JP2717012B2 - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JP2717012B2
JP2717012B2 JP1250534A JP25053489A JP2717012B2 JP 2717012 B2 JP2717012 B2 JP 2717012B2 JP 1250534 A JP1250534 A JP 1250534A JP 25053489 A JP25053489 A JP 25053489A JP 2717012 B2 JP2717012 B2 JP 2717012B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は環状のデータ通信装置に係り、特に時分割多
重された複数のチャネルに端末間通信を固定的に割り付
けるデータ通信装置に関する。
〔従来の技術〕
従来例は特公昭63−50902号がある。従来の時分割多
重された複数のチャネルに端末間伝送を固定的あるいは
半固定的に割り付ける環状通信方式について、第2図、
第3図、第1表及び第2表を参照して説明する。
伝送路1に複数の局S1〜S6が相互接続され、伝送路1
は環状であり、各局には各種の端末T1〜T12が接続され
て、端末間同志で音声,データ,画像等の通信が行われ
る。第2図では局数が6、各局に2台の端末が接続され
ているシステム構成を示しているが、局数及び接続端末
数に関係なく同様の効果が得られる。
時分割多重伝送では、固定長のチャネルC1〜Cl複数個
から成るフレームが伝送路1を周回する。各チャネルは
端末間通信各々に割り当てておく。
第1表のごとく、4個の通信を例にチャネルの割り当
てについて説明する。通信1では局S1と局S4に接続され
る端末T1と端末T8の間で1:1全二重通信を行い、チャネ
ルC1を用いる。局S1はチャネルC1を検出すると、チャネ
ルC1から局S4が送信したデータを取り込んだ後、端末T1
からあらかじめ読み込んである送信データをチャネルC1
に乗せかえ送出する。他方局S4はチャネルC1を検出する
と、局S1が送信したデータを取り込んだ後、端末T8から
あらかじめ読み込んである送信データをチャネルC1に乗
せかえ送出する。局S1と局S4はチャネルC1から取り込ん
だデータを、それぞれ端末T1及び端末T8に渡す。これに
より端末T1と端末T8との間でフレーム周期毎に1:1全二
重通信が行われる。
次に通信2について説明する。通信2は局S4に接続さ
れている端末T7から局S5に接続されている端末T9へ、チ
ャネルC2を用いて1:1片方向通信を行う。局S4は端末T7
からあらかじめ読み込んであるデータをチャネルC2に乗
せて送信し、局S5はチャネルC2を検出する度にデータを
取り込み端末T9に渡す。
通信3と通信4は1:nマルチドロップ接続で、通信3
は、局S1に接続されている端末T2と局S3及び局S5に接続
されている端末T5,T6及びT10との間でチャネルC3とC4
用いて1:nポーリングセレクション通信を行う。チャネ
ルC3はマスター局S1からスレーブ局S3とスレーブ局S5へ
の片方向通信に、チャネルC4は送信するデータのあるス
レーブ局S3あるいはスレーブ局S5のいずれかからマスタ
ー局S1への片方向通信に用いる。
通信4は、局S6に接続されているマスター端末T12か
ら局S2及び局S6にそれぞれ接続されているスレーブ端末
T3,T4及びT11へ、チャネルC5を用いて1:nブロードキャ
スト通信を行う。
第1表では通信形態からみた説明をしたが、局と使用
チャネルの関係を示すと、第2表のごとく、接続される
端末と通信形態とにより、送信,受信で使用するチャネ
ルが局毎に異なる。例えば局S1は、チャネルC1とC4のデ
ータを受信し、チャネルC1とC3にデータを送信する。さ
らに局S1は、受信したチャネルC1とC4のデータをそれぞ
れ端末T1と端末T2に渡し、また端末T1と端末T2からのデ
ータをそれぞれチャネルC1とC3に乗せ送信する。他の局
S2〜S6も第2表に示すようなチャネルを用いて送信と受
信を行う。
