JPS6330672A - リ−ド弁装置 - Google Patents

リ−ド弁装置

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Publication number
JPS6330672A
JPS6330672A JP17282086A JP17282086A JPS6330672A JP S6330672 A JPS6330672 A JP S6330672A JP 17282086 A JP17282086 A JP 17282086A JP 17282086 A JP17282086 A JP 17282086A JP S6330672 A JPS6330672 A JP S6330672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reed valve
valve
reed
opening
pressure difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17282086A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Kamogawa
鴨川 和則
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Yamaha Marine Co Ltd
Original Assignee
Sanshin Kogyo KK
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Publication date
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Publication of JPS6330672A publication Critical patent/JPS6330672A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、船外機、2輪自動車等のエンジンに用いられ
るリード弁装置に関する。
[従来の技術] 船外機、2輪自動車等の2サイクルエンジンにおいては
、気化器と燃焼室ないしクランク室との間の吸気通路に
リード弁装置を介在させている。
リード弁装置は、弁孔が形成されたバルブボディに一端
ガ′固定され、該弁孔を開閉しかつ一方向にのみ流体の
流れを許容するり−ド弁装置を備えている。
ところで、特開昭81−48878号公報には、第9図
、第1O図に示すように、リード弁装置の固定端側を共
通にして複数の弁体に分割しこれらの各弁体の固定端部
と可動端部との幅の比率をそれぞれ異なるように形成し
たリード弁装置が提案されている。第9図、第10図に
おいて、lはバルブボディ、2は固定端部の幅が犬yい
高圧用高剛性弁体、3は固定端部の幅が小さい低圧用低
剛性弁体、4はストッパである。すなわち、上記リード
弁装置は、高圧用高剛性弁体2と低圧用低剛性弁体3と
を備えるから、各弁体の開弁圧が変化し、燃焼室ないし
はクランク室の吸気負圧に応じた吸気量を得ることがで
きる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来提案されているリード弁装dに
あっては、リード弁装置の開弁程度によって規制される
吸気量を十分に取ることができない、すなわち、リード
弁が規制する吸気量は、バルブボディと、開弁状態にあ
るリード弁装置外周辺とでなす開口面積に比例する。つ
まり、上記リード弁装置の開弁面積は、第9図、第10
図に斜線で示す面積のみに限定されるため、リード弁が
少なくとも全開に至る中間開度状態での吸気量を十分に
取れず、エンジンの出力を十分に得ることができない。
本発明は、吸気負圧に応じた吸気量を与えるとともに、
リード弁が少なくとも全開に至る中間開度状態での吸気
量を十分に取り、エンジンの出力を向上することを目的
とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、一つ以上の弁孔が形成されたバルブボディに
一端が固定され、該弁孔を開閉しかつ一方向にのみ流体
の流れを許容する、弁孔の数に対応する数のリード弁を
備えたリード弁装置において、リード弁に前記弁孔と連
通する開孔を設け、該開孔を閉塞する副リード弁を配設
するとともに、リード弁外周とバルブボディとでなすリ
ード弁の開弁面積をリード弁を開させる時のバルブボデ
ィの上、下流の間の圧力差で除した値に対し。
副リード弁外周とリード弁とでなす副リード弁の開弁面
積を前記圧力差で除した値が、該圧力差が小なる時、大
となるように形成するようにしたものである。
〔作用] リード弁を開させる時のバルブボディの上、下流の間の
圧力差、すなわち吸気負圧が小なるエンジンの低速時に
、副リード弁における、上記圧力差の変化に対する開弁
面積の変化の割合はリード弁における該割合よりも大き
い、すなわち、副リード弁は上記圧力差の変化に対する
感度がリード弁よりもよく、吸気負圧小の時でも負圧に
応じた吸気量を与えることができる。したがって。
リード弁装置は、開弁圧特性の異なるリード弁と副リー
ド弁を備えるから、吸気負圧に応じた吸気量を与えるこ
とができる。
また、■リード弁装置がリード弁の全開を規制するスト
ー/パをもつ場合には、リード弁がストッパに当接する
までの中間開度状態において、副リード弁の開弁面積の
分だけ全開弁面積を大きく取ることができ、■リード弁
装置が上記ストッパをもたない場合には、中間〜全開の
全開度状態において、副リード弁の開弁面積の分だけ全
