JP2717833B2 - 通電加工食品の製造方法およびその食品容器 - Google Patents

通電加工食品の製造方法およびその食品容器

Info

Publication number
JP2717833B2
JP2717833B2 JP1010432A JP1043289A JP2717833B2 JP 2717833 B2 JP2717833 B2 JP 2717833B2 JP 1010432 A JP1010432 A JP 1010432A JP 1043289 A JP1043289 A JP 1043289A JP 2717833 B2 JP2717833 B2 JP 2717833B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
pair
moisture
permeable membrane
electrode bodies
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1010432A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02190152A (ja
Inventor
欽吾 宮原
Original Assignee
株式会社スワーク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社スワーク filed Critical 株式会社スワーク
Priority to JP1010432A priority Critical patent/JP2717833B2/ja
Priority to CA002007110A priority patent/CA2007110A1/en
Priority to EP90300164A priority patent/EP0379283A1/en
Priority to AU47856/90A priority patent/AU623727B2/en
Priority to KR1019900000442A priority patent/KR920003526B1/ko
Priority to US07/467,433 priority patent/US4971819A/en
Priority to US07/531,241 priority patent/US5058192A/en
Publication of JPH02190152A publication Critical patent/JPH02190152A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2717833B2 publication Critical patent/JP2717833B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L3/00Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
    • A23L3/005Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by heating using irradiation or electric treatment
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/24Warming devices
    • A47J36/2483Warming devices with electrical heating means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C7/00Stoves or ranges heated by electric energy
    • F24C7/006Stoves or ranges heated by electric energy using electrically heated liquids
    • F24C7/008Stoves or ranges heated by electric energy using electrically heated liquids using electrode heaters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一対の電極体を相対向するように配設した
容器内に収容せしめた食品材料、例えば、ラーメン、う
どん等の麺類或は適宜炊飯材料、豆類その他みそ汁、ス
ープ等を一対の電極体間に亘って施された通電作用によ
り極く短時間内に容器内でそのまま加温、加熱すること
ができる通電加工食品の製造方法およびその食品容器に
関する。
[従来の技術] 従来、即席食品として知られている即席ラーメン、う
どん或はみそ汁等は、一般に使い捨て容器内に熱湯を注
いだだけで食べられるようになっており、しかも前記即
席食品は予め乾燥加工処理することで、熱湯を注ぐと直
ぐ復元して直ちに食することができるように加工に工夫
がなされているものであることは、本出願前例えば、実
公昭56−23253号公報に記載されていて公知である。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従前のこの種即席食品においては、容器内
に注ぐ湯温が低いと当然のことながら即席食品への加熱
