JPH082003A - プリント装置 - Google Patents
プリント装置Info
- Publication number
- JPH082003A JPH082003A JP14498994A JP14498994A JPH082003A JP H082003 A JPH082003 A JP H082003A JP 14498994 A JP14498994 A JP 14498994A JP 14498994 A JP14498994 A JP 14498994A JP H082003 A JPH082003 A JP H082003A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- main scanning
- dot
- scanning direction
- dots
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 色材を含む複数のインクドットにより画像を
形成するプリント装置において、面積当りのインク量が
過剰になることを防止し、記録速度を向上させると同時
に、画像のにじみや乱れをなくし記録画像品位を向上さ
せる。 【構成】 インクドットの基本記録位置を図に示す様
に、主走査方向の記録ピッチpに対して隣接する主走査
軌跡間の距離を概ね0.87pとし、主走査方向のドッ
ト記録位置を隣合う主走査軌跡上で概ね0.5pずら
し、記録ドットの最大直径を概ね1.16pとする。
形成するプリント装置において、面積当りのインク量が
過剰になることを防止し、記録速度を向上させると同時
に、画像のにじみや乱れをなくし記録画像品位を向上さ
せる。 【構成】 インクドットの基本記録位置を図に示す様
に、主走査方向の記録ピッチpに対して隣接する主走査
軌跡間の距離を概ね0.87pとし、主走査方向のドッ
ト記録位置を隣合う主走査軌跡上で概ね0.5pずら
し、記録ドットの最大直径を概ね1.16pとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録データに基づい
て、色材を含むインクを概円形のドットとして記録媒体
上に複数形成することにより画像を記録するインクジェ
ットプリント装置に関する。
て、色材を含むインクを概円形のドットとして記録媒体
上に複数形成することにより画像を記録するインクジェ
ットプリント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例として一般的なシリアルインクジ
ェットプリンタの構成を挙げて説明する。図11はキャ
リッジモータ104によってキャリッジ102に搭載し
たプリントヘッド101を図中矢印のx方向に走査し、
y方向に記録紙107を送り画像の記録を行なうプリン
ト装置を示している。現在のインクジェットプリンタの
ほとんどが基本的にはこのシリアルスキャン方式のイン
クジェットプリンタであり、図12に示すようにプリン
トヘッドの走査方向と平行する直線群52、及び直行す
る直線群51で形成される格子点を基本記録位置とし
て、該基本記録位置に着弾するようインク滴を発射して
ドット像を記録している。
ェットプリンタの構成を挙げて説明する。図11はキャ
リッジモータ104によってキャリッジ102に搭載し
たプリントヘッド101を図中矢印のx方向に走査し、
y方向に記録紙107を送り画像の記録を行なうプリン
ト装置を示している。現在のインクジェットプリンタの
ほとんどが基本的にはこのシリアルスキャン方式のイン
クジェットプリンタであり、図12に示すようにプリン
トヘッドの走査方向と平行する直線群52、及び直行す
る直線群51で形成される格子点を基本記録位置とし
て、該基本記録位置に着弾するようインク滴を発射して
ドット像を記録している。
【0003】この従来の基本記録位置による記録方法
は、プリントする画像が特定の大きさの文字や単純な縦
線や横線が主体の場合に利点があった。すなわち、従来
の記録文字はプリンタのメモリ内に例えば24ドット×
24ドットまたは48×48ドットなどのドットマトリ
ックスのパターンとして記録されているのが一般的であ
ったし、図形の記録も罫線や表組で用いられる縦線、横
線がほとんどであったからである。従ってドットマトリ
ックスで記録されている文字を紙面状にプリントする場
合に正方形の方眼状の位置を基本としてインクを記録す
ることが合理的であった。
は、プリントする画像が特定の大きさの文字や単純な縦
線や横線が主体の場合に利点があった。すなわち、従来
の記録文字はプリンタのメモリ内に例えば24ドット×
24ドットまたは48×48ドットなどのドットマトリ
ックスのパターンとして記録されているのが一般的であ
ったし、図形の記録も罫線や表組で用いられる縦線、横
線がほとんどであったからである。従ってドットマトリ
ックスで記録されている文字を紙面状にプリントする場
合に正方形の方眼状の位置を基本としてインクを記録す
ることが合理的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の基本
記録位置で、記録紙面を色材を含むインクで隙間なく塗
りつぶす為には、図13に示すように理論上、概円形の
色材インクで記録されるドットの直径Dを、記録ドット
ピッチp(又はq)の約1.4倍以上にする必要があ
る。従って面を塗りつぶした場合にドットの重なり部分
が非常に大きくなり、その重なり率は面積率で約57%
にもなる。
記録位置で、記録紙面を色材を含むインクで隙間なく塗
りつぶす為には、図13に示すように理論上、概円形の
色材インクで記録されるドットの直径Dを、記録ドット
ピッチp(又はq)の約1.4倍以上にする必要があ
る。従って面を塗りつぶした場合にドットの重なり部分
が非常に大きくなり、その重なり率は面積率で約57%
にもなる。
【0005】従って、広い領域全体に渡って記録紙面を
塗りつぶす画像パターンの記録においては、文字記録の
場合に比べて記録紙上のインクがより過剰になり、その
結果、にじみが発生し画像品位を低下させたり、また、
インクの乾燥に時間がかかり実質的に記録スピードが低
下したり、更にまた、記録紙がしわになるという問題が
生じてしまう。
塗りつぶす画像パターンの記録においては、文字記録の
場合に比べて記録紙上のインクがより過剰になり、その
結果、にじみが発生し画像品位を低下させたり、また、
インクの乾燥に時間がかかり実質的に記録スピードが低
下したり、更にまた、記録紙がしわになるという問題が
生じてしまう。
【0006】上記の問題は、近年の記録速度の向上、塗
りつぶし画像パターンの増加、2色以上のインクを重ね
打ちするカラー記録の普及、により更に重大な問題とし
て顕在化しつつある。
りつぶし画像パターンの増加、2色以上のインクを重ね
打ちするカラー記録の普及、により更に重大な問題とし
て顕在化しつつある。
【0007】本発明はこの様な問題に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、ドッドの重なり
率を低下させ、かつ記録紙上に隙間なくドットを配置で
きるプリント装置を提供することにある。
のであって、その目的とするところは、ドッドの重なり
率を低下させ、かつ記録紙上に隙間なくドットを配置で
きるプリント装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント装置
は、互いに120度づつの角度をなす3つの平行線群
で、平行線の間隔が等しく、かつ、それぞれの平行線群
を成す3方向の直線が1箇所で交わる格子点を基本記録
