JPH0254229A - サイズ指定カメラ - Google Patents

サイズ指定カメラ

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JPH0254229A
JPH0254229A JP63205769A JP20576988A JPH0254229A JP H0254229 A JPH0254229 A JP H0254229A JP 63205769 A JP63205769 A JP 63205769A JP 20576988 A JP20576988 A JP 20576988A JP H0254229 A JPH0254229 A JP H0254229A
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JP
Japan
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film
frame
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JP63205769A
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English (en)
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Hiroshi Sakamoto
宏 坂本
Kazuyuki Kazami
一之 風見
Hiromoto Tsukahara
塚原 大基
Masaru Muramatsu
勝 村松
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は撮影時にプリントの仕上り状態、特に像の大き
さを指定できるカメラに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、写真を印画紙にプリントする場合は、印画紙のサ
イズが選択され、通称サービスサイズとか2Lといった
サイズにフィルム上の像が引伸されていた。またプリン
トの際にトリミングを行って像の大きさを調整すること
があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
写真は印画紙にプリントされると、ある大きさをもった
像として存在することになる。通常は、フィルム上の1
コマ分の画像が、サービスサイズとか2Lと呼ばれる印
画紙のサイズにおさまるように引伸されており、像の大
きさの絶対値を気にすることはない、しかし、写真の利
用法を考えると、像の絶対的な大きさを希望どおりに仕
上げたい場合がある。たとえば、身分証明用の写真は、
上半身が所定のサイズにおさまることが必要で、また小
さすぎてもいけない。従って、所定のサイズに対して、
おのずと適正な上半身像の大きさが決まってくる。また
、仕上ったプリントを切断するなどして、シールのよう
に使ったり、カセットテープのインデックスカードにし
たり、オリジナルテレホンカードを作ったりする場合も
全く同様である。
ところが、従来の手法では特別な指定をしない限り、画
像全体があるサイズ(サービスサイズや2L・・・)に
引き伸ばされるのみで、特定の部分の像の大きさは特別
考慮されていなかった。どうしても、ある2点間の距離
、すなわち像の大きさを指定したい場合は、−度試し焼
きをして、それを見ながらラボに手焼きを依願しなけれ
ばならない。
依頼を受けたラボも、指定通りのサイズに仕上げるのは
煩雑な処理を要した。たとえば、−船釣な引伸し機を用
いれば、像の大きさを変えるたびに引伸しレンズのビン
)調整をして像を確めなければならないし、像がイーゼ
ル上で動いてゆくので、サイズが測りにくかった。また
、再度同一条件のプリント依顧が来ても、全く同じ処理
を人手によりくり返さなければならなかった。
このような理由により、人手による処理が多い分だけコ
ストがかさみ、像の大きさを指定することの価値はわか
っていても、あまり一般的ではなかった。
そこで本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもの
で、遇影時に被写界の任意の2点間距離をプリント上で