が不足となり、たとえ予め加工処理したものであって
も、場合によっては加熱不足のために食することができ
ない事態を招くこともあった。そのため、加熱不足を補
うために、再び鍋等に移して再加熱するか、或は新たに
熱湯を注ぐ等の必要があった。その上、食生活の向上に
伴い、近年においては、本物志向の傾向にあり、食品材
料も即席用に予め加工したものでは、食味、食感が劣る
ことから、一般に消費者から敬遠される商品が増えてき
ており、特にラーメン或は加工米等は素材を一旦、膨化
加工した後、乾燥処理していることから、一般に消費者
の好みに合わなくなってきた等の問題点を有していた。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、即
席用に加工された食品材料は勿論のこと加工前の食品材
料であっても、容器内に水とともに収容した後、相対向
するように配設した一対の電極体間に亘って施された通
電作用により、熱湯や電子レンジ等を一切使用すること
なく、前記食品材料を加温ならびに熟熱加熱調理するこ
とができる許りか容器内に収容した食品材料を極く短時
間で充分加熱することが可能なことから、未加工のラー
メン等の麺類の調理のみならず、未加工の米を使用して
通常の炊飯食品等を調理提供できる外、食後の使用済み
容器は使い捨てができるよう非常に安価に製造できる通
電加工食品の製造方法およびその食品容器を提供しよう
とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明における通電加工
食品の製造方法は、第1の発明を、 上面を開放した容器内に敷設した透湿膜体の内部に食
品材料と適当量の電解質分と水を収容した後、該食品材
料を容器の両側内側面と透湿膜体の両側外側面との間に
夫々配設した一対の電極体間に亘って施された通電作用
で加温、加熱調理したものであり、又、第2の発明は、 上面を開放した容器内に敷設した透湿膜体の内部に食
品材料と適当量の電解質分と水を収容した後、該食品材
料を容器の両側内側面と透湿膜体の両側外側面との間に
夫々配設した一対の電極体間に亘って施された通電作用
で加温、加熱調理すると共に、通電の初期においては、
一対の電極体に電解質分と水分を付与して通電作用の促
進を図ったものであり、さらに、第3の発明は、 表面を透湿膜体で覆った一対の電極体を両側内側面に
夫々配設した上面開放状の容器内に、食品材料と適当量
の電解質分と水を収容した後、該食品材料を一対の電極
体間に亘って施された通電作用で加温、加熱調理したも
のであって、その上、第4の発明は、 表面を透湿膜体で覆った一対の電極体を両側内側面に
夫々配設した上面開放状の容器内に、食品材料と適当量
の電解質分と水を収容した後、該食品材料を一対の電極
体間に亘って施された通電作用で加温、加熱調理すると
共に、通電の初期においては、透湿膜体内の電極体に電
解質分を付与して通電作用の促進を図ったものである。
そして、上記製造方法を実施するために用いられる食
品容器としての第5の発明は、 上面を開放した容器内に、該容器と略相似形の透湿膜
体を収納し、前記容器の両側内側面と透湿膜体の両側外
側面との間には相対向するように一対の電極体を夫々配
設すると共に、前記一対の電極体の一端は夫々容器の両
側の上端開口縁まで延出せしめて接電部としたものであ
る。そして、第5発明の実施態様として、容器の内表面
或は透湿膜体の外表面また容器内に配設した一対の電極
体、さらには容器の内表面、一対の電極体および透湿膜
体の外表面には予め電解質分を付与せしめておくと、通
電効果の促進に好都合である許りか、容器の上方内側面
に拡張段部を形成せしめたり、或は拡張段部と容器内に
収納した透湿膜体との間に空間部を形成せしめれば、沸
騰気泡の消泡を達成させると同時に容器の上端開口縁よ
り外部に溢出するのを未然に防止することができる。
その上、前記食品容器は、第6の発明として、 上面を開放した容器の両側内側面に表面を透湿膜体で
覆った一対の電極体を相対向するように配設すると共
に、前記一対の電極体の一端は夫々容器両側の上端開口
縁まで延出せしめて接電部としておけば、何時でも一対
の電極体への通電を効果的に達成させることができる。
また、第6発明の実施態様として、透湿膜体は全体を
袋状に形成して、その内部に電極体を収納せしめれば効
果的であり、かつ、一対の電極体を覆った透湿膜体内に
は電解質分をあらかじめ付与せしめればより一層通電効
果を高めることができる。
その上、第5発明および第6発明の実施態様として、
容器の上端開口縁の両側の一部をやや外方に張り出し、
この張り出し部に一対の電極体の一端を延設して接電部
を形成せしめたり、或は容器の上端開口縁の一側の一部
をやや外方に張り出し、この張り出し部に一対の電極体
の一端を並列状に延設して接電部を形成すれば、一対の
電極体への通電操作が簡単にできる。
[作用] 今、第1発明の製造方法を第1図に示された第5発明
の食品容器を用いて適宜の材料からなる食品材料を短時
間で加温、加熱調理したい時には、先ず、上面を開放し
た容器内面に透湿膜体を全面に亘り敷設する。次いで前
記容器の左右内側面と透湿膜体の左右外側面との間に一
対の電極体を相対向するように配設した容器内に、食品
材料と電解質分と水を収容する。
さすれば、電解質分を含んだ水分は速やかに透湿膜体
を浸透して湿潤状態となって透湿膜体の左右外側面に夫
々配設された一対の電極体と接触され、食品材料と一対
