JP2716238B2 - ドットマトリクスシリアルプリンタ - Google Patents
ドットマトリクスシリアルプリンタInfo
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- JP2716238B2 JP2716238B2 JP4844690A JP4844690A JP2716238B2 JP 2716238 B2 JP2716238 B2 JP 2716238B2 JP 4844690 A JP4844690 A JP 4844690A JP 4844690 A JP4844690 A JP 4844690A JP 2716238 B2 JP2716238 B2 JP 2716238B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- distance
- character string
- print head
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はドットマトリクスシリアルプリンタに関し、
特に文字列の印字を印字ヘッドの左右にピン列により2
回に分けて行うドットマトリクスシリアルプリンタの印
字制御方式に関する。
特に文字列の印字を印字ヘッドの左右にピン列により2
回に分けて行うドットマトリクスシリアルプリンタの印
字制御方式に関する。
従来技術 従来、印字ヘッドのピン列が左右2列あるドットマト
リクスシリアルプリンタにおいては、任意の文字列の印
字をまず左右どちらかのピン列で行ってから、印字ヘッ
ドを所定位置に戻してもう一方のピン列でその文字列の
印字を行うというように、文字列の印字を2回に分けて
行っていた。
リクスシリアルプリンタにおいては、任意の文字列の印
字をまず左右どちらかのピン列で行ってから、印字ヘッ
ドを所定位置に戻してもう一方のピン列でその文字列の
印字を行うというように、文字列の印字を2回に分けて
行っていた。
すなわち、印字ヘッドのピンすべて(24ピン)で1度
に印字を行うと、騒音が大きくなり、多量の電流を必要
とするとともに、必要な電流が得られないときには印字
かすれが発生するため、それを回避するのに同一行の印
字を左右のピン列により2回に分けて行っていた。
に印字を行うと、騒音が大きくなり、多量の電流を必要
とするとともに、必要な電流が得られないときには印字
かすれが発生するため、それを回避するのに同一行の印
字を左右のピン列により2回に分けて行っていた。
上記の場合、第4図に示すように、文字列Aを一定速
度で印字するために必要な印字ヘッド(図示せず)の最
小加速距離をLとし、左右2列あるピン列(図示せず)
の間の中心をPhとすると、印字方向に対して内側のピン
列と文字列Aとの距離が最小加速距離L以上あることを
条件として、印字直前の文字列Aとピン列間の中心Phと
の距離をlとしたときに、1回目の印字直前の印字ヘッ
ド停止位置と2回目の印字直前の印字ヘッド停止とが同
じ位置になるように、つまり印字直前の印字ヘッド停止
位置を2回とも文字列Aとピン列間の中心Phとの距離が
lになるように印字制御していた。
度で印字するために必要な印字ヘッド(図示せず)の最
小加速距離をLとし、左右2列あるピン列(図示せず)
の間の中心をPhとすると、印字方向に対して内側のピン
列と文字列Aとの距離が最小加速距離L以上あることを
条件として、印字直前の文字列Aとピン列間の中心Phと
の距離をlとしたときに、1回目の印字直前の印字ヘッ
ド停止位置と2回目の印字直前の印字ヘッド停止とが同
じ位置になるように、つまり印字直前の印字ヘッド停止
位置を2回とも文字列Aとピン列間の中心Phとの距離が
lになるように印字制御していた。
このような従来のドットマトリクスシリアルプリンタ
の印字制御方式では、第4図に示すように、印字ヘッド
の左右のピン列の間隔をd、文字列Aの任意の点をP1、
印字直前における左側のピン列と点P1との距離lL、印字
直前における左側のピン列と点P1との距離をlRとしたと
きに、点P1で1回目の印字と2回目の印字とにおいて、
|lL−lR|=dの距離分だけ時間差が生じる。
の印字制御方式では、第4図に示すように、印字ヘッド
