JP2722682B2 - 非通気性シート - Google Patents
非通気性シートInfo
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- JP2722682B2 JP2722682B2 JP1163140A JP16314089A JP2722682B2 JP 2722682 B2 JP2722682 B2 JP 2722682B2 JP 1163140 A JP1163140 A JP 1163140A JP 16314089 A JP16314089 A JP 16314089A JP 2722682 B2 JP2722682 B2 JP 2722682B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、軽量で、耐屈曲性ならびに耐揉み性に優れ
た非通気性シートに関する。
た非通気性シートに関する。
[従来の技術] 従来の非通気性シートとしては、布帛に樹脂を含浸ま
たは塗布した帆布やコーティング布帛、あるいは布帛に
フィルムをラミネートまたは接着したシート、さらには
フィルム単独のシートなどが使用されていた。
たは塗布した帆布やコーティング布帛、あるいは布帛に
フィルムをラミネートまたは接着したシート、さらには
フィルム単独のシートなどが使用されていた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、これらの従来品はいずれも耐屈曲性、耐揉み
性に弱く、その上、樹脂を含浸するタイプでは重すぎ、
フィルムラミネートタイプでは引裂けやすいという欠点
があった。
性に弱く、その上、樹脂を含浸するタイプでは重すぎ、
フィルムラミネートタイプでは引裂けやすいという欠点
があった。
本発明は、かかる従来非通気性シートの欠点に鑑み、
軽くて、屈曲や揉みに対して強く引裂けにくい優れた非
通気性シートを提供するものである。
軽くて、屈曲や揉みに対して強く引裂けにくい優れた非
通気性シートを提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために次のような構成
を有する。
を有する。
すなわち、本発明の非通気性シートは、熱溶融差を有
する2種以上の繊維成分で構成され、かつ片面がフィル
ム状の樹脂被膜、反対面が織物よりなる2層構造シート
であって、該織物が単糸繊度が少なくとも1デニールで
ある比較的高温で溶融するかまたは不融性である第1の
繊維成分および比較的低温で溶融する第2の繊維成分で
構成されており、該フィルム状の樹脂被膜が比較的低温
で溶融する第2の繊維成分で構成されており、該シート
の引裂強力がタテ、ヨコ方向ともに1.5kg以上で、通気
度が0.5cc/cm2/秒以下であることを特徴とするものであ
る。換言すれば、本発明の反対側の面は、第1の繊維成
分の、第2の繊維成分が実質的に繊維状で混在して織物
を構成しているものである。
する2種以上の繊維成分で構成され、かつ片面がフィル
ム状の樹脂被膜、反対面が織物よりなる2層構造シート
であって、該織物が単糸繊度が少なくとも1デニールで
ある比較的高温で溶融するかまたは不融性である第1の
繊維成分および比較的低温で溶融する第2の繊維成分で
構成されており、該フィルム状の樹脂被膜が比較的低温
で溶融する第2の繊維成分で構成されており、該シート
の引裂強力がタテ、ヨコ方向ともに1.5kg以上で、通気
度が0.5cc/cm2/秒以下であることを特徴とするものであ
る。換言すれば、本発明の反対側の面は、第1の繊維成
分の、第2の繊維成分が実質的に繊維状で混在して織物
を構成しているものである。
[作用] 本発明における熱溶融差を有する繊維成分とは、熱に
より溶融する温度が異なることを意味するものであっ
て、具体的には、少なくとも2種の繊維成分、すなわち
比較的低温で溶融する低温溶融性繊維成分(A)と、こ
の繊維成分に比して比較的高温で溶融するかまたは不融
性である繊維成分(B)との組合せであるが、たとえば
(A)、(B)のいずれか片成分または両成分とも複数
含まれていてもよい。
より溶融する温度が異なることを意味するものであっ
て、具体的には、少なくとも2種の繊維成分、すなわち
比較的低温で溶融する低温溶融性繊維成分(A)と、こ
の繊維成分に比して比較的高温で溶融するかまたは不融
性である繊維成分(B)との組合せであるが、たとえば
(A)、(B)のいずれか片成分または両成分とも複数
含まれていてもよい。
本発明の非通気性シートは、その骨格は織物で構成さ
れており、その骨格たる織組織は主として前記の繊維成