の電極体とは電解質分を含んだ水分を介して導通状態と
なる。そこで、容器両側の上端開口縁まで、一対の電極
体の一端を延出せしめて形成した接電部に通電を施せ
ば、電流は全体が湿潤状態となった透湿膜体を経て電解
質分を含有した食品材料中を円滑に流れ、食品材料や水
を発生したジュール熱の加熱作用で急速に温度上昇せし
め、沸騰状態ならしめる。
その結果、前記の如き急速な加熱作用で、食品材料が
たとえば従来の即席食品の如く予め加工処理して容易に
熱湯で復元されるものは勿論のこと、通常の鍋、釜等を
使用して調理する生或は未処理の食品材料であっても何
等変わりなく容器内で速やかに加熱調理することができ
る。
なお、上述の如き通電時においては、一対の電極体間
に亘り流れる通電量は、食品材料に添加する電解質分
(例えば塩分)の濃度を濃くすればする程多く流れ、そ
の結果、容器内の食品材料や水が沸騰状態に至る時間が
早くなるものである。この原理を利用して、食品材料を
より早く加温、加熱調理できるようにしたものが、第2
発明の製造方法であって、該第2発明の製造方法におい
ては、通電の初期において、一対の電極体に電解質分
(例えば塩分)と水を付与する。すなわち、透湿膜体の
外側面に例えば塩分水を僅かに添加してやると、一対の
電極体と透湿膜体外側面とが湿潤状態となって導通がよ
り良好となることから、通電初期の透湿膜体の湿潤化を
外側から促進し、もって通電の促進を図ったものであ
る。
第3および第4発明の製造方法においては、容器内の
全面に亘り透湿膜体を敷設した第1発明および第2発明
の製造方法と異なり、容器内に相対向するように配設し
た一対の電極体のみを透湿膜体で覆うようにしたもので
あって、かかる製造方法によれば、容器が個々にその形
状が異なる場合、その都度容器の内面に透湿膜体を第1
発明および第2発明の如く敷設するのが困難な場合でも
容易に対応することができるようにしたものであり、表
面を透湿膜体で覆った一対の電極体を両側内側面に夫々
配設した上面開放状の容器内に食品材料と適当量の電解
質分と水を収容した後、一対の電極体間に亘って通電作
用を施せば、発生したジュール熱の加熱作用で食品材料
と水を短時間で加温、加熱調理せしめることができる。
なお、第4発明においては、通電の初期に透質膜体内
の電極体に電解質分(例えば塩分)を付与して通電作用
の促進を図ることができる。
また、透湿膜体を第6図および第7図に示した如く袋
体に塑成し、内部に電極体を収容せしめれば、予め容器
内に食品材料および水を収容した後であっても、内部に
電極体を収容した透湿膜体を相対向するよう容器内側に
夫々差し込み配置せしめて、通電を施すことが容易にで
きる。この場合においても、袋体の透湿膜体内に電解質
分(例えば塩分)を付与したり或は添加しておけば、電
解質分(例えば塩分)は透湿膜体を介して食品材料の水
分を急速に吸湿して透湿膜体の湿潤化を促進し、電極体
と食品材料との導通作用を促進できる。
[実施例] 第1図ないし第3図に示された実施例は、食品材料A
を通電作用により短時間内に加温、加熱して通電加工食
品を製造することができる通電加工食品容器であって、
該通電加工食品容器は次のように構成されている。すな
わち、1は、上面を開放した有底筒状を呈する絶縁性材
料からなる容器であって、該容器1は、合成樹脂、或は
表面にフィルムをコーティングした防水紙、その他適宜
の材料で塑成されており、その材質は任意である。そし
て、前記容器1の上端開口縁2は幾分外側へ向け水平に
張り出されており、この上端開口縁2の両側の一部をさ
らにやや外方に張り出し3,3、この張り出し部3,3に後述
する電極体5,5の一端6,6を延設して接電部7,7を夫々形
成せしめる。5,5は、容器1の両側内側面4,4に相対向す
るように配設された一対の電極体であって、前記一対の
電極体5,5は、その材質は導電性に富む材料であればよ
いが、その材質を特にアルミ板、或はアルミ粘着テープ
又はアルミ箔等で作製すれば安価で、しかも使い捨ての
できる容器1を提供することができる。
8は、透湿性のある材質、例えば、ビニロンフィル
ム、グラシン紙、或はグラシン紙にシリコン加工したも
の、その他適宜の材質で塑成した膜状の透湿膜体であっ
て、前記透湿膜体8は一対の電極体5,5を例えばアルミ
板、或はアルミ箔を採用した場合、アルミ材が電蝕作用
により微細な片に分裂した場合にあっても、上記透湿膜
体8が食品材料Aとの間に介在して、前記アルミ微小片
或はアルミ溶解液が食品材料中に混入するのを未然に防
止するために容器1内に取外し自在に敷設されている。
したがって、容器1内面に略相似形の透湿膜体8を敷
設した際には、容器1の両側内側面4,4と透湿膜体8の
両側外側面9,9との間に一対の電極体5,5が相対向するよ
うに収設せられる。
Aは、ラーメン、うどん等の麺類、或は炊飯材料、豆
類、その他みそ汁、スープ等からなる食品材料、Bは電
解質分(例えば塩分)を適当量含んだ水であって、前記
食品材料Aと電解質分と水Bとを容器1内に敷設した透
湿膜体8内に収容する。10、10は、接電部7、7に夫々
接続した接電具であって、前記接電具10,10を接電部7,7
に接続することにより一対の電極体5、5間に亘り通電
作用が施されるものである。
前述した容器1の内表面或は透湿膜体8の外表面また
容器内に配設した一対の電極体、さらに容器の内表面、
一対の電極体および透湿膜体の外表面にはあらかじめ適
当濃度の電解質分(例えば塩分または塩水分)をスプレ
ー或はブラシその他適当な手段を介して塗布、付着でき
