JP2722571B2 - トリミング撮影可能な撮影装置及びプリンタ装置 - Google Patents

トリミング撮影可能な撮影装置及びプリンタ装置

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JP2722571B2
JP2722571B2 JP63307436A JP30743688A JP2722571B2 JP 2722571 B2 JP2722571 B2 JP 2722571B2 JP 63307436 A JP63307436 A JP 63307436A JP 30743688 A JP30743688 A JP 30743688A JP 2722571 B2 JP2722571 B2 JP 2722571B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、撮影時にトリミング倍率を指示することが
できるトリミング倍率設定手段を有する撮影装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来この種の撮影装置は、特公昭61−43698号によっ
て開示され、視野の大きさを変更することが可能なファ
インダー光学系を設け、それによって撮影する範囲(ト
リミング範囲)を設定する。このとき、ファインダー光
学系に連動して作動するトリミング制御手段によりトリ
ミング情報記録装置を駆動し、ファインダー視野に対応
するトリミング倍率をトリミング情報としてフィルム上
に記憶する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記の如き従来の技術に於いては、トリ
ミングモードで撮影したものをプリントする際の引き伸
ばし倍率が通常モードで撮影したものをプリントする際
の引き伸ばし倍率(既製のプリントサイズ例えばサービ
スサイズ等に対応した倍率)よりも大きくなるため、ト
リミングモードで撮影したものをプリントすると、通常
モードで撮影したものをプリントする際には問題となら
ない周辺部の画質の劣化が目立つことになる。
また、トリミングを行う範囲が画面中央部であって
も、画面周辺部であっても、その大きさが同一であれ
ば、一様の引き伸ばし倍率が指示され、特に画面周辺部
でトリミングを行ったときのプリントは、十分な画質が
得られない場合がある。良好な画質のプリントを確保す
るためにトリミングモード時はレンズの絞り値を小絞り
に規制すること等が提案されているが、ボケ味などが変
わってしまい、撮影者が意図した写真は得られない。
さらに、プリントを行う際に、プリント時に設定した
引き伸ばし倍率でプリントしようとする場合では、十分
な画質が得られないプリントが出来上がる場合がある。
本発明はこの様な従来の問題に鑑みてなされたもの
で、撮影者の意図に反する描写の不良なプリントが得ら
れることを避け、いかなる場合でもプリントの画質を適
正に保つことができる引き伸ばし倍率を決定することが
できる撮影装置を提供すること、及び、撮影者の意図に
反して描写の不良なプリントが得られることを避けるこ
とが可能なプリンタ装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決する為の手段〕
上記問題点の解決の為に本発明では、レンズの像高に
よる光学性能が判定できる光学性能情報を記憶した記憶
手段と該性能情報から最終引き伸ばし倍率を制御する制
御手段を設けた。
〔作用〕
本発明に於いては、トリミングモードで撮影する際、
良好な画質のプリントを確保できる引き伸ばし倍率を撮
影時に前もって把握することが可能なため、また、プリ
ントを行う際、プリント時に設定した引き伸ばし倍率
が、プリントする前に良好な上質が得られる引き伸ばし
倍率であるかどうかを把握することが可能なため、撮影
者の意図に反した描写性能の好ましくないプリントが出
来上がる確率が少ない。
〔実 施 例〕
第3図はレンズの光学性能を示すMTF曲線であり、実
線Aと点線Bとで2種類のレンズを示している。縦軸に
MTF(modulation transfer function)、横軸に像高を