分(B)によって構成され、織物物性はこの繊維成分
(B)の性質により左右されるので、少なくとも単糸繊
度1デニール、好ましくは1.5デニール以上であるもの
を用いることが織物物性の上から望ましい。また、織物
を構成する織糸としては、20〜1000デニールのものを用
いるのがよい。
れており、その骨格たる織組織は主として前記の繊維成
分(B)によって構成され、織物物性はこの繊維成分
(B)の性質により左右されるので、少なくとも単糸繊
度1デニール、好ましくは1.5デニール以上であるもの
を用いることが織物物性の上から望ましい。また、織物
を構成する織糸としては、20〜1000デニールのものを用
いるのがよい。
繊維成分(B)の単糸繊度が1デニール未満の細い繊
維の場合には、一般に、耐屈曲性、耐揉み性ならびに引
裂強力が不足したり、また繊維成分(A)を溶融して樹
脂被膜を形成する際に同時に溶融する可能性があり、繊
維強度劣化や伸度変化をもたらす結果を招き易いので好
ましくない。
維の場合には、一般に、耐屈曲性、耐揉み性ならびに引
裂強力が不足したり、また繊維成分(A)を溶融して樹
脂被膜を形成する際に同時に溶融する可能性があり、繊
維強度劣化や伸度変化をもたらす結果を招き易いので好
ましくない。
上述の織物の組織としては、平織、朱子織、綾織など
の組織のものが使用できる。なかでも平織組織が伸度制
御がし易くて好ましい。織物の織密度は、タテ、ヨコ共
に20〜200本/インチの範囲とするのがよい。
の組織のものが使用できる。なかでも平織組織が伸度制
御がし易くて好ましい。織物の織密度は、タテ、ヨコ共
に20〜200本/インチの範囲とするのがよい。
織物の目付は、好ましくは300g/m2以下、さらに好ま
しくは80〜200g/m2のものが、軽くて、取扱い性がよ
い。
しくは80〜200g/m2のものが、軽くて、取扱い性がよ
い。
本発明の非通気性シートは、その片面は織物組織の少
なくとも間隙部(目合ならびに繊維間隙)を繊維(A)
成分の樹脂被膜で連続化された実質的に2層の断面構造
を呈するシートである。
なくとも間隙部(目合ならびに繊維間隙)を繊維(A)
成分の樹脂被膜で連続化された実質的に2層の断面構造
を呈するシートである。
本発明の非通気性シートは、かかる織物組織を主とし
て構成する繊維成分(B)と非通気性の樹脂被膜を主と
して形成する繊維成分(A)とを用いて一端織物を製織
した後、織物面を加熱して繊維成分(A)を溶融して被
膜化することによって製造することができる。
て構成する繊維成分(B)と非通気性の樹脂被膜を主と
して形成する繊維成分(A)とを用いて一端織物を製織
した後、織物面を加熱して繊維成分(A)を溶融して被
膜化することによって製造することができる。
本発明において、上述の被膜化は片面のみ行ない、他
面は繊維成分(A)と繊維成分(B)の混在する状態の
まま残しておいて、上述のような実質的に2層の構造体
とする点が特徴的であり、この構造により、引裂強力を
1.5kg以上に向上せしめ得たものである。
面は繊維成分(A)と繊維成分(B)の混在する状態の
まま残しておいて、上述のような実質的に2層の構造体
とする点が特徴的であり、この構造により、引裂強力を
1.5kg以上に向上せしめ得たものである。
本発明の織物は、繊維成分(A)と繊維成分(B)と
を混用するが、かかる混用方法としては、たとえば、そ
れぞれの繊維成分が独立している繊維であって、それら
の混繊、交織、混交織方式、あるいはそれぞれの繊維成
分のポリマー成分が互いに隣接、接合している複合繊維
を用いる方法などを採用することができ、本発明では、
かかる混繊、交織、混交織方式や複合繊維方式のいずれ
も使用できるものである。
を混用するが、かかる混用方法としては、たとえば、そ
れぞれの繊維成分が独立している繊維であって、それら
の混繊、交織、混交織方式、あるいはそれぞれの繊維成
分のポリマー成分が互いに隣接、接合している複合繊維
を用いる方法などを採用することができ、本発明では、
かかる混繊、交織、混交織方式や複合繊維方式のいずれ
も使用できるものである。
かかる複合繊維の例としては、熱溶融差を有するポリ
マーを、主としてバイメタル型または繊維(B)成分の
両サイドに繊維(A)成分を積層した3層積層タイプな
どの貼り合わせタイプのものなどが好ましい。
マーを、主としてバイメタル型または繊維(B)成分の
両サイドに繊維(A)成分を積層した3層積層タイプな
どの貼り合わせタイプのものなどが好ましい。
かかる複合繊維においては、外部からの受熱により、
繊維(A)成分のポリマーを溶融して被膜化する際に、