るように付与せしめておけば、通電加工食品の製造時に
電解質分を食品材料や水と一緒に容器内へ収容せしめる
手間を省くことができる。
第4図および第5図に示されたものは、食品容器の他
例であって、該実施例の食品容器は、上面を開放した有
底筒状を呈する絶縁性材料からなる容器1の上方内側面
に外側に向け膨出した拡張段部11を周囲全体に亘り形成
せしめて、該拡張段部11と容器1内に収容した透湿膜体
8との間に空間部12を形成せしめたものであって、本実
施例の如く拡張段部11と透湿膜体8との間に空間部12を
形成せしめたことで、通電加工時に際して、一対の電極
体5、5表面より発生した沸騰気泡が透湿膜体8との狭
い間隙を通って急速に上昇する事態となっても、前記沸
騰気泡が空間部12に至ると該部が広い空間となっている
ことから急激に減速して小泡状態となり次第に消泡せし
めると共に、たとえば大量の沸騰気泡が発生しても、容
器1の上端開口縁2より外部に溢出することを未然に防
止せしめたものである以外の構成は第1図ないし第3図
示の食品容器と同じ構成を備えている。
第6図および第7図に示されたものは、容器1の両側
内側面4,4に相対向するように配設した一対の電極体5,5
を袋状に形成した透湿膜体8a,8aで覆った場合の食品容
器の他例であって、前記透湿膜体8aは、上端側を開放し
た袋状に形成せしめて、この袋状の透湿膜体8a内部に電
極体5を挿入位置せしめたものであり、かかる構成とし
たことにより、容器1の形態が個々に異なる場合、その
都度、透湿膜体8を容器1内部の形状と合致する形状に
塑成する困難さを無くし、容易に対応することができ
る。そして、このような透湿膜体8aを袋状に形成せしめ
れば、容器1内に食品材料Aおよび水Bを収容した後で
あっても、内部に電極体5を挿入した袋状の透湿膜体8a
を相対向するように容器1の左右内側に差し込み配設せ
しめて円滑な通電加工を施すことができる。なお、この
袋状の透湿膜体8aの上端側は封止めしてもよい。
なお、前記の場合、袋状を呈する透湿膜体8aの内部に
電解質分(例えば塩分または塩分水)を付与或は添加し
ておけば、電解質分は袋状の透湿膜体8aを介して食品材
料Aの水分を急速に吸湿して透湿膜体8aが湿潤化される
のを促進せしめて、電極体5と食品材料Aとの通電作用
を促進することができる。
第8図に示された実施例のものは、相対向するように
配設された一対の電極体5,5への通電作用を容器1の一
側において集中的に行わせることができるようにした容
器1であって、該実施例の容器1においては、容器1の
上端開口縁2の一側の一部をやや外方に張り出し3a、こ
の張り出し部3aに、一対の電極体5,5の一端を並列状に
延設して接電部7,7を夫々形成せしめたものである。
容器1の上端開口縁2の両側或は一側に形成せしめた
通電部7,7には次の第9図に示された手段を介して接電
片13が接触されて一対の電極体5,5間に亘り通電が施さ
れるように構成されている。第9図(イ)に示された実
施例のものは、接電部7の上面側に接電片13を接触させ
た場合であり、第9図(ロ)は、接電部7の下面側に接
電片13を接触させた場合であり、第9図(ハ)は、接電
部7の端部に接電片13を接触させた場合であり、さらに
第9図(ニ)は、接電部7に二叉状に形成した接電具14
を嵌装した場合、さらに第9図(ホ)は、接電部7をク
リップ形状の接電具15で挟着接続せしめた場合であり、
本発明にあっては、その何れの方式とするも自由であ
る。
第10図に示された実施例には、上面開放縁2を蓋16で
覆って全体を包装した容器1内に乾燥ラーメンからなる
食品材料Aと袋詰のスープの素となる調味材料Dおよび
通電促進用の袋詰食塩Eの3者を袋詰したものを収容し
た調理前食品入り容器Cが記載されている。そして、か
かる調理前食品入り容器Cを利用して食品材料Aを通電
作用により調理したい時には、先ず、蓋16を取り除き、
袋を開封し、容器1内にラーメンAおよび調味材料Dを
開封して入れる。調味材料Dはスープの粉末であると同
時に適当量の電解質分としての塩分が予め添加されてい
る。次に容器1内に水温6℃の水を約400cc収容する。
この時透湿膜体8の両側外側面9,9と容器1両側内側面
4,4との間に同封した食塩Eと若干量の水を添加すると
よい。このようにして準備ができたら、接電部7,7に接
電片13或は接電具14,15の何れかを接続した後、100Vを
印加する。
さすれば、一対の電極体5,5間にはラーメンAおよび
透湿膜体8を介して電流が流れ、発生したジュール熱に
より通電後5〜6分には、容器1内の水は沸騰状態とな
り、この時点で通電を断つ。この時ラーメンA自体も塾
熱し水Bより遅れて昇温するも、ラーメンA自体は沸騰
した水Bの余熱による加熱作用で充分に加熱されている
ことから、即時に食に供することができる。
上記の如き実施例においては、通常やかん等で水から
湯を沸かし、その熱湯を注いで3〜5分間待つという在
来の即席麺の調理時間に比較して何等劣るところがな
い。また水Bを沸騰せしめることが可能なことからラー
メンの仕上りも理想的となる他、電極体5の電蝕による
微粉或は小片又は溶解液を透湿膜体8が隔離することか
ら、衛生的で安全性が高い許りか、電子レンジよりはる
かに高い熱効率であり、電力の節約を果たすことがで
き、その結果、何人といえども極く短時間に加熱ムラの
ない加温、加熱調理食品を提供できる。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、
