JP2724345B2 - 用紙駆動型自動製図機におけるロール紙引き出し制御方法 - Google Patents

用紙駆動型自動製図機におけるロール紙引き出し制御方法

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JP2724345B2 JP25156689A JP25156689A JP2724345B2 JP 2724345 B2 JP2724345 B2 JP 2724345B2 JP 25156689 A JP25156689 A JP 25156689A JP 25156689 A JP25156689 A JP 25156689A JP 2724345 B2 JP2724345 B2 JP 2724345B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、用紙駆動型自動製図機におけるロール紙引
き出し制御方法に関する。
〔従来の技術〕
作画開始前に、1作画フレーム分のロール紙をプラテ
ン上に引き出す方法としては、従来2方式がある。一つ
は、ロール紙を用紙供給軸を回転させて所定量引き出し
てロール紙を弛ませておいてから、駆動ローラの回転に
よってプラテン上に1作画フレーム分の所定量のロール
紙を引き出している。他の一つは、用紙供給軸をフリー
回転状態としておいて、駆動ローラの回転により、用紙
供給軸のロール部から所定量ロール紙を引き出してプラ
テン上に供給している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記2方式のうち前者は、ロール紙引き出し時に、ロ
ール紙のたるみの存在によりロール紙にテンションがか
からず、ロール紙搬送精度が良好であるが、ロール紙搬
送時間即ちロール紙を1作画フレーム分プラテン上に引
き出すのに要する時間が長くなってしまう。従って、用
紙の引き出しに高精度を要しない通常連続作画における
ロール紙引き出し制御には不適当であるという欠陥が存
した。また、上記2方式のうち後者は、ロール紙搬送時
間は少ないが、ロール紙引き出し時、ロール紙にテンシ
ョンが生じるため、駆動ローラに対してロール紙のズレ
が発生し易く、ロール紙搬送精度が悪い。そのため、フ
レーム間の図形をぴったりと接合させる必要のあるつな
ぎ作画に不適当であるという欠陥が存した。
本発明は上記欠陥を除去したことを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、用紙供給軸に保
持したロール紙のロール部からロール紙をプラテン上に
所定量くり出し、このくり出し部を駆動ローラと加圧ロ
ーラとで挾持し、該駆動ローラの回転によってロール紙
のくり出し部を機体の前後方向に送る一方、ロール紙を
横切る方向に筆記具を移動制御して、ロール紙上に所定
の作図を行なうようにした用紙駆動型自動製図機におい
て、各作画フレームの図形が各作画フレームごとの作画
により互いにつながるようにしたつなぎ作画を行なう場
合には、1つの作画フレームの作画開始前に用紙供給軸
をロール紙くり出し方向に回転させて駆動ローラと用紙
供給軸間のロール紙を1作画フレーム分所定量弛ませ、
しかる後に駆動ローラを用紙引き出し方向に回転させ
て、プラテン上に1作画フレーム分の所定量のロール紙
を引き出すように成し、通常連続作画の場合には、1つ
のフレームの作画開始前に、用紙供給軸をフリー回転状
態とし、該状態で駆動ローラを用紙引き出し方向に回転
させて、ロール紙のロール部からプラテン上に1作画フ
レーム分の所定量のロール紙を引き出すようにしたもの
である。
〔実施例〕
以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を参照し
て詳細に説明する。
2は用紙駆動型自動製図機の機体4に固設されたプラ
テンであり、これに幅方向に固設された溝には、作画ロ
ーラ6が回転自在に配置され、前記溝と平行に隣接した
溝には、駆動ローラ8が回転自在に設置されている。前
記ローラ6,8は、前記機体4に固設されたブラケットに
回転自在に支承され、該ローラ6,8は、互いに連動して
同方向に略同一の周速で回転すべく、Xモータに連係し
ている。10は押えローラであり、前記駆動ローラ8に、
スプリングの弾力で圧接している。前記機体4の両側部
間には、Yレール12が固設され、該Yレール12に沿って
ペンヘッド14が移動可能に取り付けられている。前記ペ
ンヘッド14に内蔵された昇降機構に連係するペンホルダ
ー16は、インクペンから成る筆記具18を着脱自在に保持
している。前記ペンヘッド14は、Yモータの駆動によ
り、前記Yレール12に沿って移動制御されるように構成
されている。前記機体4には、用紙供給軸20と、用紙巻
き取り軸22が、それぞれモータ30,32に連係して回転可
能に配設され、用紙供給軸20には、ロール紙24のロール
部24aが脱着自在に支持されている。前記モータ30と用
紙供給軸20との間の動力伝達経路には電磁切換クラッチ
34が設けられている。前記ロール部24aからくり出され
たロール紙24のくり出し部は、プラテン2上を経て、前
記用紙巻き取り軸22に巻きとられるように構成されてい
る。前記機体4には、計算機から成るコントローラが内
蔵され、該コントローラに、前記XYモータ、ペンヘッド
14の昇降機構、用紙供給、巻き取り軸20,22を駆動する
モータ30,32及び切換クラッチ34が接続し、これらの機
器はコントローラによって制御されるように構成されて
いる。前記機体4には、コントローラに接続する操作パ
ネル26が設けられ、該操作パネル26から前記コントロー
ラに各種コマンド又はデータを入力することができるよ
うに構成されている。第5図中、26はコントローラに、
作画データ及び各種作画コマンドを供給するホストコン
