JP2724580B2 - カードリーダ - Google Patents

カードリーダ

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JP2724580B2
JP2724580B2 JP7347354A JP34735495A JP2724580B2 JP 2724580 B2 JP2724580 B2 JP 2724580B2 JP 7347354 A JP7347354 A JP 7347354A JP 34735495 A JP34735495 A JP 34735495A JP 2724580 B2 JP2724580 B2 JP 2724580B2
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card reader
magnetic head
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mounting plate
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均 竹之内
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Omron Corp
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、定期
券、プリペイドカード、ストアードカード等の磁気カー
ドの情報を読取りおよび更新処理(リードアンドライ
ト)するようなカードリーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のカードリーダとしては例
えば、図3、図4に示す如き構造の装置がある。
【0003】すなわち、複数の磁気トラックT1 ,T2
,T3 …を有する磁気カードAを設け、この磁気カー
ドAを挿入するカード挿入口31をメインフレーム32
の接客側に形成すると共に、エンドレスタイミングベル
トにより構成した上部ベルト33および下部ベルト34
を上述のカード挿入口31の延長線上で対接し、上述の
下部ベルト34にはプーリ35、ベルト36、プーリ3
7を介して駆動モータ38を連結する一方、読取部39
の下側には磁気ヘッド40を配設し、読取部39(詳し
くはリードアンドライト部)の上側にはパッドローラ4
1を配設したカードリーダ42である。
【0004】そして、このカードリーダ42はカード挿
入口31から挿入された磁気カードAを上下のベルト3
3,34で読取部39に挟持搬送し、この読取部39に
おいて上述の磁気ヘッド40が磁気カードAの各磁気ト
ラックT1 ,T2 ,T3 …に予め磁気記録された磁気情
報を読取る。
【0005】このような読取り処理を行なう場合、上述
の各磁気トラックT1 ,T2 ,T3…に対応する磁気ヘ
ッド40とパッドローラ41との間のそれぞれの隙間を
一定に保つ必要があり、従来、上述の隙間を調整する隙
間調整機構としては、図5および図6に示す構造と、図
7に示す構造とがある。
【0006】図5、図6に示す隙間調整機構は次のよう
に構成している。すなわち、上述のパッドローラ41を
支持する支持軸43を設け、この支持軸43の一端をシ
ム(shim、はさみ金)44を介してメインフレーム32
に片持ち支持すると共に、支持軸43の他端にはベアリ
ング抜止め用のツマミ45を螺合した構造で、隙間調整
に際しては、上述の支持軸43を締付けるビス46を緩
めて、メインフレーム32と支持軸43一端との間にシ
ム44を介設して、支持軸43の傾きを可変調整するこ
とで、左右の隙間δ1 ,δ2 を調整する。
【0007】一方、図7に示す隙間調整機構は次のよう
に構成している。つまり、メインフレーム32にパッド
ローラ41を隔てて離間対向するサブフレーム47を設
け、上述の支持軸43を2本のビス48,49により両
持ち支持した構造で、隙間調整に際しては、上述の2本
のビス48,49を各フレーム47,32の長孔50,
51に沿って微調整することで、左右の隙間δ1 ,δ2
を一定に保つ。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の隙間調
整機構(図5、図6参照)においては厚みの異なるシム
44と順次交換しながらの調整操作が要請されるため、
多種類のシム44…が必要となるばかりでなく、調整作
業が煩雑で、しかも隙間調整に多大な時間を要する問題
点があった。
【0009】一方、後者の隙間調整機構(図7参照)に
おいては、上述の支持軸43を左右のフレーム47,3
2間で両持ち支持している関係上、隙間δ1 ,δ2 の目
視確認が困難なうえ、2本のビス48,49により一旦
支持軸43を固定すると、磁気ヘッド40の清掃などの
メンテナンスが困難となる問題点を有していた。
【0010】この発明の請求項1記載の発明は、磁気ヘ
ッドとパッドローラとの間の隙間の調整を極めて簡単に
行なうことができると共に、磁気ヘッドの清掃などのメ
ンテナンスも容易となるカードリーダの提供を目的とす
る。
