JP2716682B2 - 軌条式輸送システム、特に磁気浮上式鉄道車両用の軌道の支持構造の接続体に固定手段を位置精密に形成するための方法と装置 - Google Patents
軌条式輸送システム、特に磁気浮上式鉄道車両用の軌道の支持構造の接続体に固定手段を位置精密に形成するための方法と装置Info
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- JP2716682B2 JP2716682B2 JP7204770A JP20477095A JP2716682B2 JP 2716682 B2 JP2716682 B2 JP 2716682B2 JP 7204770 A JP7204770 A JP 7204770A JP 20477095 A JP20477095 A JP 20477095A JP 2716682 B2 JP2716682 B2 JP 2716682B2
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- E01B25/30—Tracks for magnetic suspension or levitation vehicles
- E01B25/32—Stators, guide rails or slide rails
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1と6によ
る、軌条式輸送システム、特に磁気浮上式鉄道車両用の
軌道の支持構造の接続体に固定手段を位置精密に形成す
るための方法と装置に関する。
る、軌条式輸送システム、特に磁気浮上式鉄道車両用の
軌道の支持構造の接続体に固定手段を位置精密に形成す
るための方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】軌条式輸送システムのための軌道、特に
磁気浮上式鉄道車両用の軌道は、原動機付き車両を支持
し、案内しそして運動させるための装備部品や、原動機
付き車両と軌道の間の情報伝達およびエネルギー交換の
ための装置のような多数の機能構成要素を有する。これ
らの構成要素は互いにおよび比較的迅速に動く原動機付
き車両に対し限定された位置になければならない。
磁気浮上式鉄道車両用の軌道は、原動機付き車両を支持
し、案内しそして運動させるための装備部品や、原動機
付き車両と軌道の間の情報伝達およびエネルギー交換の
ための装置のような多数の機能構成要素を有する。これ
らの構成要素は互いにおよび比較的迅速に動く原動機付
き車両に対し限定された位置になければならない。
【0003】装備部品や機能構成要素を軌条式輸送シス
テムのための軌道支持体に位置精密に位置決めする要求
を果たすために、公知技術から種々の可能性が知られて
いる。ドイツ連邦共和国特許公開第27 15 717 号明細書
によれば、軌道装備を位置決めして固定するために調整
可能なねじ結合を使用することができるが、このねじ結
合は、軌道に存在する固定手段の位置において製作で生
ずる公差を補償する。
テムのための軌道支持体に位置精密に位置決めする要求
を果たすために、公知技術から種々の可能性が知られて
いる。ドイツ連邦共和国特許公開第27 15 717 号明細書
によれば、軌道装備を位置決めして固定するために調整
可能なねじ結合を使用することができるが、このねじ結
合は、軌道に存在する固定手段の位置において製作で生
ずる公差を補償する。
【0004】さらに、鉄道の実際と交通工学のための定
期刊行物、Glasers Annalen, 105(1981), No. 7/8, 210
頁から、固定ボルトを限定位置において軌道の支持構造
の中へ流しこむことにより装備部品の精密な位置決めを
達成できることが推定できる。前述した解決は、特に固
定要素または結合要素の費用のかかる調整に基礎を置い
た大きな欠点が共通している。
期刊行物、Glasers Annalen, 105(1981), No. 7/8, 210
頁から、固定ボルトを限定位置において軌道の支持構造
の中へ流しこむことにより装備部品の精密な位置決めを
達成できることが推定できる。前述した解決は、特に固
定要素または結合要素の費用のかかる調整に基礎を置い
た大きな欠点が共通している。
【0005】ヨーロッパ特許公開第 0 151 283号明細書
に含まれた教示によれば、支持構造の製作に出口側で接
続された作業サイクルにおいて、支持構造に存在する接
続体に寸法の正確な貫通孔および/またはくぼみが設け
られる。これにより、支持構造の装備部品の著しく単純
化された組立が可能である。
に含まれた教示によれば、支持構造の製作に出口側で接
続された作業サイクルにおいて、支持構造に存在する接
