JP2719462B2 - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2719462B2 JP3176165A JP17616591A JP2719462B2 JP 2719462 B2 JP2719462 B2 JP 2719462B2 JP 3176165 A JP3176165 A JP 3176165A JP 17616591 A JP17616591 A JP 17616591A JP 2719462 B2 JP2719462 B2 JP 2719462B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コインの投入操作等
の、ゲーム開始に先立つ投資価値の入力操作を行わなく
てもゲームの実行が可能となる再ゲーム機能をもったス
ロットマシンに関し、さらに詳しくは前記再ゲーム機能
を利用して所定時間内でのコインの消費枚数を制限する
ようにしたスロットマシンに係るものである。
【0002】
【従来の技術】特開昭63−5778号公報には、コイ
ンを投入してゲームを行った結果、特定のシンボルが表
示窓に現れたときには、次回のゲームについてはコイン
の投入なしにゲームが実行できるようにしたスロットマ
シンが開示されている。このような再ゲーム機能を付加
することは、スロットマシンゲームに入賞とハズレの他
に引き分けに相当するランクを設定したことになり、ス
ロットマシンにギャンブル性だけでなく遊技性をもたせ
る上で有効である。
【0003】さらに、スロットマシンはそのギャンブル
性のゆえに射倖心を煽り、遊技者に大きな損害を与えて
しまうことにもなりかねない。このような弊害を軽減す
るために、例えば特開昭63−46185号公報,特開
昭63−49182号公報等で知られるように、所定時
間内におけるコインの消費枚数を制限しようとする試み
がなされている。これらの公報記載のスロットマシンで
は、所定時間内におけるコインの消費枚数が規定枚数を
越えそうな場合には、1ゲームあたりの所要時間を調節
したり、あるいは入賞を与えてコインの払い出しに要す
る時間を利用する等してゲームの繰り返し回数を制限
し、結果的にコインの消費枚数を抑えるようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、1ゲームあ
たりの所要時間を調節する手法は一般的な遊技者に対し
ては有効ではあるが、熟練した遊技者にとっては違和感
を与える原因になる。すなわち熟練した遊技者は、コイ
ンの投入,スタートレバーの操作,リールの停止操作を
迅速に繰り返すことができるため、このような遊技者に
対して1ゲームあたりの所要時間を延ばしてしまうと、
ゲームを繰り返して実行する際のペースが乱され、興趣
を失わせることにもなりかねない。また、積極的に入賞
を与える手法を採るにしても、結果的にはゲームの繰り
返し回数を制限することになって同様の難点があるだけ
でなく、遊技者によってペイアウト率が異なってしま
い、特に初心者に対しては不利になる。
【0005】本発明はこのような従来技術の欠点を解決
するためになされたもので、ゲームの繰り返し回数を制
限したり、遊技者によってペイアウト率が変化したりす
ることなく、所定時間内でのコインの消費枚数を抑える
ことができるようにしたスロットマシンを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、コインの投入操作や、クレジットカードの
利用が可能なスロットマシンではクレジットカードから
の投資価値の入力操作を行わずにゲームの実行が可能と
なる再ゲーム機能を利用し、1ゲームの所要時間が基準
時間以下であることが繰り返されたときには再ゲームを
行えるようにして、強制的に再ゲームを行わせることに
よってコインの消費枚数を抑えるようにしている。
【0007】
【実施例】本発明を適用したスロットマシンの外観を示
す図2において、スロットマシンの本体2には前面パネ
ル3が開閉自在に軸着され、この前面パネル3にはリー
ル表示窓4が設けられている。このリール表示窓4を通
して本体2内の第1〜第3リール5〜7のシンボルを観
察することができる。前面パネル3にはコイン投入口8
が設けられている。このコイン投入口8は、ゲームの開
始に先立って遊技者が手元にあるコインを1〜3枚の範
囲で投入するときに用いられ、周知のようにそのコイン
の投入枚数に応じて表示ランプ14が点灯し、入賞判定
時に有効化される入賞ラインの本数が決められる。コイ
ン投入口8の奥には周知のコイン選別器の他、適正なコ
インが投入されたときにその枚数をカウントするコイン
カウンタが設けられている。スタートレバー10は、通
常のゲーム処理ではコインを投入した後にその操作が有
