JPH09143835A - セールクロスの製造方法 - Google Patents

セールクロスの製造方法

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JPH09143835A
JPH09143835A JP7307116A JP30711695A JPH09143835A JP H09143835 A JPH09143835 A JP H09143835A JP 7307116 A JP7307116 A JP 7307116A JP 30711695 A JP30711695 A JP 30711695A JP H09143835 A JPH09143835 A JP H09143835A
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JP
Japan
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core
sheath
polymer
melting point
composite fiber
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Pending
Application number
JP7307116A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Touto
義伯 唐渡
Yoshifumi Moriguchi
芳文 森口
Tadayuki Sakobe
唯行 迫部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寸法安定性が良好でかつ通気性の小さいセー
ルクロスが容易に得られる製造方法を提供する。 【解決手段】 ポリエチレンテレフタレート等を芯部
に、イソフタル酸等の第3成分を共重合したポリエステ
ル等の芯部より融点(軟化点)の低い重合体を鞘部に配
した芯鞘複合繊維を用いて、カバーファクター1000
〜2500で製織し、芯鞘部の融点の間の温度で加熱処
理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヨットセール等に
使用するセールクロスの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からセールクロスとしては数多くの
ものが知られているが、その中でも最近よく使われてい
るものとしては、合成繊維のマルチフィラメントを用い
て製織した織物に樹脂を含浸、もしくはコーティング
し、さらに熱カレンダーによる加工を行って経方向、緯
方向及びバイアス方向の伸びを少なくし、織物の通気度
を低くし寸法安定性を良くしたものがある。しかし樹脂
を含浸させた織物やコーティングした織物は、加工工程
が増すだけでなく、厚みが大きくなる、質量が重くな
る、またコストが高くなる等の欠点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況に鑑みて行われたもので、加工工程が少なく、通気度
及びバイヤス方向の伸びの小さい寸法安定性の優れたセ
ールクロスを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するもので、次の構成よりなるものである。すなわ
ち本発明は、芯部と芯部よりも低い融点を有する重合体
からなる鞘部との重量比が20/80〜80/20であ
る芯鞘複合繊維を用いて、下記式1で表すカバーファク
ターKが1000〜2500の織物を製織し、該織物を
芯部の重合体の融点と鞘部の重合体の融点の間の温度で
加熱処理することを特徴とするセールクロスの製造方法
を要旨とするものである。
【0005】 K=Nw×Dw1/2 +Nf×Df1/2 (1) ここで、Nw:経糸密度(本/吋),Dw:経糸繊度
(デニール),Nf:緯糸密度(本/吋),Df:緯糸
繊度(デニール)である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で用いる芯鞘複合繊維は、熱可塑性重合体からな
る芯鞘複合繊維である。熱可塑性重合体としては、例え
ば、ナイロン、ポリテステル、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等があり、特にポリエステルが有効であるがこれ
に限定されるものではない。
【0007】本発明で用いる芯鞘複合繊維の鞘部は、芯
部の重合体よりも低い融点を有することが必要であり、
少なくとも10℃以上低い融点を持つことが望まれる。
この芯鞘複合繊維において、芯部と鞘部の重合体の間に
融点の差が小さいと、製織後の加熱処理に際して、鞘部
の融点以上の高温で処理すると、鞘部は溶解するもの
の、芯部の重合体が熱劣化して繊維全体の引張強力が低
下するため、織物の引張強力も低下してしまう。一方、
低温で処理すると、芯部の重合体は熱劣化しないもの
の、鞘部の重合体が十分融解しないので、布帛の寸法安
定性が良くならない。したがって、鞘部の重合体が少な
くとも部分的に融解し、かつ芯部の重合体が熱劣化しな
いように加熱処理を施すには、鞘部の重合体は、芯部よ