示している。一般的にレンズは第3図に示した如く、光
軸に対応する画面中央部に比べ、画面周辺部は画質が劣
る。これは一般的に主要被写体が画面中央にフレーミン
グされることが多いために、中央部の画質が重視され、
設計されるからである。
第3図及び第4図に於いて、ネガcのトリミングの範
囲(a又はb)が同一で、その範囲がトリミング範囲a
の如く画面中央から像高10mmまでの間におさまっている
場合と、トリミング範囲bの如く像高10mmから20mmの間
におさまっている場合とでは明らかに画質の優劣がつけ
られる。プリント時の引き伸ばし倍率Z(ネガcからプ
リントサイズdへ引き伸ばすための倍率)か小さい場合
はその差はさほど顕著には現れないが、倍率が大きくな
るにしたがいその差は歴然となり、周辺部分をトリミン
グする際には満足できる画質を確保するために引き伸ば
し倍率(Z×Y)の上限が設定できる。
また、トリミング範囲を画面中央に向って狭ばまるよ
うに変化させる場合(トリミング倍率を大きくする場
合)においても、プリントの引き伸ばし倍率(Z×Y)
の上限とレンズのMTF(コントラスト情報)とは相関関
係にある。
第3図において実線で示したレンズAと点線で示した
レンズBを比べた場合、点線で示したレンズBの方がMT
F値の落ち方が急である。トリミング範囲を像高10mm付
近までに設定したとすると、点線で示したレンズBの方
が周辺像の描写が実線のレンズAに比べて劣る。
それぞれのレンズで撮影した写真で同等の画質を得る
ためには点線で示したレンズBで撮影した場合はプリン
トの引き伸ばし倍率を小さく設定する必要がある。
また、レンズのMTFは同一のレンズでも絞り値及び撮
影距離によって異なり、絞り開放よりも絞り込んだ場合
の方がMTF値は向上する。絞り設定値、撮影距離によっ
てそれぞれの条件下でのMTFを把握することにより、よ
り厳密にプリントの引き伸ばし倍率の上限を設定するこ
とも可能である。
同様に、MTFの代わりに、諸収差の情報により最終引
き伸ばし倍率を決定するようにしても良い。
レンズの描写性は、MTFに代表されるレンズの収差関
連の光学性能以外の要因として以下の2つが挙げられ
る。
焦点調節に関連する要素。
例えば、被写体深度は焦点距離、撮影距離、絞り設定
値により決定されるが、深度が浅い条件下での撮影では
より正確な焦点調節が必要となる。トリミングモードで
の撮影の際は引き伸ばし倍率が大きくなるため、焦点調
節の誤差がプリント時、より顕著に現われることにな
る。
フィルム感度。
感度が高くなるにしたがい粒状性はあらくなり、同一
条件でトリミングすると感度の低いフィルムを使用した
際の方が良好な画質が得られる。
以上、最終引き伸ばし倍率とMTFの関係を説明した
が、以下に具体的な実施例を説明する。
−第一実施例− 第1図は本発明の第一の実施例である。
ROM1は、レンズのMTF情報(諸収差情報を含む)を記
憶している。倍率制御手段2は最大引き伸ばし倍率決定
手段2aと最終引き伸ばし倍率決定手段2bとから成り、引
き伸ばし倍率を制御する。ROM1は、レンズ交換式カメラ
システムの場合は交換レンズ内に設けられ、各々のレン
ズ固有のMTF情報、焦点距離情報や、オートフォーカス
制御に使用するレンズ情報を記憶している。また、ROM1
は、レンズシャッター式カメラの場合は撮影レンズを交
換することが無いため、カメラボディ内に配置すれば良
い。ROM1より送られた信号は倍率制御手段2に入力され
る。また、倍率制御手段2には、撮影情報出力手段4か
らフィルム感度、設定されたレンズ絞り値等の撮影情報
が入力され、その他の画質に影響を及ぼす。ファクター
がカメラボディ内の各々の決定手段から入力される。
また、トリミング倍率設定手段5は、カメラボディに
設置された外部操作部材を操作することにより撮影者が
任意にトリミング倍率で設定でき、そのトリミング倍率
を示す情報を倍率制御手段2及びプリントサイズ設定手
段6に入力する。
また、プリントサイズ設定手段6は、カメラボディに
設置された外部操作部材を操作することにより撮影者が
任意に所望のプリントサイズを設定でき、トリミング倍
