JPH09200508A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09200508A
JPH09200508A JP8005165A JP516596A JPH09200508A JP H09200508 A JPH09200508 A JP H09200508A JP 8005165 A JP8005165 A JP 8005165A JP 516596 A JP516596 A JP 516596A JP H09200508 A JPH09200508 A JP H09200508A
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image
distance
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camera
images
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JP8005165A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kodama
晋一 児玉
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高級なセンサや処理回路を備えた高価なカメラ
を用いる必要がなく、通常の視差を有する複数画像よ
り、画像内の被写体の距離分布と主要被写体が検出で
き、被写体の距離分布に応じたぼけを付加することがで
きる画像処理装置を提供する。 【解決手段】所定の視差を有する複数の画像が画像入力
部10に入力され、この画像入力部10に入力された上
記複数の画像の情報を用いて、上記画像内の所定領域を
分割した各ブロック毎に被写体距離が距離算出部14に
より算出される。そして、この距離算出部14によって
算出された各ブロック毎の被写体距離に基づいて、主要
被写体が被写体検出部16により検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視差を有する複数
画像より被写体の距離を算出し、主要被写体を検出して
ぼけを付加する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真の特徴の一つにぼけ味がある。現
在、ぼけ味のきれいな写真を撮影しようとすると、SL
R(一眼レフカメラ)に代表されるような高級な撮影レ
ンズを使用するとともに、絞りやシャッタ速度を最適に
制御する必要がある。
【0003】また、後処理にて画像にぼけを付加する場
合には、ぼけを付加するときの基準となる主要被写体の
検出が必要になる。この主要被写体の検出に関して、例
えば、特開平5−72648号公報には撮影シーンの複
数の測距エリアの情報を用いて主要被写体を求めるとい
う手法が、また特開平6−230482号公報には視線
を用いて主要被写体を求めるという手法が提案されてい
る。さらに、特開平5−210739号公報には画像の
色,位置等により自動的に主要被写体を検出するという
手法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように後処理にてぼけ味を付加する場合、ベストピン
トの位置、すなわち主要被写体を決定する必要があり、
主要被写体の検出を行わなければならない。上記特開平
5−72648,特開平6−230482号公報等に提
案されている手法ではカメラ側で主要被写体の検出を行
っており、カメラに多くの高級なセンサや,処理回路を
必要とするため、コストが高いものとなってしまう。
【0005】また、上記特開平5−210739号公報
に提案されているように、画像の色,位置等の平面情報
に基づいた主要被写体の検出を全て自動化しようとする
と、その検出アルゴリズムが複雑になり、検出に要する
時間が長くなってしまう。
【0006】そこで本発明は、上記課題に鑑みてなされ
たものであり、高級なセンサや処理回路を備えた高価な
カメラを用いる必要がなく、通常の視差を有する複数画
像より、画像内の被写体の距離分布と主要被写体が検出
でき、被写体の距離分布に応じたぼけを付加することが
できる画像処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像処理装置は、所定の視差を有する複数
の画像を用いて主要被写体の距離を求める画像処理装置
であって、上記所定の視差を有する複数の画像を入力す
る画像入力手段と、この画像入力手段によって入力され
た上記複数の画像の情報を用いて、各ブロック毎に被写
体距離を算出する距離算出手段と、この距離算出手段に
よって算出された各ブロック毎の上記被写体距離に基づ
いて主要被写体情報を検出する被写体検出手段とを具備
したことを特徴とする。
【0008】また、さらに本発明の画像処理装置は、上
記被写体検出手段によって検出された上記主要被写体情
報に基づき複数の画像を用いて画像のぼけを付加する画
像補正手段を有することを特徴とする。
【0009】また、本発明の画像処理装置は、所定の視
差を有する複数の画像を用いて、1枚の画像を合成する
画像処理装置であって、上記複数の画像の主要被写体距
離を求め、この求められた主要被写体距離に基づき、上
記画像の合成に当たって、画像のぼけを付加することを
特徴とする。
【0010】すなわち、本発明の画像処理装置は所定の
視差を有する複数の画像を用いて主要被写体の距離を求
める画像処理装置であって、上記所定の視差を有する複
数の画像が画像入力手段に入力され、この画像入力手段
に入力された上記複数の画像の情報を用いて、上記画像
内の所定領域を分割した各ブロック毎に被写体距離が距
離算出手段により算出される。そして、この距離算出手
段によって算出された各ブロック毎の上記被写体距離に
基づいて、主要被写体が被写体検出手段により検出され
る。
【0011】また、本発明の画像処理装置に画像及び情
報を提供するカメラは、所定の視差を有する写真を複数
枚撮影するとともに、撮影光学系の特徴情報をID(識
別記号)または数値情報(コードも含む)としてフィル
ムに記録する。画像処理装置は関連する複数のフィルム
に記録された画像をディジタル画像に変換し、撮影光学
系の特徴情報に基づいて上記ディジタル画像の補正を行
い、画像内の被写体の距離分布を検出する。そして、検
出した距離情報と画像の色、明るさ等の情報から主要被
写体を検出し、この主要被写体の距離と距離分布に応じ
てぼけを付加する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0013】図1は、本発明に係る第1の実施の形態の