繊維(B)成分のポリマーはできるだけ受熱を少なく
し、熱劣化を防ぐために、できるだけ熱溶融差のあるポ
リマー成分を選択するのが好ましい。
繊維(A)成分のポリマーを溶融して被膜化する際に、
繊維(B)成分のポリマーはできるだけ受熱を少なく
し、熱劣化を防ぐために、できるだけ熱溶融差のあるポ
リマー成分を選択するのが好ましい。
このことは複合繊維に限らず、すなわち、本発明の非
通気性シートを構成する繊維の組合せ全体においても言
えることであり、その溶融温度の差異が大きい程、繊維
成分(B)の熱による影響は小さく、それだけ引裂強力
や耐久性に優れたものを提供することができる。かかる
熱溶融温度差としては、好ましくは20℃以上、さらに好
ましくは30℃以上であるのがよい。
通気性シートを構成する繊維の組合せ全体においても言
えることであり、その溶融温度の差異が大きい程、繊維
成分(B)の熱による影響は小さく、それだけ引裂強力
や耐久性に優れたものを提供することができる。かかる
熱溶融温度差としては、好ましくは20℃以上、さらに好
ましくは30℃以上であるのがよい。
本発明の非通気性シートにおいては、繊維成分(A)
と繊維成分(B)とが、好ましくは重量比(A/B)で10/
90〜70/30、さらに好ましくは30/70〜50/50の範囲にあ
るものが好ましい。この比率は複合繊維の複合比とも同
じである。すなわち、繊維成分(A)の混用量(複合
量)が少なすぎては耐久性のある被膜が得られにくく、
また繊維成分(B)が少なすぎても強度的に劣る傾向が
出てくる。
と繊維成分(B)とが、好ましくは重量比(A/B)で10/
90〜70/30、さらに好ましくは30/70〜50/50の範囲にあ
るものが好ましい。この比率は複合繊維の複合比とも同
じである。すなわち、繊維成分(A)の混用量(複合
量)が少なすぎては耐久性のある被膜が得られにくく、
また繊維成分(B)が少なすぎても強度的に劣る傾向が
出てくる。
かかる繊維成分(A)としては、柔らかくて屈曲や衝
撃に強く、引裂強力の大きい性質を有するものが、膜特
性のよい樹脂被膜を提供するので好ましい。もちろん繊
維成分(B)との接着性の良いものを選択するのが好ま
しいこと言うまでもないことである。これに対し、たと
えばポリスチレンなどのように硬くて屈曲や衝撃に弱
く、引裂強力の小さい性質を有するものは、本発明にお
ける樹脂被膜としては好ましくない。
撃に強く、引裂強力の大きい性質を有するものが、膜特
性のよい樹脂被膜を提供するので好ましい。もちろん繊
維成分(B)との接着性の良いものを選択するのが好ま
しいこと言うまでもないことである。これに対し、たと
えばポリスチレンなどのように硬くて屈曲や衝撃に弱
く、引裂強力の小さい性質を有するものは、本発明にお
ける樹脂被膜としては好ましくない。
かかる繊維成分(A)を構成する樹脂としては、たと
えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタンや
これらの共重合体、さらに繊維成分(B)がポリエステ
ルやポリアミドである場合は、ポリエステルやポリアミ
ドにポリアルキレングリコールや他のジカルボン酸、ジ
アミン類などを重合したものなどがあげられるが、上述
の繊維成分(A)として要求される性質を有するポリマ
ーであればこれらに限定されるものではない。
えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタンや
これらの共重合体、さらに繊維成分(B)がポリエステ
ルやポリアミドである場合は、ポリエステルやポリアミ
ドにポリアルキレングリコールや他のジカルボン酸、ジ
アミン類などを重合したものなどがあげられるが、上述
の繊維成分(A)として要求される性質を有するポリマ
ーであればこれらに限定されるものではない。
また、繊維成分(B)としては、たとえばポリエチレ
ンフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリ
エステルのような強度ならびに非水膨潤性に優れたポリ
マーからなる繊維が好ましいが、要するに比較的高温で
溶融するか、あるいは不融性であれば素材に制約を受け
ることなく使用できる。したがって、ポリアミドやポリ
アクリロニトリル、さらにポリイミド、ポリフェニルス
ルフィド、芳香族ポリアミド、フッ素系樹脂などからな
る繊維、ガラス繊維、炭素繊維も使用することができ
る。
ンフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリ
エステルのような強度ならびに非水膨潤性に優れたポリ
