JPH05304766A - 電源回路 - Google Patents
電源回路Info
- Publication number
- JPH05304766A JPH05304766A JP4088505A JP8850592A JPH05304766A JP H05304766 A JPH05304766 A JP H05304766A JP 4088505 A JP4088505 A JP 4088505A JP 8850592 A JP8850592 A JP 8850592A JP H05304766 A JPH05304766 A JP H05304766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output voltage
- voltage terminal
- input
- coil
- switch
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Protection Of Static Devices (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】昇圧型電源回路においては、出力電圧端子短絡
時に、入力電圧端子がコイル，ダイオードを介して短絡
された状態となる。このために生ずる過大電流によるコ
イル，ダイオードの劣化，破損を防ぐ。 【構成】入力電圧より電磁エネルギーを蓄積し、出力電
圧を発生するコイルと入力電圧端子間に、短絡検出回路
により制御される入力スイッチを挿入する。出力電圧端
子が短絡した際に、短絡検出回路が作動し、入力スイッ
チがオフとなる。この動作により、入力電圧端子と出力
電圧端子は電気的に絶縁され、出力電圧端子の短絡が連
続的であっても、入力電圧端子，出力電圧端子間に過大
電流が生ずることはない。
時に、入力電圧端子がコイル，ダイオードを介して短絡
された状態となる。このために生ずる過大電流によるコ
イル，ダイオードの劣化，破損を防ぐ。 【構成】入力電圧より電磁エネルギーを蓄積し、出力電
圧を発生するコイルと入力電圧端子間に、短絡検出回路
により制御される入力スイッチを挿入する。出力電圧端
子が短絡した際に、短絡検出回路が作動し、入力スイッ
チがオフとなる。この動作により、入力電圧端子と出力
電圧端子は電気的に絶縁され、出力電圧端子の短絡が連
続的であっても、入力電圧端子，出力電圧端子間に過大
電流が生ずることはない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電源回路に関し、特に昇
圧型電源回路の短絡保護に関する。
圧型電源回路の短絡保護に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の昇圧型電源回路は、図３に示す様
に、入力電圧端子１より電磁エネルギーを蓄積し、出力
電圧を発生するコイル１０と、コイル１０より発生され
た出力電圧を平滑化するダイオード１１，平滑用コンデ
ンサ１３及びコイルを駆動するＭＯＳスイッチ１２と、
出力電圧をフィードバックし安定化する誤差増幅器４，
ＰＷＭコンパレータ６，発振器５，短絡検出回路７から
なるコントロール部を有している。
に、入力電圧端子１より電磁エネルギーを蓄積し、出力
電圧を発生するコイル１０と、コイル１０より発生され
た出力電圧を平滑化するダイオード１１，平滑用コンデ
ンサ１３及びコイルを駆動するＭＯＳスイッチ１２と、
出力電圧をフィードバックし安定化する誤差増幅器４，
ＰＷＭコンパレータ６，発振器５，短絡検出回路７から
なるコントロール部を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の昇圧型電源
回路では、出力電圧端子短絡時には短絡検出回路７が動
作し、ＰＷＭコンパレータ６を介してＭＯＳスイッチ１
２を駆動するスイッチングパルス出力を停止する。この
動作により、ＭＯＳスイッチ１２をも保護するという短
絡保護機能を有している。この方式では、出力電圧端子
短絡が連続的に生じている場合には、入力電圧端子１が
コイル１０，ダイオード１１を介して短絡しているのと
同じ状態となる。このため、コイル１０，ダイオード１
１に過大電流が生じ、劣化や破損を招いたり、また入力
電圧端子１に電力供給を行なっている外部電源に悪影響
を及ぼすなどの問題点があった。
回路では、出力電圧端子短絡時には短絡検出回路７が動
作し、ＰＷＭコンパレータ６を介してＭＯＳスイッチ１
２を駆動するスイッチングパルス出力を停止する。この
動作により、ＭＯＳスイッチ１２をも保護するという短
絡保護機能を有している。この方式では、出力電圧端子
短絡が連続的に生じている場合には、入力電圧端子１が
コイル１０，ダイオード１１を介して短絡しているのと
同じ状態となる。このため、コイル１０，ダイオード１
１に過大電流が生じ、劣化や破損を招いたり、また入力
電圧端子１に電力供給を行なっている外部電源に悪影響
を及ぼすなどの問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力電
圧端子に接続され、短絡検出回路により制御される入力
スイッチと、入力スイッチを介して入力電圧端子に接続
されるコイルと、コイル及び出力電圧端子間に挿入され
るダイオードと、ダイオードのカソードと出力端子間に
接続され対極が接地された平滑用コンデンサと、コイル
及びダイオードのアノードと接続されるＭＯＳスイッチ
と、誤差増幅器と、ＰＷＭコンパレータと、発振器と、
短絡検出回路とを有する電源回路が得られる。
圧端子に接続され、短絡検出回路により制御される入力
スイッチと、入力スイッチを介して入力電圧端子に接続
されるコイルと、コイル及び出力電圧端子間に挿入され
るダイオードと、ダイオードのカソードと出力端子間に
接続され対極が接地された平滑用コンデンサと、コイル
及びダイオードのアノードと接続されるＭＯＳスイッチ
と、誤差増幅器と、ＰＷＭコンパレータと、発振器と、
短絡検出回路とを有する電源回路が得られる。
【０００５】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００６】図１は本発明による電源回路の第１の実施
例を示すブロック図である。定常状態での動作中には、
出力電圧端子２の出力電圧は、フィードバックライン１
４により誤差増幅器４に入力される。誤差増幅器４では
出力電圧の変動を監視し、出力電圧が安定になるデュー
ティのパルスがＭＯＳスイッチ１２に入力されるように
ＰＷＭコンパレータ６を制御する。この際には短絡検出
回路７は作動しておらず入力スイッチ９はオン状態とな
っている。この定常状態の動作中に出力電圧端子２が短
絡状態になった場合には、誤差増幅器４を介して短絡検
出回路７が作動して、入力スイッチ９をオフ状態にす
る。この動作により入力電圧端子１と出力電圧２間は電
気的に絶縁され、出力電圧端子２の短絡が連続的であっ
ても、入力電圧端子１からコイル１８，平滑用ダイオー
ド１１を介して過大電流が生ずることはない。
例を示すブロック図である。定常状態での動作中には、
出力電圧端子２の出力電圧は、フィードバックライン１
４により誤差増幅器４に入力される。誤差増幅器４では
出力電圧の変動を監視し、出力電圧が安定になるデュー
ティのパルスがＭＯＳスイッチ１２に入力されるように
ＰＷＭコンパレータ６を制御する。この際には短絡検出
回路７は作動しておらず入力スイッチ９はオン状態とな
っている。この定常状態の動作中に出力電圧端子２が短
絡状態になった場合には、誤差増幅器４を介して短絡検
出回路７が作動して、入力スイッチ９をオフ状態にす
る。この動作により入力電圧端子１と出力電圧２間は電
気的に絶縁され、出力電圧端子２の短絡が連続的であっ
ても、入力電圧端子１からコイル１８，平滑用ダイオー
ド１１を介して過大電流が生ずることはない。
【０００７】図２は本発明による電源回路の第２の実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【０００８】第２の実施例では、図１の第１の実施例の
入力スイッチ９，短絡検出回路７をデバイスレベルまで
展開している。基本動作は図１の例とほぼ同じなので割
愛するが、この第２の実施例では、出力電圧端子２が短
絡状態になってから、定電流源１８とタイミングコンデ
ンサ２０による時定数回路が働き、一定時間後にＭＯＳ
スイッチ２，２２がオフとなり、入力電圧端子１と出力
電圧端子２間を遮断する。
入力スイッチ９，短絡検出回路７をデバイスレベルまで
展開している。基本動作は図１の例とほぼ同じなので割
愛するが、この第２の実施例では、出力電圧端子２が短
絡状態になってから、定電流源１８とタイミングコンデ
ンサ２０による時定数回路が働き、一定時間後にＭＯＳ
スイッチ２，２２がオフとなり、入力電圧端子１と出力
電圧端子２間を遮断する。
【０００９】この動作により、電源起動時や負荷急変に
よる瞬間的な出力電圧低下時に対し、短絡検出回路の誤
動作を防止している。
よる瞬間的な出力電圧低下時に対し、短絡検出回路の誤
動作を防止している。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、出力電
圧端子短絡時に、短絡検出回路により入力電圧端子，コ
イル間に挿入されている入力スイッチをオフする。この
動作により、入力電圧端子，出力電圧端子間は電気的に
接続され、出力電圧端子短絡が連続的であっても入力電
圧端子，出力電圧端子間に過大電流が生ずることはな
く、コイル，ダイオードの劣化，破損の防止，入力電圧
端子に電力供給を行なっている外部電源への悪影響の防
止等様々な効果を有する。
圧端子短絡時に、短絡検出回路により入力電圧端子，コ
イル間に挿入されている入力スイッチをオフする。この
動作により、入力電圧端子，出力電圧端子間は電気的に
接続され、出力電圧端子短絡が連続的であっても入力電
圧端子，出力電圧端子間に過大電流が生ずることはな
く、コイル，ダイオードの劣化，破損の防止，入力電圧
端子に電力供給を行なっている外部電源への悪影響の防
止等様々な効果を有する。
【図１】本発明の第１の実施例を示すブロック図
【図２】本発明の第２の実施例を示すブロック図
【図３】従来技術のブロック図
１ 入力電圧端子 ２ 出力電圧端子 ３ コントロール部 ４ 誤差増幅器 ５ 発振器 ６ ＰＷＭコンパレータ ７ 短絡検出回路 ８ コントロール部電源ライン ９ 入力スイッチ １０ コイル １１ ダイオード １２ ＭＯＳスイッチ １３ 平滑用コンデンサ １４ フィードバックライン １５ 入力スイッチコントロールライン １６ 基準電源 １７ 短絡検出用コンパレータ １８ 定電流源 １９ トランジスタスイッチ ２０ タイミングコンデンサ ２１ バッファ ２２ ＭＯＳスイッチ２
Claims (1)
- 【請求項１】 入力電圧端子に接続された入力スイッチ
と、前記入力スイッチを介して前記入力電圧端子に接続
されるコイルと、前記コイル及び出力電圧端子間に挿入
されるダイオードと、前記ダイオードのカソードと前記
出力端子間に接続され対極が接地された平滑用コンデン
サと、前記コイル及び前記ダイオードのアノードと接続
されるＭＯＳスイッチと、前記出力電圧端子の電圧が所
定値となるように前記ＭＯＳスイッチを制御するＭＯＳ
スイッチ制御部と、前記出力電圧端子の基準電位点への
短絡を検出して前記入力スイッチをオフにする短絡検出
回路とを有することを特徴とする電源回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4088505A JPH05304766A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4088505A JPH05304766A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 電源回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05304766A true JPH05304766A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=13944687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4088505A Pending JPH05304766A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05304766A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002218743A (ja) * | 2001-01-23 | 2002-08-02 | Meidensha Corp | コンデンサの充電装置 |
| JP2008086134A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 昇圧コンバータ |
| CN109639110A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-04-16 | 上海艾为电子技术股份有限公司 | 一种升压电路以及充电器 |
| CN110444141A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-11-12 | 重庆惠科金渝光电科技有限公司 | 一种显示面板的栅极驱动电路和显示装置 |
| WO2020108509A1 (en) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | Foshan Ichikoh Valeo Auto Lighting Systems Co., Ltd. | Protection circuit, circuit and operation method therefor, and corresponding vehicle light and vehicle |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62144567A (ja) * | 1985-12-18 | 1987-06-27 | Fuji Electric Co Ltd | スイッチング電源保護回路 |
| JPS63274363A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-11 | Toko Inc | スイツチング電源回路 |
-
1992
- 1992-04-09 JP JP4088505A patent/JPH05304766A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62144567A (ja) * | 1985-12-18 | 1987-06-27 | Fuji Electric Co Ltd | スイッチング電源保護回路 |
| JPS63274363A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-11 | Toko Inc | スイツチング電源回路 |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN109639110A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-04-16 | 上海艾为电子技术股份有限公司 | 一种升压电路以及充电器 |
| CN109639110B (zh) * | 2018-12-20 | 2024-04-02 | 上海艾为电子技术股份有限公司 | 一种升压电路以及充电器 |
| CN110444141A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-11-12 | 重庆惠科金渝光电科技有限公司 | 一种显示面板的栅极驱动电路和显示装置 |
| CN110444141B (zh) * | 2019-06-27 | 2022-08-05 | 重庆惠科金渝光电科技有限公司 | 一种显示面板的栅极驱动电路和显示装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000808 |