画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【0014】この画像処理装置は、光学的に視差を有す
る複数画像を電気信号として読み込む画像入力部10
と、カメラにおける光学部20の特徴に関する情報を自
動又は人間を介して取り込む情報検出部12と、上記画
像入力部10からの視差を有する複数画像と上記情報検
出部12からの情報より被写体の距離を算出する距離算
出部14と、この距離算出部14からの距離情報と上記
画像入力部10からの視差を有する複数画像より主要な
被写体の距離を検出する被写体検出部16と、上記情報
検出部12と距離算出部14と被写体検出部16と画像
入力部10からの情報より一つの画像にぼけ味を付加す
るぼけ付加部18とから構成される。
【0015】また、本画像処理装置に情報を提供するカ
メラには、視差を有する複数画像を作成するための光学
部20と、この光学部20にて作成された視差を有する
複数画像を記録する画像記録部22と、上記光学部20
の特徴に関する情報を記録した情報部24とが配置され
ている。
【0016】上記カメラの情報部24に記録される情報
の形態は、IDのようなコードでもよく、また実際のデ
ータでもよい。さらに、カメラの特定が可能な名称など
(カメラ識別コードなど)であってもよい。また、情報
部24の情報の記録場所はフィルム上でも、フィルムカ
ートリッジ上でもよく、さらにカメラ上であってもよ
い。ただし、現像処理を行うまではフィルムと一緒に扱
われることを要する。IDやカメラ識別コードの場合
は、本画像処理装置に対応する細部データを有するよう
にする。
【0017】また、視差を有する複数画像を得るために
は上記カメラに複眼(2眼)を用いるが、視差を有する
複数画像が得られれば複眼でなくてもよく、例えば、特
開平7−181608号公報等に記載されているような
1眼での瞳分割方式を用いてもよい。上記画像記録部2
2は、フィルムでも、CCD等のセンサであってもよ
い。なお、CCDを用いる場合はカメラの光学系情報や
撮影情報を電気的に記録するとよい。
【0018】このような構成により、上記カメラは視差
を有する画像光学系の特徴に関する情報を有する。本画
像処理装置は視差を有する複数画像をディジタル化し、
光学系の特徴をもとに複数画像での相関を各ブロックご
とに行い、ブロックごとのずれ量を算出して、このずれ
量を被写体距離情報に変換する。上記ずれ量の算出は、
例えば、特開昭62−102213号公報等に記載され
ているようなカメラの位相差式オートフォーカスと同様
に行うとよい。
【0019】本画像処理装置は、主となる一つの画像の
所定領域内の距離分布と画像の特徴より主要被写体の距
離を算出し、さらにこの主要被写体の距離を基準に、距
離ごとに画像にぼけを付加し、距離に応じたぼけを有す
る画像を作成する。
【0020】次に、第1の実施の形態の画像処理装置の
動作について説明する。
【0021】図2は、第1の実施の形態の画像処理装置
の動作を示すメインフローチャートである。
【0022】「画像作成」が開始されると(ステップS
1)、情報部24から光学部20の特徴に関する情報を
情報検出部12にて入手し(ステップS2)、さらに画
像記録部22から関連する視差を有する複数画像を画像
入力部10にて入手する(ステップS3)。
【0023】続いて、上記情報検出部12と画像入力部
10からの情報より、距離算出部14により画像の距離
分布を算出し(ステップS4)、主要被写体を検出する
ための画像エリアを設定する(ステップS5)。
【0024】次に、被写体検出部16により主要被写体
の検出を行い、その距離を設定し(ステップS6)、ぼ
けを付加するためのピント幅の設定を行う(ステップS
7)。なお、このピント幅の設定は、光学部20の焦点
距離に連動させるようにするとよい。続いて、主要被写
体の距離に基づいて、ぼけ付加部18により距離に応じ
たぼけを付加する(ステップS8)。その後、本動作を
終了する(ステップS9)。
【0025】図3は、図2に示したメインフローチャー
ト中の「主要被写体距離設定」の処理を示すフローチャ
ートである。このフローチャートでは、主要被写体の検
出領域内の距離分布とこの距離ごとに占める割合より主
要被写体距離を設定する。
【0026】「主要被写体距離設定」の処理が開始され
ると(ステップS11)、被写体検出部16により画面
の領域から主要被写体を判定する領域を切り出すブロッ
ク分割を行う(ステップS12)。ここでのブロック分
割は、全体の距離分布を求める場合のブロック分割より
小さくするとよい。
【0027】続いて、被写体検出部16によりブロック
ごとにそのブロックにある被写体の距離を算出し(ステ
ップS13)、さらに、算出した距離ごとの切り出し領
域に対する面積比率を算出する(ステップS14)。こ
の距離ごとの面積比率の算出例を図4(b)に示す。
【0028】次に、距離に対応する面積比率をSiで示
し、初期値として“i”に“1”を設定し(ステップS
15)、面積比率Siが所定値hより大きいか否かを判
定する(ステップS16)。面積比率Siが所定値hよ
り小さいときは、“i”をインクリメントし(ステップ
S17)、上記ステップS16へ戻り、再びステップS
16の判定を繰り返す。すなわち、面積比率Siが最初
に所定値hを越える距離を至近側から求めていき、所定
値hを越えたその距離Liを主要被写体距離とする(ス
テップS18)。その後、本処理を終了する(ステップ
S19)。
【0029】また、疑似ズームのようなファインダを有
するカメラで撮影した場合は、ズームによって切り出さ
れる領域に対して、さらに小さな主要被写体の検出領域
を設定するとよい。この検出領域の設定は、光軸を中心
にして行うとよい。また、所定値hも焦点距離(疑似ズ
ーム含む)によって可変するようにしてもよい。
【0030】図4は、上記主要被写体の検出を説明する
ための図である。図4(a)は、主要被写体の検出領域
のようすとその分割のようすを示している。最終的に出
力される出力画面26に、主要被写体の検出領域28が
含まれるように設定する。また分割する領域は、出力画
面26上の位置に応じてその領域の大きさを変更しても
よい。
【0031】図4(b)は、図4(a)に示した分割さ
れた領域ごとの距離分布を所定ルールの距離レンジ分割
Liによって対応する面積と主要被写体の検出領域面積
より比率Siを求める。
【0032】図5は、「主要被写体距離設定」の別の処
