JP2719853B2 - シリンダライナ - Google Patents

シリンダライナ

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JP2719853B2
JP2719853B2 JP3133614A JP13361491A JP2719853B2 JP 2719853 B2 JP2719853 B2 JP 2719853B2 JP 3133614 A JP3133614 A JP 3133614A JP 13361491 A JP13361491 A JP 13361491A JP 2719853 B2 JP2719853 B2 JP 2719853B2
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藤夫 浜
謙市 原科
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    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/02Cylinders; Cylinder heads  having cooling means
    • F02F1/10Cylinders; Cylinder heads  having cooling means for liquid cooling
    • F02F1/14Cylinders with means for directing, guiding or distributing liquid stream
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B1/00Engines characterised by fuel-air mixture compression
    • F02B1/02Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
    • F02B1/04Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の溝付シリンダ
ライナに関する。
【0002】
【従来の技術】最近シリンダライナの外周面とシリンダ
ブロックのシリンダボア内周面のいずれか片方又は双方
に設けた溝に冷却液を流すシリンダライナの冷却構造が
注目されている。これは古くから用いられているジャケ
ット方式の冷却構造に比べ、シリンダライナの部位に応
じて冷却をコントロールすることが容易であることによ
るものである。
【0003】そしてシリンダライナの軸方向の各部位に
応じた冷却を実現するために、例えば実開昭63−16
8242号に記載されたシリンダライナは、外周面に複
数個の環状溝群を形成し、各環状溝群の総断面積を下部
から上部に向けて小さくしたものである。
【0004】上記において、ライナ上部から下部に向か
う冷却液の流れを説明すると、環状溝群の環状溝を通じ
てライナ外周を周方向に流れた後、その環状溝群の出口
をなす縦方向溝から、隣接する次段の環状溝群の入口を
なす縦方向溝へ移り、この縦方向溝から環状溝群の環状
溝に流入し、ライナ外周を周方向に流れた後、上記と同
様にして、順次隣接する下方の環状溝群に冷却液が移動
する。
【0005】この際、各環状溝群における環状溝の総断
面積がライナ下部から上部に向かって小さくなっている
ので、ライナ上部の環状溝群の方が流速が大きくなり、
ライナ上部の冷却液の熱伝達係数が大きくなって、ライ
ナ上部の冷却能力が高くなり、ライナ軸方向における温
度勾配(上部で高く、下部で低い)に対応した適切な冷
却を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構造の溝付シリン
ダライナ: 内径 84mm 外径 93mm 第1環状溝群 環状溝数 3 幅 1mm 深さ 1mm 第2環状溝群 環状溝数 6 幅 2mm 深さ 1mm 第3環状溝群 環状溝数 9 幅 3mm 深さ 1mm を透明なプラスチック製の円筒に挿入し、図6に示す冷
却油の循環回路を組み立てた。図の装置においてオイル
ポンプ20によってオイルタンク21内の冷却油を流量
調節バルブ22で流量を調節して(25は流量を測定す
るシリンダ、26,27は切換えバルブ)、円筒23内
の溝付シリンダライナ1Aの環状溝群に送り、冷却油を
循環させながら、空気の導入弁24を開いて空気の泡を
冷却油中に分散させて外部から冷却油の流れを観察した
ところ、以下に示す知見を得た。・冷却油はその流量
(1シリンダ当り7l/min)以下の範囲内では、一
般的に層流状態で流れている。・同一の環状溝群内の冷
却油の流れは、上流側の環状溝を流れる冷却油の流速
は、下流側の環状溝を流れる冷却油の流速より小さい。
ここで、同一の環状溝群内の流速が下流側ほど大きいこ
とは、下流側の冷却能力が大きく、上流側の冷却能力が
小さいことになるので、ライナ冷却にとって不都合であ
る。
【0007】特開平3−78518号には、環状溝群内
の環状溝同士を互いに連通する縦方向溝の断面積を軸方
向に変化させて、環状溝群内の流速を均一にすることが
提案されているが、縦方向溝の断面積を変える手段とし
て、シリンダライナの縦方向溝の深さを変えることは肉
厚が変化するので好ましくなく、周方向の幅を変化させ
ることは機械加工の手間がかかるなどの問題を有してい
る。
【0008】本発明は以上の事情に鑑みてなされたもの
で、同一の環状溝群内の環状溝を流れる冷却液の流速を
均一にでき、しかも生産性の高いシリンダライナを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の構成はライナ外
周面に複数個の環状溝が形成され、これらの環状溝は複
数個の環状溝群に分けられ、複数個の環状溝の集合した
環状溝群には環状溝同士を連通させるとともに冷却液の
出口と入口をなす2本の縦方向溝がライナ外周面に形成
され、隣接する環状溝群は冷却液の出口と入口とが直列
に連通し、各環状溝群における環状溝の総断面積がライ
ナ軸方向の下部から上部に向けて小さくなっているシリ
ンダライナにおいて、同一の環状溝群内の環状溝の断面
積を上流側から下流側に向けて小さくしたことを特徴と
する。
【0010】上記複数個の環状溝群は、各環状溝群が複
数個の環状溝の集合したものでもよいし、あるいはライ
ナ上端側から数えて第1番目の環状溝群は1個の環状溝
からなり、残りの環状溝群が複数個の環状溝の集合した
ものであるものでもよい。
【0011】そして、環状溝群の数は2、3、あるいは
4以上である。
【0012】
【作用】冷却液の流れを説明すると、環状溝群の環状溝
を通じてライナ外周を周方向に流れた後、その環状溝群
の出口をなす縦方向溝から、隣接する次段の環状溝群の
入口をなす縦方向溝へ移り、この縦方向溝から環状溝群
の環状溝に流入し、ライナ外周を周方向に流れた後、上
記と同様にして、順次隣接する環状溝群に冷却液が移動
する。
【0013】この際、冷却液が、環状溝群の出口をなす
縦方向溝から、隣接する次段の環状溝群の入口をなす縦
方向溝へ移り、この縦方向溝から環状溝群の複数個の環
状溝に流入する際、上流側から下流側に向けて環状溝の
断面積が小さくなっているので、下流側の環状溝の圧力
損失が大きくなり、均等な断面積の場合に比較して、上
流側の環状溝により多く冷却液が流れるようになり、同
一の環状溝群内の環状溝を流れる冷却液の流速を均一に
できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0015】直列4気筒のディーゼルエンジンにおい
て、内径84mm、外径93mmのシリンダライナの外
周面に冷却液溝を形成した。
【0016】即ち、図1〜図2に示すように、シリンダ
ライナ1は上端に鍔部2を備え、この鍔部2の下方のラ
イナ外周面3に、軸方向に間隔をおいて18個の環状溝
4を形成する。そして、これらの環状溝4は3つの環状
溝群に分けられる。
【0017】この3つの環状溝群は、ライナ上端側の第
1番目の環状溝4から第3番目の環状溝4までの第1環
状溝群4A、第4番目の環状溝4から第9番目の環状溝
4までの第2環状溝群4B、第10番目の環状溝4から
最後の第18番目の環状溝4までの第3環状溝群4Cか
らなる。
【0018】そして第1環状溝群4Aには、ライナ周方
向の180度離れた2つの位置に、環状溝4同士を連通
させる2本の縦方向溝5,6が形成され、一方の縦方向
溝5が冷却液の入口をなし、他方の縦方向溝6が冷却液
の出口をなす。
【0019】同様に、第2環状溝群4Bにも、第1環状
溝群4Aの縦方向溝5,6と周方向において同一の2つ
の位置に、環状溝4同士を連通させる2本の縦方向溝
7,8が形成され、第1環状溝群4Aの冷却液の出口側
に位置する縦方向溝7が冷却液の入口をなし、他方の縦
方向溝8が冷却液の出口をなす。
【0020】また、第3環状溝群4Cにも、同様に、第
2環状溝群4Bの縦方向溝7,8と周方向において同一
の2つの位置に、環状溝4同士を連通させる2本の縦方
向溝9,10が形成され、第2環状溝群4Bの冷却液の
出口側に位置する縦方向溝9が冷却液の入口をなし、他
方の縦方向溝10が冷却液の出口をなす。
【0021】そして、第1環状溝群4Aの冷却液の出口
をなす縦方向溝6と、第2環状溝群4Bの冷却液の入口
をなす縦方向溝7とは、これらの縦方向溝6,7と周方
向において同一の位置に設けられた縦方向溝11で直列
に連通されている。
【0022】また、同様に、第2環状溝群4Bの冷却液
の出口をなす縦方向溝8と、第3環状溝群4Cの冷却液
の入口をなす縦方向溝9とは、これらの縦方向溝8,9
と周方向において同一の位置に設けられた縦方向溝12
で直列に連通されている。
【0023】そして、上記環状溝4は、図3〜図5の各
環状溝群4A,4B,4Cの拡大図に示されるように、
各環状溝群4A,4B,4Cにおいて、断面積が軸方向
において同一でなく、上部から下部に向けて小さくなっ
ている。一例として、第1環状溝群4Aについて具体的
数値を示すと、第1番目の環状溝4の溝幅は1.5m
m、溝深さは1mm、第2番目の環状溝4の溝幅は1.
2mm、溝深さは1mm、第3番目の環状溝4の溝幅は
1.0mm、溝深さは1mmである。即ち、断面積は第
1番目の環状溝4が1.5mm2 、第2番目の環状溝4
が1.2mm2 、第3番目の環状溝4が1.0mm2
上部から下部に向けて小さくなっている。これを上述の
透明プラスチック製円筒に挿入し、2l/minの冷却
油を流しつつ空気の泡を導入し、外側から観察したとこ
ろ、第1環状溝群4A内の各環状溝4を流れる冷却油の
流速はほぼ一様化していることが確認できた。このよう
にして第2環状溝群4B、第3環状溝群4Cについても
各環状溝4の寸法を求めることは容易に可能である。
【0024】ライナ外周面3の下部には排出溝が形成さ
れている。即ち、ライナ1の外周面3において、第3環
状溝群4Cの出口をなす縦方向溝10の下端に接続しそ
の延長線上に配置する縦方向溝13と、これの下端に接
続する環状溝14と、これに上端が接続しライナ1の下
端まで延びる縦方向溝15とからなる。そしてライナ下
端まで延びる縦方向溝15は2個設けられ、周方向にお
いて互いに180度離れた位置に配置している。
【0025】なお、これらの排出溝13,14,15
は、冷却液として冷却油を使用し、それをオイルパンに
排出するために形成したものであり、例えば冷却液とし
て冷却水を使用する場合には、シリンダブロックに設け
た排出路に冷却水が流出するように構成する。勿論、冷
却油の場合もシリンダブロックの排出路に流出させるよ
うに構成してもよい。
【0026】このシリンダライナ1がシリンダブロック
16(図2参照)のボア部に嵌装され、このボア部内周
面17と前記ライナ1の溝4〜15とで画定される空間
が冷却液流路18をなす。そして第1環状溝群4Aの冷
却油の入口をなす縦方向溝5に接続する冷却液の供給路
19が、シリンダブロック16の側面から横方向に設け
られて前記縦方向溝5へ直線的に延びている。
【0027】したがって、図1に示すように、シリンダ
ブロック16の冷却液の供給路19を通って、シリンダ
ライナの第1環状溝群4Aの入口をなす縦方向溝5に流
入した冷却油は、第1環状溝群4Aの環状溝4を180
度反対側の方へ流れていき、第1環状溝群4Aの出口を
なす縦方向溝6から第2環状溝群4Bの入口をなす縦方
向溝7へ流入する。
【0028】そして、第2環状溝群4Bの環状溝4を1
80度反対側の方へ流れていき、第2環状溝群4Bの出
口をなす縦方向溝8から第3環状溝群4Cの入口をなす
縦方向溝9へ流入する。
【0029】そして、第3環状溝群4Cの環状溝4を1
80度反対側の方へ流れていき、第3環状溝群4Cの出
口をなす縦方向溝10からそれに連続する縦方向溝13
に入り、環状溝14に流入して、環状溝14を周方向に
流れて最下端の2つの縦方向溝15から図示外のクラン
クシャフトの主軸上に落下した後、図示外のオイルパン
に流れ落ちる。
【0030】以上の場合、3つの環状溝群4A,4B,
4Cにおける冷却液の流路の総断面積は上部ほど小さく
なり、各環状溝群4A,4B,4Cを流れる冷却油の流
速は、下部の第3環状溝群4Cよりも中央部の第2環状
溝群4Bの方が大きく、中央部の第2環状溝群4Bより
も上部の第1環状溝群4Aの方が大きくなる。
【0031】したがって、ライナ上部にいくほど冷却液
の熱伝達係数は大きくなり、冷却能力が大きくなって、
ライナ軸方向の温度勾配に対応した適切な冷却が行われ
る。
【0032】そして、本案にあっては、更に、各環状溝
群4A,4B,4Cにおいて環状溝4の断面積が上部か
ら下部に向けて小さくなっているので、各縦方向溝5,
7,9から各環状溝群4A,4B,4Cの複数個の環状
溝4へ冷却油が流入する際、冷却油は各環状溝群4A,
4B,4Cの上部の環状溝4へ円滑に流入していく。し
たがって、各環状溝群4A,4B,4Cにおいて、環状
溝群内の冷却油の流速を均一にでき、冷却能力を均一に
できる。
【0033】なお、上記実施例では溝の断面形状を矩形
としたが、これに限ることはなく、例えばV字形、半円
形などであってもよく特に制限はない。しかし伝熱面積
を大きくするためには矩形や正方形が望ましい。
【0034】また、上記実施例ではライナ軸方向に間隔
をおいて複数個形成した環状溝を、3つの環状溝群に分
けて、各環状溝群における環状溝の総断面積を下部から
上部に向けて小さくしたが、2つの環状溝群、あるいは
4以上の環状溝群に分けて、各環状溝群における環状溝
の総断面積を下部から上部に向けて小さくするように構
成してもよい。
【0035】そして、上記実施例では、各環状溝群につ
いて、環状溝の断面積を上流側から下流側に向けて小さ
くしたが、全ての環状溝群について環状溝の断面積を変
化させなくともよい。例えば、ライナの上部と中間部の
環状溝群についてのみ環状溝の断面積を変化させたもの
でもよい。
【0036】また、環状溝の断面積を変えるのに、溝の
深さを変えて行うこともできるが、上記実施例のように
溝の幅を変えて行う方がライナ肉厚が変化しないので好
ましい。
【0037】また、上記実施例では、各環状溝群を複数
個の環状溝の集合したものとしたが、この他、ライナ上
端側から数えて第1番目の環状溝群は1個の環状溝と
し、残りの環状溝群を複数個の環状溝の集合したものと
することもできる。
【0038】なお、以上の冷却構造はディーゼルエンジ
ンにもガソリンエンジンにも適用できる。また、本冷却
構造はアルミダイカストシリンダブロックや組立式シリ
ンダブロックの採用を可能とする。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明のシリンダラ
イナによれば、冷却液が、環状溝群の出口をなす縦方向
溝から、隣接する環状溝群の入口をなす縦方向溝へ移
り、この縦方向溝から環状溝群の複数個の環状溝に流入
する際、環状溝群における環状溝の断面積が上流側から
下流側に向けて小さくなっているので、冷却液は環状溝
群において上流側の環状溝に流入しやすくなり、環状溝
群内の冷却液の流速を均一にでき、環状溝群内での冷却
能力を一様にできる。そして、環状溝の断面積を変える
のは難しくないので生産性に優れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリンダライナの外周面の一部を示す展開図で
ある。
【図2】シリンダライナを嵌装したシリンダブロックの
ボア部を示し、ライナの縦方向溝の部分で切った縦断面
図である。
【図3】シリンダブロックに嵌装されたシリンダライナ
の第1環状溝群部分の拡大縦断面図である。
【図4】シリンダブロックに嵌装されたシリンダライナ
の第2環状溝群部分の拡大縦断面図である。
【図5】シリンダブロックに嵌装されたシリンダライナ
の第3環状溝群部分の拡大縦断面図である。
【図6】シリンダライナの溝内の冷却油の流れを観察す
る装置の構成図である。
【符号の説明】
1 シリンダライナ 2 鍔部 3 ライナ外周面 4 環状溝 4A 第1環状溝群 4B 第2環状溝群 4C 第3環状溝群 5、6、7、8、9、10、11、12 縦方向溝 13、14、15 排出溝 16 シリンダブロック 17 ボア部内周面 18 冷却液流路 19 冷却液供給路 T スラスト位置 AT 反スラスト位置 F 前位置 R 後位置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライナ外周面に複数個の環状溝が形成さ
    れ、これらの環状溝は複数個の環状溝群に分けられ、複
    数個の環状溝の集合した環状溝群には環状溝同士を連通
    させるとともに冷却液の出口と入口をなす2本の縦方向
    溝がライナ外周面に形成され、隣接する環状溝群は冷却
    液の出口と入口とが直列に連通し、各環状溝群における
    環状溝の総断面積がライナ軸方向の下部から上部に向け
    て小さくなっているシリンダライナにおいて、同一の環
    状溝群内の環状溝の断面積を上流側から下流側に向けて
    小さくしたことを特徴とするシリンダライナ。
  2. 【請求項2】 複数個の環状溝群は、各環状溝群が複数
    個の環状溝の集合したものであることを特徴とする請求
    項1記載のシリンダライナ。
  3. 【請求項3】 複数個の環状溝群は、ライナ上端側から
    数えて第1番目の環状溝群が1個の環状溝からなり、残
    りの環状溝群が複数個の環状溝の集合したものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のシリンダライナ。
  4. 【請求項4】 環状溝群の数が2、3、あるいは4以上
    であることを特徴とする請求項1、2、又は3記載のシ
    リンダライナ。
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