JP2721181B2 - 火災報知設備 - Google Patents
火災報知設備Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アナログ式あるいは通常型の火災感知器や
中継器等の端末機器が受信機に接続され、該受信機や端
末機器からポーリングによって火災に関する情報を収集
して火災に関する監視・制御を行う火災報知設備に関す
るものである。
中継器等の端末機器が受信機に接続され、該受信機や端
末機器からポーリングによって火災に関する情報を収集
して火災に関する監視・制御を行う火災報知設備に関す
るものである。
[従来の技術及び問題点] アナログ式あるいは通常型の火災感知器や中継器等の
端末機器が受信機に接続される火災報知設備において、
受信機はアナログ式や通常の火災感知器に対してポーリ
ングを行い、それらからの信号を読込んで異常が発生し
ていないかを監視している。しかし、受信機のCPUもし
くは伝送装置に故障が発生するとシステム全体がダウン
して、火災が発生してもそれを検出できなくなる恐れが
ある。
端末機器が受信機に接続される火災報知設備において、
受信機はアナログ式や通常の火災感知器に対してポーリ
ングを行い、それらからの信号を読込んで異常が発生し
ていないかを監視している。しかし、受信機のCPUもし
くは伝送装置に故障が発生するとシステム全体がダウン
して、火災が発生してもそれを検出できなくなる恐れが
ある。
本発明に先行する類似技術として、例えば、特開昭58
−2998号には、複数の中継器や感知器等の端末が接続さ
れる第1及び第2の2つの受信機を設け、これら受信機
は複数の端末のうちそれぞれ定められた端末を順次に呼
び出して火災監視を行うと共に、一方の受信機が故障し
た場合には該一方の受信機に定められていた端末の監視
を他方の受信機が代わって行うようにすることが示され
ている。
−2998号には、複数の中継器や感知器等の端末が接続さ
れる第1及び第2の2つの受信機を設け、これら受信機
は複数の端末のうちそれぞれ定められた端末を順次に呼
び出して火災監視を行うと共に、一方の受信機が故障し
た場合には該一方の受信機に定められていた端末の監視
を他方の受信機が代わって行うようにすることが示され
ている。
また、特公昭59−3920号には、受信機並びに受信機と
中継器との間の信号線の状態を各中継器で監視し、受信
機または信号線に故障が発生したときは各中継器がそれ
ぞれの中継器に接続されている火災感知器の状態を監視
し、火災の発生を検出したときには被制御機器を選択し
て制御するようにすることが示されている。
中継器との間の信号線の状態を各中継器で監視し、受信
機または信号線に故障が発生したときは各中継器がそれ
ぞれの中継器に接続されている火災感知器の状態を監視
し、火災の発生を検出したときには被制御機器を選択し
て制御するようにすることが示されている。
このような火災報知設備では、受信機が故障すると、
前者の場合には他方の受信機によって、後者の場合には
中継器によって、火災の監視及び必要な制御が継続され
るという利点を有している。
前者の場合には他方の受信機によって、後者の場合には
中継器によって、火災の監視及び必要な制御が継続され
るという利点を有している。
その半面、前者の設備では、製造時あるいは設置時に
両受信機に端末のアドレス・マップを設けなければなら
ず、その製作の際に誤りが発生しやすいとともに、一方
の受信機のみを有する既設の設備に他方の受信機を追加
しようとすると、一方の受信機のプログラム並びに端末
のアドレス・マップを大巾に変更しなければならない等
の問題がある。また、後者の設備では、中継器は単独で
火災監視や制御を行うので、他の中継器と連携して火災
監視や制御が行えないという問題がある。
両受信機に端末のアドレス・マップを設けなければなら
ず、その製作の際に誤りが発生しやすいとともに、一方
の受信機のみを有する既設の設備に他方の受信機を追加
しようとすると、一方の受信機のプログラム並びに端末
のアドレス・マップを大巾に変更しなければならない等
の問題がある。また、後者の設備では、中継器は単独で
火災監視や制御を行うので、他の中継器と連携して火災
監視や制御が行えないという問題がある。
[問題点を解決するための手段] 本発明では、火災報知設備の伝送ラインに副受信機が
追加接続され、受信機が故障して一定時間ポーリングが
停止したことを副受信機が検出した場合、受信機に代わ
り副受信機がアナログ式もしくは通常型の火災感知器等
の端末機器に対してポーリングを自動的に開始し、火災
監視を行うようにしている。
追加接続され、受信機が故障して一定時間ポーリングが
停止したことを副受信機が検出した場合、受信機に代わ
り副受信機がアナログ式もしくは通常型の火災感知器等
の端末機器に対してポーリングを自動的に開始し、火災
監視を行うようにしている。
本発明の具体的な態様によれば、アナログ式あるいは
通常型の火災感知器や中継器等の端末機器(SE1〜SEN)
が受信機(RE)に接続され、該受信機が前記端末機器か
らポーリングによって火災に関する情報を収集して火災
に関する監視・制御を行う火災報知設備において、 前記端末機器が接続される伝送路(L)に副受信機
(RES)が接続され、該副受信機には、 前記受信機によってポーリングされる前記端末機器の
アドレス信号を、前記伝送路を流れる伝送信号から収集
して記憶する収集記憶手段(RAM11;ステップ503〜506)
と、 前記伝送路の伝送信号状態を監視して前記受信機によ
るポーリング異常を判別する異常判別手段(ステップ50
1、502、507、508)と、 該異常判別手段によってポーリング異常が判別された
ときに動作を開始して、前記収集記憶手段に収集記憶さ
れたアドレス信号を基に前記端末機器のポーリングを行
い火災に関する監視・制御を行うポーリング手段と、 が設けられたことを特徴とする火災報知設備が提供され
る。
通常型の火災感知器や中継器等の端末機器(SE1〜SEN)
が受信機(RE)に接続され、該受信機が前記端末機器か
らポーリングによって火災に関する情報を収集して火災
に関する監視・制御を行う火災報知設備において、 前記端末機器が接続される伝送路(L)に副受信機
(RES)が接続され、該副受信機には、 前記受信機によってポーリングされる前記端末機器の
アドレス信号を、前記伝送路を流れる伝送信号から収集
して記憶する収集記憶手段(RAM11;ステップ503〜506)