理を示すフローチャートである。このフローチャート
は、肌色に関する情報と主要被写体の検出領域内の距離
分布と距離の占める割合より、主要被写体距離を設定す
るものである。
【0033】「主要被写体距離設定2」の処理が開始さ
れると(ステップS21)、被写体検出部16は画面の
領域から主要被写体を判定するための領域を切り出すブ
ロック分割を行う(ステップS22)。ここでのブロッ
ク分割は、全体の距離分布を求める場合のブロック分割
より小さくするとよい。
【0034】続いて、被写体検出部16により上記領域
内で肌色のブロックを検出し(ステップS23)、肌色
のブロックの面積比率が所定量Kより大きいか否かを判
定する(ステップS24)。肌色のブロックの面積比率
が所定量Kより大きいときは、肌色のブロックごとに距
離算出を行う(ステップS25)。さらに、距離ごとの
占有面積比率を肌色切り出し領域に対して算出する(ス
テップS26)。
【0035】次に、距離に対応する面積比率をSiで示
し、初期値として“i”に“1”を設定し(ステップS
27)、面積比率Siが所定値kより大きいか否かを判
定する(ステップS28)。面積比率Siが所定値kよ
り大きくないときは、“i”をインクリメントし(ステ
ップS29)、上記ステップS28へ戻り、再びステッ
プS28の判定を繰り返す。すなわち、面積比率Siが
最初に所定値kを越える距離を至近側から求めていき、
所定値kを越えたその距離Liを主要被写体距離とする
(ステップS35)。
【0036】一方、上記ステップS24にて肌色のブロ
ックの面積比率が所定量Kより大きくないときは、被写
体検出部16により領域内のブロックごとにそのブロッ
クにある被写体の距離を算出し(ステップS30)、さ
らに、算出した距離ごとの切り出し領域に対する肌色の
面積比率を算出する(ステップS31)。
【0037】次に、距離に対応する面積比率をSiで示
し、初期値として“i”に“1”を設定し(ステップS
32)、面積比率Siが所定値hより大きいか否かを判
定する(ステップS33)。面積比率Siが所定値hよ
り大きくないときは、“i”をインクリメントし(ステ
ップS34)、上記ステップS33へ戻り、再びステッ
プS33の判定を繰り返す。すなわち、面積比率Siが
最初に所定値hを越える距離を至近側から求めていき、
所定値hを越えたその距離Liを主要被写体距離とする
(ステップS35)。その後、本処理を終了する(ステ
ップS36)。
【0038】なお、上記所定量K,k,hは焦点距離
(疑似ズームも含む)や、明るさ分布等を考慮して変更
するようにしてもよい。
【0039】次に、本発明に係る第2の実施の形態の画
像処理装置について説明する。
【0040】図6は、第2の実施の形態の画像処理装置
の概念的な構成を示すブロック図である。
【0041】本第2の実施の形態の画像処理装置では、
光学系の収差などの特性は物理的に補正せず、情報とし
て提供される。さらに、撮影時の情報も同時に提供され
る。また、本画像処理装置はカメラの機構には簡単なパ
ンフォーカスを用い、視差を有する複数画像を作成して
被写体距離分布および主要被写体距離を検出し、ぼけの
きれいな収差のない画像を提供するものである。
【0042】本画像処理装置に画像情報と光学系の特徴
に関する情報を提供するカメラには、被写体を視差のあ
る像として画像記録部22に導く光学系30と、画像を
記録する上記画像記録部22と、上記光学系30やカメ
ラの状態を記録するフィルムなどからなる情報記録部3
2とが配置されている。
【0043】第2の実施の形態の本画像処理装置は、上
記情報記録部32からカメラの光学系30などの情報を
読み取る情報入力部34と、上記画像記録部22に記録
された画像を電気信号に変換する画像入力部36と、こ
の画像入力部36と上記情報入力部34からの情報をも
とに、画像の歪、すなわち、ディストーション,色収
差,湾曲収差等をなくすための変換を行う画像変換部3
8と、被写体の距離分布を検出する距離分布検出部40
と、画像の所定領域の特徴と上記被写体の距離分布より
主要被写体の距離を検出する主要被写体検出部42と、
色バランスや上記主要被写体の距離を基準に、距離に応
じたぼけを付加する画像補正部44と、補正された画像
を出力する画像出力部46とから構成される。上記画像
出力部46は、モニタ,プリンタ,さらにハードディス
クドライブ(HDD)やフロッピーディスクドライブ
(FDD),光磁気ディスク(MO)などからなる。
【0044】以下に、実際のカメラでのより具体的な実
施の形態を示す。
【0045】図7は、第2の実施の形態の画像処理装置
のより具体的な構成を示すブロック図である。
【0046】この第2の実施の形態はフィルムとカメラ
が一体となった、パンフォーカスで固定焦点とされたフ
ィルム付きカメラを用いたものである。カメラの特性に
関する情報は、IDコードとしてカメラの外装の一部に
表記されているものとする。
【0047】本画像処理装置に画像情報と光学系の特徴
に関する情報を提供するカメラには、被写体を視差のあ
る像としてフィルム50に導く撮影光学系52と、画像
を記録する上記フィルム50と、上記撮影光学系52の
情報に対応するIDコード部54とが配置されている。
【0048】本画像処理装置は、上記IDコード部54
からカメラの撮影光学系52などの情報を読み取るID
入力装置56と、読み取られたIDに対応するカメラの
撮影光学系52の光学特性や視差に関する情報を蓄積し
ているデータディスク58と、フィルム50の画像を電
気信号に変換するフィルムスキャナ60と、このフィル
ムスキャナ60で取り込んだ視差を有する2画像を記録
する画像メモリ62と、視差を有する上記2画像と撮影
光学系52などの情報を基に、画像を修正,補正し、距
離分布と主要被写体距離を算出する演算制御部(以下、
CPUと記す)64と、画像を出力するプリンタ66と
から構成される。なお、上記2画像のうち、ネガ上の基
準画像68はファインダ光軸に近い画像であり、参照画
像70は視差方向に基準画像68を十分に含む画像の大
きさを持つ。またCPU64は、例えばRISC型のマ
イクロプロセッサ等からなる。
【0049】このような構成により、上記カメラでは視
野範囲の異なる視差を有した2枚の画像が撮影される。
本画像処理装置ではIDが入力され、対応する撮影光学
系52や視差に関する情報とディジタル化された2画像
を基に、収差修正,距離分布検出,主要被写体距離検
出,色補正が行われる。そして、主要被写体距離に基づ
いて、距離に応じたぼけの付加が行われ、ぼけの付加さ
れた画像が出力される。なお、IDの入力は人が手動で
