JP2716746B2 - ホスフィン酸類 - Google Patents

ホスフィン酸類

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JP2716746B2 JP63248943A JP24894388A JP2716746B2 JP 2716746 B2 JP2716746 B2 JP 2716746B2 JP 63248943 A JP63248943 A JP 63248943A JP 24894388 A JP24894388 A JP 24894388A JP 2716746 B2 JP2716746 B2 JP 2716746B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はホスフイン酸類、更に詳しくはアンギオテン
シン変換酵素(ACE)阻害剤の製造に有用なホスフイン
酸類およびその中間体ならびにこれらの合成法に関す
る。
発明の構成と効果 本発明は、式: 〔式中、R1は低級アルキル、アリール、アリールアルキ
ル、シクロアルキルまたはシクロアルキルアルキル; R2は水素、低級アルキルまたはアリールアルキル; Xは水素、低級アルキルまたはフエニル; Yは水素、低級アルキル、フエニルまたはアルコキシ、
あるいはXとYを合して形成される−(CH2−、−
(CH2−、−CH=CH−または および nは0または1を表わす〕 で示されるホスフイン酸化合物、その塩類およびその立
体異性体の製造法を提供する。この化合物は米国特許第
4,337,201号(発明者ペトリロ(Petrillo))に開示さ
れたようなある種のACE阻害剤の製造に有用な化合物で
ある。加うるに本発明は後記のように上記化合物の製造
のための新規中間体を提供することができる。
本発明によれば、式: 〔式中、R1は低級アルキル、アリール、アリールアルキ
ル、シクロアルキルまたはシクロアルキルアルキル; R2は水素、低級アルキルまたはアリールアルキル; Xは水素、低級アルキルまたはフエニル; Yは水素、低級アルキル、フエニルまたはアルコキシ、
あるいはXとYを合して形成される−(CH2−、−
(CH2−、−CH=CH−または および nは0または1を表わす〕 で示される化合物、その塩類およびそのすべての立体異
性体の製造法を提供することができる。
この製造法は、式: 〔式中、R3は水素化分解により脱離させうる基であつて
ベンジルまたは のような置換ベンジル(R′はアルキル、アルコキ
シ、アルカノイル、フエニルまたはジアルキルアミノで
あつてベンゼン製造のo−、m−もしくはp−位置に存
在しうる)である〕 で示されるホスフイン酸エステルと、式: 〔式中、HalはClまたはBrを表わす。XおよびYは前記
と同意義〕 で示されるハロエステルを、有機塩基の存在下に反応さ
せて、式: で示されるホスフイン酸エステルを形成させる反応工
程、 このホスフイン酸エステル〔IV〕を、水素化触媒(た
とえばパラジウム/炭素または通常使用する他のパラジ
ウム触媒)の存在下に水素で処理することにより還元し
て式: で示される化合物の1組のラセミ混合物(または2種の
ジアステレオマー混合物)、すなわ式: で示されるA−異性体、 式: で示されるB−異性体、 式: で示されるC−異性体、および 式: で示されるD−異性体の混合物を生成させる反応工程、 式: で示される化合物と 式: で示される化合物のラセミ混合物を、たとえば酢酸イソ
ブチルまたはメチルイソブチルケトンで再結晶すること
により分離する工程、および 上記ラセミ混合物を、L−シンコニジンまたは通常使
用する他の分割試薬(光学的活性アミン)のような分解
試薬で処理することにより、式 で示される分割された塩を生成させる工程を包含する。
分割された塩〔V〕、たとえば式: で示されるシンコニジン塩を、硫酸水素カリウム、塩酸
または硫酸のような強酸もしくは酸塩で処理して酸〔I
A〕を生成させることができる。
前記ホスフイン酸エステル〔II〕とハロエステル〔II
I〕の反応は、トリエチルアミン、ピリジン、トリプロ
ピルアミン、ジアザビシクロウンデセン(DBU)または
他の通常の有機塩基のような有機塩基(好ましくはトリ
エチルアミン)およびトルエン、クロロホロム、アセト
ニトリル、ジクロロメタン、エチルエーテル、テトラヒ
ドロフランまたはジオキサンのような有機溶媒(好まし
くはトルエン)の存在下、要すれば硫酸テトラブチルア
ンモニウムまたはヨウ化ナトリウムのような触媒を存在
させて進行させることができる。
ホスフイン酸エステル〔II〕はハロエステル〔III〕
に対して約(0.1:1)〜(1:1)、好ましくは約(0.2:
1)〜(0.3〜1)の範囲のモル比で使用し、化合物〔I
I〕と〔III〕の反応は、約50〜130℃、約2〜12時間で
完結する。
エステル体〔IV〕を水素化分解した後、分別結晶して
得られたラセミ混合物(〔I A〕および〔I B〕)を、酢
酸エチル、エチルアルコールまたはテトラヒドロフラン
のような不活性有機溶媒(好ましくは酢酸エチル)の存
在下、L−シンコニジンまたは他の光学的活性アミンの
ような分割試薬(好ましくはL−シンコニジン)で処理
することにより分割する。この反応は、分割試薬を化合
物〔I A〕と〔I B〕のラセミ混合物に対し約(2:1)〜
(0.2:1)、好ましくは約(1:1)〜(0.5:1)のモル比
で使用し、温度約25〜80℃、約2〜12時間で行う。
式: で示される中間体およびそのすべての立体異性体(式: の立体異性体、たとえば式: の立体異性体を含む); 式: で示される中間体およびそのすべての立体異性体(式: の立体異性体、たとえば式: の立体異性体を含む);および 式: で示される中間体(式: の中間体、たとえば式: の中間体を含む)はすべて新規化合物である。
式: で示されるホスフイン酸エステル出発物質は公知化合物
であつて、米国特許第4,602,092号に開示されているよ
うに製造することができる。そのフエニルメチルエステ
ル体は米国特許第4,602,092号の実施例1に開示されて
いるように製造することができる。
別法として、ホスフイン酸エステル〔II〕は以下に述
べるように、式: で示されるホスフイン酸化合物をエステル化することに
より得ることができる。すなわち (a)ホスフイン酸化合物〔II A〕を、温度約25〜130
℃で約2〜10時間、メタノール、エタノールまたはベン
ジルアルコールのようなアルコール(好ましくはベンジ
ルアルコール)で処理するか、あるいは (b)ホスフイン酸化合物〔II A〕を、トリエチルアミ
ン、ピリジンまたはN,N−ジメチルアミンのような塩基
およびトルエン、テトラヒドロフランまたはジオキサン
のような有機溶媒の存在下、温度約−30〜+30℃で約1
〜4時間、クロロギ酸エチル、クロロギ酸メチルのよう
なグロロギ酸アルキルまたはクロロギ酸ベンジルのよう
なクロロギ酸アリールアルキル(好ましくはクロロギ酸
ベンジル)で処理してエステル化することにより、ホス
フイン酸エステル〔II〕を得ることができる。
上記反応(a)または(b)の実施において、ホスフ
イン酸化合物〔II A〕をアルコールまたはクロロギ酸エ
ステルに対して約(0.2:1)〜(1:1)、好ましくは約
(0.5:1)〜(1:1)のモル比で使用する。
本明細書を通じて使用する用語アリールは、それ自体
もしくはより大なる基の一部のいずれであつてもフエニ
ル、ナフチルまたは置換フエニル、置換ナフチル(置換
基はハロゲン、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、
ヒドロキシ、アルカノイル、ニトロ、アミノ、ジアルキ
ルアミンまたはトリフルオロメチル基である)を表わ
す。フエニルおよびモノ置換フエニルが好ましく、フエ
ニルが最も好ましい。
本明細書を通じてアルキルまたは低級アルキルは、そ
れ自体もしくはより大なる基の一部のいずれであつても
炭素数1〜10の基を表わし、これらはハロゲン(Cl、
I、BrもしくはCF3)、低級アルコキシ、アリールまた
はシクロアルキルのような置換基1〜2個を含むことが
できる。炭素数1〜4のアルキル基が好ましい。
本明細書を通じてシクロアルキルは、それ自体もしく
はより大なる基の一部のいずれであつてもシクロプロピ
ル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルま
たはシクロプチルのような炭素数3〜7の基を表わす。
本明細書を通じてアルコキシまたはアルキルチオは、
それ自体もしくはより大なる基の一部のいずれであつて
も炭素数1〜8の基を表わす。炭素数1〜3のアルコキ
シまたはアルキルチオが好ましい。
本明細書を通じてアリールアルキルまたはシクロアル
キルアルキルは、それ自体もしくはより大なる基の一部
のいずれであつてもそれぞれアリールまたはシクロアル
キル置換基を含む前記のようなアルキル基を表わす。
本発明のホスフイン酸化合物〔I A〕は、これをACE阻
害剤たとえば式: で示される化合物(米国特許第4,337,201号に開示され
ている)の製造のために使用することができる。この製
造法を例示すれば次の通りである。本発明のホスフイン
酸〔I A〕たとえば式: で示される化合物と式: で示される化合物またはその遊離アミン酸を、N,N′−
ジシクロヘキシルカルボジイミド、混合無水物形成試薬
(たとえばピバロイルクロリド、カルボニルジイミダゾ
ールもしくはメルカプトベンゾトリアゾール)または通
常使用する他のカプリング剤のようなカプリング剤およ
びN−ヒドロキシスクシンイミドまたはヒドロキシベン
ゾトリアゾールのような活性化剤の存在下、要すればジ
イソプロピルエチルアミンまたはトリエチルアミンのよ
うな塩基を存在せしめて反応させ、反応混合物から所望
の化合物を回収することにより、ACE阻害剤として有用
な化合物〔VII〕を得ることができる。
上記反応は、化合物〔I A′〕を化合物〔VIII〕に対
して約(0.5:1)〜(2:1)のモル比とし、温度約−20〜
+30℃、反応時間約2〜12時間で行う。
本発明において使用する出発物質として有用なホスフ
イン酸エステル〔II〕に含まれる化合物を例示すれば次
頁表の通りであるが、これらに限定されるものではな
い。
本発明で使用するのに適当なハロエステル〔III〕に
包含される化合物を例示すれば次の通りであるが、これ
らに限定されるものではない。
以下に述べる実施例により本発明の好ましい実施態様
を更に詳細に説明する。特に記載のない限り温度はすべ
て℃で表わす。
実施例1 〔〔2−メチル−1−(1−オキソプロポキシ)プロポ
キシ〕(4−フエニルブチル)ホスフイニル〕酢酸(B
異性体)・シンコニジン塩(1:1)の製造:− A.〔ヒドロキシ(4−フエニルブチル)ホスフイニル〕
酢酸フエニルメチルエステル 4−フエニルブチルホスフイン酸2.0g(0.01モル)の
クロロホルム40ml溶液に、トリエチルアミン3.2ml(0.0
2モル)を加え、混合物を氷浴上、0℃に冷やす。この
溶液にトリメチルシリルクロリド2.8ml(0.022モル)、
次いでブロモ酢酸ベンジル1.6ml(0.011モル)を適加す
る。氷浴を除いて混合物を室温で5時間撹拌し、水性10
%塩酸30mlと砕いた氷20g中に注ぐ。混合物を分別漏斗
中で浸盪した後、クロロホルム層を分離し、水層をジク
ロロメタンで(50ml×2回)抽出する。有機層を合して
食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ロタバプ
(rotavap)上で溶媒を除く。得られた濃厚な粗油状物
3.5gをエーテル30mlに溶解し、ヘキサンを適加して濁つ
た溶液を生成させ、混合物を室温で一夜放置して結晶化
を完成する。これを冷蔵庫で2時間冷やし、過して固
体をヘキサン50ml、エーテル50ml、再びヘキサン50ml、
エーテル50mlの順序で洗う。この固体を減圧下に乾燥し
て標記化合物2.48g(71%)を得る。融点68〜70℃。TLC
(シリカゲル上、塩化メチレン:メタノール:酢酸(2
0:1:1))によりRf0.25の単一斑点を認めた。
元素分析(C19H23O4Pとして) 計算値:C,65.88;H,6.69;P,8.94、実測値:C,65.88;H,6.7
7;P,8.5。
B.〔〔2−メチル−1−(1−オキソプロポキシ)プロ
ポキシ〕(4−フエニルブチル)ホスフイニル〕酢酸フ
エニルメチルエステル 前記Aのエステル化合物50g(0.14モル)の乾燥クロ
ロホルム300ml溶液を、トリエチルアミン28.6g(0.28モ
ル)、プロピオン酸1−クロロイソブチル35.6g(0.21
モル)、硫酸水素テトラ−n−ブチルアンモニウム12.0
g(0.035モル)およびヨウ化ナトリウム5.3g(0.035モ
ル)で処理する。
この混合物を撹拌し、20時間おだやかに加熱還流後、
冷やして減圧下に溶媒を蒸発させる。油状残留物をエー
テル150mlに溶解し、水150mlで洗う。水性洗液をエーテ
ルで(150ml×4回)抽出する。エーテル溶液を合して
5%炭酸水素ナトリウム(150ml×3回)、10%亜硫酸
水素ナトリウムおよび食塩水で洗う。乾燥(硫酸マグネ
シウム)後、減圧下にエーテルを蒸発させて粗油状生成
物57.0g(83%)を得る。
元素分析(C26H35O6Pとして) 計算値:C,65.80;H,7.43 実測値:C,64.56;H,7.40 C.〔〔2−メチル−1−(1−オキソプロポキシ)プロ
ポキシ〕(4−フエニルブチル)ホスフイニル〕酢酸
(1組のラセミ混合物またはジアステレオマー混合物) 前記Bの化合物57.0g(0.12モル)の酢酸エチル300ml
溶液を10%Pd/C3.0gで処理し、パル装置(45psi)上、
4時間水素化する。混合物をハイフロ(Hyflo)に通し
て過し、溶液を5%炭酸水素ナトリウムで(150ml×
3回)抽出する。水性抽出物をエーテルで洗い、5℃に
冷やして酢酸36mlで処理する。生成物を酢酸エチルで
(200ml×2回)抽出し、乾燥(硫酸マグネシウム)し
て減圧下、溶媒を蒸発させる。残留物をトルエン300ml
に溶解し、減圧下、溶媒を蒸発させて最後まで残つた微
量の酢酸を除く。油状残留物を室温で放置後、半固定と
なる。収量39.8g(前記Aのエステルから72%)。
元素分析(C19H29O6Pとして) 計算値:C,59.36;H,7.60 実測値:C,59.30;H,7.62 D.〔〔2−メチル−1−(1−オキソプロポキシ)プロ
ポキシ〕(4−フエニルブチル)ホスフイニル〕酢酸
(A/B異性体、ラセミ混合物) イソプロピルエーテル50ml中、前記Cの化合物(混合
物)10.0g(0.026モル)の懸濁液を15分間強く撹拌後、
20時間5℃に保持する。
無色生成物を過し、少量の冷イソプロピルエーテル
で洗い、A/B異性体5.0gを得る。融点87〜89℃。液を
減圧下に蒸発させてこれをC/D異性体単離のため保存す
る。
前記物質の熱イソプロピルエーテル110ml溶液を熱し
たガラス漏斗(ガラスウール)に通して過する。冷溶
液から所望の生成物4.6g(92%)を得る。融点90〜92
℃。
E.〔〔2−メチル−1−(1−オキソプロポキシ)プロ
ポキシ〕(4−フェニルブチル)ホスフイニル〕酢酸
(分割、B異性体)・シンコニジン塩(1:1) 45℃に保持した酢酸エチル6中、−シンコニジン
980g(3.33モル)の懸濁液を強く撹拌しながらこれに、
前記DのA/B異性体混合物1275.5g(3.33モル)を徐々に
加え、この塩の懸濁液を徐々に70℃に加熱しながら更に
2.5時間撹拌を続け、この時、完全な溶液が得られる。
少量の不溶性物質から過(ハイフロ)した後、溶液に
種結晶を加えて冷やす。晶出した結晶生成物を取し、
酢酸エチル/イソプロピルエーテル(1:1)1200mlで洗
い、減圧下に乾燥し、B異性体に富むシンコニジン塩18
97.2gを得る。融点106〜109℃。〔α〕=−59.3゜
(メタノール中、c=1)、〔α〕365=−237.6゜(メ
タノール中、c=1)。この物質を、同様に製造した物
質136.8g(前記DのA/B異性体0.412モルから製造)と合
して沸騰酢酸エチル10.18から再結晶して全量2014gを
過後、前記と同様の溶媒混合物1500mlで洗い、減圧下
に乾燥して標記B異性体シンコニジン塩1162g(92%)
を得る。融点120〜122℃(分解)。〔α〕=−45.2゜
(メタノール中、c=1)、〔α〕365=−185.5゜(メ
タノール中、c=1)。
試料10gをアセトニトリルから2回、酢酸エチルから
3回再結晶して更に融点125〜126℃(分解)の塩を得
る。〔α〕=−42.2゜、〔α〕360=−178.8゜。Rf
0.38(二酸化ケイ素上、クロロホルム/メタノール(1:
9))。
元素分析(C19H29O6P・C19H22N2Oとして) 計算値:C,67.23;H,7.57;N、4.13、実測値:C,67.17;H7.6
2;N、4.14。
実施例2 〔〔2−メチル−1−(1−オキソプロポキシ(プロポ
キシ〕(4−フエニルブチル〕ホスフイニル〕酢酸の製
造:− A.〔ヒドロキシ(4−フエニルブチル)ホスフイニル〕
酢酸フエニルメチルエステル 〔ヒドロキシ(4−フエニルブチル)ホスフイニル〕
酢酸(米国特許第4,602,092号の実施例23記載と同様に
製せられる)422.5g(1.65モル)のテトラヒドロフラン
(アルミナで精製)4700ml溶液を−5〜−10℃に保持し
てよく撹拌しながらこれに、トリエチルアミン290ml
(2.08モル〕をゆつくり加える。次いでクロロギ酸ベン
ジル27ml(1.93モル)の精製テトラヒドロフラン1320ml
溶液を滴加する。冷浴を除いた後、3時間撹拌を続け、
次いで反応混合物を過する。固体を酢酸エチルで(10
00ml×2回)洗う。液を合して減圧下に濃縮する。こ
の残留物を酢酸エチル4000mlに溶解し、水で(1000ml×
2回)、2.5%塩酸で(600ml×2回)および食塩水で
(1000ml×2回)洗う。有機層を硫酸マグネシウムで乾
燥、過し、濃縮する。残留物をエーテル/ヘキサン
(1:1)で(500ml×2回)摩砕処理し、集する。固体
をフリツト上、エーテル/ヘキサン(1:1)で洗い、減
圧下、30℃で一夜乾燥し、無色結晶生成物509gを得る。
融点68〜70℃。
元素分析(C19H23O4Pとして) 計算値:C,65.89;H,6.69;P,8.94、実測値:C,65.80;H,6.8
0;P,9.10。
B.プロピオン酸1−クロロイソブチル 3Åシーブで乾燥したクロロホルム3000ml中、プロピ
オニルクロリド1407g(14.8モル)の氷冷溶液を強く撹
拌しながらこれに、塩化亜鉛7.4gを加え、次いでイソブ
チルアルデヒド1132g(14.8モル)、温度が25℃で維持
される速度(3時間)で滴加する(発熱)。
混合物を氷冷しながら更に30分間撹拌する。氷浴を除
き、1時間撹拌を続ける。反応混合物を水で(1500ml×
3回)および食塩で(1500ml×1回)洗う。硫酸マグネ
シウムで乾燥後、有機層を過し、減圧下に濃縮する。
油状残留物を蒸留して無色液体2269g(沸点46〜48℃
(4.5mmHg)を得る。
C.〔〔2−メチル−1−(1−オキソプロポキシ)プロ
ポキシ〕(4−フエニルブチル)ホスフイニル〕酢酸 酢酸エチル4800mlと水2700mlの混合物中、実施例1Eの
塩406.8g(0.6モル)の懸濁液を撹拌しながらこれに、
硫酸水素カリウム180gの水700ml溶液を滴加してpH2.3に
調節する。有機層を分離して食塩水1000mlで1回洗い、
硫酸マグネシウムで乾燥する(2時間)。水層を合して
酢酸エチルで(1500ml×3回)再抽出し、前記と同様に
処理する。酢酸エチル洗液を合して過し、減圧下に濃
縮する。残留物をトルエンと(1300ml×3回)共沸蒸留
した後、減圧下に3日間乾燥して標記遊離酸230.4gを得
る。
実施例3 〔1(±)4S〕−4−シクロヘキシル−1−〔〔2−メ
チル−1−(1−オキソプロポキシ)プロポキシ〕(4
−フエニルブチル)ホスフイニル〕アセチル〕−L−プ
ロリン・モノナトリウム塩(B異性体)の製造:− バーデイク・アンド・ジヤクソン(Burdick & Jacks
on)ジクロロメタン(シーブで乾燥)6中、実施例2
の酸化合物(減圧下、室温で72時間乾燥)230.4g(0.6
モル)とヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(減圧
下、80℃で24時間乾燥)101.1g(0.66モル)のスラリー
を、氷/アセトン浴上で冷やし、N,N−ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド(DCC)136g(0.66モル)で処理す
る。この混合物を室温にあたためて3時間撹拌する。混
合物を氷/アセトン上で冷やし、(トランス)−4−シ
クロヘキシル−L−プロリン・塩酸塩154.2g(0.66モ
ル)、次いでジイソプロピルエチルアミン170.7g(1.32
モル)で処理する。混合物を室温で18時間撹拌する。こ
れを冷やして水1で処理し、減圧下にジクロメタンを
除いて濃縮する。残留物をエーテル3600mlと水3600mlで
希釈し、過する。液を10%塩酸でpH1.8にする。エ
ーテル層を分離し、水層を酢酸エチルで(2×3回)
洗う。有機層を合して5%硫酸水素カリウムで(1×
3回)、水で(1×3回)および食塩水(1)で洗
い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮して粗生
成物398.9gを得る。
この粗生成物をアセトン4393mlに溶解し、2−エチル
ヘキサン酸ナトリウム塩117.3gのアセトン1468ml溶液で
処理し、室温で一夜撹拌する。生成した沈殿を集し、
アセトンデ(400ml×3回)およびヘキサンで(1)
洗い、減圧下に乾燥する。収量277g。融点195〜196℃。
〔α〕=−51゜(メタノール中、c=2)。HI=99.8
%。異性体Aは検出されなかつた。
前記実施例2の酸化合物を用いる別途4回のカツプリ
ング反応およびこれに続くナトリウム塩滴下(drop)か
ら得られた生成物(各工程それぞれ38.4g、115g、230g
および230g)を合して標記生成物の総量を得る。4回の
生成物を合して得られた固体をイソプロピルアルコール
(あらかじめ40℃に加温)4000mlに再懸濁し、40℃で15
分間強く撹拌する。このスラリーを室温に冷やし、ほと
んど6時間に渡つて非常にゆつくり過する。過固体
を更にイソプロピルアルコール、次いでエーテルで洗
う。この固体を減圧下、室温で乾燥し、標記生成物710g
を得る。融点195〜196℃。〔α〕=−51゜(メタノー
ル中、c=2)、HI=99.9%。異性体Aは検出されなか
つた。
実施例4 〔ヒドロキシ(4−フエニルブチル)ホスフイニル〕酢
酸フエニルメチルエステルの製造:− 〔ヒドロキシ(4−フエニルブチル)ホスフイニル〕
酢酸5g、ベンジルアルコール2.21gおよび触媒量のp−
トルエンスルホン酸44mgを、トルエン18.75mlに混合す
る。混合物を加熱還流(+108℃)し、HPLC分析により
酸出発物質が更に消費されなくなることが認められるま
で(約7時間)還流を続ける。反応過程で生成した水を
還流系からその復元系の分枝中に集積させる。反応完結
後、このバツチ中の酸出発物質がわずかに脱色(褐色)
していれば、バツチ(80〜95℃)にDARCO・G−60(2.2
g(酸出発物質の4.5重量%))を加えてもよい。結晶化
前にバツチからDARCOを別する。
清澄な反応溶液を60℃に冷やし、バツチにヘプタン1
9.53mlに加えて結晶化させる。バツチを結晶化温度(25
〜29℃)に冷やし、この温度で少なくとも90分間保持す
る。得られたスラリーを0〜5℃に冷やし、この温度で
少なくとも2時間保持後、過する。過固体を、固体
容量の0.5容のヘプタン:トルエン(2:1(容量))で3
回洗う。残留溶媒が0.5重量%以下となるまで結晶生成
物を減圧下、40℃で乾燥する。
この処理における収率は約88M%である。
標記化合物を再結晶することが必要であるとき、これ
をメチルイソブチルケトン10ml(55〜60℃)に溶解す
る。溶液を過して清澄にし、25〜30℃に冷やして標記
酸化合物の結晶化を誘発させる。次いでこのスラリーを
0〜5℃に冷やし、過する。過固体を、その0.5容
の冷(0〜5℃)メチルイソブチルケトンで2回洗う。
生成物を減圧下、残留溶媒の形跡がなくなるまで35℃で
乾燥する。
実施例5 〔〔2−メチル−1−(1−オキソプロポキシ)プロポ
キシ〕(4−フエニルブチル)ホスフイニル〕酢酸の製
造:− トルエン12ml中、実施例4の化合物4gを、トリエチル
アミン2.34gおよび実施例2Bのエステルと共に約8時間
還流(112℃)し、標記酸のベンジルエステルを得る。
冷後、トリエチルアミン塩酸塩を別し、トルエンに富
む液を水素および5%(50%水湿潤)パラジウム/炭
素0.2gで処理してベンジルエステル基を脱保護する。
触媒を去後、生成物を5%炭酸水素ナトリウム溶液
16ml中で抽出する。水に富む溶液を濃塩酸約1.32mlでPh
3.0に調節後、生成物を酢酸イソブチル(IBA)16ml中に
抽出する。これを濃縮し、IBAを冷やすことにより標記
酸(I A/I B異性体1組)を単離する。
湿潤固体をメチルイソブチルケトン(MIBK)から再結
晶し、I C/I D異性体1組0.1%ないしそれ以下を含む生
成物1.3gを得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドナルド・エス・カラニュースキー アメリカ合衆国ニュージャージー、イー スト・ウインザー、チャード・オーク・ レーン 8番 (72)発明者 ジョン・ケー・ソッタシル アメリカ合衆国ニュージャージー、ロー レンスビル、スプリングヒル・ドライブ 27番 (72)発明者 ジェイムス・イー・ヘイクス アメリカ合衆国ニュージャージー、イー スト・ウインザー、ケント・レーン 2 番 (72)発明者 ジョン・エー・グロッソ アメリカ合衆国ニュージャージー、プリ ンストン・ジャンクション・ペンブルッ ク・コート 7番 (56)参考文献 特開 昭58−92684(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式: で示される化合物もしくはその塩類ならびにそれらの立
    体異性体 [式中、R1は低級アルキル、アリール、アリールアルキ
    ル、シクロアルキルまたはシクロアルキルアルキル; R2は水素、低級アルキルまたはアリールアルキル; Xは水素、低級アルキルまたはフェニル; Yは水素、低級アルキル、フェニルまたはアルコキシ、
    あるいはXとYを合して形成される−(CH2−、−
    (CH2−、−CH=CH−、または および nは0または1を表わす]。
  2. 【請求項2】L−シンコニジン塩型である請求項1記載
    の化合物。
  3. 【請求項3】式: または で示される請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】式: で示される化合物またはその立体異性体 [式中、R1は低級アルキル、アリール、アリールアルキ
    ル、シクロアルキルまたはシクロアルキルアルキル; R2は水素、低級アルキルまたはアリールアルキル; R3はベンジル、 (R′はアルキル、アルコキシ、アルカノイル、フェ
    ニルまたはジアルキルアミノ); Xは水素、低級アルキルまたはフェニル; Yは水素、低級アルキル、フェニルまたはアルコキシ、
    あるいはXとYを合して形成される−(CH2−、−
    (CH2−、−CH=CH−または および nは0または1を表わし、但し、R1が低級アルキルまた
    はフェニルアルキル;R2が水素;R3がベンジル;Xが水素ま
    たは低級アルキル;Yが低級アルキル;およびnが0の場
    合を除く]。
  5. 【請求項5】式: [式中、R1、R2、n、XおよびYは請求項1記載と同意
    義] で示される請求項1記載の化合物の塩型を製造するに当
    り、 式: [式中、R3は水素化分解により脱離させうる基であっ
    て、ベンジル、 (R′はアルキル、アルコキシ、アルカノイル、フェ
    ニルまたはジアルキルアミノ)である] で示されるホスフィン酸エステルと、 式: [式中、HalはClまたはBrを表わす。XおよびYは前記
    と同意義] で示されるハロエステルを、有機塩基の存在下に反応さ
    せて、 式: で示されるホスフィン酸エステルを形成させ、このホス
    フィン酸エステルを水素化触媒の存在下に水素で処理す
    ることにより水素化し、 式: で示される化合物の1組のラセミ混合物(ジアステレオ
    マー混合物)、すなわち式: で示されるA−異性体、 で示されるB−異性体、 で示されるC−異性体、および で示されるD−異性体の混合物を生成させ、次いで上記
    式[I A]と[I B]のラセミ混合物を分離し、このラセ
    ミ混合物を分割試薬で処理することにより分割して、 式: で示される分割された塩を得ることを特徴とする塩型で
    ある請求項1記載の化合物の製造法。
  6. 【請求項6】分割試薬がL−シンコニジンである請求項
    5記載の製造法。
  7. 【請求項7】式: [式中、R1、R2、X、Yおよびnは請求項1記載と同意
    義。] で示される請求項1記載の化合物を製造するに当り、 式: で示される塩を強酸または酸塩で処理することを特徴と
    する請求項1記載の化合物の製造法。
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