と、 前記伝送路の伝送信号状態を監視して前記受信機によ
るポーリング異常を判別する異常判別手段(ステップ50
1、502、507、508)と、 該異常判別手段によってポーリング異常が判別された
ときに動作を開始して、前記収集記憶手段に収集記憶さ
れたアドレス信号を基に前記端末機器のポーリングを行
い火災に関する監視・制御を行うポーリング手段と、 が設けられたことを特徴とする火災報知設備が提供され
る。
本発明のもう1つの具体的な態様によれば、前記副受
信機の前記ポーリング手段は、火災に関する監視・制御
のポーリングに先立って、前記収集記憶手段に記憶され
ている各端末機器より機器種別情報の収集・記憶を行う
種別情報収集手段(ステップ510〜518)を有するように
することが提案される。
信機の前記ポーリング手段は、火災に関する監視・制御
のポーリングに先立って、前記収集記憶手段に記憶され
ている各端末機器より機器種別情報の収集・記憶を行う
種別情報収集手段(ステップ510〜518)を有するように
することが提案される。
本発明のさらにもう1つの具体的な態様によれば、前
記副受信機の前記ポーリング手段は、前記収集記憶手段
にアドレス信号が記憶されていると共に、前記種別情報
収集手段に種別情報が記憶されている端末機器のみをポ
ーリングする(ステップ520〜528)ようにすることが提
案される。
記副受信機の前記ポーリング手段は、前記収集記憶手段
にアドレス信号が記憶されていると共に、前記種別情報
収集手段に種別情報が記憶されている端末機器のみをポ
ーリングする(ステップ520〜528)ようにすることが提
案される。
本発明のもう1つの具体的な態様によれば、前記副受
信機は、前記端末機器に対するポーリングが所定時間あ
るいは所定回数経過した時点でポーリングを一定時間中
断させ、前記伝送路にポーリング信号が流れるか否かを
監視する伝送監視手段(ステップ529、507、508)と、
該伝送監視手段がポーリング信号を検出したときに自己
のポーリング手段のポーリングを停止終了させる停止手
段(ステップ501のY)とを有し、 前記受信機は、前記伝送路にポーリング信号が流れて
いるか否かを検出する検出手段(ステップ301、302)
と、該検出手段が、前記一定時間よりも短い第2の一定
時間、ポーリング信号を検出しなかったときに自己のポ
ーリング手段のポーリング動作を開始させる開始手段
(ステップ301のY)とを有するようにすることが提案
される。
信機は、前記端末機器に対するポーリングが所定時間あ
るいは所定回数経過した時点でポーリングを一定時間中
断させ、前記伝送路にポーリング信号が流れるか否かを
監視する伝送監視手段(ステップ529、507、508)と、
該伝送監視手段がポーリング信号を検出したときに自己
のポーリング手段のポーリングを停止終了させる停止手
段(ステップ501のY)とを有し、 前記受信機は、前記伝送路にポーリング信号が流れて
いるか否かを検出する検出手段(ステップ301、302)
と、該検出手段が、前記一定時間よりも短い第2の一定
時間、ポーリング信号を検出しなかったときに自己のポ
ーリング手段のポーリング動作を開始させる開始手段
(ステップ301のY)とを有するようにすることが提案
される。
[作用] 火災現象検出部で検出されたアナログ量のセンサ・レ
ベルを受信機に送出するアナログ式の火災感知器や中継
器(この場合、その送出されたセンサ・レベルに基づい
て受信機側で火災発生の有無を判別する)、あるいはセ
ンサ・レベルに基づいて火災判別を行い火災発生の有無
だけを受信機に送出する通常型の火災感知器や中継器等
の端末機器が受信機に接続され、受信機が端末機器から
ポーリングにより火災信号及び/または火災現象の物理
量情報を収集する火災報知設備において、本発明におい
ては火災感知器等の端末機器が接続される伝送路に副受
信機が接続される。
ベルを受信機に送出するアナログ式の火災感知器や中継
器(この場合、その送出されたセンサ・レベルに基づい
て受信機側で火災発生の有無を判別する)、あるいはセ
ンサ・レベルに基づいて火災判別を行い火災発生の有無
だけを受信機に送出する通常型の火災感知器や中継器等
の端末機器が受信機に接続され、受信機が端末機器から
ポーリングにより火災信号及び/または火災現象の物理
量情報を収集する火災報知設備において、本発明におい
ては火災感知器等の端末機器が接続される伝送路に副受
信機が接続される。
副受信機は、当初は端末のアドレス・マップを有して
おらず、受信機のポーリングによって伝送路を流れる伝
送信号から各端末のアドレスを収集し(同時に各端末の
IDコードを収集するようにしても良い)、RAM上に端末
の(アドレス)マップを作成する。また、副受信機は、
受信機による端末のポーリング動作が正常に行われてい
るか否かを監視し、ポーリング動作が所定時間行われな
かったときは受信機異常と判断して、RAM上に作成され
た(アドレス)マップをもとに各端末をポーリングし火
災に関する監視・制御を行う。
おらず、受信機のポーリングによって伝送路を流れる伝
送信号から各端末のアドレスを収集し(同時に各端末の
IDコードを収集するようにしても良い)、RAM上に端末
の(アドレス)マップを作成する。また、副受信機は、
受信機による端末のポーリング動作が正常に行われてい
るか否かを監視し、ポーリング動作が所定時間行われな
かったときは受信機異常と判断して、RAM上に作成され
た(アドレス)マップをもとに各端末をポーリングし火
災に関する監視・制御を行う。
このように、副受信機は、伝送路を流れる伝送信号よ
り各端末のアドレス(さらにはIDコードも)を収集して
自動的に端末マップを作成するので、副受信機の製作時
や設置時に端末マップの作成が不要となると共に、端末
マップの製作ミスを防止できる。
り各端末のアドレス(さらにはIDコードも)を収集して
自動的に端末マップを作成するので、副受信機の製作時
や設置時に端末マップの作成が不要となると共に、端末
マップの製作ミスを防止できる。
また、副受信機は、通常は伝送線を流れる伝送信号か
ら各端末のアドレス埋を収集して端末のアドレス・マッ
プを作成しておき、受信機による各端末のポーリングが
停止したときには、アドレス・マップに従って各端末よ
りIDコード(端末識別コードもしくは識別コード)を収
集して端末マップを完成させ、以後この端末マップに従
ってポーリングを行い、各端末より収集する監視情報の