希望のサイズになるように指定できるカメラを提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決する為の手段〕 上記問題点の解決の為に、撮影レンズと、ファインダー
と、1影時の情報をフィルム等の記録媒体に記録する記
録手段とを備えるカメラは、更に、上記撮影レンズの画
角の中の特定範囲を上記ファインダー内で設定する為に
、上記ファインダーの視野枠あるいは該視野枠内に設け
られた画枠を調整して該特定範囲を設定する特定範囲設
定手段と、上記特定範囲のプリント上での仕上り寸法を
設定するためのサイズ設定手段と、 上記記録手段を作動させてフィルム上での上記特定範囲
の寸法に関する情報及び上記サイズ設定手段からの仕上
り寸法に関する情報を上記記録媒体に記録するように制
御し、または、フィルム上での上記特定範囲の寸法に関
する情報と上記仕上り寸法に関する情報とから引伸し倍
率を求め、上記記録手段を作動させて該引伸し倍率を上
記記録媒体に記録するように制御する制御手段とを備え
ており、その記録された情報を基にプリントするという
システムを前提とし、指定サイズを得るための情報をラ
ボのプリンターの引伸し倍率を変える手段に伝達できる
ようにした。
〔作用〕
本発明では、指定サイズを得るための情報をフィルム等
の記録媒体に記録して、ラボのプリント処理工程におい
て該情報を読み取り指定されたサイズの写真を得ること
ができる。
〔実 施 例〕
第1図に本発明の実施例の主要構成を示す。サイズ設定
手段(14)は、表示部を見ながら外部操作部材により
撮影者の希望するプリント上の2点間の距離を指定する
手段であり、数値人力であってもよいし、あらかじめ用
意された数値メニューを選択する方式でもよい。フレー
ム設定・表示手段(15)は、サイズ指定手段(14)
によりサイズ指定された2点に基づ(フレーム画枠をフ
ァインダー視野上に設定するものであり、撮影者がサイ
ズ指定した2点に基づくフレーム画枠をどの(らいの大
きさに設定したのか、またどのように設定したのか(縦
長又は横長の画枠に設定されているのか)ファインダー
視野内に表示するものであり、その設定がファインダー
視野に対して相対的にどのような大きさであるかCPU
 (17)へデータを送る機能をもつ。以上の設定が完
了したところで、撮影者はファインダー視野内のフレー
ムと被写体の位置関係を希望どおりに合せて撮影を行う
撮影時の撮影レンズの合焦動作による繰出し量によって
は、特に近距離側において撮影レンズの画角とファイン
ダーの視野(画角)とに差が生ずるので、画角変化補正
手段(16)は、上記差を補正量として有している。上
記差は撮影時の測距データにより夫々異なる為に、画角
変化補正手段(16)は該測距データに対応する該補正
量をホールドしておく。以上のように2点間のサイズデ
ータと、ファインダー視野に対するフレーム画枠の大き
さのデータと、測距データに対応する補正量とから、プ
リント時の引伸し倍率をCPU(17)において演算処
理する。情報記録手段(18)は、その引伸し倍率の情
報をフィルム等の記録媒体に記録する(フィルムに直接
光学的に記録したり、フィルムパトローネ等に設けられ
たEFROMに電気的に記録する)。撮影終了後に、撮
影済みのフィルムをラボに出すと、ラボの処理系ではフ
ィルムに記録された引伸し倍率に基づき、指定されたサ
イズのプリントを作成する。尚、フィルム等に記録する
情報は、引伸し倍率でなくても予め決められたプリンタ
ーの標準的な引き伸ばし倍率に対する倍率係数であった
り、2点間のサイズデータ、ファインダー視野に対する
フレーム画枠の大きさのデータ、測距データに対応する
補正量等の生のデータでも良(、例えば上記性のデータ
でもラボの処理系において適宜処理を加えれば、指定さ
れたサイズのプリントが容易に得られる。
さらに具体的な例をあげて第2図〜第6図に基づき説明
する。
第3図は実施例におけるカメラ(1)を示しており、第
4図はカメラ(1)のファインダー(3)を第3図の矢
印Aから見た時の様子を、第2図は全体の流れを示して
いる。
まず、カメラ(1)はオートフォーカスカメラで、単焦
点の撮影レンズ(2)を備えている。この撮影レンズ(
2)は諸収差がよく補正されており、特に歪曲収差に関
しては十分な補正がなされているものとする。何故なら
ば、このシステムの目的とする写真プリントの利用法を
