JP2726110B2 - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ゴム組成物、特に天然ゴム及び/又はジ
エン系合成ゴムをゴム成分とし、耐摩耗性の低下がない
低発熱性ゴム組成物に関する。
(従来の技術) 省資源、省エネルギーの社会的要求に対応するため、
ゴム業界特にタイヤ業界において、この数年来、低燃費
タイヤの開発が盛んに行われるようになってきた。この
ような低燃費タイヤの開発には低発熱性ゴム組成物が不
可欠であり、例えば、特に乗用車用タイヤを目的とし
て、特開昭60−23409号公報に記載されているように、
末端を特殊な化合物で変性したスチレン−ブタジエンゴ
ム(SBR)を使用する方法があるが、これらの方法は溶
液重合SBR以外のゴム、特に重車両用タイヤに最も広く
使用されている天然ゴム、又は一般的に溶液重合SBRよ
りも高温破壊特性にすぐれている乳化重合SBRには全く
応用できなかった。
一方、特開昭63−278948号及び同63−284239号公報に
記載されているように、天然ゴム又は乳化重合SBRゴム
にカーボンブラックなどの充填剤とともにジヒドロキシ
ベンズイミダゾリノン化合物又は1−ヒドロキシベンズ
イミダゾール−3−オキシド化合物などを加えると、低
発熱性にすぐれたゴム組成物が得られることが分かって
いる。しかしながら、このようなベンズイミダゾリノン
化合物又は1−ヒドロキシベンズイミダゾール−3−オ
キシド化合物などを加えた場合、確かに発熱性を改善す
るが、ゴム組成物の耐摩耗性を著しく低下させるといっ
た欠点を有していた。
(発明が解決しようとする課題) この発明の目的は、前記のような、天然ゴム及び乳化
重合SBRゴムに応用することができなかったり、これら
のゴムに適用した場合、耐摩耗性が著しく低下するとい
う問題を解決して、このような欠点のない低発熱性ゴム
組成物を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記課題を解決するため、鋭意検討し
た結果、特定の含金属ベンズイミダゾリン及び含金属ベ
ンズイミダゾール誘導体を配合したゴム組成物がゴムの
発熱性改良効果を有することを確かめ、この発明を完成
するに至った。
すなわち、この発明は、天然ゴム及びジエン系合成ゴ
ムからなる群から選ばれた少なくとも1種のゴム100重
量部に補強性充填剤20〜150重量部と、一般式 (式中、R1は各独立に水素又は炭素原子数1〜18のアル
キル基,シクロアルキル基,アルール基,アラルキル
基,アルケニル基、 −SO2R′基,若しくはシアノアルキル基又はこれらの置
換基を示し、R′,R″はアルキル基,アルケニル基又は
アリール基であり、R2,R3は各独立に水素、ハロゲン原
子、水酸基、アリール基、アラルキル基、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級シア
ノアルキル基、カルボキシル基、シアノ基、ニトロ基、
アミノ基,アミド基, 又はアミノスルホニル基であり、ここでRはアルキル
基又はアリール基を示し、 R4は水酸基、ハロゲン原子又はプロトン酸残基を示し、 R5水酸基、ハロゲン原子、プロトン酸残基又は を示し、mは1以上の整数でR7はR5と同じ基の群から選
ばれた一つの基であり、 R6は水素、低級アルキル基、アリール基、アルキルアミ
ド基、カルボキサミド基、カルボキシル基、カルボキシ
エステル基を示し、 Mは一価、二価、三価又は四価の金属原子を示し、xは
Mの原子価に相当する1〜4の整数であり、yはO<y
<xの範囲内の整数であり、nは1以上の整数をし示
し、 Y,Zは、III式で表される化合物の分子鎖端を示し、III
の化合物の製造試薬又は製造反応後の後処理により決定
される残基である。)で表される化合物からなる群から
選ばれた化合物0.05〜20重量部とを配合したゴム組成物
である。
ここでMとして示した一ないし四価の金属の中にリン
も含む。
(作 用) この発明のゴム組成物に使用するゴムとしては、天然
ゴム、合成ポリイソプレンゴム、スチレン−ブタジエン
共重合ゴム、ポリブタジエンゴム、ブチルゴムなどがあ
げられ、これらのゴムを単独で、又は2種以上併用して
使用することができる。
一般式Iで表される化合物の例としては、R1として水
素,メチル,エチル,n−プロピル,i−プロピル、n−ブ
チル,i−ブチル,t−ブチル,n−ペンチル,i−ペンチル,t
−ペンチル,n−ヘキシル,シクロヘキシル,n−ヘプチ
ル,1−メチルヘキシル,n−オクチル,2−エチルヘキシ
ル,2−エチルブチル,n−ノニル,n−デシル,1−メチルノ
ニル,n−ウンデシル,n−ラウリル,n−ステアリル,アセ
チル,プロピオニル,アクリロイル,メタクリロイル,
ベンゾイル,ベンゼンスルホニル,p−トルエンスルホニ
ル,N−メチルカルバモイル,N−フェニルカルバモイル,
ベンジル,フェネチル,アリル,オレイル,β−シアノ
エチル基があげられ、R2及びR3として、R2とR3の両方が
水素の場合、R2とR3の一方が水素で他方が塩素原子、臭
素原子、フッ素原子、メトキシ,エトキシ,トリフルオ
ロメチル,アセチルアミノ,メチル,ヒドロキシカルボ
ニル,アセチル,メトキシカルボニル,アミノスルホニ
ル,メチルアミノスルホニル,又はジメチルアミノスル
ホニル基の場合、また、R2,R3が5,6−ジメチル,5,6−メ
チレンジオキシ,5,6−ジクロロ,5−クロロ−6−メチル
又は5−メチル−6−クロロの場合があげられる。R2,R
3の結合位置としては5位又は6位又はその両方が好ま
しい。
また、式IのMとしてナトリウム、カリウム、亜鉛、
ニッケル、コバルト、第二銅、第一鉄、第二鉄、リン、
第二スズ及び第二鉛があげられる。Mがナトリウム、カ
リウムの場合x=1であり、Mが亜鉛、ニッケル、コバ
ルト、第一鉄、第二銅の場合x=2であり、Mが第二
鉄、リンの場合、x=3であり、Mが第二スズ、第二鉛
の場合、x=4である。一般式Iの化合物として、二
(1,3−ジヒドロキシベンズイミダゾリン−2−オン)
亜鉛のようにR1,R2及びR3がHでMが亜鉛である化合
物、及び亜鉛の代わりにMがニッケル又はコバルトであ
る化合物、二(1−n−プロピルオキシ−3−ヒドロキ
シ−5(又は6)クロロベンズイミダゾリン−2−オ
ン)亜鉛のようにR1がn−プロピル、R2及びR3の一方が
Hで他方がClでMが亜鉛である化合物が好適に例示さ
れ、三価の金属については三(1,3−ジヒドロキシベン
ズイミダゾリン−2−オン)第二鉄、三(1−n−プロ
ピルオキシ−3−ヒドロキシ−5−又は6−クロロベン
ズイミダゾリン−2−オン)第二鉄が好適に例示され、
四価の金属については四(1,3−ジヒドロキシベンズイ
ミダゾリン−2−オン)第二スズ、四(1−n−プロピ
ルオキシ−3−ヒドロキシ−5(又は6)−クロロベン
ズイミダゾリン−2−オン)第二スズが例示される。
一般式IIで表される化合物は、R1,R2,R3及びMについ
ては式Iの化合物と同じであるが金属原子Mに結合する
異なる基R4を有する。R4としては水酸基,塩素原子,臭
素原子,フッ素原子,ヨウ素原子のハロゲン原子,及び
硫酸水素ナトリウム,硝酸,リン酸水素ナトリウム,酢
酸,アセチルアセトナート,安息香酸,炭酸水素ナトリ
ウム,2−エチルヘキサン酸,ナフテン酸,オクタン酸,
ステアリン酸,硫化水素ナトリウム,タングステン酸の
ようなプロトン酸のプロトン酸残基があげられる。これ
らの化合物の好ましい例としては、(1−n−プロピル
オキシ−2−オキソ−3−ヒドロキシ−5(又は6)−
クロロベンズイミダゾリナート)ヒドロキシ亜鉛,ビス
(1−n−プロピルオキシ−2−オキソ−3−ヒドロキ
シ−5(又は6)−クロロベンズイミダゾリナート)ヒ
ドロキシ第二鉄が好ましい例として示される。前記化合
物の亜鉛の代わりにニッケル,コバルト,第一鉄,第二
銅も用いられ、亜鉛,ニッケル,コバルトの場合が好ま
しい。前記第二列の化合物の場合、置換ベンズイミダゾ
リナート残基が1個で水酸基が2個の組合わせの化合物
も用いられる。第二鉄の代わりにリンも用いられる。更
にMが第二スズ又は第二鉛の場合も置換ベンズイミダゾ
リナート残基が3個,2個,1個でこれに対応してそれぞれ
水酸基が1個,2個,3個の組合わせがあり、いずれもこの
発明のゴム組成物に使用することができる。
一般式IIIで表される化合物は、R2,R3が前記式I及び
IIの化合物と同じであり、Mは二価〜四価の金属原子で
あり、Mが二価の場合R5は存在せず、三価又は四価の場
合R5はそれぞれ1個又は2個存在する。
化合物IIIの製造は、例えば1,3−ジヒドロキシベンズ
イミダゾリン−2−オン又は1,3−ジヒドロキシ−5
(又は6)クロロベンズイミダゾリン−2−オンのアル
カリ金属塩又はアルカリ土類金属塩と、リン以外の他の
M元素例えば亜鉛の鉱酸塩若しくは有機酸塩又はハロゲ
ン化リンとを、各種モル比で反応させ、生成物を沈澱と
して得る方法で行われる。この場合、一般式IIIにおけ
るY,Zは、通常、前記反応体の未反応部分として残存し
た基である。
Mが亜鉛,ニッケル,コバルト,鉄などの化合物III
がこの発明のゴム組成物に好適に使用され、Mが銅,リ
ン,スズ,鉛の化合物IIIも使用することができる。
一般式IVで示される化合物の例として、R2,R3,Mは、
前記式Iの場合と同じであり、R6は水素,メチル,エチ
ル,2−アミノカルボニルエチル,エトキシカルボニル,
アミノカルボニル基などがあげられる。例えば、二(1
−ヒドロキシベンズイミダゾール−3−オキシド)亜
鉛、二(1−ヒドロキシ−2−メチルベンズイミダゾー
ル−3−オキシド)亜鉛、二(1−ヒドロキシ−2−メ
チル−6−クロロベンズイミダゾール−3−オキシド)
亜鉛及び亜鉛の代わりにニッケル又はコバルトを金属原
子Mとする化合物が好ましい。Mが第二鉄又はリンの場
合は、x=3で、第二スズ、第二鉛の場合はx=4で、
これらも使用される。
一般式Vで示される化合物は、R2,R3及びR6は前記IV
の化合物の場合と同じであるが、Mが二価以上の場合に
R4が存在する。R4は、水酸基,ハロゲン原子又はプロト
ン酸残基であって、例えば、前記式IIの化合物でR4とし
て例示した基と同じ基が例示される。化合物Vとして、
具体的には(1−ヒドロキシ−2−メチル−3−オキシ
ドベンズイミダゾラート)ヒドロキシ亜鉛、(1−ヒド
ロキシ−2−メチル−3−オキシド−6−クロロベンズ
イミダゾラート)ヒドロキシ亜鉛又はその亜鉛の代わり
にMがニッケル若しくはコバルトである化合物、ビス
(1−ヒドロキシ−2−メチル−3−オキシド−6−ク
ロロベンズイミダゾラート)ヒドロキシ第2鉄などが好
ましい。
Mが第二鉄及びリンの場合又は第二スズ及び第二鉛の
場合の置換ベンズイミダゾラート残基及びR4基の個数に
ついては式IIの化合物の場合に述べたのと同様な組合せ
が存在する。
この発明において前記化合物I〜V(発熱改良剤)
は、単独で使用しても2種以上併用してもよい。発熱改
良剤の配合量は、ゴム100重量部に対して0.05〜20重量
部、好ましくは0.25〜5重量部である。配合量が0.05重
量部未満ではゴム組成物の発熱改良効果がほとんど期待
できず、20重量部を超えても効果の増大が認められない
ばかりか、ゴム組成物の機械的性質がかえって低下する
ので、0.05〜20重量部の範囲に限定する必要がある。
この発明において使用する補強性充填剤としては、カ
ーボンブラックなどがあり、その配合量は、20〜150重
量部である。20重量部未満ではゴム組成物の補強性が劣
り、150重量部を超えると発熱性が著しく悪化するばか
りでなく、耐摩耗性などの物性が著しく悪化する。
この発明において、上記の補強性充填剤と発熱改良剤
以外に、必要に応じて軟化剤、老化防止剤、加硫促進
剤、加硫促進助剤、加硫剤等の通常ゴム工業で使用され
配合剤を適宜配合することができる。
また、この発明のゴム組成物は、タイヤ、コンベアベ
ルト、ホース等のあらゆるゴム製品に適用することがで
きる。
(実施例) 次に、この発明を実施例、比較例により説明する。
実施例1〜6,比較例1〜3 天然ゴム100重量部にISAFカーボンブラック50重量
部、ステアリン酸3重量部、N−(1,3−ジメチルブチ
ル)−N′−フェニル−p−フェニレンジアミン1重量
部,亜鉛華5重量部,N−オキシジエチレン−2−ベンゾ
チアゾールスルフェンアミド0.5重量部、硫黄2.5重量部
及び第1表に示した各種発熱改良剤を比較例2,3につい
ては5×10-3モル相当量、実施例1,2,4,6については2.5
×10-3モル相当量、実施例3については1.67×10-3モル
相当量、実施例5については4.17×10-4モル相当量で配
合した各種ゴム組成物をバンバリーミキサーを用いて混
練りし、加硫してサンプルを作製し、低発熱性及び耐摩
耗性について評価した。比較のために、発熱改良剤を添
加しないものについても同様に評価した。結果を第1表
に示す。
なお、低発熱性(指数)は、レオメトリックス社製粘
弾性測定試験機を用いて動的歪5%の条件下で、50℃に
おけるtanδを測定し、次式により求めた。
この指数が大きい方が発熱性が小さいことを表わす。
耐摩耗性(指数)は、ランボーン摩耗試験機を用い、
BS規格903Part A D法に準じた方法により接地圧10k
g/cm2、スリップ率40%にて測定し、次式により求め
た。
この指数が大きい方が摩耗量が小さいこと、すなわち
耐摩耗性が良好であることを表わす。
次に実施例1〜6に使用した発熱改良剤の製造法を述
べる。
製造例1〜4 アンゲバンド・ヘミー・インターナショナル・エディ
ション(Angew.Chem.internat.Edit.)第11巻、1009頁
(1972年)の合成法に準拠して合成した1,3−ジヒドロ
キシベンズイダゾリン−2−オン0.1モルを50%メター
ノール水溶液200mlに懸濁させ、これに水酸化ナトリウ
ム0.1モルを添加してナトリウム塩とした。これに各種
金属の硫酸塩0.1グラム当量を水100mlで溶解した溶液を
約30分で滴下し、更に1時間かきまぜて析出した結晶を
ろ過して、十分に水洗した後、乾燥して目的物を得た。
M=Zn,x=2;mp>300℃(実施例1使用) M=Ni,x=2;mp>300℃(実施例2使用) M=Fe,x=3;mp>300℃(実施例3使用) M=Co,x=2;mp>300℃(実施例4使用) 製造例 5 製造例1〜4と同様に合成した1,3−ジヒドロキシベ
ンズイミダゾリン−2−オン0.1モルを50%メタノール
水溶液200mlに懸濁させ、これに水酸化ナトリウム0.1モ
ルを添加してジナトリウム塩とした。これに硫酸亜鉛0.
1モルを水200mlで溶解した溶液を約30分で滴下し、更に
1時間かきまぜて析出した結晶をろ過して十分に水洗し
た後乾燥して目的物を得た。これを実施例5に使用し
た。
製造剤6 米国特許第4343942号公報記載の合成法に準拠して合
成した1−ヒドロキシ−2−メチルベンズイミダゾール
−3−オキシド0.1モルを50%メタノール水溶液に懸濁
させ、これに水酸化ナトリウム0.1モルを添加してナト
リウム塩とした。これに硫酸亜鉛0.05モルを水100mlで
溶解した溶液を約30分間で滴下し、更に1時間かきまぜ
て析出した結晶をろ別して十分に水洗した後、乾燥して
目的物を得た。これを実施例6に使用した。
(発明の効果) 以上説明してきたように、この発明のゴム組成物は、
天然ゴム及び/又はジエン系合成ゴムに補強性充填剤及
び特定の金属含有化合物を特定量添加したことにより、
実施例に示す結果からも明らかなように、比較例に使用
した従来のジヒドロキシベンズイミダゾリノン化合物及
び1−ヒドロキシベンズイミダゾール−3−オキシド化
合物に較べた場合、発熱改良効果が改善され、かつ発熱
改良剤無添加に対する耐摩耗性低下が従来例と異なり防
止されるので、低発熱性ゴム組成物として広範囲の分野
で利用価値が極めて大きい。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天然ゴム及びジエン系合成ゴムからなる群
    から選ばれた少なくとも1種のゴム100重量部に補強性
    充填剤20〜150重量部と、 一般式 (式中、R1は各独立に水素又は炭素原子数1〜18のアル
    キル基,シクロアルキル基,アリール基,アラルキル
    基,アルケニル基、 −SO2R′基,若しくはシアノアルキル基又はこれらの置
    換基を示し、R′,R″はアルキル基,アルケニル基又は
    アリール基であり、R2,R3は各独立に水素、ハロゲン原
    子、水酸基、アリール基、アラルキル基、低級アルキル
    基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、低級シア
    ノアルキル基、カルボキシル基、シアノ基、ニトロ基、
    アミノ基,アミド基, 又はアミノスルホニル基であり、ここでRはアルキル
    基又はアリール基を示し、 R4は水酸基、ハロゲン原子又はプロトン酸残基を示し、 R5水酸基、ハロゲン原子、プロトン酸残基又は を示し、mは1以上の整数でR7はR5と同じ基の群から選
    ばれた一つの基であり、 R6は水素、低級アルキル基、アリール基、アルキルアミ
    ド基、カルボキサミド基、カルボキシル基、カルボキシ
    エステル基を示し、Mは一価、二価、三価又は四価の金
    属原子を示し、 xはMの原子価に相当する1〜4の整数であり、yはO
    <y<xの範囲内の整数であり、nは1以上の整数を示
    し、 Y,Zは、III式で表される化合物の分子鎖端を示し、III
    の化合物の製造試薬又は製造反応後の後処理により決定
    される残基である。)で表される化合物からなる群から
    選ばれた化合物0.05〜20重量部とを配合したことを特徴
    とするゴム組成物。
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