判別を行う。
ら各端末のアドレス埋を収集して端末のアドレス・マッ
プを作成しておき、受信機による各端末のポーリングが
停止したときには、アドレス・マップに従って各端末よ
りIDコード(端末識別コードもしくは識別コード)を収
集して端末マップを完成させ、以後この端末マップに従
ってポーリングを行い、各端末より収集する監視情報の
判別を行う。
このようにすることにより、副受信機は、端末マップ
にアドレス・コードとIDコードとが揃った端末のみをポ
ーリングが可能となり、例えば伝送線の断線等によって
副受信機に接続されなくなった端末に対する不要なポー
リングを防止できる。
にアドレス・コードとIDコードとが揃った端末のみをポ
ーリングが可能となり、例えば伝送線の断線等によって
副受信機に接続されなくなった端末に対する不要なポー
リングを防止できる。
また、副受信機は、マップに基づく各端末のポーリン
グを所定時間ごと(例えば数ポーリングごと)に一定時
間休止し、この休止時間中に伝送線にポーリング信号が
流れれば受信機が復旧したと判断し、以後の端末のポー
リングを停止する(マップにIDコードもしくは種別コー
ドが記憶されている場合には、IDコードもしくは種別コ
ードの消去動作を同時に行うようにしても良い)。この
場合、受信機には、伝送線にポーリング信号が流れてい
るか否か、すなわち副受信機が端末をポーリング中であ
るか否かを判別する監視手段を設け、この監視手段が一
定時間(この時間は副受信機の一定時間より短い)のポ
ーリング中断を検出したときにポーリングを再開させる
ようにする。
グを所定時間ごと(例えば数ポーリングごと)に一定時
間休止し、この休止時間中に伝送線にポーリング信号が
流れれば受信機が復旧したと判断し、以後の端末のポー
リングを停止する(マップにIDコードもしくは種別コー
ドが記憶されている場合には、IDコードもしくは種別コ
ードの消去動作を同時に行うようにしても良い)。この
場合、受信機には、伝送線にポーリング信号が流れてい
るか否か、すなわち副受信機が端末をポーリング中であ
るか否かを判別する監視手段を設け、この監視手段が一
定時間(この時間は副受信機の一定時間より短い)のポ
ーリング中断を検出したときにポーリングを再開させる
ようにする。
これにより、受信機の故障等が回復したときに、副受
信機から受信機へのポーリング切替が行える。
信機から受信機へのポーリング切替が行える。
[実施例] 以下、本発明の具体的な実施例について説明する。
第1図は本発明を適用した火災報知設備の一実施例を
示すブロック回路図であり、図において、REは受信機、
SE1〜SENは、一対の電源兼信号線Lを介して受信機REに
接続される複数個のアナログ式もしくは通常のディジタ
ル式の火災感知器もしくはセンサ、RESは同じく電源兼
信号線Lを介して受信機REに接続される副受信機であ
る。
示すブロック回路図であり、図において、REは受信機、
SE1〜SENは、一対の電源兼信号線Lを介して受信機REに
接続される複数個のアナログ式もしくは通常のディジタ
ル式の火災感知器もしくはセンサ、RESは同じく電源兼
信号線Lを介して受信機REに接続される副受信機であ
る。
受信機REにおいて、 MPU1は、マイクロプロセッサ、 ROM1は、プログラムの記憶領域、 ROM2は、受信機REに接続されるべきセンサのアドレ
ス、並びに各センサ・アドレスに対応したセンサの種別
を格納したセンサ・アドレス種別マップ記憶領域、 ROM3は、各種別に対応した火災判定基準を格納した火
災判定基準記憶領域、 RAM1は、作業領域、 IF1は、伝送用インターフェース、 DP1は、表示用インターフェースIF2を介して接続され
る表示部、 OP1は、入出力用インターフェースIF3を介して接続さ
れる操作部、 である。
ス、並びに各センサ・アドレスに対応したセンサの種別
を格納したセンサ・アドレス種別マップ記憶領域、 ROM3は、各種別に対応した火災判定基準を格納した火
災判定基準記憶領域、 RAM1は、作業領域、 IF1は、伝送用インターフェース、 DP1は、表示用インターフェースIF2を介して接続され
る表示部、 OP1は、入出力用インターフェースIF3を介して接続さ
れる操作部、 である。
また、火災感知器SE1において、 MPU2は、マイクロプロセッサ、 ROM21は、プログラムの記憶領域、 ROM22は、自己のアドレス及び種別を格納したアドレ
ス種別情報記憶領域、 RAM21は、作業領域、 FSは、火災現象に関する、熱や煙等の環境中の物理量
を検出し、インターフェースIF21を介してマイクロプロ
セッサMPU2側にセンサ・データとして与える火災現象検
出部、 IF22は、伝送用インターフェース、 である。
ス種別情報記憶領域、 RAM21は、作業領域、 FSは、火災現象に関する、熱や煙等の環境中の物理量
を検出し、インターフェースIF21を介してマイクロプロ
セッサMPU2側にセンサ・データとして与える火災現象検
出部、 IF22は、伝送用インターフェース、 である。
さらに、副受信機RESにおいて、 MPU10は、マイクロプロセッサ、 ROM11は、プログラムの記憶領域、 ROM12は、種別に対応した火災判定基準を記憶した火
災判定基準記憶領域であり、ここでは一例として受信機
REにおける記憶領域ROM3の内容と同じとすることができ
る。
災判定基準記憶領域であり、ここでは一例として受信機
REにおける記憶領域ROM3の内容と同じとすることができ
る。
RAM11は、センサ・アドレス・マップを格納するため
の記憶領域、 RAM12は、記憶領域RAM11に記憶されたセンサ・アドレ
スのそれぞれに対応する種別を格納するための種別デー
タ記憶領域、 RAM13は、作業領域、 IF11は、伝送用インターフェース、 DP11は、インターフェースIF12を介して接続される火
災表示部、 OP11は、インタフェースIF13を介して接続される操作
部、 である。
の記憶領域、 RAM12は、記憶領域RAM11に記憶されたセンサ・アドレ
スのそれぞれに対応する種別を格納するための種別デー
タ記憶領域、 RAM13は、作業領域、 IF11は、伝送用インターフェース、 DP11は、インターフェースIF12を介して接続される火
災表示部、 OP11は、インタフェースIF13を介して接続される操作
部、 である。
以上の第1図の構成の動作を第2図、第3図及び第4A
図〜第4C図により説明する。第2図は、受信機REの動作
を説明するためのフローチャートであり、第3図は、火
災感知器SE1〜SENの動作を説明するためのフローチャー
トであり、そして第4A図〜第4C図は、副受信機RESの動
作を説明するためのフローチャートである。
図〜第4C図により説明する。第2図は、受信機REの動作
を説明するためのフローチャートであり、第3図は、火
災感知器SE1〜SENの動作を説明するためのフローチャー
トであり、そして第4A図〜第4C図は、副受信機RESの動
作を説明するためのフローチャートである。
まず、第2図において、受信機REは最初もしくは故障
回復時等に最動作を行うに先立って、信号線L上に他の
局、すなわち副受信機RESから発せられたポーリングが
有るか否かを判定し、信号線L上にポーリングが有れば
(ステップ301のY)、時間待ちを行う(ステップ30
2)。
回復時等に最動作を行うに先立って、信号線L上に他の
局、すなわち副受信機RESから発せられたポーリングが
有るか否かを判定し、信号線L上にポーリングが有れば
(ステップ301のY)、時間待ちを行う(ステップ30
2)。
副受信機RESではポーリング動作の一周期が終了する
ごとに、故障から回復した受信機REに動作を受け渡すた
めに一定時間、すなわち受信機復旧(回復)判別用制限
時間Qの間、動作を停止するが、副受信機RESがその動
作停止期間に入って信号線L上にポーリングが無くなっ
たのを受信機REが検出すれば(ステップ301のN)、副
受信機RESに代わって受信機REがポーリング動作を開始
する。すなわち、最初にステップ303及び304でn(1≦
n≦N)を1にセットし、これによりN個の火災感知器
に対して1番から順番にポーリングを行っていく。
ごとに、故障から回復した受信機REに動作を受け渡すた
めに一定時間、すなわち受信機復旧(回復)判別用制限
時間Qの間、動作を停止するが、副受信機RESがその動
作停止期間に入って信号線L上にポーリングが無くなっ
たのを受信機REが検出すれば(ステップ301のN)、副
受信機RESに代わって受信機REがポーリング動作を開始
する。すなわち、最初にステップ303及び304でn(1≦
n≦N)を1にセットし、これによりN個の火災感知器
に対して1番から順番にポーリングを行っていく。
n番センサすなわちn番目の火災感知器SEnに対する
ポーリング動作において、該n番センサに対してデータ
返送命令が送出され(ステップ305)、伝送が有れば
(ステップ306のY)、該返送されたセンサ・データす
なわち当該n番センサの火災現象検出部FSで検出された
返送されてきたセンサ・レベルを読込み、それをSLVと
して作業領域RAM1に格納する(ステップ307)。
ポーリング動作において、該n番センサに対してデータ
返送命令が送出され(ステップ305)、伝送が有れば
(ステップ306のY)、該返送されたセンサ・データす
なわち当該n番センサの火災現象検出部FSで検出された
返送されてきたセンサ・レベルを読込み、それをSLVと
して作業領域RAM1に格納する(ステップ307)。
次に、センサ・アドレス種別マップ記憶領域ROM2から
当該n番センサに対応する種別を読込むと共に、センサ
の種別ごとに火災判別基準を格納している記憶領域ROM3
から、該種別に対応する火災判別基準を読込み、該読込
まれた火災判別基準と、作業領域RAM1内に格納されたn
番センサのセンサ・データとの比較が行われる(ステッ
プ308)。両者が一致していれば(ステップ308のY)、
表示部DP1に火災表示が行われ(ステップ309)た後、ま
た、一致していなければ(ステップ308のN)、そのま
ま、ステップ310を介して次のセンサに対するポーリン
グに行く。
当該n番センサに対応する種別を読込むと共に、センサ
の種別ごとに火災判別基準を格納している記憶領域ROM3
から、該種別に対応する火災判別基準を読込み、該読込
まれた火災判別基準と、作業領域RAM1内に格納されたn
番センサのセンサ・データとの比較が行われる(ステッ
プ308)。両者が一致していれば(ステップ308のY)、
表示部DP1に火災表示が行われ(ステップ309)た後、ま
た、一致していなければ(ステップ308のN)、そのま
ま、ステップ310を介して次のセンサに対するポーリン
グに行く。
各火災感知器では第3図に示すように、まず、伝送ラ
インすなわち信号線L上に信号が有るか否かを判定し、
信号が有れば(ステップ401のY)、該信号線上の信号
を読込み(ステップ402)、それが自己に対するものか
否か、すなわち信号内のアドレスが記憶領域ROM22に格
納されている自己のセンサ・アドレスと一致するか否か
を判別する(ステップ403)。自己のセンサ・アドレス
と一致すれば(ステップ403のY)、該信号がデータ伝
送命令であるか(ステップ404)、もしくは種別情報伝
送命令であるか(ステップ407)を判定する。
インすなわち信号線L上に信号が有るか否かを判定し、
信号が有れば(ステップ401のY)、該信号線上の信号
を読込み(ステップ402)、それが自己に対するものか
否か、すなわち信号内のアドレスが記憶領域ROM22に格
納されている自己のセンサ・アドレスと一致するか否か
を判別する(ステップ403)。自己のセンサ・アドレス
と一致すれば(ステップ403のY)、該信号がデータ伝
送命令であるか(ステップ404)、もしくは種別情報伝
送命令であるか(ステップ407)を判定する。
もし、信号がデータ返送命令であれば(ステップ404
のY)、火災現象検出部FSよりセンサ・データもしくは
センサ・レベルを読込みそれをSLVとして作業領域RAM21
に格納し(ステップ405)、そして該センサ・レベルSLV
と自己アドレスとを伝送用インターフェースIF22に書込
んで信号線L上に送信する(ステップ406)。信号線L
上へ送信を行った後、ステップ401にて次の信号が受信
されるのを待つ。
のY)、火災現象検出部FSよりセンサ・データもしくは
センサ・レベルを読込みそれをSLVとして作業領域RAM21
に格納し(ステップ405)、そして該センサ・レベルSLV
と自己アドレスとを伝送用インターフェースIF22に書込
んで信号線L上に送信する(ステップ406)。信号線L
上へ送信を行った後、ステップ401にて次の信号が受信
されるのを待つ。
もし、信号が、第4A図〜第4C図で後述する副受信機RE
Sからの種別情報返送命令であれば(ステップ407の
Y)、記憶領域ROM22から種別情報を読込みそれをIDと