率設定手段5からの情報に基づきプリントサイズを示す
引き伸ばし倍率情報(Z×Y)を倍率制御手段2に入力
する。
倍率制御手段2の最大引き伸ばし倍率決定手段2aは、
入力されたMTF情報及びフィルム感度、F値情報及びト
リミング倍率情報から予め設定した基準画質を満足させ
得る最大引き伸ばし倍率(X)を決定する。
トリミング倍率(Y)とプリントサイズとを設定した
トリミングカメラでは、撮影者がトリミング倍率(Y)
を決めると画面比により引き伸ばし倍率(Z×Y)が決
まる。
制御手段2は、ここで決まった引き伸ばし倍率(Z×
Y)と最大引き伸ばし倍率(X)を比較し、最大引き伸
ばし倍率の方が大きい場合は、撮影者の設定したプリン
トサイズに応じた引き伸ばし倍率(Z×Y)を最終引き
伸ばし倍率情報として記録手段3に伝達し、記憶手段3
はフィルム上に、該情報を光学的方法により記録する。
また、最大引き伸ばし倍率の方が小さい場合は、十分な
画質が得られないため、この際は警告手段7によりレリ
ーズが不可能となるようにカメラボディが制御される。
あるいは、警告手段7により撮影者に信号音等により警
告を発するかたちでもよい。また、警告手段7により上
記の如く警告すると共に、その時の最大引き伸ばし倍率
を表示するようにしても良い。この記録手段3は上記光
学的方法に代えて、フィルムパトローネ等に設けられた
EPROM等に電気的に記録しても良いし、磁気テープ等に
磁気的に記録しても良い。
この記録手段3に記録された情報は、現像所にて撮影
済みフィルムを現像する際に使用され、最適な引き伸ば
し倍率により引き伸ばされプリントされることになる。
また、最大引き伸ばし倍率以下でもプリントの引き伸
ばし倍率によって得られる画質をランク付けし、撮影者
に知らしめることもできる。例えば今、撮影しようとし
ている写真がサービスサイズにプリントされた場合はA
ランク、キャビネサイズではAランク、四ツ切サイズで
はBランクという形で撮影者に表示したりすることも可
能である。
−第二実施例− 第2図は本発明の第二の実施例であり、第二実施例は
第一実施例とほぼ同一構成であり、異なる構成は倍率制
御手段2と記録手段3である。以下に異なる構成につい
て説明する。
制御手段2はプリントサイズ設定手段6により決まっ
た引き伸ばし倍率(Z×Y)と最大引き伸ばし倍率
(X)を比較し、最大引き伸ばし倍率の方が大きい場合
は、撮影者の設定したプリントサイズに対応する引き伸
ばし倍率(Z×Y)を最終引き伸ばし倍率情報として信
号線l1を介して記録手段3に伝達し、記録手段3はフィ
ルム上に該情報を記録する。また、補助の情報として信
号線l2を介して最大引き伸ばし倍率(X)も記録され
る。
また、制御手段2はプリントサイズ設定手段6により
決まった引き伸ばし倍率(Z×Y)と最大引き伸ばし倍
率(X)を比較し、最大引き伸ばし倍率の方が小さい場
合は、十分な画質が得られないため、この際は最大引き
伸ばし倍率(X)を最終引き伸ばし倍率情報として信号
線l1を介して記録手段3に伝達し、記録手段3はフィル
ム上に該情報を記録する。また、補助の情報として信号
線l2を介して最大引き伸ばし倍率(Z×Y)も記録され
る。この場合には、現像所から上がってきたプリントサ
イズはおのずから最大引き伸ばし倍率によって引き伸ば
されたものの方が小さくなる。
このように引き伸ばし倍率が記録手段3に記録され、
記録手段3が撮影済みフィルムと共に現像所に送られ
る。現像所では、撮影済みフィルムを現像する際に記録
手段3からの記録を基に引き伸ばし倍率を最適なものに
決定して引き伸ばしプリントする。その際に、撮影者の
希望により記録手段3に記録された補助の情報を基にプ
リントすることもできる。
本実施例においてはROM1と制御手段2は別々の構成と
しているが、これを一つのCPUに置き換えることも可能
である。また、エンコーダーを設けることにより撮影距
離を判定可能とすれば、MTF情報を撮影距離毎に情報伝
達するようにでき、より細かく最大引き伸ばし倍率を決
定することもできる。光学系をズームレンズとした場合
は、エンコーダーをさらに設け焦点距離も判定可能と