考えると、絶対的な像の大きさが重要であり、指定した
2点間のみならず、任意の2点間においても像の大きさ
の関係が保たれていることが望ましい。ファインダー(
3)はパララックスがなるべく小さくなるように撮影レ
ンズ(2)の光軸に近い位置に配置される。
その様子は第4図に示され、視野絞り(8)と、撮影者
により任意にサイズ指定されるフレーム(9)が存在す
る。フレーム(9)は、画面中心に対して天地左右対称
の固定フレームとする。また、視野絞り(8)の長辺は
フィルム上で長さW。に、短辺は長さHoに相当する。
ファインダーの視野率が100%であるならば、W、X
H,がこのシステムでのフィルム1コマのサイズである
同様にフレーム(9)はフィルム上でw、xH。
のサイズに相当する。
次に証明写真(縦5QmX横4on)を撮影する場合の
操作を順を追って説明する。まず希望する写真が縦長な
ので、カメラ(1)も縦位置の撮影を行う。従って、フ
ァインダー(3ンの中で、フレーム(9)の短辺に相当
する部分をプリント上で40mに仕上げることにする。
そこで、第2図のフレーム設定(PIOI)では、モー
ドボタン(5)を押してサイズ指定モードを選択し、同
時にフレーム(9)のどの部分(W+又はH,)をサイ
ズ指定の基準にするかも設定する。
サイズ指定モードが選択されると、カメラ(1)の液晶
パネル(7)にサイズ設定内容が表示されており、第5
図の液晶パネル(7)の拡大図にはサイズ指定モードで
ある表示(11)とフレーム(9)の短辺H1を基準と
する表示(12)が出ている。また、フレーム(9)の
長辺W、を基準とするためには、モードボタン(5)を
更にもう一度押せばよい。
第2図のサイズ設定(P2O3)は、上記フレーム設定
においてサイズ指定の基準が例えば第5図の如くフレー
ム(9)の短辺H1であれば、その短辺H1のサイズが
指定される。たとえば、インプントボタン(6)を押す
と、数値表示(14)が増加し、20mから1990.
また2011といった具合に変えることができて、イン
プットボタン(6)を離した時の値が、指定サイズとし
て設定される。
次に第2図の撮影(P 103)は、撮影者が第6図に
示されるように被写体くIO)の大きさと、フレーム(
9)の短辺を撮影距離を加減して合せる。そして、レリ
ーズボタン(4)を押すことにより、通常のオートフォ
ーカス撮影が行われる。
次に、第2図の引伸し倍率演算(PID4)の処理を行
うが、このシステムのカメラにおける最も重要な処理で
ある。設定されたフレーム(9)の短辺がフィルム上で
長さH2であり、指定サイズをS(例では40鶴であっ
た)とすれば、プリント時の引伸し倍率Eは E=S/H1・・・・・・■ である。
また、横位置の撮影を選択していればHlの代りに0式
にはW、が入る。CPU(17)はこの演算処理を行っ
た後、第2図で示す近距離補正(P 105)を画角変
化補正手段(16)に基づき行う、それは、たとえばフ
ァインダー(3)の視野率100%というのは無限遠を
見た場合に、撮影レンズ(2)による有効画像と視野絞
り(8)の画角が一致していることであるが、近距離撮
影では撮影画角は一般に無限遠時と異なる。
ズームレンズを応用して、常に一定画角が得られるよう
にしてもよいが、実施例では、近距離撮影時に主に撮影
レンズ(2)の繰り出しによって画角が変化し、許容で
きない差になった場合に、先の演算で求められた引伸し
倍率Eに補正をかけることになる。この処理のためのデ
ータは、画角変化補正手段(I6)が測距データから画
角の変化を求める方式でもよいし、レンズの繰り出し量
に関連させて画角の変化を求めてもよい。いずれにして
も、CPU (17)は、撮影レンズ(2)の両角の変
化量のデータベースを持っている。
次に第2図の情報伝達(P 106)は、上記処理によ
って得られた引伸し倍率Eをフィルム等に記録し、ラボ
のプリンターに伝達可能な状態をつくる。
以上が本発明の基本的な実施例であるが、さらに扱いや
すく不具合の生じないものとするための実施例の詳細を
示す。
本発明によるサイズの指定できるプリントは、ラボのプ
リンターも含めた総合的なシステムによって作られる。
従って、ラボのプリンター等に制約があると、撮影時か
らそれらの制約を考慮したうえでカメラを制御するべき
である。
たとえば、ラボのプリンターの引伸し倍率は2倍から8
倍程度まで可変できるものとすれば、フレーム(9)の
フィルム上寸法H1又はWlの2倍から8倍までのサイ
ズが指定できることになる。
第7図はこのサイズ設定のサブルーチンの一例を示す。
まずフレーム設定に従いH8又はW、の2倍をサイズ設
定の下限、8倍を上限とする(P2O3)、実際には、
後の補正を考慮して、2倍から8倍により狭い範囲とす
ることもある。そしてサイズ設定の初期値は下限に等し
くして、同時に表示を行う(P2O3)。インプットボ
タン(6)が押されていればサイズ設定値Sを、上限を
限度に増加させ(P204〜206)、表示を行い(P
2O3)再度インプットボタン(6)の状態読みとりに
戻る。インブ・ノドボタンが押されていなくて、レリー
ズ半押しになると(P2O3)サイズ設定終了と判断し
て、表示されている値をホールドしてメインルーチンに
戻る。
このサブルーチンで、サイズ設定値Sの値は1鶴ずつ増
加させてもよいし、等孔数列のように飛び飛びに変化さ
せてもよい。
また、ファインダー内のフレームも固定式に限らず、任
意の間隔が選べるようにしてもよい。
ファインダーがズームする方式で、常にファインダーで
見える範囲のサイズ指定を行うようにしてもよい。前述
の固定フレームでは、被写体とフレームの位置関係を撮
影距離を調整して行うが、遠景のような被写体の大きさ
をフレームに合せることは、撮影距離を少々変えたぐら
いでは効果がなく、ファインダー又はフレームが可変で
あることが望まれる。
ファインダー又はフレームが可変であると、サイズ指定
のためのフィルム上の2点間距離(W>も当然可変であ
り、たとえばファインダーがズームしてそのファインダ
ー視野の水平方向のサイズ指定を行う例を第8図を例に
示す。
フィルムの1コマの水平方向長が前述のごと(Woであ
り、それに相当する撮影レンズの水平画角の1/2がθ
、である。一方、ファインダー視野(19)は、θ、よ
り小さい範囲でズームできて、水平画角の1/2がθ、
である。フィルム上で考えるとファインダー視野(19
)に相当する大きさはWとなる。θ、は無限遠に対して
定数なので、盪影者によるファインダーのズーミングで
θ、のみが変化し、幾何学的に、Wの大きさはW=W、
Xtan θ、/lan θL・・・・・・■である。
従って、ファインダーのズーミングに共って、その視野
角に相当する値を出力するエンコーダーを備えていれば
、このように任意のサイズ指定のためのスケールを設定
することができる。この場合もそのつどサイズ指定値の
上限・下限の演算を行い、ラボのプリンターが対応でき
ない設定を伝達することを防止する。
ところでファインダー等、サイズ指定のためのスケール
が可変であると、制御上の注意点が2つほど生ずる。そ
れらの注意点としては、i)同一サイズのプリントを得
る複数の撮影距M選択の問題 ii)プリントの外形寸法の問題 である。
まず、前者の搗影距離選択の問題とは、引伸し倍率があ
る範囲で可変であるから、第9図(a)(b)に示すよ
うに目的のサイズ指定プリント(Wp)を得るための撮
影距離(R+又はR2)と、引伸し倍率の組合せは何通
りもあることになる。たとえば、第9図(b)の如く、
Bの位置からの撮影では比較的小さな引伸し倍率E、を
、Cの位置からの撮影ではE、より大きな引伸し倍率E
cをラボのプリンターに情報として伝達することにより
目的のサイズを得ることができる。
この場合、撮影距離の小さい方が、引伸し倍率も小さく
できるので、プリントの解像度や粒状性に優れている。
また撮影距離の大きい方が、被写体面の凹凸に対して、
遠方から見たパースペクティブを得られるので適してい
る場合もある。このように目的に応じて撮影距離と引伸
し倍率の組合せを選択することが有効で、第10図にこ
の制御をカメラが盪影者にアドバイスする実施例を示す
単に数値を設定するだけのサイズ設定(P2O3)の後
、ファインダーの画面tan θ1等から前述の0式に
従いファインダーの水平方向のフィルム上での長さWを
求め、■式と同様に引伸し倍率Eを演算(P2O3)す
る。この結果Eがラボプリンターの連動範囲(2倍〜8
倍)にないと(P2O3)エラー表示を出して(P2O
3)、エラーとならない所までファインダーをズームさ
せる(P2O3)等の処理を試みて、サイズ設定(P2
O3)に戻る。
引伸し倍率E自体に問題がなければレリーズ半押しをき