ピュータである。前記機体4には、複数の筆記具を保持
する回転型の公知の筆記具ストッカ(図示省略)が設け
られ、該ストッカの複数のペンホルダーのうちの任意の
ペンホルダーと前記ペンヘッド14のペンホルダー16との
間で相互に筆記具の交換を自動的に行うことができるよ
うに構成されている。この筆記具自動交換の構成は公知
であり、また本発明の要旨でもないので、その図示及び
説明を省略する。
次に本実施例の動作を第3図に示すフローチャート及
び第1,2図の説明図を参照して詳細に説明する。
作画を行う場合には、まず、プラテン2上にロール紙
24のくり出し部を載置し、このロール紙24のくり出し部
を駆動ローラ8と加圧ローラ10間に挿入して、ロール紙
24を両ローラ8,10によって挾持させる。プラテン2上に
ロール紙24のくり出し部をセットした後、自動製図機の
作画動作をスタートさせる(第1図のラベル1)。次に
自動製図機のコントローラは、判断ブロック2でホスト
コンピュータ28から入力された作画データがつなぎ作画
モードであるか否か判断する。つなぎ作画とは、作画デ
ータの各作画フレームが連続した図形を形成するものを
言い、各作画フレームが独立し、各作画フレームの図形
が互いに接続しないものを通常連続作画モードと言う。
判断ブロック2で肯定を判定すると、コントローラは、
モータ30を駆動し、用紙供給軸20を回転して、第1図B
に示すように、1作画フレームに相当する所定分ロール
紙24をロール部24aからくり出す(ブロック3)。次に
コントローラは、駆動ローラ8を回転して、巻き取り軸
22方向にロール紙24を第1図Cに示す如く所定分(即ち
1作画フレーム分)ロール紙24を搬送する(ブロック
4)。前述した如く、ロール紙24は、第1図Bの工程で
ロール部24aから所定量くり出され、ロール紙24が用紙
供給軸20の下方に垂れ下がっている。そのため、駆動ロ
ーラ8でロール紙24を第1図Cに示す矢方向に所定分プ
ラテン2上に引き出すとき、ロール紙24にテンションが
かかることがない。用紙巻き取り軸22側のロール紙24の
弛みが所定量以上になると、モータ32が駆動されて、ロ
ール紙24が所定のたるみを存して巻き取り軸22に巻き取
られる。尚、判断ブロック2で否定を判断すると、即ち
通常連続作画モードの場合には、コントローラは、切換
クラッチ34を切って用紙供給軸20をフリー回転とする
(ブロック6)。次にコントローラは、ブロック4で駆
動ローラ8を回転し、第2図Bに示す如く、所定分ロー
ル紙24をプラテン2上に搬送する。このときロール紙24
の搬送に伴って、用紙供給軸20は、ロール軸24に引張ら
れて回転し、ロール紙24に、用紙供給軸20及びロール部
24aの慣性によってテンションがかかる。このテンショ
ンによりロール紙24が駆動ローラ8に対して、若干ずれ
てしまうことがある。コントローラはブロック4の工程
を終了すると、作画開始モードへ、ラベル5から入る。
コントローラは、作画開始モードに移行すると、駆動ロ
ーラ8と作画ローラ6を互いに同方向に正逆回転制御
し、且つペンヘッド14をYレール12に沿って移動制御す
るとともに、筆記具18を昇降制御する。これにより、プ
ラテン2上のロール紙24のくり出し部は、機体4の前後
方向に送られ、且つ、ロール紙24のくり出し部の送り方
向とは直角方向にペンヘッド14が送られて、プラテン2
上のロール紙24のくり出し部に所定の1作画フレームの
作画が実行される。
〔効果〕
本発明は、上述の如く、つなぎ作画モードと通常連続
作画モードとによって自動的に用紙搬送方法を切り換え
るために、つなぎ作画の場合には高精度に通常連続作画
の場合には迅速にロール紙の搬送を行なうことができる
効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は説明図、第2図は説明図、第3図はフローチャ
ート、第4図は外観説明図、第5図は外観図、第6図は
側面説明図である。 2……プラテン、4……機体、6……作画ローラ、8…
…駆動ローラ、10……押えローラ、12……Yレール、14
……ペンヘッド、16……ペンホルダー、18……筆記具、
20……用紙供給軸、22……用紙巻き取り軸、24……ロー
ル紙、26……操作パネル、30,32……モータ、34……切
換クラッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙供給軸に保持したロール紙のロール部
    からロール紙をプラテン上に所定量くり出し、このくり
    出し部を駆動ローラと加圧ローラとで挾持し、該駆動ロ
    ーラの回転によってロール紙のくり出し部を機体の前後
    方向に送る一方、ロール紙を横切る方向に筆記具を移動
    制御して、ロール紙上に所定の作図を行なうようにした
    用紙駆動型自動製図機において、各作画フレームの図形
    が各作画フレームごとの作画により互いにつながるよう
    にしたつなぎ作画を行なう場合には、1つの作画フレー
    ムの作画開始前に用紙供給軸をロール紙くり出し方向に
    回転させて駆動ローラと用紙供給軸間のロール紙を1作
    画フレーム分所定量弛ませ、しかる後に駆動ローラを用
    紙引き出し方向に回転させて、プラテン上に1作画フレ
    ーム分の所定量のロール紙を引き出すように成し、通常
    連続作画の場合には、1つのフレームの作画開始前に、
    用紙供給軸をフリー回転状態とし、該状態で駆動ローラ
    を用紙引き出し方向に回転させて、ロール紙のロール部
    からプラテン上に1作画フレーム分の所定量のロール紙
    を引き出すようにしたことを特徴とするロール紙引き出
    し制御方法。
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