効化され、その操作によりリール5〜7が一斉に回転す
る。各リール5〜7ごとにストップボタン11〜13が
設けられ、リール5〜7が回転しているときにストップ
ボタン11〜13を押すことによって、これらを個別に
停止させることができる。コイン投入口8の下方の前面
パネル3には、再ゲームランプ15,ゲーム数表示器1
6,積算時間表示器17とが設けられている。
【0008】スロットマシンの機能ブロックを示す図1
において、コインセンサー20はコイン投入口8から投
入されたコインを1枚ずつ検出する。この検出信号はコ
インカウンタ21で計数され、その計数値に応じて入賞
判定時に参照される入賞ラインの本数が決まる。また、
コインセンサー20はコインの投入を検知してスタート
許可信号を始動制御部22に送る。始動制御部22は、
コインセンサー20からのスタート許可信号を受けた
後、スタートレバー10が操作されたときにスタート信
号を出力する。このスタート信号は、リール制御部2
4,乱数サンプリング部25に入力される。リール制御
部24は、スタート信号を受けてリールごとに設けられ
たステッピングモータを一斉に駆動し、これにより第1
〜第3リール5〜7が一斉に回転を開始する。また乱数
サンプリング部25は、前記スタート信号の入力により
所定範囲内の乱数列中から1個の乱数をサンプリング
し、その値を入賞判定部26に入力する。
【0009】入賞判定部26は、乱数サンプリング部2
5から入力された乱数値を入賞確率テーブル27と対照
し、実行されたゲームについての入賞の種類(ハズレも
含む)を決定する。入賞確率テーブル27は、概念的に
図3のように表される。サンプリングされる乱数の数値
範囲を「0〜999」とすると、入賞確率テーブル27
では「0」〜「499」がハズレのグループに割り当て
られ、「500〜799」が小入賞グループ、「800
〜949」が中入賞グループ、「950〜999」が大
入賞グループとなっている。
【0010】入賞判定部26は、上記入賞確率テーブル
27との対照により入賞の種類を決定し、その入賞の種
類を表すデータはリール制御部24に送られる。そして
ストップボタン11〜13が操作され、停止信号発生部
18からストップ信号がリール制御部24に供給される
とリールの停止制御が開始される。このリール停止制御
は、入賞判定部26で決められた入賞の種類が満たされ
るようなシンボルの組み合わせが入賞ライン上に現れる
ように、各リールの回転を監視しながら行われる。リー
ル5〜7が停止すると、入賞判定部26はリール制御部
24からのデータを参照してシンボルの組み合わせを確
認する。この確認の結果、大入賞,中入賞,小入賞が得
られているときには、これらの入賞の種類を表す入賞信
号がホッパー制御部29に入力される。ホッパー制御部
29は、入賞の種類ごとに配当コインの枚数を対応づけ
た入賞配当テーブル30を参照し、大,中,小のいずれ
かの入賞の場合には規定枚数の配当コインを払い出すよ
うにホッパー装置31の駆動を制御する。
【0011】スタートレバー10が操作されるごとに始
動制御部22から発生されるスタート信号は、1ゲーム
タイマー35にも入力される。1ゲームタイマー35
は、前回のゲームでスタートレバー10が操作された時
点から今回のゲームでスタートレバー10が操作された
時点までの時間、すなわちスタートレバー10の操作タ
イミングにより、そのゲームについての所要時間TG
計時する。時間差算出部36は、1ゲームの所要時間T
G と基準時間記憶部37に書き込まれた基準時間TS
の差(TG −TS )を算出する。この基準時間TS とし
ては、1分間での繰り返しゲーム回数が8回までに制限
されるように例えば7秒に設定されている。この設定時
間は、3枚賭けのゲームを前提にしたとき、1分間あた
りのコイン消費枚数が24枚で抑えられることを考慮し
て決めた値であり、これはパチンコにおける1分間の消
費量規制値とほぼ等価である。前記所要時間TG と基準
時間TS との差(TG −TS )は、積算部38により積
算され、これが積算時間記憶部39に記憶される。そし
て、積算時間表示部40により、記憶部39に書き込ま
れた積算時間を積算時間表示器17に表示する。図2に
示すように、積算時間表示器17は、「+」,「−」を
表示するLED表示器と、3桁の7セグメントのLED
表示器とから構成されている。また、積算時間は、再ゲ
ーム制御部42にも送られる。
【0012】図1に示すように、スタートレバー10が
操作されるごとに始動制御部22から発生されるスター
ト信号は、ゲーム数カウンタ43にも入力される。ゲー
ム数カウンタ43は、スタート信号をカウントして、こ
れをゲーム数表示部44に送る。ゲーム数表示部44
は、カウントしたゲーム数をゲーム数表示器16に表示
する。図2に示すように、ゲーム数表示器16も7セグ
メントのLED表示器から構成されている。また、ゲー
ム数カウンタ43からのゲーム数信号は、再ゲーム制御
部42にも送られる。
【0013】再ゲーム制御部42は、ゲーム数カウンタ
43からのゲーム数が所定値、例えば「8」になった時
に、記憶部39からの積算時間が負か否かを判定し、こ
れが負であるときには、再ゲーム信号を発生し、これを
リセット機能制御部46及び再ゲーム許可表示部47に
送る。再ゲーム許可表示部47は、再ゲーム信号の入力
により再ゲームランプ15を点灯する。リセット機能制
御部46は、再ゲーム信号の入力により、ゲーム数カウ
ンタ43,ゲーム数表示部44,記憶部39及び積算時
間表示部40にリセット信号を送り、これらの値をリセ
ットする。また、再ゲーム制御部42は、再ゲーム信号
の発生時に、3枚のコイン投入が行われたのと等価な信
号を入賞判定部26に送るとともに、始動制御部22に
はスタート許可信号を送る。また、表示ランプ14も再
ゲーム信号を受けて点灯して表示動作を行う。
【0014】次に、上記スロットマシンの作用につい
て、図4のフローチャートを参照しながら説明する。コ
イン投入口8からコインを投入すると始動制御部22に
はコインセンサー20からスタート許可信号が送られ、
スタートレバー10の操作が有効になる。スタートレバ
ー10を操作すると、前回のゲームでスタートレバー1
0を操作した時点から計時を開始している1ゲームタイ
マー35の計時が終了する。そして、時間差算出部36
により、所要時間TG と基準時間TS (=7秒)との差
が算出され、これが積算部38に送られる。積算部38
は、積算時間記憶部39に書き込んだ前回までの積算時
間D’を読みだして、これに新たな差(TG −TS )を
加えて積算する。そして、この積算後の新たな積算時間
D’+(TG −TS)により、積算時間記憶部39の記
憶内容を更新する。
【0015】また、ゲーム数カウンタ43はゲーム数G
をカウントして、このゲーム数Gをゲーム数表示器16
に表示するとともに、これを再ゲーム制御部45に送
る。再ゲーム制御部45はゲーム数が8回となった時の
積算値D’を読みだして、この値D’が負か否か判定す
る。そして、負の場合には、再ゲーム信号である再ゲー
ムフラグを「1」にする。また、ゲーム数G及び積算時
間D’を「0」にリセットする。再ゲームフラグが
「1」とされることにより、この回のゲーム終了後に再
ゲームモードとされ、再ゲームが可能になる。この状態
では、再ゲーム制御部45は3枚のコイン投入が行われ
たのと等価な信号を入賞判定部26に送るとともに、始
動制御部22にはスタート許可信号を送る。更に、表示
ランプ14を3枚のコイン投入表示として、コイン投入
無しでゲームが可能になるサービスゲーム状態になる。
この後、通常のゲームと同じように操作レバー10を操
作し、ストップボタン11〜13を操作することで、サ
ービスゲームを行うことができる。なお、再ゲームモー
ドに入った時には、再ゲームフラグは「0」にリセット
される。
【0016】また、再ゲーム制御部45では、ゲーム数
が8未満の時には、再ゲーム信号を発することはない
(すなわち、再ゲームフラグを「1」にすることはな
い)。この場合には、1ゲームタイマー35を作動させ
てTG の計時を開始し、次のゲームでスタートレバー1
0が操作されるまでの間、計時を行う。そして乱数のサ
ンプリング、リールの一斉回転が行われ、ストップボタ
ン11〜13の操作が有効化されるまでの間に、サンプ
リングされた乱数と入賞確率テーブル27により入賞判
定が行われる。例えば乱数として「250」がサンプリ
ングされた場合には、入賞確率テーブル27との対照に
よりハズレグループに属しているからハズレを表示する
ようなリールの停止制御が行われ、リールが停止した時
点でそのゲームが終了する。ただし、1ゲームの所要時
間TG の計時は継続して行われている。もちろん、サン
プリングされた乱数が大,中,小入賞のいずれかのグル
ープに属している場合には、ホッパー装置31の駆動に
より適数枚の配当コインの払出しが行われる。
【0017】リールにハズレ表示がなされたことを確認
した後、再びコインの投入の後、スタートレバー10を
操作して次のゲームを行うと、スタートレバー10を操
作した時点でそのゲームについての所要時間TG が得ら
れる。そして、時間差算出部で(TG −TS )を算出
し、これが積算部38により、前回の積算値D’に(T
G −TS )が加算され、これにより積算時間記憶部39
の記憶内容を積算後の新たな内容に書き換える。以下、
同じような流れで、ゲームが進行する。
【0018】なお、上記実施例では、ゲーム時間と基準
時間との差を積算することで、所定時間内におけるコイ
ンの消費量の超過を検出するようにしたが、この他に、
図5に示すように構成してもよい。先ず、1ゲームタイ
マ50で1ゲーム当たりの所要時間TG を計時する。次
に、時間比較部52により、ゲーム時間TG と基準時間
記憶部51からの基準時間TS との差(TG −TS )を
求める。そして、時間比較部52は、差(TG −TS
が負の場合には、この負のゲーム数「1」をゲーム数カ
ウンタ54に出力する。ゲーム数カウンタ54は負のゲ
ーム数をカウントして、このゲーム数をゲーム数表示器
55に表示する。再ゲーム制御部56は、ゲーム数カウ
ンタ54からの負のゲーム数が所定値に達した時に再ゲ
ーム信号を発する。この場合には、図6に示すように、
前面パネル3に、ゲーム数表示器55と再ゲームランプ
57とを設ける。なお、図7に示したようにLED60
を2列に並べ、各列の点灯個数によってゲーム数及び積
算時間の表示を行ってもよい。この表示方式は、もちろ
ん図2に示した例にも適用することができる。
【0019】また、上記実施例は、1ゲームあたりの投
資価値の入力がコインの投入によって行われる通常のス
ロットマシンに本発明を適用した例であるが、本発明は
コインの投入の代わりにクレジットカードを用いること
が可能なスロットマシンにも等しく適用できる。クレジ
ットカードの利用が可能なスロットマシンでは、クレジ
ットカードに磁気的あるいは電子的に書き込まれた手持
ち価値データの中から、毎回のゲームごとに投資価値を
決めてスロットマシンに入力し、入賞が得られれば手持
ち価値に配当価値が加算して記録され、ハズレの場合に
は手持ち価値から投資価値分が減算される。
【0020】また、上記実施例は、再ゲーム信号の発生
時に再ゲームランプ15,57を点灯することで、コイ
ンの投入無しに1回だけ強制的にゲームを行えるように
したものであるが、この他に、図8に示すように、再ゲ
ーム信号の発生時に、この再ゲーム信号を再ゲーム当選
判定部70に送り、ここで再ゲームをさせるか否かを、
例えば1/2の確率で決定するようにしてもよい。な
お、図1の実施例と同一構成部材には同一符号を付して
その説明を省略している。再ゲームの当選時にはサービ
ス入賞信号をリール制御部24に送り、再ゲームシンボ
ルが現れるようにリール停止時の制御を行う。また、サ
ービス入賞信号は、入賞判定部26を介してホッパー制
御部71にも送られる。ホッパー制御部71は、このサ
ービス入賞信号により表示ランプ14を点滅駆動すると
ともに、コイン検出信号発生部72を作動させる。コイ
ン検出信号発生部72は、このサービス入賞信号を受け
た後、例えば1秒程度の時間遅延の後に、3枚分のコイ
ン検出信号を発生する。このコイン検出信号は、始動制
御部22にスタート許可信号として入力されるから、次
のゲームはコインを消費せずに、コインを3枚投入した
のきと同じ条件で再ゲームすることが可能になる。この
ように、サービス入賞の表示を行い一定時間当たりのコ
イン消費枚数を抑える場合には、再ゲームランプを単に
表示して再ゲームを行わせるものと比べて、再ゲームの
獲得を自然にしかも、より一層印象付けることができ、
ゲーム性を向上させることができる。
【0021】再ゲームシンボルとしては、図9に示すよ
うに、いずれかのリールに「☆」シンボルが出たときに
サービス入賞とする以外に、例えば第1〜第3リール5
〜7のシンボルの組み合わせが「7−7−BAR」とな
ったときにサービス入賞とする等、そのシンボルの組み
合わせについては適宜設定することができる。
【0022】また、上記各実施例では、1ゲームの所要
時間の計時を、コインの投入操作から次回のコインの投
入操作までで行うようにしたが、この他に、1ゲームの
所要時間の中で、遊技者の操作の仕方で大きく変わるの
は前回のゲームが終了した時点からコインの投入及びス
タートレバーを操作する時点までであるから、1ゲーム
の所要時間の計時を、前回のゲームでリールが停止した
時点から次のゲームのスタートレバーが操作されるまで
の間で行ってもよい。その他、本発明はCRTにシンボ
ルを映像表示するビデオタイプのスロットマシンにも全
く同様に用いることができる。
【0023】
【発明の効果】上述したように、本発明のスロットマシ
ンにおいては、ゲームの所要時間が基準時間よりも短
く、ゲームの繰り返し回数とともにコインの消費枚数が
増えることが予想される場合には、投資価値の入力操作
を必要としない再ゲームが強制的に行われるようにした
から、ゲームそのものの繰り返し回数を特に制限するこ
となしに、一定期間内での遊技者の投資価値が極端に大
きくなるのを防ぐことができる。したがって、熟練した
遊技者に対してはゲームの流れを阻害することがないだ
けでなく、サービス入賞の導入により遊技者に入賞を得
たという感覚を与えることができる。しかも、単に1ゲ
ームの所要時間を延長してゲーム回数を制限するものと
異なり、ゲーム性の点でも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明スロットマシンの機能ブロック図であ
る。
【図2】本発明スロットマシンの外観図である。
【図3】入賞確率テーブルの概念図である。
【図4】本発明スロットマシンによる処理を表したフロ
ーチャートである。
【図5】一定時間内におけるコイン消費量の増大を検出
する他の方法を示す機能ブロック図である。
【図6】同スロットマシンの外観図である。
【図7】数字表示器を用いる代わりに、複数のLEDを
並べた表示器を示す正面図である。
【図8】再ゲームランプを用いる代わりに、サービス入
賞を表示するようにした場合のスロットましてを示す機
能ブロック図である。
【図9】同スロットマシンの外観図である。
【符号の説明】
4 表示窓 5〜7 リール 10 スタートレバー 14 表示ランプ 15 再ゲームランプ 16 ゲーム数表示器 17 積算時間表示器 35 1ゲームタイマー 36 時間差算出部 38 積算部 42 再ゲーム制御部 70 再ゲーム当選判定部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ゲームあたりの投資価値の入力操作に
    よりスタート許可信号を発生し、このスタート許可信号
    及びスタート操作信号の入力に応答して始動制御手段に
    よりシンボル列の移動表示を開始させ、シンボルの組み
    合わせによって入賞が得られるスロットマシンにおい
    て、1ゲームごとにゲームの所要時間TG を求める手段
    と、このゲーム時間TG が予め設定した基準時間TS
    下であることが繰り返されたことを検出して、再ゲーム
    信号を発生させる再ゲーム信号発生手段と、再ゲーム信
    号が発生されたときにこれを表示する手段と、再ゲーム
    信号が発生されたときに前記始動制御手段にスタート許
    可信号を入力し、投資価値の入力操作なしにゲームの実
    行を可能とする再ゲーム実行手段とを備えたことを特徴
    とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】 1ゲームあたりの投資価値の入力操作に
    よりスタート許可信号を発生し、このスタート許可信号
    及びスタート操作信号の入力に応答して始動制御手段に
    よりシンボル列の移動表示を開始させ、シンボルの組み
    合わせによって入賞が得られるスロットマシンにおい
    て、1ゲームごとにゲームの所要時間TG を求める手段
    と、このゲーム時間TG が予め設定した基準時間TS
    下であることが繰り返されたことを検出して、再ゲーム
    信号を発生させる再ゲーム信号発生手段と、再ゲーム信
    号が発生されたときにはシンボル列の移動停止時にシン
    ボル表示窓に特定のシンボルを現すか、あるいは特定の
    シンボルの組み合わせを生じさせてサービス入賞の表示
    を行う手段と、このサービス入賞時には、前記始動制御
    手段にスタート許可信号を入力し、投資価値の入力操作
    なしにゲームの実行を可能とする再ゲーム実行手段とを
    備えたことを特徴とするスロットマシン。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のスロットマシンに
    おいて、再ゲーム信号発生手段は、1ゲームのゲーム時
    間TG と予め設定した基準時間TS との差(TG
    S )を求める手段と、この差(TG −TS )を所定の
    ゲーム数の分だけ積算する手段と、この積算値と積算し
    たゲーム数とを表示する手段と、積算値が負であるとき
    に再ゲーム信号を発生させる手段とを備えたことを特徴
    とするスロットマシン。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のスロットマシンに
    おいて、再ゲーム信号発生手段は、1ゲームのゲーム時
    間TG と予め設定した基準時間TS との差(TG
    S )を求める手段と、この差(TG −TS )が負とな
    るゲームを計数する手段と、この計数値を表示する手段
    と、計数値が予め定めた一定値に達したときに再ゲーム
    信号を発生させる手段とを備えたことを特徴とするスロ
    ットマシン。
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