り低い融点を有するものを用いる必要がある。
【0008】なお、熱可塑性重合体によっては明確な融
点を示さないものがあり、本発明ではこのような重合体
については、JIS K−6730(ビカット軟化温
度)に準じて測定した軟化温度をもってこれに替えるこ
ととする。
【0009】芯部の重合体と鞘部の重合体の組合わせ
は、互いに接着性のあるものが好ましい。具体的な組合
わせとして、芯部の重合体としてポリエチレンテレフタ
レートまたはエチレンテレフタレートを主体とした共重
合ポリエステル、鞘部の重合体として融点の低い共重合
ポリエステルを用いたポリエステル/共重合ポリエステ
ルの芯鞘型構造、芯部の重合体としてナイロン46、ナ
イロン66等の融点の比較的高いナイロン、鞘部の重合
体としてナイロン6、ナイロン6/66共重合ナイロン
等の芯部より融点の高いナイロンを用いたナイロン/ナ
イロンの芯鞘型構造、芯部の重合体としてポリエチレン
テレフタレート、鞘部の重合体としてポリエチレン等の
ポリオレフィンを用いたポリエステル/ポリオレフィン
の芯鞘型構造、芯部の重合体としてポリプロピレン、鞘
部の重合体としてポリエチレンを用いたポリオレフィン
/ポリオレフィンの芯鞘型構造、さらには、芯部の重合
体としてナイロン6、鞘部の重合体としてポリエチレン
を用いたナイロン/ポリオレフィンの芯鞘型構造等があ
る。
【0010】このような組合わせのうち、織物の引張強
力、寸法安定性や耐侯性の面からポリエステル系重合体
の組合わせを用いることが好ましい。ポリエステル系重
合体は、2塩基酸またはその誘導体の1種もしくは、2
種以上とグリコール系の1種もしくは2種以上と反応せ
しめて得られる。2塩基酸の例としてはテレフタル酸、
イソフタル酸、フタル酸、p−オキシ安息香酸、5−ナ
トリウムスルホイソフタル酸、ナフタレンジカンボン酸
などの芳香族2塩基酸、シュウ酸、アジピン酸、セパシ
ン酸、アゼライン酸、ドデカンジカルボン酸等の脂肪族
2塩基酸、1,2−シクロブタンジカルボン酸等の脂環
族2塩基酸が挙げられる。一方、グリコール類の例とし
ては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
チエチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオ
ール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペン
タンジオール、p−キシレングリコール等が挙げられ
る。
【0011】ポリエステル系重合体同志の組合わせを採
用する場合に、芯部と鞘部に配する重合体は、その融点
の差が10℃以上異なる組合わせを選定すればよい。目
的とするセールクロスの機械的な特性を保持するため
に、テレフタル酸とエチレングリコールからなるポリエ
チレンテレフタレートで相対粘度が1.3以上、より好
ましくは1.4以上のものを芯部に配し、テレフタル
酸,イソフタル酸及びエチレングリコールの共重合体を
鞘部に配した組あわせが好ましい。
【0012】また鞘部の重合体としては、柔軟性を保持
しているものが好ましく、ポリエステル系重合体のうち
ポリエステルエラストマー系重合体が好適に用いられ
る。ポリエステルエラストマー系重合体としては、例え
ば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレ
フタレート、ポリエチレン2,6ナフタレートなどの芳
香族ポリエステルをハードセグメントとし、これに相当
量、およそ15−70重量%のポリエチレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコールなどのポリアルキレ
ングリコールをソフトセグメントとして共重合したも
の、あるいはこれにさらにマレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸、グリセリン、トリメチロールプロパン等の架橋
成分を少量共重合したものが挙げられるが、これに限定
されるものではない。ここでポリアルキレングリコール
の分子量は500〜3000位が望ましい。また架橋成
分は、エステル結合の単位モル数に対して、5モル%以
下程度が適当であるが、添加しなくても十分なエラスト
マー性能が得られる。
【0013】本発明において、芯部や鞘部に用いる重合
体には、添加剤として帯電防止剤、難燃剤、耐熱剤及び
顔料等が用いられていてもよい。
【0014】本発明で用いる芯鞘複合繊維の芯部と鞘部
の重量比は20/80〜80/20である。鞘部の重量
比が20%未満になると、加熱処理を施した際の溶融す
る部分が少なくなりすぎるため、セールクロスの通気度
が小さくならない。また80%より大きくなると機械的
強度的に問題が発生する。
【0015】本発明においては、上記の芯鞘複合繊維を
用いて上記式1によるカバーファクターKが1000〜
2500の織物を製織する。カバーファクターKが10
00未満であると、織物の熱処理後においてセールクロ
スとしての性能を満足する小さい通気度が得られず、カ
バーファクターKが2500より大きくなると製織性が
悪くなる。
【0016】本発明では、上記のごとくにして得られた
