JP3030833B2 - ドット式ラインプリンタの高速印字方法 - Google Patents
ドット式ラインプリンタの高速印字方法Info
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- JP3030833B2 JP3030833B2 JP30855291A JP30855291A JP3030833B2 JP 3030833 B2 JP3030833 B2 JP 3030833B2 JP 30855291 A JP30855291 A JP 30855291A JP 30855291 A JP30855291 A JP 30855291A JP 3030833 B2 JP3030833 B2 JP 3030833B2
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- Japan
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- printing
- dot
- dots
- line printer
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字機構部が2ドット
ラインで構成されているドット式ラインプリンタで標準
文字もしくは標準文字と同じ高さの文字を印字する場合
の高速印字方法に関するものである。
ラインで構成されているドット式ラインプリンタで標準
文字もしくは標準文字と同じ高さの文字を印字する場合
の高速印字方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メモやプログラムのリストなどのよう
に、標準文字の印字品質をあまり要求されないものでは
印字速度の向上が望まれている。
に、標準文字の印字品質をあまり要求されないものでは
印字速度の向上が望まれている。
【0003】この要求に応えるため、従来の1ドットラ
イン構成のラインプリンタでは、印字ヘッドの走行速度
を速め、ドット間隔を広くして(ドットを間引きして)
印字することにより、高速印字を実現している。
イン構成のラインプリンタでは、印字ヘッドの走行速度
を速め、ドット間隔を広くして(ドットを間引きして)
印字することにより、高速印字を実現している。
【0004】ところが2ドットライン構成のラインプリ
ンタでは、1ライン目のヘッドと2ライン目のヘッドの
位置関係が構造的に一定になっているため、前述の1ド
ットライン構成のラインプリンタのように、横方向のド
ット間隔(密度)を変えて印字することが困難であるた
め、前述の方法で高速印字をすることはできなかった。
ンタでは、1ライン目のヘッドと2ライン目のヘッドの
位置関係が構造的に一定になっているため、前述の1ド
ットライン構成のラインプリンタのように、横方向のド
ット間隔(密度)を変えて印字することが困難であるた
め、前述の方法で高速印字をすることはできなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、2ドットラ
イン構成のラインプリンタで、判読可能な標準文字を高
速印字することを可能にする方法を提供するものであ
る。
イン構成のラインプリンタで、判読可能な標準文字を高
速印字することを可能にする方法を提供するものであ
る。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決にするためになされたもので、予め縦方向のドットを
減らして縮小し、かつ縦方向ドット数を偶数個とした文
字パタ−ンを備え、2ドットラインを打つ毎に3ドット
分の紙送りを実行し、これを所定回数繰り返して、標準
文字による1行の印字を完成させるという高速印字方法
である。
決にするためになされたもので、予め縦方向のドットを
減らして縮小し、かつ縦方向ドット数を偶数個とした文
字パタ−ンを備え、2ドットラインを打つ毎に3ドット
分の紙送りを実行し、これを所定回数繰り返して、標準
文字による1行の印字を完成させるという高速印字方法
である。
【0007】
【作用】本発明は1ドット分の間引きドット印字を行う
方法であるため、印字品質は劣るが、印字速度が1.4
倍〜1.5倍になる。
方法であるため、印字品質は劣るが、印字速度が1.4
倍〜1.5倍になる。
【0008】
【実施例】図1は14ドットの標準文字パタ−ン例を示
すもので、印字機構部が2ドットラインで構成されてい
る従来のドット式ラインプリンタでは2ドット印字毎に
2ドット紙送りを7回繰返して1文字が印字されるよう
にしている。
すもので、印字機構部が2ドットラインで構成されてい
る従来のドット式ラインプリンタでは2ドット印字毎に
2ドット紙送りを7回繰返して1文字が印字されるよう
にしている。
【0009】図2は本発明の実施例を示すもので、
(a)図はラインプリンタに備える文字パタ−ンであ
る。
(a)図はラインプリンタに備える文字パタ−ンであ
る。
【0010】この文字パタ−ンは、図1に示す14ドッ
トの標準文字パタ−ンの縦方向のドット数を減らして1
0ドットに縮小したもので、この縮小文字パタ−ンはラ
インプリンタの文字パタ−ンメモリの空いた部分に記憶
させる。なお図示のものは10ドットとしたものを例示
したが、ドット数はこれに限定されるものではない。し
かし、文字パタ−ンの縦方向ドットは偶数個で構成す