マーからなる繊維が好ましいが、要するに比較的高温で
溶融するか、あるいは不融性であれば素材に制約を受け
ることなく使用できる。したがって、ポリアミドやポリ
アクリロニトリル、さらにポリイミド、ポリフェニルス
ルフィド、芳香族ポリアミド、フッ素系樹脂などからな
る繊維、ガラス繊維、炭素繊維も使用することができ
る。
前述したように繊維成分(A)と繊維成分(B)の溶
融点差は、好ましくは20℃以上、さらに好ましくは30℃
以上であるのがよい。
融点差は、好ましくは20℃以上、さらに好ましくは30℃
以上であるのがよい。
このような繊維成分(A)と繊維成分(B)の組合せ
としては、たとえば、ポリアミドとポリエステルのよう
な異種ポリマーからなる繊維の組合せと同種ポリマーか
らなる繊維の組合せなどがあり、本発明ではいずれも採
用できる。
としては、たとえば、ポリアミドとポリエステルのよう
な異種ポリマーからなる繊維の組合せと同種ポリマーか
らなる繊維の組合せなどがあり、本発明ではいずれも採
用できる。
異種ポリマーからなる繊維成分の組合せの例として
は、ポリエステル繊維に対してはポリプロピレン、ポリ
エチレンやポリウレタンなどからなる繊維の組合せがあ
り、また、ナイロン繊維に対してはポリエチレンやポリ
ウレタンなどからなる繊維の組合せなどがある。
は、ポリエステル繊維に対してはポリプロピレン、ポリ
エチレンやポリウレタンなどからなる繊維の組合せがあ
り、また、ナイロン繊維に対してはポリエチレンやポリ
ウレタンなどからなる繊維の組合せなどがある。
一方、同種ポリマーからなる繊維成分の組合せの例と
しては、ナイロン6,6とナイロン6との組合せ、または
これらナイロンの一部に別の酸やアミン類を共重合した
ものと上述の両ナイロンとの各組合せ、さらにポリエチ
レンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレート
と、これらのポリエステルの繰り返し単位を構成する酸
成分にイソフタル酸、5−ナトリウムスルホイソフタル
酸またはアジピン酸などの脂肪族ジカルボン酸を共重合
したり、アルコール成分の一部にポリアルキレングリコ
ールを共重合したものなどのポリマーからなる繊維の組
合せの例が示される。
しては、ナイロン6,6とナイロン6との組合せ、または
これらナイロンの一部に別の酸やアミン類を共重合した
ものと上述の両ナイロンとの各組合せ、さらにポリエチ
レンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレート
と、これらのポリエステルの繰り返し単位を構成する酸
成分にイソフタル酸、5−ナトリウムスルホイソフタル
酸またはアジピン酸などの脂肪族ジカルボン酸を共重合
したり、アルコール成分の一部にポリアルキレングリコ
ールを共重合したものなどのポリマーからなる繊維の組
合せの例が示される。
本発明の非通気性シートを得る方法の例について、更
に詳述すると、上述の熱溶融差を有する繊維成分
(A)、繊維成分(B)を用いて、まず製織して織物を
構成した後、熱処理を施すことにより、繊維成分(A)
を溶融、被膜化して前述の実質的に2層の構造体とする
ことによって非通気性シートを得る。
に詳述すると、上述の熱溶融差を有する繊維成分
(A)、繊維成分(B)を用いて、まず製織して織物を
構成した後、熱処理を施すことにより、繊維成分(A)
を溶融、被膜化して前述の実質的に2層の構造体とする
ことによって非通気性シートを得る。
このときの熱処理温度は、繊維成分(A)を構成する
ポリマーの種類により相違させるべきものであるが、繊
維成分(A)が十分溶融する温度以上で、かつ繊維成分
(B)が溶融する温度未満であることが、繊維成分
(B)の熱劣化や被膜特性の上から好ましい。
ポリマーの種類により相違させるべきものであるが、繊
維成分(A)が十分溶融する温度以上で、かつ繊維成分
(B)が溶融する温度未満であることが、繊維成分
(B)の熱劣化や被膜特性の上から好ましい。
ここで重要なことは、該織物の片面側の繊維成分
(A)を溶融して被膜化させるが、他面の繊維成分
(A)は溶融しないように配慮することである。すなわ
ち、繊維成分(A)を表裏面共に溶融して該織物の全面
をフィルム化してしまうと、引裂強力が著しく低下し
て、引裂強力が1.5kg未満になってしまい、さらに屈曲
や揉み作用に対しても破れ易くなる傾向が出てくる。
(A)を溶融して被膜化させるが、他面の繊維成分
(A)は溶融しないように配慮することである。すなわ
ち、繊維成分(A)を表裏面共に溶融して該織物の全面
をフィルム化してしまうと、引裂強力が著しく低下し
