JP2725196B2 - 二サイクルエンジンのリードバルブ吸気装置 - Google Patents

二サイクルエンジンのリードバルブ吸気装置

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JP2725196B2
JP2725196B2 JP1027664A JP2766489A JP2725196B2 JP 2725196 B2 JP2725196 B2 JP 2725196B2 JP 1027664 A JP1027664 A JP 1027664A JP 2766489 A JP2766489 A JP 2766489A JP 2725196 B2 JP2725196 B2 JP 2725196B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two

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  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、二サイクルエンジンのリードバルブ吸気
装置に関する。
〔従来の技術〕
二サイクルエンジンは、クランク室に通じる吸気孔に
リードバルブを取付け、クランク室が負圧のときにリー
ドバルブが自動的に開いて、吸気ガスがクランク室に吸
入できるようにした吸気装置を備えたものがある。
一般にリードバルブは、第5図及び第6図に示すよう
に、吸入口Aの断面が長方形で、上下の面が先端がV字
状に先細になって連なるバルブボデーBを設け、このバ
ルブボデーBの上下面の出口にリードバルブCを取付け
たものが用いられている。そして、クランク室の一側に
バランサーシャフトを軸架する場合には、第7図に示す
ように、バランサーシャフトDを軸架したクランク室E
のバランサーシャフトDの横に吸気孔Fの入口を開口
し、この吸気孔Fの入口にバルブボデーBを挿入して締
着するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、バランサーシャフトDの横に吸気孔F
を設けるのでは、バランサーシャフトDの左右のベアリ
ングGの位置によって、吸気孔Fの幅寸法、すなわち、
バルブボデーBの横幅が決定されることになる。リード
バルブCは、短時間に多量の吸気ガスを吸入するのに、
大きい吸入口Aにして吸気効率のよいものにするのが望
ましい。そのためには、左右のベアリングGの取付け幅
を拡げるか、吸気孔FをバランサーシャフトDから離す
必要がある。
しかしながら、これらは、エンジン寸法やスペースな
どの制約があって、実施が困難である。もし実施する
と、エンジン寸法が大きくなって重量も重くなるという
問題がある。
この発明は、かかる点に鑑みなされたもので、リード
バルブを取付けたバルブボデーの上下の横幅寸法を略逆
凸字状にし、下部がバランサーシャフトの左右のベアリ
ングの間に入り込んだ吸気孔にすることによってリード
バルブの大きさが大きい吸気効率のよいものにするとと
もに、エンジン寸法を大きくすることがない二サイクル
エンジンのリードバルブ吸気装置を得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明の二サイクルエ
ンジンのリードバルブ吸気装置は、クランクケースの上
部にシリンダを配設し、該クランクケースのクランク室
に連通する吸気通路を該クランクケースの上部に配設
し、該吸気通路の入口には該クランク室の負圧に応動し
て吸気ガスを開閉制御するリードバルブを配設するとと
もに、該クランクケースに互いに離れた複数のベアリン
グで軸支され、かつ該クランク軸と平行で該クランク軸
と同期して回転するバランサーシャフトを備えた二サイ
クルエンジンであって、前記吸気通路を該バランサーシ
ャフトと直交させて配置するとともに、前記複数のベア
リングを保持するバランサー室とは独立分離させ、前記
吸気通路の下部を前記バランサーシャフトの該複数のベ
アリングで挟む断面ほぼ逆凸字状とし、前記リードバル
ブを先端がV字状の先細りに突出したバルブボディと
し、このバルブボディの吸気通路の形状を、前記シリン
ダ側の幅を前記バランサー側の幅よりも大きくしたほぼ
逆凸字状として該吸気通路内に配設するものである。
〔作用〕
バルブボデーは、吸入口の断面を上側の幅を下側の幅
より大きく断面を略凸字状に形成したので、リードバル
ブの取付けられる上面と下面とを合わせて大きい面積に
することができる。したがって、大きいリードバルブの
吸入面積にでき、吸気効率の高いものにすることが可能
となる。また、クランク室に通じる吸気孔は、断面略逆
凸字状にし、バランサーシャフトの左右のベアリングの
間に吸気孔の下部を挿入させて設けるので、吸気孔をバ
ランサーシャフトに近ずけて設けることができ、エンジ
ン寸法が大きくなることがなく、コンパクトな小型エン
ジンすることができる。さらに、吸気孔をクランク室に
曲りがなく、真直に短く配置することが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第4図によって
説明する。
バルブボデー1は、吸入口2を上側の横幅を下側の横