入力してもよいし、バーコード等にて自動的に読み取る
ようにしてもよい。
【0050】図8は、上記図7に示したカメラの変形例
とこのカメラにて記録されるフィルムのようすを示す図
である。図8(a)は、上記カメラの変形例の構成を示
す図であり、手動によるズームが可能なファインダ光学
系72はズームレンズ74をもっており、ズームレバー
76にてズーム状態の変動が可能である。ズームレバー
76はズーム記録部78に連動しており、このズーム記
録部78はレリーズ80からの信号を受け取り、ズーム
情報をフィルム50上にインクにて印刷する。このと
き、同時に光軸位置も印刷する。
【0051】図8(b)は、上記ズーム情報を印刷する
ための簡単な印刷機構を示す図である。ズームレバー7
6の動きに連動してマスク82が移動し、印刷するイン
クの長さによって3種類のズーム情報を記録する。イン
クリボン84は固定された位置にあり、レリーズ80が
オンとなるのに連動してレバー86が印刷板を可動可能
とするように移動し、バネ88の力で押し上げられる印
刷板90によってマスクされない部分のインクリボン8
4のインクがフィルム50に印刷される。
【0052】図8(c)は、上記ズーム情報及び光軸位
置が印刷されたフィルム50のようすを示す図である。
フィルム50上には、ズーム情報を表しズーム値によっ
て異なる長さで記録されるズーム比データ92と基準位
置を表す光軸マーク94が記録される。上記ズーム比デ
ータ92は、短いものがワイド、長いものがテレ、これ
らの中間の長さのものがワイドとテレの中間のズーム値
を表している。
【0053】本画像処理装置では上記ズーム比データ9
2によって記録されたズーム情報に応じて、トリミング
処理とぼけ具合いを変化させる。疑似ズームの場合、画
像から切り出す領域は疑似ズームに対応する画像のう
ち、さらに光軸を中心とした狭い領域とし、この狭い領
域より主要被写体の検出領域を設定する。
【0054】次に、第2の実施の形態の画像処理装置の
動作について説明する。
【0055】図9は、第2の実施の形態の画像処理装置
の動作を示すメインフローチャートである。
【0056】「処理」のシーケンスが開始されると(ス
テップS41)、CPU64はイニシャライズとしてi
=1の設定とIDの入力を行う(ステップS42)。こ
こでiは、画像中の主要被写体の検出領域28をブロッ
ク分割したときのブロックの位置を示すものであり、基
準画像のみでカウントされる。そして、CPU64はI
D入力装置56に入力されたIDの情報より、光学系情
報と視差に関する情報、すなわち、像高におけるディス
トーション及び湾曲収差、基準間隔、色収差、湾曲収差
を読み込む(ステップS43)。
【0057】次に、CPU64はフィルムスキャナ60
により読み取られ、画像メモリ62に記録された2画像
の基準画像68及び参照画像70からi番目のブロック
を読み込む(ステップS44)。続いて、CPU64は
フィルムスキャナ60が固有に持っている特性に対する
データ補正、すなわち、シェーディング補正等と、撮影
光学系52が固有に持っている特性を補正するための
「画像変換」を行う(ステップS45)。さらに、CP
U64は上記2画像の相関より距離分布の検出を行い
(ステップS46)、距離分布の主要被写体距離に基づ
いて、「画像補正」としてぼけの付加を行う(ステップ
S47)。続いて、補正された画像をプリンタ66から
出力する(ステップS48)。
【0058】次に、ブロックが終了か否かを判定する
(ステップS49)。ここで、終了でないときは“i”
をインクリメントし(ステップS50)、上記ステップ
S44へ戻り、ステップS44以降の処理を繰り返す。
一方、終了であるときは本処理を終了する(ステップS
51)。
【0059】図10は、図9に示したメインフローチャ
ート中の「画像変換」の処理を示すフローチャートであ
る。「画像変換」では、画像修復をRGBそれぞれに対
して行い、全て終了後に合成する。ここでは基本となる
「画像修復」について説明する。
【0060】「画像修復」の処理が開始されると(ステ
ップS61)、CPU64はフィルムスキャナ60が固
有に持っている特性に対するデータ補正、すなわち、シ
ェーディング補正等を行う(ステップS62)。続い
て、出力値の重み付けを行う。これは、フィルム50の
テーブル値と画像の出力値のかけ算であり、ディストー
ション,色収差,湾曲収差などの全ての歪を考慮して行
う(ステップS63)。
【0061】次に、CPU64はX,Y軸に対して座標
変換を行う。これは、フィルム50のテーブル倍率を読
み取り、座標にかけ算するものである(ステップS6
4,S65)。その後、本処理を終了し、メインフロー
チャート中にリターンする(ステップS66)。
【0062】図11は、記録するテーブルと座標変換の
ようすを示す図である。図11(a)は、フィルムに対
して記録する代表点のようすを示す。光学系は、中心に
対して対象な特性を有するので、一象限の代表点を記録
すればよい。
【0063】ここでは、座標変換の倍率情報をこの代表
点で記録するものとして以下に説明する。図11(b)
は被写体のようすを示し、図11(c)はフィルムに写
されたようす示す。そして、図11(c)に示す画像の
座標をX,Y軸に対してそれぞれ図11(a)に示すテ
ーブルにて変換することにより、図11(b)に示すよ
うな画像を得る。
【0064】図12は、上記座標変換におけるテーブル
の代表点以外の情報の扱い方を説明するための図であ
る。
【0065】変換に使用する座標がテーブルの代表点に
ない場合は、周辺の4つの代表点から直線補関にて求め
る。ここで、点F(x,ya)、点G(x,yc)、点
E(x,y)の各係数をf,g,eとすると、 f={(b−a)/(xc−xa)}×(x−xa)+a g={(c−d)/(xc−xa)}×(x−xa)+d e={(f−g)/(ya−yc)}×(y−yc)+g と表すことができる。
【0066】図13は、図9に示したメインフローチャ
ート中の「距離分布検出」の処理を示すフローチャート
である。
【0067】「距離分布検出」の処理が開始されると
(ステップS71)、CPU64は基準画像68の所定
のブロックごとに相関演算を行う(ステップS72)。
CPU64は求めた相関演算値をもとに、さらに、正確
なずれ量を求めるために補間演算を行う(ステップS7
3)。上記ステップS72,S73にて行われる処理に
は、一般的にカメラの位相差式オートフォーカスで行わ
れている手法を用いるとよい。
【0068】次に、CPU64は画像のずれ量を基準画
面に対して求める(ステップS74)。続いて、ずれ量
に対応する被写体距離をテーブル変換にて求め(ステッ
プS75)、湾曲収差情報にて距離のずれを補正する
(ステップS76)。その後、本処理を終了し、メイン
フローチャートへリターンする(ステップS77)。
【0069】図14は、図9に示したメインフローチャ
ート中の「画像補正」の処理を示すフローチャートであ
る。
【0070】ぼけを付加する「画像補正」の処理が開始
されると(ステップS81)、CPU64は距離分布情
報よりピントを合せる距離を決定する(ステップS8
2)。この決定方法は、図3に示したように、画像の中
央付近の所定エリア内における所定の距離範囲内で、所
定の面積以上を占めている距離の中から最至近のものを
選択するというものである。
【0071】次に、距離画像ごとに切り出しを行い(ス
テップS83)、距離ごとにぼけを付加する(ステップ
S84)。ぼけ形状は、図15に示すようにピントずれ
が大きいほど、ぼけるように設定する。そして、ぼけ画
像を遠距離側から構成していく。つまり、近い画像が画
像上で優先されるように合成する(ステップS85)。
その後、本処理を終了し、メインフローチャートへリタ
ーンする(ステップS86)。
【0072】図15は、ポイント・スプレッド関数で表
される上記ぼけ形状を説明するための図である。上記ポ
イント・スプレッド関数とは、被写体の点像が撮影光学
系を通過してどのような像になるかを示す関数である。
図15(a)は、ピントがずれるに従って、ぼけが大き
くなるようすを示す。図15(b)は、アスや駒収差が
光学系の周辺に存在する場合で、X,Yの2軸に分割し
てぼけ形状を補正する場合を示す。また、撮影光学系の
個性に応じて、ぼけ形状を変えてもよい。
【0073】以上説明したように本第2の実施の形態に
よれば、画像の特徴と距離分布より主要被写体距離を算
出し、この主要被写体距離を基準に距離に応じた処理を
光学系の特性情報で復元することにより、ぼけ味のきれ
いな画像を、簡単な構成でかつ安価な画像処理装置にて
提供することができる。
【0074】また、記録する光学系の情報は、代表点に
て周辺の値としてもよいし、またスプライン関数で補関
してもよい。変換に用いる上記テーブルは、周辺ほど密
にするとさらによい。また、記録する光学系の情報は、
光学シミュレーションの情報を用いてもよいし、実測の
値を用いてもよい。
【0075】また、本画像処理装置に入力される画像
は、視差を有する2画像以上であればよい。さらに、視
差の方向を複数持ったほうが、すなわち、3画面以上の
ほうがカメラの構え方に依存しなくなるのでさらによ
い。主要被写体距離を決定するパラメータにはその他の
画像の特徴を用いたり、また撮影モードに応じて主要被
写体の判定基準や判定のアルゴリズムを変更してもよ
い。また、フィルムに記録する情報は、本画像処理装置
の仕様に応じて選択するとよい。
【0076】次に、本発明に係る第3の実施の形態の画
像処理装置について説明する。
【0077】この第3の実施の形態は、フィルムとカメ
ラが別体となっている例であり、フィルムのみをラボラ
トリで処理する例である。カメラの特性に関する情報
は、カメラ内のメモリからフィルムに転送されるものと
する。
【0078】図16は、第3の実施の形態の画像処理装
置に、画像及び情報を提供するフィルムとカメラの概念
的な構成を示すブロック図である。
【0079】フィルム50は画像を光学的に記録する画
像記録部22と、カメラの光学系の特性及びカメラの状
態に関する情報を光学的に記録する情報記録部32とを
有している。
【0080】カメラは、全体の制御を行うCPU100
と、フィルム50を駆動する駆動系102と、視差を有
する像をフィルム50に伝達する2眼撮影光学系104
と、フィルム50に2眼撮影光学系104の特性及びカ
メラの状態に関する情報を光学的に記録する情報記録系
106と、2眼撮影光学系104の画像劣化に関する情
報を記録するEEPROM108と、疑似ズームに連動
するズームファインダ光学系110と、露出に関する情
報を検出する測光系112と、ストロボ発光を行うため
のストロボ系114と、本カメラを操作するための操作
スイッチ系116とから構成される。上記操作スイッチ
系116は、レリーズスイッチ、モードスイッチ、ズー
ムupスイッチ、ズームdownスイッチからなってい
る。
【0081】このように構成されたカメラにおいて、C
PU100は測光系112などの情報とフィルム50の
情報、すなわち、ISO感度などに基づいて、本カメラ
の動作を制御する。さらに、2眼撮影光学系104の情
報をEEPROM108から読み出し、フィルム50に
記録する。
【0082】なお、上記カメラに被写体測距機能を持た
せ、光学系はピント調節しないようにし、その情報を用
いることにより、より正確に被写体距離を求めるように
してもよい。さらに、たくさんのぼけの種類を選択する
スイッチ、例えば、風景モード,ポートレートモード,
マクロモード等のモードスイッチを設けて、付加するぼ
け方を指定してもよい。
【0083】図17は、第3の実施の形態の画像処理装
置の概念的な構成を示すブロック図である。この画像処
理装置には、上記フィルム50が現像された状態で提供
される。
【0084】本画像処理装置は、フィルム50に記録さ
れた画像を読み取るためにフィルム50に光を照射する
光源120と、フィルム50を給送する駆動回路122
と、フィルム50から画像を読み取るCCD124と、
このCCD124からの出力を増幅処理するアンプ12
6と、このアンプ126からの出力をアナログ/ディジ
タル変換するアナログ/ディジタル変換部(以下、A/
D変換部と記す)128と、このA/D変換部128か
らの画像情報をRGBごとに記録するRAM130と、
本画像処理装置の全体の動作を制御するとともに、フィ
ルム50に記録された2眼撮影光学系104の特性及び
カメラの状態に関する情報を取り込み、画像修正時を行
うCPU132と、モニタ,プリンタ,ハードディスク
ドライブ(HDD),及びフロッピーディスクドライブ
(FDD)などからなる出力装置134とから構成され
る。
【0085】このように構成された本画像処理装置にお
いて、フィルム50の画像はCPU132に制御された
光源120、CCD124、アンプ126、A/D変換
部128、及び駆動回路122により、RGB3画面と
してディジタル値にてRAM130に記録される。ま
た、フィルム50に記録された情報も、CPU132に
制御された光源120、CCD124、アンプ126、
A/D変換部128、及び駆動回路122により、RA
