JP2819534B2 - 重量計量選別搬送装置 - Google Patents

重量計量選別搬送装置

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JP2819534B2
JP2819534B2 JP63124989A JP12498988A JP2819534B2 JP 2819534 B2 JP2819534 B2 JP 2819534B2 JP 63124989 A JP63124989 A JP 63124989A JP 12498988 A JP12498988 A JP 12498988A JP 2819534 B2 JP2819534 B2 JP 2819534B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は前段工程で製造された物等の被処理物の商
品を次段の箱詰工程等へと搬送する工程で当該被処理物
の商品が設定重量にされているか否か計量し、適正重量
の正量品のみをスムーズに次段工程へと搬出し、適正重
量を外れる不正量品については回収側へ選択的に搬出す
るようにした選別兼搬送の技術分野に属する。
而して、この発明は製造工程や組付工程等の前段工程
からの被処理物を搬入し、重量計量コンベヤ等により当
該被処理物の重量を計量し、計量重量が設定重量に適合
するか否かをコンピュータを介して判別し、正量品と不
正量品に選別し、一方の正量品については箱詰工程等の
次段工程に搬出し、これに対し他方の不正量品について
は回収側に搬出するようにした重量計量選別搬送装置に
関する発明であり、特に、上記被処理物に対する重量計
量を行った後、該被処理物についてその重量計量姿勢の
状態のまま、即ち、計量姿勢を維持した状態で計量装置
自体により重量計量済の被処理物を次段工程、或は、回
収側へ選択的に直接行うようにした重量計量選別搬送装
置に係る発明である。
〈従来の技術〉 周知の如く、市民生活が向上すると、需要に対し供給
する側の製品に対する製造やその後の流通過程での製品
の適正な管理や処理が極めて重要になり、需要に正確に
応えるばかりでなく、適正な商品を安定して供給するう
えからも製品管理は極めて重要になってきている。
而して、複数の部品から成り立つ機械製造品や所定重
量、或いは、個数の組合せ構造から成る商品については
各個の商品の被処理物について規格的にそのサイズや重
量が厳しく管理される必要があるが、特に、特定の機械
部品等については重量の規格管理がサイズや形状の規格
管理を兼ねる場合が多く、したがって、一次成形等の前
段工程から次段組み付けや箱詰等への次段工程へ当該被
処理物を搬送する工程でコンベヤにロードセル等の重量
計量装置を付設した計量搬送装置の所謂オートチェッカ
ーが設けられて、検出した重量計量信号に基づいてコン
ピュータを介し設定基準重量と比較選別を行って不正重
品を跳ね出すようにされており、かかる被処理物に対す
る重量計量選別搬送のシステムを民生用、或は、工業用
のテレビブラウン管のフェース、或いは、フアンネル等
の製品について略説すると、まず、第9図に示す様に、
前段の製造工程のワークステーション等を介して搬入コ
ンベヤ1より被処理物2が搬入されて図示しないロード
セル等を有する計量搬送装置の計量コンベヤ3に搬送す
るに際し、光電センサ4によりその転入が検出され、計
量コンベヤ3に於ける図示しないロードセルに対する検
出重量が安定するように同じく図示しないタイマーがス
タートし、該タイマーのタイムアップで被処理物2の重
量が計量され、その検出信号が図示しないコンピュータ
に入力されて設定重量値、或いは、設定範囲の重量値の
ものは正量品とし、当該設定範囲より外れた重量のもの
は不正量品として判別されて選別装置5の動作により選
別コンベヤ7に転送されて搬入した状態で振り分け装置
6により不正量品は回収側コンベヤ9に振り分けられ、
正量品については振り分け装置6が作動しないことによ
り次段工程へのコンベヤ8へ搬送されるようにされ、正
量品は白矢印に示す様に、又、不正量品は黒矢印に示す
様に適正に選別されて次段工程と回収側に搬送されるよ
うにされ、又、第10図(イ)、(ロ)に示す様に、計量
コンベヤ3の次には所定数の転送コンベヤの紐コンベヤ
7′、7′…の間に選別装置5によってその上レベルが
該紐コンベヤ7′のレベルにより僅かに上下動する横方
向のローラコンベヤ6′、6′…が振り分けコンベヤと
して設けられ、計量コンベヤ3により計量された被処理
物2の重量が設定範囲を外れた不正量品の場合にはロー