の左右のピン列の間隔をd、文字列Aの任意の点をP1、
印字直前における左側のピン列と点P1との距離lL、印字
直前における左側のピン列と点P1との距離をlRとしたと
きに、点P1で1回目の印字と2回目の印字とにおいて、
|lL−lR|=dの距離分だけ時間差が生じる。
そのため、第4図に示すような、印字ヘッドの移動の
際に発生する機械的振動が収束しきれない装置で文字列
Aの印字を行った場合、点P1における1回目の印字と2
回目の印字とが各々振動系の異なる部分で行われ、最大
で振動の山と谷との分だけ印字がずれてしまい、第6図
(a)に示すように、第6図(b)に示す正常な印字が
行われたときの印字結果よりも、印字結果がみだれてし
まうという欠点がある。
際に発生する機械的振動が収束しきれない装置で文字列
Aの印字を行った場合、点P1における1回目の印字と2
回目の印字とが各々振動系の異なる部分で行われ、最大
で振動の山と谷との分だけ印字がずれてしまい、第6図
(a)に示すように、第6図(b)に示す正常な印字が
行われたときの印字結果よりも、印字結果がみだれてし
まうという欠点がある。
ここで、第5図に示すように、シリアルプリンタ(図
示せず)が最大桁数印字したときの文字列の幅をD、印
字ヘッド5の横方向動作可能範囲をSとしたときに、印
字ヘッド5を加速してから印字を開始するまでの距離は
最大で、Llim=(S−D)/2だけ取れるが、文字列を印
字するのに必要な速度αまで加速するのに必要な距離を
lα、速度αに達してから機械的振動が収束するまでの
距離をlOとしたときに、Llim<lα+lOとなる装置は印
字を行うまでに機械的振動を収束することができない。
示せず)が最大桁数印字したときの文字列の幅をD、印
字ヘッド5の横方向動作可能範囲をSとしたときに、印
字ヘッド5を加速してから印字を開始するまでの距離は
最大で、Llim=(S−D)/2だけ取れるが、文字列を印
字するのに必要な速度αまで加速するのに必要な距離を
lα、速度αに達してから機械的振動が収束するまでの
距離をlOとしたときに、Llim<lα+lOとなる装置は印
字を行うまでに機械的振動を収束することができない。
よって、このような装置では第6図(a)に示すよう
な印字結果になってしまうこととなる。
な印字結果になってしまうこととなる。
また、上記のような装置においては、振動の山の部分
が実際に印字したい速度(振動のない速度)よりも速
く、振動の谷の部分が実際に印字したい速度よりも遅い
ため、第6図(a)に示すように、振動の山の部分で印
字した位置[第6図(a)において○で表示]が振動の
ないときに印字した位置よりも印字方向側に、谷の部分
で印字した位置[第6図(a)において で表示]が振動のないときに印字した位置よりも印字方
向と反対側になるので、第6図(b)に示す正常の印字
が行われたときよりも文字がぶれて印字され、したがっ
て印字結果がみだれてしまう。
が実際に印字したい速度(振動のない速度)よりも速
く、振動の谷の部分が実際に印字したい速度よりも遅い
ため、第6図(a)に示すように、振動の山の部分で印
字した位置[第6図(a)において○で表示]が振動の
ないときに印字した位置よりも印字方向側に、谷の部分
で印字した位置[第6図(a)において で表示]が振動のないときに印字した位置よりも印字方
向と反対側になるので、第6図(b)に示す正常の印字
が行われたときよりも文字がぶれて印字され、したがっ
て印字結果がみだれてしまう。
発明の目的 本発明は上記のような従来のものの欠点を除去すべく
なされたもので、印字結果にみだれが生ずることなく、
印字品質を向上させることができるドットマトリクスシ
リアルプリンタの提供を目的とする。
なされたもので、印字結果にみだれが生ずることなく、
印字品質を向上させることができるドットマトリクスシ
リアルプリンタの提供を目的とする。
発明の構成 本発明によるドットマトリクスシリアルプリンタは、
同一行の文字列の印字を印字ヘッドの第1のピン列によ
る印字及び第2のピン列による印字の2回に分けて同一
走査方向に行うドットマトリクスシリアルプリンタであ
って、前記第1のピン列による1回目の印字を行う時に
その印字前に前記第1のピン列と前記文字列の前記印字