続体に寸法の正確な貫通孔および/またはくぼみが設け
られる。これにより、支持構造の装備部品の著しく単純
化された組立が可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、軌条
式原動機付き車両の軌道の支持構造に固定手段を形成す
るときにさらに単純化をもたらすことである。
式原動機付き車両の軌道の支持構造に固定手段を形成す
るときにさらに単純化をもたらすことである。
【課題を解決するための手段】 この課題を解決するに
は、本発明により、冒頭に述べた種類の方法において、
固定手段を支持構造に形成する準備中に支持構造の実際
の空間位置を決定し、この位置を支持構造の製作位置と
比較して、両方の空間位置から位置の差を検知し、さら
にこの位置の差から、支持構造の製作のときに決定され
た接続個所と比較して、形成すべき固定手段の接続個所
の位置変化を決定し、その後に固定手段の接続個所の修
正された座標を得るようにすればよい。
は、本発明により、冒頭に述べた種類の方法において、
固定手段を支持構造に形成する準備中に支持構造の実際
の空間位置を決定し、この位置を支持構造の製作位置と
比較して、両方の空間位置から位置の差を検知し、さら
にこの位置の差から、支持構造の製作のときに決定され
た接続個所と比較して、形成すべき固定手段の接続個所
の位置変化を決定し、その後に固定手段の接続個所の修
正された座標を得るようにすればよい。
【0007】さらに、前述した課題の解決は、冒頭に述
べた種類の装置において、支持構造および/または加工
ユニットに、加工すべき支持構造を接続個所におけるそ
の位置決めのときにカップリング要素が加工ユニットの
ための当接部として働くように設ければよい。本発明で
は、固定手段を支持構造に形成するために、あとになっ
てからの布設個所により決定される支持構造の位置決め
は必要でないという利点がある。さらに、本発明により
設けられた支持構造と加工手段のカップリングの結果と
して、場合によっては必要な下部構造に関してわずかな
要求しか出すことができないホールにおいて、支持構造
の加工を直接設定路線に行うことができる可能性があ
る。したがって、例えば支持構造が載っている基礎に
は、なるほど担持する機能が付随するが調整する機能は
付随しない。加工ユニットの自重により惹起される支持
構造の変形に対して、簡単な仕方で無負荷の支持構造の
下方ブームを支持することにより対抗させることができ
る。
べた種類の装置において、支持構造および/または加工
ユニットに、加工すべき支持構造を接続個所におけるそ
の位置決めのときにカップリング要素が加工ユニットの
ための当接部として働くように設ければよい。本発明で
は、固定手段を支持構造に形成するために、あとになっ
てからの布設個所により決定される支持構造の位置決め
は必要でないという利点がある。さらに、本発明により
設けられた支持構造と加工手段のカップリングの結果と
して、場合によっては必要な下部構造に関してわずかな
要求しか出すことができないホールにおいて、支持構造
の加工を直接設定路線に行うことができる可能性があ
る。したがって、例えば支持構造が載っている基礎に
は、なるほど担持する機能が付随するが調整する機能は
付随しない。加工ユニットの自重により惹起される支持
構造の変形に対して、簡単な仕方で無負荷の支持構造の
下方ブームを支持することにより対抗させることができ
る。
【0008】本方法の合目的な実施において、軌道の支
持構造を製作するときに、基準個所を決定することによ
り、距離および傾斜測定を経て、他の加工プロセスおよ
び場合によっては組立プロセスのための支持構造のその
都度の第一位置の決定を行うことができる。それ故に、
製作が行われた後の支持構造の最終測定の結果を加工パ
ラメータの計算のための基礎として用いることができ
る。
持構造を製作するときに、基準個所を決定することによ
り、距離および傾斜測定を経て、他の加工プロセスおよ
び場合によっては組立プロセスのための支持構造のその
都度の第一位置の決定を行うことができる。それ故に、
製作が行われた後の支持構造の最終測定の結果を加工パ
ラメータの計算のための基礎として用いることができ
る。
【0009】機枠に対して相対的に移動可能な加工ヘッ
ドを担持する加工ユニットを使用する場合、固定手段の
接続個所に対する機枠の位置の差を決定し、加工ヘッド
を機枠に対して加工位置に持ってくるのが合目的であ
る。そのような方法を実施すると、加工ヘッドに対し比
較的質量の大きい機枠を加工個所に正確に位置決めする
ことをなくすことができる。それどころか、機枠を加工
個所近くに位置決めして、次に加工ヘッドを機枠の上を
移動させることにより正確な加工位置に持ってくれば充
分である。
