JP2715371B2 - 浄水装置 - Google Patents
浄水装置Info
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- JP2715371B2 JP2715371B2 JP7352398A JP35239895A JP2715371B2 JP 2715371 B2 JP2715371 B2 JP 2715371B2 JP 7352398 A JP7352398 A JP 7352398A JP 35239895 A JP35239895 A JP 35239895A JP 2715371 B2 JP2715371 B2 JP 2715371B2
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- raw water
- exchange resin
- activated carbon
- cation exchange
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/001—Processes for the treatment of water whereby the filtration technique is of importance
- C02F1/003—Processes for the treatment of water whereby the filtration technique is of importance using household-type filters for producing potable water, e.g. pitchers, bottles, faucet mounted devices
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/28—Treatment of water, waste water, or sewage by sorption
- C02F1/283—Treatment of water, waste water, or sewage by sorption using coal, charred products, or inorganic mixtures containing them
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/42—Treatment of water, waste water, or sewage by ion-exchange
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2201/00—Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
- C02F2201/002—Construction details of the apparatus
- C02F2201/006—Cartridges
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、原水の硬度成分
である陽イオンを所定の程度まで除去して軟水化すると
ともに、浄水化する浄水装置に関するものである。
である陽イオンを所定の程度まで除去して軟水化すると
ともに、浄水化する浄水装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】家庭などで使用する浄水装置は、ステン
レスなどの不錆性金属で構成したケーシング内に、濾材
を収容したカートリッジが交換可能に収納されている。
上記したカートリッジ内には、原水の陽イオンを除去し
て軟水化した後、軟水に残った陽イオン交換樹脂の臭い
を除去するため、陽イオン交換樹脂と、活性炭とが配設
されている。
レスなどの不錆性金属で構成したケーシング内に、濾材
を収容したカートリッジが交換可能に収納されている。
上記したカートリッジ内には、原水の陽イオンを除去し
て軟水化した後、軟水に残った陽イオン交換樹脂の臭い
を除去するため、陽イオン交換樹脂と、活性炭とが配設
されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の浄水装置は、ま
ず、原水の陽イオンを陽イオン交換樹脂で除去するの
で、原水が水道水であれば、水道水に含まれている残留
塩素が陽イオン交換樹脂と接触することにより、陽イオ
ン交換樹脂を酸化させて劣化させるため、陽イオン交換
