JP2714717B2 - クリーンルーム内への容器供給装置 - Google Patents

クリーンルーム内への容器供給装置

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和弥 関口
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昌男 田口
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、クリーンルーム内へ軽量容器を搬送供給す
る際、その入口部分で生ずる前記軽量容器の転倒を防止
する技術に関するものである。すなわち、クリーンルー
ム内で軽量容器へ液体を充填する装置においては、防塵
性を高めるために通常クリーンルーム内を2〜3mmAqに
維持しているため、軽量容器をクリーンルーム内に外部
から搬送供給する時、クリーンルーム入口付近では特に
風速が約0.45m/sとなり、容器が転倒する。この容器の
転倒を解消するためのクリーンルーム内への容器供給装
置に関するものである。
(従来の技術) 従来は、クリーンルームの入口において、容器をスク
リュー等で強制的に保持するように供給するとか、防塵
性は劣るがクリーンルーム内の圧力を0.2〜0.5mmAq位に
低くするものが存在している。
(本発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記の従来技術においては、スクリュ
ー等で強制的に供給するようにすると、クリーンルーム
内への間口が大きく必要になると共に、高価であり、こ
の間口が大きく必要ということは、クリーンルーム内に
外気が入りこみ易くなるので、この点の密封性の点、ク
リーン度の点で多くの解決しなければならない問題が生
じる。また、クリーンルーム内の圧力を0.2〜0.5mmAq位
に低く抑えると転倒を防止できる程度の風速0.26m/sと
なり問題はないが、外気を巻き込みクリーン度の点で問
題が生じ、これに対する対策は十分ではなかった。
本発明は、この点に鑑み簡単な構成で、クリーンルー
ム壁前後を常に容器が連続した状態でアキュームするよ
うに、容器の移送装置のクリーンルーム外に容器検出器
を設け、この容器検出器が容器のないことを検出した場
合、クリーンルーム内の停止装置を働かせるようにし
て、クリーンルーム壁前後は常に容器が連続した状態に
アキュームするようにした装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記の課題の解決を図るため、内部が陽圧
に保持されたクリーンルーム内へ軽量容器を供給する装
置において、移送装置におけるクリーンルーム入口より
外側に容器検出器を設け、クリーンルーム内に該検出器
により容器がないことを検出した検出信号に基づいて、
容器の移送を停止するための装置を設け、また上記のも
のにおいて停止装置が移送装置におけるクリーンルーム
内の処理装置の前方に設ける、さらに、上記のものにお
いて停止装置がストッパ装置、または容器供給装置であ
るという構成を採用した。
(作用) 本発明は、以上の構成を採用することにより、簡単な
構成で、クリーンルーム内で軽量の容器が内容物を充填
する前に、転倒してトラブルを起こすことのないよう
に、常時移送装置上に軽量の容器を隙間ができないよう
に、詰まった状態で搬送できるようにしたものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面で詳細に説明する。
第1図、第2図に示すように、概略のレイアウトを説
明すると、洗浄装置3、充填装置4(フィラ)と冠帽装
置9(キャッパ)等からなる容器充填システムをクリー
ンルーム1内に設置したものであり、移送装置2(例え
ばコンベア)から搬送されてくる軽量容器8を先ず防塵
カバー7を通過させクリーンルーム1内に搬送し、洗
浄、充填、キャッピングと順次各工程を経て搬出される
ものである。
上記のような構成の場合、クリーンルーム1外から搬
送されてきた軽量容器8(例えばペットボトル)をクリ
ーンルーム1内へ供給する際、解決すべき課題の項でも
述べた通り、軽量容器8が転倒することがしばしば起こ
り、トラブルの原因になっていた。これは、クリーンル
ーム1内の防塵性を高めるために、クリーンルーム1内
の圧力を約2〜3mmAqに保持している。このために、ク
リーンルーム1入口部の供給コンベア上の風速が約0.45
m/sとなり、軽量容器8だと転倒してしまうことがあ
る。これは、各軽量容器8間に間隙ができるために風圧
で倒れてしまうことが判明した。(内容物が充填されれ
ば重さにより転倒することはない)したがって、各軽量
容器8間に隙間ができないようにしたもので、容器の流
れ方向において、クリーンルーム1の入口側に設けた防
塵カバー7の手前の移送装置2に容器検出器5を設け、
何らかのトラブルにより軽量容器8が送られてこなかっ
た時に検出し、この検出信号によって洗浄装置3の手前
に設けたストッパ装置6を作動させ、洗浄装置3側には
軽量容器8を送らない状態にすることにより、容器検出
器5とストッパ装置6間の移送装置2上は、軽量容器8
が充満した状態(言い替えればクリーンルーム壁前後に
軽量容器をアキュームすることとなる)で待機すること