位置とするようにしたプリント装置である。
は、互いに120度づつの角度をなす3つの平行線群
で、平行線の間隔が等しく、かつ、それぞれの平行線群
を成す3方向の直線が1箇所で交わる格子点を基本記録
位置とするようにしたプリント装置である。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、ドットとドットの重なり
部分の面積を従来の互いに直行する2つの直線群で構成
される格子点を基本記録位置とする装置より大幅に少な
くできるためインクが記録紙上で過剰になって発生する
にじみや画像の乱れを防止できるとともに、インクの乾
燥時間を短くできプリント装置の高速化が図れる。
部分の面積を従来の互いに直行する2つの直線群で構成
される格子点を基本記録位置とする装置より大幅に少な
くできるためインクが記録紙上で過剰になって発生する
にじみや画像の乱れを防止できるとともに、インクの乾
燥時間を短くできプリント装置の高速化が図れる。
【0010】
【実施例】第1の実施例を図1乃至図7により説明す
る。
る。
【0011】図1は、第1の実施例に用いたシリアルス
キャン方式のインクジェットプリント装置であり、記録
紙107を紙送りローラー105によってキャリッジ1
01とプラテン106の間隙に送り、キャリッジ上の搭
載した記録ヘッド101を紙送り方向yと直交するx方
向に走査して記録を行うものである。
キャン方式のインクジェットプリント装置であり、記録
紙107を紙送りローラー105によってキャリッジ1
01とプラテン106の間隙に送り、キャリッジ上の搭
載した記録ヘッド101を紙送り方向yと直交するx方
向に走査して記録を行うものである。
【0012】記録ヘッド101は圧電素子によりインク
を加圧してノズルから吐出させるインクジェット方式で
あり、本実施例では記録ヘッドの下面に記録ノズルを6
4個配置し記録紙に向けて下向きにインクが吐出する構
造としている。記録動作はキャリッジ102の移動に同
期して発生する図示せぬエンコーダからの位置信号と、
記録データに応じたタイミングで記録ヘッド101から
インクを吐出させ、画像を記録し、1回の主走査終了
後、記録紙107をy方向に送って、次の主走査を行う
動作を繰り返すものである。以上は従来のシリアル方式
のプリント装置と同様である。
を加圧してノズルから吐出させるインクジェット方式で
あり、本実施例では記録ヘッドの下面に記録ノズルを6
4個配置し記録紙に向けて下向きにインクが吐出する構
造としている。記録動作はキャリッジ102の移動に同
期して発生する図示せぬエンコーダからの位置信号と、
記録データに応じたタイミングで記録ヘッド101から
インクを吐出させ、画像を記録し、1回の主走査終了
後、記録紙107をy方向に送って、次の主走査を行う
動作を繰り返すものである。以上は従来のシリアル方式
のプリント装置と同様である。
【0013】図2は本実施例のホストコンピュータとプ
リント装置の機能をブロック化して示す図であり、各ブ
ロックは、実際にはハードウェアやソフトウェア、また
は、それらの複合として構成されるものである。本実施
例のプリント装置111ではプリント装置内に画像の描
画または文字のプリント命令を受けて実際に記録するド
ットパターンを発生する機能を持たない。即ち、ホスト
コンピュータで実行されるアプリケーションソフトなど
からのプリント命令はホストコンピュータ内にソフトウ
ェアとして組み込まれたプリントドライバで処理されて
記録ドットパターンのデータにラスタライズされ、それ
がプリント装置に転送されてプリントされる。
リント装置の機能をブロック化して示す図であり、各ブ
ロックは、実際にはハードウェアやソフトウェア、また
は、それらの複合として構成されるものである。本実施
例のプリント装置111ではプリント装置内に画像の描
画または文字のプリント命令を受けて実際に記録するド
ットパターンを発生する機能を持たない。即ち、ホスト
コンピュータで実行されるアプリケーションソフトなど
からのプリント命令はホストコンピュータ内にソフトウ
ェアとして組み込まれたプリントドライバで処理されて
記録ドットパターンのデータにラスタライズされ、それ
がプリント装置に転送されてプリントされる。
【0014】具体的には、ホストコンピュータ110内
のアプリケーションやオペレーティングシステム112
からの画像の描画または文字の記録命令(例えば記録す
る線の位置と太さと形などを記述したものや、記録する
文字の書体と大きさと位置などを記述したもの)は描画
データメモリ121に一時的に保存さる。尚、これらの
命令は、特定のプリント言語で記述されたものである。
のアプリケーションやオペレーティングシステム112
からの画像の描画または文字の記録命令(例えば記録す
る線の位置と太さと形などを記述したものや、記録する
文字の書体と大きさと位置などを記述したもの)は描画
データメモリ121に一時的に保存さる。尚、これらの
命令は、特定のプリント言語で記述されたものである。
【0015】描画データメモリ121に記憶された命令
は、ラスタライザ122によって解釈され、線の記録命
令であれば、指定された位置や太さ等に応じた記録ドッ
トパターンに変換され、また、文字の記録命令であれば
ホストコンピュータ内に保存されているフォントアウト
ラインデータ124から対応する文字の輪郭情報を呼び
だし指定された位置や大きさに応じてた記録ドットパタ
ーンに変換されてラスタデータメモリ123に記憶され
る。このラスタデータメモリ123に記憶された記録ド
ットパターンがインターフェース114を経由してプリ
ント装置111へ転送されるものである。
は、ラスタライザ122によって解釈され、線の記録命
令であれば、指定された位置や太さ等に応じた記録ドッ
トパターンに変換され、また、文字の記録命令であれば
ホストコンピュータ内に保存されているフォントアウト
ラインデータ124から対応する文字の輪郭情報を呼び
だし指定された位置や大きさに応じてた記録ドットパタ
ーンに変換されてラスタデータメモリ123に記憶され
る。このラスタデータメモリ123に記憶された記録ド
ットパターンがインターフェース114を経由してプリ
ント装置111へ転送されるものである。
【0016】プリント装置111では、転送されたてく
る記録ドットパターンをインターフェース115で受け
て、ラスタデータメモリ125に保存して行く。
る記録ドットパターンをインターフェース115で受け
て、ラスタデータメモリ125に保存して行く。
【0017】また、並行してプリント装置111では、
ヘッド101の移動に伴って発生するヘッド位置エンコ
ーダ127からの位置信号に従ってインク吐出タイミン
グが決定されて、ラスタデータメモリ125に保存され
ているドット記録パターンが順次記録紙上の所定の位置
にドット像として記録されて行く。
ヘッド101の移動に伴って発生するヘッド位置エンコ
ーダ127からの位置信号に従ってインク吐出タイミン
グが決定されて、ラスタデータメモリ125に保存され
ているドット記録パターンが順次記録紙上の所定の位置
にドット像として記録されて行く。
【0018】次に、本実施例による記録結果を図3に示
す。図中符号2、3、4で示す等間隔の平行直線群は、
互いに120度の角度をなしており、かつ、交点を互い
に共有する位置関係としている。この交点を中心として
示す円が本発明によるドットの基本記録位置で、黒く塗
りつぶされた部分は実際に記録データに基づいて記録ヘ
ッドよりインクを吐出してドットを記録した部分を示し
ているが、実際のドットの大きさは直径が約0.1mm
程度であるため、記録紙上の像は個々のドットとして観
察されることはなく、ドットの集合として観察される。
尚、平行線群4の方向を主走査方向9に採っている。
す。図中符号2、3、4で示す等間隔の平行直線群は、
互いに120度の角度をなしており、かつ、交点を互い
に共有する位置関係としている。この交点を中心として
示す円が本発明によるドットの基本記録位置で、黒く塗
りつぶされた部分は実際に記録データに基づいて記録ヘ
ッドよりインクを吐出してドットを記録した部分を示し
ているが、実際のドットの大きさは直径が約0.1mm
程度であるため、記録紙上の像は個々のドットとして観
察されることはなく、ドットの集合として観察される。
尚、平行線群4の方向を主走査方向9に採っている。
【0019】図4は本発明における基本記録位置関係を
詳細を示すものであって、キャリッジ102のスキャン
方向xが主走査方向、記録紙の搬送方向yが副走査方向
になり、主走査方向のドット間隔をp、副走査方向のド
ット間隔をqとして示している。具体的数値で示せば、
pが91μm、qがpの約0.87倍の79μmであ
る。
詳細を示すものであって、キャリッジ102のスキャン
方向xが主走査方向、記録紙の搬送方向yが副走査方向
になり、主走査方向のドット間隔をp、副走査方向のド
ット間隔をqとして示している。具体的数値で示せば、
pが91μm、qがpの約0.87倍の79μmであ
る。
【0020】更に隣り合う主走査軌跡上のドットの位置
を1/2ピッチずらしている。また、ドットの記録紙上
での平均直径Dをpの約1.16倍の105μmとする
様インクの吐出量と吐出速度を設定している。
を1/2ピッチずらしている。また、ドットの記録紙上
での平均直径Dをpの約1.16倍の105μmとする
様インクの吐出量と吐出速度を設定している。
【0021】上記のようにドットの配置関係と、数値関
係を規定することで、ドット間の重なりを低下させて、
かつ、隙間なくドットを配置することが可能となる。
係を規定することで、ドット間の重なりを低下させて、
かつ、隙間なくドットを配置することが可能となる。
【0022】具体的には、従来の方法では円形のドット
で塗りつぶしを行なうとドットとドットが重なり合う部
分が幾何学的に57%も発生し、インクが過剰になって
しまったが、本発明ではドット同士の重なり部分を21
%と大幅に少なくすることができ、その結果、インクの
乾燥が早くなり高速記録が可能、かつ、記録紙の濡れに
よるシワも防止できる。
で塗りつぶしを行なうとドットとドットが重なり合う部
分が幾何学的に57%も発生し、インクが過剰になって
しまったが、本発明ではドット同士の重なり部分を21
%と大幅に少なくすることができ、その結果、インクの
乾燥が早くなり高速記録が可能、かつ、記録紙の濡れに
よるシワも防止できる。
【0023】また、従来の方法によると塗りつぶしや線
の画像記録部においてインクが過剰になり流れ出した
り、インク溜をつくって大きく画質を低下させることが
あったが、本発明では過剰なインクが少なくでき、画質
の低下を防止できる。特に、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラック色などのインクを重ねることで色表現を行
なうカラー記録においては、インクがより過剰になりが
ちであり、本発明はカラー記録において非常に有効であ
る。
の画像記録部においてインクが過剰になり流れ出した
り、インク溜をつくって大きく画質を低下させることが
あったが、本発明では過剰なインクが少なくでき、画質
の低下を防止できる。特に、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラック色などのインクを重ねることで色表現を行
なうカラー記録においては、インクがより過剰になりが
ちであり、本発明はカラー記録において非常に有効であ
る。
【0024】更に、例えば従来の方法で300dpiの
記録を行なう場合では、1ドットの紙面上での直径を約
120μmとする必要があるが、本発明の方法では、1
ドットの紙面上での直径を約105μmと約13%も小
さくすることができ、画像のムラが少ない高品位の画像
記録が可能にできる。
記録を行なう場合では、1ドットの紙面上での直径を約
120μmとする必要があるが、本発明の方法では、1
ドットの紙面上での直径を約105μmと約13%も小
さくすることができ、画像のムラが少ない高品位の画像
記録が可能にできる。
【0025】何故ならば、記録紙上にインクが付着し染
み込む過程で、記録紙の組成や繊維のムラによって形成
されるドットの形や面積がばらつくが、実験によるとド
ット直径が小さい程このばらつき率が小さくなる現象が
知られているからである。
み込む過程で、記録紙の組成や繊維のムラによって形成
されるドットの形や面積がばらつくが、実験によるとド
ット直径が小さい程このばらつき率が小さくなる現象が
知られているからである。
【0026】更に、従来の方法で階調表現を行った際
は、特に高濃度域で面積当りドット数を増やしてもドッ
ト間の重なり率が大きいため、濃度があまり増加しない
状態になってしまっていたが、本発明では、ドット数と
濃度の関係がほぼ比例した関係にでき、階調表現能力が
向上する。階調表現において記録紙の色に近い淡い階調
を表現する場合は、ドットをまばらに記録する方法がと
られるが、この場合に1ドットのドット直径が小さい方
がドットが目立たず、きめのこまかい良い印象が得ら
れ、この点からも本発明は高品位な画像の記録が可能と
なる。
は、特に高濃度域で面積当りドット数を増やしてもドッ
ト間の重なり率が大きいため、濃度があまり増加しない
状態になってしまっていたが、本発明では、ドット数と
濃度の関係がほぼ比例した関係にでき、階調表現能力が
向上する。階調表現において記録紙の色に近い淡い階調
を表現する場合は、ドットをまばらに記録する方法がと
られるが、この場合に1ドットのドット直径が小さい方
がドットが目立たず、きめのこまかい良い印象が得ら
れ、この点からも本発明は高品位な画像の記録が可能と
なる。
【0027】ところで、本発明の基本ドット記録位置を
採用すると、水平線のエッジと水平から仰角60度及び
120度の方向の線のエッジは非常に滑らかに記録され
るが、垂直線のエッジは図5に示すように逆に滑らかさ
を欠く傾向がある。そこで本実施例では、更に、主走査
方向でのドット記録の境目において、提供される輪郭位
置とラスタライズされたドット記録位置との主走査方向
の偏差がp/4以上である場合に、主走査方向の同一軌
跡上で、記録するドットの記録位置を概ねp/2だけ上
記で説明したドット記録基本位置から主走査方向上でず
れた位置に記録させるようにしている。図6がその結果
であり図中符号20で示すドットが本発明によりドット
記録基本位置から主走査方向に1/2ピッチずらして追
加記録したドットである。図7は、ドット20の位置関
係を示している。この方法はドットの記録位置を主走査
方向にずらすので、プリント装置の基本機構を変更する
必要はなく、インクを吐出するタイミングを設定するだ
けで容易に実現できる。
採用すると、水平線のエッジと水平から仰角60度及び
120度の方向の線のエッジは非常に滑らかに記録され
るが、垂直線のエッジは図5に示すように逆に滑らかさ
を欠く傾向がある。そこで本実施例では、更に、主走査
方向でのドット記録の境目において、提供される輪郭位
置とラスタライズされたドット記録位置との主走査方向
の偏差がp/4以上である場合に、主走査方向の同一軌
跡上で、記録するドットの記録位置を概ねp/2だけ上
記で説明したドット記録基本位置から主走査方向上でず