ラコンベヤ6′が紺コンベヤ7′のレベルより設定量僅
かに上がり横搬送に切り換えることにより振り分け選別
がなされて不正量品が回収側のコンベヤ9に転送し、正
量品についてはローラコンベヤ6′が紐コンベヤ7′の
レベルより上昇しないことにより該紐コンベヤ7′によ
り次段工程へのコンベヤ8に転送されて同様に選別搬送
が行われるようにされ、更に、不正量品については直接
的に回収側に転送搬送せず、第11図に示す様に、計量コ
ンベヤ3の先端に振り分け装置としてのシュート6″が
下方に設定角度旋回動自在に設けられて、正量品につい
ては次段工程へのコンベヤ8へ転送し、不正量品につい
ては該シュート6″を開放して黒矢印に示す様に除去さ
せて回収ボックス等に収納するようにされており、かか
る動作の切り換えについては第12、13図のフローチャー
トに示す手順によってなされ、いづれの態様においても
被処理物2の搬入と次段工程への搬送、或いは、回収側
への間に正量品と不正量品を選別するための振り分け選
別手段が介装されており、該振り分け選別手段として振
り分けアームやクロスローラコンベヤや開閉シュートの
他にエアジェットや跳ね出しバーやスクレーパ等が設け
られていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、かかる在来タイプの所謂オートチェッ
カーシステムにおいては、いづれの態様においても、前
段工程からの搬入工程と正量品の次段工程へと不正量品
の回収側への選別搬送について判別信号に基づく跳ね出
し等の振り分け選別手段を別設して介装せねばならず、
したがって、当然のことながら、振り分け選別装置の介
装のため搬送ラインが長くなり、占有空間を多く要し、
したがって、施設的に大がかりにならざるを得ないとい
う欠点があり、又、それだけ初期組み付け製造はもとよ
り、保守点検整備等が煩雑になるという難点があり、結
果的にコスト高になるという不利点があった。
また、精密で複雑な製品の破損や損傷等が生じ易い被
処理物2については振り分け選別工程での損傷等を生じ
ないように特別の配慮をする必要があり、当然のことな
がら、装置的にも操作的にも複雑で手間を要するという
不都合さや不具合が加味されるというマイナス点があっ
た。
〈発明の目的〉 この発明の目的は上述従来技術に基づく前段工程から
次段工程にかけての搬送被処理物に対する重量計量によ
る正量品と不正量品の振り分け選別の必要性を前提とし
ながらも、振り分け選別手段の介装を省き、計量搬送装
置自体の次段工程や回収側への転送搬送機能をそのまま
利用し搬送ラインの短縮化を図り、選別に際しての被処
理物等の損傷等の虞もなくし、イニシャルコストは勿論
のこと、ライニングコストも安くし、管理等のメンテナ
ンスの煩雑性を省くことが出来るようにして各種産業に
おける搬送技術利用分野に益する優れた重量計量選別搬
送装置を提供せんとするものである。
〈問題を解決するための手段・作用〉 上記目的を達成するために、請求項1の重量計量選別
搬送装置は、被処理物搬入装置に接続され、正量品の被
処理物を次段工程へ搬送する第1の搬送装置と不正量品
の被処理物を回収側へ搬送する第2の搬送装置との間に
計量搬送装置が介装されてなる重量計量選別搬送装置で
あって、上記計量搬送装置が、上記被処理物搬入装置か
ら搬入された被処理物を計量して正量品か否かを判別す
る手段と、前記判別の結果に基づいて搬送方向を制御し
て所定時間搬送作動することにより、被処理物をその搬
入方向と直交する左右方向に振り分けて搬送する手段と
を有し、正量品と不正量品とを判別して被処理物を上記
それぞれ第1及び第2の搬送装置に計量姿勢のまま振り
分けて搬送することを特徴とする。
また、請求項2の重量計量選別搬送装置は、被処理物
搬入装置に接続され、正量品の被処理物を次段工程へ搬
送する第1の搬送装置と不正量品の被処理物を回収側へ
搬送する第2の搬送装置との間に計量搬送装置が介装さ
れてなる重量計量選別搬送装置であって、上記被処理物
搬入装置と上記計量搬送装置とを並設し、両装置間で被
処理物を転移する被処理物転移装置を設け、上記計量搬
送装置が、上記被処理物搬入装置から上記被処理物転移
装置を介して搬入された被処理物を計量して正量品か否
かを判別する手段と、前記判別の結果に基づいて搬送方
向を制御して所定時間搬送作動することにより、被処理
物をその転移方向と直交する左右方向に振り分けて搬送
する手段とを有し、正量品と不正量品とを判別して被処
理をそれぞれ上記第1及び第2の搬送装置に計量姿勢の
まま振り分けて搬送することを特徴とする。
上記構成の重量計量選別搬送装置によれば、厳密な重