し、各焦点距離、撮影距離におけるMTFを制御手段2に
伝達すればよい。
−第三実施例− 第5図は本発明の第三実施例であり、プリンタ装置に
ついての実施例である。尚、第一,第二実施例と同一符
号の部品は同様の構成であるので説明を省略する。
トリミング可能なカメラシステム(カメラボディとレ
ンズ鏡筒とのシステム)では、MTF情報を記憶しているR
OM1と、フィルム感度,絞り値の情報を出力する撮影情
報出力手段4と、外部操作により任意にトリミング倍率
を設定できるトリミング倍率設定手段5とを有してお
り、これらROM1及び撮影情報出力手段4及びトリミング
倍率設定手段5からのデータは、前述したように記録手
段3によりフィルム上あるいはフィルムパトローネ上の
EPROM等に記録される。
プリンタ装置では、フィルム8の現像処理工程におい
て読み取り手段9がフィルム8上あるいはフィルムパト
ローネ上から情報を読み出す。読み取り手段9により読
み取られたデータは、倍率制御手段2に入力される。
また、プリンタ装置は、トリミング倍率再設定手段50
を備えており、プリント処理時にトリミングカメラによ
り設定したトリミング倍率Yを変更できるようにしてい
る。トリミング倍率は通常、撮影時にトリミングカメラ
で設定されるが、例えば、撮影後にトリミング倍率を再
設定したい状況が発生した場合にはプリント処理時にト
リミング倍率再設定手段50によって再設定できる。
倍率制御手段2は、最大引き伸ばし倍率決定手段2aと
最終引き伸ばし倍率決定手段2bとから成り、最終引き伸
ばし倍率を決定する。
記録手段3で記録されたデータのうちのトリミング倍
率Yと、トリミング倍率再設定手段50のトリミング倍率
Y′とが同時に読み取り手段9に入力された場合には、
再設定されたトリミング倍率Y′を使用するようにし
て、最大引き伸ばし倍率決定手段2aでは、記録手段3で
記録されたデータ(トリミング倍率Yを不使用)とトリ
ミング倍率Y′とから前述したのと同様に最大引き伸ば
し倍率Xを決定する。尚、トリミング倍率再設定手段50
でトリミング倍率Y′が再設定されなければ、最大引き
伸ばし倍率決定手段2aは、記録手段3で記録されたデー
タから最大引き伸ばし倍率Xを決定することは言うまで
もない。
また、読み取り手段9からトリミング倍率Yあるいは
トリミング倍率Y′の一方が、プリントサイズ設定手段
6に入力される。プリントサイズ設定手段6は、使用者
により任意に所望のプリントサイズが設定されると、入
力されたトリミング倍率YあるいはY′に基づきプリン
トサイズを示す引き伸ばし倍率情報(Z×YあるいはZ
×Y′)が設定され、最終引き伸ばし倍率決定手段2bに
入力される。
最終引き伸ばし倍率決定手段2bでは、最大引き伸ばし
倍率決定手段2aで決定された引き伸ばし倍率Xと、プリ
ントサイズ設定手段6で設定された引き伸ばし倍率(Z
×YあるいはZ×Y′)とを比較して、前述の実施例と
同様に、最大引き伸ばし倍率の方が大きい場合には、設
定したプリントサイズに応じた引き伸ばし倍率を最終引
き伸ばし倍率に決定し、また逆の場合には、最大引き伸
ばし倍率を最終引き伸ばし倍率に決定する。
そして、倍率制御手段2により決定された最終引き伸
ばし倍率に基づいて、プリント引き伸ばしを行う。ま
た、最大引き伸ばし倍率の方が小さい場合には、十分な
画質が得られないので警告手段7により音、光等により
警告を行う。
このように、第三実施例では、倍率制御手段2をプリ
ンタ装置側に設置したので、撮影後にトリミング倍率の
変更を行ってもプリント前に画質を把握することが可能
となり、描写性能の好ましくないプリントの出来上がる
確率を減らすことができる。
〔発明の効果〕 以上の様に本発明によれば、トリミングモードで撮影
する際、プリントの画質を適正に保つことができる引き
伸ばし倍率を撮影時に前もって把握することが可能なた
め、撮影者の意図に反した描写性能の好ましくないプリ
ントが出来上がる確率を減らすことができる。また撮影
時に、許容できるプリントの最大引き伸ばし量を確認す
ることができるので構図を決める際の予備情報として役
立てることもできる。