樹脂の寿命が短くなる、つまりカートリッジの寿命が短
くなるという不都合があった。
ず、原水の陽イオンを陽イオン交換樹脂で除去するの
で、原水が水道水であれば、水道水に含まれている残留
塩素が陽イオン交換樹脂と接触することにより、陽イオ
ン交換樹脂を酸化させて劣化させるため、陽イオン交換
樹脂の寿命が短くなる、つまりカートリッジの寿命が短
くなるという不都合があった。
【０００４】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、原水の一部をバイパスさせ
ることによって所望の硬度まで軟水化させることでカー
トリッジの寿命を向上させることのできる浄水装置を提
供するものである。
するためになされたもので、原水の一部をバイパスさせ
ることによって所望の硬度まで軟水化させることでカー
トリッジの寿命を向上させることのできる浄水装置を提
供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、原水流入口
から流入する原水を陽イオン交換樹脂で軟水化した後、
陽イオン交換樹脂の下流に位置させた活性炭収容室の活
性炭で浄水化して浄水排出口から排出するカートリッジ
を有する浄水装置において、活性炭収容室に一端が接続
されたバイパス管を設けるとともに、原水流入口の部分
に、陽イオン交換樹脂とバイパス管の他端とへ原水の割
合を調整して供給する流量調整機構を設けたものであ
る。そして、流量調整機構と陽イオン交換樹脂との間
に、活性炭濾過層を設けるのが望ましい。
から流入する原水を陽イオン交換樹脂で軟水化した後、
陽イオン交換樹脂の下流に位置させた活性炭収容室の活
性炭で浄水化して浄水排出口から排出するカートリッジ
を有する浄水装置において、活性炭収容室に一端が接続
されたバイパス管を設けるとともに、原水流入口の部分
に、陽イオン交換樹脂とバイパス管の他端とへ原水の割
合を調整して供給する流量調整機構を設けたものであ
る。そして、流量調整機構と陽イオン交換樹脂との間
に、活性炭濾過層を設けるのが望ましい。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図１はこの発明の一実施形態である
浄水装置の縦断面図、図２は流量調整機構を示す拡大縦
断面図、図３（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）は図２のＡ−Ａ線
による流量調整機構の流量調整状態を示す説明図であ
る。
基づいて説明する。図１はこの発明の一実施形態である
浄水装置の縦断面図、図２は流量調整機構を示す拡大縦
断面図、図３（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）は図２のＡ−Ａ線
による流量調整機構の流量調整状態を示す説明図であ
る。
【０００７】これらの図において、１で示すステンレス
で構成されたケーシングは、ケーシング本体２と、この
ケーシング本体２の上端に、水密状態に取り付けられる
キャップ３とで構成されている。そして、キャップ３に
は、原水が流入する原水流入口３ｉと、浄水を排出する
浄水排出口３ｏとが設けられ、原水流入口３ｉの部分に
原水供給接続管４が水密状態に取り付けられ、浄水排出
口３ｏの部分に浄水供給接続管５が接続されている。６
はキャップ３をケーシング本体２に取り付ける締めバン
ドを示す。
で構成されたケーシングは、ケーシング本体２と、この
ケーシング本体２の上端に、水密状態に取り付けられる
キャップ３とで構成されている。そして、キャップ３に
は、原水が流入する原水流入口３ｉと、浄水を排出する
浄水排出口３ｏとが設けられ、原水流入口３ｉの部分に
原水供給接続管４が水密状態に取り付けられ、浄水排出
口３ｏの部分に浄水供給接続管５が接続されている。６
はキャップ３をケーシング本体２に取り付ける締めバン
ドを示す。
【０００８】１１で示すカートリッジは、ケーシング１
内に、周囲に原水の流路を確保できるように配設され、
筒状のカートリッジ本体１２と、このカートリッジ本体
１２の下端と上端とに、水密状態に取り付けられる下キ
ャップ１３Ｄ、上キャップ１３Ｕと、下キャップ１３Ｄ
の原水流入口１３ｉ部分に配設され、後述する陽イオン
交換樹脂層１８と後述する活性炭容器１９とに原水の割
合を調整して供給する流量調整機構１４と、この流量調
節機構１４に接続され、活性炭容器１９に原水を供給す
るバイパス管１５と、カートリッジ本体１２内の、流量
調整機構１４と陽イオン交換樹脂層１８との間に配設さ
れた不織布からなるフィルタ１６、活性炭層１７と、こ
の活性炭層１７の上のカートリッジ本体１２内に配設さ
れた、例えばＮａ型の陽イオン交換樹脂層１８と、カー
トリッジ本体１２内に配設され、陽イオン交換樹脂層１
８から軟水が供給されるとともに、バイパス管１５から
原水が供給される活性炭収容室を形成する活性炭容器１
９とで構成されている。
内に、周囲に原水の流路を確保できるように配設され、
筒状のカートリッジ本体１２と、このカートリッジ本体
１２の下端と上端とに、水密状態に取り付けられる下キ
ャップ１３Ｄ、上キャップ１３Ｕと、下キャップ１３Ｄ
の原水流入口１３ｉ部分に配設され、後述する陽イオン
交換樹脂層１８と後述する活性炭容器１９とに原水の割
合を調整して供給する流量調整機構１４と、この流量調
節機構１４に接続され、活性炭容器１９に原水を供給す
るバイパス管１５と、カートリッジ本体１２内の、流量
調整機構１４と陽イオン交換樹脂層１８との間に配設さ
れた不織布からなるフィルタ１６、活性炭層１７と、こ
の活性炭層１７の上のカートリッジ本体１２内に配設さ
れた、例えばＮａ型の陽イオン交換樹脂層１８と、カー
トリッジ本体１２内に配設され、陽イオン交換樹脂層１
８から軟水が供給されるとともに、バイパス管１５から
原水が供給される活性炭収容室を形成する活性炭容器１
９とで構成されている。
【０００９】上記した上キャップ１３Ｕには、キャップ
３の浄水排出口３ｏに連通する浄水排出口１３ｏが設け
られている。次に、流量調整機構１４は、図２に示すよ
うに、下キャップ１３Ｄに回転体１４ｒが回動可能に取
り付けられ、図３（Ａ）〜（Ｃ）に示すように、回転体
１４ｒを下キャップ１３Ｄに対して回転させて開口１４
ｈの開放部分を調整することにより、陽イオン交換樹脂
層１８と活性炭容器１９とに供給する原水の割合を調整
するものである。また、活性炭層１７は、上流側に位置
する粒状活性炭層１７ｄと、下流側に位置する繊維状活
性炭層１７ｕとで構成されている。
３の浄水排出口３ｏに連通する浄水排出口１３ｏが設け
られている。次に、流量調整機構１４は、図２に示すよ
うに、下キャップ１３Ｄに回転体１４ｒが回動可能に取
り付けられ、図３（Ａ）〜（Ｃ）に示すように、回転体
１４ｒを下キャップ１３Ｄに対して回転させて開口１４
ｈの開放部分を調整することにより、陽イオン交換樹脂
層１８と活性炭容器１９とに供給する原水の割合を調整
するものである。また、活性炭層１７は、上流側に位置
する粒状活性炭層１７ｄと、下流側に位置する繊維状活
性炭層１７ｕとで構成されている。
【００１０】さらに、活性炭容器１９にはバイパス管１
５から原水が供給される原水流入口１９ｈと、陽イオン
交換樹脂層１８から軟水が供給される複数の軟水流入口
１９ｓと、原水流通領域の周囲に軟水流通領域が位置す
るように区画する円筒状の画壁１９ｗとが設けられ、原
水流入口１９ｈに連通する原水流通領域には不織布から
なるフィルタ２０ｈと、このフィルタ２０ｈを通過した
原水を浄水化する粒状活性炭層２１ｈとが配設され、軟
水流入口１９ｓに連通する軟水流通領域には、不織布か
らなるフィルタ２０ｓと、このフィルタ２０ｓを通過し
た軟水から陽イオン交換樹脂層１８の臭いを除去する粒
状活性炭層２１ｓとが配設されている。
５から原水が供給される原水流入口１９ｈと、陽イオン
交換樹脂層１８から軟水が供給される複数の軟水流入口
１９ｓと、原水流通領域の周囲に軟水流通領域が位置す
るように区画する円筒状の画壁１９ｗとが設けられ、原
水流入口１９ｈに連通する原水流通領域には不織布から
なるフィルタ２０ｈと、このフィルタ２０ｈを通過した
原水を浄水化する粒状活性炭層２１ｈとが配設され、軟
水流入口１９ｓに連通する軟水流通領域には、不織布か
らなるフィルタ２０ｓと、このフィルタ２０ｓを通過し
た軟水から陽イオン交換樹脂層１８の臭いを除去する粒
状活性炭層２１ｓとが配設されている。
【００１１】なお、活性炭容器１９の、上キャップ１３
Ｕの浄水排出口１３ｏに連通する浄水排出側に、原水流
通領域および軟水流通領域を覆うように不織布からなる
フィルタ２２が取り付けられている。
Ｕの浄水排出口１３ｏに連通する浄水排出側に、原水流
通領域および軟水流通領域を覆うように不織布からなる
フィルタ２２が取り付けられている。
【００１２】次に、動作について説明する。まず、キャ
ップ３の原水流入口３ｉに水道水などの原水を供給する
と、原水はケーシング１とカートリッジ１１との間の流
路を流下し、下キャップ１３Ｄの原水流入口１３ｉから
カートリッジ１１内へ流入する。このように原水がカー
トリッジ１１内へ流入するとき、流量調整機構１４の状