幅より大きくした略逆凸字状断面にしてあり、上面と下
面は、先端を先細にして突合せてV字状にしてある。そ
して、上面と下面には、複数に分割した出口3が設けて
あり、出口3を塞ぐようにリードバルブ4を重ね、バル
ブストッパー5と共に一側をリベット止めなどによって
取付けてある。クランクシャフト6を軸架したクランク
室7の一側には、バランサーシャフト8を左右のベアリ
ング9で軸架してある。バランサーシャフト8は、歯車
10でクランクシャフト6に連動させて回転させ、クラン
クシャフト6の回転によって発生する振動を軽減する。
バランサーシャフト8の横には、クランク室7に通じる
吸気孔11を設ける。吸気孔11は、断面が略逆凸字状で、
下側を幅狭にしてあって、左右のベアリング9の間に入
り込ませてある。吸気孔11の入口には、バルブボデー1
を挿入し、気化器12を連結する吸気管13と共に締着す
る。なお、15はバランサー室である。
前記構成によれば、バルブボデー1の吸入口2の下側
は、バランサーシャフト8の左右のベアリング9の間隔
によって制約されるが、上側は十分大きいものにでき
る。このため、上面に下面を合せて大きい開口を有する
リードバルブ4を取付けることができて、きわめて吸気
効率のよいものにすることができる。また、吸気孔11
は、下側が左右のベアリング9の間に入り込んで設ける
ので、吸気孔11をバランサーシャフト8に近く配置する
ことができる。したがって、エンジン寸法を小さくでき
るとともに、クランク室7に真直に短く配置することが
可能となる。
〔発明の効果〕
以上発明したように、この発明は、吸気通路をバラン
サーシャフトと直交させて配置するとともに、複数のベ
アリングを保持するバランサー室とは独立分離させ、吸
気通路の下部をバランサーシャフトの複数のベアリング
で挟む断面ほぼ逆凸字状とし、リードバルブを先端がV
字状の先細りに突出したバルブボディとし、このバルブ
ボディの吸気通路の形状を、シリンダ側の幅をバランサ
ー側の幅よりも大きくしたほぼ逆凸字状として吸気通路
内に配設するものであるから、大きい開口面積を有する
リードバルブを装着することができ、吸気効率のよいも
のにすることができるという効果がある。さらに、リー
ドバルブのバルブボデーを取付ける吸気孔は、バランサ
ーシャフトに近接して配置でき、エンジン寸法を小さ
く、コンパクトにすることができるとともに、吸気孔を
クランク室に真直に、しかも、短く配置することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明に係る二サイクルエンジン
のリードバルブ吸気装置の一実施例を示し、第1図は要
部縦断全体側面図、第2図はリードバルブの側面図、第
3は同背面図、第4図はバランサーシャフト部分の横断
面図、第5図ないし第7図は従来例を示し、第5図はリ
ードバルブの側面図、第6図は同背面図、第7図はバラ
ンサーシャフト部分の横断面図である。 1…バルブボデー、2…吸入口、4…リードバルブ、7
…クランク室、8…バランサーシャフト、9…ベアリン
グ、11…吸気孔、15…バランサー室。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランクケースの上部にシリンダを配設
    し、該クランクケースのクランク室に連通する吸気通路
    を該クランクケースの上部に配設し、該吸気通路の入口
    には該クランク室の負圧に応動して吸気ガスを開閉制御
    するリードバルブを配設するとともに、 該クランクケースに互いに離れた複数のベアリングで軸
    支され、かつ該クランク軸と平行で該クランク軸と同期
    して回転するバランサーシャフトを備えた二サイクルエ
    ンジンであって、 前記吸気通路を該バランサーシャフトと直交させて配置
    するとともに、前記複数のベアリングを保持するバラン
    サー室とは独立分離させ、 前記吸気通路の下部を前記バランサーシャフトの該複数
    のベアリングで挟む断面ほぼ逆凸字状とし、前記リード
    バルブを先端がV字状の先細りに突出したバルブボディ
    とし、このバルブボディの吸気通路の形状を、前記シリ
    ンダ側の幅を前記バランサー側の幅よりも大きくしたほ
    ぼ逆凸字状として該吸気通路内に配設した ことを特徴とする二サイクルエンジンのリードバルブ吸
    気装置。
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US7395790B2 (en) 2004-11-18 2008-07-08 S&S Cycle, Inc. Reed valve breather for evolution engine

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JPS62135616A (ja) * 1985-12-06 1987-06-18 Fuji Heavy Ind Ltd 2サイクルエンジンの吸気制御装置
JPS63177625U (ja) * 1987-05-11 1988-11-17

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