して作業領域RAM21に格納し(ステップ408)、そして該
種別情報IDと自己アドレスとを伝送用インターフェース
IF22に書込んで信号線L上に送信する(ステップ40
9)、信号線L上への送信を行った後、ステップ401にて
次の信号が受信されるのを待つ。
Sからの種別情報返送命令であれば(ステップ407の
Y)、記憶領域ROM22から種別情報を読込みそれをIDと
して作業領域RAM21に格納し(ステップ408)、そして該
種別情報IDと自己アドレスとを伝送用インターフェース
IF22に書込んで信号線L上に送信する(ステップ40
9)、信号線L上への送信を行った後、ステップ401にて
次の信号が受信されるのを待つ。
最後に、第4A図〜第4C図に基づいて副受信機RESの動
作を説明する。正常時には、受信機REと火災感知器SE1
〜SENとが、それぞれ第2図及び第3図で説明したよう
な態様で、伝送ラインもしくは信号線L上でデータの授
受を行っている。同じく伝送ラインL上に接続され、受
信機REが故障したときや伝送ラインが切断されたとき等
に効果を発揮する副受信機RESにおいては、まず第4A図
に示すように、伝送ラインL上の信号が所定時間、すな
わち受信機故障判別用制限時間Pの間継続して中断され
ることがないかを常時監視している(ステップ501)。
制限時間Pの間継続して信号が中断されることなく、制
限時間P内の任意時点で信号が受信されれば(ステップ
501のY)、これは受信機REが正常に動作していること
を意味するので、伝送ライン監視タイマ用の計数値COUN
Tが所定数Pにセットされかつ記憶領域RAM12の内容がク
リアされると共に(ステップ502)、伝送ラインL上の
データを読込みそれを作業領域RAM13にDATAとして格納
する(ステップ503)。次に、このデータDATAが端末機
器すなわち火災感知器により送出されたデータか否かの
判定、すなわち受信機REから送出されたデータ返送命令
であるのか、または該データ返送命令に従って火災感知
器から送出された返送データすなわち火災現象検出部FS
のセンサ・データであるのかの判定が行われ(ステップ
504)、火災感知器によって送出された返送データでな
ければ(ステップ504のN)、ステップ501にて次の伝送
ラインL上の信号を待つ。
作を説明する。正常時には、受信機REと火災感知器SE1
〜SENとが、それぞれ第2図及び第3図で説明したよう
な態様で、伝送ラインもしくは信号線L上でデータの授
受を行っている。同じく伝送ラインL上に接続され、受
信機REが故障したときや伝送ラインが切断されたとき等
に効果を発揮する副受信機RESにおいては、まず第4A図
に示すように、伝送ラインL上の信号が所定時間、すな
わち受信機故障判別用制限時間Pの間継続して中断され
ることがないかを常時監視している(ステップ501)。
制限時間Pの間継続して信号が中断されることなく、制
限時間P内の任意時点で信号が受信されれば(ステップ
501のY)、これは受信機REが正常に動作していること
を意味するので、伝送ライン監視タイマ用の計数値COUN
Tが所定数Pにセットされかつ記憶領域RAM12の内容がク
リアされると共に(ステップ502)、伝送ラインL上の
データを読込みそれを作業領域RAM13にDATAとして格納
する(ステップ503)。次に、このデータDATAが端末機
器すなわち火災感知器により送出されたデータか否かの
判定、すなわち受信機REから送出されたデータ返送命令
であるのか、または該データ返送命令に従って火災感知
器から送出された返送データすなわち火災現象検出部FS
のセンサ・データであるのかの判定が行われ(ステップ
504)、火災感知器によって送出された返送データでな
ければ(ステップ504のN)、ステップ501にて次の伝送
ラインL上の信号を待つ。
もし、火災感知器によって送出された返送データであ
るならば(ステップ504のY)、センサ・アドレス・マ
ップの記憶領域RAM11にこの火災感知器のアドレスがす
でに登録されているか否かを判別し、もし未だ登録され
ていなければ(ステップ505のN)、該記憶領域RAM11に
この火災感知器のアドレスを登録して(ステップ50
6)、ステップ501にて次の信号を待つ。
るならば(ステップ504のY)、センサ・アドレス・マ
ップの記憶領域RAM11にこの火災感知器のアドレスがす
でに登録されているか否かを判別し、もし未だ登録され
ていなければ(ステップ505のN)、該記憶領域RAM11に
この火災感知器のアドレスを登録して(ステップ50
6)、ステップ501にて次の信号を待つ。
このようにして記憶領域RAM11には、火災感知器から
の返送データを基にしてセンサ・アドレス・マップが作
成されるので、該センサ・アドレス・マップからは実際
に接続されている火災感知器もしくは端末機器のアドレ
スのみが把握されることとなり、また、かかるセンサ・
アドレス・マップを副受信機RESに予め用意しておく手
間が省ける。
の返送データを基にしてセンサ・アドレス・マップが作
成されるので、該センサ・アドレス・マップからは実際
に接続されている火災感知器もしくは端末機器のアドレ
スのみが把握されることとなり、また、かかるセンサ・
アドレス・マップを副受信機RESに予め用意しておく手
間が省ける。
もし、伝送ラインL上に信号が無いと(ステップ501
のN)、所定数Pにセットされた計数値COUNTの値が所
定時間間隔ごとに1つづつ減分されていき(ステップ50
8)、計数値COUNTが0となるまで伝送ラインL上に信号
が検出されなかったならば(ステップ507のY)、受信
機REに何等かの支障が生じたものと判断され、受信機RE
に代わって副受信機RESが火災監視動作を行うためのス
テップに入る。
のN)、所定数Pにセットされた計数値COUNTの値が所
定時間間隔ごとに1つづつ減分されていき(ステップ50
8)、計数値COUNTが0となるまで伝送ラインL上に信号
が検出されなかったならば(ステップ507のY)、受信
機REに何等かの支障が生じたものと判断され、受信機RE
に代わって副受信機RESが火災監視動作を行うためのス
テップに入る。
まず、第4B図に示すように、種別データ記憶領域RAM1
2に種別データが格納されているか否かが判定されるが
(ステップ510)、該記憶領域RAM12はステップ502でク
リアされているので、この時点では種別データは格納さ
れておらず(ステップ510のN)、従って副受信機RESに