以下に記載されるような効果を奏する。
即席用に加工された食品材料は勿論のこと加工前の食
品材料であっても、容器内に電解質分を水とともに収容
した後、相対向するように配設した一対の電極体間に亘
って施された通電作用により、熱湯や電子レンジ等を一
切使用することなく食品材料を加温ならびに加熱調理す
ることができると共に、容器内に収容した食品材料を極
く短時間で充分加熱することが可能なことから、未加工
の麺類の調理或は未加工の米を使用して通常の炊飯食品
等を調理提供できる外、食後の使用済み容器等は使い捨
てができるよう非常に安価に製造できるは勿論のこと、
電極体の電蝕により発生した微粉或は小片又は溶解液は
透湿膜体で隔離されるので、衛生的で、かつ安全性を高
めることができる。
その上、通電の初期においては、一対の電極体に電解
質分と水を付与せしめたので、一対の電極体と透湿膜体
外側面とが湿潤状態となって導通がより良好となり、通
電初期における透湿膜体の湿潤化を外側から促進せし
め、もって、通電の促進を図り、より短時間で食品材料
を加温、加熱調理することができる。
また、表面を透湿膜体で覆った一対の電極体を両側内
側面に夫々配設した上面開放状の容器内に食品材料と適
当量の電解質分と水を収容した後、食品材料を一対の電
極体間に亘って施された通電作用で加温、加熱調理した
ので、たとえ容器が個々にその形状が異なる場合にあっ
ても、透湿膜体を容器内へ簡単、迅速に収容せしめるこ
とができる許りか、通電の初期においては透湿膜体内の
電極体に電解質分を付与して通電作用の促進を図ること
ができ、その結果、食品材料をより短時間で加温、加熱
せしめることができる。
その上、容器内の内表面或は透湿膜体の外表面また容
器内に配設した一対の電極体、さらには容器の内表面、
一対の電極体および透湿膜体の外表面に、予め電解質分
を付与せしめておけば、通電加工時にいちいち電解質分
を食品材料や水と共に容器内に収容せしめる作業を省略
することができる。
さらに、容器の上方内側面に拡張段部を設けると共に
拡張段部と容器内に収納した透湿膜体との間に空間部を
設けたので、通電加工時に電極体表面より発生した沸騰
気泡が急速に上昇する場合があっても、前記沸騰気泡を
空間部において急激に減速して小泡状となし消泡せしめ
ることができる許りか、たとえ沸騰気泡が大量に発生し
ても容器の上端開口縁より外部に溢出するのを未然に防
止せしめることができる。
また、上面を開放した容器の両側内側面に表面を透湿
膜体で覆った一対の電極体を相対向するように配設する
と共に、前記一対の電極体の一端は夫々容器両側の上端
開口縁まで延出せしめて通電部としたから、個々にその
形状が異なる容器を使用しても、一対の電極体を簡単に
相対向するよう対設して通電作用を施すことができる許
りか、通電部に適宜の接電片或は接電具を接続するだけ
で通電加工を正確に達成できる。
その上、透湿膜体を袋状に形成して、その内部に電極
体を収納した際には、予め容器内に食品材料および水を
収容した後であっても、一対の電極体を相対向するよう
容器内側に夫々差し込み配設せしめて、通電加工を容易
に達成できる。そして、前記の場合においても、袋体の
透湿膜体内に電解質分を予め付与しておけば、電解質分
は透湿膜体を介して食品材料の水分を急速に吸湿して透
湿膜体の湿潤化を促進し、電極体と食品材料との導通作
用を促進せしめることができる。
その上、容器の上端開口縁の両側に一部をやや外方に
張り出し、この張り出し部に一対の電極体の一端を延出
して接電部を形成せしめたり或は容器の上端開口縁の一
側の一部をやや外方に張り出し、この張り出し部に一対
の電極体の一端を並設して接電部を形成したから、たと
え一対の電極体の一端を相反する方向に延設せしめた場
合にあっても、接電部を介して通電を正確に営ませるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は通電加工食品容器の全体斜視図、第2図は同縦
断正面図、第3図は第1図の展開斜視図、第4図および
第5図は通電加工食品容器の他の実施例であって、第4
図は全体の斜視図、第5図は第4図の縦断正面図、第6
図は袋状の透湿膜体を相対向するように容器内に収納し
た場合の斜視図、第7図は電極体を夫々挿入した袋状の
透湿膜体を対設した場合の斜視図、第8図は通電加工食
品容器の他の実施例を示す全体の斜視図、第9図は各種
の接電状態を示すものであって、第9図(イ)は接電片
を接電部の上面側へ接続せしめた場合の一部切欠した縦
断正面図、第9図(ロ)は接電片を接電部の下面側へ接
続せしめた場合の一部切欠した縦断正面図、第9図
(ハ)は接電片を接電部の端部に接続せしめた場合の一
部切欠した縦断正面図、第9図(ニ)は二叉状の接電具
を接電部へ嵌装した場合の一部切欠した縦断正面図、第
9図(ホ)はクリップ状の接電具を接電部へ挟着した場
合の一部切欠した縦断正面図である。第10図は調理前食
品入り容器の縦断正面図である。 1……容器、2……上端開口縁、3,3……張り出し部、
4,4……容器の両側内側面、5……電極体、6……電極
体の一端、7……接電部、8……透湿膜体、8a……袋状
の透湿膜体、9,9……透湿膜体の両側外側面、11……拡
張段部、12……空間部、A……食品材料、B……水

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面を開放した容器内に敷設した透湿膜体