量規格を対象とする被処理物がその製造工程等の前段工
程によりワークステーションや搬入コンベヤ等から重量
計量コンベヤ等の計量装置に搬入され、その搬入が光電
センサ等により検出されてタイマー等により所定時間の
静止安定状態が現出されてタイムアップすると、その重
量が検出計量され、而して当該被処理物の重量が計量さ
れると、計量搬送装置自身を正転逆転判別装置を介して
その搬送方向を切り換えて所定時間作動させ、正量品に
ついては次段工程へ、不正量品については回収コンベヤ
等へ搬出し、振り分け選別装置等を介装作動させること
なく被処理物に対する計量搬送装置自体の作動により正
量品の次段工程と回収側への選別搬送がなされる。
〈実施例〉 次に、この発明の実施例の態様を第1〜8図を参照し
て説明すれば以下の通りである。尚、第9図以下と同一
態様部分は同一符号を用いて説明するものとする。
図示実施例は民生用、或いは、工業用の各種テレビブ
ラウン管のフェース、或いは、フアンネルの厳密な負圧
に対する耐圧性や重量が要求される製品の被処理物につ
いて、その前段工程から組み付けや箱詰等への次段工程
への連続搬送における設定重量に適合する正量品と不適
合の不正量品を選別して選択的に搬送する態様に係るも
のであり、第1、2図に示す態様においては、1′はワ
ークステーションであり、製品としてのテレビブラウン
管のフェース、或いは、フアンネル2をロータリー式に
搬送するようにされ、マニュピュレータ1″が該ワーク
ステーション1′の半製品の被処理物2を在来態様同様
に図示しないロードセル等を装備する重量計量コンベヤ
7に転送載荷するようにされており、該重量計量コンベ
ヤ7は常に設定重量に対し適合しない不正量品2″に対
する回収側への搬送コンベヤ9側に接続自在にされてお
り、その反対側には併設状にされて設定重量に適合する
正量品2′の次段工程への搬送コンベヤ8が設置されて
マニュピュレータ1″が他の被処理物搬送体として重量
計量コンベヤ7により正量品2′を次段工程への搬送コ
ンベヤ8に旋回して転送するようにされている。
また、図示しない制御装置により該マニュピュレータ
1″はワークステーション1′から半製品の被処理物2
を重量計量コンベヤ7に転移した後所定タイミングのタ
イマー動作により該ワークステーション1′に戻り、再
び次の被処理物2を重量計量コンベヤ7に転送するよう
にされている。
而して、その動作は第2図に示すフローチャート図に
表される如く、マニュピュレータ1″によりワークステ
ーション1′からの被処理物2が重量計量コンベヤ7に
転移された状態が確認されると、図示しないタイマーが
動作して所定時間重量計量コンベヤ7上に於ける被処理
物2の安定化を図り、タイムアップ後に当該載荷された
被処理物2の重量が計量されてその検出信号が図示しな
いコンピュータに入力されて設定重量の適合品である正
量品が適合しない不正量品であるかを判別し、正量品の
判別信号に対してはマニュピュレータ1″が重量計量コ
ンベヤ7より次段工程への搬送コンベヤ8に正量品2′
を転送して次段工程へ搬送していく。
而して、載荷された被処理物の重量が適正重量範囲内
にない不正量品の判別信号に対しては不正量品2″と判
別されてマニュピュレータ1″は作動せず、重量計量コ
ンベヤ7が回収側への搬送コンベヤ9側に作動して、当
該不正量品2″はそのまま回収側への搬送コンベヤ9へ
と転送されて回収側へ搬送されていく。
尚、マニュピュレータ1″がワークステーション1′
より一方向回転により被処理物2を重量計量コンベヤ7
へ転送して所定タイミングで正量品の判別がなされ、次
段工程への搬送コンベヤ8へ正量品2′を転送された場
合には、再び回転を続けて次段工程への搬送コンベヤ8
へ正量品2′を転送するようにされている。
次に、第3図に示す実施例は前段工程からの搬入コン
ベヤ1の先端部には光電センサ4が設けられて、正逆回
転する重量計量コンベヤ7が直交する方向に接続されて
相反する部位に正量品2′に対する次段工程への搬送コ
ンベヤ8が接続され、又、逆の部位には不正量品2″に
対する回収側への搬送コンベヤ9が接続され、判別装置
5が重量計量コンベヤ7の正転逆転を制御するようにさ
れている。
而して、半製品の被処理物2が前段工程より搬入コン
ベヤ1により搬入されると、光電センサ4がこれを検出
して安定化タイマーをスタートさせると共に重量計量コ
ンベヤ7に被処理物2を転送する。
そして、重量計量コンベヤ7上に於いてはタイマーの
タイムアップにより安定化した状態でその重量が図示し
ないロードセルに計量され、検出された計量重量はコン
ピュータに入力されて設定重量に適合するか否かを判別
され、判別装置5が重量計量コンベヤ7の正転逆転を制
御して所定時間作動させ、正量品2′に対しては次段工
程への搬送コンベヤ8へと転送し、不正量品2″に対し
ては回収側への搬送コンベヤ9へと転送する。
したがって、当該実施例においては重量計量コンベヤ
7自体が被処理物2の重量を計量して判別すると共に、
正量品と不正量品の選別を行って次段工程と回収側への
搬送を切り換え制御することが出来る。
次に、第4図に示す実施例は前段工程からの半製品の
被処理物2が搬入コンベヤ1により搬入されて、そのス
トロークエンドに於いて適宣のプッシャ5′により静止
状態で待機する重量計量コンベヤ7上に転送し、前述各
実施例同様に図示しない安定化タイマーがスタートし、
設定時間タイムアップした後にロードセルが重量を計量
し、検出された計量信号がコンピュータを介し適合重量
であるか否かを判別し、判別装置5が正転、或いは、逆
転して正量品2′に対しては次段工程への搬送コンベヤ
8へ正量品2′を転送し、不正量品2″に対しては回収
側への搬送コンベヤ9に転送するようにされ、上述実施
例と実質的に同一作用効果を奏するものである。
次に、第5図に示す態様は第1図に示す態様の設計変
更的なものであり、前段工程からの半製品の被処理物2
は搬入コンベヤ1により設定位置まで搬入されるとマニ
ュピュレータ1″が該被処理物2を静止状態で待機する
重量計量コンベヤ7上に転移し、安定化タイマーがスタ
ートして所定時間後にタイムアップするとその重量が計
量されてコンピュータにより正量品2′と不正量品2″
が判別され、判別装置5により重量計量コンベヤ7が正
転逆転制御されて所定時間作動し、正量品2′は次段工
程への搬送コンベヤ8へ、又、不正量品2″は回収側へ
の搬送コンベヤ9に転送されるようにされ、第1図に示
す実施例の重量計量コンベヤ7が常に回収側への搬送コ
ンベヤ9側へ回転しているのとは正逆回転が制御される
点で異なるものである。
次に、第6図に示す態様は重量計量コンベヤ7′がロ
ーラコンベヤ式にされているものであり、その一側寄り
には前段工程からの被処理物2の搬入手段としてシュー
ト1′が設けられ、反対側にはストッパパネル10が設け
られており、重量計量コンベヤ7′にシュート1′を介
して搬入された半製品の被処理物2はストッパパネル10
によりローラコンベヤタイプの重量計量コンベヤ7′上
にて前述同様安定化タイマーの制御により安定化され
て、その重量を計量されてコンピュータにより送信され
た検出重量を設定重量値に適合するか否かを判別して、
判別装置5により正転逆転が行われて重量計量コンベヤ
7′を所定時間作動させ、正量品2′は次段工程への搬
送コンベヤ8へ、又、不正量品2″は回収側への搬送コ
ンベヤ9に転送されるようにした態様であり、前述各態
様とその機能、及び、作用効果に差はないものである。
そして、当該実施例のフローチャートは第7図に示す
様に制御され、上述各実施例の基本的な態様設計は、第
8図に示す様に、重量計量コンベヤ7の下部には所定の
ロードセル等の重量検出装置12が、又、上部にはコント
ロールパネル13が設けられてコンピュータやタイマー等
により上述フローチャートの制御がなされるようにされ
ている。
而して、上述各実施例は重量計量コンベヤ7、7′が
正量品2′の次段工程への搬送コンベヤ8と不正量品
2″の回収側への搬送コンベヤ9への回転方向を切り換
えることにより、又、他の搬送体としてのマニュピュレ
ータにより転送を行うようにした態様である。
上述各態様は先述の第9、10、11図に示した搬入コン
ベヤと次段工程への搬送コンベヤと回収側への搬送コン
ベヤとの間に選別手段を設けたものではなく、当該重量
計量コンベヤ自体に重量計量機能と正量品と不正量品に
対する選別転送機能をもたせたものである。
また、適用対象の被処理物はテレビブラウン管のフェ
ースやフアンネルばかりでなく、形状が重量に影響され
るような工業製品や農産物等に対しても適用出来ること
は勿論のことである。
〈発明の効果〉 以上、この発明によれば、基本的に一つの製品の被処
理物が次段工程で組み付けや箱詰等にされて出荷される
流通過程や生産過程において、搬入から搬出の間にその
重量を計量して設定重量値に適合する正量品や不適合の
不正量品を選別して次段工程や回収側に搬送するに際
し、在来態様では一般的に採用されていた搬入コンベヤ
と次段工程への搬送コンベヤや回収側への搬送コンベヤ
との間にスクレーパ、或いは、プッシャ、或いは、トラ
バースコンベヤ等の振り分け選別装置を介装することが
なくなり、したがって、ラインの長さを著しく短くする
ことが出来、工場内等に於ける設置空間を縮小すること
が出来、他の機器設備等との干渉がなくなるという効果
があるばかりでなく、イニシャルコストは勿論のこと、
ランニングコスト等も削減することが出来るという優れ
た効果が奏される。
また、これらの振り分け選別装置等がなくなることに
より、これらの振り分け選別工程において損傷等が生じ
易い商品の歩留り低下をなくすことが出来るために、特
殊な振り分け選別装置等を開発設置することがなく製品
歩留りを向上出来るばかりでなく、余計な付帯設備の開
発費等を削減することが出来るという利点もある。
而して、この発明によれば搬入コンベヤに接続する重
量計量コンベヤ等の装置自体が正量品の次段工程への搬
送コンベヤと、不正量品の回収側への搬送コンベヤとに
重量計量状態の被処理物の姿勢を維持したまま切り換え
接続が出来るために、マニュピュレータ等の転移手段を
使用する場合には被処理物の位置決め精度を問題にしな
くても済み、したがって、かかるマニュピュレータ等の
導入設置が容易になるというメリットがある。
そして、搬入コンベヤと次段工程への搬送コンベヤや
回収側への搬送コンベヤとの間に振り分け選別装置等を
設けなくて良いために設計ばかりでなく制御管理がし易
く、それだけ商品等の被処理物処理がし易くなるという
効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図はこの発明の実施例の説明図であり、第1図
は装置の1実施例の模式平面図、第2図はそのフローチ
ャート図、第3〜6図は別の実施例の装置の模式図、第
7図はこれらのフローチャート図、第8図は計量搬送装
置の模式側面図、第9図以下は従来技術に基づく搬送選
別装置の模式図であり、第9図はその1態様の平面図、
第10図(イ)は他の態様の模式平面図、第10図(ロ)は
第10図(イ)の部分側面図、第11図は別の実施例のシュ
ートによる振り分け選別装置の模式側図面、第12、13図
はこれらの在来態様のフローチャート図である。 2……被処理物、2´……正量品、 2″……不正量品、8……次段工程への搬送コンベヤ、 9……回収側への搬送コンベヤ、7……重量計量コンベ
ヤ、 1″……他の被処理物搬送体、1……被処理物搬入装
置、 12……重量検出装置、5……正転逆転判別装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−126290(JP,A) 実開 昭58−102518(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理物搬入装置に接続され、正量品の被
    処理物を次段工程へ搬送する第1の搬送装置と不正量品
    の被処理物を回収側へ搬送する第2の搬送装置との間に
    計量搬送装置が介装されてなる重量計量選別搬送装置で
    あって、 上記計量搬送装置が、上記被処理物搬入装置から搬入さ
    れた被処理物を計量して正量品か否かを判別する手段
    と、前記判別の結果に基づいて搬送方向を制御して所定
    時間搬送作動することにより、被処理物をその搬入方向
    と直交する左右方向に振り分けて搬送する手段とを有
    し、正量品と不正量品とを判別して被処理物をそれぞれ
    上記第1及び第2の搬送装置に計量姿勢のまま振り分け
    て搬送することを特徴とする重量計量選別搬送装置。
  2. 【請求項2】被処理物搬入装置に接続され、正量品の被
    処理物を次段工程へ搬送する第1の搬送装置と不正量品
    の被処理物を回収側へ搬送する第2の搬送装置との間に
    計量搬送装置が介装されてなる重量計量選別搬送装置で
    あって、 上記被処理物搬入装置と上記計量搬送装置とを並設し、
    両装置間で被処理物を転移する被処理物転移装置を設
    け、 上記計量搬送装置が、上記被処理物搬入装置から被処理
    物転移装置を介して搬入された被処理物を計量して正量
    品か否かを判別する手段と、前記判別の結果に基づいて
    搬送方向を制御して所定時間搬送作動することにより、
    被処理物をその転移方向と直交する左右方向に振り分け
    て搬送する手段とを有し、正量品と不正量品とを判別し
    て被処理物をそれぞれ上記第1及び第2の搬送装置に計
    量姿勢のまま振り分けて搬送することを特徴とする重量
    計量選別搬送装置。
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