JP2720361B2 - シート材給送装置 - Google Patents

シート材給送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば電子写真複写機、レーザービームプ
リンタ、印刷機の給紙部等に利用されるシート材給送装
置に関する。
(従来の技術) 従来、この種のシート材給送装置としては、例えば第
3図に示すようなものが知られている。即ち、101はシ
ート材Sが載置されるシート載置台であり、その上方に
シート材送り手段としての給送ローラ102が配設されて
いる。そしてシート載置台101が押上げバネ103により給
送ローラ102に圧接されている。ここで給送ローラ102に
駆動力を加えると給送ローラ102が矢印方向に回転し、
シート材Sを給送ローラ102の周着面の摩擦力により矢
印A方向に給送するようになっている。
また、シート材Sの送り方向で、給送ローラ102の下
流に配設されているのが送りローラ104であり、この送
りローラ104の下側で該送りローラ104に対向して配設さ
れているのが分離ローラ105である。この分離ローラ105
は送りローラ104及び給送ローラ102と逆方向に回転する
ようになっている。そして、分離ローラ105と送りロー
ラ104とは第4図に示すように表面の一部が互い違いに
なっており、また、給送するシートの厚さ、コシの強さ
により分離ローラ105と送りローラ104の間隔を調整でき
るように、分離ローラ105が上下方向に可動となってい
る。
以上のような従来装置にあっては、給送ローラ102に
より一枚のシート材のみ給送された場合には、下流の逆
転ローラ105よりも摩擦力の大きい送りローラ104により
シート材Sはさらに下流に送られる。
一方、2枚以上のシート材が給送ローラ102により給
送された場合には最上面のシート材のみ送りローラ104
により給送され、2枚目以後のシート材は分離ローラ10
5により後方に押し戻され給送されないようになってい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかし斯かる従来技術にあっては、給送するシート材
の厚さ、腰の強さを考慮して送りローラ104と分離ロー
ラ105との間隔を調整している。
ここで、薄いシート材を給送するために、上記両ロー
ラ間距離を狭くした状態で、厚く、腰の強いシート材を
給送しようとすると、給送ローラ102とシート材との摩
擦力により発生するシート材の給送力よりも、ローラ対
104,105間のニップ部にシート材先端が進入するときの
抵抗力が大きくなってしまい、給送ローラ102とシート
材との間にすべりを生じ、給送不能となってしまう。こ
こで、シート載置台101を押上げている押上げバネ103の
圧接力を強くする程、給送ローラ102とシート材とが強
く接するので、給送ローラ102とシート材との摩擦力を
増加し、ローラ間隔が狭くなっても給送ローラ102とシ
ート材との間にすべりを生じることなくシート材を給送
することができるようにしている。すなわち、従来は押
上げバネ103のバネ圧は、ローラ間隔をある程度狭くし
た場合においても、給送ローラ102がシート材に与える
給送力が、ローラ対104,105のニップ部にシートが進入
するときの抵抗力を上回るようにある程度強めに設定さ
れている。
ところが、上述のように給送ローラ102にシート材を
強く押しつけると、シート材間での摩擦力も同時に増加
することになる。この状態で、薄いシート材を給送しよ
うとすると、ローラ材104,105のニップ部に進入する際
に、シート材の腰の弱さに起因し、第4図に示すローラ
対104,105の互い違いの形状にシート材がならってたわ
むたわみ量が、厚いシート材を搬送するときに比べ極端
に大きくなる。そのためローラ対104,105のニップ部に
シート材が進入するときの抵抗が小さくなっている。こ
れに加えてシート材間の摩擦力が大きくなっているとい
うことが原因でシート材の重送が起こりやすくなる。そ
のため、押上げバネ103が強い状態で、薄いシート材を
重送しないように給送しようとすると、ローラ間隔を極
端に狭くしなければならないという問題を有している。
また、ローラ間隔を狭くして給送することにより給送
時にシート材がローラ対104,105のニップ部に進入する
ときに、シート材のたわみ量が大きくなり、シート材の
たわみ音が発生する。さらにシート材にしわあるいは破
れを生じる場合が多いという問題もあった。
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、給送されるシ