第2表からわかるように、各局S1〜S6は、フレーム内
の全チャネルC1〜Clでなく指定されたチャネルとのデー
タを送受信と、接続されている端末とのデータ送受信が
要求される。
よって従来技術による各局のデータ伝送は、接続され
る端末が必要とするチャネルのデータのみをアクセスす
る。すなわち、伝送路1から受信したシリアルデータか
らフレームの区切りを示すフレーム同期信号と、チャネ
ルを示すチャネル同期信号を再生し、フレーム同期信号
と、チャネル同期信号とから局内に設けているチャネル
カウンタを動作させ、チャネルカウンタ値と局が受信す
べきチャネル番号とが一致すると、伝送路1から受信し
た1チャネル分のデータを、接続している端末へ出力す
る。一方、送信は端末から受け取ったデータを、チャネ
ルカウンタ値と送信すべきチャネル番号とが一致する
と、伝送路へ送信する。この処理がフレーム毎に実行さ
れる。
従来技術によれば、1:nマルチドロップ接続で複数の
スレーブ端末が同一局に接続されている場合、例えば通
信4で局Sえ2の端末T3,T4の場合、局は受信した同じ
データを複数の端末へ転送できないという欠点がある。
また従来技術によれば、1:nポーリングセレクション
通信で同一局に複数のスレーブ端末が接続されている場
合、例えば通信3で局S3の端末T5,T6の場合、複数の端
末の中から送信要求のある1台の端末を選ぶことができ
ないため、1:nポーリングセレクション通信ができない
という欠点がある。
また従来技術によれば、各局は受信あるいは送信する
チャネルが複数個あり、各チャネルに対応する複数の端
末が接続されていて、接続端末の増設,移転,撤去等や
通信形態の変更を行う場合、アクセスするチャネル順序
と端末順序とが必ずしも一致せず、チャネルと端末との
対応表が必要となり処理が複雑になるという欠点があ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、1:nマルチドロップ接続で複数のス
レーブ端末が同一局に接続されている場合について配慮
されておらず、同一データの複数端末への受信や、複数
端末の中の一端末の送信ができないという問題があっ
た。また、端末や通信形態の変更が複雑という問題があ
った。
本発明は、各種通信形態を任意の局に接続される端末
間で実行できるデータ通信装置を提供することを目的と
する。
また本発明は、通信形態や接続端末の変更を容易にす
るデータ通信装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、各々に複数の端末が接続された複数の局
と、各局を接続する環状の伝送路であって時分割多重さ
れた複数チャネルで構成されるフレームが周回する伝送
路とで構成され、端末間での通信を行うために前記各局
に、前記伝送路を介して受信したデータを保持し配下の
端末に送信する受信バッファメモリと、配下の端末から
受け取ったデータを保持し前記伝送路を介して受信する
送信バッファメモリとを設けたデータ通信装置におい
て、前記各局に設ける前記受信バッファメモリとして、
交互に1フレームづつのデータを前記伝送路から受信す
る2つの受信バッファメモリを設けると共に、前記伝送
路からの今回のフレームのデータを受信する受信バッフ
ァメモリと前回フレームの受信済みデータを格納し配下
の該当する端末を選択して受信済みデータを送信する受
信バッファメモリとを選択切替する受信バッファメモリ
選択手段を設け、前記各局に設ける前記送信バッファメ
モリとして、1フレーム分のデータ格納容量を有する2
つの送信バッファメモリを設けると共に、前記伝送路の
今回フレーム中に送信するデータを格納している送信バ
ッファメモリを選択すると共に、他方の送信バッファメ
モリに、配下の端末で送信データを有する端末を選択し
次回フレームに送信するデータを書き込ませる送信バッ
ファメモリ選択手段を設け、前記伝送路から受信したデ
ータのうち前記今回フレーム中に送信するデータの該当
チャネル以外のデータについてはそのまま前記伝送路に
戻し該当チャネルのデータについては前記送信バッファ
メモリ内の格納データを前記伝送路に送信するデータ選
択指令を前記2つの送信バッファメモリの選択および該
当送信バッファメモリの格納データの該当チャネル番号
に基づいて行うデータ選択手段を設けることで、達成さ
れる。
〔作用〕
伝送路から受信した全チャネルのデータは、フレーム
毎に切り換わる受信バッファメモリに、チャネル順に記
憶される。1フレーム分記憶した受信バッファメモリは
次フレームのデータ受信中に、受信バッファメモリ選択
手段によって必要なチャネルの受信データが読み出され
対応する端末へ転送される。この転送サイクルは、接続
端末が必要とするチャネル数だけ、1フレーム毎に実行
される。よって1:nマルチドロップ接続で同一チャネル
のデータを複数の端末に転送する機能は、受信バッファ
メモリ内の同一番地の内容を複数の端末へ転送すること
で実現できる。
他方、送信データは送信バッファメモリ選択手段によ
り端末から読み出されたデータを対応するチャネルの送
信バッファメモリへ書き込み、同時に送信要求バッファ
メモリ内の対応するチャネルの番地に要求有りを示す
“1"を書き込む。1フレーム分のうち対応チャネルの送
信データを記憶した送信バッファメモリと送信要求バッ
ファメモリは、次フレームの期間内でチャネル順に読み
出される。送信要求バッファメモリの読み出しデータが
“1"であると端末からの送信要求有りであるから、同時
に送信バッファメモリから読み出された送信データが、
伝送路から受信したデータに代り、伝送路へ送信され
る。送信要求バッファメモリの読み出しデータが“0"で
あると端末からの送信要求無しであるから、伝送路から
受信したデータが、伝送路へ送信される。よって、1:n
ポーリングセレクションの複数のスレーブ端末が同一局
に接続され、送信に用いるチャネルが共通であっても、
あるフレームサイクルで送信できるのは1ケの端末だけ
であり、送信バッファメモリ選択手段が端末から送信バ
ッファメモリへ転送サイクルをアクセスしても、送信す
る端末の転送サイクル時のみ送信要求バッファメモリへ
“1"を書き込み、他の局に接続されているスレーブ端末
がデータを送信するフレームサイクルの場合には、この
局の送信要求バッファメモリには“1"が書かれない。な
お、送信要求バッファメモリは、チャネル順に読み出さ
れた後、“0"が書き込まれて送信要求がクリアされる。
さらに、接続端末や通信形態の変更時には、端末順に
対応するチャネル番号を送信、受信各々に設定すること
で容易に実現できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図及び第7図により説
明する。
環状の伝送路1に局S1〜S6が第1図に示す順に接続さ
れており、各局には端末が接続され、局S1には端末T1及
びT2の2台が接続されているが、端末の接続台数に制約
はない。
局S1〜S6は同じ構成であり、第1図では局S1を用いて
説明する。
伝送路1から受信したシリアルデータは、波形整形、
タイミングロック抽出を行うレシーバ2を介して、パラ
レルデータに変換する直並列変換回路4に入力される。
直並列変換回路4からの出力である受信データ30はフ
レーム同期信号36やチャネル同期信号52を抽出するモー
ド制御回路12と受信バッファ6及びセレクタ15に入力さ
れる。
バッファ選択回路13はフレーム同期信号36によりフレ
ーム毎に反転して交替バッファの選択信号である2本の
バッファ選択信号37−1,37−2を生成する。バッファ選
択信号37−1,37−2はアドレス制御回路14、受信バッフ
ァ制御回路8及び送信バッファ制御回路7へ入力され
る。
アドレス制御回路14は、チャネル同期信号52とバッフ
ァ選択信号37−1,37−2とから1フレーム毎にチャネル
番号に合致するチャネルアドレスを生成し、端末アダプ
タ制御部11で生成され、端末とバッファメモリ間転送に
用いる端末アドレス45と、前述のチャネルアドレスとの
一方をフレーム毎にバッファ選択信号37−1,37−2で選
択し、バッファアドレス38−1,38−2を生成する。
第7図では、1フレームが10ケのチャネルから成り、
各局に接続できる最大端末数が5台で、局S1が第1表に
示す通信を行う場合のタイミングチャートを示してい
る。フレーム同期信号36はフレーム毎の区切りを示し、
1フレームには10ケのチャネル同期信号52がある。バッ
ファ選択信号37−1,37−2により、バッファアドレス38
−1は、フレーム1の期間ではチャネル同期信号52に同
期したチャネルアドレスが選択され、フレーム2の期間
では端末アドレス45が選択される。またバッファアドレ
ス38−2は、フレーム1の期間中は端末アドレス45が、
フレーム2の期間中はチャネルアドレスが選択される。
第1図の受信バッファ制御回路8は、2ケの受信メモ
リから構成される受信バッファメモリ6を制御する信号
を生成する。チャネル同期信号52から受信バッファメモ
リ6への書き込み制御を行う信号を生成し、端末アダプ
タ制御部11で生成される端末Read信号48から受信バッフ
ァメモリ6からの読み出し制御を行う信号を生成し、こ
れらをバッファ選択信号37−1,37−2により選択する。
受信バッファ制御回路8は受信バッファWrite信号39−
1,39−2、受信バッファRead信号40−1,40−2及び受信
バッファメモリ6内の2ケの受信メモリの選択を示す受
信バッファ選択信号53を生成し、いずれの信号も受信バ
ッファメモリ6へ入力される。
受信バッファメモリ6は、受信データ30、バッファア
ドレス38−1,38−2、受信バッファWrite信号39−1,39
−2、受信バッファRead信号40−1,40−2及び受信バッ
ファ選択信号53を入力し、端末受信データ31を出力す
る。
受信バッファメモリ6の一実施例を第4図により説明
する。受信バッファメモリ6は記憶容量が1フレームの
チャネル数分の語数を有し、1語がチャネルのビット長
である2ケの受信メモリ18−1,18−2と第1セレクタ61
から構成される。受信データ30は受信メモリ18−1と受
信メモリ18−2のデータ入力端子DIに入力される。受信
メモリ18−1のアドレス端子Aにはバッファアドレス38
−1、書き込み信号端子WEには受信バッファWrite信号3
9−1,読み出し信号端子REには受信バッファRead信号40
−1が入力され、読み出しデータ端子DOは第1セレクタ
61の入力に接続される。受信メモリ18−2のアドレス端
子A、書き込み信号端子WE及び読み出し信号端子REに
は、それぞれバッファアドレス38−2、受信バッファWr
ite信号39−2及び受信バッファRead信号40−2が入力
され、読み出しデータ端子DOは第1セレクタ61の他の入
力に接続される。第1セレクタ61は受信バッファ選択信
号53により、受信メモリ18−1の読み出しデータあるい
は受信メモリ18−2の読み出しデータのいずれかを選択
し、端末受信データ31を出力する。
受信バッファメモリ6の動作を第7図により説明す
る。フレーム1の期間では、受信データ30が受信メモリ
18−1に記憶され、受信メモリ18−2のチャネルC1番地
の読み出しデータが端末T1へ、チャネルC4番地の読み出
しデータが端末T2へ転送される。続いてフレーム2の期
間では、受信データ30が受信メモリ18−2に記憶され、
フレーム1の期間に記憶された受信メモリ18−1のチャ
ネルC1番地の読み出しデータが端末T1へ、チャネルC4
地の読み出しデータが端末T2へ転送される。フレーム1
の期間とフレーム2の期間が交互にくり返さえる。
受信バッファメモリ6の出力である端末受信データ31
は、ラッチ16−1,16−2に入力され、端末アダプタ制御
部11で生成された端末ラッチ信号47−1,47−2で記憶さ
れる。ラッチ16−1,16−2の出力である端末入力データ
32−1,32−2は、それぞれ端末T1及び端末T2の入力端子
に接続され、端末が受信データとして用いる。端末ラッ
チ信号47−1,47−2は、端末アダプタ制御部11で生成さ
れる端末アドレス45及び端末Read信号48に同期してお
り、端末アドレス45がチャネルC1番地の時は端末ラッチ
信号47−1が、チャネルC4番地の時は端末ラッチ信号47
−2がアクティブ状態となる。
送信バッファ制御回路9は、2ケの送信メモリから構
成される送信バッファメモリ7と、2ケの送信要求メモ
リから構成される送信要求バッファメモリ10を制御する
信号を生成する。送信バッファメモリ7及び送信要求バ
ッファメモリ10への書き込みを制御する信号を、端末ア
ダプタ制御部11で生成される端末Write信号49とバッフ
ァ選択信号37−1,37−2とから生成する。これらには、
送信バッファメモリ7への書き込み制御を行う送信バッ
ファWrite信号41−1,41−2、送信要求バッファメモリ1
0への書き込み制御を行う送信要求Write信号43−1,43−
2がある。送信バッファメモリ7及び送信要求バッファ
メモリ10内のそれぞれ2ケのメモリを選択する信号は、
バッファ選択信号37−1,37−2から生成する送信バッフ
ァ選択信号54で、送信バッファメモリ7及び送信要求バ
ッファメモリ10へ出力する。
また、送信バッファ制御回路9は、チャネル同期信号
52、バッファ選択信号37−1,37−2から、送信バッファ
メモリ7と送信要求バッファメモリ10からの読み出しを
制御する信号、すなわち送信バッファRead信号42−1,42
−2及び送信要求Read信号44−1,44−2を生成する。
前述した送信要求Write信号43−1,43−2は、端末か
らの送信データを送信バッファメモリ7に書き込む時に
送信要求有りを送信要求バッファメモリ10に書き込む一
方、送信要求Read信号44−1,44−2で送信要求メモリを
読み出した後、送信要求を“0"にWriteする。
送信バッファメモリ7は端末送信データ34、バッファ
アドレス38−1,38−2、送信バッファWrite信号41−1,4
1−2、送信バッファRead信号42−1,42−2及び送信バ
ッファ選択信号54を入力し、送信データ35を出力してセ
レクタ15の第2の入力端子に接続される。
端末送信データ34は、端末T1及び端末T2が送信するデ
ータの端子OUTから端子出力データ33−1,33−2を端末
選択信号46−1,46−2により選択されるゲート17−1あ
るいはゲート17−2を経由していずれか1ケが選択され
た信号である。
送信バッファメモリ7の一実施例を第5図により説明
する。送信バッファメモリ7は、記憶容量が1フレーム
のチャネル数分の語数で、1語がチャネルのビット長で
ある2ケの送信メモリ19−1,19−2と第2セレクタ62と
から構成される。送信メモリ19−1はデータ入力端子DI
に端末送信データ34、アドレス端子Aにはバッファアド
レス38−1、書き込み信号端子WEには送信バッファWrit
e信号41−4、読み出し信号端子REには送信バッファRea
d信号42−1が入力され、読み出しデータ端子DOは第2
セレクタ62の入力に接続される。
送信メモリ19−2のデータ入力端子DI、アドレス端子
A、書き込み信号端子WE、読み出し信号端子REには、そ
れぞれ端子送信データ34、バッファアドレス38−2、送
信バッファWrite信号41−2、送信バッファRead信号42
−2が入力され、読み出しデータ端子DOは第2セレクタ
62の他の入力に接続される。第2セレクタ62は送信バッ
ファ選択信号54により、送信メモリ19−1の読み出しデ
ータあるいは送信メモリ19−2の読み出しデータのいず
れかを選択し、送信データ35を出力する。
送信要求バッファメモリ10は、バッファアドレス38−
1,38−2、送信要求Write信号43−1,43−2、送信要求R
ead信号44−1,44−2及び送信バッファ選択信号54を入
力し、端末からの送信データかあるいは伝送路1から受
信したデータかいずれを伝送路1へ送出するかを示す送
信データ選択信号51を出力する。
送信要求バッファメモリ10の一実施例を第6図により
説明する。送信要求バッファメモリ10は、記憶容量が1
フレームのチャネル数分の語数で、1語1ビット長であ
る2ケの送信要求メモリ20−1,20−2と第3セレクタ6
3、第4セレクタ64及び第5セレクタ65とから構成され
る。装身要求メモリ20−1の入力データ端子DIには第3
セレクタ63が送信バッファ選択信号54によって“0"ある
いは“1"のいずれかが選択された送信要求書込みデータ
55−1が入力され、アドレス端子Aにはバッファアドレ
ス38−1、書き込み信号端子WEには送信要求Write信号4
3−1及び読み出し信号端子REには送信要求Read信号44
−1が入力され、読み出しデータ端子DOの出力は送信要
求読出しデータ線56−1を介して第5セレクタ65に入力
される。
送信要求メモリ20−2の入力データ端子DIには第4セ
レクタ64が送信バッファ選択信号54によって“1"あるい
は“0"のいずれかが選択された送信要求書込みデータ55
−2が入力され、アドレス端子A、書き込み信号端子W
E、読み出し信号端子REには、それぞれバッファアドレ
ス38−2、送信要求Write信号43−2、送信要求Read信
号44−2が入力され、読み出しデータ端子DOの出力は送
信要求読出しデータ線56−2を介して第5セレクタ65の
第2の入力に接続される。第5セレクタ65は送信バッフ
ァ選択信号54により送信要求読出しデータ線56−1と送
信要求読出しデータ線56−2のいずれかが選択され、送
信データ選択信号51を出力する。
送信バッファメモリ7と送信要求バッファメモリ10の
動作を第7図により説明する。
フレーム1の期間では、端末T1及び端末T2からの送信
データが送信メモリ19−1のチャネルC1番地及びチャネ
ルC3番地に書き込まれると同時に、送信要求メモリ20−
1のチャネルC1番地及びチャネルC3番地に“1"を書き込
み、送信要求の有ることを示す。次にフレーム2の期間
では、送信メモリ19−2と送信要求メモリ20−2に書き
込む一方、フレーム1の期間に記憶された送信メモリ19
−1と送信要求メモリ20−1が読み出され、チャネルC1
及びチャネルC3の時に送信要求有りが読み出され、第5
セレクタ65の出力は送信要求読出しデータ56−1が選択
されて送信データが選択信号51となる。送信データ選択
信号51が送信要求有りであるチャネルC1とC3では、送信
バッファメモリ7の送信データ35がセレクタ15で選択さ
れる。一方チャネルC2とC4〜C10では送信要求無しで伝
送路1からの受信データ30がセレクタ15で選択される。
さらにフレーム2の期間では、読み出された送信要求読
出しデータ56−1の“1"を“0"に書き換える。
同様に、フレーム2の期間に端末から送信メモリに記
憶された送信データは、フレーム1の期間に読み出され
て、セレクタ15を経由して出力される。
セレクタ15の出力は並直列変換回路5でシリアルデー
タに変換され、ドライバ3を経て伝送路1へ送信され
る。
上記の説明から本実施例では、各種通信形態を任意の
局に接続される端末間で実行できる。
また、通信形態や接続端末の変更が容易である。
受信バッファ制御部8の動作は以下の通りである。
(イ)、バッファ選択信号37−1アクティブの場合。
この場合には、受信データ30→受信メモリIへ、受信
メモリIIのデータ→端末へ、送る動作制御をする。この
時の関連信号は、受信バッファWrite信号39−1、受信
バッファ信号40−2、受信バッファ選択信号53であり、
信号39−1,40−2はアクティブとなり、信号53はロー
(Low)となる。
(ロ)、バッファ選択信号37−2アクティブの場合。
この場合には、受信データ30→受信メモリIIへ、受信
メモリI→端末へ、送る動作制御をする。この時の関連
信号は、受信バッファWrite信号39−2、受信バッファR
ead信号40−1、受信バッファ選択信号53であり、信号3
9−2,40−1はアクティブとなり、信号53はハイ(Hig
h)となる。
(ハ)、上記(イ)、(ロ)共チャネル同期信号52のに
同期して受信バッファWrite信号39−1,39−2がアクテ
ィブ化し、端末Read信号48に同期して受信バッファ信号
40−1,40−2がアクティブ化、バッファ選択信号37−1,
37−2に同期して受信バッファ選択信号53は、ハイ/ロ
ーの変化(フレーム毎に)する。バッファ選択信号37−
1と37−2は同時にアクティブにならない。
送信バッファ制御部9の動作は以下となる。
(イ)、バッファ選択信号37−1がアクティブの場合。
この場合には、端末送信データ34→送信メモリIへ、
送信要求→送信要求メモリIへ、送信メモリII→送信デ
ータ35へ、送信要求メモリII→読出し及びクリア、の動
作制御を行う。
この場合に関連する信号は、送信バッファWrite信号4
1−1、送信バッファRead信号42−2、送信要求Write信
号43−1,43−2、送信要求Read信号44−2、送信バッフ
ァ選択信号54であり、信号41−1,42−2,43−1,43−2,44
−2がアクティブとなり、信号54がローとなる。
(ロ)、バッファ選択信号37−2がアクティブの場合。
この場合には、端末送信データ34→送信メモリIIへ、
送信要求→送信要求メモリIIへ、送信メモリI→送信デ
ータ35、送信要求メモリI→読出し及びクリア、する動
作制御を行う。
この場合に関連する信号は、送信バッファWrite信号4
1−2、送信バッファRead信号42−2、送信要求Write信
号43−1,43−2、送信要求Read信号44−2、送信バッフ
ァ選択信号54であり、信号41−1,42−2,43−1,43−2,44
−2がアクティブとなり、信号54がハイとなる。
(ハ)、上記(イ)、(ロ)共、チャネル同期信号52に
同期して、送信バッファRead信号42−1、42−2、送信
要求Read信号44−1,44−2、送信要求Write信号43−1,4
3−2(クリア時)、のそれぞれがアクティブとなる。
また、端末Write信号49に同期して、送信バッファWri
te信号41−1,41−2、送信要求Write信号43−1,43−2
(セット時)がアクティブとなる。
更に、バッファ選択信号37−1,37−2に同期して送信
バッファ選択信号54はハイ/ローと変化(フレーム毎)
する。バッファ選択信号37−1と37−2とは同時にアク
ティブとならない。
端末アダプタ制御部11の動作フローを第8図に示す。
フローF1では受信メモリIのデータ→端末T1へ、フロー
F2では端末T1のデータ→送信メモリIへ、フローF3では
受信メモリIIのデータ→端末T2へ、フローF4では端末T2
のデータ→送信メモリIIのへ動作を行う。
尚、第8図の各フロー内のカッコ内はその動作のため
の信号の状態を示す。更に、第8図の動作は、フレーム
毎に実行されるものである。
第1図で述べた実施例では、受信バッファメモリ、送
信バッファメモリ、送信要求バッファメモリ共、2ケの
交替バッファメモリで説明しているが、3ケ以上の交替
バッファメモリを用いても本発明の効果が得られる。
第1図で述べた実施例では、局に接続される端末が2
台であるが、接続端末数に制限はなく、端末選択信号46
及び端末ラッチ信号47をそれぞれ端末数分を端末アダプ
タ制御部で生成することにより本発明の効果が得られ
る。
第1図で述べた実施例では、端末と受信バッファメモ
リあるいは送信バッファメモリとの間のデータ転送を、
フレーム内で接続端末を順にアクセスする場合を述べて
いるが、接続端子数が多く、局と端末との距離が長く、
高速転送ができない場合は、接続端末をブロック分け
し、ブロック数だけ受信メモリ、送信メモリを設けて、
ブロック単位に順にアクセスし、全体の受信メモリ、送
信メモリで1フレームのチャネル数となるようにしても
本発明の効果が得られる。
第1図で述べた実施例の受信メモリ及び送信メモリを
1語1ビット構成にし、バッファアドレス38を増加して
も本発明の効果が得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、1:nマルチドロップ接続の複数の端
末が同一局に接続されても、送信、受信ができるので、
各種通信形態を任意の局に接続される端末間で実行でき
る効果がある。
さらに、本発明によれば、通信形態や接続端末の変更
を容易にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の局の構成図、第2図は環状
通信構成図、第3図は第2図の伝送路上を流れるフレー
ム構成図、第4図は本発明の一実施例の受信バッファメ
モリ構成図、第5図は本発明の一実施例の送信バッファ
メモリ構成図、第6図は本発明の一実施例の送信要求バ
ッファメモリ構成図、第7図は本実施例のタイムチャー
ト、第8図は本発明の端末アダプタ制御部の動作フロー
図である。 S1〜S6……局、T1〜T2……端末、1……伝送路、6……
受信バッファメモリ、7……送信バッファメモリ、10…
…送信要求バッファメモリ、11……端末アダプタ制御
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 政和 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 冨沢 宏 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 藤枝 秀一 茨城県日立市日高町5丁目1番地 日立 電線株式会社日高工場内 (56)参考文献 特開 昭62−163436(JP,A) 特開 昭60−187157(JP,A) 特開 昭63−240149(JP,A) 特開 昭56−91560(JP,A) 特開 昭62−298247(JP,A) 特開 昭62−164338(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々に複数の端末が接続された複数の局
    と、各局を接続する環状の伝送路であって時分割多重さ
    れた複数チャネルで構成されるフレームが周回する伝送
    路とで構成され、端末間での通信を行うために前記各局
    に、前記伝送路を介して受信したデータを保持し配下の
    端末に送信する受信バッファメモリと、配下の端末から
    受け取ったデータを保持し前記伝送路を介して送信する
    送信バッファメモリとを設けたデータ通信装置におい
    て、 前記各局に設ける前記受信バッファメモリとして、交互
    に1フレームづつのデータを前記伝送路から受信する2
    つの受信バッファメモリを設けると共に、前記伝送路か
    らの今回フレームのデータを受信する受信バッファメモ
    リと前回フレームの受信済みデータを格納し配下の該当
    する端末を選択して受信済みデータを送信する受信バッ
    ファメモリとを選択切替する受信バッファメモリ選択手
    段を設け、 前記各局に設ける前記送信バッファメモリとして、1フ
    レーム分のデータ格納容量を有する2つの送信バッファ
    メモリを設けると共に、前記伝送路の今回フレーム中に
    送信するデータを格納している送信バッファメモリを選
    択すると共に、他方の送信バッファメモリに、配下の端
    末で送信データを有する端末を選択し次回フレームに送
    信するデータを書き込ませる送信バッファメモリ選択手
    段を設け、 前記伝送路から受信したデータのうち前記今回フレーム
    中に送信するデータの該当チャネル以外のデータについ
    てはそのまま前記伝送路に戻し該当チャネルのデータに
    ついては前記送信バッファメモリ内の格納データを前記
    伝送路に送信するデータ選択指令を前記2つの送信バッ
    ファメモリの選択および該当送信バッファメモリの格納
    データの該当チャネル番号に基づいて行うデータ選択手
    段を設けたことを特徴とするデータ通信装置。
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JPS5691560A (en) * 1979-12-26 1981-07-24 Sharp Corp Transmitter for digital information
JPS60187157A (ja) * 1984-03-07 1985-09-24 Nec Corp 情報伝送方式
JPS62163436A (ja) * 1986-01-13 1987-07-20 Hitachi Ltd デ−タ伝送システム
JPH0630513B2 (ja) * 1987-03-27 1994-04-20 横河電機株式会社 デ−タ伝送バツフア回路

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