れた位置に記録させるようにしている。図6がその結果
であり図中符号20で示すドットが本発明によりドット
記録基本位置から主走査方向に1/2ピッチずらして追
加記録したドットである。図7は、ドット20の位置関
係を示している。この方法はドットの記録位置を主走査
方向にずらすので、プリント装置の基本機構を変更する
必要はなく、インクを吐出するタイミングを設定するだ
けで容易に実現できる。
【0028】この場合、追加記録されるドット部分は重
なりが多くなるが、ほとんどの場合塗りつぶしのパター
ンのエッジのごく一部の部分のみに生じるだけで、実用
上問題を生じない。
なりが多くなるが、ほとんどの場合塗りつぶしのパター
ンのエッジのごく一部の部分のみに生じるだけで、実用
上問題を生じない。
【0029】図8、図9、図10は1ドット幅の縦線を
含むごく希れな記録例を示すもので、基本ドット位置の
みへの記録では図8に示すように縦線のスムースさに欠
けてしまうが、主走査方向の記録位置をp/2ずらし
て、ドット20を記録することで図9に示すスムースな
縦線を記録させている。
含むごく希れな記録例を示すもので、基本ドット位置の
みへの記録では図8に示すように縦線のスムースさに欠
けてしまうが、主走査方向の記録位置をp/2ずらし
て、ドット20を記録することで図9に示すスムースな
縦線を記録させている。
【0030】尚、ドット20の付加は、図2に示すラス
タライザ122が上記記録パターンの特徴を解析して付
加するものである。
タライザ122が上記記録パターンの特徴を解析して付
加するものである。
【0031】次に本発明による第2の実施例を図14乃
至図20により説明する。
至図20により説明する。
【0032】図14は本実施例のプリント装置の構造を
示す説明図である。図中記録紙107は記録ドラム10
5に巻き付けられ、矢印x方向に連続して回転する構造
となっており、また、記録ヘッド101を搭載したキャ
リッジ102は、記録ドラム105が1回転する度にキ
ャリッジガイド103に沿って間欠的に図中矢印y方向
に移動できる構造となっている。つまり、記録ドラム1
05の回転方向(x方向)が主走査方向、キャリッジ1
02の移動方向(y方向)が副走査方向になる。
示す説明図である。図中記録紙107は記録ドラム10
5に巻き付けられ、矢印x方向に連続して回転する構造
となっており、また、記録ヘッド101を搭載したキャ
リッジ102は、記録ドラム105が1回転する度にキ
ャリッジガイド103に沿って間欠的に図中矢印y方向
に移動できる構造となっている。つまり、記録ドラム1
05の回転方向(x方向)が主走査方向、キャリッジ1
02の移動方向(y方向)が副走査方向になる。
【0033】図15は、図14に示した本実施例のプリ
ント装置の機能をブロック化して示す図であり、本実施
例では、文字や図形の描画命令を解釈して記録ドットパ
ターンを生成するラスタライズ機能をプリント装置内部
に持たせている。尚、図中の各ブロックは、実際にはハ
ードウェアやソフトウェア、また、それらの複合として
構成される。
ント装置の機能をブロック化して示す図であり、本実施
例では、文字や図形の描画命令を解釈して記録ドットパ
ターンを生成するラスタライズ機能をプリント装置内部
に持たせている。尚、図中の各ブロックは、実際にはハ
ードウェアやソフトウェア、また、それらの複合として
構成される。
【0034】記録データの主要な処理の流れを説明する
と、ホストコンピュータ110からの画像の描画または
文字記録命令はインターフェース115を介してプリン
ト装置111内に送られ描画データメモリ121に一時
的に保存される。これらの命令は、例えば記録する線の
位置と太さと形などを記述したものや、また、記録する
文字の書体と大きさと位置などを記述したものであり、
特定のプリント言語で記述されたものである。これらの
プリント命令はラスタライザ122で解釈され、線の記
録命令であれば、指定された位置や太さ等に応じた記録
ドットパターンに変換され、また、文字の記録命令であ
ればホストコンピュータ内に保存されているフォントア
ウトラインデータ124から対応する文字の輪郭情報を
呼びだし指定された位置や大きさに応じてた記録ドット
パターンに変換されて記憶データラスタ情報メモリ12
5に記憶される。
と、ホストコンピュータ110からの画像の描画または
文字記録命令はインターフェース115を介してプリン
ト装置111内に送られ描画データメモリ121に一時
的に保存される。これらの命令は、例えば記録する線の
位置と太さと形などを記述したものや、また、記録する
文字の書体と大きさと位置などを記述したものであり、
特定のプリント言語で記述されたものである。これらの
プリント命令はラスタライザ122で解釈され、線の記
録命令であれば、指定された位置や太さ等に応じた記録
ドットパターンに変換され、また、文字の記録命令であ
ればホストコンピュータ内に保存されているフォントア
ウトラインデータ124から対応する文字の輪郭情報を
呼びだし指定された位置や大きさに応じてた記録ドット
パターンに変換されて記憶データラスタ情報メモリ12
5に記憶される。
【0035】また、プリント装置は装置全体の制御を司
どるCPU116によりメカ機構の動作制御が行われ、
ヘッド位置エンコーダ127からの位置信号によってヘ
ッド位置を検出し、インク吐出位置に達すると記録デー
タラスタ情報メモリ125に保存されているドット記録
パターンを逐次出力してドット像を記録して行く。
どるCPU116によりメカ機構の動作制御が行われ、
ヘッド位置エンコーダ127からの位置信号によってヘ
ッド位置を検出し、インク吐出位置に達すると記録デー
タラスタ情報メモリ125に保存されているドット記録
パターンを逐次出力してドット像を記録して行く。
【0036】次に、本実施例による記録結果を図16に
示す。図中符号2、3、4で示す等間隔の平行直線群
は、互いに120度の角度をなしており、かつ、交点を
互いに共有する位置関係としている。この交点を中心と
して示す円が本発明によるドットの基本記録位置で、黒
く塗りつぶされた部分は実際に記録データに基づいて記
録ヘッドよりインクを吐出してドットを記録した部分を
示しているが、実際のドットの大きさは直径が約0.1
mm程度で、記録紙上の像は個々のドットとして観察さ
れることはなく、ドットの集合として観察される。尚、
平行線群4の方向を主走査方向と30度の角度をなす方
向に採っている。
示す。図中符号2、3、4で示す等間隔の平行直線群
は、互いに120度の角度をなしており、かつ、交点を
互いに共有する位置関係としている。この交点を中心と
して示す円が本発明によるドットの基本記録位置で、黒
く塗りつぶされた部分は実際に記録データに基づいて記
録ヘッドよりインクを吐出してドットを記録した部分を
示しているが、実際のドットの大きさは直径が約0.1
mm程度で、記録紙上の像は個々のドットとして観察さ
れることはなく、ドットの集合として観察される。尚、
平行線群4の方向を主走査方向と30度の角度をなす方
向に採っている。
【0037】図17は本発明における基本記録位置関係
を詳細を示すものであって、記録ドラム105の回転方
向xが主走査方向、キャリッジ102の移動方向が副走
査方向になり、主走査方向のドット間隔をp、副走査方
向のドット間隔をqとして示している。具体的数値で示
せば、pが90μm、qがpの約0.29倍の26μm
である。
を詳細を示すものであって、記録ドラム105の回転方
向xが主走査方向、キャリッジ102の移動方向が副走
査方向になり、主走査方向のドット間隔をp、副走査方