っかけに(P2O3)測距(P2O3)する、その結果
、最短撮影距離より近ければ(P2O3)、エラー表示
(P2O3)を行い、以前の処理に戻る。とりあえず最
短撮影距離を満していれば、遠距離であるかどうか(P
2O3)調べる。たとえば、測距結果が10mを超えて
いれば、これから説明する高解像度モード等で、撮影距
離を縮めるようアドバイスを出しても逼影者の移動がた
いへんであるので、アドバイスは行なわずこのサブルー
チン以前で行なわれたレリーズロックを解除(P314
)するのみとして、高解像度モードの制御は一時休止す
る。
また測距結果が標準的な引伸し倍率、たとえばEが4倍
以下であれば、十分高解像度が得られるとして、設定が
有効であるOK表示(P313)を行う、また、比較的
近距離であるが、まだ引伸し倍率Eを小さくできる場合
は、逼影者に更に被写体側に近寄るように促す接近促進
表示(P312)を行なう。ただし、レリーズロックは
解除(P313)して、あくまでも邊影者の意志にまか
せるものとする。
次にレリーズボタンが押されているかのチエ7り(P3
15)を行い、レリーズ全押しに至っていない場合は、
まだ盪影者がレリーズを決断していないとして一部レリ
ーズロックをして、前の処理による設定の変更等を可能
とする。再度レリーズボタンのチエツク(P315)に
来たとき、または、そのままチエツクに入った時に、レ
リーズ全押しであれば、次のレリーズシーケンスに移る
ことができて、撮影(P2O3)が行なわれる。
以上は、引伸し倍率を小さくして、高解像度、微粒子を
目的とするモード設定が、サイズ指定プリントのモード
設定時になされた場合に行われるものである。これとは
逆に、遠方からのパースペクティブを目的とした処理で
は、同様の処理にて引伸し倍率Eが大きくなるように盪
影距離をもっととるようにアドバイスする表示が出る。
次にプリントの外形寸法の問題であるが、今までの説明
ではプリントの外形寸法には特に触れていない、少なく
とも指定したサイズの範囲がプリントされる必要がある
のは当然であるが、その範囲の周囲、すなわちフィルム
上1コマの全画面が必要なのかどうか選択できれば、プ
リントのコストを下げることも、または指定したサイズ
の部分は指示どおり仕上げ、フィルム上の1コマ全部を
引伸すことも指定できるようになる。後者は、あるプリ
ントの一部にサイズ指定してノートリミングで仕上げ、
その部分に、別のサイズ指定したプリントを張り合わせ
る簡単な写真合成の手法を可能にする。従って、サイズ
指定プリントのモード設定時に、周囲をカントするのか
しないのか設定し、その旨ラボプリンターに情報伝達す
ればよい。
第6図のような証明写真では、カットしてよいので、そ
の旨の設定をして、第5図の表示(13)で確認できる
またこの目的のためのファインダーとしては、常にフィ
ルム上の全画面に相当する視野を確保し、その中でフレ
ームを可変としてサイズ設定ができるものがよい。たと
えば第11図のファインダー内のようすに示すように、
固定フレーム(9)をもちながら、全画面の倍率可変が
できて、高倍率(20−a)の状態や低倍率<20− 
b)の状態が選べるファインダー光学系も適している。
また副次的な制御として、サイズを指定した範囲以外を
カット、またはその範囲を含むある規格化された印画紙
の大きさまでプリントする場合には、露出制御のための
受光手段の指間性を実際にプリントされる範囲程度に絞
りこむことをしてもよい。
このようにして撮影されたフィルムを、ラボプリンター
で伝達された情報に従って処理をすれば、目的のサイズ
のプリントを得ることができる。
〔発明の効果〕
以上の様に本発明によれば、盪影者の希望どおりのプリ
ントサイズを得ることができる。
また、特に被写体をプリント上でどのくらいの大きさに
するのかが目的ではなくても、いつもある適当なサイズ
を指定しておけば、どのラボにプリントを依頼しても、
本発明によるシステムを採用しているところであれば、
同一サイズのプリントを得ることができる。自分なりの
アルバムの整理にも効果的で、焼き増しでサイズが変わ
ることもない。さらに、サイズ指定値として、被写体の
実測に基づ(値を入力すれば、等倍やl/2倍といった
サイズのプリントも得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカメラの主要構成を示すブロック図 第2図は本発明の処理手順を示す概念図第3図は実施例
