて移送しかつ計量する計量コンベアー7
と、該計量コンベアー7で移送されたゴムとう1が入れ
られる収納容器8とを備えたシート状ゴム等の自動裁断
装置であって、ゴム等1の荒計量物Lの裁断時には、コ
ンピュータ3によりゴム等1の必要設定重量N以下にそ
の仮比重ε’から算出された送り量分について上記裁断
機6で裁断されて複数個の荒計量物Lが形成され、該荒
計量物Lは上記計量コンベアー7を経て上記収納容器8
内に収納され、また荒計量物Lが総重量が演算されると
共に、該総重量とゴム等の幅、厚さ、送り量とより真比
重が演算され、次いでゴム等1の精密計量物Sの裁断時
には、コンピュータ3により上記必要設定重量Nから上
記荒計量物Lの総重量Gを差し引いた残り重量を、ゴム
等1の真比重εで割って精密計量物Sの総容積Svが算
出され、該総容積Svを上記断面寸法検知センサー5で
検知された種ゴム1の断面積W×tにより算出された送
り量分について上記裁断機6で裁断されて、該精密計量
物Sは上記計量コンベアー7を経て上記収納容器8内に
収納され必要設定重量Nのシート状ゴム等を得る。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1において、1はシート状ゴム等で、長さ
A=1200mm、幅W=200mm、厚さt=5mm
である。図2はシート状ゴム等の自動裁断装置を示し、
2は送りコンベアーで、上記ゴム等1を載せコンピュー
タ3で制御される駆動モーター(図示省略)により回転
されて種ゴム1を移送する。該送りコンベアー2の先端
側に、移送されるゴム等1の送り量を計測するエンコー
ダー4と、ゴム等1の幅Wの検知センサー5a及び厚さ
tの検知センサー5bからなる断面寸法検知センサー5
と、上記コンピュータ3の指令により所定の送り量でゴ
ム等1を裁断刃6a及び固定刃6bで裁断する裁断機6
とが配設されている。7は計量コンベアーで、上記裁断
機6により裁断された種ゴム1を載せ、コンピュータ3
で制御される駆動モーター(図示省略)により回転され
て種ゴム1を移送し、かつゴム等1を計量してその数値
はコンピュータ3に入力される。8は収納容器で、計量
コンベアー7で移送され落下されたゴム等1を収納す
る。
【0006】上記構成の自動裁断装置により上記シート
状ゴム等1が裁断される大きさは、上記収納容器8に効
率よく収納される都合上、大きい目の荒計量物Lと小さ
い目の精密計量物Sの2種類とに分けられる。従って、
先ず荒計量物Lの裁断を行うには、図1に示す原素材の
シート状ゴム等1(例えば30kg)に対し必要設定重
量N(例えば10kg)とゴム等1の仮比重ε’が予め
定められる。また、必要設定重量Nをオーバーしないよ
うに約20g少なくされた荒計量時総重量N’(g)=
N(g)−20(g)が設定される。上記N、ε’の値
はコンピュータ3に入力される。そして、コンピュータ
3の演算により、裁断される各荒計量物L1、L2・・L
nの各送り量p1、p2・・pnは、上記荒計量時総重量
N’が2〜10に分割され、該各分割分を仮比重ε’×
幅W×厚さtで割って得られる。そこで、種ゴム1がコ
ンピュータ3から指令された上記裁断機6により上記各
送り量p1、p2・・pn毎に裁断されて各荒計量物L1
2・・Lnが得られる。なお、各荒計量物L1、L2・・
nの容積はそれぞれp1×W1×t1、p2×W2×t2
・pn×Wn×tnとなり、その合計の総容積はV(c
3)で表される。また各荒計量物L1、L2・・Lnの重
量は計量コンベアー7で計量され、その総重量はG
(g)で表される。
【0007】次に、精密計量物Sの裁断を行うには、コ
ンピュータ3の演算により、初めに種ゴム1の真比重ε
が、上記各荒計量物L1、L2・・Lnの総重量G(g)
をその総容積V(cm3)で割って求められ、また精密
計量物Sの総重量Sg(g)が、上記必要設定重量N
(g)から上記荒計量物の総重量G(g)を除して得ら
れ、更に精密計量物Sの容積Sv(cm3)が、上記精密
計量物Sの総重量Sg(g)を真比重εで割って得られ
る。従って、裁断される精密計量物Sの送り量Sp(c
m)は、該容積Sv(cm3)を上記断面寸法検知センサ
ー5で得られたゴム等1のシート幅W(cm)及びシー
ト厚さt(cm)で割って得られる。そこで、ゴム等1
がコンピュータ3から指令された上記裁断機6により上
記各送り量Sp(cm)毎に裁断され各精密計量物Sが