向のドット間隔をqとして示している。具体的数値で示
せば、pが90μm、qがpの約0.29倍の26μm
である。
【0038】更に隣り合う主走査軌跡上のドットの位置
を1/2ピッチずらしている。また、ドットの記録紙上
での平均直径Dをpの約0.67倍の60μmとする様
インクの吐出量と吐出速度を設定している。
を1/2ピッチずらしている。また、ドットの記録紙上
での平均直径Dをpの約0.67倍の60μmとする様
インクの吐出量と吐出速度を設定している。
【0039】上記のようにドットの配置関係と、数値関
係を規定することで、ドット間の重なりを従来の方法と
比較して面積で半分以下に少なくして、かつ、隙間なく
配置することが可能になる。その結果、過剰なインクが
激減され、インクの乾燥を早くすることができ高速記録
が可能になる等、実施例1と同様の諸々の効果が得られ
る。
係を規定することで、ドット間の重なりを従来の方法と
比較して面積で半分以下に少なくして、かつ、隙間なく
配置することが可能になる。その結果、過剰なインクが
激減され、インクの乾燥を早くすることができ高速記録
が可能になる等、実施例1と同様の諸々の効果が得られ
る。
【0040】尚、本実施例ではドラムに記録紙を巻き付
けてドラムの回転方向を主走査方向としているが、実施
例1の様にシリアルスキャン方式のプリント機構とし、
主走査方向をヘッドの移動方向としても同様のドット配
列は可能であることは言うまでもない。
けてドラムの回転方向を主走査方向としているが、実施
例1の様にシリアルスキャン方式のプリント機構とし、
主走査方向をヘッドの移動方向としても同様のドット配
列は可能であることは言うまでもない。
【0041】ところで、近年の一般的なインクジェット
プリンタでは、特にカラー画像の記録を行う場合では、
ドットを連続して記録するとインクが流れてしまい、隣
接する異なる色のインクと混じり合って濁りが出て画像
品位が低下してしまうが、それを改善するために、1つ
の主走査軌跡上の像を記録するのにドットを1つおき、
2つおきなどの飛び飛びに、2回あるいは3回走査して
記録する方法を採ることがある。それに対し、本実施例
での主走査方向の隣接ドット同士は、もともと離れて記
録される位置関係にあるため、複数回の走査を必要とせ
ずにインク流れの防止、安定した乾燥、等の画像品位向
上が図れる。
プリンタでは、特にカラー画像の記録を行う場合では、
ドットを連続して記録するとインクが流れてしまい、隣
接する異なる色のインクと混じり合って濁りが出て画像
品位が低下してしまうが、それを改善するために、1つ
の主走査軌跡上の像を記録するのにドットを1つおき、
2つおきなどの飛び飛びに、2回あるいは3回走査して
記録する方法を採ることがある。それに対し、本実施例
での主走査方向の隣接ドット同士は、もともと離れて記
録される位置関係にあるため、複数回の走査を必要とせ
ずにインク流れの防止、安定した乾燥、等の画像品位向
上が図れる。
【0042】また、一般的に、直交する2方向の位置決
め機構で記録紙面を走査し記録する従来のプリント装置
では、副走査方向での記録紙送りムラが原因でバンディ
ングと呼ばれる主走査方向に帯状の隙間や重なりが見え
る画像欠陥が生じることがある。これは副走査方向の送
り誤差によって前後の主走査軌跡との間にまっすぐな隙
間、または重なりとして生じるものであるが、本実施例
では隣り合う主走査軌跡上のドットが1/2ピッチずれ
て、それぞれの隙間に噛み合うような形状でドットが列
ぶため、副走査方向の送り誤差が発生した場合でも、従
来の方法に比較して、視覚的に隙間や重なりが観察され
にくくなる。即ち、本実施例は、更にバンディング現象
の防止効果がある。
め機構で記録紙面を走査し記録する従来のプリント装置
では、副走査方向での記録紙送りムラが原因でバンディ
ングと呼ばれる主走査方向に帯状の隙間や重なりが見え
る画像欠陥が生じることがある。これは副走査方向の送
り誤差によって前後の主走査軌跡との間にまっすぐな隙
間、または重なりとして生じるものであるが、本実施例
では隣り合う主走査軌跡上のドットが1/2ピッチずれ
て、それぞれの隙間に噛み合うような形状でドットが列
ぶため、副走査方向の送り誤差が発生した場合でも、従
来の方法に比較して、視覚的に隙間や重なりが観察され
にくくなる。即ち、本実施例は、更にバンディング現象
の防止効果がある。
【0043】本実施例の基本ドット記録位置を採用する
と、水直線のエッジと水平から仰角30度及び150度
の方向の線のエッジは非常に滑らかに記録されるが、文
字や罫線などで多様される水平線のエッジは図18に示
すように逆に滑らかさを欠く傾向がある。
と、水直線のエッジと水平から仰角30度及び150度
の方向の線のエッジは非常に滑らかに記録されるが、文
字や罫線などで多様される水平線のエッジは図18に示
すように逆に滑らかさを欠く傾向がある。
【0044】そこで本実施例では、更に、副走査方向で
のドット記録の境目において、提供される輪郭位置とラ
スタライズされたドット記録位置との副走査方向の偏差
がq/4以上である場合に、その記録ドットを含む主走
査に隣接する主走査軌跡上で、記録するドットの記録位
置を概ねp/2だけ請求項2のドット記録位置から主走
査方向上でずらした位置に記録している。
のドット記録の境目において、提供される輪郭位置とラ
スタライズされたドット記録位置との副走査方向の偏差
がq/4以上である場合に、その記録ドットを含む主走
査に隣接する主走査軌跡上で、記録するドットの記録位
置を概ねp/2だけ請求項2のドット記録位置から主走
査方向上でずらした位置に記録している。
【0045】図19がその記録結果であり図中符号30
で示すドットがドット記録基本位置から主走査方向に1
/2ピッチずらして追加記録したドットである。図20
は、ドット30の位置関係を示す。この方法はドットの
記録位置を主走査方向にずらすので、プリント装置の基
本機構を変更することなく主走査方向でヘッドを走査し
ながらインクを吐出するタイミングを設定するだけで容
易に実現できる。また、追加記録されるドット部分は重
なりが多くなるが、ほとんどの場合塗りつぶしのパター
ンのエッジのごく一部の部分のみであるために、実用上
問題は生じない。
で示すドットがドット記録基本位置から主走査方向に1
/2ピッチずらして追加記録したドットである。図20
は、ドット30の位置関係を示す。この方法はドットの
記録位置を主走査方向にずらすので、プリント装置の基
本機構を変更することなく主走査方向でヘッドを走査し
ながらインクを吐出するタイミングを設定するだけで容
易に実現できる。また、追加記録されるドット部分は重
なりが多くなるが、ほとんどの場合塗りつぶしのパター
ンのエッジのごく一部の部分のみであるために、実用上
問題は生じない。
【0046】尚、ドット30は、図15に示すラスタラ
イザ122が上記記録パターンの特徴を解析して付加す
るもので、基本記録位置にドットを記録した場合に本来
の描画情報のエッジ部分からの偏差が副走査方向で1/
4ピッチ以上あると判断された場合、隣合う主走査線上
で、その偏差を1/4未満にする方向に主走査方向で1
/2ピッチずらした位置に付加する。
イザ122が上記記録パターンの特徴を解析して付加す
るもので、基本記録位置にドットを記録した場合に本来
の描画情報のエッジ部分からの偏差が副走査方向で1/
4ピッチ以上あると判断された場合、隣合う主走査線上
で、その偏差を1/4未満にする方向に主走査方向で1
/2ピッチずらした位置に付加する。
【0047】本実施例の場合、主走査方向に1/2ピッ
チずらして追加記録するドットのピッチが比較的大きい
ので主走査方向の記録タイミングが取り易い利点があ
る。
チずらして追加記録するドットのピッチが比較的大きい
ので主走査方向の記録タイミングが取り易い利点があ
る。
【0048】以上説明したように、本発明によると、従
来の正方形の格子位置にドットを記録する方法に比べて
特殊な位置で、しかも直交しない格子上にドットを記録
するにもかかわらず、従来のプリント装置と同様の直交
座標を基本とする機構要素を利用できる利点がある。一
方で、本発明の記録ドットパターンの生成処理が従来の
アルゴリズムと異なる特別なものとなる場合があり、高
速なプリント処理が要求される場合にはプリント装置の
記録ヘッドや記録機構を高速化すると同時に記録ドット
パターンの生成処理を高速化する必要が生じる。現実に
は、カラープリントで階調を含む画像をプリントする場
合に最も時間のかかるのは記録ドットパターンの生成処
理である場合が多い。
来の正方形の格子位置にドットを記録する方法に比べて
特殊な位置で、しかも直交しない格子上にドットを記録
するにもかかわらず、従来のプリント装置と同様の直交
座標を基本とする機構要素を利用できる利点がある。一
方で、本発明の記録ドットパターンの生成処理が従来の
アルゴリズムと異なる特別なものとなる場合があり、高
速なプリント処理が要求される場合にはプリント装置の
記録ヘッドや記録機構を高速化すると同時に記録ドット
パターンの生成処理を高速化する必要が生じる。現実に
は、カラープリントで階調を含む画像をプリントする場
合に最も時間のかかるのは記録ドットパターンの生成処
理である場合が多い。
【0049】そこで実施例1のようなドットパターン生
成処理をホストコンピュータに委ねた場合に、ラスタラ
イズ処理を高速で行う方策を以下に説明する。図21は
実施例1で説明した構成を示すもので、ホストコンピュ
ータ110で生成された記録命令はホストコンピュータ
内のソフトウェアで記録ドットパターンに変換され、通
信ポート140からケーブル141を経由して通信ポー
ト142からプリント装置111に伝えられ、実際の記
録が行なわれる。この方式では記録ドットパターンの生
成処理をホストコンピュータの性能にたよって行なうた
めにホストコンピュータの処理能力が不足する場合や、
ホストコンピュータをマルチタスクで使用する場合に処
理速度が低下する場合がある。
成処理をホストコンピュータに委ねた場合に、ラスタラ
イズ処理を高速で行う方策を以下に説明する。図21は
実施例1で説明した構成を示すもので、ホストコンピュ
ータ110で生成された記録命令はホストコンピュータ
内のソフトウェアで記録ドットパターンに変換され、通
信ポート140からケーブル141を経由して通信ポー
ト142からプリント装置111に伝えられ、実際の記
録が行なわれる。この方式では記録ドットパターンの生
成処理をホストコンピュータの性能にたよって行なうた
めにホストコンピュータの処理能力が不足する場合や、
ホストコンピュータをマルチタスクで使用する場合に処
理速度が低下する場合がある。
【0050】そこで、ラスタライズ処理を専用のハード
ウエアに委ねるようにした構成を図22および図23で
説明する。符号143はホストコンピュータの拡張バス
であり、ラスタライズボードをこの拡張バスに装着す
る。
ウエアに委ねるようにした構成を図22および図23で
説明する。符号143はホストコンピュータの拡張バス
であり、ラスタライズボードをこの拡張バスに装着す
る。
【0051】図22の構成は、ホストコンピュータ11
0内での記録命令をラスタライズボード144で受け、
ラスタライズボード144のハードウェア、ソフトウェ
アを用いて記録ドットパターンの生成を高速に行ない、
更にそのデータをラスタライズボードのもつ高速通信ポ
ートからケーブル141を経由してプリント装置111
に転送するものである。
0内での記録命令をラスタライズボード144で受け、
ラスタライズボード144のハードウェア、ソフトウェ
アを用いて記録ドットパターンの生成を高速に行ない、
更にそのデータをラスタライズボードのもつ高速通信ポ
ートからケーブル141を経由してプリント装置111
に転送するものである。
【0052】図23の構成は、ホストコンピュータ11
0内での記録命令をラスタライズボード145で受け、
ラスタライズボードのハードウェア、ソフトウェアを用
いて記録ドットパターンの生成を高速に行ない、そのデ
ータをホストコンピュータに転送してホストコンピュー
タの通信ポート140からケーブル141を経由してプ
リント装置111に転送するものである。
0内での記録命令をラスタライズボード145で受け、
ラスタライズボードのハードウェア、ソフトウェアを用
いて記録ドットパターンの生成を高速に行ない、そのデ
ータをホストコンピュータに転送してホストコンピュー
タの通信ポート140からケーブル141を経由してプ
リント装置111に転送するものである。
【0053】これらの構成をによる利点は、プリント装
置を利用するユーザーの接続するホストコンピュータの
形態や事情に合わせて最適のコストパフォーマンスを実
現できることである。現在、ホストコンピューターの処
理能力は機種によって大きく異なるばかりか年々処理能
力が大きく向上しているために、それぞれのユーザーの
接続するホストコンピュータの処理能力は様々である。
従って、最新のホストコンピュータを接続する場合は図
21で示したようにホストコンピュータの処理能力にた
よってドットパターン生成処理を行なっても良いし、処
理能力の低い数年前のホストコンピュータを接続する場
合には図22や図23で示したようなラスタライズボー
ドを追加してプリント処理の高速化をはかれば良い。ま
た、一般にプリント装置の記録ヘッドや記録機構の改良
には非常に時間とコストがかかることに比較して、CP
Uやメモリなどのコンピュータ関連部品のコストパフォ
ーマンスの向上は著しく、また、設計、商品化も比較的
容易なことから、プリント処理の高速化をはかるのにプ
リント装置全体を改良するよりも、交換可能な処理ボー
ドを更新していくことでプリント処理の高速化をはかる
ほうがメリットが大きい場合が多い。
置を利用するユーザーの接続するホストコンピュータの
形態や事情に合わせて最適のコストパフォーマンスを実
現できることである。現在、ホストコンピューターの処
理能力は機種によって大きく異なるばかりか年々処理能
力が大きく向上しているために、それぞれのユーザーの
接続するホストコンピュータの処理能力は様々である。
従って、最新のホストコンピュータを接続する場合は図
21で示したようにホストコンピュータの処理能力にた
よってドットパターン生成処理を行なっても良いし、処
理能力の低い数年前のホストコンピュータを接続する場
合には図22や図23で示したようなラスタライズボー
ドを追加してプリント処理の高速化をはかれば良い。ま
た、一般にプリント装置の記録ヘッドや記録機構の改良
には非常に時間とコストがかかることに比較して、CP
Uやメモリなどのコンピュータ関連部品のコストパフォ
ーマンスの向上は著しく、また、設計、商品化も比較的
容易なことから、プリント処理の高速化をはかるのにプ
リント装置全体を改良するよりも、交換可能な処理ボー
ドを更新していくことでプリント処理の高速化をはかる
ほうがメリットが大きい場合が多い。
【0054】次に、実施例2で示したようにドットパタ
ーン生成処理をプリント装置内で行わせる場合に、ドッ
トパターンの生成を高速に行なう方策について説明す
る。
ーン生成処理をプリント装置内で行わせる場合に、ドッ
トパターンの生成を高速に行なう方策について説明す
る。
【0055】図24は記録ドットパターン生成処理をプ
リント装置内で行なう実施例2の構成を示すものであ
り、ホストコンピュータ110で生成された記録命令は
通信ポート140からケーブル141を経由して通信ポ
ート142からプリント装置111に伝えられ、プリン
ト装置内で記録ドットパターンに変換され、実際の記録
が行なわれる。この構成では記録ドットパターンの生成
処理能力がプリント装置に内蔵のCPUの能力に依存す
るため、高速処理をさせようとするとプリント装置自体
のハードウェアコストが高くなる傾向にある。
リント装置内で行なう実施例2の構成を示すものであ
り、ホストコンピュータ110で生成された記録命令は
通信ポート140からケーブル141を経由して通信ポ
ート142からプリント装置111に伝えられ、プリン
ト装置内で記録ドットパターンに変換され、実際の記録
が行なわれる。この構成では記録ドットパターンの生成
処理能力がプリント装置に内蔵のCPUの能力に依存す
るため、高速処理をさせようとするとプリント装置自体
のハードウェアコストが高くなる傾向にある。
【0056】そこで、特に高速なプリント処理を必要と
する場合にプリント装置に専用のハードウェアを追加し
て対処するようにした構成を図25および図26で説明
する。
する場合にプリント装置に専用のハードウェアを追加し
て対処するようにした構成を図25および図26で説明
する。
【0057】符号146は、プリンタ装置の拡張バスで
あり、ラスタライズボードをこの拡張バスに装着する。
あり、ラスタライズボードをこの拡張バスに装着する。
【0058】図25の構成は、ホストコンピュータ11
0内からの記録命令をラスタライズボード146の通信
ポート147で受け、ラスタライズボードのハードウェ
ア、ソフトウェアを用いて記録ドットパターンの生成を
高速に行ない、そのデータをプリント装置111に転送
するものである。
0内からの記録命令をラスタライズボード146の通信
ポート147で受け、ラスタライズボードのハードウェ
ア、ソフトウェアを用いて記録ドットパターンの生成を
高速に行ない、そのデータをプリント装置111に転送
するものである。
【0059】図26の構成は、ホストコンピュータ11
0内での記録命令をプリント装置の通信ポート142で
受け、ラスタライズボードのハードウェア、ソフトウェ
アを用いて記録ドットパターンの生成を高速に行ない、
そのデータをプリント装置111に転送するものであ
る。
0内での記録命令をプリント装置の通信ポート142で
受け、ラスタライズボードのハードウェア、ソフトウェ
アを用いて記録ドットパターンの生成を高速に行ない、
そのデータをプリント装置111に転送するものであ
る。
【0060】プリント装置内にハードウェアボードを追
加して処理を高速化する利点は、前記の図22、図23
の構成と同様にユーザーの要求に合わせて最適のコスト
パフォーマンスを実現できることと、処理ボードの改良
をすることで容易にプリント処理を高速化できる点にあ
る。
加して処理を高速化する利点は、前記の図22、図23
の構成と同様にユーザーの要求に合わせて最適のコスト
パフォーマンスを実現できることと、処理ボードの改良
をすることで容易にプリント処理を高速化できる点にあ
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の方法に比べてドットの重なり率を面積で半分以下
にすることができる。これによって記録に対して不必要
な過剰なインクを著しく少なくできる。従って、インク
の乾燥速度が向上し記録の高速化が可能となると同時
に、インクのにじみや流れによる画像品位の低下が防止
できる。更に、カラー記録においては複数色のインクを
重ねて記録するために、過剰なインクによる問題の発生
や画像品位の低下が著しいが、本発明を用いることで解
決できる。また、本発明によれば、従来の方式に比較し
てドット直径を約13%も小さくでき、特に、階調表現
を含む画像の記録の際にきめの細かい、またムラの少な
い画像を実現できる。
従来の方法に比べてドットの重なり率を面積で半分以下
にすることができる。これによって記録に対して不必要
な過剰なインクを著しく少なくできる。従って、インク
の乾燥速度が向上し記録の高速化が可能となると同時
に、インクのにじみや流れによる画像品位の低下が防止
できる。更に、カラー記録においては複数色のインクを
重ねて記録するために、過剰なインクによる問題の発生
や画像品位の低下が著しいが、本発明を用いることで解
決できる。また、本発明によれば、従来の方式に比較し
てドット直径を約13%も小さくでき、特に、階調表現
を含む画像の記録の際にきめの細かい、またムラの少な
い画像を実現できる。
【図1】本発明の第1の実施例を示すプリント装置の斜
視図である。
視図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示すプリント装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】第1の実施例におけるドットパターン図であ
る。
る。
【図4】第1の実施例におけるドット配列図である。
【図5】第1の実施例での基本ドットパターンによる記
録例を示す図である。
録例を示す図である。
【図6】第1の実施例でドット補正を施した記録例を示
す図である。
す図である。
【図7】図6に示す補正ドットの配列図である。
【図8】第1の実施例での基本ドットパターンによる記
録例を示す図である。
録例を示す図である。
【図9】第1の実施例でドット補正を施した記録例を示
す図である。
す図である。
【図10】図9に示す補正ドットの配列図である。
【図11】従来のプリント装置の斜視図である。
【図12】従来のドットパターン図である。
【図13】従来のドット配列図である。
【図14】本発明の第2の実施例を示すプリント装置の
斜視図である。
斜視図である。
【図15】本発明の第2の実施例を示すプリント装置の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図16】第2の実施例のドットパターン図である。
【図17】第2の実施例のドット配列図である。
【図18】第2の実施例の基本ドットパターンによる記
録例を示す図である。
録例を示す図である。
【図19】第2の実施例でドット補正を施した記録例を
示す図である。
示す図である。
【図20】図19に示す補正ドットの配列図である。
【図21】実施例1のプリント装置の接続構成図であ
る。
る。
【図22】実施例1のプリント装置の接続構成図であ
る。
る。
【図23】実施例1のプリント装置の接続構成図であ
る。
る。
【図24】実施例2のプリント装置の接続構成図であ
る。
る。
【図25】実施例2のプリント装置の接続構成図であ
る。
る。
【図26】実施例2のプリント装置の接続構成図であ
る。
る。
1:基本ドット記録位置 2,3,4:等間隔の平行線群 20,30:補正ドット 50:従来例の基本ドット記録位置 101:記録ヘッド 102:キャリッジ 103:キャリッジガイド 105:紙送りローラー(ドラム) 107:記録紙 122:ラスタライザ(記録ドットパターン発生装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/51 B41J 3/04 104 H 3/10 101 E
Claims (7)
- 【請求項1】記録データに基づいて、色材を含むインク
を概円形のドットとして記録媒体上に複数形成すること