よる火災監視のための通常のポーリング動作に先立っ
て、記憶領域RAM12に各火災感知器から種別データを収
集するステップが取られる。
2に種別データが格納されているか否かが判定されるが
(ステップ510)、該記憶領域RAM12はステップ502でク
リアされているので、この時点では種別データは格納さ
れておらず(ステップ510のN)、従って副受信機RESに
よる火災監視のための通常のポーリング動作に先立っ
て、記憶領域RAM12に各火災感知器から種別データを収
集するステップが取られる。
すなわち、記憶領域RAM11に格納されているアドレス
・マップの先頭アドレスをADとし(ステップ511)、該
先頭アドレスの内容、すなわちRAM12に格納されている
最初のセンサ・アドレスを読込んでこれをSEADとする
(ステップ512)。次に、該SEADに種別情報返送命令コ
ードを付けてインターフェースIF11に書込むことによ
り、伝送ラインL上に送出する(ステップ513)。
・マップの先頭アドレスをADとし(ステップ511)、該
先頭アドレスの内容、すなわちRAM12に格納されている
最初のセンサ・アドレスを読込んでこれをSEADとする
(ステップ512)。次に、該SEADに種別情報返送命令コ
ードを付けてインターフェースIF11に書込むことによ
り、伝送ラインL上に送出する(ステップ513)。
該種別情報返送命令は前述したように該当アドレスの
火災感知器においてステップ407で受信され、これによ
りステップ408及び409で当該センサ・アドレス並びに種
別情報が返送されるので、該返送情報が所定時間内に副
受信機RESのインターフェースIF11で受信されると(ス
テップ514のY)、インターフェースIF11から副受信機R
ES内に読込まれて記憶領域RAM12の該当位置に、該セン
サ・アドレス及び種別情報が格納される(ステップ51
5)。
火災感知器においてステップ407で受信され、これによ
りステップ408及び409で当該センサ・アドレス並びに種
別情報が返送されるので、該返送情報が所定時間内に副
受信機RESのインターフェースIF11で受信されると(ス
テップ514のY)、インターフェースIF11から副受信機R
ES内に読込まれて記憶領域RAM12の該当位置に、該セン
サ・アドレス及び種別情報が格納される(ステップ51
5)。
もし、返送データが所定時間経過してもインターフェ
ースIF11で受信されなければ(ステップ516のY)、当
該センサは故障もしくは断線による未接続として、当該
センサのための種別情報の記憶領域RAM12への格納は行
われない。
ースIF11で受信されなければ(ステップ516のY)、当
該センサは故障もしくは断線による未接続として、当該
センサのための種別情報の記憶領域RAM12への格納は行
われない。
所定時間内に種別情報が返送されて記憶領域RAM12に
格納された後、もしくは返送が無く所定時間が経過した
後、アドレスADが1つ増分され(ステップ517)、該ア
ドレスADが最後アドレスでなければ(ステップ518の
N)、次のセンサからの種別情報の収集を同様に行って
いく。このようにして記憶領域RAM11に格納されている
センサ・アドレスの各々のセンサの内、現在、副受信機
RESに接続されているものから種別情報が収集されて記
憶領域RAM12に格納されることとなる。
格納された後、もしくは返送が無く所定時間が経過した
後、アドレスADが1つ増分され(ステップ517)、該ア
ドレスADが最後アドレスでなければ(ステップ518の
N)、次のセンサからの種別情報の収集を同様に行って
いく。このようにして記憶領域RAM11に格納されている
センサ・アドレスの各々のセンサの内、現在、副受信機
RESに接続されているものから種別情報が収集されて記
憶領域RAM12に格納されることとなる。
記憶領域RAM11に格納されているセンサ・アドレスに
ついて、記憶領域RAM12への種別情報の収集の動作が行
われてしまうと(ステップ518のY)、次に、該記憶領
域RAM12に格納されたセンサすなわち火災感知器につい
て火災監視を行う動作が取られる。
ついて、記憶領域RAM12への種別情報の収集の動作が行
われてしまうと(ステップ518のY)、次に、該記憶領
域RAM12に格納されたセンサすなわち火災感知器につい
て火災監視を行う動作が取られる。
まず、種別データ記憶領域RAM12の先頭アドレスをAD
とし(ステップ520)、該アドレスADの内容を読込んで
それぞれセンサ・アドレスSEAD並びにセンサ種別SECLと
する(ステップ521)。次に、センサ・アドレスSEADに
データ返送命令コードを付けてIF11に書込んで伝送ライ
ンLに送出する(ステップ522)。
とし(ステップ520)、該アドレスADの内容を読込んで
それぞれセンサ・アドレスSEAD並びにセンサ種別SECLと
する(ステップ521)。次に、センサ・アドレスSEADに
データ返送命令コードを付けてIF11に書込んで伝送ライ
ンLに送出する(ステップ522)。
送出されたデータ返送命令コードが前述のように当該
センサ・アドレスSEADの火災感知器で受信されると、ス
テップ404〜406にて火災現象検出部FSのセンサ・レベル
SLVと当該センサ・アドレスとを返送してくるので、返
送情報を受信すると(ステップ523のY)、インターフ
ェースIF11からセンサ・レベルを読込んでそれをSLVと
する。次に、センサ種別SECLに対応する火災判別基準を
記憶領域ROM11から読込み、センサ・レベルSLVが該火災
判別基準と一致するか否かを判別する(ステップ52
5)。一致していれば(ステップ525のY)、火災表示部
DP11に火災表示を行った後、また一致していなければ
(ステップ525のN)、そのままステップ527に行き、ア
ドレスADを1つ増分して記憶領域RAM12の次のアドレス
に格納されたセンサについて同様の火災監視動作を行っ
ていく。
センサ・アドレスSEADの火災感知器で受信されると、ス
テップ404〜406にて火災現象検出部FSのセンサ・レベル
SLVと当該センサ・アドレスとを返送してくるので、返
送情報を受信すると(ステップ523のY)、インターフ
ェースIF11からセンサ・レベルを読込んでそれをSLVと
する。次に、センサ種別SECLに対応する火災判別基準を
記憶領域ROM11から読込み、センサ・レベルSLVが該火災
判別基準と一致するか否かを判別する(ステップ52
5)。一致していれば(ステップ525のY)、火災表示部
DP11に火災表示を行った後、また一致していなければ
(ステップ525のN)、そのままステップ527に行き、ア
ドレスADを1つ増分して記憶領域RAM12の次のアドレス
に格納されたセンサについて同様の火災監視動作を行っ
ていく。
このようにして記憶領域RAM12に格納されているセン
サのすべてについてポーリング動作を行ってしまうと
(ステップ528のY)、該記憶領域RAM12の最初のアドレ
スに戻ってさらなるポーリング動作を行うに先立ち、受
信機REが故障から復旧したか否かを判定するためにQ時
間の休止期間が取られる。すなわち、まず、監視タイマ
COUNTがQにセットされ(ステップ529)、所定時間ごと
に該タイマの計数値が1つづつ減分されていき(ステッ
プ508)、該タイマ計数値が0に減分されてしまうまで
に伝送ラインL上に信号が来なければ(ステップ501の
N及び507のY)、これは受信機REが未だ復旧されてい
ないことを意味し、従って副受信機RESによるさらなる
ポーリング動作を続けるためにまずステップ510にて記
憶領域RAM12に種別情報が格納されているか否かを見
る。この時点では記憶領域RAM12には種別情報は格納さ
れているので(ステップ510のY)、ステップ520からの
ポーリング動作が再度行われることとなる。
サのすべてについてポーリング動作を行ってしまうと
(ステップ528のY)、該記憶領域RAM12の最初のアドレ
スに戻ってさらなるポーリング動作を行うに先立ち、受
信機REが故障から復旧したか否かを判定するためにQ時
間の休止期間が取られる。すなわち、まず、監視タイマ
COUNTがQにセットされ(ステップ529)、所定時間ごと
に該タイマの計数値が1つづつ減分されていき(ステッ
プ508)、該タイマ計数値が0に減分されてしまうまで
に伝送ラインL上に信号が来なければ(ステップ501の
N及び507のY)、これは受信機REが未だ復旧されてい
ないことを意味し、従って副受信機RESによるさらなる
ポーリング動作を続けるためにまずステップ510にて記
憶領域RAM12に種別情報が格納されているか否かを見
る。この時点では記憶領域RAM12には種別情報は格納さ
れているので(ステップ510のY)、ステップ520からの
ポーリング動作が再度行われることとなる。
もし、ステップ501での判定が「はい」すなわち
「Y」であれば、受信機REが復旧したことを意味するの
で、タイマCOUNTがPにセットされると共に記憶領域RAM
12がクリアされて副受信機RESは、ステップ503〜506で
説明した待機状態に戻る。
「Y」であれば、受信機REが復旧したことを意味するの
で、タイマCOUNTがPにセットされると共に記憶領域RAM
12がクリアされて副受信機RESは、ステップ503〜506で
説明した待機状態に戻る。
なお、受信機あるいは副受信機によってポーリングさ
れる端末が、センサ・レベル等の火災に関する情報もし
くは種別情報を送出する際に自己のアドレス信号を付け
ないで送出する場合には、副受信機は、端末のアドレス
信号の収集を、受信機より伝送路に送出されるアドレス
信号によって行うようにすればよい。
れる端末が、センサ・レベル等の火災に関する情報もし
くは種別情報を送出する際に自己のアドレス信号を付け
ないで送出する場合には、副受信機は、端末のアドレス
信号の収集を、受信機より伝送路に送出されるアドレス
信号によって行うようにすればよい。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、火災報知設備の伝送ラ
インに副受信機を追加接続し、受信機によるポーリング
が一定時間停止したことを副受信機が検出した場合に、
受信機に代わり副受信機が端末機器に対してポーリング
を自動的に開始するようにしたので、断線や受信機が故
障した場合でも火災監視を正常に続けて行うことができ
るという効果がある。また、副受信機をローカル設置し
た場合には、受信機からのポーリングによるセンサ・デ
ータを副受信機が読取り可能なため、副受信機の火災判
定機能を受信機が正常の場合にも機能させておけば、ロ
ーカルの設置場所で火災監視を行うことができるという
利点がある。
インに副受信機を追加接続し、受信機によるポーリング
が一定時間停止したことを副受信機が検出した場合に、
受信機に代わり副受信機が端末機器に対してポーリング
を自動的に開始するようにしたので、断線や受信機が故
障した場合でも火災監視を正常に続けて行うことができ
るという効果がある。また、副受信機をローカル設置し
た場合には、受信機からのポーリングによるセンサ・デ
ータを副受信機が読取り可能なため、副受信機の火災判
定機能を受信機が正常の場合にも機能させておけば、ロ
ーカルの設置場所で火災監視を行うことができるという
利点がある。
さらに、副受信機は、端末のアドレス・マップを、伝
送路に流れるアドレス信号を収集することによって自動
的に作成するので、副受信機の製造時における端末のア
ドレス・マップの製作ミスをなくすことができるととも
に、既設の設備への副受信機の追加が容易にできるとい
う利点がある。
送路に流れるアドレス信号を収集することによって自動
的に作成するので、副受信機の製造時における端末のア
ドレス・マップの製作ミスをなくすことができるととも
に、既設の設備への副受信機の追加が容易にできるとい
う利点がある。
第1図は、本発明を適用した火災報知設備の一実施例を
示すブロック回路図、第2図は、第1図の受信機REの動
作を説明するためのフローチャート、第3図は、第1図
の火災感知器の動作を説明するためのフローチャート、
第4A図〜第4C図は、第1図の副受信機RESの動作を説明
するためのフローチャートである。図において、REは受
信機、SE1〜SENは複数個のアナログ式もしくは通常のデ
ィジタル式の火災感知器等の端末機器、RESは副受信
機、MPU1はマイクロプロセッサ、ROM1はプログラムの記
憶領域、ROM2はセンサ・アドレス種別マップ記憶領域、
ROM3は火災判定基準記憶領域、RAM1は作業領域、DP1は
表示部、MPU2はマイクロプロセッサ、ROM21はプログラ
ムの記憶領域、ROM22はアドレス種別情報記憶領域、RAM
21は作業領域、FSは火災現象検出部、MPU10はマイクロ
プロセッサ、ROM11はプログラムの記憶領域、ROM12は火
災判定基準記憶領域、RAM11はセンサ・アドレス・マッ
プ記憶領域、RAM12は種別データ記憶領域、RAM13は作業
領域、DP11は火災表示部、である。
示すブロック回路図、第2図は、第1図の受信機REの動
作を説明するためのフローチャート、第3図は、第1図
の火災感知器の動作を説明するためのフローチャート、
第4A図〜第4C図は、第1図の副受信機RESの動作を説明
するためのフローチャートである。図において、REは受
信機、SE1〜SENは複数個のアナログ式もしくは通常のデ
ィジタル式の火災感知器等の端末機器、RESは副受信
機、MPU1はマイクロプロセッサ、ROM1はプログラムの記
憶領域、ROM2はセンサ・アドレス種別マップ記憶領域、
ROM3は火災判定基準記憶領域、RAM1は作業領域、DP1は
表示部、MPU2はマイクロプロセッサ、ROM21はプログラ
ムの記憶領域、ROM22はアドレス種別情報記憶領域、RAM
21は作業領域、FSは火災現象検出部、MPU10はマイクロ
プロセッサ、ROM11はプログラムの記憶領域、ROM12は火
災判定基準記憶領域、RAM11はセンサ・アドレス・マッ
プ記憶領域、RAM12は種別データ記憶領域、RAM13は作業
領域、DP11は火災表示部、である。
Claims (4)
- 【請求項1】アナログ式あるいは通常型の火災感知器や
中継器等の端末機器が受信機に接続され、該受信機が前
記端末機器からポーリングによって火災に関する情報を
収集して火災に関する監視・制御を行う火災報知設備に
おいて、 前記端末機器が接続される伝送路に副受信機が接続さ
れ、該副受信機には、 前記受信機によってポーリングされる前記端末機器のア
ドレス信号を、前記伝送路を流れる伝送信号から収集し
て記憶する収集記憶手段と、 前記伝送路の伝送信号状態を監視して前記受信機による
ポーリング異常を判別する異常判別手段と、 該異常判別手段によってポーリング異常が判別されたと
きに動作を開始して、前記収集記憶手段に収集記憶され
たアドレス信号を基に前記端末機器のポーリングを行い
火災に関する監視・制御を行うポーリング手段と、 が設けられたことを特徴とする火災報知設備。 - 【請求項2】前記副受信機の前記ポーリング手段は、火
災に関する監視・制御のポーリングに先立って、前記収
集記憶手段に記憶されている各端末機器より機器種別情
報の収集・記憶を行う種別情報収集手段を有している特
許請求の範囲第1項記載の火災報知設備。 - 【請求項3】前記副受信機の前記ポーリング手段は、前
記収集記憶手段にアドレス信号が記憶されていると共
に、前記種別情報収集手段に種別情報が記憶されている
端末機器のみをポーリングするようにした特許請求の範
囲第2項記載の火災報知設備。 - 【請求項4】前記副受信機は、前記端末機器に対するポ
ーリングが所定時間あるいは所定回数経過した時点でポ
ーリングを一定時間中断させ、前記伝送路にポーリング
信号が流れるか否かを監視する伝送監視手段と、該伝送
監視手段がポーリング信号を検出したときに自己のポー
リング手段のポーリングを停止終了させる停止手段とを
有し、 前記受信機は、前記伝送路にポーリング信号が流れてい
るか否かを検出する検出手段と、該検出手段が、前記一
定時間よりも短い第2の一定時間、ポーリング信号を検
出しなかったときに自己のポーリング手段のポーリング
動作を開始させる開始手段とを有した特許請求の範囲第
1項乃至第3項いずれか記載の火災報知設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16898788A JP2721181B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 火災報知設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16898788A JP2721181B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 火災報知設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0220000A JPH0220000A (ja) | 1990-01-23 |
JP2721181B2 true JP2721181B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=15878252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16898788A Expired - Fee Related JP2721181B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 火災報知設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2721181B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001093056A (ja) * | 1999-09-21 | 2001-04-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 防災監視システム |
KR100391126B1 (ko) * | 2000-05-12 | 2003-07-12 | 현대자동차주식회사 | 엘피지 붐베의 잔류가스 배출장치 |
JP6862206B2 (ja) * | 2017-02-10 | 2021-04-21 | ホーチキ株式会社 | 代替システム |
JP6894824B2 (ja) * | 2017-10-26 | 2021-06-30 | ホーチキ株式会社 | トンネル防災システム |
JP6935345B2 (ja) * | 2018-02-22 | 2021-09-15 | ホーチキ株式会社 | 火災報知設備 |
-
1988
- 1988-07-08 JP JP16898788A patent/JP2721181B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0220000A (ja) | 1990-01-23 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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