M130に記録される。これらRAM130に記録され
た情報は、画像修正においてCPU132により活用さ
れる。そして、修正後の画像は、出力装置134にて出
力される。
【0086】図18は、上記カメラの動作を示すフロー
チャートである。
【0087】カメラのシーケンスが開始されると(ステ
ップS91)、CPU100はイニシャライズとして撮
影モードを表すフラグFを、人物モードであるF=0に
設定する(ステップS92)。
【0088】次に、CPU100は操作スイッチ系11
6のズームupスイッチ、ズームdownスイッチの操
作状態を判定する(ステップS93)。ズームupスイ
ッチがオンされているときは、ズームファインダ光学系
110によりズームupを行い(ステップS94)、ズ
ームdownスイッチがオンされているときは、ズーム
ファインダ光学系110によりズームdownを行う
(ステップS95)。一方、両スイッチとも操作されて
いないときは、ステップS96へ飛ぶ。
【0089】続いて、CPU100は撮影モードが風景
モードになっているか否かを判定する(ステップS9
6)。撮影モードが風景モードになっているときは、フ
ラグF=1に設定して(ステップS97)、ステップS
98へ移行し、風景モードになっていないときはそのま
まステップS98へ飛ぶ。
【0090】次に、CPU100は操作スイッチ系11
6のレリーズスイッチがオンされているか否かを判定す
る(ステップS98)。レリーズスイッチがオンされて
いるときは測光動作を行う(ステップS99)。続い
て、CPU100は測光系112により被写体が低輝度
か否かを判定する(ステップS100)。被写体が低輝
度であるときはストロボ系114によりストロボ発光を
行うとともに、撮影を行う(ステップS102)。
【0091】さらに、CPU100は情報記録系106
により2眼撮影光学系104の特性及びカメラの状態に
関する情報をフィルム50に記録し(ステップS10
3)、フィルム巻き上げを行って(ステップS10
4)、本シーケンスを終了する(ステップS105)。
【0092】一方、上記ステップS100にて被写体が
低輝度でないときは、ストロボ発光を行わずに撮影を行
い(ステップS101)、上記ステップS103へ移行
し、ステップS103以降の処理を行う。
【0093】また、上記ステップS98にて操作スイッ
チ系116のレリーズスイッチがオンされていないとき
は、上記ステップS105へ飛び、本シーケンスを終了
する。
【0094】図19は、上記フィルム50に記録された
情報のようすを示す図である。
【0095】フィルム50上には、光軸の基準位置13
6と、この基準位置136に基づいて被写体の相対的ず
れ量を表す基準長さ138と、2眼撮影光学系104の
特性及びカメラの状態に関する情報がコード化されて記
録されたバーコード140と、RGBの色情報142が
記録される。
【0096】図20は、本画像処理装置の動作を示すメ
インフローチャートである。
【0097】「処理」のシーケンスが開始されると(ス
テップS111)、CPU132はイニシャライズを行
う(ステップS112)。続いて、基準画像,参照画像
の2画像を読み込み(ステップS113)、さらに、フ
ィルム50に記録された2眼撮影光学系,視差,色に関
する情報を取り込む(ステップS114)。
【0098】次に、CPU132は本画像処理装置が固
有に持っている特性に対するデータ補正、すなわち、シ
ェーディング補正等と、2眼撮影光学系104が固有に
持っている特性を補正するための「画像変換」を行う
(ステップS115)。さらに、上記2画像の相関より
距離分布を検出し(ステップS116)、求めた距離分
布に基づいて、「画像補正」としてのぼけの付加を行う
(ステップS117)。続いて、補正後の画像を出力し
(ステップS118)、本シーケンスを終了する(ステ
ップS119)。
【0099】また、カメラの測光情報と実際のカメラで
の露出の差が情報としてある場合は、プリスキャン等に
て前もって情報を入手し、本スキャンにてCCD124
の露出を最適化するとよい。
【0100】図21は、図20に示したメインフローチ
ャート中の「画像補正」の処理を示すフローチャートで
ある。
【0101】ぼけを付加する「画像補正」が開始される
と(ステップS121)、CPU132は距離分布情報
よりピントを合せる距離、すなわち主要被写体の距離を
決定する(ステップ122)。この決定方法は、図5に
示したように、画像の中央付近の所定エリア内における
所定の距離範囲内で、所定の面積以上を占めている距離
の中から最至近のものを選択するというものである。
【0102】次に、CPU132は距離画像ごとに切り
出しを行い(ステップS123)、撮影モードフラグF
が“0”または“1”のいずれかと疑似ズームの焦点距
離を考慮し、被写体距離ごとにぼけを付加する(ステッ
プS124)。ぼけ形状は、図15に示すようにピント
ずれが大きいほど、ぼけるように、さらに人物モード
(F=0)の方が風景モード(F=1)よりぼけが大き
いように、さらに長焦点の方がぼけが大きいように設定
する。そして、ぼけ画像を遠距離側から構成していく。
つまり、近い画像が画像上で優先されるように合成する
(ステップS125)。
【0103】続いて、フィルム50上に記録されたRG
Bの色情報142に基づいて、色補正を行う(ステップ
S126)。その後、本シーケンスを終了し、メインフ
ローチャートへリターンする(ステップS127)。
【0104】以上説明したように本第3の実施の形態に
よれば、画像の特徴と距離分布より主要被写体距離を算
出し、算出した主要被写体距離を基準に、距離に応じた
処理を光学系の特性情報で復元することにより、ぼけ味
のきれいな画像を、簡単な構成でかつ安価な画像処理装
置にて提供することができる。さらに、フィルム上に2
眼撮影光学系,視差,色に関する情報が記録されている
ので、特別にデータファイルを用意する必要がない。
【0105】なお、測距装置を有するカメラを用いた場
合は、測距情報をフィルムに記録し、この測距情報を用
いて主要被写体の判定を行ってもよい。また、フィルム
には情報の記録を光学的に行ったが、磁気記録部を有す
るフィルムを用いたときは情報を磁気的に記録してもよ
い。さらに、上記光学的方法と磁気的方法を兼用して、
情報を記録してもよい。
【0106】また、記録する光学系の情報は代表点にて
周辺の値としても、スプライン関数で補関してもよい。
さらに、テーブルは周辺ほど密にするとさらによい。ま
た、記録する光学系の情報は光学シミュレーションの情