ドを担持する加工ユニットを使用する場合、固定手段の
接続個所に対する機枠の位置の差を決定し、加工ヘッド
を機枠に対して加工位置に持ってくるのが合目的であ
る。そのような方法を実施すると、加工ヘッドに対し比
較的質量の大きい機枠を加工個所に正確に位置決めする
ことをなくすことができる。それどころか、機枠を加工
個所近くに位置決めして、次に加工ヘッドを機枠の上を
移動させることにより正確な加工位置に持ってくれば充
分である。
【0010】この場合、加工ユニットの機枠の上に基準
面を決定することにより、この基準面に対する距離およ
び傾斜測定を経て、関連する加工プロセスのための機枠
のその都度の第一位置の決定を行うのが合目的である。
支持構造に存在する多数の接続個所の能率的な加工を可
能にするために、加工ユニットを軌道の支持構造の上を
移動させ、そして固定手段を形成するために加工ユニッ
トを支持構造に固定することができる。
面を決定することにより、この基準面に対する距離およ
び傾斜測定を経て、関連する加工プロセスのための機枠
のその都度の第一位置の決定を行うのが合目的である。
支持構造に存在する多数の接続個所の能率的な加工を可
能にするために、加工ユニットを軌道の支持構造の上を
移動させ、そして固定手段を形成するために加工ユニッ
トを支持構造に固定することができる。
【0011】加工ユニットがその移動中、加工すべき支
持構造とカップリング要素を介して係合して存在すれ
ば、加工ユニットを移動路全体にわたって予め位置決め
された位置に保持することができる。その場合、支持構
造の上側に長さ方向において支持面を形成し、この支持
面の上を加工ユニットと結合されかつこれを担持するロ
ールが移動可能であるようにするのが合目的である。
持構造とカップリング要素を介して係合して存在すれ
ば、加工ユニットを移動路全体にわたって予め位置決め
された位置に保持することができる。その場合、支持構
造の上側に長さ方向において支持面を形成し、この支持
面の上を加工ユニットと結合されかつこれを担持するロ
ールが移動可能であるようにするのが合目的である。
【0012】これに代わり、前述した実施形態との組合
せにおいてそうであったように、支持構造の側面に案内
軌条を設け、その上を加工ユニットと結合されたロール
が移動可能であるようにすることができる。本発明のさ
らに好ましい実施形態において、軌道の支持構造および
/または加工ユニットがクランプ手段を有し、このクラ
ンプ手段は、加工ユニットの位置決めが行われた後、支
持構造と加工ユニットの間の確実なロックをもたらす。
これにより、加工すべき支持構造自体をその加工のとき
に当接部として用いることができる。
せにおいてそうであったように、支持構造の側面に案内
軌条を設け、その上を加工ユニットと結合されたロール
が移動可能であるようにすることができる。本発明のさ
らに好ましい実施形態において、軌道の支持構造および
/または加工ユニットがクランプ手段を有し、このクラ
ンプ手段は、加工ユニットの位置決めが行われた後、支
持構造と加工ユニットの間の確実なロックをもたらす。
これにより、加工すべき支持構造自体をその加工のとき
に当接部として用いることができる。
【0013】加工ユニットを、支持構造から離脱された
状態で走行可能に形成すれば、多数の支持構造を能率的
な仕方で加工ユニットのみにより加工する利点が得られ
る。さらに、支持構造の延長部において、加工ユニット
を受け入れるための駐車ステーションを設けるのが有利
であり、この駐車ステーションは走行可能に形成するの
が合目的である。
状態で走行可能に形成すれば、多数の支持構造を能率的
な仕方で加工ユニットのみにより加工する利点が得られ
る。さらに、支持構造の延長部において、加工ユニット
を受け入れるための駐車ステーションを設けるのが有利
であり、この駐車ステーションは走行可能に形成するの
が合目的である。
【0014】本発明の他の実施の形態において、加工ユ
ニットに位置選定および測定ユニットが付設され、その
運動は、支持構造に対して長さ方向に延びる形材の上で
行われる。加工ユニットの位置選定および測定ユニット
が後を案内される場合に、加工ユニットの位置決定のと
きの誤差を非常に小さく、すなわち 0.1 mm の範囲に保
つことができる。
ニットに位置選定および測定ユニットが付設され、その
運動は、支持構造に対して長さ方向に延びる形材の上で
行われる。加工ユニットの位置選定および測定ユニット
が後を案内される場合に、加工ユニットの位置決定のと
きの誤差を非常に小さく、すなわち 0.1 mm の範囲に保
つことができる。
【0015】加工ヘッドを位置決めする運動経過を単純
化するために、加工ユニットは機枠および機枠に対し相
対的に走行可能な、工具を備えた加工ヘッドを有するの