得られる。なお、計量精度を上げるために精密計量制御
時には、幅W・厚みt検知センサーと裁断刃6a間のシ
ート形状測定のため送りコンベアー2を逆転させ、シー
ト裁断端部を幅W・厚みt検知センサー位置まで移動さ
せる制御とすると共に、裁断時には断面寸法検知センサ
ー5と裁断機6との距離分を送りコンベアー2を止める
状態にして裁断すると良い。また、上記シート状ゴム等
1はシート状のゴム以外にエラストマー等の合成ゴム等
も含まれる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明のシート状ゴ
ム等の自動裁断装置は、シート状ゴム等を荒計量物及び
精密計量物の2種類に自動的に裁断して、これらを収納
容器に効率的に収納することが出来るため、従来の人手
による裁断に比べて作業者が一人で済み大幅に工数の低
減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート状種ゴムの斜視図である。
【図2】本発明のシート状種ゴムの自動裁断装置による
荒計量物の裁断時の説明図である。
【図3】同上の精密計量物の裁断時の説明図である。
【符号の説明】
1 シート状ゴム等 ε 真比
重 2 送りコンベアー ε’ 仮比
重 3 コンピュータ p 荒計
量物の送り量 4 エンコーダー V 荒計
量物の総容積 5 断面寸法検知センサー G 荒計量
物の総重量 5a 幅検知センサー Sp 精密計量物
の送り量 5b 厚さ検知センサー Sv 精密計量
物の総容積 6 裁断機 Sg 精密計量
物の総重量 6a 裁断刃 6b 固定刃 7 計量コンベアー 8 収納容器 A シート状種ゴムの長さ W 同上の幅 t 同上の厚さ L 荒計量物 S 精密計量物 N 必要設定重量 N’ 荒計量時総重量

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状ゴム等をコンピュータ制御によ
    り移送する送りコンベアーの先端側に、順次、上記ゴム
    等の幅と厚さを検知する断面寸法検知センサーと、上記
    ゴム等を所定の送り量で裁断する裁断機と、該裁断され
    たゴム等を載せて移送しかつ計量する計量コンベアー
    と、該計量コンベアーで移送されたゴム等が入れられる
    収納容器とを備えたシート状ゴム等の自動裁断装置であ
    って、 ゴム等の荒計量物の裁断時には、コンピュータによりゴ
    ム等の必要設定重量以下にその仮比重から算出された送
    り量分について上記裁断機で裁断されて複数個の荒計量
    物が形成され、該荒計量物は上記計量コンベアーを経て
    上記収納容器内に収納され、また荒計量物の総重量が演
    算されると共に該総重量とゴム等の幅、厚さ、送り量と
    より真比重が演算され、 次いでゴム等の精密計量物の裁断時には、コンピュータ
    により上記必要設定重量から上記荒計量物の総重量を差
    し引いた残り重量を、ゴム等の真比重で割って精密計量
    物の総容積が算出され、該総容積を上記断面寸法検知セ
    ンサーで検知されたゴム等の断面積により算出された送
    り量分について上記裁断機で裁断されて、該精密計量物
    は上記計量コンベアーを経て上記収納容器内に収納され
    必要設定重量のシート状ゴム等を得ることを特徴とする
    シート状ゴム等の自動裁断装置。
JP7067395A 1995-03-02 1995-03-02 シート状ゴム等の自動裁断装置 Pending JPH08243985A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100473254B1 (ko) * 2002-07-24 2005-03-10 금호타이어 주식회사 시트고무 자동절단 및 계량장치와 그 방법
CN117400317A (zh) * 2023-12-14 2024-01-16 洪雅县瓦屋山药业有限公司 一种中药材加工用可调节切片装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100473254B1 (ko) * 2002-07-24 2005-03-10 금호타이어 주식회사 시트고무 자동절단 및 계량장치와 그 방법
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