ヘッド寄りの端との距離が前記文字列を一定速度で印字
するために必要な前記ヘッドの加速距離となるように前
記第1のピン列を移動制御する第1の制御手段と、前記
第2のピン列による2回目の印字を行う時にその印字前
に前記第2のピン列と前記文字列の前記印字ヘッド寄り
の端との距離が前記加速距離となるように前記第2のピ
ン列を移動制御する第2の制御手段とを有することを特
徴とするドットマトリクスシリアルプリンタ。
同一行の文字列の印字を印字ヘッドの第1のピン列によ
る印字及び第2のピン列による印字の2回に分けて同一
走査方向に行うドットマトリクスシリアルプリンタであ
って、前記第1のピン列による1回目の印字を行う時に
その印字前に前記第1のピン列と前記文字列の前記印字
ヘッド寄りの端との距離が前記文字列を一定速度で印字
するために必要な前記ヘッドの加速距離となるように前
記第1のピン列を移動制御する第1の制御手段と、前記
第2のピン列による2回目の印字を行う時にその印字前
に前記第2のピン列と前記文字列の前記印字ヘッド寄り
の端との距離が前記加速距離となるように前記第2のピ
ン列を移動制御する第2の制御手段とを有することを特
徴とするドットマトリクスシリアルプリンタ。
実施例 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。図において、マイクロプロセッサ1はROM(不揮
発性メモリ)2およびRAM(揮発性メモリ)3に格納さ
れた情報を基に、図示せぬステッピングモータ等から構
成される横送り機構4を制御して印字ヘッド5を横方向
に移動させて印字制御を行う。
ある。図において、マイクロプロセッサ1はROM(不揮
発性メモリ)2およびRAM(揮発性メモリ)3に格納さ
れた情報を基に、図示せぬステッピングモータ等から構
成される横送り機構4を制御して印字ヘッド5を横方向
に移動させて印字制御を行う。
センサ6は印字ヘッド5の横方向動作可能範囲の左端
および右端に設置されている。
および右端に設置されている。
電源が投入されると、マイクロプロセッサ1は横送り
機構4を制御し、印字ヘッド5を左端または右端のセン
サ6の位置まで移動させる。
機構4を制御し、印字ヘッド5を左端または右端のセン
サ6の位置まで移動させる。
このとき、センサ6上で停止した印字ヘッド5の右側
のピン列の位置を横送り方向管理上の原点とし、その原
点からの横送りを横送り機構4の最小移動量pを単位と
して管理する。
のピン列の位置を横送り方向管理上の原点とし、その原
点からの横送りを横送り機構4の最小移動量pを単位と
して管理する。
ここで、印字ヘッド5の横方向動作可能範囲をS、全
桁印字したときの文字列の幅をDとしたときに、印字で
きる文字の最左端の位置Llは印字ヘッド5の加速距離と
して取れる最大値Llim[Llim=(S−D)/2]に対し
て、Llim≧Llの関係となる。
桁印字したときの文字列の幅をDとしたときに、印字で
きる文字の最左端の位置Llは印字ヘッド5の加速距離と
して取れる最大値Llim[Llim=(S−D)/2]に対し
て、Llim≧Llの関係となる。
また、横方向動作可能範囲S、文字列の幅D、文字の
最左端の位置Ll、最大値Llimの値は各々横送り機構4の
最小移動量pの整数倍となるような値とする。
最左端の位置Ll、最大値Llimの値は各々横送り機構4の
最小移動量pの整数倍となるような値とする。
さらに、文字列(図示せず)の左端の位置Lpは、Lp=
Ll+[(文字列左端の桁数−1)の位置を最小移動量p
の単位で表現した値]で、また右端の位置Rpは、Rp=Ll
+[文字列右端の桁数の位置を最小移動量pの単位で表
現した値]で夫々管理される。
Ll+[(文字列左端の桁数−1)の位置を最小移動量p
の単位で表現した値]で、また右端の位置Rpは、Rp=Ll
+[文字列右端の桁数の位置を最小移動量pの単位で表
現した値]で夫々管理される。
印字ヘッド5の位置Ppは1回の印字ヘッド5の移動毎
にピン列の右側を基準としてRAM3に記憶されており、印
字を行うピン列と文字列の左端または右端との距離は、
文字ヘッドの左右のピン列間の距離をdとしたときに以
下のようになる。
にピン列の右側を基準としてRAM3に記憶されており、印
字を行うピン列と文字列の左端または右端との距離は、
文字ヘッドの左右のピン列間の距離をdとしたときに以
下のようになる。
右側のピン列と文字列の左端との距離CPLRは|Lp−Pp|
で表され、右側のピン列と文字列の右端との距離CPRRは
|Rp−Pp|で表される。
で表され、右側のピン列と文字列の右端との距離CPRRは
|Rp−Pp|で表される。
左側のピン列の文字列の左端との距離CPLLは|Lp−(P
p−d)|で表され、左側のピン列と文字列の右端との
距離CPRLは|Rp−(Pp−d)|で表される。
p−d)|で表され、左側のピン列と文字列の右端との
距離CPRLは|Rp−(Pp−d)|で表される。
マイクロプロセッサ1は上記の距離をすべて最小移動
量pの整数倍となる値、たとえば|Lp−Pp|/pで余りがな
ければそのままの値とし、余りがあれば[|Lp−Pp|/p]
+1の値にして、印字ヘッド5の移動制御を行う。
量pの整数倍となる値、たとえば|Lp−Pp|/pで余りがな
ければそのままの値とし、余りがあれば[|Lp−Pp|/p]
+1の値にして、印字ヘッド5の移動制御を行う。
第2図は本発明の一実施例の動作を示すフローチャー
トである。これら第1図および第2図を用いて本発明の
一実施例の動作について説明する。
トである。これら第1図および第2図を用いて本発明の
一実施例の動作について説明する。
任意の文字列の印字を初めに左側のピン列で行い、次
に右側のピン列で行うことにより、文字列の印字を2回
に分けて行う場合に(第2図ステップ10)、マイクロプ
ロセッサ1はその印字が左から右に行われると判定する
と(第2図ステップ11)、横送り機構を制御し、左側の
ピン列と文字列の左端との距離CPLLが文字列を一定速度
で印字するために必要な印字ヘッド5の最小加速距離L
となるように印字ヘッド5を移動させる(第2図ステッ
プ12,13)。
に右側のピン列で行うことにより、文字列の印字を2回
に分けて行う場合に(第2図ステップ10)、マイクロプ
ロセッサ1はその印字が左から右に行われると判定する
と(第2図ステップ11)、横送り機構を制御し、左側の
ピン列と文字列の左端との距離CPLLが文字列を一定速度
で印字するために必要な印字ヘッド5の最小加速距離L
となるように印字ヘッド5を移動させる(第2図ステッ
プ12,13)。
その後に、マイクロプロセッサ1は印字ヘッド5の左
側のピン列のみで文字列の印字を行うよう制御する(第
2図ステップ14)。
側のピン列のみで文字列の印字を行うよう制御する(第
2図ステップ14)。
マイクロプロセッサ1は印字ヘッド5の左側のピン列
による文字列の印字が終了すると、横送り機構4を制御
して印字ヘッド5を横送り方向管理上の原点(左端側の
センサ6上)の位置に戻し、右側のピン列と文字列の左
端との距離CPLRが最小加速距離Lとなるように印字ヘッ
ド5を移動させる(第2図ステップ15)。
による文字列の印字が終了すると、横送り機構4を制御
して印字ヘッド5を横送り方向管理上の原点(左端側の
センサ6上)の位置に戻し、右側のピン列と文字列の左
端との距離CPLRが最小加速距離Lとなるように印字ヘッ
ド5を移動させる(第2図ステップ15)。
その後に、マイクロプロセッサ1は印字ヘッド5の右
側のピン列のみで文字列の印字を左から右へ行うよう制
御する(第2図ステップ16)。
側のピン列のみで文字列の印字を左から右へ行うよう制
御する(第2図ステップ16)。
よって、左側のピン列と文字列の左端との距離CPLL
と、右側のピン列と文字列の左端との距離CPLRとがとも
に最小加速距離Lとなるので、第3図に示すように、文
字列Aの任意の点をP1、印字直前における左側のピン列
と点P1との距離lL、印字直前における右側のピン列と点
P1との距離をlRとしたときにlL=lRとなり、点P1での1
回目の左側のピン列による印字と2回目の右側のピン列
による印字とにおいて時間差が生じることはない。
と、右側のピン列と文字列の左端との距離CPLRとがとも
に最小加速距離Lとなるので、第3図に示すように、文
字列Aの任意の点をP1、印字直前における左側のピン列
と点P1との距離lL、印字直前における右側のピン列と点
P1との距離をlRとしたときにlL=lRとなり、点P1での1