報を用いても、実測による値を用いてもよい。また、本
画像処理装置に入力される画像は視差を有する2画像以
上であればよい。さらに、視差の方向を複数持った方
が、すなわち3画像以上の方がカメラの構え方に依存し
なくなるのでさらによい。主要被写体距離を決定するパ
ラメータにはその他の画像の特徴を用いたり、撮影モー
ドに応じて主要被写体の判定基準や判定のアルゴリズム
を変更してもよい。また、フィルムに記録する情報は、
本画像処理装置の仕様に応じて選択するとよい。
【0107】すなわち、上記実施の形態で説明したよう
に、視差を有する複数画像より被写体距離を正確に算出
し、光学系の特性情報で歪,明るさなどを補正して画像
を復元した後、被写体距離を検出することにより、主要
被写体距離を基準に、歪のない画像に正確な距離に応じ
たぼけを付加できるので、ぼけ味のきれいな画像を、簡
単な構成でかつ安価な装置にて提供することができる。
【0108】また、視差を有する画像を基に、画像の所
定領域の距離分布と画像の特徴にて主要被写体を判定し
た上で、距離に応じたぼけを付加するので、簡単な構成
の画像処理装置にて画質の高い画像を提供できる。
【0109】なお、本発明の上記実施態様によれば、以
下のごとき構成が得られる。
【0110】(1) 所定の視差を有する複数の画像を
撮影可能な撮影手段を有するカメラと、上記撮影画像を
入力する画像入力手段と、上記視差を有する上記複数の
画像の情報に基づいて被写体距離を算出する距離算出手
段と、上記画像と上記距離算出手段からの演算結果に基
づいて主要被写体情報を検出する被写体検出手段を有す
る処理装置と、を具備したことを特徴とするカメラシス
テム。
【0111】(2) 上記カメラは、更に撮影光学系の
特徴に関する情報を記録する情報記録手段を有し、上記
処理装置は、上記カメラの上記撮影光学系の特徴に関す
る上記情報を検出する情報検出手段を有し、上記距離算
出手段は上記視差に関する複数の情報に加えて、上記情
報検出手段によって検出された上記情報に基づいて、上
記被写体距離を算出する上記(1)に記載のカメラシス
テム。
【0112】(3) 上記カメラは、カメラの識別を行
う識別手段を有し、上記処理装置は、上記識別手段から
の識別情報を入力する識別入力手段と、上記識別情報に
対応した情報を蓄積する情報蓄積手段を有し、上記距離
算出手段は、上記視差を有する複数の画像に加えて、上
記情報蓄積手段に蓄積された情報に基づいて上記被写体
距離を算出する上記(1)に記載のカメラシステム。
【0113】(4) 上記処理装置は、更に、上記距離
算出手段によって算出された距離情報と、上記被写体検
出手段によって検出された主要被写体情報に応じてぼけ
を付加する画像補正手段を有している上記(2)又は
(3)に記載のカメラシステム。
【0114】(5) 上記識別手段は、カメラの名称に
よって識別する上記(3)に記載のカメラシステム。
【0115】(6) 上記識別手段は、カメラのIDコ
ードによって識別する上記(3)に記載のカメラシステ
ム。
【0116】(7) 上記IDコードは、バーコード等
のドットコードである上記(6)に記載のカメラシステ
ム。
【0117】(8) 上記識別入力手段は手動で上記識
別情報の入力が可能である上記(4)に記載のカメラシ
ステム。
【0118】(9) 上記情報記録手段は、上記カメラ
の外装またはフィルムに記録されたことを特徴とする上
記(5)又は(6)に記載のカメラシステム。
【0119】(10) 上記情報検出手段は、カメラ又
はフィルムに記録された上記情報より詳しい情報を検出
することを特徴とする上記(9)に記載のカメラシステ
ム。(11) 撮影画像と距離分布情報を用いて画像を
修正する装置において、上記画像と距離分布情報に基づ
いて主要被写体距離情報を検出する被写体検出手段と、
距離分布情報と主要被写体距離情報に応じてぼけを付加
する画像補正手段と、を有することを特徴とする画像修
正装置。
【0120】(12) 上記被写体検出手段は、画像の
中心付近の所定の領域の距離分布に関する情報を用いる
上記(1)乃至(4)に記載のカメラシステム又は上記
(11)に記載の画像修正装置。
【0121】(13) 上記被写体検出手段は、画像の
中心付近の所定の領域の距離分布に関する情報と画像の
特徴信号を用いる上記(1)乃至(4)に記載のカメラ
システム又は上記(11)に記載の画像修正装置。
【0122】(14) 上記被写体検出手段は、距離分
布に関する情報を所定の幅をもって用いる上記(12)
又は(13)に記載のカメラシステム又は画像修正装
置。
【0123】(15) 上記距離分布に関する情報は、
距離の逆数である上記(14)に記載のカメラシステム
又は画像修正装置。
【0124】(16) 上記被写体検出手段は、画像の
色に関する情報を用いる上記(12)又は(13)に記
載のカメラシステム又は画像修正装置。
【0125】(17) 上記画像の色に関する情報は、
人の肌の色を基準にする上記(16)に記載のカメラシ
ステム又は画像修正装置。
【0126】(18) 上記被写体検出手段は、画像の
明るさの分布に関する情報を用いる上記(12)又は
(13)に記載のカメラシステム又は画像修正装置。
【0127】(19) 上記被写体検出手段は、距離分
布に関する情報を所定の複数のブロックに分割する上記
(14)に記載のカメラシステム又は画像修正装置。
【0128】(20) 上記被写体検出手段は、距離分
布に関する情報の複数のブロックの所定画像に占める割
合を算出する上記(19)に記載のカメラシステム又は
画像修正装置。
【0129】(21) 上記距離分布に関する情報は、
距離の逆数である上記(20)に記載のカメラシステム
又は画像修正装置。
【0130】(22) 上記被写体検出手段は、必要画
像の中心付近の所定の領域の距離分布情報の至近所定距
離側から同一距離の面積が占める割合が所定値以上にな
った距離を主要被写体距離に設定する上記(1)乃至
(4)に記載のカメラシステム又は上記(11)に記載
の画像修正装置。
【0131】(23) 上記被写体距離検出手段は、必
要画像の中心付近の所定の領域の距離分布情報の至近所
定距離側から人の肌とほぼ同等の色分布の面積が占める
割合が所定値以上になった距離を主要被写体距離に設定
する上記(1)乃至(4)に記載のカメラシステム又は
上記(11)に記載の画像修正装置。
【0132】(24) 上記被写体検出手段は、画像の
中心付近の所定の領域の距離分布に関する情報より至近
所定距離以遠の最至近距離を主要被写体距離に設定する
上記(12)に記載のカメラシステム又は画像修正装
置。