が好都合である。
化するために、加工ユニットは機枠および機枠に対し相
対的に走行可能な、工具を備えた加工ヘッドを有するの
が好都合である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態により詳細に説明する。図2にその横断面形状を示
した軌道支持体1が、滑り平面12を有するカバー板1
1により上方に向かって閉鎖されている(図1)。軌道
支持体の側方には、それぞれ一つの側面案内レール13
が設けられている。
形態により詳細に説明する。図2にその横断面形状を示
した軌道支持体1が、滑り平面12を有するカバー板1
1により上方に向かって閉鎖されている(図1)。軌道
支持体の側方には、それぞれ一つの側面案内レール13
が設けられている。
【0017】軌道支持体1は、例えば孔またはさら孔の
ような固定手段を形成する準備中に支持体受入れ装置2
に存在し、支持体受入れ装置2は、軌道支持体1の長さ
にわたって分配された多数の支持体受け部21からな
る。支持体受け部21の間隔は、加工ユニットの自重が
その都度の加工ユニットの位置決めと無関係に受け入れ
られるように選択するのが合目的である。
ような固定手段を形成する準備中に支持体受入れ装置2
に存在し、支持体受入れ装置2は、軌道支持体1の長さ
にわたって分配された多数の支持体受け部21からな
る。支持体受け部21の間隔は、加工ユニットの自重が
その都度の加工ユニットの位置決めと無関係に受け入れ
られるように選択するのが合目的である。
【0018】軌道支持体1には、駆動ロール31、追走
ロール32およびガイドロール33により軌道支持体1
の上を移動可能である加工ユニット3が着座している。
その場合、駆動ロール31と追走ロール32がカバー板
11の滑り平面12の上を移動する。加工ユニット3の
側方案内は、案内ロール33をクランプ装置を介して側
面案内レール13と一定の接触状態に保持することによ
り確保される。側方案内ビーム13の正確な位置決めの
結果として、加工ユニット3を支持構造に対し横方向に
変位させる必要がない。
ロール32およびガイドロール33により軌道支持体1
の上を移動可能である加工ユニット3が着座している。
その場合、駆動ロール31と追走ロール32がカバー板
11の滑り平面12の上を移動する。加工ユニット3の
側方案内は、案内ロール33をクランプ装置を介して側
面案内レール13と一定の接触状態に保持することによ
り確保される。側方案内ビーム13の正確な位置決めの
結果として、加工ユニット3を支持構造に対し横方向に
変位させる必要がない。
【0019】さらに、加工ユニット3は液圧シリンダ3
4を有する。固定手段を軌道支持体1に形成する準備中
に加工ユニット3を位置決めするために液圧シリンダ3
4を作動させると、加工ユニット3が加工方向に軌道支
持体1に向かって確実に押圧される。これにより、固定
手段を形成するために必要な、多大の力を直接軌道支持
体に伝達することができる。さらに、そのような加工の
ときに、軌道支持体1に作用する外部の影響を全く考慮
する必要がない。
4を有する。固定手段を軌道支持体1に形成する準備中
に加工ユニット3を位置決めするために液圧シリンダ3
4を作動させると、加工ユニット3が加工方向に軌道支
持体1に向かって確実に押圧される。これにより、固定
手段を形成するために必要な、多大の力を直接軌道支持
体に伝達することができる。さらに、そのような加工の
ときに、軌道支持体1に作用する外部の影響を全く考慮
する必要がない。
【0020】加工ユニット3の上では、工具35を備え
た加工ヘッド36が加工ユニット3の機枠37に対し相
対的に変位可能であるので、加工ユニット3全体の位置
決め精度についての要求を比較的小さく保つことができ
る。さらに、加工ユニット3は入れ子式の接続片38を
有し、この接続片の下端にロール39が設けられてい
る。加工ユニット3と軌道支持体1を離脱させるため
に、接続片38が引き出され、それによって種々の場所
に存在する軌道支持体1を加工するために適している随
意に走行可能な加工ユニット3ができる。
た加工ヘッド36が加工ユニット3の機枠37に対し相
対的に変位可能であるので、加工ユニット3全体の位置
決め精度についての要求を比較的小さく保つことができ
る。さらに、加工ユニット3は入れ子式の接続片38を
有し、この接続片の下端にロール39が設けられてい
る。加工ユニット3と軌道支持体1を離脱させるため
に、接続片38が引き出され、それによって種々の場所
に存在する軌道支持体1を加工するために適している随
意に走行可能な加工ユニット3ができる。
【0021】軌道支持体1に対し平行に形材41が延び
ており、その上に位置選定および測定ユニット4が移動
