JP2717514B2 - コンクリート成形用型枠材 - Google Patents

コンクリート成形用型枠材

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    • E04G17/0655Tying means, the tensional elements of which are threaded to enable their fastening or tensioning the element consisting of several parts

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば建築工事や土
木工事におけるコンクリートの打設あるいはコンクリー
ト二次製品の成形に用いられるコンクリート型枠を組立
てるためのコンクリート成形用型枠材、その型枠材の組
立ての際に用いられる型枠材間隔保持具および型枠連結
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンクリート成形用型枠
材としては、ベニヤ板に桟木を釘止めした木製型枠材、
鉄板やアルミニウム板に金属製リブを固着した金属製型
枠材が知られている。従来の木製型枠材の典型的な例と
して、図54(a)に示すように、たとえばベニヤ板か
らなる平板71を複数本の補強用桟木72に釘73で打
付けて固定した型枠材70が挙げられる。この型枠材7
0を用いてコンクリート成形用型枠を組立てる場合に
は、隣接する型枠材70のそれぞれの補強用桟木72同
士を釘73によって打付けることによって相互に連結固
定される。このようにして組立てられた、十字状のコン
クリート成形部74を有するコンクリート成形用型枠の
例を図54(b)に示す。なお、平板71としては、ベ
ニヤ板のほかにたとえばプラスチック製の板も用いられ
る。
【0003】上述した型枠材70を用いてコンクリート
成形用型枠を組立てる際に、1対の型枠材70をコンク
リート打込面を挟んで所定の間隔を隔てて固定するため
の、従来の型枠材間隔保持具の一例を、図55および図
56に基づいて説明する。このような従来の型枠材間隔
保持具は、図55を参照して、主としてセパレータ12
1、アタッチメント122および締付部材123によっ
て構成される。セパレータ121は、図56(a)に示
すように、棒材の両端に1対の雄ねじ121aが形成さ
れている。それぞれの雄ねじ121aは、図56(b)
に示すアタッチメント122の一端側に設けられた雌ね
じ122cと螺合する。アタッチメント122は、その
他端側において雌ねじ122cとほぼ同軸に形成された
雄ねじ122dが、型枠材70に設けられたセパレータ
取付穴76を貫通し、アタッチメント本体部122bの
外周に嵌合された略円錐台形状を有する樹脂製の押え部
122aの端部が、型枠材70のコンクリート打込面と
当接している。アタッチメント122の雄ねじ122d
には、締付部材123の一端側に設けられた雌ねじ12
3aが螺合し、これによってアタッチメント122が型
枠材70に締付固定されている。
【0004】締付部材123の他端側には雄ねじ123
bが設けられており、この雄ねじ123bに取付けられ
た支持部材124およびナット125によって、金属製
の薄肉円筒状型枠支持部材126が、横方向に並べられ
た複数の型枠材70を橋渡すように固定されている。
【0005】従来の金属製型枠の典型的な例としては、
図57(a)に示すように、金属製の平板81に側板8
2および補強板83を接合固定した型枠材80が挙げら
れる。この金属製の型枠材80を複数個用いて十字状の
コンクリート形成部84を有するコンクリート成形用型
枠を組立てた例を図57(b)に示す。この型枠におい
ては、十字状のコンクリート形成部84の交差部におい
ては、型枠材80以外の金属製の補助材85が用いられ
ている。
【0006】また、従来の合成樹脂製型枠材としては、
実開昭62−54149号公報に示すものが知られてい
る。同公報に示す合成樹脂製型枠材は、プラスチックを
素材として正面方形の板状体の背面部の4点に、補強用
の突縁が一体に連設されている。この突縁には連結金具
の挿入用受け穴が形成され、板状体の所定箇所にもセパ
レータ用の受け穴が穿設されている。
【0007】また、特開平2−8459号公報には、熱
可塑性樹脂50〜90重量%の中にガラス繊維マット5
0〜10重量%を含有するプレス成形シートからなるコ
ンクリート打込用型枠材が開示されている。さらに、特
開平5−59811号公報には、面板と、この面板の少
なくとも長手方向に沿って設けられる補強のためのリブ
とを備えたコンクリート打設用型枠材が開示されてい
る。この型枠材においては、面板が繊維強化プラスチッ
ク板から形成されており、前記長手方向のリブ(縦リ
ブ)を構成する繊維強化プラスチック材料の曲げ弾性率
が10GPa以上であり、型枠材の長手方向の曲げ剛性
が型枠単位幅(1cm)当り2.5×107kgf・m
2 以上に設定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術のうち木製型枠材は、軽量で施工上の自由度があ
るが、ベニヤ板が強アルカリ性水分を吸収して数回の使
用で端部から剥離し始めるために、3〜4回という少な
い回数しか再使用ができないこと、組立施工に熟練を要
すること、原材料であるラワン材を消費する一方、使用
済後は産業廃棄物になるため、地球環境保護に適さない
こと、さらには、強度が低くバイブレータの使用が制限
されるために、低スランプ、高強度の高級コンクリート
には使用できないことなどの欠点がある。
【0009】またベニヤ板の場合、吸水性が高いため、
打込コンクリートのベニヤ板に接する表面の水分が吸収
されて、その部分のコンクリートの理想的な水セメント
比が失われ、その結果コンクリート外表面の仕上り肌が
荒れた状態となる。このような場合、コンクリートに硬
化不良が生じたものと誤って判断される場合があるた
め、ベニヤ板表面に所定の塗装を施してその吸水性を低
下させることが行なわれている。しかしながらこのよう
な塗装付のベニヤ板は高価であるため、コスト面におい
て好ましくないという問題がある。
【0010】次に金属製型枠は、強度は高いが、加工の
自由度が少ないために施工可能な範囲も制限されてしま
い、一般建築工事にはほとんど使用できない。また重い
ために小型の型枠材にせざるを得ず、そのために施行能
率が悪い。さらに、管理が不十分であると錆が発生した
り、変形して使用不可能になることが多く、しかもその
ような状態に一旦なってしまうとその修理が非常に困難
である。
【0011】さらに合成樹脂性型枠材の場合は、コンク
リートの仕上面が良好であるという長所を有するもの
の、実開昭62−54149号公報に示された上記型枠
材の場合は、木製型枠の構成と同じ板状体と中実の角柱
状突縁を合成樹脂に単に置換えた程度のものであって、
重量がかさみ、その形態上の制約からプレス成形でしか
製造できず、製造コストも高くなるという欠点がある。
【0012】また、特開平2−8459号公報および特
開平5−59811号公報に示された型枠材を含む既存
の合成樹脂製型枠材は、木製型枠材および金属製型枠材
の形態および機能の範囲を超えるものではない。すなわ
ち、型枠材の表面はコンクリート成形面としての機能、
両側リブは型枠材連結機能、裏面は補強材形成面として
の機能を有するのみであり、その結果これらの既存の型
枠材は、一面ごとに単一の機能のみが決められている。
そのため、合成樹脂製型枠材は既存の他の型枠と同じ方
法でしか使用できないものであった。
【0013】しかも従来の合成樹脂製型枠材はプレス成
形によって製造されるため、強度が不十分である上に高
価格であり、その結果実際にはほとんど使用されていな
いのが現状である。さらに従来の合成樹脂製型枠材は、
釘あるいはボルト・ナットにより接続する方法が用いら
れているため、接続作業および解体作業の作業性が悪い