により画像を記録するプリント装置において、互いに1
20度づつの角度をなす3つの平行線群で、平行線の間
隔が等しく、かつ、それぞれの平行線群を成す3方向の
直線が1箇所で交わる格子を構成するそれぞれの交点の
位置を、記録ドットの基本記録位置とするプリント装
置。 - 【請求項2】請求項1記載のプリント装置において、記
録媒体に対して記録手段が直交座標系の2方向の自由度
をもって相対的に位置決めする手段を有し、一方の位置
決め動作を主走査、これに直交するもう一方の位置決め
動作を副走査とし、主走査方向を前記3つの平行線群の
いずれか1つの平行線群の方向と一致させる方向とし、
記録媒体上で主走査の軌跡上に形成される複数のドット
の基本ピッチをp、隣合う主走査の軌跡との間隔をq、
としたとき、概ね 【数1】 または、q=0.87pなる関係を有するとともに、主
走査方向の軌跡上に形成されるドットと、それに隣り合
う軌跡上に形成されるドットの形成位置を主走査方向に
一致させず、そのずれ量を、概ね p/2 とするプリント装置。 - 【請求項3】請求項2記載のプリント装置において、記
録媒体上に形成するドットの最大直径Dが、概ね 【数2】 または、D=1.16pとするプリント装置。 - 【請求項4】請求項1記載のプリント装置において、記
録媒体に対して記録手段が直交座標系の2方向の自由度
をもって相対的に位置決めする手段を有すし、一方の位
置決め動作を主走査、これに直交するもう一方の位置決
め動作を副走査とし、主走査方向を請求項1の3つの平
行線群のいずれか1つの平行線群と30度の角度をなす
方向とし、記録媒体上で主走査の軌跡上に形成される複
数のドットの基本ピッチをp、隣合う主走査の軌跡の間
隔をq、としたとき、概ね 【数3】 または、q=0.29pなる関係を有するとともに、主
走査方向の軌跡上に形成されるドットと、それに隣り合
う軌跡上に形成されるドットの形成位置を主走査方向に
一致させず、そのずれ量を、概ね p/2 とするプリント装置。 - 【請求項5】請求項4記載のプリント装置において、記
録媒体上に形成するドットの最大直径Dが、概ね 【数4】 または、D=0.67pとするプリント装置。 - 【請求項6】請求項2記載のプリント装置において、記
録データに基づいて像を記録する場合で、記録データと
して提供される線情報または線輪郭による塗りつぶし情
報をドット情報に変換するラスタライズ手段を有する記
録装置において、主走査方向でのドット記録の境目にお
いて、提供される輪郭位置とラスタライズされたドット
記録位置との主走査方向の偏差がp/4以上である場合
に、主走査方向の同一軌跡上で、記録するドットの記録
位置を概ね p/2 だけ請求項2のドット記録位置から主走査方向上でずら
した位置に記録するプリント装置。 - 【請求項7】請求項4記載のプリント装置において、記
録データに基づいて像を記録する場合で、記録データと
して提供される線情報または線輪郭による塗りつぶし情
報をドット情報に変換するラスタライズ手段を有する記
録装置において、副走査方向でのドット記録の境目にお
いて、提供される輪郭位置とラスタライズされたドット
記録位置との副走査方向の偏差がq/4以上である場合
に、その記録ドットを含む主走査に隣接する主走査軌跡
上で、記録するドットの記録位置を概ね p/2 だけ請求項4のドット記録位置から主走査方向上でずら
した位置にドットを記録するプリント装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14498994A JPH082003A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | プリント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14498994A JPH082003A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | プリント装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH082003A true JPH082003A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15374896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14498994A Pending JPH082003A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | プリント装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082003A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002096489A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-04-02 | Sony Corp | プリンタにおけるヘッドの駆動方法及びプリンタ |
JP2003089197A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-25 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録装置 |
KR100967966B1 (ko) * | 2008-07-21 | 2010-07-06 | 삼성전기주식회사 | 화상데이터 처리방법 및 기록매체 |
US8797591B2 (en) | 2011-06-10 | 2014-08-05 | Ricoh Company, Ltd. | Apparatus, system, and method of forming image using inkjet printing, and recording medium storing inkjet printing control program |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP14498994A patent/JPH082003A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002096489A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-04-02 | Sony Corp | プリンタにおけるヘッドの駆動方法及びプリンタ |
JP2003089197A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-25 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録装置 |
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US8797591B2 (en) | 2011-06-10 | 2014-08-05 | Ricoh Company, Ltd. | Apparatus, system, and method of forming image using inkjet printing, and recording medium storing inkjet printing control program |
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