のカメラ外観図 第4図は実施例のカメラのファインダー内部を示す図 第5図は実施例のカメラの液晶表示部周辺の拡大図 第6図は撮影時のファインダー内の被写体の位置を示す
図 第7図はサイズ設定時のフローチャートの一例第8図は
ズームファインダーによるサイズ設定範囲を示す図 第9図は撮影距離と引伸し倍率が何通りも存在すること
の説明図 第10図は最適撮影距離をアドバイスする目的別制御の
フローチャート図 第11図は倍率可変ファインダーと、固定フレームの関
係を示す図 〔主要部分の符号の説明〕 2・・・1最影レンズ 3・・・ファインダー 9・・・フレーム 14・・・サイズ設定手段 15・・・フレーム設定・表示手段 16・・・画角変化補正手段 17・・・CPU 18・・・情報伝達手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影レンズと、ファインダーと、撮影時の情報を
    フィルム等の記録媒体に記録する記録手段とを備えるカ
    メラにおいて、 上記撮影レンズの画角の中の特定範囲を上記ファインダ
    ー内で設定する為に、上記ファインダーの視野枠あるい
    は該視野枠内に設けられた画枠を調整して該特定範囲を
    設定する特定範囲設定手段と、 上記特定範囲のプリント上での仕上り寸法を設定するた
    めのサイズ設定手段と、 上記記録手段を作動させてフィルム上での上記特定範囲
    の寸法に関する情報及び上記サイズ設定手段からの仕上
    り寸法に関する情報を上記記録媒体に記録するように制
    御し、または、フィルム上での寸法に関する情報と上記
    仕上り寸法に関する情報とから引伸し倍率を求め、上記
    記録手段を作動させて該引伸し倍率を上記記録媒体に記
    録するように制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    するサイズ指定カメラ。
JP63205769A 1988-08-19 1988-08-19 サイズ指定カメラ Pending JPH0254229A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63205769A JPH0254229A (ja) 1988-08-19 1988-08-19 サイズ指定カメラ
US08/107,041 US5319403A (en) 1988-08-19 1993-08-17 Camera capable of providing printing information

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63205769A JPH0254229A (ja) 1988-08-19 1988-08-19 サイズ指定カメラ

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JPH0254229A true JPH0254229A (ja) 1990-02-23

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ID=16512365

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JP (1) JPH0254229A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0351838A (ja) * 1989-07-19 1991-03-06 Fuji Photo Film Co Ltd 写真プリンタ
JPH05241251A (ja) * 1991-03-07 1993-09-21 Fuji Photo Film Co Ltd 写真フィルム及び写真焼付方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0351838A (ja) * 1989-07-19 1991-03-06 Fuji Photo Film Co Ltd 写真プリンタ
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