という欠点がある。
【0014】また、図48および図49に基づいて説明
した上記従来の型枠材間隔保持具は、アタッチメント1
22の樹脂製押え部122aおよび本体部122bが型
枠材70のコンクリート打込面側に位置するため、1対
の型枠材70同士の配列位置を固定する前にセパレータ
121およびアタッチメント122を取付ける必要があ
り、一旦型枠材70同士の位置を固定してしまうと、セ
パレータ121およびアタッチメント122の取付けあ
るいは取外しが行なえないために作業性が悪いという問
題があった。
【0015】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、従来の木製、金属製および合成樹脂製型
枠材のそれぞれの長所を備え、しかもその表面のみなら
ず側面、裏面、さらには上下面をもコンクリート成形面
の機能および接続面の機能の双方を有することによっ
て、従来の合成樹脂製型枠材とは使用方法が全く異なる
コンクリート成形用型枠材を提供することを目的とす
る。
【0016】
【0017】
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の請求項1に記載のコンクリート成形用型枠材は、少
なくとも表面が平坦な帯状の前面板部と、この前面板部
の両側端から裏面側に、前面板部と直角をなして張出し
た左右一対の帯状の側板部と、各側板部の後端から内向
きに、各側板部と直角をなして張出すとともに、前面板
部の裏面と対向する左右一対の帯状の後板部とを備えて
いる。
【0019】前面板部、側板部および後板部の各々に
は、長手方向に関して同じ位置に、かつ、長手方向に所
定の間隔をおいて配された複数個の取付穴が設けられ、
側板部に設けられた取付穴の中心から前面板部の表面ま
での距離と、後板部に設けられた取付穴の中心から当該
後板部に隣接する側板部までの距離とが略等しくなるよ
うに設定されている。
【0020】請求項2に記載の本発明のコンクリート成
形用型枠材は、請求項1に記載の上記型枠材における前
面板部、一対の側板部および一対の後板部を型枠材本体
とし、さらに、前面板部、一対の側板部および一対の後
板部に囲まれた水平断面が矩形状の空間の上端または下
端を遮閉するように、型枠材本体の上端および下端の少
なくとも一方に配された水平端板部と、この水平端板部
の後端から、該水平端板部に対して垂直に延びるととも
に、前記一対の後板部の内面に当接する鉛直端板部とを
有する端板体を備えている。
【0021】水平端板部および鉛直端板部のそれぞれの
水平方向の中央には取付穴が設けられ、水平端板部の取
付穴の中心から前面板部の表面までの距離、および鉛直
端板部の取付穴の中心から水平端板部の表面までの距離
が、側板部に設けられた取付穴の中心から前面板部まで
の距離と略等しくなるように設定されている。
【0022】請求項3に記載の本発明のコンクリート成
形用型枠材においては、請求項1に記載の上記コンクリ
ート成形用型枠材における前面板部、一対の側板部およ
び一対の後板部が一体的に形成された繊維強化プラスチ
ックからなっている。
【0023】請求項4に記載の本発明のコンクリート成
形用型枠材においては、請求項2に記載された上記コン
クリート成形用型枠材の型枠材本体および端板体が、そ
れぞれ、一体的に形成された繊維強化プラスチックから
なっている。
【0024】請求項5に記載の本発明のコンクリート成
形用型枠材は、請求項2に記載のコンクリート成形用型
枠材の端板体の水平端板部の左右両側部近傍に、同一内
径の1対の貫通穴を設けたものである。
【0025】請求項6に記載の本発明のコンクリート成
形用型枠材は、請求項5に記載の構成を有するコンクリ
ート成形用型枠材において、型枠材本体の1対の後板部
の各々の内側側端部に、該内側側端部から前面板部側
へ、1対の後板部と直角をなして張出した補強肉厚部を
さらに設け、端板体の水平端板部に設けられた1対の貫
通穴の各々が、前面板部、1対の側板部、1対の後板部
および前記1対の補強肉厚部によって囲まれる水平断面
四角形の左右1対の空間と鉛直方向に並ぶ位置に配され
たものである。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【作用】本発明の請求項1に記載のコンクリート成形用
型枠材は、側板部に設けられた取付穴の中心から前面板
部の表面までの距離と、後板部に設けられた取付穴中心
から当該後板部に隣接する側板部の表面までの距離とが
等しくなるように設定されている。この構成によれば2
つのコンクリート成形用型枠材の側板部同士、あるいは
一方の型枠材の側板部と他方の型枠材の後板部とを、各
々の対応する取付穴の中心同士が重なるように当接し、
取付穴を介して型枠材連結具を装着することにより、型
枠材同士を連結固定することができる。その結果、型枠
材の前面板部の表面だけでなくその裏面および側板部の
表面にコンクリート成形面と型枠材連結面の2通りの機
能を持たせることができる。
【0031】本発明の請求項2に記載のコンクリート成
形用型枠材によれば、水平端板部と、鉛直端板部とを有
する端板体が型枠材本体の上下両端に嵌合され、水平端
板部に設けられた取付穴の中心から前面板部までの距離
と、鉛直端板部に設けられた取付穴の中心から水平端板
部の表面までの距離とがほぼ等しくなるように設定され
ていることにより、1つの型枠材の水平端板部と他の型
枠材の鉛直端板部とをそれぞれの取付穴の中心が重なる
ように当接させて、取付穴を介して型枠材連結部で相互
に固定することができる。
【0032】また、型枠材本体の端部に端板体が嵌合さ
れることにより、型枠材の端部における剛性が比較的高
くなる。
【0033】請求項3あるいは請求項4に記載のコンク
リート成形用型枠材によれば、型枠材本体あるいは端板
体が、一体に成形された繊維強化プラスチックによって
形成されているこにとより、比較的軽量でかつ強度の高
い型枠材が実現する。また、このような材料の型枠材
は、連続引抜き成形法によって形成可能である。
【0034】請求項5に記載の本発明のコンクリート成
形用型枠材によれば、水平端板部の左右両側部近傍に1
対の貫通穴を設けることにより、2個以上のコンクリー
ト成形用型枠材を、直列にかつ各々の水平端板部の貫通
穴同士が対向するように並べて、対向する貫通穴に該貫
通穴とちょうど嵌合するパイプ状長尺棒材を挿通させる
ことにより、コンクリート成形用型枠材同士を長手方向
に容易に連結することができる。
【0035】請求項6に記載のコンクリート成形用型枠
材によれば、請求項5に記載の構成に加えてさらに1対
の後板部の各々の内側側端部に補強肉厚部を有すること
により、水平端板部に設けられた貫通穴に挿通されたパ
イプ状長尺棒材を、型枠材本体の前面板部、1対の側板
部、1対の後板部および1対の補強肉厚部で囲まれたそ
れぞれの水平断面四角形の空間内に収納して、接続用の
パイプ状長尺棒材とコンクリート成形用型枠材との位置
ずれを防止することができる。このようにしてコンクリ
ート成形用型枠材に強固に装着されたパイプ状長尺棒材
は、複数のコンクリート成形用型枠材を長手方向に連結
する連結材としてだけではなく、強度的な補強部材とし
ての役割を兼ねることができる。
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。本実施例のコンクリート成形用型枠材1は、図
1を参照して、前面板部3、帯状の側板部4,4、およ
び帯状の後板部5,5を備える。なお図1は、コンクリ
ート成形用の型枠材1を後方から見た斜視図を示してい
る。
【0041】本実施例のコンクリート成形用型枠材は、
図1を参照して、前面板部3が、その幅方向両端3A,
3A間の長さに対して長手方向両端3B,3B間の長さ
を約10倍に設定した長尺の平板からなっており、その
表面3Cおよび裏面3Dは平坦に形成されている。一対
の側板部4,4は前面板部3の幅方向両端縁3A,3A