    の内部に食品材料と適当量の電解質分と水を収容した
    後、該食品材料を容器の両側内側面と透湿膜体の両側外
    側面との間に夫々配設した一対の電極体間に亘って施さ
    れた通電作用で加温、加熱調理した通電加工食品の製造
    方法。
  2. 【請求項2】上面を開放した容器内に敷設した透湿膜体
    の内部に食品材料と適当量の電解質分と水を収容した
    後、該食品材料を容器の両側内側面と透湿膜体の両側外
    側面との間に夫々配設した一対の電極体間に亘って施さ
    れた通電作用で加温、加熱調理すると共に、通電の初期
    においては、一対の電極体に電解質分と水分を付与して
    通電作用の促進を図った通電加工食品の製造方法。
  3. 【請求項3】表面を透湿膜体で覆った一対の電極体を両
    側内側面に夫々配設した上面開放状の容器内に、食品材
    料と適当量の電解質分と水を収容した後、該食品材料を
    一対の電極体間に亘って施された通電作用で加温、加熱
    調理した通電加工食品の製造方法。
  4. 【請求項4】表面を透湿膜体で覆った一対の電極体を両
    側内側面に夫々配設した上面開放状の容器内に、食品材
    料と適当量の電解質分と水を収容した後、該食品材料を
    一対の電極体間に亘って施された通電作用で加温、加熱
    調理すると共に、通電の初期においては、透湿膜体内の
    電極体に電解質分を付与して通電作用の促進を図った通
    電加工食品の製造方法。
  5. 【請求項5】上面を開放した容器内に、該容器と略相似
    形の透湿膜体を収納し、前記容器の両側内側面と透湿膜
    体の両側外側面との間には相対向するように一対の電極
    体を夫々配設すると共に、前記一対の電極体の一端は夫
    々容器両側の上端開口縁まで延出せしめて接電部とした
    通電加工食品容器。
  6. 【請求項6】容器の内表面或は透湿膜体の外表面には予
    め電解質分を付与せしめた請求項(5)記載の通電加工
    食品容器。
  7. 【請求項7】容器内に配設した一対の電極体には予め電
    解質分を付与せしめた請求項(5)記載の通電加工食品
    容器。
  8. 【請求項8】容器の内表面、一対の電極体および透湿膜
    体の外表面には予め電解質分を付与せしめた請求項
    (5)記載の通電加工食品容器。
  9. 【請求項9】容器の上方内側面に拡張段部を形成した請
    求項(5)記載の通電加工食品容器。
  10. 【請求項10】容器の上方内側面に形成した拡張段部と
    容器内に収納した透湿膜体との間に沸騰気泡を消泡する
    ための空間部を設けた請求項(5)記載の通電加工食品
    容器。
  11. 【請求項11】上面を開放した容器の両側内側面に表面
    を透湿膜体で覆った一対の電極体を相対向するように配
    設すると共に、前記一対の電極体の一端は夫々容器両側
    の上端開口縁まで延出せしめて接電部とした通電加工食
    品容器。
  12. 【請求項12】透湿膜体は全体を袋状に形成して、その
    内部に電極体を収納した請求項(9)記載の通電加工食
    品容器。
  13. 【請求項13】一対の電極体を覆った透湿膜体内には電
    解質分を予め付与せしめた請求項(9)記載の通電加工
    食品容器。
  14. 【請求項14】容器の上端開口縁の両側の一部をやや外
    方に張り出し、この張り出し部に一対の電極体の一端を
    延設して接電部を形成した請求項(5)又は(9)記載
    の通電加工食品容器。
  15. 【請求項15】容器の上端開口縁の一側の一部をやや外
    方に張り出し、この張り出し部に一対の電極体の一端を
    並列状に延設して接電部を形成した請求項(5)又は
    (9)記載の通電加工食品容器。
JP1010432A 1989-01-19 1989-01-19 通電加工食品の製造方法およびその食品容器 Expired - Fee Related JP2717833B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1010432A JP2717833B2 (ja) 1989-01-19 1989-01-19 通電加工食品の製造方法およびその食品容器
CA002007110A CA2007110A1 (en) 1989-01-19 1990-01-04 Method of and apparatus for preparing foods by utilizing electric heating
EP90300164A EP0379283A1 (en) 1989-01-19 1990-01-08 Method of and apparatus for preparing foods by utilizing electric heating
AU47856/90A AU623727B2 (en) 1989-01-19 1990-01-10 Method of and apparatus for preparing foods by utilizing electric heating
KR1019900000442A KR920003526B1 (ko) 1989-01-19 1990-01-16 통전 가공 식품의 제조 방법 및 그 식품 용기