開弁面積を大きく取ることができる。したがって、リー
ド弁が少なくとも全開に至る中間開度状態での吸気量を
十分に取り、エンジンの出力を向上することができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例に係るリード弁装置を示す正
面図、第2図は第1図の■−■線に沿う断面図、第3図
は第2図の異なる作動状態を示す断面図、第4図はリー
ド弁装置の開弁面積を示す斜視図、第5図はリード弁装
置が適用された船外機用エンジンを一部破断して示す側
面図、第6図は第5図の■−■線に沿う断面図である。
第5図、第6図に示すように、船外機用エンジン10は
、推進ユニット11の上部に搭載されている。エンジン
10は、2気筒2サイクルエンジンであり、12はシリ
ンダボディ、13はシリンダヘッド、14はクランクケ
ース、15は気化器、16は吸気箱、17はクランク軸
、18はピストンである。
気化l515とクランクケース14が形成する上下のク
ランク室19A、19Bとの間には、リード弁装置20
が介装されている。リード弁装置20のバルブボディ2
1は、上クランク室19Aに連通ずる3ケの弁孔22A
と、下クランク室19Bに連通ずる3ケの弁孔22Bと
を伯えている。すなわち、このエンジン10は、気化器
15が生成する空気と燃料の混合気を、■上クランク室
19Aの吸気負正により、リード弁装置20の弁孔22
Aから上クランク室19Aに吸引し、北掃気通路23A
から上燃焼室24A(不図示)へ供給し、■下クランク
室19Bの吸気負圧により、リード弁装置22の弁孔2
2Bから下クランク室19Bに吸引し、下掃気通路23
Bから下撚焼室24Bへ供給する。
ここで、リード弁装720は、第1図、第2図、第3図
に示すように、各弁孔22A、22Bを各クランク室1
9A、19Bの吸気負圧の作用下で開閉し、かつ気化器
15の側から各クランク室19A、19Bの側への混合
気の流れを許容する、各弁孔22A、22Bの数に対応
する数のり−ド弁25を備えている。また、リード弁装
置20は、各リード弁25に各弁孔22A、22Bと連
通ずる開孔26を設け、各開孔26を閉塞する副リード
弁27を備える。28はリード弁25、副リード弁27
の全開を規制するストッパである。リード弁25、副リ
ード弁27、ストッパ28は、止ねじ29によってバル
ブボディ21に共線めされる。
また、リード弁装M20は、第4図に示すように、リー
ド弁25の外周とバルブボディ21とでなすリード弁2
5の開弁面積すをリード弁25を開させる時のバルブボ
ディ21の上、下流の間の圧力差Δpで除した値(b/
ΔP)に対し、副リード弁27の外周とリード弁25と
でなす副リード弁27の開弁面8&aを前記圧力差Δp
で除した値(a/ΔP)が、該圧力差ΔPが小なる時、
大となるように形成している。
次に、上記リード弁装M20の作用について説明する。
リード弁25を開させる時のバルブボディ21の上、下
流の間の圧力差、すなわち吸気負圧が小なるエンジン1
0の低速時に、副リード弁27における、上記圧力差の
変化に対する開弁面積の変化の割合はリード弁25にお
ける該割合よりも大きい、すなわち、副リード弁27は
上記圧力差の変化に対する感度がリード弁25よりもよ
く、吸気負圧小の時でも負圧に応じた吸気量を与えるこ
とができる。したがって、リード弁装置20は、開弁圧
特性の異なるリード弁25と副リード弁27を備えるか
ら、吸気負圧に応じた吸気量を与えることができる。
また、上記リード弁装置20は、リード弁25の全開を
規制するスト7パ28をもっているから、リード弁25
がストッパ28に当接するまでの中間開度状態において
、副リード弁27の開弁面積の分だけ全開弁面積を大き
く取ることができる。なお、リード弁装置が上記ストッ
パをもたない場合には、中間〜全開の全開度状態におい
て、副リード弁の開弁面端の分だけ全開弁面積を大きく
取ることができる。したがって、リード弁25が少なく
とも全開に至る中間開度状態での吸気量を十分に取り、
エンジンの出力を向上することができる。
なお、上記リード弁装M20は、上下のクランク室19
A、19Bに連通する弁孔22A、22Bの両方に、リ
ード弁25と副リード弁27を配設した。しかしながら
、上記実施例におけるように、単一の気化器15から上
下のクランク室19A、19Bに混合気を分配する場合
には、重力の影響により、下クランク室19Bにより多
量の混合気が流入し、上クランク室19Aには混合気が
流入しにくい、このような場合には、上クランク室19
Aに連通する弁孔22Aの側にはリード弁25と副リー
ド弁27を設け、下クランク室19Bに連通ずる弁孔2
2Bの側には開孔のないリード弁のみを設けるものとす
れば、重力の影響による上クランク室19Aと下クラン
ク室19Bの吸気量の相違を、副リード弁27を設ける
か否かによって解消することができる。
第7図は本発明の他の変形例に係るリード弁装置30を
示す斜視図である0図において、31は/ヘルプボディ
、32は弁孔、33はリード弁。
34はリード弁33に設けた開孔、35は副リード弁、
36は止めじである。すなわち、リード弁装は30は単
一のリード弁33のみを備えるものである。リード弁が
上記のように単一の時、前述の特開昭6l−48Ei7
8号公報に記載される技術では低速時にクランク室負圧
に応じた吸気量を与えることは不可能である。これに対
し、本発明の上記リード弁装置30にあっては、リード
弁33が単一でも、副リード弁35の存在により、吸気
負圧に応じた吸気量を与えることができ、かつ中間〜全
開の冷開り状態での吸気績を十分に取り、エンジンの出
力を向上することもできる。
なお1本発明は、第8図に示すような自動2輪車用エン
ジン40に用いられるリード弁装置41にも適用回走で
ある0図において、42はエンジン本体、43は気化器
、44は吸気通路、45はクランク軸、46はピストン
、47は変速ギア装置である。
[発明の効果コ 以上のように、本発明は、一つ以上の弁孔が形成された
バルブボディに一端が固定され、該弁孔を開閉しかつ一
方向にのみ流体の流れを許容する、弁孔の数に対応する
数のリード弁を備えたリード弁装訛において、リード弁
に前記弁孔と連通する開孔を設け、該開孔を閉塞する副
リード弁を配設するとともに、リード弁外周とバルブボ
ディとでなすリード弁の開弁面積をリード弁を開させる
時のバルブボディの上、下流の間の圧力差で除した値に
対し、副リード弁外周とリード弁とでなす副リード弁の
開弁面積を前記圧力差で除した値が、該圧力差が小なる
時、大となるよう1こ形成するようにしたものである。
上記リード弁装置によれば、リード弁を開させる時のバ
ルブボディの上、下流の間の圧力差、すなわち吸気負圧
が小なるエンジンの低速時に、副リード弁における、上
記圧力差の変化に対する開弁面積の変化の割合はリード
弁における該割合よりも大きい、すなわち、副リード弁
は上記圧力差の変化に対する感度がリード弁よりもよく
、吸気負圧小の時でも負圧に応じた吸気量を与えること
ができる。したがって、リード弁装置は、開弁圧特性の
異なるリード弁と副リード弁を備えるから、吸気負圧に
応じた吸気量を与えることができる。
また、■リード弁装置がリード弁の全開を規制するスト
ッパをもつ場合には、リード弁がス)・シバにh接する
までの中間開度状態において、副リード弁の開弁面積の
分だけ全開弁面積を大きく取ることができ、■リード弁
装置が上記ストッパをもたない場合には、中間〜全開の
全開度状態において、副リード弁の開弁面積の分だけ全
開弁面積を大きく取ることができる。したがって、リー
ド弁が少なくとも全開に至る中間開度状態での吸気量を
十分に取り、エンジンの出力を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るリード弁装置を示す正
面図、第2図は第1図のn−■線に沿う断面図、第3図
は第2図の異なる作動状態を示す断面図、第4図はリー
ド弁装置の開弁面積を示す斜視図、第5図はリード弁装
ごが適用された船外機用エンジンを一部破断して示す側
面図、第6図は第5図のV[−VI線に沿う断面図、第
7図は本発明の他の変形例に係るリード弁装ごを示す斜
視図、第8図は本発明が適用される自動2輪車用エンジ
ンを示す断面図、第9図は従来のリード弁装はを示す斜
視図、第10図は従来の他のリード弁装置を示す斜視図
である。 20.30・・・リード弁装置、21.31・・・バル
ブボディ、22A、22B、32・・・弁孔、25.3
3・・・リード弁、26.34・・・開孔、27.35
・・・副リード弁。 代理人 弁理士  塩 川 修 治 第 ] 圏 −」 ■ 第2 図 第3図 第8 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 一つ以上の弁孔が形成されたバルブボディに一
    端が固定され、該弁孔を開閉しかつ一方向にのみ流体の
    流れを許容する、弁孔の数に対応する数のリード弁を備
    えたリード弁装置において、リード弁に前記弁孔と連通
    する開孔を設け、該開孔を閉塞する副リード弁を配設す
    るとともに、リード弁外周とバルブボディとでなすリー
    ド弁の開弁面積をリード弁を開させる時のバルブボディ
    の上、下流の間の圧力差で除した値に対し、副リード弁
    外周とリード弁とでなす副リード弁の開弁面積を前記圧
    力差で除した値が、該圧力差が小なる時、大となるよう
    に形成したことを特徴とするリード弁装置。
JP17282086A 1986-07-24 1986-07-24 リ−ド弁装置 Pending JPS6330672A (ja)

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JP17282086A JPS6330672A (ja) 1986-07-24 1986-07-24 リ−ド弁装置

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JP17282086A Pending JPS6330672A (ja) 1986-07-24 1986-07-24 リ−ド弁装置

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JP (1) JPS6330672A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630440U (ja) * 1992-09-29 1994-04-22 株式会社デイトナ リードバルブ
JP2012172581A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Mitsubishi Electric Corp スクロール圧縮機及びヒートポンプ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630440U (ja) * 1992-09-29 1994-04-22 株式会社デイトナ リードバルブ
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