から裏面3D側に互いに対面するように直角に張出した
長尺の帯状体をなしており、その表面4Aは平坦に形成
されている。さらに一対の後板部5,5は、側板部4,
4の各幅方向先端4Bから直角方向内向きに張出し、前
面板部3の裏面3Dと対面した長尺の帯状体をなしてい
る。その表面5Aは平坦に形成されているとともに、先
端側は内側に突出して補強肉厚部5Bになっている。
【0042】このように、前面板部3、一対の側板部
4,4および一対の後板部5,5が一体に構成された本
実施例の型枠材本体2は、連続引抜き成形法を用いて、
繊維強化プラスチックによって一体に成形されており、
本実施例においては前面板部3、側板部4,4は約5m
mの厚さ、補強肉厚部Bは約10mmの厚さに設定され
ている。ここで、強化繊維としてはガラス繊維が好まし
いが、炭素繊維、アラミド(商標名)繊維などを用いて
もよい。また、プラスチック成分としてはポリエステル
系の熱硬化性樹脂が好ましいが、熱可塑性樹脂を用いて
もよい。
【0043】本実施例の型枠材本体の前面板部3には、
その幅方向中央に、かつ長手方向に所定の間隔をあけ
て、複数個の取付穴6が穿設されている。また一対の側
板部4,4には、前面板部3の各取付穴6の位置に対応
して、複数個の取付穴7が穿設されており、これらの取
付穴7は前面板部3の表面3Cから幅方向に所定の距離
Lの位置に配されている。さらに一対の後板部5,5に
は、前面板部3の取付穴6の位置に対応して、複数個の
取付穴8が穿設されており、各取付穴8は側板部4の表
面から幅方向に取付穴7の中心から前面板部3の表面へ
の距離Lと同じ距離Lの位置に配されている。
【0044】次に、図3および図4を参照して、型枠材
本体2の長手方向両端部に嵌合された端板体9,9につ
いて説明する。端板体9は、型枠材本体2の長手方向両
端部を遮閉する平板状の水平端板部10と、この水平端
板部の前端および後端から垂直に延びる一対の鉛直端板
部11,12とから構成されており、略コ字形の断面を
有するとともに、繊維強化プラスチックにより一体に形
成されている。
【0045】水平端板部10は、前面板部3、一対の側
板部4,4および一対の後板部5,5によって包囲され
る矩形状の平面形状を有する空間に嵌合するように形成
されている。一対の鉛直端板部11,12のうち前方側
の鉛直端板部11はその前端面が前面板部3の裏面3D
と当接させて固定されており、後方の鉛直端板部12
は、鉛直端板部11と対面しかつ一対の後板部5,5間
に嵌合するように形成されている。水平端板部10の表
面10A、一対の鉛直端板部11,12のそれぞれの表
面11A,12Aは、いずれも平坦に形成されている。
【0046】水平端板部10の長手方向中央には、取付
穴13が穿設されており、この取付穴13は、図3に示
すように、前面板部3の表面3Cから水平端板部10の
幅方向に、取付穴7の中心から前面板部3の表面までの
距離Lとほぼ同じ距離に配されている。また後方側の鉛
直端板部12の長手方向中央には取付穴14が穿設され
ており、この取付穴14の中心は、水平端板部10の表
面10Aから鉛直端板部12の幅方向に、上記距離Lと
ほぼ同じ距離に配されている。
【0047】本実施例の型枠材のように端板体9を有す
ることにより、図18を用いて後述するように、2つの
型枠材の端部同士を連結することが可能となり、また端
板体9の存在によって、型枠材の端部近傍の剛性を高め
ることができる。しかしながら、型枠材の端部同士を連
結固定する必要がない場合、あるいは型枠材の端部近傍
の強度についてそれほど高いものが要求されない場合に
は、図29に示すような、端板体9を端部に嵌合しない
型枠材101を用いることもできる。
【0048】また、本実施例のコンクリート形成用型枠
材1においては、その型枠本体2の一対の後板部5,5
の先端側において内側に突出した補強肉厚部5Bを設け
たが、この補強肉厚部5Bは、図11を用いて後述する
ようにクリップ状の特殊な型枠材連結具によって2つの
型枠材同士をその後板部5において挾持するように連結
固定する場合において、後板部5の端部においてクリッ
プが押さえつけるようにして挾持されるために、後板部
5の強度を高めるためのリブとして設けられたものであ
る。したがって、このようなクリップ状の型枠材連結具
によって連結固定しない場合、たとえば図12ないし図
14を用いて後述するように連結固定する場合には、後
板部におけるそのような強度が要求されないため、補強
肉厚部5Bは必ずしも設ける必要がない。
【0049】また、型枠材の縦断面あるは横断面は、上
記実施例に示した形状に限らず、要求される強度に応じ
て、種々の変形が可能である。そのような変形の例とし
て、型枠材の縦方向のあるいは横方向の端部近傍の3種
類の断面形状を図30(a)ないし(c)に示してい
る。図30(a)には型枠材の縦方向あるいは横方向の
コ字形端部の内側を、略円筒面に形成し、コーナー部の
肉厚を大きくしたものである。図30(b)において
は、型枠材の縦方向あるいは横方向の端部近傍において
補強用のリブを設けた例を示している。図30(c)は
型枠材の縦方向あるいは横方向の端部を、断面矩形の筒
状に形成した例を示している。このような断面形状の変
形によって、特に型枠材の端部近傍の剛性が強化され、
高い耐圧性を有するコンクリート型枠を形成することが
可能な型枠材が提供される。
【0050】次に、本実施例のコンクリート成形用型枠
材1を用いてコンクリート型枠を組立てる際に補助材と
して用いられる連結材について、図5ないし図8に基づ
いて説明する。
【0051】まず連結材の第1の例として、図5および
図6に示すようなコ字形断面を有する連結材21が用い
られる。この連結材21は、上述した型枠材1における
各取付穴7,8の設定距離Lのほぼ倍の幅方向寸法2L
を有する長尺の基板部22と、この基板部22の幅方向
寸法2Lと同じ幅方向寸法を有し、基板部22の幅方向
両端縁から直角方向に張出して互いに対面する一対の連
結板部23,23とを有し、これらの基板部22および
連結板部23,23は繊維強化プラスチックによって一
体に成形されている。また基板部22の表面22Aおよ
び連結板部23の表面23Aは平坦に形成されており、
各連結板部23の幅方向中心位置には、型枠材本体2の
取付穴6,7および8と同じ長手方向の位置に複数の取
付穴24が所定の間隔をあけて設けられている。これら
の取付穴24から基板部22の表面22Aまでの距離L
は、型枠材1の取付穴7または8と同じ距離Lに設定さ
れている。
【0052】連結材の第2の例として、図7および図8
に示されるようなL字形断面を有する連結材31が挙げ
られる。この連結材31は、一対の連結板部32,32
を繊維強化プラスチックによってL字状に一体に成形し
たものからなっており、各連結板部32の表面32Aは
平坦に形成されている。各連結板部32の幅方向中心位
置には、型枠材本体2の各取付穴6,7および8と同じ
長手方向の位置に、複数の取付穴33が所定の間隔をあ
けて設けられており、各取付穴33から連結板部32の
外側角隅32Bまでの距離Lは、型枠材1の取付穴7お
よび8と同じ距離Lに設定されている。
【0053】本実施例の型枠材1および補助材21を適
宜組合わせて用いることにより、後述するように種々の
コンクリート成形用型枠パネルの構成を可能にする。な
お、型枠パネルの構成の仕方によっては、取付穴6,7
および13についてはコンクリート成形面に位置するこ
とになり、この場合取付穴6,7および13から打込ま
れたコンクリートが飛出すことを防止するため、図31
(a)ないし(d)に示すような合成樹脂製の栓61で
これらの取付穴6,7および13を図31(e)に示す
ように閉塞しておく。
【0054】型枠材2の取付穴6,7および13を閉塞
する栓として、図32(a)ないし(e)に示すような
栓62を用いることもできる。この栓62は、その把持
部の中央に円形の開口62aを設けて、栓62の取付穴
6への装脱着の際に、作業者の指や治具などによる把持
をしやすくしたものである。また栓62の取付穴6への
嵌合部62bは4つに分割されて先端部においてその外
径が広がった形状を有している。この形状により、栓6
2の取付穴6への嵌込み時に、その嵌合部62bの先端
の外径を容易に縮小して嵌込むことができ、嵌込んだ状
態においては嵌合部62bの先端が開いた状態で取付穴
6の外周縁に係止されて、確実に固定することができ
る。図32(d)には、栓62を、型枠材2の取付穴6
に、取付穴保護カップ63を介して栓62を嵌合した状
態の断面図を示している。
【0055】取付穴保護カップ63は、図33(a)
(b)に示すように形状を有しており、たとえばステン
レスなどの金属によって構成される。
【0056】次に、型枠材本体2の端部に嵌合される端
板体9の2つの態様について、図34および図35に基
づいて説明する。図34に示した端板体9aは、1枚の
板金の折曲げ加工によって形成されており、その平面形
状は、型枠材本体2の内側にちょうど嵌合される大きさ
を有しており、図34(a)に示すように端板体9aを
型枠材本体2の端部に嵌込むと、図34(b)に示すよ
うに、端板体9aの上端面は型枠材本体2の端面と面一
の状態で接合固定される。また図35に示した態様の端
板体9bは、図35(a)に示すように、その上板部1
0bは図34に示した端板体9aの上板部よりも一回り
大きく形成されており、上板部10bが、型枠材本体2
の端部への嵌合時において、図35(b)に示すように
型枠材本体2の端面をすべて覆う大きさに形成されてい
る。また上板部10bの左右両側部下方には、型枠材本
体2の前面板部3、側板部4および後板部5によって囲
まれる空間内に挿入して嵌合される1対の嵌合部63,
63が設けられており、図35(b)に示す嵌合時にお
いて、端板体9bの外周側部と型枠材本体2の内周側部
とがほぼ全面において当接して嵌合されることにより、
型枠材の端部の強度の向上が図られている。
【0057】次に、本実施例の型枠材1および連結材2
1,31同士を接続してコンクリート成形用型枠を組立
てるために用いられる型枠連結具について、図9ないし
図14,図36および図37に基づいて説明する。
【0058】まず型枠材連結部の第1の例として、図9
ないし図11に示すような、型枠材連結クリップが用い
られる。この型枠材連結クリップ41は、挿入軸部4
2、一方側挾持部43、把持部44および他方側挾持部
45を備えており、これらは弾性を有する針金を屈曲さ
せることにより、一体に成形されている。挿入軸部42
は基端42Aから自由端の先端42Bまでの長さが型枠
材本体2の後板部5の横幅よりも長く設定されている。
一方側挾持部43は、その前端43Aが挿入軸部42の
基端42Aから直角方向に屈曲して後方に延びている。
把持部44は、一方側挾持部43の後端43Bから直角
方向に屈曲形成され、挿入軸部42と同方向の横方向に
延びている。
【0059】他方側挾持部45は、把持部44の先端4
4Aから直角方向に屈曲し、一方側挾持部43と対向す
るように配されている。この他方側挾持部45はその先
端45Aが横方向外側に湾曲して、先端が自由端になっ
ている。挿入軸部42には、取付穴7,13に挿脱可能
な外径の合成樹脂スペーサ46が嵌合されている。
【0060】このような構造を有する型枠材連結クリッ
プ41によって一対の型枠材1,1同士を連結固定する
場合には、図11に示すように位置合わせをして当接し
た一対の型枠材1,1の突合わせられた取付穴7,7
(あるいは13,13)の横方向からスペーサ46を開
して挿入軸部42を挿入する。その状態で、把持部44
をつかんで挿入軸部42のまわりに時計方向または反時
計方向のいずれか一方向に回転させ、一方側挾持部43
と他方側挾持部44との間に一対の後板部5,5を挟み
込む。なお、型枠材連結クリップ41は、針金の代わり
に合成樹脂で形成することも可能である。
【0061】型枠材連結用部材として、図36に示すよ
うな型枠材連結クリップ141を用いることもできる。
この型枠材連結クリップ141は、上記型枠材連結クリ
ップ41の挿入軸部42、一方側挾持部43、把持部4
4および他方側挾持部45にそれぞれ対応する、挿入軸
部142、一方側挾持部143、把持部144および他
方側挾持部45を有している。しかしながら、この型枠
材連結クリップ141は、型枠材連結クリップ41にお
ける合成樹脂スペーサ46あるいは他方側挾持部45の
湾曲した先端45Aに相当する部分を有していない。こ
の型枠材連結クリップ141は、その各部の長さを適宜
設定することにより、同一の形状のものを用いて、図3
7(a)および(b)に示すような2通りの型枠材連結
部において使用することが可能である。このような2通
りの態様で同一の型枠材連結クリップ141を用いてT
字形コンクリート成形用型枠を組立てた場合の平面図の
例を、図37(c)に示している。なお図37(a)な
いし(c)においては、型枠材クリップ141の挿入軸
部142または他方側挾持部145を、取付穴保護カッ
プ63を介して型枠材本体2の取付穴に挿入して仮止め
した状態を示しており、連結固定時には挿入された部分
を中心に回動して、図36に示すように1対の型枠材1
の後板部5を挾持して固定される。このような型枠材連
結クリップ141は、1本の金属製棒材などを単に折曲
げるだけで形成可能であり、しかも2種類の異なる態様
において適用可能であるため、連結部材の低コスト化を
図ることができる。
【0062】型枠材連結部の第2の例として、図12な
いし図14に、型枠材連結ボルト51を示す。この型枠
材連結ボルト51は、ボルト本体52、ナット53およ
び締付レバー54を備える。ボルト本体52の一端側に
は雌ねじ部52Aが形成されており、他端側には割溝5
2Bが形成されている。ナット53は、雌ねじ部52A
に螺合するとともに、ボルト本体52の軸のまわりに回
動することによって当該軸方向に進退可能になってい
る。締付レバー54は長手方向一端側の先端が湾曲面5
4Aになっており、側面が締付面54Bになっている。
締付レバー54は挿入軸部52の割溝52Bに嵌合した
状態でピン55を開して結合され、ピン55を中心に回
動可能になっている。ここでピン55は締付レバー54
の長手方向先端から距離Rに対して締付面54Bからの
距離rをわずかに長く設定することによって偏心させて
あり、締付レバー54を回動させると締付力が働くよう
になっている。
【0063】つぎに、上述した型枠材連結クリップ41
および型枠材連結ボルト51を用いた、型枠材1および
連結材21,31の組立例について説明する。図15に
は、コンクリート基礎Aを成形する場合の型枠の構成例
を示している。なお、図中、型枠材連結クリップ41お
よび型枠材連結ボルト51は、その図示を省略してい
る。本構成例においては、複数枚の型枠材1を横断面が
直線状に延びるように接続して一対の平板状パネルP
1,P1を形成し、L字状の角隅の一側面は3個のコ字
形連結材21,21,21を接続して一方側角隅パネル
P2とし、他方側は2個のコ字形連結材21,21を接
続することによって他方側角隅パネルP3が形成されて
いる。また両角隅パネルP2,P3はL字形連結材31
で接続されている。また図15に示すように、横断面が
直線状に延びるように配列する型枠材1の間にコ字形連
結材21を介在させることによって、平面状パネルP1
を所望の長さに設定することができる。端部はベニア板
Bを型枠材1の側板部4に固着することによって閉塞さ
れている。図中の一点鎖線はセパレータの装着位置を示
している。
【0064】図15に示した上記構成例において、型枠
材1は前面板部3の表面3Cおよび側板部4の表面4A
がコンクリート成形面として機能し、各コ字形連結材2
1は基板部22の表面22Aがコンクリート成形面とし
て機能し、連結板部23の表面23Aが接続面として機
能している。
【0065】図16は、対面する一対の型枠材1,1間
に直角方向に他の型枠材1を組合わせて連結固定した例
を示している。すなわち、通常はセパレータを装着する
取付穴6,6を利用して、対面する型枠材1,1間に型
枠材1を直角方向に組込ませている。この構成例におい
ては、対面する前面板部3,3の表面3C,3Cはコン
クリート成形面として機能するとともに、接続面として
も機能している。
【0066】図17には、上記とは異なる他の構成例を
示している。この構成例においては、対面する一対の型
枠材1,1の側板部4,4に他の型枠1の後板部5,5
を接続し、該後板部5,5と前面板部3の裏面3Dとの
間にはL字形連結材31で閉塞することによって、対面
する前面板部3,3と同一平面を形成している。この構
成例においては、端部に位置する前面板部3の裏面3D
とL字形連結材31の一方の表面32Aがコンクリート
成形面として機能している。
【0067】さらに、型枠材1によって、たとえば住宅
の基礎を形成する場合には、図18に示したように、型
枠材1を横向きの状態にして縦方向に複数枚接続すれば
よい。この場合には、端板体9の端板部10の表面10
Aもコンクリート成形面として機能することになる。
【0068】次に、本実施例の型枠材1および連結材2
1,31などを用いて種々の形状に組立てられたコンク
リート成形用型枠パネルの完成状態の外観について、図
19ないし図25に基づいて説明する。まず図19に
は、型枠材1を縦向きにして、横断面が直線状に延びる
ように組立てたコンクリート成形用型枠パネルの構成例
を示している。この構成例では、側板部4の表面4Aが
接続面になっている。図20は、型枠材1を十字状に組
立てた型枠パネルの構成例を示しており、角隅では側板
部4の表面4Aと後板部5の表面5Aが接続面として機
能している。図21は型枠材1をT字状に組立てた型枠
パネルの構成例を示しており、角隅では側板部4の表面
4Aと後板部5の表面5Aが接続面として機能してい
る。その構成例においては、3本のコ字形連結材21,
21,21を用いて、型枠パネルの寸法を調節してい
る。
【0069】図22は、型枠材1を横向きにして組立て
た型枠パネルの構成例を示しており、この構成例におい
ては、側板部4の表面4A同士および端板部10の表面
10A同士が接続面として機能している。図23は縦向
きにした型枠材1の上端に型枠材1を横向きに接続して
組立てた型枠パネルの構成例を示しており、側板部4の
表面4A同士および帯状側板部4の表面4Aと端板部1
0の表面10Aとが接続面になっている。図24は、縦
向きに接続された型枠材1の横方向に型枠材1を横向き
に接続して組立てた型枠パネルの構成例を示しており、
側板部4の表面4A、端板部10の表面10Aがそれぞ
れ接続面として機能している。図25は型枠1を柱成形
用に中空角柱状に組立てた型枠パネルの構成例を示して
おり、3枚の型枠材1,1,1で形成されたパネル4枚
を、4本のL字形連結材31で接続している。この構成
例においては、側板部4の表面4Aおよび連結板部32
の両表面32A,32Aが接続面として機能している。
【0070】以上例示したように、本実施例の型枠材1
を用いることによって種々の構成のコンクリート成形用
型枠パネルを組立てることができるが、本実施例の型枠
材1は、以上のように種々の構成に組立てが可能である
ということだけではなく、従来の木製型枠材や合成樹脂
製型枠材、あるいは金属製型枠材と比較して強度的にも
優れており、しかも同一形状に成形した場合約3分の1
に軽量化することができる。その結果、一人の作業員が
取扱い可能な限り長尺に形成して、1枚当りの面積を大
きくすることができる。したがって、図26に示すよう
に、一人の作業員が踏台を用いずに1段の型枠パネルの
組立作業を行なうことが可能になる。また、強度が高い
ため、並列に連結した複数の型枠材1を横方向に橋渡す
ようにして固定支持する角棒状支持部材によって支える
必要がなく、極めて優れた作業性を有する。
【0071】これに対して図27に示す従来の木製型枠
材(合成樹脂製型枠材)Cを用いた場合には、一人の作
業員が取扱うことのできる型枠材の長さには、その重量
に起因する限界があるため、踏台を用いて2段に組付け
なければならず、作業性に劣る。また強度上の要請か
ら、角棒状支持部材Dによる支持が必要とされる。また
図28に示す金属製型枠材Eの場合には、強度は高いが
重量が大きくなるために、一人の作業員が使うことので
きる型枠の長さは木製型枠材の半分が限界である。その
ため踏台を用いて4段に組付けなければならず、作業性
が最も劣るという欠点がある。このように、本実施例の
型枠材1および連結材21,31は、従来の型枠材では
不可能な組合わせを可能にするばかりではなく、組立お
よび解体作業の作業性を画期的に向上させることができ
る。
【0072】本実施例の型枠材1を複数個、型枠材連結
具41を用いて連結固定された、十字状のコンクリート
成形部を有するコンクリート成形用型枠に、コンクリー
ト供給パイプ91からコンクリート92を打込む様子
を、図38に示している。
【0073】なお、上記実施例においては型枠材本体2
に端板体9,9を設けた型枠材1を用いたが、縦向きの
状態で用いる場合には、図29に示すような、端板体9
を設けない型枠材101を用いてもよい。この場合に
は、必要に応じて型枠材の一部を切断して用いることも
可能である。
【0074】また、上記各実施例における型枠材1,1
01の大きさは一義的に決まるものではなく、長さおよ
び/または幅の各寸法は適宜設定できるものであって、
大きさの異なる複数個の型枠を予め製作しておき、必要
に応じて各種の型枠を用いるようにしてもよい。
【0075】次に、本発明に係る型枠材を用いてコンク
リート成形用型枠を組立てる際に、対向する型枠材同士
を所定の間隔をあけて固定するための型枠材間隔保持具
の一実施例について、図39ないし図42に基づいて説
明する。
【0076】本実施例の型枠材間隔保持具は、図39を
参照して、1対の型枠材1,1を、所望のコンクリート
打込部を形成するように所定の間隔を保持して、それぞ
れの型枠材1,1の対応するセパレータ取付穴6,6の
位置を合せて対向させ、一方の型枠材1のセパレータ取
付穴6からセパレータ131を挿入して、それぞれのセ
パレータ取付穴6においてセパレータ131の両端に1
対のアタッチメント132,132および締付部材13
3,133を取付けて、型枠材1,1同士を相互に固定
する。なお図39においては、横方向に隣接する型枠材
1同士を型枠材連結クリップ141によって連結固定し
ている。図40は、コンクリート打込部を挟んで4枚ず
つ計8枚の型枠材1を用いて、本実施例の型枠材間隔保
持具によって組立てた状態を示している。
【0077】本実施例の型枠材間隔保持具によって、対
向する1対の型枠材1同士を固定した状態の平面断面図
を、図41に示している。本実施例の間隔保持具を構成
するセパレータ131、アタッチメント132および締
付部材133は、その使用時において図42(a)に示
すように互いに連結される。このうちアタッチメント1
32は、図42(b)ないし(d)に示す形状を有して
おり、その一端側の雌ねじ部132aにセパレータ13
1の一端の雄ねじ131aが螺合する。またアタッチメ
ント132の他端側の雌ねじ部132bには、締付部材
133の一端側に形成された雄ねじ133aが螺合す
る。締付部材133の他端側には雄ねじ133bが設け
られており、これにナット134が螺合しており、この
ナット134は、配列された複数の型枠材をその配列方
向に橋渡すための棒状の型枠支持部材などを固定する際
に使用される。すなわち、たとえば図39および図40
に示すように、締付部材133には支持部材124が取
付けられ、この支持部材124は、図55に示した従来
の型枠材間隔保持具の支持部材124と同様に、並べら
れた型枠材1を橋渡すように固定される薄肉円筒状型枠
支持部材126を支持するために用いられる。
【0078】このような型枠材間隔保持具を用いて図4
1に示すように対向する1対の型枠材1を固定する場合
には、たとえば、対向する1対の型枠材1,1の相対的
な一を固定した状態で、一方の型枠材1に設けられたセ
パレータ取付穴6からセパレータ131を挿入し、1対
のアタッチメント132のそれぞれの一端側の小径部
を、セパレータ取付穴6に取付穴保護カップ63を介在
して嵌合した状態でセパレータ131の両端に形成され
た131aと螺合する。その後、それぞれのアタッチメ
ント132の他端側に螺合された締付部材133のアタ
ッチメント132の端部側において板状の幅止めバー1
35が取付けられる。この板状の幅止めバー135は、
弾性を有する長方形の偏平な板材の中央に、締付部材1
33に取付けるための切欠を有するものであって、その
両端近傍が型枠材1の1対の後板部と当接して、取付状
態においてわずかに弾性変形させておくことにより、弾
性力によってアタッチメント132が押えつけられ、型
枠材1とアタッチメント132との固定が行なわれる。
【0079】なお、図41に示したように、型枠材間隔
保持具を組立てる際にセパレータ131をスリーブ13
6の内部に通す構造とし、コンクリート打込後にスリー
ブ136を残してセパレータ131を取除くようにする
こともできる。この場合のスリーブ136はコンクリー
トと同様の低い熱伝導性を有する材料で構成しておく。
このようなスリーブ136を用いない場合には、コンク
リート打込後にコンクリート内に金属製のセパレータ1
31が残存することとなり、形成後のコンクリートが内
外に温度差を有する壁を構成する場合、このセパレータ
131を介してその壁の内外の間で熱伝導が生じ、コン
クリート壁の断熱特性に悪影響を及ぼすが、スリーブ1
36を用いることにより、コンクリート形成後にセパレ
ータ131を除去して、スリーブ136の内部をコンク
リートと同様の熱伝導特性を有する部材で埋込んでおけ
ば、上述したようなコンクリート壁の断熱特性の劣化の
問題が生じることはない。
【0080】以上説明したように、本実施例の型枠材間
隔保持具によれば、比較的簡単な部品を用いて、対向す
る1対の型枠材同士の相互固定を容易にすることがで
き、本発明に係る型枠材を用いたコンクリート成形用型
枠の組立の作業性の向上に大きく寄与するものである。
【0081】次に、本発明の型枠材間隔保持具の他の実
施例について、図43ないし図46に基づいて説明す
る。この実施例においては、その基本構成が図39ない
し図42に基づいて説明した上記実施例と共通している
ため、本実施例が上記実施例と異なっている点のみを以
下に説明する。
【0082】本実施例においては、図43ないし図46
に示された上記実施例で用いられている金属製の締付部
材133に代えて、プラスチックの成形品からなるT字
形の締付部材151が用いられる。本実施例において
も、セパレータ131,幅止めバー135,型枠材連結
クリップなどについては、図39あるいは図40に示す
ものと同様の構成が適用される。
【0083】本実施例の締付部材151は、図45
(a)(b)に拡大して示すように、一端に型枠支持部
材押え部151aを有し、他端には雌ねじ151bが形
成される。雌ねじ151bには、図45(c)に示すよ
うに、セパレータ131の雄ねじ131aが螺合する。
また型枠支持部材押え部151aは、型枠材1を組立た
状態において、図46に示すように、金属性の薄肉円筒
状型枠支持部材126が、その外周が型枠支持部材押え
部151aの内側の曲面に沿うように嵌込まれた状態
で、型枠材1に押えつけられる。
【0084】本実施例の型枠材間隔保持具によれば、T
字形の締付部材151を用いることにより、図39ない
し図42に示された上記実施例で用いられたアタッチメ
ント132およびナット134に相当する部材を必要と
することなく、セパレータ131の端部に設けられた雄
ねじを締付部材151の雌ねじ151bに螺合させると
いう簡単な作業で、対向する型枠同士の間隔を所定距離
に保持することができる。また、それと同時に、締付部
材151の型枠支持部材押え部151aにより、上下1
対の薄肉円筒状の型枠支持部材126が支持されるた
め、締付部材151が上記実施例における締付部材13
3および支持部材124を合せた役割を果たすことがで
き、さらに、本実施例の締付部材151として、プラス
チックの成形品を適用することができるため、生産コス
トの上でも極めて容易である。
【0085】次に、本発明の型枠材間隔保持具のさらに
他の実施例について、図47ないし図49に基づいて説
明する。本実施例の型枠材間隔保持具が図43ないし図
46に示された上記実施例と異なるのは、上記実施例の
T字形の締付部材151に代えて、L字形の締付部材1
52を用いている点である。セパレータ131,幅止め
バー135,型枠材連結用クリップなどについては、図
47に示すように、図44に示された上記実施例の場合
と同様である。本実施例における締付部材152の正面
図を、図48(a)に示す。締付部材152の平面図
は、上記実施例における図45(a)と同一である。
【0086】本実施例の型枠材間隔保持具においても、
図48(b)に示すように、セパレータ131の雄ねじ
131aを締付部材152の雌ねじ152bに螺合させ
るという簡単な作業により、図49に示すように、対向
する型枠間の間隔を所定の距離を保持するとともに、薄
肉円筒状の型枠材支持部材126を支持することができ
る。本実施例の締付部材152もやはり、プラスチック
の成形品を適用することができ、その結果、作業能率の
向上に加えて、生産コスト低減を図ることができる。
【0087】以上の説明においては、本発明のコンクリ
ート成形用型枠材を、建築物の縦方向に延びる壁状部を
形成するためのコンクリート型枠に適用した例のみを示
したが、本発明の型枠材は、以下に述べるように、建築
物の床を構成するコンクリートであるいわゆるスラブを
形成するためのコンクリート型枠の施工にも、効果的に
応用することができる。
【0088】スラブ形成用コンクリート型枠の組立に適
用される本発明の型枠材は、たとえば図50に示すよう
に、型枠材201の端板体10の左右両側端近傍に、同
じ内径を有する1対の貫通穴15,15が設けられてい
る。1対の貫通穴15,15を有することにより、図5
2(a)(b)に示すように2個の型枠材201,20
1を貫通穴15同士が対向するように長手方向に直列に
配し、対向する貫通穴15に該貫通穴15とちょうど嵌
合する程度のパイプ状長尺棒材150を挿通することに
よって、2個の型枠材201,201を長手方向に連結
することができる。図52(b)におけるX−X断面を
拡大して示したのが図51である。型枠材201の上下
端両方の端板体10に1対の貫通穴15,15を設けて
おけば、3つ以上の型枠材を同様の方法で長手方向に連
結することも可能である。
【0089】このようにして長手方向に連結された型枠
材201,201は、連結用のパイプ状長尺棒材150
と個々の型枠材201とが互いに摺動することにより、
図52(a)に示す矢印A方向に任意に収縮可能であ
る。また、パイプ状長尺棒材150は、型枠材201の
前面板部3、1対の側板部4,4、1対の後板部5,5
および1対の補強肉厚部5B,5Bによって囲まれる各
々の空間内に収納され、該空間の内周面にほぼ接するよ
うに嵌合されるため、型枠材201とパイプ状長尺棒材
150との間に横方向の位置ずれを生じることがない。
またパイプ状長尺棒材150自体が補強用の部材として
の役割を兼ねるため、連結された型枠材は横荷重に対し
て十分な強度を有することができる。
【0090】このような長手方向に連結された型枠材2
01,201を用いて、スラブ形成用のコンクリート型
枠を施工する様子を図53に示している。図53におい
て今まさに組立が進められている水平方向に並ぶ型枠材
201は、スラブを形成するためのコンクリート型枠の
底面を構成することになる。型枠材連結用のパイプ状長
尺棒材150が露出している部分には、ベニヤ板などが
嵌込まれて、スラブの床となる型枠面全面が隙間なく敷
き詰められることになる。
【0091】既存の金属型枠材では重量が大きいため
に、大掛りな支持手段が必要となり、またプラスチック
型枠材ではコストが高いために、スラブ形成用コンクリ
ート型枠として施工することは困難である。したがって
従来は、スラブ形成用にはベニヤ製型枠材に頼らざるを
得なかった。このような状況において、図50ないし図
52に示した本発明の一実施例としての型枠材は、軽量
かつ高強度であるとともにそれ自体が伸縮自在であると
いう特有の利点を生かして、スラブの施工性能を飛躍的
に向上させるものである。この実施例の型枠材の利点
は、スラブ形成用のコンクリート型枠のみではなく、壁
を形成するためのコンクリート型枠にも応用可能である
ことは言うまでもない。
【0092】なお、以上述べた本発明に係るコンクリー
ト成形用型枠材、型枠材連結具、および型枠材間隔保持
具は、上記実施例に示された態様に限られるものではな
く、その技術的思想の範囲内において適宜変形し得るも
のであることは言うまでもない。
【0093】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、次の
ような特有の効果を奏する。
【0094】本発明の請求項1に記載のコンクリート成
形用型枠材によれば、2つのコンクリート成形用型枠材
の側板部同士、あるいは一方の型枠材の側板部と他方の
型枠材の後板部とを、各々の対応する取付穴の中心同士
が重なるように当接し、取付穴を介して型枠材連結具を
装着することによって、型枠材同士を連結固定すること
ができる。したがって、コンクリート型枠材の前面板部
の表面だけでなくその裏面および側板部の表面にコンク
リート成形面と型枠材連結面の2通りの機能を持たせる
ことができる。その結果、施工の自由度が高くなり、コ
字形あるいはL字形断面を有する型枠材補助材と組合わ
せて、従来の型枠材では不可能であった種々の形状のコ
ンクリート形成用型枠の組立を容易に行なうことができ
る。
【0095】本発明の請求項2に記載のコンクリート成
形用型枠材によれば、1つの型枠材の水平端板部と他の
型枠材の鉛直端板部とをそれぞれの取付穴の中心が重な
るように当接させて、取付穴を介して型枠材連結具で相
互に固定することにより、2つの型枠材の端部同士を、
それぞれの型枠材が互いに直交するように連結すること
ができる。その結果、さらに種々の形状のコンクリート
成形用型枠の組立が可能となって、幅広い用途への適用
が確保される。
【0096】また、型枠材本体の端部に端板体が嵌合さ
れることにより、型枠材の端部における剛性を高めるこ
とができ、コンクリート打込時の圧力に対しより高い強
度を実現することができる。
【0097】請求項3あるいは請求項4に記載の本発明
のコンクリート成形用型枠材によれば、型枠材本体ある
いは端板体が、一体に成形された繊維強化プラスチック
によって形成されているこにとより、比較的軽量でかつ
強度の高い型枠材が実現し、組立時の作業性も向上す
る。また、このような材料の型枠材は、連続引抜き成形
法によって形成可能であるため、生産コストの上でも極
めて有利である。
【0098】請求項5および6に記載の本発明のコンク
リート成形用型枠材によれば、複数個の型枠材を長手方
向に、パイプ状長尺棒材によって連結可能としたことに
より、軽量かつ高強度であるとともに、伸縮自在な型枠
材が提供され、その結果建築物の床のコンクリートであ
るいわゆるスラブを形成するためのコンクリート型枠の
施工性能を飛躍的に向上させることができる。
【0099】
【0100】
【0101】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコンクリート成形用型
枠材の全体構成を後方から見た斜視図である。
【図2】図1に示すコンクリート成形用型枠材の、取付
穴が設けられた位置における横断面図である。
【図3】図1に示すコンクリート成形用型枠材の中央縦
断面図である。
【図4】図1に示すコンクリート成形用型枠材の端部近
傍を一部破断して示す部分拡大斜視図である。
【図5】コ字形断面を有する連結材の外観斜視図であ
る。
【図6】図5に示す連結材の取付穴が設けられた位置に
おける横断面図である。
【図7】L字形断面を有する連結材の外観斜視図であ
る。
【図8】図7に示す連結材の取付穴を設けた位置におけ
る横断面図である。
【図9】型枠材連結クリップの外観斜視図である。
【図10】型枠材連結クリップの挿入軸部をコンクリー
ト成形用型枠材の連結部の取付穴に挿通させて取付た状
態を拡大して示す断面図である。
【図11】型枠材連結クリップの使用状態を説明するた
めの一部破断部分拡大斜視図である。
【図12】型枠材連結ボルトでコンクリート成形用型枠
材を締結した状態を拡大して示す断面図である。
【図13】図12中のXIII−XIII矢視方向断面
図である。
【図14】型枠材連結ボルトの使用状態を説明するため
の一部破断部分拡大斜視図である。
【図15】L字状型枠パネルの組立例を示す横断面図で
ある。
【図16】相対向する一対の型枠材間に他の型枠材を装
着した状態を示す断面図である。
【図17】相対向する一対の型枠材の端部に他の型枠材
を接続した状態を示す断面図である。
【図18】コンクリート成形用型枠材を横向きにして配
列して、T字状に組立てた状態を示す外観斜視図であ
る。
【図19】コンクリート成形用型枠材を縦向きにして配
列して、直線状に組立てた状態を示す外観斜視図であ
る。
【図20】コンクリート成形用型枠材を縦向きにして配
列して、十字状に組立てた状態を示す外観斜視図であ
る。
【図21】コンクリート成形用型枠材を縦向きにして配
列して、T字状に組立てた状態を示す外観斜視図であ
る。
【図22】コンクリート成形用型枠材を縦向きにして配
列して、直線状に組立てた状態を示す外観斜視図であ
る。
【図23】下側を縦向きにし、上側横向きに配列して直
線状のコンクリート成形用型枠材を組立てた状態を示す
外観斜視図である。
【図24】コンクリート成形用型枠材を縦向きと横向き
に配列して接続した組立状態を示す外観斜視図である。
【図25】コンクリート成形用型枠材を中空角柱状に組
立てた状態を示す外観斜視図である。
【図26】コンクリート成形用型枠材の施工状態を示す
説明図である。
【図27】従来の木製型枠材の施工状態を示す説明図で
ある。
【図28】従来の金属製型枠の施工状態を示す説明図で
ある。
【図29】本発明の他の実施例の型枠材を後方から見た
斜視図である。
【図30】本発明の型枠材の縦方向あるいは横方向の端
部近傍の断面形状の、3種類の変形例を示す一部省略断
面図である。
【図31】(a)は型枠材本体2の取付穴6などを閉塞
するための栓61を示す正面図、(b)は同右側面図、
(c)は同背面図、(d)は同斜視図、(e)は栓61
を型枠材本体2の取付穴6に嵌込んだ状態を示す部分断
面図である。
【図32】(a)は本発明に係る型枠材に設けられたセ
パレータ取付用などの取付穴を閉塞するための、さらに
改善された栓62の正面図、(b)はその右側面図、
(c)はその左側面図、(d)は型枠材2のセパレータ
取付穴6に取付穴保護カップ63を開成させて栓62を
取付けた状態を示す部分断面図である。
【図33】(a)は型枠材に設けられたセパレータ取付
用などの取付穴を保護するための取付穴保護カップ63
の平面図、(b)はその正面図である。
【図34】(a)は本発明のコンクリート成形用型枠材
の一実施例における端板部9aと、それが嵌合される型
枠材本体2の端部近傍を示す分解斜視図、(b)は端板
体9aが型枠材本体2の端部に嵌合された状態を示す斜
視図である。
【図35】(a)は、この発明のコンクリート成形用型
枠材に用いられる端板体の他の例としての端板体9b、
およびそれが嵌合される型枠材本体2の端部近傍を示す
分解斜視図、(b)は端板体9bを型枠材本体2の端部
に嵌合した状態を示す斜視図である。
【図36】互いに隣接する本発明に係る型枠材同士を、
一変形例としての型枠材連結クリップ141によって連
結固定した状態を示す一部破断斜視図である。
【図37】(a)および(b)は、同一形状の型枠材連
結クリップ141を用いて、隣接する型枠材本体2同士
を連結固定した2つの態様を拡大して示す断面図、
(c)は(a)および(b)に示した2つのた態様を同
時に用いて型枠材本体2を複数個連結固定し、T字形の
コンクリート成形用型枠を組立てた場合の構成例を示す
平面断面図である。
【図38】本発明の一実施例のコンクリート成形用型枠
材1を複数個、型枠材連結具41によって連結固定し
た、十字状のコンクリート成形部を有するコンクリート
成形用型枠に、コンクリートを打込む様子を示す斜視図
である。
【図39】本発明の型枠材間隔保持具の一実施例を用い
て、対向する型枠材同士を組立てる様子を示す分解斜視
図である。
【図40】図39に示した組立工程を経て構成されたコ
ンクリート成形用型枠の組立状態を示す部分斜視図であ
る。
【図41】図39に示した本発明の型枠材間隔保持具の
一実施例の組立状態を説明するための平面断面図であ
る。
【図42】(a)は、図41に示した本発明に係る型枠
材間隔保持具の一実施例の主要部を構成するセパレータ
131、アタッチメント132、締付部材133および
ナット134の組立時における締結状態を示す断面図、
(b)はアタッチメント132の左側面図、(c)はア
タッチメント132の正面断面図、(d)はアタッチメ
ント132の右側面図である。
【図43】本発明の型枠材間隔保持具の他の実施例を用
いて、対向する型枠材同士を組立てる様子を示す分解斜
視図である。
【図44】図43に示した組立工程を経て構成されたコ
ンクリート成形用型枠の組立状態を示す部分斜視図であ
る。
【図45】(a)は、図43および図44に示された実
施例において用いられた締結部材151の平面図、
(b)は同正面図、(c)は当該締結部材151の雌ね
じ151bにセパレータ131の雄ねじ131aを螺合
させた状態を示す断面図である。
【図46】図43ないし図45に示された実施例におい
て用いられる締結部材151により、1対の薄肉円筒状
型枠支持部材126を支持させた状態を示す部分斜視図
である。
【図47】本発明の型枠材間隔保持部材のさらに他の実
施例を用いて、対向する型枠材を組立てる様子を示す分
解斜視図である。
【図48】(a)は、図47に示す実施例において用い
られる締結部材152の正面図、(b)は当該締結部材
152の雌ねじ152bに、セパレータ131の雄ねじ
131aを螺合させた状態を示す断面図である。
【図49】図47および図48に示す実施例において用
いられる締結部材152により、薄肉円筒状型枠支持部
材126を支持させた状態を示す部分斜視図である。
【図50】本発明のコンクリート成形用型枠材のさらに
他の実施例を示す部分斜視図である。
【図51】図43に示したコンクリート成形用型枠材2
01をパイプ状長尺棒材150によって連結している状
態の横断面を示す図であり、図45(b)のX−X断面
に相当する。
【図52】(a)は図43に示したコンクリート形成用
型枠材201を2個、パイプ状長尺棒材150によって
連結した状態を示す斜視図、(b)は(a)に示された
ものと同様の連結された型枠材を後方から見た図であ
る。
【図53】図45に示した連結された型枠材を用いて、
作業者がスラブ形成用のコンクリート型枠を組立ている
様子を示す斜視図である。
【図54】(a)は従来の木製型枠材の典型的な例を示
す斜視図、(b)は(a)に示した型枠材を用いて十字
状のコンクリート成形部を有する型枠を形成した状態の
平面図である。
【図55】従来の1対の木製型枠材同士を従来の型枠材
間隔保持具を用いて連結固定した状態を示す部分断面斜
視図である。
【図56】図44に示した従来の型枠材間隔保持具の主
要部を構成する各部品を示す図であり、そのうち(a)
はセパレータ121を一部省略して示す図、(b)はア
タッチメント122を示す部分断面図、(c)は締付部
材123を示す部分断面図である。
【図57】(a)は従来の金属製型枠材の典型的な例を
示す斜視図、(b)は(a)に示した金属製型枠材を用
いて十字状のコンクリート形成部を有するコンクリート
成形用型枠を組立てた例を示す平面図である。
【符号の説明】 1,101,201 コンクリート成形用型枠材 2 型枠材本体 3 前面板部 4 側板部 5 後板部 6,7,8,13,14 取付穴 9 端板体 10 水平端板部 12 鉛直端板部 21 コ字形連結材 31 L字形連結材 41 型枠材連結クリップ 51 型枠材連結ボルト

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表面が平坦な帯状の前面板部
    と、 前記前面板部の両側端から裏面側に、前記前面板部と直
    角をなして張出した左右一対の帯状の側板部と、 各前記側板部の後端から内向きに、各前記側板部と直角
    をなして張出すとともに、前記前面板部の裏面と対向す
    る左右一対の帯状の後板部とを備え、 前記前面板部、側板部および後板部の各々には、長手方
    向に関して同じ位置に、かつ、長手方向に所定の間隔を
    おいて配された複数個の取付穴が設けられ、 前記側板部に設けられた前記取付穴の中心から前記前面
    板部までの距離と、前記後板部に設けられた前記取付穴
    の中心から当該後板部に隣接する前記側板部までの距離
    とが略等しくなるように設定された、コンクリート成形
    用型枠材。
  2. 【請求項2】 前記前面板部、前記一対の側板部および
    前記一対の後板部を型枠材本体とし、さらに、 前記前面板部、前記一対の側板部および前記一対の後板
    部に囲まれた、水平断面が矩形状の空間の上端または下
    端を遮閉するように、前記型枠材本体の上端および下端
    の少なくとも一方に配される水平端板部と、 前記水平端板部の後端から、該水平端板部に対して垂直
    に延びるとともに、前記一対の後板部の内面に当接する
    鉛直端板部とを有する端板体を備え、 前記水平端板部および前記鉛直端板部のそれぞれの、水
    平方向の中央に取付穴を設け、 前記水平端板部の前記取付穴の中心から前記前面板部の
    表面までの距離、および前記鉛直端板部の前記取付穴の
    中心から前記水平端板部の表面までの距離が、前記側板
    部に設けられた前記取付穴の中心から前記前面板部まで
    の距離と略等しくなるように設定された、請求項1記載
    のコンクリート成形用型枠材。
  3. 【請求項3】 前記前面板部、前記一対の側板部および
    前記一対の後板部が一体的に形成された繊維強化プラス
    チックからなる、請求項1記載のコンクリート成形用型
    枠材。
  4. 【請求項4】 前記型枠材本体および前記端板体がそれ
    ぞれ、一体的に成形された繊維強化プラスチックからな
    る、請求項2記載のコンクリート成形用型枠材。
  5. 【請求項5】 前記端板体の前記水平端板部の左右両側
    部近傍に、同一内径の1対の貫通穴を設けた、請求項2
    記載のコンクリート成形用型枠材。
  6. 【請求項6】 前記型枠材本体の前記1対の後板部の各
    々の内側側端部に、該内側側端部から前記前面板部側
    へ、前記1対の後板部と直角をなして張出した補強肉厚
    部を有し、 前記端板体の前記水平端板部に設けられた前記1対の貫
    通穴の各々が、前記前面板部、前記1対の側板部、前記
    1対の後板部および前記1対の補強肉厚部によって囲ま
    れる水平断面四角形の左右1対の空間と鉛直方向に並ぶ
    位置に配された、請求項5記載のコンクリート成形用型
    枠材。
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