さらに、プリントを行う際、プリント時に設定した引
き伸ばし倍率が、プリントする前に良好な画質が得られ
る引き伸ばし倍率であるかどうかを把握することが可能
なので、撮影者の意図に反した描写性能の好ましくない
プリントが出来上がる確率を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例のブロック図、第2図は
第二の実施例のトリミングカメラのブロック図、第3図
は光学系のMTF線図、第4図は引き伸ばし量を説明する
説明図、第5図は第三の実施例のプリント装置のブロッ
ク図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1……ROM、2……倍率制御手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影時に原画に対するトリミング倍率を指
    示することができるトリミング倍率設定手段を有する撮
    影装置において、 プリント時のプリントサイズに対応する前記原画からの
    引き伸ばし倍率を設定する引き伸ばし倍率設定手段と、 撮影光学系の光軸からの像高に対応した光学性能に関す
    る光学データを記憶した記憶手段と、 フィルム感度、絞り値等の撮影情報を出力する撮影情報
    発生手段と、 前記トリミング倍率と前記光学データと前記撮影情報と
    から、プリントした際の画質を適正に保つことのできる
    最大引き伸ばし倍率を決定する最大引き伸ばし倍率決定
    手段と、 前記最大引き伸ばし倍率と前記引き伸ばし倍率とからプ
    リント時の最終引き伸ばし倍率を決定する最終引き伸ば
    し倍率決定手段と、 前記最終引き伸ばし倍率の記録、表示、及び前記引き伸
    ばし倍率が不適正であることの報知のうち少なくとも一
    つを行う制御手段とを有することを特徴とするトリミン
    グ撮影可能な撮影装置。
  2. 【請求項2】前記最終引き伸ばし倍率決定手段は、前記
    引き伸ばし倍率と前記最大引き伸ばし倍率とを比較し
    て、前記引き伸ばし倍率が前記最大引き伸ばし倍率より
    小さい時には前記引き伸ばし倍率を前記最終引き伸ばし
    倍率として決定し、また大きい時には前記最大引き伸ば
    し倍率を前記最終引き伸ばし倍率として決定することを
    特徴とする請求項(1)のトリミング撮影可能な撮影装
    置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記引き伸ばし倍率が前
    記最大引き伸ばし倍率よりも大きい時には警告を行うと
    共に、その時の前記最大引き伸ばし倍率を表示すること
    を特徴とする請求項(1)のトリミング撮影可能な撮影
    装置。
  4. 【請求項4】フィルムあるいはフィルムパトローネ上に
    記録された撮影光学系の光軸からの像高に対応した光学
    性能に関する光学データと、フィルム感度,絞り値等の
    撮影情報とを読み取る読み取り手段と、 原画に対するトリミング倍率を設定するトリミング倍率
    設定手段と、 プリント時のプリントサイズに対する前記原画からの引
    き伸ばし倍率を設定する引き伸ばし倍率設定手段と、 前記光学データと前記撮影情報と前記トリミング倍率と
    から、プリントの画質を適正に保つことのできる最大引
    き伸ばし倍率を決定する最大引き伸ばし倍率決定手段
    と、 前記最大引き伸ばし倍率と前記引き伸ばし倍率とからプ
    リントの最終引き伸ばし倍率を決定する最終引き伸ばし
    倍率決定手段とを有することを特徴とするプリンタ装
    置。
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US07/768,333 US5266989A (en) 1988-10-06 1991-09-30 Camera which can be used for trimming shots
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