【0133】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、高級
なセンサや処理回路を備えた高価なカメラを用いる必要
がなく、通常の視差を有する複数画像より、画像内の被
写体の距離分布と主要被写体が検出でき、被写体の距離
分布に応じたぼけを付加することができる画像処理装置
を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の画像処理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の画像処理装置の動作を示す
メインフローチャートである。
【図3】図2に示したメインフローチャート中の「主要
被写体距離設定」の処理を示すフローチャートである。
【図4】主要被写体の検出を説明するための図である。
【図5】「主要被写体距離設定」の別の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】第2の実施の形態の画像処理装置の概念的な構
成を示すブロック図である。
【図7】第2の実施の形態の画像処理装置のより具体的
な構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示したカメラの変形例とこのカメラにて
記録されるフィルムのようすを示す図である。
【図9】第2の実施の形態の画像処理装置の動作を示す
メインフローチャートである。
【図10】図9に示したメインフローチャート中の「画
像変換」の処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図11】記録するテーブルと座標変換のようすを示す
図である。
【図12】上記座標変換におけるテーブルの代表点以外
の情報の扱い方を説明するための図である。
【図13】図9に示したメインフローチャート中の「距
離分布検出」の処理を示すフローチャートである。
【図14】図9に示したメインフローチャート中の「画
像補正」の処理を示すフローチャートである。
【図15】ポイント・スプレッド関数で表される上記ぼ
け形状を説明するための図である。
【図16】第3の実施の形態の画像処理装置に、画像及
び情報を提供するフィルムとカメラの概念的な構成を示
すブロック図である。
【図17】第3の実施の形態の画像処理装置の概念的な
構成を示すブロック図である。
【図18】上記カメラの動作を示すフローチャートであ
る。
【図19】上記フィルムに記録された情報のようすを示
す図である。
【図20】第3の実施の形態の画像処理装置の動作を示
すメインフローチャートである。
【図21】図20に示したメインフローチャート中の
「画像補正」の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…画像入力部、12…情報検出部、14…距離算出
部、16…被写体検出部、18…ぼけ付加部、20…光
学部、22…画像記録部、24…情報部、26…出力画
面、28…主要被写体の検出領域、30…光学系、32
…情報記録部、34…情報入力部、36…画像入力部、
38…画像変換部、40…距離分布検出部、42…主要
被写体検出部、44…画像補正部、46…画像出力部、
50…フィルム、52…撮影光学系、54…IDコード
部、56…ID入力装置、58…データディスク、60
…フィルムスキャナ、62…画像メモリ、64…演算制
御部(CPU)、66…プリンタ、70…参照画像、7
2…ファインダ光学系、74…ズームレンズ、76…ズ
ームレバー、78…ズーム記録部、80…レリーズ、8
2…マスク、84…インクリボン、86…レバー、88
…バネ、90…印刷板、92…ズーム比データ、94…
光軸マーク、100…演算制御部(CPU)、102…
駆動系、104…2眼撮影光学系、106…情報記録
系、108…EEPROM、110…ズームファインダ
光学系、112…測光系、114…ストロボ系、116
…操作スイッチ系、120…光源、122…駆動回路、
124…CCD、126…アンプ、128…アナログ/
ディジタル変換部(A/D変換部)、130…RAM、
132…演算制御部(CPU)、134…出力装置、1
36…基準位置、138…基準長さ、140…バーコー
ド、142…色情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/225 G03B 3/00 A 5/262 G06F 15/62 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の視差を有する複数の画像を用いて
    主要被写体の距離を求める画像処理装置において、 上記所定の視差を有する複数の画像を入力する画像入力
    手段と、 この画像入力手段によって入力された上記複数の画像の
    情報を用いて、各ブロック毎に被写体距離を算出する距
    離算出手段と、 この距離算出手段によって算出された各ブロック毎の上
    記被写体距離に基づいて主要被写体情報を検出する被写
    体検出手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記被写体検出手段によって検出された
    上記主要被写体情報に基づき複数の画像を用いて画像の
    ぼけを付加する画像補正手段を有することを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 所定の視差を有する複数の画像を用い
    て、1枚の画像を合成する画像処理装置において、上記
    複数の画像の主要被写体距離を求め、この求められた主
    要被写体距離に基づき、上記画像の合成に当たって、画
    像のぼけを付加することを特徴とする画像処理装置。
JP8005165A 1996-01-16 1996-01-16 画像処理装置 Pending JPH09200508A (ja)

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JP8005165A JPH09200508A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 画像処理装置

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JPH09200508A true JPH09200508A (ja) 1997-07-31

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