態によってバイパス管１５と陽イオン交換樹脂層１８と
へ供給する原水の割合が決定される。
ップ３の原水流入口３ｉに水道水などの原水を供給する
と、原水はケーシング１とカートリッジ１１との間の流
路を流下し、下キャップ１３Ｄの原水流入口１３ｉから
カートリッジ１１内へ流入する。このように原水がカー
トリッジ１１内へ流入するとき、流量調整機構１４の状
態によってバイパス管１５と陽イオン交換樹脂層１８と
へ供給する原水の割合が決定される。
【００１３】したがって、流量調整機構１４によってバ
イパス管１５側へ供給された原水は、原水流入口１９ｈ
から活性炭容器１９内へ流入し、フィルタ２０ｈを通過
した後、粒状活性炭層２１ｈで残留塩素を除去されて浄
水化され、フィルタ２２を通過する。また、流量調整機
構１４によって陽イオン交換樹脂層１８側へ供給された
原水は、活性炭層１７で残留塩素を除去されて浄水化さ
れ、陽イオン交換樹脂層１８でカルシウム、マグネシウ
ムなどの陽イオンを除去されて軟水化された後、軟水流
入口１９ｓから活性炭容器１９内へ流入してフィルタ２
０ｓを通過し、陽イオン交換樹脂の臭いを粒状活性炭層
２１ｓで除去され、フィルタ２２を通過する。
イパス管１５側へ供給された原水は、原水流入口１９ｈ
から活性炭容器１９内へ流入し、フィルタ２０ｈを通過
した後、粒状活性炭層２１ｈで残留塩素を除去されて浄
水化され、フィルタ２２を通過する。また、流量調整機
構１４によって陽イオン交換樹脂層１８側へ供給された
原水は、活性炭層１７で残留塩素を除去されて浄水化さ
れ、陽イオン交換樹脂層１８でカルシウム、マグネシウ
ムなどの陽イオンを除去されて軟水化された後、軟水流
入口１９ｓから活性炭容器１９内へ流入してフィルタ２
０ｓを通過し、陽イオン交換樹脂の臭いを粒状活性炭層
２１ｓで除去され、フィルタ２２を通過する。
【００１４】そして、フィルタ２２を通過した浄水と軟
水とは、混合されて浄水となり、上キャップ１３Ｕの浄
水排出口１３ｏからキャップ３の浄水排出口３ｏへと排
出される。
水とは、混合されて浄水となり、上キャップ１３Ｕの浄
水排出口１３ｏからキャップ３の浄水排出口３ｏへと排
出される。
【００１５】なお、このように原水を浄水化する場合、
流量調整機構１４の回転体１４ｒを下キャップ１３Ｄに
対して回転させて開口１４ｈの開放面積を図３（Ａ）〜
（Ｃ）のように調整することにより、軟水化するととも
に浄水化する原水の割合と、単に浄水化する原水の割合
を調整する。このように流量調整機構１４の開口１４ｈ
の解放面積を調整する場合は、キャップ３をケーシング
本体２から取り外し、カートリッジ１１をケーシング本
体２から取り出して調整した後、カートリッジ１１をケ
ーシング本体２に収容してキャップ３を被冠させればよ
い。
流量調整機構１４の回転体１４ｒを下キャップ１３Ｄに
対して回転させて開口１４ｈの開放面積を図３（Ａ）〜
（Ｃ）のように調整することにより、軟水化するととも
に浄水化する原水の割合と、単に浄水化する原水の割合
を調整する。このように流量調整機構１４の開口１４ｈ
の解放面積を調整する場合は、キャップ３をケーシング
本体２から取り外し、カートリッジ１１をケーシング本
体２から取り出して調整した後、カートリッジ１１をケ
ーシング本体２に収容してキャップ３を被冠させればよ
い。
【００１６】コーヒー、茶などを入れる場合、完全な軟
水ではおいしくなく、ある程度の硬度の硬水の方がおい
しい。また、４０ｐｐｍ程度の硬水を沸騰させても、中
性域の水ではコーヒーマシン、やかんなどにスケールが
付着しない。
水ではおいしくなく、ある程度の硬度の硬水の方がおい
しい。また、４０ｐｐｍ程度の硬水を沸騰させても、中
性域の水ではコーヒーマシン、やかんなどにスケールが
付着しない。
【００１７】上記したように、この発明の一実施形態に
よれば、流量調整機構１４を操作することにより、軟水
化した浄水と、バイパスさせて単に浄水化した浄水とを
混合し、所望の硬度、例えば沸騰させてもスケールの付
着しない４０ｐｐｍ程度の硬水を得る構成としたので、
全ての原水を陽イオン交換樹脂層１８で軟水化する必要
がないため、陽イオン交換樹脂の寿命を長くすることが
できる、つまりカートリッジ１１の寿命を向上させるこ
とができる。
よれば、流量調整機構１４を操作することにより、軟水
化した浄水と、バイパスさせて単に浄水化した浄水とを
混合し、所望の硬度、例えば沸騰させてもスケールの付
着しない４０ｐｐｍ程度の硬水を得る構成としたので、
全ての原水を陽イオン交換樹脂層１８で軟水化する必要
がないため、陽イオン交換樹脂の寿命を長くすることが
できる、つまりカートリッジ１１の寿命を向上させるこ
とができる。
【００１８】さらに、原水を陽イオン交換樹脂層１８で
軟水化する前に、原水に含まれている残留塩素を活性炭
層１７で除去する構成としたので、陽イオン交換樹脂の
劣化を遅らせて寿命をさらに長くすることができる、つ
まりカートリッジ１１の寿命をさらに向上させることが
できる。そして、流量調整機構１４を操作することによ
り、浄水の硬度を調整することができる。
軟水化する前に、原水に含まれている残留塩素を活性炭
層１７で除去する構成としたので、陽イオン交換樹脂の
劣化を遅らせて寿命をさらに長くすることができる、つ
まりカートリッジ１１の寿命をさらに向上させることが
できる。そして、流量調整機構１４を操作することによ
り、浄水の硬度を調整することができる。
【００１９】上記した実施形態において、回転体１４ｒ
に複数の開口１４ｈを穿孔して流量をディジタル的に調
整できる流量調整機構１４としたが、回転体に回転方向
に長い開口を穿孔することにより、流量をアナログ的に
調整できるようにしてもよい。そして、フィルタ１６，
２０ｈ，２０ｓは、不織布で構成したが、他のもので構
成したものであってもよい。
に複数の開口１４ｈを穿孔して流量をディジタル的に調
整できる流量調整機構１４としたが、回転体に回転方向
に長い開口を穿孔することにより、流量をアナログ的に
調整できるようにしてもよい。そして、フィルタ１６，
２０ｈ，２０ｓは、不織布で構成したが、他のもので構
成したものであってもよい。
【００２０】また、粒状活性炭層１７ｄ，２１ｈ，２１
ｓは、繊維状活性炭層であってもよい。さらに、バイパ
ス管１５側と陽イオン交換樹脂層１８側とへ原水を供給
する場合、原水は低流通抵抗の部分を通過するように流
れるので、陽イオン交換樹脂層１８側へ原水が流れにく
いときは、粒状活性炭層２１ｈに比べて粒状活性炭層２
１ｓの流通抵抗を小さくすることにより、陽イオン交換
樹脂層１８側へ原水が流れ易くなる。
ｓは、繊維状活性炭層であってもよい。さらに、バイパ
ス管１５側と陽イオン交換樹脂層１８側とへ原水を供給
する場合、原水は低流通抵抗の部分を通過するように流
れるので、陽イオン交換樹脂層１８側へ原水が流れにく
いときは、粒状活性炭層２１ｈに比べて粒状活性炭層２
１ｓの流通抵抗を小さくすることにより、陽イオン交換
樹脂層１８側へ原水が流れ易くなる。
【００２１】また、陽イオン交換樹脂をＮａ型とした
が、ｐＨの高い原水を処理する場合、軟水化した浄水と
単に浄水化した浄水とを混合して浄水としたときにｐＨ
が８位になると、４０ｐｐｍ程度の硬水でも、沸騰させ
るとスケールが発生するので、Ｎａ型の陽イオン交換樹
脂層１８の中にＨ型の陽イオン交換樹脂を混ぜるととも
に、Ｈ型の陽イオン交換樹脂の割合を調整することによ
り、浄水のｐＨをさげて沸騰させたときにスケールが発
生しないようにすることができる。
が、ｐＨの高い原水を処理する場合、軟水化した浄水と
単に浄水化した浄水とを混合して浄水としたときにｐＨ
が８位になると、４０ｐｐｍ程度の硬水でも、沸騰させ
るとスケールが発生するので、Ｎａ型の陽イオン交換樹
脂層１８の中にＨ型の陽イオン交換樹脂を混ぜるととも
に、Ｈ型の陽イオン交換樹脂の割合を調整することによ
り、浄水のｐＨをさげて沸騰させたときにスケールが発
生しないようにすることができる。
【００２２】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、流量
調整機構を操作することにより、軟水化した浄水と、バ
イパスさせて単に浄水化した浄水とを混合し、所望の硬
度、例えば沸騰させてもスケールの付着しない４０ｐｐ
ｍ程度の硬水を得る構成としたので、全ての原水を陽イ
オン交換樹脂で軟水化する必要がないため、陽イオン交
換樹脂の寿命を長くすることができる、つまりカートリ
ッジの寿命を向上させることができる。
調整機構を操作することにより、軟水化した浄水と、バ
イパスさせて単に浄水化した浄水とを混合し、所望の硬
度、例えば沸騰させてもスケールの付着しない４０ｐｐ
ｍ程度の硬水を得る構成としたので、全ての原水を陽イ
オン交換樹脂で軟水化する必要がないため、陽イオン交
換樹脂の寿命を長くすることができる、つまりカートリ
ッジの寿命を向上させることができる。
【００２３】さらに、原水を陽イオン交換樹脂で軟水化
する前に、原水に含まれている残留塩素を活性炭濾過層
で除去する構成としたので、陽イオン交換樹脂の劣化を
遅らせて寿命をさらに長くすることができる、つまりカ
ートリッジの寿命をさらに向上させることができる。そ
して、流量調整機構を操作することにより、浄水の硬度
を調整することができる。
する前に、原水に含まれている残留塩素を活性炭濾過層
で除去する構成としたので、陽イオン交換樹脂の劣化を
遅らせて寿命をさらに長くすることができる、つまりカ
ートリッジの寿命をさらに向上させることができる。そ
して、流量調整機構を操作することにより、浄水の硬度
を調整することができる。
【図１】この発明の一実施形態である浄水装置の縦断面
図である。
図である。
【図２】流量調整機構を示す拡大縦断面である。
【図３】（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）は図２のＡ−Ａ線によ
る流量調整機構の流量調整状態を示す説明図である。
る流量調整機構の流量調整状態を示す説明図である。
１ ケーシング ２ ケーシング本体 ３ キャップ ３ｉ 原水流入口 ３ｏ 浄水排出口 ４ 原水供給接続管 ５ 浄水供給接続管 ６ 締めバンド １１ カートリッジ １２ カートリッジ本体 １３Ｄ 下キャップ １３ｉ 原水流入口 １３Ｕ 上キャップ １３ｏ 浄水排出口 １４ 流量調整機構 １４ｒ 回転体 １４ｈ 開口 １５ バイパス管 １６ フィルタ １７ 活性炭層 １７ｄ 粒状活性炭層 １７ｕ 繊維状活性炭層 １８ 陽イオン交換樹脂層 １９ 活性炭容器 １９ｈ 原水流入口 １９ｓ 軟水流入口 １９ｗ 画壁 ２０ｈ，２０ｓ フィルタ ２１ｈ，２１ｓ 粒状活性炭層 ２２ フィルタ
Claims (2)
- 【請求項１】 原水流入口から流入する原水を陽イオン
交換樹脂で軟水化した後、前記陽イオン交換樹脂の下流
に位置させた活性炭収容室の活性炭で浄水化して浄水排
出口から排出するカートリッジを有する浄水装置におい
て、 前記活性炭収容室に一端が接続されたバイパス管を設け
るとともに、 前記原水流入口の部分に、前記陽イオン交換樹脂と前記
バイパス管の他端とへ前記原水の割合を調整して供給す
る流量調整機構を設けた、 ことを特徴とする浄水装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の浄水装置において、 前記流量調整機構と前記陽イオン交換樹脂との間に、活
性炭濾過層を設けた、ことを特徴とする浄水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7352398A JP2715371B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 浄水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7352398A JP2715371B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 浄水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09174050A JPH09174050A (ja) | 1997-07-08 |
| JP2715371B2 true JP2715371B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=18423802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7352398A Expired - Lifetime JP2715371B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 浄水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2715371B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2866913B1 (en) | 2012-06-29 | 2019-05-01 | 3M Innovative Properties Company | Media cartridge with adjustable bypass |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100408015B1 (ko) * | 2001-06-26 | 2003-12-03 | 웅진코웨이주식회사 | 이중 하우징형 연수기 |
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