JP2716290B2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JP2716290B2
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章夫 車
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甲府日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は電源回路に関し、特に入力部に負
荷の過渡電流を吸収するためのコンデンサと、このコン
デンサヘの突入電流を防止する回路とを有するスイッチ
ングレギュレータに関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種の電源回路は、直流入力を、
オン時間比制御されたスイッチング素子でスイッチング
制御し、その制御においては、まず初期動作時にはスイ
ッチングパルスの幅を徐々に広くして出力電圧の漸増を
行わせ、その後は出力電圧からの帰還電圧によりスイッ
チングパルスの幅を制御して出力電圧の定電圧化を図る
ように構成されている。
【0003】また、従来の電源回路では、直流入力の入
力部にはスイッチングによる過渡電流を吸収するための
コンデンサが設けられている。そして、前段からの入力
電圧の大きな突入電流を抑制するため、入力部に抵抗器
とこの抵抗器のショート要素(例えば、サイリスタ)と
の並列回路からなる突入電流防止回路も設けられてい
る。この構成により、電源投入時は前段の直流電源から
その抵抗器を介してコンデンサに電力が与えられ、コン
デンサの端子電圧が上昇して出力が一定電圧に達した時
には、サイリスタをオンし、抵抗器をショート状態とし
て正常な運転状態に入るように動作する。
【0004】電源回路においては、前段の電源として商
用交流電源を用いることが多い。ところで、商用交流電
源に瞬断が発生した場合には、入力部に設けられたコン
デンサの端子電圧は降下する。ところが、電源回路では
出力電圧を定電圧に維持するように動作するため、スイ
ッチング素子のオン時間比、すなわちスイッチングパル
スの幅を大きくして、コンデンサの端子電圧が正常時の
1/2程度になってもそのまま動作を続ける。そして、
この動作中はサイリスタには継続してトリガパルスが与
えられていることとなる。ここで、この状態中に電源の
瞬断が終了すると、入力電源からサイリスタを介してコ
ンデンサに充電用の大電流が供給されることになり、入
力電源や整流回路、サイリスタ等の内部素子に過負荷を
与え、甚しい場合には破損を招くとか、破損しないまで
も劣化させるという欠点がある。
【0005】
【発明の目的】本発明は上述した従来の欠点を解決する
ためになされたものであり、その目的は電源供給の瞬断
が発生しても内部素子を破損、劣化させることのない電
源回路を提供することである。
【0006】
【発明の構成】本発明による電源回路は、突入電流防止
回路を介して入力される電圧を所定スイッチングパルス
でスイッチング制御して所定レベルの直流出力を得るス
イッチング手段と、前記直流出力と所定の基準電圧との
レベル差に応じて前記所定スイッチングパルスを発生す
る回路と、前記スイッチングパルスの存在時に前記突入
電流防止回路の両端を短絡するショート回路とを有する
電源回路であって、前記レベル差が所定値以上になった
とき前記ショート回路の短絡動作を停止制御する制御回
路を有することを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は本発明による電源回路の一実施例の
構成を示す回路ブロック図である。図において、本発明
の一実施例による電源回路は、抵抗器1とサイリスタ2
とから構成される突入電流防止回路3と、コンデンサ4
と、DC―DCコンバータ5と、サイリスタトリガ回路
6と、出力電圧検出回路7と、駆動回路8と、鋸歯状波
発生回路9と、第1の比較回路10と、基準電圧Vr1を
発生する第1の基準電圧発生回路11と、誤差増幅器1
2と、基準電圧Vr2を発生する第2の基準電圧発生回路
13と、第2の比較回路14と、入力端子51及び52
と、出力端子53及び54とから構成されている。
【0009】直流入力の+側端子51と−側入力端子5
2との間には、抵抗器1とサイリスタ2との並列回路か
ら構成される突入電流防止回路3を介してコンデンサ4
が接続される。コンデンサ4の両端子間の非安定直流電
圧は、駆動回路8により駆動制御されるDC―DCコン
バータ5を介して所定の安定化直流電圧V0 に変換され
る。変換された安定化直流出力電圧V0 は、出力端子5
3,54から出力されるとともに、一方の入力端子に基
準電圧Vr1が入力される誤差増幅器12の他方の入力端
子に出力電圧検出回路7を介して入力される。
【0010】誤差増幅器12においては、出力電圧V0
との基準電圧Vr1との差がとられ、Vr1−V0 なる電圧
レベルに対応する誤差電圧を増幅した制御用信号レベル
Eが比較器回路10及び14に出力される。
【0011】鋸歯状波発生回路9から送られてくる所定
周期の鋸歯状波信号S及び制御用信号Eのレベルに対応
してパルス幅が制御されるスイッチングパルスが比較回
路10から出力される。このスイッチングパルスは駆動
回路8を介してDC―DCコンバータ5に入力され、出
力電圧の安定化制御が行われる。
【0012】DC―DCコンバータ5においては、スイ
ッチングパルスによりオン時間比制御されたスイッチン
グ素子で非安定直流電圧をスイッチング制御し、出力電
圧の安定化制御が行われる。それとともに、DC―DC
コンバータ5は、スイッチングパルスの存在中、サイリ
スタトリガ回路6を介して、サイリスタ2をオンとし抵
抗器1をショート状態とする。これにより、正常な運転
状態となる。
【0013】かかる構成において、直流入力が瞬断さ
れ、コンデンサ4の電圧が降下し、出力電圧V0 がわず
かでも低下すると、誤差増幅器12において、出力電圧
V0 と基準電圧Vr1との差がとられ、Vr1−V0 に対応
する誤差電圧を増幅した制御用信号レベルEが発生す
る。誤差増幅器12の増幅度は本電源回路の出力電圧安
定度のため、必要かつ十分大きな値に設定されている。
従って、出力電圧V0 のわずかな低下でも制御用信号レ
ベルEの電圧値は基準電圧Vr2により設定されるスレッ
シホールド(閾値)電圧を越える。これにより、比較回
路14から入力電圧異常検出信号が出力され、駆動回路
8は強制的にその動作を停止させられる。そのため、D
C―DCコンバータ5はオフし、サイリスタトリガ回路
6もオフする。
【0014】当然、この時点では、サイリスタ2を流れ
る電流もないので、サイリスタ2はオフ状態となる。従
って、その後に直流入力が加えられると抵抗器1を介し
てコンデンサ4に充電電流が流れることになるため、突
入電流が抑止される。
【0015】なお、本実施例では瞬断時に、駆動回路の
動作を停止させてスイッチングパルスの発生を抑止する
ことにより、サイリスタをオフ状態としているが、これ
に限らず、瞬断時にサイリスタを直接オフ制御して短絡
動作を停止制御すれば良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力電源に瞬断があった場合、それが入力電圧の低下によ
る出力電圧のわずかな低下でも、必要かつ十分大きな電
圧値の変化のある制御用信号レベルの電圧値を検出する
ことにより、その都度サイリスタをオフ状態として抵抗
器を介してコンデンサへの充電を開始させることができ
るので、入力電源設備や整流設備とサイリスタ等の内部
素子に過負荷を与えることはなく、破損又は信頼性の低
下を招かないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による電源回路の構成を示す回
路ブロック図である。
【符号の説明】
3 突入電流防止回路 6 サイリスタトリガ回路 10,14 比較回路 11,13 基準電圧発生回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突入電流防止回路を介して入力される電
    圧を所定スイッチングパルスでスイッチング制御して所
    定レベルの直流出力を得るスイッチング手段と、前記直
    流出力と所定の基準電圧とのレベル差に応じて前記所定
    スイッチングパルスを発生する回路と、前記スイッチン
    グパルスの存在時に前記突入電流防止回路の両端を短絡
    するショート回路とを有する電源回路であって、前記レ
    ベル差が所定値以上になったとき前記ショート回路の短
    絡動作を停止制御する制御回路を有することを特徴とす
    る電源回路。
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