て、引裂強力が1.5kg未満になってしまい、さらに屈曲
や揉み作用に対しても破れ易くなる傾向が出てくる。
熱処理方法としては、上述の繊維構造からなる織物の
片面のみの繊維成分(A)を加熱溶融して被膜化できる
方法であれば方法に制限はないが、たとえば、布帛を片
面から受熱させて繊維成分(A)を溶融させると同時に
この溶融ポリマーを加圧して平面状に延ばして被膜化す
る加熱プレス法が好ましく使用できる。なかでも特に熱
カレンダー法が被膜形成性ならびに膜特性の点から好ま
しい。
片面のみの繊維成分(A)を加熱溶融して被膜化できる
方法であれば方法に制限はないが、たとえば、布帛を片
面から受熱させて繊維成分(A)を溶融させると同時に
この溶融ポリマーを加圧して平面状に延ばして被膜化す
る加熱プレス法が好ましく使用できる。なかでも特に熱
カレンダー法が被膜形成性ならびに膜特性の点から好ま
しい。
この熱処理の際に、好ましくは熱溶融面の反対面は冷
却ロールや冷却プレス盤などのように冷却させた状態で
処理する。この方法によれば、さらに適確に片面のみを
繊維状態のまま存在せしめることができる。
却ロールや冷却プレス盤などのように冷却させた状態で
処理する。この方法によれば、さらに適確に片面のみを
繊維状態のまま存在せしめることができる。
本発明において、使用される原料繊維、原料糸または
織物は、上述の熱処理前の段階で、低温プラズマ処理な
どの前処理をすることができる。このような前処理によ
り、樹脂被膜特性の向上や基布と該被膜との接着性の向
上を達成することができる。
織物は、上述の熱処理前の段階で、低温プラズマ処理な
どの前処理をすることができる。このような前処理によ
り、樹脂被膜特性の向上や基布と該被膜との接着性の向
上を達成することができる。
本発明の非通気性シートの特徴は、引裂強力が著しく
高い点にある。
高い点にある。
すなわち、シングルタング法により測定したときに、
タテ、ヨコ方向ともに1.5kg以上、好ましくは2.0kg以上
の引裂強力を有する。この引裂強力は、本発明の非通気
性シートが上述のような実質的に2層の構造体であるこ
とと、繊維成分(B)の単糸繊度が1デニール以上であ
ることとの相乗効果によるものと考えられる。
タテ、ヨコ方向ともに1.5kg以上、好ましくは2.0kg以上
の引裂強力を有する。この引裂強力は、本発明の非通気
性シートが上述のような実質的に2層の構造体であるこ
とと、繊維成分(B)の単糸繊度が1デニール以上であ
ることとの相乗効果によるものと考えられる。
また、本発明の非通気性シートは、フラジール法によ
り測定したときの通気度が、05cc/cm2/秒以下、好まし
くは0〜0.3cc/cm2/秒であるという良好な非通気性を有
する点に特徴を有する。
り測定したときの通気度が、05cc/cm2/秒以下、好まし
くは0〜0.3cc/cm2/秒であるという良好な非通気性を有
する点に特徴を有する。
この非通気性は、繊維成分(A)樹脂からなる被膜に
よって達成されるが、本発明の非通気性シートでは、か
かる被膜としては、好ましくは厚さ10μ以上のものがよ
い。
よって達成されるが、本発明の非通気性シートでは、か
かる被膜としては、好ましくは厚さ10μ以上のものがよ
い。
本発明の非通気性シートにはさらに好ましい特徴とし
て、伸度幅2.5cm当りの引張力20ポンド荷重下で測定し
たときのバイアス方向の伸度が2%以下と非常に低いこ
とがあげられる。
て、伸度幅2.5cm当りの引張力20ポンド荷重下で測定し
たときのバイアス方向の伸度が2%以下と非常に低いこ
とがあげられる。
上記伸度は、スコット型揉み試験機(大栄精器科学社
製)を用いて、振幅幅±1.0cm、押圧2kg/cm2の条件で10
0回揉んだ後においても、なお2%以下であるものが、
さらに好ましい。
製)を用いて、振幅幅±1.0cm、押圧2kg/cm2の条件で10
0回揉んだ後においても、なお2%以下であるものが、
さらに好ましい。
この伸度特性は、該非通気性シートの織組織ならびに
前述の被膜との相乗効果によって達成されるものであ
る。
前述の被膜との相乗効果によって達成されるものであ
る。
本発明の非通気性シートは、実質的に2層の構造を保
持した状態で、さらに適宜の他のシート物と積層あるい
は複合されて使用されていてもよい。
持した状態で、さらに適宜の他のシート物と積層あるい
は複合されて使用されていてもよい。
[実施例] 次に実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1、比較例1 ポリエチレンテレフタレートを溶融紡糸して、延伸し