回目の左側のピン列による印字と2回目の右側のピン列
による印字とにおいて時間差が生じることはない。
すなわち、点P1における1回目の印字と2回目の印字
とが各々振動系の同じ部分で行われ、印字のずれがなく
なるとともに、印字結果にみだれが生ずることがなくな
る。
とが各々振動系の同じ部分で行われ、印字のずれがなく
なるとともに、印字結果にみだれが生ずることがなくな
る。
一方、マイクロプロセッサ1はその印字が右から左に
行われると判定すると(第2図ステップ11)、横送り機
構4を制御し、左側のピン列と文字列の右端との距離CP
RLが最小加速距離Lとなるように印字ヘッド5を移動さ
せる(第2図ステップ17,18)。
行われると判定すると(第2図ステップ11)、横送り機
構4を制御し、左側のピン列と文字列の右端との距離CP
RLが最小加速距離Lとなるように印字ヘッド5を移動さ
せる(第2図ステップ17,18)。
その後に、マイクロプロセッサ1は印字ヘッド5の左
側のピン列のみで文字列の印字を行うよう制御する(第
2図ステップ19)。
側のピン列のみで文字列の印字を行うよう制御する(第
2図ステップ19)。
マイクロプロセッサ1は印字ヘッド5の左側のピン列
による文字列の印字が終了すると、横送り機構4を制御
して印字ヘッド5を横送り方向管理上の原点(右端側の
センサ6上)の位置に戻し、右側のピン列と文字列の右
端との距離CPRRが最小加速距離Lとなるように印字ヘッ
ド5を移動させる(第2図ステップ20)。
による文字列の印字が終了すると、横送り機構4を制御
して印字ヘッド5を横送り方向管理上の原点(右端側の
センサ6上)の位置に戻し、右側のピン列と文字列の右
端との距離CPRRが最小加速距離Lとなるように印字ヘッ
ド5を移動させる(第2図ステップ20)。
その後に、マイクロプロセッサ1は印字ヘッド5の右
側のピン列のみで文字列の印字を右から左へ行うよう制
御する(第2図ステップ21)。
側のピン列のみで文字列の印字を右から左へ行うよう制
御する(第2図ステップ21)。
よって、右から左へ印字を行う場合でも、上述の左か
ら右へ印字を行う場合と同様に、文字列Aの任意の点P1
における1回目の印字と2回目の印字とが各々振動系の
同じ部分で行われ、印字のずれがなくなるとともに、印
字結果にみだれが生ずることがなくなる。
ら右へ印字を行う場合と同様に、文字列Aの任意の点P1
における1回目の印字と2回目の印字とが各々振動系の
同じ部分で行われ、印字のずれがなくなるとともに、印
字結果にみだれが生ずることがなくなる。
このように、マイクロプロセッサ1の制御により、印
字直前の印字ヘッド5の左側のピン列と文字列Aとの距
離および右側のピン列と文字列Aとの距離が同じ距離、
つまり最小加速距離Lとなるようにすることによって、
文字列Aの任意の点P1における1回目の印字と2回目の
印字とが各々振動系の同じ部分で行われ、印字のずれが
なくなるとともに、印字結果にみだれが生ずることがな
くなる。
字直前の印字ヘッド5の左側のピン列と文字列Aとの距
離および右側のピン列と文字列Aとの距離が同じ距離、
つまり最小加速距離Lとなるようにすることによって、
文字列Aの任意の点P1における1回目の印字と2回目の
印字とが各々振動系の同じ部分で行われ、印字のずれが
なくなるとともに、印字結果にみだれが生ずることがな
くなる。
よって、印字ヘッド5の左右のピン列で2回印字した
ときの印字品質を向上させることができる。
ときの印字品質を向上させることができる。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、文字列の印字を
印字ヘッドの第1のピン列による印字と第2のピン列に
よる印字との2回に分けて行う場合に、第1のピン列と
文字列との距離および第2のピン列と文字列との距離が
印字ヘッドの加速距離となるように移動制御するように
することによって、印字結果にみだれが生ずることな
く、印字品質を向上させることができるという効果があ
る。
印字ヘッドの第1のピン列による印字と第2のピン列に
よる印字との2回に分けて行う場合に、第1のピン列と
文字列との距離および第2のピン列と文字列との距離が
印字ヘッドの加速距離となるように移動制御するように
することによって、印字結果にみだれが生ずることな