になり、これによりクリーンルーム1の入口付近の風圧
に対しても軽量容器8が転倒することがない。
また、復帰して正常に軽量容器8が送られてきたら、
容器検出器5が作動して、この検出信号により、先のス
トッパ装置6の停止を解除して、通常の通り搬送が再開
され洗浄、充填、キャッピングの作動が行われるもので
ある。なお、ストッパ装置6で軽量容器8の移送を停止
する構成について説明したが、ストッパ装置6ではな
く、容器充填システム装置全体を停止することによっ
て、容器検出器5からクリーンルーム1内全体の移送装
置2上の軽量容器8は常に、充満した状態を保持するよ
うにしてもよい、また、洗浄装置3の前方に供給スクリ
ュー等の容器の供給装置(図示せず)を設け、この供給
装置を停止して容器8の充満状態を保持してもよい。つ
まり、上記の場合には、充填システム装置全体或は容器
の供給装置が、各々容器8の停止装置として機能する。
上記の態様の内、ストッパ装置6及び供給装置等の停
止装置を処理装置(図示のものでは充填システムに相当
する)の前方に設ける装置では、処理装置を停止せず
に、容器9の転倒防止効果が得られる。したがって、こ
れらの装置は、処理装置の停止によって問題を生じる場
合、例えば樹脂製容器を熱水で処理する際に、洗浄装置
3が停止すると容器が熱変形する場合等に、特に有効に
使用し得る。
更に、本発明によれば、容器8の転倒防止効果に加え
て、クリーンルーム1内で容器8を安定に供給、移送す
る効果が得られる。すなわち、図示の装置では、ストッ
パ装置6の停止が解除して、容器8が洗浄装置3(厳密
には、図示しない洗浄装置3の前方の供給装置)に移送
される場合は、絶えず充満状態で送られる。したがっ
て、移送装置2から洗浄装置3への容器8の移行が確実
に行われる(つまり、容器8が充満状態でスクリューな
どの供給装置に送られるので、供給装置が容器8を一つ
ずつ確実に受け止め、洗浄装置3に安定供給できる)。
また、装置全体或は上記の供給装置を停止装置として働
かせる場合も、これと同様にして容器の安定な供給、移
送効果を得ることができる。
また、第2図で示した矢印Aは、軽量容器8の移送流
れ方向を示し、矢印Bは、クリーンルーム1内から外部
への風圧の流れ方向を示し、この相反する方向の流れに
より軽量容器8間に間隙ができると軽量容器8は転倒し
てしまう。
軽量容器8が連続して移送されているときに間隙は発
生しないが、何かのトラブルがあると間隙ができる。こ
れを検出器で検出して、このトラブルが解決して正常に
流れるまで移送装置2上の連続している軽量容器8の状
態を保持しようとするものである。
(発明の効果) 本発明は以上の構成に基づき、次の効果を得ることが
できる。
(1)クリーンルーム内のクリーン度を低下させること
なく、クリーンルーム内での軽量容器の転倒によるトラ
ブルが皆無になる。
(2)停止装置を処理装置の前方に設ける場合は、処理
装置を停止させずに上記の効果を得ることができる。
(3)また容器検出器とストッパ装置、または容器供給
装置とを設ける場合には簡単な構成で、課題を解決で
き、極めて能率的に稼動率を低下させることなく、安価
に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例であるクリーンルーム内へ
の容器供給装置を概略的に示した説明図、第2図はクリ
ーンルーム入口部の一部を拡大して概略的に示した説明
図である。 1……クリーンルーム 2……移送装置 3……洗浄装置 4……充填装置 5……容器検出器 6……ストッパ装置 7……防塵カバー 8……軽量容器 9……冠帽装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳田 義明 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品工業株式会社内 (72)発明者 田口 昌男 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品工業株式会社内 (72)発明者 中谷 雅之 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−113452(JP,A) 特開 平2−188311(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部が陽圧に保持されたクリーンルーム内
    へ軽量容器を供給する装置において、移送装置における
    クリーンルーム入口より外側に容器検出器を設け、クリ
    ーンルーム内に、該検出器により容器がないことを検出
    した検出信号に基づいて容器の移送を停止するための装
    置を設けたことを特徴とするクリーンルーム内への容器
    供給装置。
  2. 【請求項2】停止装置が移送装置におけるクリーンルー
    ム内の処理装置の前方に設けられた請求項1記載のクリ
    ーンルーム内への容器供給装置。
  3. 【請求項3】停止装置がストッパ装置、または容器供給
    装置である請求項2記載のクリーンルーム内への容器供
    給装置。
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