【0011】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、上述の隙間調整をカ
ードリーダフレームとは別のユニット化した状態で行な
うことができて、斯る調整がさらに容易となるカードリ
ーダの提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、磁気ヘッドにパッドローラを対向配設して、
これら両者間に搬送される磁気カードの記録情報を読取
るカードリーダであって、前記磁気ヘッドの一端側を支
持部材に固定し、上記パッドローラを支持する支持軸の
一端を上記支持部材の透孔を貫通して、該支持部材の外
側に配置した取付板に支持し、前記磁気ヘッドの幅方向
に対しパッドローラの支持軸が傾動するように前記取付
板の基端部を支持部材に取付け、この取付板の遊端を同
板基端側を支点として傾動操作する調整ネジを該取付板
支持部材との間に介設したカードリーダであることを
特徴とする。
【0013】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、前記支持部材をカー
ドリーダフレームに対して着脱自在な別体で形成し
て、前記支持部材、取付板、磁気ヘッド、パッドロー
ラ、および調整ネジ等を一体に集合させてユニット化構
造に形成したカードリーダであることを特徴とする。
【0014】
【作用】この発明の請求項1記載の発明によれば、上述
の調整ネジを操作すると、取付板の基端側を支点として
同板の遊端が傾動操作されるので、この取付板に片持ち
支持させた上述の支持軸の傾きを調整することができ、
この支持軸の傾き調整によって、磁気ヘッドの幅方向で
の対パットローラとの隙間を可変調整することができ
る。
【0015】この発明の請求項2記載の発明によれば、
ユニット化された上述の隙間を可変調整する機能を有す
る磁気ヘッドおよびパッドローラをカードリーダのフレ
ームから取外した状態で、磁気ヘッドの幅方向での対パ
ットローラとの隙間を調整し、調整後において上述のユ
ニット化された磁気ヘッドおよびパッドローラをカード
リーダフレームに取付けることができる。
【0016】
【発明の効果】この結果、この発明の請求項1記載の発
明は、上述の単一の調整ネジのみの操作により、磁気ヘ
ッドの幅方向での対パットローラとの隙間の調整を極め
て簡単に行なうことができ、このため、例えば、磁気カ
ードの複数トラックに対応した複数の磁気ギャップを備
えた磁気ヘッドの場合、各トラックの磁気読取り書込み
などの磁気処理が確実・良好にできる効果があり、加え
て上述の支持軸は片持ち支持構造であるから、例えば、
この支持軸の反支持側からパッドローラを取外すこと
で、磁気ヘッドの清掃などのメンテナンスも容易とな
る。
【0017】また、この発明の請求項2記載の発明は、
上述の請求項1記載の発明の効果と併せて、ユニット化
された上述の隙間を可変調整する機能を有する磁気ヘッ
ドおよびパッドローラをカードリーダフレームから取
外した状態下において磁気ヘッドとパッドローラとの
間調整を行なうことができるので、この調整作業をより
一層容易に行なうことができる効果がある。
【0018】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はカードリーダを示し、図1、図2におい
て、カードリーダフレームとしてのメインフレーム1を
設け、このメインフレーム1の所定部(図3の読取部3
9に相当する部位)には縦長の長方形状の開口部2を穿
設し、この開口部2の口縁にはその背面(図1上、右側
面)から2本のビス3,3を用いてユニット化された隙
間調整機構4を着脱可能に取付けている。
【0019】上述の隙間調整機構4は次のように構成し
ている。すなわち、上述の開口部2に直接取付けられる
縦長の長方形状の支持部材としてのブロック5を設け、
このブロック5の他側面(図1上、左側面)下部には、
磁気カードの複数トラックに対応した複数の磁気ギャッ
プ6…を備えた磁気ヘッド7を、長尺の2本のセットボ
ルト8,8を用いて取付けている。
【0020】また、上述の磁気ヘッド7の上方にパッド
ローラ9を配設している。このパッドローラ9は中央部
にタイミングプーリ10を一体形成した筒軸部11の左
右外周部にパッド部材12,12を嵌着したローラで、
このパッドローラ9はその筒軸部11内に配設する左右
のベアリング13,13を介して支持軸14に回転自在
に支持される。
【0021】上述のブロック5には支持軸14を貫通さ
せるための大径の透孔15を穿設し、支持軸14の一端
をこの透孔15を介して取付板16の中央部位に当接
し、この支持軸14一端と取付板16とをビス17によ
り連結して、支持軸14を片持ち支持させている。
【0022】上述の取付板16は基端近傍にくびれ部1
8を形成して、くびれ部18下方の基端部を、スペーサ
19を介してブロック5の一側面(図1上、右側面)に
ビス20で取付けている。
【0023】さらに、上述の取付板16の遊端に対応さ
せて、上述のブロック5の他側面から一側面に向けて螺
設した調整ネジ21を設け、この調整ネジ21の先端に
小径ネジ部22を一体形成すると共に、この小径ネジ部
22を上述の取付板16遊端に貫設し、ナット23を小
径ネジ部22に螺合することで、調整ネジ21と取付板
16とを連結して、この調整ネジ21を図1の矢印a方
向へ螺進(前進)させた時、取付板16および支持軸1
4を介してパッドローラ9を同図の矢印c方向へ傾動
し、また上述の調整ネジ21を図1の矢印b方向へ螺進
(後退)させた時、取付板16および支持軸14を介し
てパッドローラ9を同図の矢印d方向へ傾動して、左右
の隙間δ1 ,δ2 を微調整すべく構成している。
【0024】なお、図中、24は支持軸14の他端に螺
合されて、ベアリング13の抜止めを図るツマミ、25
は上部ベルト、26は下部ベルトである。またカードリ
ーダの主要部を除く全体構成は図3で示した従来の構造
と同様である。
【0025】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下作用を説明する。いま、図1に示す左右の隙間
δ1 ,δ2 の大小関係がδ1 >δ2 の時には、調整ネジ
21を同図の矢印b方向へ螺進(後退)操作すると、取
付板16のくびれ部18を支点として同板16の遊端が
反時計方向へ傾動操作されるので、この取付板16の中
央部位に片持ち支持させた上述の支持軸14の他端を磁
気ヘッド7に近接調整して、左右の隙間δ1 ,δ2 をδ
1 =δ2 に調整することができる。
【0026】逆に、図1に示す左右の隙間δ1 ,δ2 の
大小関係がδ1 <δ2 の時には、調整ネジ21を同図の
矢印a方向へ螺進(前進)操作すると、取付板16のく
びれ部18を支点として同板16の遊端が時計方向へ傾
動操作されるので、この取付板16の中央部位に片持ち
支持させた上述の支持軸14の他端を磁気ヘッド7から
離反調整して、左右の隙間δ1 ,δ2 をδ1 =δ2 に調
整することができる。
【0027】上述の調整ネジ21による微調整の後に、
必要に応じて、長尺の2本のセットボルト8,8を緩め
て、磁気ヘッド7を上下調整して、隙間δ1 ,δ2 を磁
気カードの厚さ以下に設定して一連の調整操作を終了す
る。
【0028】このように、上述の単一の調整ネジ21の
みの螺進(前進または後退)操作により左右の隙間δ1
,δ2 を調整することができるので、磁気ヘッド7と
パッドローラ9との間の隙間(詳しくは磁気カードの複
数トラックに対応した各隙間)の調整を極めて簡単に行
なうことができる効果がある。
【0029】加えて、上述の支持軸14は片持ち支持構
造であるから、例えば、上述のツマミ24を取外した後
に、この支持軸14の反支持側つまり図1の左側からパ
ッドローラ9を取外すことにより、磁気ヘッド7の清掃
などのメンテナンスも容易に行なうことができる効果が
ある。
【0030】しかも、上述の隙間調整機構4はメインフ
レーム1とは別体のユニット化となしたので、このユニ
ット化された隙間調整機構4を上述のメインフレーム1
から取外した状態下において上述の隙間調整を行なうこ
とができるので、この調整作業をより一層容易に行なう
ことができる効果がある。
【0031】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の支持部材は、実施例のブロック5
に対応し、以下同様に、カードリーダフレームは、メイ
ンフレーム1に対応するも、この発明は、上述の実施例
の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 カードリーダの縦断面図。
【図2】 図1の左側面図。
【図3】 従来のカードリーダの全体構成を示す内部側
面図。
【図4】 磁気カードの説明図。
【図5】 従来のカードリーダの縦断面図。
【図6】 図5の左側面図。
【図7】 従来のカードリーダの縦断面図。
【符号の説明】
1…メインフレーム 4…隙間調整機構 5…ブロック 7…磁気ヘッド 9…パッドローラ 14…支持軸 16…取付板 21…調整ネジ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドにパッドローラを対向配設し
    て、これら両者間に搬送される磁気カードの記録情報を
    読取るカードリーダであって、前記磁気ヘッドの一端側を支持部材に固定し、 上記パッドローラを支持する支持軸の一端を上記支持部
    材の透孔を貫通して、該支持部材の外側に配置した取付
    板に支持し、 前記磁気ヘッドの幅方向に対しパッドローラの支持軸が
    傾動するように前記取付板の基端部を支持部材に取付
    け、 この取付板の遊端を同板基端側を支点として傾動操作す
    る調整ネジを該取付板と支持部材との間に介設したカー
    ドリーダ。
  2. 【請求項2】前記支持部材をカードリーダフレームに
    対して着脱自在な別体で形成して、前記支持部材、取付
    板、磁気ヘッド、パッドローラ、および調整ネジ等を一
    体に集合させてユニット化構造に形成した請求項1記載
    のカードリーダ。
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