US07/467,433 US4971819A (en) 1989-01-19 1990-01-19 Method of preparing foods by utilizing electric heating
US07/531,241 US5058192A (en) 1989-01-19 1990-05-31 Method of and apparatus for preparing foods by utilizing electric heating

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1010432A JP2717833B2 (ja) 1989-01-19 1989-01-19 通電加工食品の製造方法およびその食品容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02190152A JPH02190152A (ja) 1990-07-26
JP2717833B2 true JP2717833B2 (ja) 1998-02-25

Family

ID=11749998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1010432A Expired - Fee Related JP2717833B2 (ja) 1989-01-19 1989-01-19 通電加工食品の製造方法およびその食品容器

Country Status (6)

Country Link
US (2) US4971819A (ja)
EP (1) EP0379283A1 (ja)
JP (1) JP2717833B2 (ja)
KR (1) KR920003526B1 (ja)
AU (1) AU623727B2 (ja)
CA (1) CA2007110A1 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU8173691A (en) * 1991-08-13 1993-02-18 Dowa Co. Ltd. An apparatus for producing prepared foods by electrical conduction
US5767487A (en) * 1992-03-17 1998-06-16 Tippmann; Eugene R. Subatmospheric pressure cooking device
US5652006A (en) * 1992-10-09 1997-07-29 Unilever Patent Holdings B.V. Method of heat processing foodstuff
US5571550A (en) * 1993-01-22 1996-11-05 Polny, Jr.; Thaddeus J. Methods for electroheating food employing concentric electrodes
EP0717917B1 (en) * 1993-07-30 2004-05-19 Eugene R. Tippmann Subatmospheric pressure cooking method
CA2132882A1 (en) * 1993-09-23 1995-03-24 David Reznik Electroheating of food products using low frequency current
US5465652A (en) * 1994-02-16 1995-11-14 Hymes; Richard H. Cooking apparatus and method
US5541392A (en) * 1994-05-09 1996-07-30 Henny Penny Corporation Product tray for dielectric oven
US5583960A (en) * 1994-06-01 1996-12-10 David Reznik Electroheating apparatus and methods
US5741539A (en) * 1995-06-02 1998-04-21 Knipper; Aloysius J. Shelf-stable liquid egg
NZ512355A (en) * 2001-06-14 2004-01-30 Auckland Uniservices Ltd Combination cooking device using electrical food resistance and heated elements
US6640048B2 (en) 2002-03-26 2003-10-28 Don Novotny Instant water heater
CA2642277A1 (en) * 2005-04-15 2006-10-19 Kanarev Philipp Michaylovich Heat generator
US20090297680A1 (en) * 2005-05-23 2009-12-03 Peter Eisner Method for homogeneously heating products
NL2000448C2 (nl) * 2006-03-21 2010-09-13 Sonder Food Systems B V Inrichting voor het pasteuriseren van een massa voedingswaar.