可能に配置されている。この位置選定および測定ユニッ
ト4は、距離および傾斜測定モジュール、データ処理の
ためのマイクロプロセッサおよび位置選定および測定ユ
ニット4と加工ユニット3の間のデータ伝送のための装
置をもっている。
ており、その上に位置選定および測定ユニット4が移動
可能に配置されている。この位置選定および測定ユニッ
ト4は、距離および傾斜測定モジュール、データ処理の
ためのマイクロプロセッサおよび位置選定および測定ユ
ニット4と加工ユニット3の間のデータ伝送のための装
置をもっている。
【0022】固定手段を形成するために、支持体受け装
置2に存在する軌道支持体1の第一の位置が決定され
る。このために、位置選定および測定ユニット4を経
て、軌道支持体1に配置された位置選定デスクに関して
距離および傾斜測定が行われる。座標変換を通して、位
置選定および測定ユニット4のマイクロプロセッサが装
備部分の、ここではステータパケット5(図3)の所望
位置を計算し、そして相応するデータを加工ユニット3
の計算機に伝送する。そこで、この加工ユニットがステ
ータパケット5のための第一の加工すべき接続個所へ走
行する。加工ユニット3の運動およびそれと共に空間の
その座標の変化が、位置および測定ユニット4を用いて
加工ユニット3に存在する位置選定デスクに関して距離
および傾斜を測定することによってマイクロプロセッサ
に検出され、そして加工ユニット3の計算機に伝送され
る。軌道支持体1における加工すべき接続個所からの予
め選択可能な最大許容間隔を下回った後、加工ユニット
3が止められて、軌道支持体1と固定される。この後
で、加工ユニット3の計算機で検知された、接続個所に
関する加工ヘッド36の位置の差から出発して、接続個
所における加工ヘッド36の変位および位置決めが行わ
れ、その後加工プロセスが導入される。
置2に存在する軌道支持体1の第一の位置が決定され
る。このために、位置選定および測定ユニット4を経
て、軌道支持体1に配置された位置選定デスクに関して
距離および傾斜測定が行われる。座標変換を通して、位
置選定および測定ユニット4のマイクロプロセッサが装
備部分の、ここではステータパケット5(図3)の所望
位置を計算し、そして相応するデータを加工ユニット3
の計算機に伝送する。そこで、この加工ユニットがステ
ータパケット5のための第一の加工すべき接続個所へ走
行する。加工ユニット3の運動およびそれと共に空間の
その座標の変化が、位置および測定ユニット4を用いて
加工ユニット3に存在する位置選定デスクに関して距離
および傾斜を測定することによってマイクロプロセッサ
に検出され、そして加工ユニット3の計算機に伝送され
る。軌道支持体1における加工すべき接続個所からの予
め選択可能な最大許容間隔を下回った後、加工ユニット
3が止められて、軌道支持体1と固定される。この後
で、加工ユニット3の計算機で検知された、接続個所に
関する加工ヘッド36の位置の差から出発して、接続個
所における加工ヘッド36の変位および位置決めが行わ
れ、その後加工プロセスが導入される。
【0023】さらに続く接続個所の加工は、その計算機
に記憶されたデータの基本位置における加工ユニット3
をインクレメンタルな距離測定システムを用いて新しい
接続個所に移動させて、所定の位置決めが達成された後
停止させ、そして軌道支持体1に止めることにより行わ
れる。その後、位置選定および測定ユニット4を経て検
知された加工ユニット3の位置に関連して、加工ヘッド
36が調整され、そして加工プロセスが記憶されたパラ
メータをもとにして開始される。
に記憶されたデータの基本位置における加工ユニット3
をインクレメンタルな距離測定システムを用いて新しい
接続個所に移動させて、所定の位置決めが達成された後
停止させ、そして軌道支持体1に止めることにより行わ
れる。その後、位置選定および測定ユニット4を経て検
知された加工ユニット3の位置に関連して、加工ヘッド
36が調整され、そして加工プロセスが記憶されたパラ
メータをもとにして開始される。
【0024】軌道支持体1の加工が完了した後、加工ユ
ニット3の接続片38を繰り出すことにより、加工ユニ
ット3を軌道支持体1から分離することが行われる。加
工ユニット3が加工された軌道支持体1の範囲を出る
と、さらに続く軌道支持体1の加工のために自由に使え
る。
ニット3の接続片38を繰り出すことにより、加工ユニ
ット3を軌道支持体1から分離することが行われる。加
工ユニット3が加工された軌道支持体1の範囲を出る
と、さらに続く軌道支持体1の加工のために自由に使え
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
軌条式原動機付き車両の軌道の支持構造に固定手段を形
成するときに従来技術に比較してさらに単純化すること
ができる。
軌条式原動機付き車両の軌道の支持構造に固定手段を形
成するときに従来技術に比較してさらに単純化すること
ができる。
【図1】軌道の支持構造の加工ユニットの側面図と平面
図である。
図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】ステータパケットが固定されている支持構造の
横断面図である。
横断面図である。
1 支持構造 3 加工ユニット 4 位置選定および測定ユニット 12 支持面 31,32 カップリング要素 33 ロール 34 クランプ手段 35 工具 36 加工ヘッド 37 機枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスチアン・ロージン ドイツ連邦共和国、86934 ライヒリン グ、ウンターガッセ、25 (56)参考文献 特開 昭64−1802(JP,A) 実開 平2−37903(JP,U)
Claims (10)
- 【請求項1】 軌条式輸送システム、特に磁気浮上式鉄
道車両用の軌道の支持構造の接続体に固定手段を正確な
位置に形成するための方法であって、支持構造の製作と
関連して固定手段の接続個所の座標を決定し、それをも
とにして加工工具の位置決めを行う方法において、 固定手段を支持構造に形成する準備中に支持構造の実際
の空間位置を決定し、 この位置を支持構造の製作位置と比較して、両方の空間
位置から位置の差を検知し、 さらにこの位置の差から、支持構造の製作のときに決定
された接続個所と比較して、形成すべき固定手段の接続
個所の位置変化を決定し、その後に固定手段の接続個所
の修正された座標を得ることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 軌道の支持構造の製作のときに支持構造
に基準位置を決定することにより、距離および傾斜測定
を経て、支持構造のその都度の第一の位置の決定をさら
に続く加工プロセスおよび場合によっては組立てプロセ
スのために行うことができることを特徴とする請求項1
の方法。 - 【請求項3】 機枠に対し相対的に移動可能な加工ヘッ
ドを担持する加工ユニットを使用するときに、固定手段
の接続箇所に対する機枠の位置の差を決定し、そして加
工ヘッドを機枠に対して加工位置にもたらすことを特徴
とする請求項1または2の方法。 - 【請求項4】 加工ユニットの機枠に基準面を決定する
ことにより、この基準面に対する距離および傾斜測定を
経て、関連する加工プロセスのための機枠のその都度の
第一の位置の決定を行うことができることを特徴とする
請求項3の方法。 - 【請求項5】 加工ユニットを、支持構造に沿って分配
された装備部品や機能面のための多数の接続個所に到達
するために軌道の支持構造の上を移動させ、そして固定
手段を形成するために支持構造と固定することを特徴と
する請求項1または3の方法。 - 【請求項6】 軌条式輸送システム、特に磁気浮上式鉄
道車両用の軌道の支持構造の接続体に固定手段を正確な
位置に形成するための装置であって、軌道の支持構造に
沿って移動可能でありかつ固定手段を形成する準備中に
位置決め可能である加工ユニットを備えた装置におい
て、支持構造(1)および/または加工ユニット(3)
には、加工すべき支持構造(1)が接続個所におけるそ
の位置決めのときにカップリング要素(31,32,3
3,34)が加工ユニット(3)のための当接部として
働くように設けられていることを特徴とする装置。 - 【請求項7】 軌道の支持構造(1)および/または加
工ユニット(3)がクランプ手段(34)を有し、この
クランプ手段は、加工ユニット(3)の位置決めが行わ
れた後、支持構造(1)と加工ユニット(3)の間の確
実なロックを加工方向にもたらすことを特徴とする請求
項6の装置。 - 【請求項8】 加工ユニット(3)が支持構造(1)か
ら離脱した状態で存在する場合に、走行可能に形成され
た加工ユニット(3)を備えたことを特徴とする請求項
6の装置。 - 【請求項9】 加工ユニット(3)に位置選定および測
定ユニット(4)が付設され、その運動は、支持構造
(1)に対して長さ方向に延びる形材(41)の上で行
われることを特徴とする請求項6の装置。 - 【請求項10】 加工ユニット(3)が機枠(37)お
よび機枠(37)に対し相対的に走行可能な、工具(3
5)を備えた加工ヘッド(36)を有することを特徴と
する請求項6の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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