ート材の厚さによって分離ローラが上下動したときに、
この動きに連動して給送ローラの圧接力を適正に変化さ
せるバネ圧調整手段を設けることにより、シート材を確
実に供給しかつ重送することのないシート材給送装置を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明にあっては、シー
ト材が載置されるシート載置台と、該シート載置台上の
シート材を一定方向に給送する給送ローラと、該給送ロ
ーラにシート材を圧接するために上記シート載置台を押
し上げる押上バネと、上記給送ローラより下流側に配設
されさらにシート材の搬送をする送りローラ及び該送り
ローラに対向して配設され逆回転している分離ローラを
有するシート材給送装置において、上記送りローラと分
離ローラの間隔が広くなったときは上記押上バネによる
圧接力を強くし、狭くなったときは弱くするバネ圧調整
手段を配設したことを特徴とする。そして、上記バネ圧
調整手段は、分離ローラの上下動に対応して押圧バネの
底部の高さを変える高さ調整部材であることを構成する
ことができる。また、上記バネ圧調整手段は、分離ロー
ラの高さ変位検出手段と、該変位検出手段からの信号を
受け必要なバネ圧を算出し押圧バネの移動量を制御する
制御手段と、該制御手段からの信号を受けて押圧バネを
移動させる高さ調整手段により構成してもよい。
(作 用) 而してシート載置台から供給されるシート材の厚さに
対応して給送ローラの圧接力が適正に変化するので、シ
ート材は送りローラに確実に進入することになる。その
際シート材が重送するような不都合も生じない。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第
1図は本発明の第1実施例に係るシート材供給装置を示
している。本装置の基本的構成は第3図に示した従来装
置と同様であるが、簡単に説明すると、Sは給送される
シート材、1はシート材が載置されるシート載置台であ
る。2はシート材Sを給送するための給送ローラ、3は
シート載置台1を押し上げ、シート材Sを給送ローラ2
に押しつけるための押上げバネ、4はシート材Sを装置
内に送り込むための送りローラ、5はシート材Sの重送
を防ぐために逆転している分離ローラ、6はガイド板、
7は分離ローラ支持板であり、シート材Sの厚さにより
送りローラ4とのローラ間隔が調整できるように上下方
向に可動となっている。8は押上げバネ3を載置してい
るバネ載置台である。
さらに、本発明に係るシート材給送装置には、送りロ
ーラ4と分離ローラ5の間隔が広くなったときすなわち
分離ローラ5が下方向に動いたときに押上げバネ3の圧
接力を強くし、一方送りローラ4と分離ローラ5の間隔
が狭くなったときすなわち分離ローラ5が上下方向に動
いたときに押上バネ3の圧接力を弱くするバネ圧調整手
段が配設されている。このバネ圧調整手段は本第1実施
例装置では高さ調整部材9として構成されている。この
高さ調整部材9は、分離ローラ5の支持板7の上下の移
動に伴いバネ載置台8の高さを変える部材であり、第1
図によく示されるようにくの字型に形成され、支持部9a
を中心として両方向に回動可能となっている。
以上の構成の本実施例装置にあっては、シート載置台
1上に積まれたシート材Sは押圧バネ3が該シート載置
台1を上へ押上げているので給送ローラ2に押しつけら
れている。図示しない給送開始のスイッチを押すと、給
送ローラ2が矢印方向に回転を始め最上位のシート材S
を図面上右方向に送り始める。送られたシート材Sは送
りローラ4と分離ローラ5のニップ部に進入するが、逆
転している分離ローラ5よりも送りローラ4の方がゴム
硬度が低くシート材Sとの摩擦力が大きいので、ニップ
部に進入したシート材Sが1枚のみのときには送りロー
ラ4の回転に伴いシート材Sが給送される。
また、ニップ部に2枚以上のシート材Sが進入した場
合には最上位の1枚以外のシート材Sは分離ローラ5に
より押し戻されるため給送されず、結局最上位の1枚の
みが給送されるようになっている。送りローラ4により
送り出された最上位のシート材Sはガイド板6に沿って
さらに前方に送られる。
ここで、従来装置にあっては送りローラと分離ローラ
の間隔は、給送されるシート材の種類に応じて厚さ、腰
の強さにより予め調整しておくものであるが、本実施例
においては分離ローラを上方向に上げてローラ間隔を小
さくするので、高さ調整部材9が回転中心9aを中心に反
時計方向に回転し、バネ載置台8が下方に下がることに
より、押上げバネ3のシート載置台1を押上げるバネ圧
が減少するようになっている。したがって、厚いシート
材を給送した後つづいて薄いシート材を給送する際に、
分離ローラ5を上方に上げると押上げバネ3のバネ圧が
減少するのでシート材Sの給送ローラ2に押しつけられ
る力が減少する。よって薄いシート材を給送する際に、
給送ローラ2による給送力が低くおさえられるので従来
に比べ送りローラ4と分離ローラ5のローラ間隔がある
程度大きくなっても重送せずに給送することができる。
一方、薄いシート材を給送した後に、厚いシート材を
給送するときには、分離ローラ5を下げてローラ間隔が
広がるので、ローラ間隔を狭くしたときとは逆に、シー
ト載置台1を押上げるバネ力が強くなり、シート材が給
送ローラ2に強く押しつけられるので給送ローラ2とシ
ート材との間にすべりを生じることもなくスムーズに給
送されるようになる。
第2図には本発明の第2実施例が示されている。ただ
し、上記した第1実施例と同一の構成部分については同
一の符号を付して重複した説明を省略する。
本第2実施例は、上記第1実施例装置が機構学的に押
上バネ3の調整手段を構成したのに対し、電気的手法を
応用した装置を示している。
第2図において、分離ローラ支持板7の下部に取り付
けられているのが高さ変位検出手段10である。11は押圧
バネの載置台8に接続されるサーボモータ等の高さ調整
手段である。そして、12は上記高さ変位検出手段10から
の信号を受け分離ローラ5の変位をバネ載置台8の移動
量に変換して算出、その変換後の出力を高さ調整手段に
入力する制御手段である。
以上の構成の本実施例装置であっても、高さ調整手段
11を分離ローラ5の上下動に連動させることができ、第
1実施例装置と同様シート材を確実に給送することがで
きる。
(発明の効果) 本発明は以上の構成および作用から成るもので、給送
されるシート材の厚さによって分離ローラが上下動した
ときに、この動きに連動して給送ローラの圧接力を適正
に変化させるバネ圧調整手段を配設することにより、厚
いシート材と薄いシート材を連続的に給送するような場
合でも、供給不良、重送といった不都合を生じることが
ないシート材給送装置として供給することができる。
また、送りローラと分離ローラの間隔を極端に狭くす
る必要がなくなるのでシート材のしわ、破れのおそれ
や、たわみ音の発生もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係るシート材給送装置の
全体構成を示す図、第2図は同第2実施例に係るシート
材給送装置の全体構成図、第3図は従来装置について示
した図、第4図は送りローラと分離ローラの関係を示し
た図である。 符号の説明 S……シート材、1……シート載置台 2……給送ローラ、3……押上バネ 4……送りローラ、5……分離ローラ 9……バネ圧調整手段(高さ調整部材) 10,11,12……バネ圧調整手段 (10……高さ変位検出手段、11……高さ調整手段、12…
…制御手段)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート材が載置されるシート載置台と、該
    シート載置台上のシート材を一定方向に給送する給送ロ
    ーラと、該給送ローラにシート材を圧接するために上記
    シート載置台を押し上げる押上バネと、上記給送ローラ
    より下流側に配設されさらにシート材の搬送をする送り
    ローラ及び該送りローラに対向して配設され逆回転して
    いる分離ローラを有するシート材給送装置において、 上記送りローラと分離ローラの間隔が広くなったときは
    上記押上バネによる圧接力を強くし、狭くなったときは
    弱くするバネ圧調整手段を配設したことを特徴とするシ
    ート材給送装置。
  2. 【請求項2】上記バネ圧調整手段は、分離ローラの上下
    動に対応して押圧バネの底部の高さを変える高さ調整部
    材であることを特徴とする請求項(1)に記載のシート
    材搬送装置。
  3. 【請求項3】上記バネ圧調整手段は、分離ローラの高さ
    変位検出手段と、該変位検出手段からの信号を受け必要
    なバネ圧を算出し押圧バネの移動量を制御する制御手段
    と、該制御手段からの信号を受けて押圧バネを移動させ
    る高さ調整手段により構成されていることを特徴とする
    請求項(1)に記載のシート材給送装置。
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