く、印字品質を向上させることができるという効果があ
る。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は本発明の一実施例の動作を示すフローチャート、
第3図は本発明の一実施例による印字ヘッドの速度とそ
の移動距離との関係を示す図、第4図は従来例の印字ヘ
ッドの速度とその移動距離との関係を示す図、第5図は
印字ヘッドと文字列との関係を示す図、第6図は従来の
印字例を示す図である。 主要部分の符号の説明 1……マイクロプロセッサ 4……横送り機構 5……印字ヘッド 6……センサ
2図は本発明の一実施例の動作を示すフローチャート、
第3図は本発明の一実施例による印字ヘッドの速度とそ
の移動距離との関係を示す図、第4図は従来例の印字ヘ
ッドの速度とその移動距離との関係を示す図、第5図は
印字ヘッドと文字列との関係を示す図、第6図は従来の
印字例を示す図である。 主要部分の符号の説明 1……マイクロプロセッサ 4……横送り機構 5……印字ヘッド 6……センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−218869(JP,A) 特開 昭56−27349(JP,A) 特開 昭61−179747(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】同一行の文字列の印字を印字ヘッドの第1
のピン列による印字及び第2のピン列による印字の2回
に分けて同一走査方向に行うドットマトリクスシリアル
プリンタであって、前記第1のピン列による1回目の印
字を行う時にその印字前に前記第1のピン列と前記文字
列の前記印字ヘッド寄りの端との距離が前記文字列を一
定速度で印字するために必要な前記印字ヘッドの加速距
離となるように前記第1のピン列を移動制御する第1の
制御手段と、前記第2のピン列による2回目の印字を行
う時にその印字前に前記第2のピン列と前記文字列の前
記印字ヘッド寄りの端との距離が前記加速距離となるよ
うに前記第2のピン列を移動制御する第2の制御手段と
を有することを特徴とするドットマトリクスシリアルプ
リンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4844690A JP2716238B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | ドットマトリクスシリアルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4844690A JP2716238B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | ドットマトリクスシリアルプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03248854A JPH03248854A (ja) | 1991-11-06 |
JP2716238B2 true JP2716238B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=12803576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4844690A Expired - Fee Related JP2716238B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | ドットマトリクスシリアルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2716238B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP4844690A patent/JP2716238B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03248854A (ja) | 1991-11-06 |
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