る。
トの標準文字パタ−ンの縦方向のドット数を減らして1
0ドットに縮小したもので、この縮小文字パタ−ンはラ
インプリンタの文字パタ−ンメモリの空いた部分に記憶
させる。なお図示のものは10ドットとしたものを例示
したが、ドット数はこれに限定されるものではない。し
かし、文字パタ−ンの縦方向ドットは偶数個で構成す
る。
【0011】本発明は、このような縮小文字パタ−ンを
備えると共に、1回のヘッドの走査で2ドットラインを
印字し、3ドット分の紙送りを実行することにより、標
準文字に近い大きさの文字が印字されるようにしたもの
である。
備えると共に、1回のヘッドの走査で2ドットラインを
印字し、3ドット分の紙送りを実行することにより、標
準文字に近い大きさの文字が印字されるようにしたもの
である。
【0012】すなわち、図2の例では、14ドットの文
字を印字するためには、通常図1に示すように、ヘッド
の走査は7回必要であるが、上記の本発明実施例による
と、図2の(b)に示すように、ヘッドの走査を5回行
うことにより14ドット相当の大きさの文字が得られ、
ヘッドの走査回数は5/7に減少するため、見掛け上の
印字速度は1.4倍になる。また、12ドットの文字パ
タ−ンを備えれば、ヘッドの6回の走行で17ドット相
当の大きさの文字(ヘッドの走査は9回)が印字でき、
印字速度は1.5倍になる。
字を印字するためには、通常図1に示すように、ヘッド
の走査は7回必要であるが、上記の本発明実施例による
と、図2の(b)に示すように、ヘッドの走査を5回行
うことにより14ドット相当の大きさの文字が得られ、
ヘッドの走査回数は5/7に減少するため、見掛け上の
印字速度は1.4倍になる。また、12ドットの文字パ
タ−ンを備えれば、ヘッドの6回の走行で17ドット相
当の大きさの文字(ヘッドの走査は9回)が印字でき、
印字速度は1.5倍になる。
【0013】
【発明の効果】ヘッド走査の速度をあげることなく、縮
小文字パタ−ンを備え、印字制御プログラムの変更だけ
で見掛け上の印字速度をあげられるので、機構部や駆動
装置の変更が不要であり、従来と同じプリンタ装置で印
字速度アップが実現できる。
小文字パタ−ンを備え、印字制御プログラムの変更だけ
で見掛け上の印字速度をあげられるので、機構部や駆動
装置の変更が不要であり、従来と同じプリンタ装置で印
字速度アップが実現できる。
【図1】 従来の14ドットの標準文字パタ−ン例を示
す図である。
す図である。
【図2】 (a)図は本発明実施例の文字パタ−ンを示
す図、(b)図は(a)図に示した文字パタ−ンを用い
て本発明により印字した時の印字パタ−ンを示す図であ
る。
す図、(b)図は(a)図に示した文字パタ−ンを用い
て本発明により印字した時の印字パタ−ンを示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/485 B41J 2/515
Claims (1)
- 【請求項1】 印字機構部が2ドットラインで構成され
ているラインプリンタにおいて、縦方向のドット数を減
らして縦方向に縮小し、かつ縦方向ドット数を偶数個と
した文字パタ−ンを備え、印字時に、2ドットラインを
打つ毎に3ドット分の紙送りを行うようにしたことを特
徴とするドット式ラインプリンタの高速印字方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30855291A JP3030833B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | ドット式ラインプリンタの高速印字方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30855291A JP3030833B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | ドット式ラインプリンタの高速印字方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569594A JPH0569594A (ja) | 1993-03-23 |
JP3030833B2 true JP3030833B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=17982410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30855291A Expired - Fee Related JP3030833B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | ドット式ラインプリンタの高速印字方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3030833B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP30855291A patent/JP3030833B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0569594A (ja) | 1993-03-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |