JPS6333855Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6333855Y2 JPS6333855Y2 JP1983136634U JP13663483U JPS6333855Y2 JP S6333855 Y2 JPS6333855 Y2 JP S6333855Y2 JP 1983136634 U JP1983136634 U JP 1983136634U JP 13663483 U JP13663483 U JP 13663483U JP S6333855 Y2 JPS6333855 Y2 JP S6333855Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- main
- transport line
- auxiliary
- containers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 23
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 21
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims description 5
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はストツク機構に係り、殊に壜、缶等の
被搬送物(以下、単に「容器」と称する)の主搬
送ラインに分岐連接されており、下流側で容器の
滞留が生じた場合に上流側から連続的に搬送され
てくる容器を一時的に収容し、下流側における容
器の滞留が解消された後に貯留容器を主搬送ライ
ンに返送復帰させるストツク機構に係る。
被搬送物(以下、単に「容器」と称する)の主搬
送ラインに分岐連接されており、下流側で容器の
滞留が生じた場合に上流側から連続的に搬送され
てくる容器を一時的に収容し、下流側における容
器の滞留が解消された後に貯留容器を主搬送ライ
ンに返送復帰させるストツク機構に係る。
一般に、容器をコンベヤ等の搬送装置により連
続的に搬送しつつ、これに液体、粉体、粒状体等
の物品を充填し、この容器を梱包包装して製品化
する一貫生産ラインにおいては、製品の品質、容
器への充填量等を一定になさねばならない関係上
生産ラインの何処かに何等かの事情によりトラブ
ルが生じた場合にも、トラブル発生個所のライン
すら停止させることができないことがある。従つ
て、生産ラインにおいてトラブルが発生し易い個
所の上流側には、下流側でトラブルが発生した場
合に、上流から連続的に搬送されてくる容器を一
時的に貯留させるストツク機構の設けられている
のが通例である。
続的に搬送しつつ、これに液体、粉体、粒状体等
の物品を充填し、この容器を梱包包装して製品化
する一貫生産ラインにおいては、製品の品質、容
器への充填量等を一定になさねばならない関係上
生産ラインの何処かに何等かの事情によりトラブ
ルが生じた場合にも、トラブル発生個所のライン
すら停止させることができないことがある。従つ
て、生産ラインにおいてトラブルが発生し易い個
所の上流側には、下流側でトラブルが発生した場
合に、上流から連続的に搬送されてくる容器を一
時的に貯留させるストツク機構の設けられている
のが通例である。
従来のストツク機構は主搬送ラインに近接して
設けられたストツクラインと、トラブルが発生し
た場合に主搬送ラインを遮断して主搬送ラインの
上流側と上記のストツクラインとを接続するゲー
トと、トラブルが解消した場合にストツクライン
に貯留した容器を主搬送ラインに復帰させる部材
とを備えている形式のものであるか、又は主搬送
ラインに近接してバイパス路を設け、トラブルの
発生により滞留した容器については上記のバイパ
ス路に送り、該バイパス路により逆送して主搬送
ラインの上流側に復帰させる形式のものであつ
た。これらの従来技術によるストツク機構は容器
が間隔をおいて主搬送ラインにより搬送されてく
る場合には問題がないが、容器が相接するように
して送られてくると、ストツクライン乃至バイパ
ス路から主搬送ラインへの復帰に際してブリツ
ジ、即ち送り詰まりを生じ、殊に容器が壜等のよ
うに起立状態時の安定性が比較的低い場合には後
続の容器が前方の容器と衝突して転倒等を生じ易
い点に問題があつた。
設けられたストツクラインと、トラブルが発生し
た場合に主搬送ラインを遮断して主搬送ラインの
上流側と上記のストツクラインとを接続するゲー
トと、トラブルが解消した場合にストツクライン
に貯留した容器を主搬送ラインに復帰させる部材
とを備えている形式のものであるか、又は主搬送
ラインに近接してバイパス路を設け、トラブルの
発生により滞留した容器については上記のバイパ
ス路に送り、該バイパス路により逆送して主搬送
ラインの上流側に復帰させる形式のものであつ
た。これらの従来技術によるストツク機構は容器
が間隔をおいて主搬送ラインにより搬送されてく
る場合には問題がないが、容器が相接するように
して送られてくると、ストツクライン乃至バイパ
ス路から主搬送ラインへの復帰に際してブリツ
ジ、即ち送り詰まりを生じ、殊に容器が壜等のよ
うに起立状態時の安定性が比較的低い場合には後
続の容器が前方の容器と衝突して転倒等を生じ易
い点に問題があつた。
従つて、本考案の目的は下流側における容器の
滞留を検知して作動し、上流側から搬送されてく
る容器を主搬送ラインから受領して一時的に収容
貯留させ、主搬送ラインにおける上流側及び下流
側の容器の送り状況を監視把握し、その状況に応
じて貯留容器を主搬送ラインに返送させ、これに
よつて比較的不安定な容器であつても転倒を生じ
させることのないストツク機構を提供することに
ある。
滞留を検知して作動し、上流側から搬送されてく
る容器を主搬送ラインから受領して一時的に収容
貯留させ、主搬送ラインにおける上流側及び下流
側の容器の送り状況を監視把握し、その状況に応
じて貯留容器を主搬送ラインに返送させ、これに
よつて比較的不安定な容器であつても転倒を生じ
させることのないストツク機構を提供することに
ある。
本考案によれば、この目的は、被搬送物の主搬
送ラインに分岐連接されたストツク機構であつ
て、主搬送ラインからの分岐路を形成する補助搬
送ラインと、この補助搬送ラインに連接されてい
る渦巻き状の案内部材及びこの案内部材の底部を
形成していて正転又は逆転駆動される回転板を有
するアキユムレータと、上記の補助搬送ラインを
基準として主搬送ラインの下流側及び上流側にそ
れぞれ配置されていて主搬送ライン上における被
搬送物の送り状況を監視するセンサと、常態的に
は主搬送ラインに沿つて配置されており、上流側
センサが被搬送物の滞留を感知する場合に揺動運
動し、これによつて主搬送ラインを上記の補助搬
送ラインに接続して上流から搬送されてくる被搬
送物を上記のアキユムレータに導くアームと、上
記の主搬送ラインにおいて補助搬送ラインの直前
に設けられたストツパ及び補助搬送ラインに設け
られたストツパを有していてアキユムレータに貯
留された被搬送物を主搬送ラインに返送する際に
上記の下流側及び上流側センサと連動して上記の
両ストツパを交番的に開閉駆動させる選択搬送切
換部材とを備えていることを特徴とする、ストツ
パ機構により達成される。
送ラインに分岐連接されたストツク機構であつ
て、主搬送ラインからの分岐路を形成する補助搬
送ラインと、この補助搬送ラインに連接されてい
る渦巻き状の案内部材及びこの案内部材の底部を
形成していて正転又は逆転駆動される回転板を有
するアキユムレータと、上記の補助搬送ラインを
基準として主搬送ラインの下流側及び上流側にそ
れぞれ配置されていて主搬送ライン上における被
搬送物の送り状況を監視するセンサと、常態的に
は主搬送ラインに沿つて配置されており、上流側
センサが被搬送物の滞留を感知する場合に揺動運
動し、これによつて主搬送ラインを上記の補助搬
送ラインに接続して上流から搬送されてくる被搬
送物を上記のアキユムレータに導くアームと、上
記の主搬送ラインにおいて補助搬送ラインの直前
に設けられたストツパ及び補助搬送ラインに設け
られたストツパを有していてアキユムレータに貯
留された被搬送物を主搬送ラインに返送する際に
上記の下流側及び上流側センサと連動して上記の
両ストツパを交番的に開閉駆動させる選択搬送切
換部材とを備えていることを特徴とする、ストツ
パ機構により達成される。
次に、本考案の一実施例について図面を参照し
つつ説明する。
つつ説明する。
図面は、本考案によるストツク機構を真上から
見た状態を示しており、このストツク機構1は被
搬送物である壜等の容器2を洗浄し、液体、粉
体、粒状体等の物品を充填し、封緘し、検査し、
梱包包装して製品となす一貫生産ラインにおいて
トラブルが発生し易い個所の上流側に設けられ
る。
見た状態を示しており、このストツク機構1は被
搬送物である壜等の容器2を洗浄し、液体、粉
体、粒状体等の物品を充填し、封緘し、検査し、
梱包包装して製品となす一貫生産ラインにおいて
トラブルが発生し易い個所の上流側に設けられ
る。
このストツク機構1は、主として、主搬送ライ
ン3の一部、主搬送ライン3から分岐されローラ
コンベヤ41として構成されている補助搬送ライ
ン4、主搬送ラインの反対側において補助搬送ラ
インに連接されたアキユムレータ5と、主搬送ラ
インの一方側に近接して設けられ、常態的には主
搬送ラインに沿うように位置しており、下流側で
容器の滞留が生じた場合にピストンシリンダ61
の作用により揺動運動して主搬送ライン上を上流
側から連続的に搬送されてくる容器を補助搬送ラ
インに導くアーム6と、補助搬送ラインの近傍に
設けられた選択搬送切換部材7とを備えている。
主搬送ライン3は例えば細長の壜等のように転倒
し易い容器2を安定に搬送可能になすために、フ
ラツトコンベヤベルトの両側に柵乃至枠体31を
有していることができる。主搬送ラインには、分
岐路としての補助搬送ライン4を基準として、そ
の上流側には一対のセンサ8A,8Bが、又下流
側にも一対のセンサ9A,9Bが設けられていて
主搬送ライン上におけるストツク機構1付近の容
器の流れ状態を監視している。即ち、これらの各
センサは例えば発光素子と受光素子とで構成され
ており、受光素子からの電気信号はカウンタ(図
示せず)に送られ、従つて例えばセンサ対8A−
8Bはカウンタと共同してセンサ部分を通過する
容器の本数を調べているのである。一方、補助搬
送ライン4にも一対のセンサ10,10が設けら
れており、このセンサ対は補助搬送ラインを経て
アキユムレータ5に送られる及びこれから送り出
される容器の本数を上記と同様な態様で調べてい
る。アキユムレータ5は渦巻き状の案内部材51
と、この案内部材の底部を形成していて正転又は
逆転駆動される回転板52とを備えている。即
ち、補助搬送ライン4を経て容器2が送られてく
る場合に回転板52が反時針方向に回転して容器
を収容貯留させ、又時針方向に回転して貯留容器
2aを送り出すのである。尚、選択搬送切換部材
7はストツパ71,72を備えている。これらの
各ストツパはピストンシリンダとして構成されて
いて常態的には不作動状態を呈しており、そのピ
ストンは図示されているように撤収状態になつて
いるが、アキユムレータ5に一旦貯留された容器
2aが回転板52の時針方向回動により送り出さ
れる場合には交番的に作動するようになされてい
る。即ち、作動時には、ストツパ71のピストン
が突出することにより主搬送ライン3を遮断して
容器2の流れを阻害し、又撤収されて容器の流れ
阻害を解除し、一方ストツパ72のピストンは突
出する場合に補助搬送ライン4を遮断してアキユ
ムレータ5からの容器2aの送り出しを阻害し、
又撤収される場合に容器の送り出し阻害を解除す
るのである。
ン3の一部、主搬送ライン3から分岐されローラ
コンベヤ41として構成されている補助搬送ライ
ン4、主搬送ラインの反対側において補助搬送ラ
インに連接されたアキユムレータ5と、主搬送ラ
インの一方側に近接して設けられ、常態的には主
搬送ラインに沿うように位置しており、下流側で
容器の滞留が生じた場合にピストンシリンダ61
の作用により揺動運動して主搬送ライン上を上流
側から連続的に搬送されてくる容器を補助搬送ラ
インに導くアーム6と、補助搬送ラインの近傍に
設けられた選択搬送切換部材7とを備えている。
主搬送ライン3は例えば細長の壜等のように転倒
し易い容器2を安定に搬送可能になすために、フ
ラツトコンベヤベルトの両側に柵乃至枠体31を
有していることができる。主搬送ラインには、分
岐路としての補助搬送ライン4を基準として、そ
の上流側には一対のセンサ8A,8Bが、又下流
側にも一対のセンサ9A,9Bが設けられていて
主搬送ライン上におけるストツク機構1付近の容
器の流れ状態を監視している。即ち、これらの各
センサは例えば発光素子と受光素子とで構成され
ており、受光素子からの電気信号はカウンタ(図
示せず)に送られ、従つて例えばセンサ対8A−
8Bはカウンタと共同してセンサ部分を通過する
容器の本数を調べているのである。一方、補助搬
送ライン4にも一対のセンサ10,10が設けら
れており、このセンサ対は補助搬送ラインを経て
アキユムレータ5に送られる及びこれから送り出
される容器の本数を上記と同様な態様で調べてい
る。アキユムレータ5は渦巻き状の案内部材51
と、この案内部材の底部を形成していて正転又は
逆転駆動される回転板52とを備えている。即
ち、補助搬送ライン4を経て容器2が送られてく
る場合に回転板52が反時針方向に回転して容器
を収容貯留させ、又時針方向に回転して貯留容器
2aを送り出すのである。尚、選択搬送切換部材
7はストツパ71,72を備えている。これらの
各ストツパはピストンシリンダとして構成されて
いて常態的には不作動状態を呈しており、そのピ
ストンは図示されているように撤収状態になつて
いるが、アキユムレータ5に一旦貯留された容器
2aが回転板52の時針方向回動により送り出さ
れる場合には交番的に作動するようになされてい
る。即ち、作動時には、ストツパ71のピストン
が突出することにより主搬送ライン3を遮断して
容器2の流れを阻害し、又撤収されて容器の流れ
阻害を解除し、一方ストツパ72のピストンは突
出する場合に補助搬送ライン4を遮断してアキユ
ムレータ5からの容器2aの送り出しを阻害し、
又撤収される場合に容器の送り出し阻害を解除す
るのである。
次に、上記のように構成された本考案によるス
トツク機構1の動作及び機能に関連して説明す
る。主搬送ライン3における容器の流れが正常な
場合には、主搬送ラインにおいて補助搬送ライン
の上流側に設置されたセンサ対8A−8B及び下
流側に設置されたセンサ対9A−9Bが作動して
主搬送ライン3における容器2の流れ状態を監視
している点を除けば、ストツク機構1は不作動状
態とほぼ同様である。主搬送ライン3のコンベヤ
ベルは一定速度で駆動されており且つ対をなして
いるセンサ8Aと8Bとの間隔及びセンサ9Aと
9Bとの間隔はそれぞれ一定に設定されているの
で、各センサ対において一方のセンサを通過した
容器の数と他方のセンサを通過した容器の数の差
が一定値以下であれば、両センサ間にあつて主搬
送ラインにより送られつつある容器の数は一定数
以下であり、このことは主搬送ライン3上におけ
る容器2の流れが正常であることを意味してい
る。容器の流れが正常な場合には、図面において
実線で示されているように容器は専ら主搬送ライ
ン上を送られる。一方、各センサ対において一方
のセンサを通過した容器の数と他方のセンサを通
過した容器の数の差が一定値以上であれば、これ
らのセンサ対の下流において容器の滞留即ちジヤ
ミングが生じたことを意味している。この場合に
はピストンシリンダ61が作動することによりア
ーム6が実線位置から点線位置に移動し、従つて
補助搬送ライン4よりも上流から主搬送ライン3
上を連続的に送られてくる容器2はアーム6によ
り主搬送ライン3から補助搬送ライン4に誘導さ
れ、後続の容器により、言わば押圧されるように
してアキユムレータ5における容器出入口に向か
つて送られ、やがてアキユムレータ5の回転板5
1上に達し、反時針方向に回動する該回転板の作
用と案内部材52による案内によつてアキユムレ
ータ5内に収容されるに至る(センサ対10,1
0は、既述のように、アキユムレータ5に送り込
まれる容器の数をチエツクする)。
トツク機構1の動作及び機能に関連して説明す
る。主搬送ライン3における容器の流れが正常な
場合には、主搬送ラインにおいて補助搬送ライン
の上流側に設置されたセンサ対8A−8B及び下
流側に設置されたセンサ対9A−9Bが作動して
主搬送ライン3における容器2の流れ状態を監視
している点を除けば、ストツク機構1は不作動状
態とほぼ同様である。主搬送ライン3のコンベヤ
ベルは一定速度で駆動されており且つ対をなして
いるセンサ8Aと8Bとの間隔及びセンサ9Aと
9Bとの間隔はそれぞれ一定に設定されているの
で、各センサ対において一方のセンサを通過した
容器の数と他方のセンサを通過した容器の数の差
が一定値以下であれば、両センサ間にあつて主搬
送ラインにより送られつつある容器の数は一定数
以下であり、このことは主搬送ライン3上におけ
る容器2の流れが正常であることを意味してい
る。容器の流れが正常な場合には、図面において
実線で示されているように容器は専ら主搬送ライ
ン上を送られる。一方、各センサ対において一方
のセンサを通過した容器の数と他方のセンサを通
過した容器の数の差が一定値以上であれば、これ
らのセンサ対の下流において容器の滞留即ちジヤ
ミングが生じたことを意味している。この場合に
はピストンシリンダ61が作動することによりア
ーム6が実線位置から点線位置に移動し、従つて
補助搬送ライン4よりも上流から主搬送ライン3
上を連続的に送られてくる容器2はアーム6によ
り主搬送ライン3から補助搬送ライン4に誘導さ
れ、後続の容器により、言わば押圧されるように
してアキユムレータ5における容器出入口に向か
つて送られ、やがてアキユムレータ5の回転板5
1上に達し、反時針方向に回動する該回転板の作
用と案内部材52による案内によつてアキユムレ
ータ5内に収容されるに至る(センサ対10,1
0は、既述のように、アキユムレータ5に送り込
まれる容器の数をチエツクする)。
主搬送ライン3上を送られてきた容器2が補助
搬送ライン4を経てアキユムレータ5に容器2a
として収容されつつあることは、補助搬送ライン
4よりも下流の主搬送ライン3上において容器2
の滞留が生じていることを示しているので、作業
員は容器の滞留原因を調べ、その解消のために必
要な措置をとることができる。容器の滞留が解消
されれば、ピストンシリンダ61のピストンは撤
収され、これによつてアーム6は点線位置から実
線位置に復帰し、従つて容器2は正常な状態で主
搬送ライン3を流れることになる。
搬送ライン4を経てアキユムレータ5に容器2a
として収容されつつあることは、補助搬送ライン
4よりも下流の主搬送ライン3上において容器2
の滞留が生じていることを示しているので、作業
員は容器の滞留原因を調べ、その解消のために必
要な措置をとることができる。容器の滞留が解消
されれば、ピストンシリンダ61のピストンは撤
収され、これによつてアーム6は点線位置から実
線位置に復帰し、従つて容器2は正常な状態で主
搬送ライン3を流れることになる。
アキユムレータ5に貯留した容器2aは、主搬
送ライン3における容器滞留が解消した後に、次
回の容器滞留の発生に備えて主搬送ライン3に送
り出しておかねばならない。この送り出しは、ア
キユムレータ5における回転板51の回転方向を
逆転させること、即ち今度は時針方向に回動させ
ることにより行われるが、この容器2aの送り出
しに際しては、主搬送ライン3と補助搬送ライン
4とが交わる領域における容器滞留及び容器相互
の衝突による転倒の発生を回避せねばならず、こ
のために設けられているのがストツパ71及び7
2を備えた選択切換部材7である。ストツパ71
及び72を構成するピストンシリンダは、主搬送
ライン上における容器2の搬送状況を監視判断す
るセンサ9A,9B,8A,8Bの制御下に交番
的に作動せしめられる。即ち、ストツパ72のピ
ストンが撤収される場合に、アキユムレータ5に
おける回転板52の時針方向回動により貯留容器
2aはアキユムレータ5から補助搬送ライン4を
経て主搬送ライン3に送り出され、ストツパ72
のピストンが次いで突出する場合に、補助搬送ラ
イン4を経ての容器の送り出しは阻害され、従つ
てアキユムレータ5から主搬送ライン3への貯留
容器2aの返送は断続的に行われることになる。
一方主搬送ライン3において補助搬送ライン4の
直前に位置する容器2はストツパ71のピストン
の突出により一時的に停止せしめられ、次いでピ
ストンの撤収により下流に移動することになるの
で補助搬送ラインと接する主搬送ライン上では容
器が断続的に位置することになる。従つて主搬送
ライン3を流れる容器2とアキユムレータ1から
補助搬送ライン4を経て主搬送ラインに返送され
る容器2aとが主搬送ラインとの交差部で滞留し
たり、衝突して転倒を生ずることは有効に防止さ
れるのである。
送ライン3における容器滞留が解消した後に、次
回の容器滞留の発生に備えて主搬送ライン3に送
り出しておかねばならない。この送り出しは、ア
キユムレータ5における回転板51の回転方向を
逆転させること、即ち今度は時針方向に回動させ
ることにより行われるが、この容器2aの送り出
しに際しては、主搬送ライン3と補助搬送ライン
4とが交わる領域における容器滞留及び容器相互
の衝突による転倒の発生を回避せねばならず、こ
のために設けられているのがストツパ71及び7
2を備えた選択切換部材7である。ストツパ71
及び72を構成するピストンシリンダは、主搬送
ライン上における容器2の搬送状況を監視判断す
るセンサ9A,9B,8A,8Bの制御下に交番
的に作動せしめられる。即ち、ストツパ72のピ
ストンが撤収される場合に、アキユムレータ5に
おける回転板52の時針方向回動により貯留容器
2aはアキユムレータ5から補助搬送ライン4を
経て主搬送ライン3に送り出され、ストツパ72
のピストンが次いで突出する場合に、補助搬送ラ
イン4を経ての容器の送り出しは阻害され、従つ
てアキユムレータ5から主搬送ライン3への貯留
容器2aの返送は断続的に行われることになる。
一方主搬送ライン3において補助搬送ライン4の
直前に位置する容器2はストツパ71のピストン
の突出により一時的に停止せしめられ、次いでピ
ストンの撤収により下流に移動することになるの
で補助搬送ラインと接する主搬送ライン上では容
器が断続的に位置することになる。従つて主搬送
ライン3を流れる容器2とアキユムレータ1から
補助搬送ライン4を経て主搬送ラインに返送され
る容器2aとが主搬送ラインとの交差部で滞留し
たり、衝突して転倒を生ずることは有効に防止さ
れるのである。
叙上の通りであり、本考案によるストツク機構
はアキユムレータを渦巻き状の案内部材と正逆転
可能な回転板で構成しているので、構造的に簡素
であるのみならず、アキユムレータの入口に達し
た容器等の被搬送物は上記の回転板上に至り、こ
の回転板の反時針方向回転に伴い且つ上記の案内
部材により誘導されて上記の回転板上で渦巻き状
軌跡を描きつつ収容されることになり、従つてア
キユムレータに収容されつつある被搬送物が相互
に衝突して転倒を生ずる虞れがないので、ビン等
の比較的安定性が低い被搬送物にも適用すること
ができ、又上記の回転板のほぼ全面が被搬送物の
収容部となるので収容率乃至有効利用率も高くな
ると謂う利点がもたらされる。更に、本考案によ
るストツク機構は上記のアキユムレータと該アキ
ユムレータを主搬送ラインに接続する補助搬送ラ
インとを備えているが、この補助搬送ラインには
主搬送ラインにおける被搬送物の流れを阻害する
ストツパと、アキユムレータに一旦収容された被
搬送物の送り出しを阻害するストツパとが設けら
れており、アキユムレータからの被搬送物の送り
出しは主搬送ライン上における被搬送物の流れ状
況をセンサにより監視し、その制御下に上記の両
ストツパが交番的に作動することにより行われる
ので、主搬送ライン上を搬送されてくる被搬送物
とアキユムレータから補助搬送ラインを経て主搬
送ラインに送り出される被搬送物とが両ラインの
交差部において衝突することはない。従つて、本
考案によるストツク機構によれば、その下流にお
いて被搬送物の滞留が生じた場合に上流から送ら
れてくる被搬送物をスムーズに且つ効率良く収容
することができ、又下流における滞留の解消後に
は、一旦収容された上記の被搬送物を極めてスム
ーズに送り出すことができ、然かも、この際にス
トツク機構から送り出される被搬送物と主搬送ラ
イン上を搬送される被搬送物との間に何等トラブ
ルを生じない。
はアキユムレータを渦巻き状の案内部材と正逆転
可能な回転板で構成しているので、構造的に簡素
であるのみならず、アキユムレータの入口に達し
た容器等の被搬送物は上記の回転板上に至り、こ
の回転板の反時針方向回転に伴い且つ上記の案内
部材により誘導されて上記の回転板上で渦巻き状
軌跡を描きつつ収容されることになり、従つてア
キユムレータに収容されつつある被搬送物が相互
に衝突して転倒を生ずる虞れがないので、ビン等
の比較的安定性が低い被搬送物にも適用すること
ができ、又上記の回転板のほぼ全面が被搬送物の
収容部となるので収容率乃至有効利用率も高くな
ると謂う利点がもたらされる。更に、本考案によ
るストツク機構は上記のアキユムレータと該アキ
ユムレータを主搬送ラインに接続する補助搬送ラ
インとを備えているが、この補助搬送ラインには
主搬送ラインにおける被搬送物の流れを阻害する
ストツパと、アキユムレータに一旦収容された被
搬送物の送り出しを阻害するストツパとが設けら
れており、アキユムレータからの被搬送物の送り
出しは主搬送ライン上における被搬送物の流れ状
況をセンサにより監視し、その制御下に上記の両
ストツパが交番的に作動することにより行われる
ので、主搬送ライン上を搬送されてくる被搬送物
とアキユムレータから補助搬送ラインを経て主搬
送ラインに送り出される被搬送物とが両ラインの
交差部において衝突することはない。従つて、本
考案によるストツク機構によれば、その下流にお
いて被搬送物の滞留が生じた場合に上流から送ら
れてくる被搬送物をスムーズに且つ効率良く収容
することができ、又下流における滞留の解消後に
は、一旦収容された上記の被搬送物を極めてスム
ーズに送り出すことができ、然かも、この際にス
トツク機構から送り出される被搬送物と主搬送ラ
イン上を搬送される被搬送物との間に何等トラブ
ルを生じない。
図面は本考案によるストツク機構の一実施形を
示す略図的平面図である。 1……ストツク機構、2,2a……被搬送物
(容器)、3……主搬送ライン、4……補助搬送ラ
イン、5……アキユムレータ、51……渦巻き状
の案内部材、52……回転板、6……アーム、6
1……ピストンシリンダ、7……選択搬送切換部
材、71,72……ストツパ(ピストンシリン
ダ)、8A,8B,9A,9B,10……センサ。
示す略図的平面図である。 1……ストツク機構、2,2a……被搬送物
(容器)、3……主搬送ライン、4……補助搬送ラ
イン、5……アキユムレータ、51……渦巻き状
の案内部材、52……回転板、6……アーム、6
1……ピストンシリンダ、7……選択搬送切換部
材、71,72……ストツパ(ピストンシリン
ダ)、8A,8B,9A,9B,10……センサ。
Claims (1)
- 被搬送物2の主搬送ライン3に分岐連接された
ストツク機構1であつて、主搬送ラインからの分
岐路を形成する補助搬送ライン4と、この補助搬
送ラインに連接されている渦巻き状の案内部材5
1及びこの案内部材の底部を形成していて正転又
は逆転駆動される回転板52を有するアキユムレ
ータ5と、上記の補助搬送ラインを基準として主
搬送ラインの下流側及び上流側にそれぞれ配置さ
れていて主搬送ライン上における被搬送物の送り
状況を監視するセンサ9A,9B;8A,8B
と、常態的には主搬送ラインに沿つて配置されて
おり、上流側センサ8A,8Bが被搬送物の滞留
を感知する場合に揺動運動し、これによつて主搬
送ラインを上記の補助搬送ラインに接続して上流
から搬送されてくる被搬送物を上記のアキユムレ
ータに導くアーム6と、上記の主搬送ラインにお
いて補助搬送ラインの直前に設けられたストツパ
71及び補助搬送ラインに設けられたストツパ7
2を有していてアキユムレータに貯留された被搬
送物2aを主搬送ラインに返送する際に上記の下
流側及び上流側センサと連動して上記の両ストツ
パを交番的に開閉駆動させる選択搬送切換部材7
とを備えていることを特徴とする、ストツク機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13663483U JPS6047724U (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | ストツク機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13663483U JPS6047724U (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | ストツク機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6047724U JPS6047724U (ja) | 1985-04-04 |
JPS6333855Y2 true JPS6333855Y2 (ja) | 1988-09-08 |
Family
ID=30307150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13663483U Granted JPS6047724U (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | ストツク機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6047724U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4583554B2 (ja) * | 2000-06-13 | 2010-11-17 | 株式会社エヌテック | 容器バッファ・供給装置及び容器バッファ・供給方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4987059A (ja) * | 1972-12-25 | 1974-08-20 | ||
JPS5433470A (en) * | 1977-08-17 | 1979-03-12 | Hitachi Zosen Corp | Accumurate apparatus for bottles |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5147744Y2 (ja) * | 1972-07-07 | 1976-11-17 |
-
1983
- 1983-09-05 JP JP13663483U patent/JPS6047724U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4987059A (ja) * | 1972-12-25 | 1974-08-20 | ||
JPS5433470A (en) * | 1977-08-17 | 1979-03-12 | Hitachi Zosen Corp | Accumurate apparatus for bottles |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6047724U (ja) | 1985-04-04 |
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