織物を芯部の重合体の融点と鞘部の重合体の融点との間
の温度で加熱処理する。この加熱処理により鞘部の重合
体を溶融させ、芯鞘複合繊維同志を接着し、経糸同志と
緯糸同志を接着し、さらに経緯糸をその交差点で接着し
て、構成繊維間や経緯糸間の間隙を埋めて、織物の通気
度を小さくする。この加熱処理は、テンター、シリンダ
ー及びカレンダー加工等、一般に使用されている加熱処
理方法を使用して行えばよい。また、加熱処理を行った
後、求められる物性に応じて防炎、耐熱、耐光等の性能
を付与する加工を施してもよい。本発明により得られた
セールクロスの特性は、引裂強力が1〜20kg、通気
度がフラジール法で測定して0.5cc/cm2/sec以下、9
kg/5cm荷重時のバイヤス方向の伸びが0.1〜1.5
%であるのが望ましい。
【0017】
【作用】本発明は、芯部と芯部よりも低い融点を有する
鞘部との重量比が20/80〜80/20である芯鞘複
合繊維を用いて製織し、低融点からなる鞘部を加熱処理
を施し、鞘部の重合体を溶融させ、隣り合う経糸及び緯
糸相互が融着され、同時に組織的空隙も埋めることによ
り、通気度が小さく、バイヤス方向の伸びの小さい寸法
安定性その性能にすぐれたセールクロスがえられるもの
である。
【0018】
【実施例】次に本発明を実施例により説明する。実施例
において得られた織物の評価は下記の方法によって行っ
た。
【0019】(1)引張強力 JIS-L-1096 6.12.1 A法(ストリップ法) 5cm巾に
て測定。
【0020】(2)引裂強力 JIS-L-1096 6.15.1 A-1法(シングルタング法)にて測
定。
【0021】(3)バイアス方向の伸び JIS-L-1096 6.12.1 A法に準じ、バイヤス方向に長さ3
0cm、幅5cmの試を採取し(株)島津製作所製定速
引っ張り試験機にて掴み間の間隔20cmにて測定、チ
ャートより9kg時の伸度を読み取った。
【0022】(4)通気度 JIS-L-1096 6.27.1A法(フラジール法)にて測定。
【0023】実施例1 芯部にポリエチレンテレフタレート(相対粘度1.5、
融点255℃、以下PETとする。)を用い、鞘部に、
ハードセグメントとしてポリエチレンテレフタレートを
75モル%、ソフトセグメントとして分子量2000の
ポリエチレングリコールを25モル%、架橋成分として
無水マレイン酸を4モル%配合したポリエステルエラス
トマー(相対粘度1.79、融点160℃、以下PET
Eとする。)を用いて、芯鞘の重量比60/40とした
同心型芯鞘複合繊維500デニール/96フィラメント
をエクストルーダー型複合紡糸機を用いて製糸した。得
られた芯鞘複合繊維(強度8.1g/デニール)を用い
て経緯密度が共に45本/吋の平織物(カバーファクタ
ーK:2012)を製織した後、下部鏡面ロール、上部
コットンロール仕様の高圧高温カレンダー(上野山機工
株式会社製)を用い160℃、線圧50kg/cm、ス
ピード10m/minでカレンダー加工を行い、経密度
53本/吋、緯密度51本/吋、カバーファクター23
26の実施例1のセールクロスを得た。
【0024】実施例2 実施例1において、芯鞘の重量比を60/40に替えて
80/20とした同心型芯鞘複合繊維(強度8.6g/
デニール)を用いた以外は、実施例1と同様にして、実
施例2のセールクロスを得た。
【0025】実施例3 実施例1において、同心型芯鞘複合繊維の鞘部にPET
Eに替えて、テレフタル酸/イソフタル酸/エチレング
リコール=88/12/100(モル比)共重合させた
共重合ポリエステル(軟化点185℃、以下IP−PE
Tとする。)を用いた同心型芯鞘複合繊維(8.0g/
デニール)を用い、加熱処理において160℃に替えて
185℃で処理した以外は、実施例1と同様にして、実
施例3のセールクロスを得た。
【0026】実施例4 実施例1において、同心型芯鞘複合繊維の芯部にポリエ
チレンテレフタレートに替えてナイロン46(融点29
0℃、以下N−46とする。)とし、鞘部にポリエステ
ルエラストマーに替えて、ナイロン6(融点215℃、
以下N−6とする。)とした同心型芯鞘複合繊維(強度
8.4g/デニール)を用い、加熱処理において160
℃に替えて215℃で処理した以外は、実施例1と同様
にして、実施例4のセールクロスを得た。
【0027】比較例1 実施例1において、同心型芯鞘複合繊維芯鞘の重量比6
0/40に替えて96/4とした同心型芯鞘複合繊維
(強度8.8g/デニール)を用いた以外は、実施例1
と同様にして、比較例1のセールクロスを得た。
【0028】比較例2 実施例1のおいて、同心型芯鞘複合繊維の芯鞘の重量比
60/40に替えて10/90とした同心型芯鞘複合繊
維(強度7.0g/デニール)を用いた以外は、実施例
1と同様にして、比較例2のセールクロスを得た。
【0029】比較例3 PETよりなるポリエステル繊維500デニール/96
フィラメント(強度8.9g/デニール)を用い、経緯
密度が共に45本/吋の平織物(カバーファクターK:
2012)を製織した後、下記処方1の処理液をパッデ
ィング法で付与し、マングルにて絞り率45%で絞り、
120℃のロールドライヤーで乾燥し、ピンテンターで
170℃×1分のキュアリングを行って比較例3のセー
ルクロスを得た。
【0030】〔処方1〕 ・プラスコートZ−448 15部 (ポリエステル樹脂,互応化学株式会社製) ・スミテックスレジンM−3 3.5部 (メラミン樹脂,住友化学株式会社製) ・ACX 0.35部 (触媒,住友化学株式会社製) ・LS−317 0.7部 (撥水剤,旭硝子株式会社製) ・イソブロパノール 3部 ・水 77.45部 得られた実施例1〜4、比較例1〜3のセールクロスの
評価結果を表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】表1から明かのように、本発明による実施
例1、2のセールクロスはバイヤス方向の伸びが小さく
寸法安定性が良好であり、セールクロスとして十分な物
性を保持していることが確認された。また、鞘部にポリ
エステルエラストマー系重合体を用いているので、風合
いがソフトで軽量なものであった。
【0033】実施例3、4のセールクロスはバイヤス方
向の伸びが小さく寸法安定性が良好であり、セールクロ
スとして十分な物性を保持していることが確認された。
【0034】これに対し、比較例1では、鞘部の重量比
率が少ないため加熱処理を施した際に溶融部分が少な
く、通気性が大きくバイヤス方向の伸びも大きく寸法安
定性が良くなかった。比較例2については、鞘部の重量
比率が大きかったため、通気性と寸法安定性の点は良い
が、機械的強力の劣るものであった。芯鞘複合繊維を用
いていない従来技術に準じた比較例3については、加工
工程が多くなると共に、バイヤス方向の伸びも大きく寸
法安定性の点で本発明による実施例に劣るものであっ
た。
【0035】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、芯部と芯
部よりも低い融点を有する鞘部との重量比が20/80
〜80/20である芯鞘複合繊維を用いて製織し、加熱
処理を施すことにより、隣り合う経糸及び緯糸相互が融
着され、同時に組織的空隙も埋められ、バイヤス方向の
伸びも抑えられ、寸法安定性が良好でかつ通気性の小さ
いセールクロスを容易に得ることができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】このような組合わせのうち、織物の引張強
力、寸法安定性や耐侯性の面からポリエステル系重合体
の組合わせを用いることが好ましい。ポリエステル系重
合体は、2塩基酸またはその誘導体の1種もしくは、2
種以上とグリコール系の1種もしくは2種以上と反応せ
しめて得られる。2塩基酸の例としてはテレフタル酸、
イソフタル酸、フタル酸、p−オキシ安息香酸、5−ナ
トリウムスルホイソフタル酸、ナフタレンジカンボン酸
などの芳香族2塩基酸、シュウ酸、アジピン酸、セパシ
ン酸、アゼライン酸、ドデカンジカルボン酸等の脂肪族
2塩基酸、1,2−シクロブタンジカルボン酸等の脂環
族2塩基酸が挙げられる。一方、グリコール類の例とし
ては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオ
ール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペン
タンジオール、p−キシレングリコール等が挙げられ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯部と芯部よりも低い融点を有する重合
    体からなる鞘部との重量比が20/80〜80/20で
    ある芯鞘複合繊維を用いて、下記式1で表すカバーファ
    クターKが1000〜2500の織物を製織し、該織物
    を芯部の重合体の融点と鞘部の重合体の融点の間の温度
    で加熱処理することを特徴とするセールクロスの製造方
    法。 K=Nw×Dw1/2 +Nf×Df1/2 (1) ここで、Nw:経糸密度(本/吋),Dw:経糸繊度
    (デニール),Nf:緯糸密度(本/吋),Df:緯糸
    繊度(デニール)
JP7307116A 1995-11-27 1995-11-27 セールクロスの製造方法 Pending JPH09143835A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998028477A1 (en) * 1996-12-20 1998-07-02 Moy Isover Limited A non-woven cloth
US11214895B2 (en) 2015-11-06 2022-01-04 Inv Performance Materials, Llc Low permeability and high strength fabric and methods of making the same
US11634841B2 (en) 2017-05-02 2023-04-25 Inv Performance Materials, Llc Low permeability and high strength woven fabric and methods of making the same
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