て、75デニール24フィラメントの高温溶融性繊維糸条
(溶融点:254℃、繊維(B))を得た。
て、75デニール24フィラメントの高温溶融性繊維糸条
(溶融点:254℃、繊維(B))を得た。
一方、イソフタル酸を15モル%共重合したポリエチレ
ンテレフタレートを溶融紡糸して、延伸して、75デニー
ル24フィラメントの低温溶融性繊維糸条(溶融点:220
℃、繊維(A))を得た。
ンテレフタレートを溶融紡糸して、延伸して、75デニー
ル24フィラメントの低温溶融性繊維糸条(溶融点:220
℃、繊維(A))を得た。
この繊維糸条(A)と繊維糸条(B)を引揃えて混繊
し、150デニール48フィラメントの混繊糸を得た(実施
例1)。
し、150デニール48フィラメントの混繊糸を得た(実施
例1)。
実施例1において、繊維(A)として、イソフタル酸
を2モル%共重合したポリエチレンテレフタレートを溶
融紡糸、延伸し、75デニール24フィラメント(溶融点:2
43℃)を得た。この繊維糸条(A)と、実施例1の繊維
糸条(B)を引揃えて混繊し、150デニール48フィラメ
ントの混繊糸を得た(比較例1)。
を2モル%共重合したポリエチレンテレフタレートを溶
融紡糸、延伸し、75デニール24フィラメント(溶融点:2
43℃)を得た。この繊維糸条(A)と、実施例1の繊維
糸条(B)を引揃えて混繊し、150デニール48フィラメ
ントの混繊糸を得た(比較例1)。
かくして得られた混繊糸をタテ糸およびヨコ糸に用
い、タテ糸密度105本/インチ、ヨコ糸密度95本/イン
チの平織物(日付:147g/m2)を製織した。
い、タテ糸密度105本/インチ、ヨコ糸密度95本/イン
チの平織物(日付:147g/m2)を製織した。
これらの織物を通常の方法で精練、乾燥した後、カレ
ンダー温度245℃、ニップ圧15kg/cm2の熱カレンダー
(片側ロール:冷却ロール使用)により熱処理して、2
種の非通気性シート(日付:147g/m2)を形成した。
ンダー温度245℃、ニップ圧15kg/cm2の熱カレンダー
(片側ロール:冷却ロール使用)により熱処理して、2
種の非通気性シート(日付:147g/m2)を形成した。
これらのシートの評価結果を第1表に示した。
第1表から明らかなように、実施例1に比して比較例
1のものは引裂強力が著しく低く本発明の非通気性シー
トの範囲外のものであった。
1のものは引裂強力が著しく低く本発明の非通気性シー
トの範囲外のものであった。
比較例1のものは、熱処理によって高度に樹脂被膜化
が進みすぎ、十分に2層構造が形成されておらず、かつ
繊維糸条(B)の配向が乱れており、その一部が溶断し
ていた。
が進みすぎ、十分に2層構造が形成されておらず、かつ
繊維糸条(B)の配向が乱れており、その一部が溶断し
ていた。
実施例2〜4、比較例2〜3 溶融点233℃のナイロン6,6(繊維(B)成分)と、溶
融点180℃のナイロン6(繊維(A)成分)とを、バイ
メタル型複合紡糸用口金を用いて、繊維(B)成分と繊
維(B)成分の重量比を10/80(比較例2)、30/70(実
施例2)、50/50(実施例3)、80/20(実施例4)、95
/5(比較例3)と変更して、それぞれ溶融紡糸、延伸
し、それぞれ150デニール48フィラメントのバイメタル
型複合繊維糸条を得た。
融点180℃のナイロン6(繊維(A)成分)とを、バイ
メタル型複合紡糸用口金を用いて、繊維(B)成分と繊
維(B)成分の重量比を10/80(比較例2)、30/70(実
施例2)、50/50(実施例3)、80/20(実施例4)、95
/5(比較例3)と変更して、それぞれ溶融紡糸、延伸
し、それぞれ150デニール48フィラメントのバイメタル
型複合繊維糸条を得た。
次いでこれらの複合繊維糸条をタテ糸およびヨコ糸に
用い、タテ糸密度103本/インチ、ヨコ糸密度92本/イ
ンチの平織物(目付:140〜143g/m2)を5種製織した。
用い、タテ糸密度103本/インチ、ヨコ糸密度92本/イ
ンチの平織物(目付:140〜143g/m2)を5種製織した。
これらの織物を、通常の方法で精練、乾燥した後、カ
レンダ温度200℃、ニップ圧10kg/cm2の熱カレンダー
(片側ロール:冷却ロール使用)により熱処理して、5
種類(目付:140〜143g/m2)の非通気性シートを作成し
た。
レンダ温度200℃、ニップ圧10kg/cm2の熱カレンダー
(片側ロール:冷却ロール使用)により熱処理して、5
種類(目付:140〜143g/m2)の非通気性シートを作成し
た。
これらのシートの評価結果を第2表にまとめた。
第2表から明らかなように、比較例2のものは、繊維
(B)成分の繊度が小さすぎ、該繊維(B)成分による
骨格の形成が効果的に十分されていないため、引裂強力
が0.5〜0.7kgと著しく低く、また、比較例3のものは、
樹脂被膜の形成が十分にできていなくて、伸度ならびに
通気度が著しく劣り実用的でないものであった。これに
対し、実施例2〜4のものは伸度、引裂強力ならびに通
気度のいずれも優れており、3拍子揃った非通気性シー
トであった。
(B)成分の繊度が小さすぎ、該繊維(B)成分による
骨格の形成が効果的に十分されていないため、引裂強力
が0.5〜0.7kgと著しく低く、また、比較例3のものは、
樹脂被膜の形成が十分にできていなくて、伸度ならびに
通気度が著しく劣り実用的でないものであった。これに
対し、実施例2〜4のものは伸度、引裂強力ならびに通
気度のいずれも優れており、3拍子揃った非通気性シー
トであった。
これらの例から、繊維(A)の成分の比率が小さすぎ
ると被膜形成に問題が起こり、また、逆に繊維(A)成
分の比率が大きいと引裂強力が弱くなる傾向があるの
で、複合比率は、(A/B)=10/90〜70/30であるのが好
ましいことがわかる。
ると被膜形成に問題が起こり、また、逆に繊維(A)成
分の比率が大きいと引裂強力が弱くなる傾向があるの
で、複合比率は、(A/B)=10/90〜70/30であるのが好
ましいことがわかる。
実施例5、比較例4〜6 実施例1の生機を、通常の方法で精練、乾燥した後、
熱カレンダー(片側ロール:冷却ロール使用)により、
カレンダー温度を210℃(比較例4)、240℃(実施例
5)、260℃(比較例5)に変更し、ニップ圧15kg/cm2
で熱処理して、3種の非通気性シートを形成した。
熱カレンダー(片側ロール:冷却ロール使用)により、
カレンダー温度を210℃(比較例4)、240℃(実施例
5)、260℃(比較例5)に変更し、ニップ圧15kg/cm2
で熱処理して、3種の非通気性シートを形成した。
一方、これとは別に上記と同一の生織を、260℃の熱
風加熱型ピンテンターにより加熱処理した後、ニップ圧
15kg/cm2でニップして、該生織の表裏面の全面に被膜を
形成した(比較例6)。
風加熱型ピンテンターにより加熱処理した後、ニップ圧
15kg/cm2でニップして、該生織の表裏面の全面に被膜を
形成した(比較例6)。
これらのシートの評価結果を第3表にまとめた。
第3表から明らかなように、比較例4のものは樹脂被
膜が形成されておらず、通気度が著しく高く非通気性シ
ートとしては実用的ではなく、また比較例5のものは、
前述の比較例1のものと同様に被膜化が進みすぎてお
り、繊維糸条(B)の配向が乱されており、溶断されて
いる部分が存在しており、また比較例6のものは完全に
被膜化が進行し、シートの両面に被膜が形成されてお
り、これらはいずれも引裂強力が著しく低く実用できな
いものであった。
膜が形成されておらず、通気度が著しく高く非通気性シ
ートとしては実用的ではなく、また比較例5のものは、
前述の比較例1のものと同様に被膜化が進みすぎてお
り、繊維糸条(B)の配向が乱されており、溶断されて
いる部分が存在しており、また比較例6のものは完全に
被膜化が進行し、シートの両面に被膜が形成されてお
り、これらはいずれも引裂強力が著しく低く実用できな
いものであった。
これに対し、実施例5のものは、伸度、引裂強力なら
びに通気度のいずれも優れており、3拍子揃った非通気
性シートであった。
びに通気度のいずれも優れており、3拍子揃った非通気
性シートであった。
これらの例から、被膜形成時のカレンダー温度は繊維
(A)成分の融点以上で繊維(B)成分の融点未満の条
件を選択するのが好ましいことがわかる。
(A)成分の融点以上で繊維(B)成分の融点未満の条
件を選択するのが好ましいことがわかる。
また、非通気性シートの全面(表裏の両面)に繊維
(A)成分による被膜を形成すると引裂強力が著しく低
下することがわかる。
(A)成分による被膜を形成すると引裂強力が著しく低
下することがわかる。
[発明の効果] 本発明は、軽量で耐屈曲性ならびに耐揉み性に優れ、
しかも著しく高い引裂強力を有する非通気性シートを提
供するものであり、さらに本発明の非通気性シートは伸
度も非常に低いという特徴を有するものである。
しかも著しく高い引裂強力を有する非通気性シートを提
供するものであり、さらに本発明の非通気性シートは伸
度も非常に低いという特徴を有するものである。
したがって、本発明の非通気性シートは、屋外カバ
ー、各種のテント(野営用、ショウウィンドウのひさし
用など)や幌などの産業用シート地として、また、カッ
パなどの防水衣料やウィンドブレーカーなどのスポーツ
ウェアなどの衣料用クロスとして、帆船、ヨット、ウィ
ンドサーフィンなどのセール用クロス、さらには落下
傘、パラグライダーやハングライダーなどのスカダイビ
ング用クロス、エアーバッグ用クロス、各種カバー用シ
ート等として、非常に多岐の用途に有効なシートを提供
することができる。
ー、各種のテント(野営用、ショウウィンドウのひさし
用など)や幌などの産業用シート地として、また、カッ
パなどの防水衣料やウィンドブレーカーなどのスポーツ
ウェアなどの衣料用クロスとして、帆船、ヨット、ウィ
ンドサーフィンなどのセール用クロス、さらには落下
傘、パラグライダーやハングライダーなどのスカダイビ
ング用クロス、エアーバッグ用クロス、各種カバー用シ
ート等として、非常に多岐の用途に有効なシートを提供
することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】熱溶融差を有する2種以上の繊維成分で構
成され、かつ片面がフィルム状の樹脂被膜、反対面が織
物よりなる2層構造シートであって、該織物が単糸繊度
が少なくとも1デニールである比較的高温で溶融するか
または不融性である第1の繊維成分および比較的低温で
溶融する第2の繊維成分で構成されており、該フィルム
状の樹脂被膜が比較的低温で溶融する第2の繊維成分で
構成されており、該シートの引裂強力がタテ、ヨコ方向
ともに1.5kg以上で、通気度が0.5cc/cm2/秒以下である
ことを特徴とする非通気性シート。 - 【請求項2】該織物の目付が、300g/m2以下である請求
項1記載の非通気性シート。 - 【請求項3】該織物の伸度幅2.5cm当たりの引張力20ポ
ンド荷重下でのバイアス方向の伸度が、2%以下である
請求項1または2記載の非通気性シート。 - 【請求項4】該織物が、平織組織である請求項1、2ま
たは3記載の非通気性シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1163140A JP2722682B2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | 非通気性シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1163140A JP2722682B2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | 非通気性シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0333261A JPH0333261A (ja) | 1991-02-13 |
JP2722682B2 true JP2722682B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=15767973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1163140A Expired - Lifetime JP2722682B2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | 非通気性シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2722682B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004050973A1 (ja) * | 2002-12-02 | 2004-06-17 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisya | ポリアミドマルチフィラメント織物及びその製造法 |
JP6201746B2 (ja) * | 2013-12-26 | 2017-09-27 | トヨタ紡織株式会社 | 織物及びそれを備える成形体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0178189U (ja) * | 1987-11-14 | 1989-05-25 |
-
1989
- 1989-06-26 JP JP1163140A patent/JP2722682B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0333261A (ja) | 1991-02-13 |
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