DE202010006556U1 (de) * 2010-05-06 2010-08-05 Mahlich, Gotthard Brüh- oder Zubereitungskammer für ein Getränkezubereitungsgerät
DE102011051269A1 (de) * 2011-06-22 2012-12-27 DIL Deutsches Institut für Lebensmitteltechnik e.V. Beschickungsbehälter und Verfahren zur zeitgleichen Hochdruck- und Temperaturbehandlung eines Nahrungsmittels in einem Hochdruckkessel
US10237924B2 (en) 2013-03-15 2019-03-19 Silgan Containers Llc Temperature detection system for food container induction heating system and method
US9883551B2 (en) 2013-03-15 2018-01-30 Silgan Containers Llc Induction heating system for food containers and method
US10028517B2 (en) * 2013-12-18 2018-07-24 Gll, Llc Devices and methods for heating food using high frequency energy
DE102014201422A1 (de) * 2014-01-27 2015-07-30 BSH Hausgeräte GmbH Gargerät
WO2015164174A1 (en) 2014-04-24 2015-10-29 Silgan Containers Llc Food container induction heating system having power based microbial lethality monitoring
WO2017098027A1 (en) * 2015-12-10 2017-06-15 Koninklijke Philips N.V. An ohmic cooking device
WO2017097970A1 (en) * 2015-12-11 2017-06-15 Koninklijke Philips N.V. An ohmic cooking device
CN111169767A (zh) * 2020-03-23 2020-05-19 刘红亮 一种保温性良好的外卖箱
CN113576233B (zh) * 2020-04-30 2023-05-16 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 一种烹饪设备及方法、装置、存储介质

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE432121A (ja) *
US805969A (en) * 1904-11-25 1905-11-28 Noak Victor Hybinette Separation of metals.
DE911164C (de) * 1939-08-22 1954-05-10 Willy Regenberg Einrichtung zum Erhitzen von Nahrungsmitteln mittels eines durch sie hindurchgeleiteten elektrischen Stromes
US2310690A (en) * 1940-10-19 1943-02-09 Griffith Laboratories Cooking food by electric conductance
US3062663A (en) * 1958-11-24 1962-11-06 Armour & Co Food package
DE1263199B (de) * 1963-01-25 1968-03-14 Alfred Eckerfeld Vorrichtung zum Erhitzen von wasserhaltigen Feststoffen, vorzugsweise Lebensmitteln
US3230861A (en) * 1963-02-27 1966-01-25 Abraham L Korr Food container adapted for use in electrically cooking and heating foods
US3230096A (en) * 1964-02-14 1966-01-18 Vine Louis A La Method of revitalizing foodstuff
FR1565520A (ja) * 1967-09-11 1969-05-02
US3543673A (en) * 1969-04-07 1970-12-01 Ken Smith Electrical deep dish cooking unit
US3764497A (en) * 1971-04-14 1973-10-09 Hooker Chemical Corp Decreasing cyanide content by an electrochemical technique
US4109566A (en) * 1971-09-29 1978-08-29 Electro-Food Ab Food container having electrode pockets
DE3242124C1 (de) * 1982-11-13 1983-11-24 Mueller Wolfgang Verfahren zur Behandlung von Fluessigmist
JPS60217930A (ja) * 1984-04-03 1985-10-31 株式会社 同和 通電加工食品の製造方法
US4739140A (en) * 1985-05-14 1988-04-19 David Reznik Apparatus and method for electrical heating of food products

Also Published As

Publication number Publication date
CA2007110A1 (en) 1990-07-19
EP0379283A1 (en) 1990-07-25
US5058192A (en) 1991-10-15
KR900011411A (ko) 1990-08-01
US4971819A (en) 1990-11-20
KR920003526B1 (ko) 1992-05-02
AU623727B2 (en) 1992-05-21
JPH02190152A (ja) 1990-07-26
AU4785690A (en) 1990-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2717833B2 (ja) 通電加工食品の製造方法およびその食品容器
US5582854A (en) Cooking with the use of microwave
CN102028402A (zh) 电热水壶的内胆加热结构
US4100302A (en) Container for electrical resistance cooking
US5279213A (en) Apparatus for producing prepared foods by electrical conduction
SE320744B (ja)
JP4701558B2 (ja) 電磁調理器用即席食品容器
KR880002585B1 (ko) 포장식품에 대한 통전가공 식품용기
CN210673125U (zh) 保温效果好的辅食机
JPH0249611A (ja) 電子レンジ調理用食品容器
CN206714600U (zh) 智能热源电饭煲
JP2717873B2 (ja) 通電加工食品の製造装置
CN213488337U (zh) 一种电蒸煮鸳鸯火锅
JPH0453493B2 (ja)
JPH0615203Y2 (ja) 電子レンジ用乾燥スパゲティ入り容器
WO2010023472A1 (en) Cooking method
JPS6232472Y2 (ja)
KR940004398Y1 (ko) 가열용기
JPH0317674Y2 (ja)
JPH02220614A (ja) シャブシャブ用蒸気式電気鍋
JPH051695B2 (ja)
CA2048957A1 (en) Apparatus for producing prepared foods by electrical conduction
KR0136658B1 (ko) 통전가공식품의 제조장치
JPS6014404Y2 (ja) 超音波調理鍋
JPS63109743A (ja) 食品の通電加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees