JP2015158029A - 粗糸パッケージの重量計測装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】計量専用の自動計量機に受け渡したり、計量専用の時間を設けたりすることなく、粗紡機で生産された粗糸パッケージの重量を自動で計測する。【解決手段】粗糸パッケージの重量計測装置は、粗紡工程で製造された粗糸パッケージFを第1の走行レール14上を走行する粗紡工程用搬送体13と、第2の走行レール18上を走行する精紡工程用搬送体17により精紡工程へ搬送する搬送システムで使用される。重量計測装置は、粗糸パッケージFを移載するボビン交換装置21のペッグ33a,33b,34a,34bに、支承された粗糸パッケージFの重量を計測する重量センサ40が設けられている。【選択図】図2
Description
本発明は、粗糸パッケージの重量計測装置に関する。
紡績工程の中で、精紡機での異常な番手の糸の生産を防止するために、粗紡機で生産された粗糸の段階で粗糸パッケージの重量を確認している場合がある。その手段として、粗紡機において、ケンス交換後の初めに生産される粗糸パッケージ(粗糸ボビン)を1本ずつ手作業によって重量計で重量を測定し、規格外の粗糸パッケージが精紡機に供給されることを防止している。
従来、精紡糸の番手変動を小さくすることのできる粗糸供給方法として、粗糸ボビンを製造する前紡機と精紡機との間において、粗糸ボビンの全数を一本毎計量し、予め定めた管理範囲から外れる重い粗糸ボビン又は軽い粗糸ボビンの両者を取り除く粗糸供給方法が提案されている(特許文献1参照)。具体的には、図8に示すように、粗糸を製造するフィニッシャーボビナー61の前側に粗糸コンベア62を設ける。粗糸コンベア62は、各粗糸ボビンを玉揚げの都度受け入れて自動計量機64へ搬送する。自動計量機64は、粗糸ボビンの全数を都度1本毎計量し、管理限界から外れる粗糸ボビンが検出された場合はその都度報知する。そして、重量異常の粗糸ボビンは正規の搬送系から取り除かれる。次いで正常な粗糸ボビンは粗糸装着機65によりボビンキャリッジ66に装着され、ボビンキャリッジ66は、搬送レール67に沿って移動し、粗糸ストックヤード68を経由して精紡機群69のクリールパートを構成する。
粗紡機で生産された粗糸パッケージを1本ずつ手作業で重量測定を行い、測定値が規格内か否かを判別するのは煩雑であり工数がかかる。また、特許文献1の方法では、粗糸ボビンが、粗糸コンベア62→自動計量機64→粗糸装着機65と受け渡されるため、何度も粗糸ボビンの取り付け、取り外しが必要となるだけでなく、計量専用の時間が必要となるとともに、自動計量機64の設置スペースの確保、粗糸コンベア62と自動計量機64との間、自動計量機64と粗糸装着機65との間で粗糸ボビンの受け渡しを行う装置が必要になる。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、計量専用の自動計量機に受け渡したり計量専用の時間を設けたりすることなく、粗紡機で生産された粗糸パッケージの重量を自動で計測することができる粗糸パッケージの重量計測装置を提供することにある。
上記課題を解決する粗糸パッケージの重量計測装置は、粗紡工程で製造された粗糸パッケージを走行レール上を走行する搬送体により精紡工程へ搬送する搬送システムで使用される粗糸パッケージの重量計測装置である。そして、前記粗糸パッケージを前記搬送体へ移載する粗糸パッケージ移載装置の粗糸パッケージ支承部に、前記粗糸パッケージ支承部に支承された前記粗糸パッケージの重量を計測する重量センサを設けた。
この構成によれば、粗糸パッケージは、走行レール上を走行する搬送体により粗紡工程から精紡工程へ搬送される。そして、粗糸パッケージは搬送体に装着される際に、粗糸パッケージ移載装置の粗糸パッケージ支承部に支承されて移載される。そして、粗糸パッケージ支承部に支承された状態で重量センサにより重量が計測される。したがって、計量専用の自動計量機に受け渡したり、計量専用の時間を設けたりすることなく、粗紡機で生産された粗糸パッケージの重量を自動で計測することができる。
前記搬送システムは、前記粗紡工程で使用される粗紡工程用搬送体と、前記精紡工程で使用される精紡工程用搬送体とのボビンハンガのピッチが異なり、前記粗糸パッケージ移載装置は、前記粗紡工程用搬送体と前記精紡工程用搬送体との間で前記粗糸パッケージと空ボビンとの交換をピッチ変換とともに行うボビン交換装置であることが好ましい。この構成によれば、粗紡工程用搬送体と精紡工程用搬送体とのボビンハンガのピッチが異なるため、粗糸パッケージを粗紡工程用搬送体から精紡工程用搬送体に移載する際にピッチの変換を行う作業が必要になる。そして、粗糸パッケージ移載装置は、粗紡工程用搬送体と精紡工程用搬送体との間で粗糸パッケージと空ボビンとの交換をピッチ変換とともに行うため、その交換作業の際に粗糸パッケージの重量を計測することができる。
前記粗糸パッケージ移載装置は、前記重量センサの計測結果に基づき前記粗糸パッケージの不合格を表示する表示装置を備えていることが好ましい。この構成によれば、表示装置の表示により規格範囲外の重量を有する粗糸パッケージがあるか否かを容易に確認することができる。
前記粗糸パッケージ移載装置は、前記重量センサの計測結果に基づき粗糸パッケージの合格を重量区分毎に層別して表示する表示装置を備えていることが好ましい。この構成によれば、表示装置は粗糸パッケージの合格を重量区分毎に層別して表示するため、その表示に基づいて重量の近い粗糸パッケージごとにグループ分けした状態で精紡工程に搬送することができる。一般に粗紡機は、前後2列にフライヤが設けられ、前列で巻き取られた粗糸パッケージと後列で巻き取られた粗糸パッケージとは粗糸の巻き付け状態が同じではない。そのため、精紡機で粗糸パッケージを使用する場合、粗紡機の前列で生産された粗糸パッケージと、後列で生産された粗糸パッケージとを区別して使用する場合もあるが、この発明では、その場合に容易に対応することができる。
本発明によれば、計量専用の自動計量機に受け渡したり、計量専用の時間を設けたりすることなく、粗紡機で生産された粗糸パッケージの重量を自動で計測することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。
粗糸搬送システムは、走行レール上を走行する搬送体により、粗紡工程で製造された粗糸パッケージを精紡工程へ搬送し、精紡工程で粗糸が使用された空ボビンを粗紡工程へ搬送する搬送システムである。
粗糸搬送システムは、走行レール上を走行する搬送体により、粗紡工程で製造された粗糸パッケージを精紡工程へ搬送し、精紡工程で粗糸が使用された空ボビンを粗紡工程へ搬送する搬送システムである。
図1に示すように、粗紡機11が設けられた粗紡工程12には、搬送体としての粗紡工程用搬送体13(図2に図示)が走行する第1の走行レール14が設けられている。第1の走行レール14は、粗紡機11の周囲に沿ってループ状に設けられている。第1の走行レール14は、粗紡機11の前側上方においては2本に分岐した分岐レール14aとして平行に配設されている。図1では、図示の都合上、粗紡工程12に粗紡機11が1台しか図示されていないが、粗紡工程12には複数台の粗紡機11が並設されている。第1の走行レール14の分岐部には走行路切換装置(図示せず)が配設されている。
精紡機15が設けられた精紡工程16には、搬送体としての精紡工程用搬送体17(図2に図示)が走行する第2の走行レール18が設けられている。第2の走行レール18は、精紡機15の長手方向と直交する方向に延びる部分18aを有し、各精紡機15のクリールレール19に連続する複数の接続部18bが部分18aから分岐している。第2の走行レール18は、部分18aに連続し、かつ精紡機15群の後方(図1の下方)で折り返し状に延びるとともに途中に残粗糸処理装置20が配設された空ボビン搬送部18cとを備えている。空ボビン搬送部18cには、残粗糸処理が完了した空ボビンを吊下した精紡工程用搬送体17を一時貯留する第1の貯留部18dの一端側が連続している。第1の貯留部18dは、粗紡機11の後方において折り返し状に延びるように配置されている。第1の貯留部18dの他端側には粗紡機11の側方において第1の走行レール14と平行に延びるボビン交換領域18eが連続している。ボビン交換領域18eの途中には、粗紡工程用搬送体13と精紡工程用搬送体17との間で粗糸パッケージFと空ボビンE(いずれも図2に図示)との交換を行う粗糸パッケージ移載装置としてのボビン交換装置21が配設されている。ボビン交換装置21で空ボビンEと粗糸パッケージFとが交換された後の精紡工程用搬送体17を一時貯留する第2の貯留部18fが第1の貯留部18dに沿って配置され、第2の貯留部18fは、一端側が部分18aに連続し、他端側がボビン交換領域18eに連続している。第2の走行レール18の分岐部には走行路切換装置(図示せず)が配設されている。
粗紡工程用搬送体13及び精紡工程用搬送体17は、複数のリンク部材が屈曲可能に連結して構成されている。図2(a),(b)に示すように、粗紡工程用搬送体13及び精紡工程用搬送体17は、走行ローラ22を備えた支持部材23を有し、支持部材23は下方へ延出する支持棒23aを有し、リンク部材24は長手方向の2箇所で支持棒23aに回動可能に挿通された状態で吊下支持されている。リンク部材24にはボビンハンガ25が所定ピッチで吊下されている。粗紡工程用搬送体13におけるボビンハンガ25のピッチは、精紡工程用搬送体17におけるボビンハンガ25のピッチより大きく設定されている。
第1の走行レール14、第2の走行レール18及びクリールレール19には、粗紡工程用搬送体13あるいは精紡工程用搬送体17のリンク部材24と係合して粗紡工程用搬送体13あるいは精紡工程用搬送体17を第1の走行レール14、第2の走行レール18あるいはクリールレール19に沿って移動させる搬送体移動装置26,26aが設けられている。搬送体移動装置26,26aとして、公知の構成(例えば、特開平8−157144号公報)のものが使用されている。搬送体移動装置26は、第1の走行レール14を走行する粗紡工程用搬送体13あるいは第2の走行レール18及びクリールレール19を走行する精紡工程用搬送体17の全長より短い間隔で配置されている。
図2(a)及び図3に示すように、ボビン交換装置21は、粗紡工程用搬送体13のボビンハンガ25に吊下された粗糸パッケージFと、精紡工程用搬送体17のボビンハンガ25に吊下された空ボビンEとを2本ずつ交換可能に構成されている。ボビン交換装置21は、昇降かつ正逆方向へ回動可能に設けられた支持テーブル30を備えている。ボビン交換装置21は、支持テーブル30の回動中心からボビン交換領域18eにおける第2の走行レール18までの距離と、ボビン交換領域18eと平行に延びる部分の第1の走行レール14までの距離とが等しくなる位置に設けられている。
支持テーブル30は、上下方向に延びる状態で設けられたエアシリンダ31のピストンロッド31aの先端に下面において固定されており、エアシリンダ31の作動により昇降される。エアシリンダ31は、180度ずつ回動可能に設けられたアクチュエータ32の上端に固定されている。即ち、支持テーブル30は、エアシリンダ31のピストンロッド31aを中心に180度ずつ回動可能に構成されている。
支持テーブル30上には、一対の支持部材33,34がそれぞれ回動可能に設けられている。両支持部材33,34は、支持テーブル30の回動中心を挟んで対称な位置に設けられた支軸35にそれぞれ回動可能に支持されている。支持部材33,34は、一端側に粗糸パッケージ支承部としてのペッグ33a,34aを、他端側に粗糸パッケージ支承部としてのペッグ33b,34bをそれぞれ1個ずつ有する。
支持部材33,34は、ピッチ変換用のシリンダ36,37により往復回動可能に構成されている。支持部材33,34は、ペッグ33a,34aの間隔が粗紡工程用搬送体13のボビンハンガ25のピッチと同じで、ペッグ33b,34bの間隔が精紡工程用搬送体17のボビンハンガ25のピッチと同じになる状態と、その逆の関係になる状態とに回動されるようになっている。
支持テーブル30は、エアシリンダ31のピストンロッド31aの没入状態において、ペッグ33a,34a及びペッグ33b,34bが空ボビンE及び粗糸パッケージFから離脱した状態に位置する。また、支持テーブル30は、エアシリンダ31のピストンロッド31aの突出状態において、ペッグ33a,34a及びペッグ33b,34bが空ボビンEあるいは粗糸パッケージFをボビンハンガ25から取り外し可能な位置、あるいは空ボビンEあるいは粗糸パッケージFをボビンハンガ25に装着可能な位置まで上昇するようになっている。
各ペッグ33a,34a,33b,34bには、各ペッグ33a,34a,33b,34bに支承された粗糸パッケージFの重量を計測する重量センサ40が設けられている。ボビン交換装置21は、重量センサ40の計測結果に基づき粗糸パッケージFの不合格を表示する表示装置41を備えている。表示装置41には赤色ランプR、黄色ランプY及び緑色ランプGを有する積層信号灯が使用されている。この実施形態では、重量センサ40の検出信号は制御装置Cに入力され、制御装置Cは、重量センサ40の計測結果に基づき不合格の粗糸パッケージFの有無を判断し、支持部材33のペッグ33a,33bに支承された粗糸パッケージFが不合格の場合は赤色ランプRを点灯させる。また、制御装置Cは、支持部材34のペッグ34a,34bに支承された粗糸パッケージFが不合格の場合は黄色ランプYを点灯させ、不合格の粗糸パッケージFがない場合は緑色ランプGを点灯させる。制御装置Cは、表示装置41の制御の他、ボビン交換装置21の近くに配置された搬送体移動装置26aの制御、アクチュエータ32、エアシリンダ31、シリンダ36,37の制御も行う。
次に前記のように構成された搬送システムの作用を説明する。
粗紡工程用搬送体13は、搬送体移動装置26あるいは搬送体移動装置26aの作動により移動されて第1の走行レール14上を走行する。粗紡工程用搬送体13は、分岐レール14a上に空ボビンEを吊下した状態で待機し、図示しない管替装置により、粗紡機11で製造された粗糸パッケージFと空ボビンEが交換される。粗糸パッケージFが吊下された粗紡工程用搬送体13は、ボビン交換装置21と対応する箇所を通過する間に、第2の走行レール18上を走行する空ボビンEが吊下された精紡工程用搬送体17との間で粗糸パッケージFと空ボビンEとの交換が行われる。
粗紡工程用搬送体13は、搬送体移動装置26あるいは搬送体移動装置26aの作動により移動されて第1の走行レール14上を走行する。粗紡工程用搬送体13は、分岐レール14a上に空ボビンEを吊下した状態で待機し、図示しない管替装置により、粗紡機11で製造された粗糸パッケージFと空ボビンEが交換される。粗糸パッケージFが吊下された粗紡工程用搬送体13は、ボビン交換装置21と対応する箇所を通過する間に、第2の走行レール18上を走行する空ボビンEが吊下された精紡工程用搬送体17との間で粗糸パッケージFと空ボビンEとの交換が行われる。
精紡工程用搬送体17は、搬送体移動装置26あるいは搬送体移動装置26aの作動により移動されて第2の走行レール18上及びクリールレール19上を走行する。粗糸パッケージFが吊下された状態でクリールレール19上に搬送されてクリールを構成した状態で粗糸パッケージFが精紡機15で使用された精紡工程用搬送体17は、粗糸替えが必要になると、作業者により紡出中の粗糸が切断された後、搬送体移動装置26の作動によりクリールレール19から搬出される。精紡工程用搬送体17はクリールレール19から搬出されるとともに、残粗糸処理装置20と対応する位置まで移動され、残粗糸の処理が行われた後、第1の貯留部18dに搬入されて待機する。
空ボビンEが吊下された状態で第1の貯留部18dで待機していた精紡工程用搬送体17は、ボビン交換領域18eのボビン交換装置21と対応する位置を通過する間に、第1の走行レール14上を走行する粗糸パッケージFが吊下された粗紡工程用搬送体13との間で空ボビンEと粗糸パッケージFとの交換が行われる。
図4(a)及び図5(a)に示すように、精紡工程用搬送体17に吊下された空ボビンEのうちの2本がボビン交換装置21のペッグ33a,34aと対向し、粗紡工程用搬送体13に吊下された粗糸パッケージFのうちの2本がボビン交換装置21のペッグ33b,34bと対向する状態に精紡工程用搬送体17及び粗紡工程用搬送体13が配置される。
その状態からエアシリンダ31が突出作動されて、図5(b)に示すように、支持テーブル30が上昇され、ペッグ33a,34aが空ボビンEに挿入され、ペッグ33b,34bが粗糸パッケージFに挿入され、かつ空ボビンE及び粗糸パッケージFをボビンハンガ25から取り外し可能な状態となる。次にエアシリンダ31が没入作動されて、図5(c)に示すように、支持テーブル30が元の待機位置へ下降移動され、空ボビンEがペッグ33a,34aに支承され、粗糸パッケージFがペッグ33b,34bに支承された状態になる。
空ボビンE及び粗糸パッケージFがボビンハンガ25から取り外された状態で、重量センサ40は、空ボビンE及び粗糸パッケージFの正確な重量を計測可能になる。制御装置Cは各重量センサ40の検出信号を入力し、重量センサ40の計測結果に基づき粗糸パッケージFの重量が規格範囲内か否か、即ち粗糸パッケージFが合格品か否かを判断する。制御装置Cには空ボビンEを支承するペッグ33a,34aに設けられた重量センサ40からの検出信号も入力されるが、空ボビンEの重量は粗糸パッケージFの重量とは明らかに異なるため、制御装置Cは空ボビンEを支承するペッグ33a,34aに設けられた重量センサ40からの検出信号は判断対象としないようになっている。そのため、制御装置Cは、粗糸パッケージFを支承するペッグ33b,34bに設けられた重量センサ40からの検出信号に基づき、粗糸パッケージFが合格品か否かを判断する。制御装置Cは、ペッグ33bに支承された粗糸パッケージFが不合格の場合は赤色ランプRを点灯させ、ペッグ34bに支承された粗糸パッケージFが不合格の場合は黄色ランプYを点灯させ、不合格の粗糸パッケージFがない場合は緑色ランプGを点灯させる。
制御装置Cは、不合格の粗糸パッケージFがある場合は、表示装置41の作動を継続した状態で待機する。そのため、作業者は表示装置41を見て不合格の粗糸パッケージFが存在することを確認することができる。
また、制御装置Cは、不合格の粗糸パッケージFがない場合は、次の作業を実施するためシリンダ36,37に作動指令を行う。制御装置Cから作動指令を受けると、シリンダ36はピストンロッドの突出動作を行い、支持部材33は図4(a)の反時計方向に回動される。制御装置Cから作動指令を受けると、シリンダ37はピストンの没入動作を行い、支持部材34は図4(a)の時計方向に回動される。その結果、図4(b)に示すように、空ボビンEが支承されたペッグ33a,34aの間隔が粗紡工程用搬送体13に吊下されたボビンハンガ25のピッチに変更され、粗糸パッケージFが支承されたペッグ33b,34bの間隔が精紡工程用搬送体17に吊下されたボビンハンガ25のピッチに変更された状態になる。
次に制御装置Cは、アクチュエータ32に作動指令を行う。アクチュエータ32は、制御装置Cから作動指令を受けると180度回動する。その結果、支持テーブル30は図4(b)の状態から反時計方向に180度回動され、図4(c)及び図6(a)に示すように、粗糸パッケージFが支承された33b,34bが精紡工程用搬送体17に吊下された空ボビンEが取り外されたボビンハンガ25と対向し、空ボビンEが支承された33a,34aが粗紡工程用搬送体13に吊下された粗糸パッケージFが取り外されたボビンハンガ25と対向する状態になる。
次に制御装置Cは、エアシリンダ31に作動指令を行う。エアシリンダ31は、制御装置Cから作動指令を受けるとピストンロッド31aの突出作動を行う。その結果、図6(b)に示すように、支持テーブル30が上昇されて粗糸パッケージFが精紡工程用搬送体17に吊下されたボビンハンガ25に挿入され、空ボビンEが粗紡工程用搬送体13に吊下されたボビンハンガ25に挿入される。
次に制御装置Cは、エアシリンダ31に作動指令を行う。エアシリンダ31は、制御装置Cから作動指令を受けるとピストンロッド31aの没入作動を行う。その結果、図6(c)に示すように、支持テーブル30が下降されて粗糸パッケージFが精紡工程用搬送体17のボビンハンガ25に吊下され、空ボビンEが粗紡工程用搬送体13のボビンハンガ25に吊下された状態になる。以上で、粗糸パッケージFを粗紡工程用搬送体13から精紡工程用搬送体17に移載し、空ボビンEを精紡工程用搬送体17から粗紡工程用搬送体13に移載する作業が完了する。
次に制御装置Cは、搬送体移動装置26aに作動指令を行い、搬送体移動装置26aは作動指令を受けると、粗紡工程用搬送体13及び精紡工程用搬送体17をそれぞれ吊下されたボビンハンガ25の2ピッチ分移動させる。その後、前記と同様の交換作業が行われる。但し、次回は支持部材33と支持部材34との状態、ペッグ33a,34aとペッグ33b,34bとの状態、シリンダ36とシリンダ37との状態が逆になる。そして次回の交換作業が終了すると、最初の状態に戻る。
その結果、図7に示すように、第1の走行レール14上を移動する粗紡工程用搬送体13上の粗糸パッケージFが第2の走行レール18のボビン交換領域18e上を移動する精紡工程用搬送体17に順次受け渡される。また、第2の走行レール18のボビン交換領域18e上を移動する精紡工程用搬送体17上の空ボビンEが第1の走行レール14上を移動する粗紡工程用搬送体13に順次受け渡される。
一方、作業者は、表示装置41の赤色ランプRあるいは黄色ランプYが点灯した状態を確認すると、ボビン交換装置21の近くに設けられている予備の合格品の粗糸パッケージFの貯留部に貯留されている合格の粗糸パッケージFと不合格の粗糸パッケージFとの交換作業を手作業で行う。不合格の粗糸パッケージFが合格の粗糸パッケージFと交換されると、重量センサ40からの検出信号に基づき、制御装置Cは不合格の粗糸パッケージFがないと判断し、次の作業を実施する。なお、予備の合格品の粗糸パッケージFは、予め合格品の粗糸パッケージFを準備しておき、貯留部における数が所定本数以下にならないように適宜補充されるようになっている。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)粗糸パッケージの重量計測装置は、粗紡工程12で製造された粗糸パッケージFを走行レール(第1の走行レール14、第2の走行レール18)上を走行する搬送体(粗紡工程用搬送体13、精紡工程用搬送体17)により精紡工程16へ搬送する搬送システムで使用される粗糸パッケージの重量計測装置である。重量計測装置は、粗糸パッケージFを粗紡工程用搬送体13から精紡工程用搬送体17へ移載する粗糸パッケージ移載装置(ボビン交換装置21)の粗糸パッケージ支承部(ペッグ33a,33b,34a,34b)に、粗糸パッケージ支承部に支承された粗糸パッケージFの重量を計測する重量センサ40を設けた。したがって、計量専用の自動計量機に受け渡したり、計量専用の時間を設けたりすることなく、粗紡機11で生産された粗糸パッケージFの重量を自動で計測することができる。
(1)粗糸パッケージの重量計測装置は、粗紡工程12で製造された粗糸パッケージFを走行レール(第1の走行レール14、第2の走行レール18)上を走行する搬送体(粗紡工程用搬送体13、精紡工程用搬送体17)により精紡工程16へ搬送する搬送システムで使用される粗糸パッケージの重量計測装置である。重量計測装置は、粗糸パッケージFを粗紡工程用搬送体13から精紡工程用搬送体17へ移載する粗糸パッケージ移載装置(ボビン交換装置21)の粗糸パッケージ支承部(ペッグ33a,33b,34a,34b)に、粗糸パッケージ支承部に支承された粗糸パッケージFの重量を計測する重量センサ40を設けた。したがって、計量専用の自動計量機に受け渡したり、計量専用の時間を設けたりすることなく、粗紡機11で生産された粗糸パッケージFの重量を自動で計測することができる。
(2)搬送システムは、粗紡工程12で使用される粗紡工程用搬送体13と、精紡工程16で使用される精紡工程用搬送体17とのボビンハンガ25のピッチが異なり、粗糸パッケージ移載装置は、粗紡工程用搬送体13と精紡工程用搬送体17との間で粗糸パッケージFと空ボビンEとの交換をピッチ変換とともに行うボビン交換装置21である。この構成によれば、粗紡工程用搬送体13と精紡工程用搬送体17とのボビンハンガ25のピッチが異なるため、粗糸パッケージFを粗紡工程用搬送体13から精紡工程用搬送体17に移載する際にピッチの変換を行う作業が必要になる。そして、ボビン交換装置21(粗糸パッケージ移載装置)は、粗紡工程用搬送体13と精紡工程用搬送体17との間で粗糸パッケージFと空ボビンEとの交換をピッチ変換とともに行うため、その交換作業の際に粗糸パッケージFの重量を計測することができる。
(3)粗糸パッケージ移載装置(ボビン交換装置21)は、重量センサ40の計測結果に基づき粗糸パッケージFの不合格を表示する表示装置41を備えている。この構成によれば、表示装置41の表示により規格範囲外の重量を有する粗糸パッケージFがあるか否かを容易に確認することができる。
(4)表示装置41には積層信号灯が使用され、重量センサ40の検出信号は制御装置Cに入力され、重量センサ40の計測結果に基づき複数の粗糸パッケージFの内、不合格の粗糸パッケージFの方に対応する信号灯が点灯する。したがって、作業者は積層信号灯の点灯状態で不合格の粗糸パッケージFを容易に識別することができる。
(5)ボビン交換装置21は、不合格の粗糸パッケージFが検出された場合は、不合格の粗糸パッケージFが合格の粗糸パッケージFと交換されるまで、次の作業を行わないようになっている。この構成によれば、不合格の粗糸パッケージFが精紡工程用搬送体17により精紡工程16に搬送されて、精紡機15で使用されることを回避することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ ボビン交換装置21は、合格の粗糸パッケージFの判断基準となる重量区分を粗紡機11の前列で巻き取られた粗糸パッケージFと後列で巻き取られた粗糸パッケージFとで異なる値としてもよい。また、表示装置41は粗糸パッケージFの合格を重量区分毎に層別して表示してもよい。そして、1つの精紡工程用搬送体17には同じ重量区分で合格となった粗糸パッケージFのみが吊下された状態で精紡工程16に搬送されるようにしてもよい。具体的には、粗紡機11の前列で巻き取られた粗糸パッケージFが吊下された精紡工程用搬送体17と、後列で巻き取られた粗糸パッケージFが吊下された精紡工程用搬送体17とが、予め設定された異なる精紡機15に搬入される。また、粗紡機11の前列で巻き取られた粗糸パッケージFが玉揚げされた粗紡工程用搬送体13と、粗紡機11の後列で巻き取られた粗糸パッケージFが玉揚げされた粗紡工程用搬送体13が、玉揚げ位置からボビン交換装置21まで移動する走行レールを異なる走行レールとすることが好ましい。一般に粗紡機11は、前後2列にフライヤが設けられ、前列で巻き取られた粗糸パッケージFと後列で巻き取られた粗糸パッケージFとは粗糸の巻き付け状態が同じではない。そのため、精紡機15で粗糸パッケージFを使用する場合、粗紡機の前列で生産された粗糸パッケージFと、後列で生産された粗糸パッケージFとを区別して使用する場合もある。この実施形態では、その場合に容易に対応することができる。
○ ボビン交換装置21は、合格の粗糸パッケージFの判断基準となる重量区分を粗紡機11の前列で巻き取られた粗糸パッケージFと後列で巻き取られた粗糸パッケージFとで異なる値としてもよい。また、表示装置41は粗糸パッケージFの合格を重量区分毎に層別して表示してもよい。そして、1つの精紡工程用搬送体17には同じ重量区分で合格となった粗糸パッケージFのみが吊下された状態で精紡工程16に搬送されるようにしてもよい。具体的には、粗紡機11の前列で巻き取られた粗糸パッケージFが吊下された精紡工程用搬送体17と、後列で巻き取られた粗糸パッケージFが吊下された精紡工程用搬送体17とが、予め設定された異なる精紡機15に搬入される。また、粗紡機11の前列で巻き取られた粗糸パッケージFが玉揚げされた粗紡工程用搬送体13と、粗紡機11の後列で巻き取られた粗糸パッケージFが玉揚げされた粗紡工程用搬送体13が、玉揚げ位置からボビン交換装置21まで移動する走行レールを異なる走行レールとすることが好ましい。一般に粗紡機11は、前後2列にフライヤが設けられ、前列で巻き取られた粗糸パッケージFと後列で巻き取られた粗糸パッケージFとは粗糸の巻き付け状態が同じではない。そのため、精紡機15で粗糸パッケージFを使用する場合、粗紡機の前列で生産された粗糸パッケージFと、後列で生産された粗糸パッケージFとを区別して使用する場合もある。この実施形態では、その場合に容易に対応することができる。
○ ボビン交換装置21で不合格の粗糸パッケージFが発生した場合、不合格の粗糸パッケージFと予備の合格の粗糸パッケージFとの交換作業を作業者が行う代わりに、交換装置を設けて自動的に行ってもよい。この場合、作業者が介在せずに連続してボビン交換作業を続けることが可能になる。
○ ボビン交換装置21で不合格の粗糸パッケージFが発生した場合、不合格の粗糸パッケージFと予備の合格の粗糸パッケージFとの交換作業は、粗糸パッケージFが精紡工程用搬送体17のボビンハンガ25に吊下される前に限らず、吊下された後で行うようにしてもよい。この場合、表示装置41の異常表示灯の消灯は、作業者あるいはロボットが交換作業終了後に消灯操作を行うことにより消灯される。
○ ボビン交換装置21で不合格の粗糸パッケージFが発生した場合、不合格の粗糸パッケージFを取り除いて作業を続行し、合格の粗糸パッケージFのみを精紡工程用搬送体17のボビンハンガ25に吊下した状態で精紡工程用搬送体17が移動するようにしてもよい。この場合、合格の粗糸パッケージFが吊下されていないボビンハンガ25には、精紡工程16で使用が開始されるまでに合格の粗糸パッケージFを吊下する必要がある。
○ 重量センサ40の計測結果に基づき不合格の粗糸パッケージFを表示する表示装置は、重量センサ40で検出された重量を数値で表示する構成としてもよい。この場合、作業者が数値を見て合格か不合格かを判断する必要がある。
○ 表示装置として、支持部材33,34のペッグ33a,33b,34a,34bの近くに、各重量センサ40で計測された重量が規格範囲外の場合に点灯するLEDを設けてもよい。この場合、不合格の粗糸パッケージFを確認するための構成が簡単になる。
○ 表示装置41を構成する積層信号灯は、粗糸パッケージFのどちらかに不合格があることを表示する表示灯のみで構成されてもよい。
○ ボビン交換装置21は、粗紡工程用搬送体13と精紡工程用搬送体17との間で粗糸パッケージFと空ボビンEとを一度に交換する数は、2個ずつに限らず、1個ずつあるいは3個以上の複数個ずつであってもよい。
○ ボビン交換装置21は、粗紡工程用搬送体13と精紡工程用搬送体17との間で粗糸パッケージFと空ボビンEとを一度に交換する数は、2個ずつに限らず、1個ずつあるいは3個以上の複数個ずつであってもよい。
○ 精紡工程用搬送体17は、ボビンハンガ25が一列で吊下された構成に限らず、複数列で吊下された構成であってもよい。
○ 重量計測装置は、粗紡工程12で製造された粗糸パッケージFを走行レール上を走行する搬送体により精紡工程16へ搬送する搬送システムで使用され、粗糸パッケージFを移載する工程において、粗糸パッケージFの重量を計測可能であればよい。即ち、粗糸パッケージFを移載する粗糸パッケージ移載装置の粗糸パッケージ支承部に、粗糸パッケージ支承部に支承された粗糸パッケージFの重量を計測する重量センサ40が設けられていればよい。例えば、粗紡機11の満管停止後、粗紡機11のボビンホイール上に載置された粗糸パッケージFを玉揚げする玉揚げ装置あるいは管替装置(粗糸パッケージ移載装置)の各フォーク(粗糸パッケージ支承部)に、フォークに支承された粗糸パッケージFの重量を計測する重量センサを設けてもよい。
○ 重量計測装置は、粗紡工程12で製造された粗糸パッケージFを走行レール上を走行する搬送体により精紡工程16へ搬送する搬送システムで使用され、粗糸パッケージFを移載する工程において、粗糸パッケージFの重量を計測可能であればよい。即ち、粗糸パッケージFを移載する粗糸パッケージ移載装置の粗糸パッケージ支承部に、粗糸パッケージ支承部に支承された粗糸パッケージFの重量を計測する重量センサ40が設けられていればよい。例えば、粗紡機11の満管停止後、粗紡機11のボビンホイール上に載置された粗糸パッケージFを玉揚げする玉揚げ装置あるいは管替装置(粗糸パッケージ移載装置)の各フォーク(粗糸パッケージ支承部)に、フォークに支承された粗糸パッケージFの重量を計測する重量センサを設けてもよい。
○ 重量センサ40による粗糸パッケージFの重量計測は全ての粗糸パッケージFに対してではなく、その一部に対してのみ行われてもよい。
E…空ボビン、F…粗糸パッケージ、12…粗紡工程、13…粗紡工程用搬送体、16…精紡工程、17…精紡工程用搬送体、21…粗糸パッケージ移載装置としてのボビン交換装置、25…ボビンハンガ、40…重量センサ、41…表示装置。
Claims (4)
- 粗紡工程で製造された粗糸パッケージを走行レール上を走行する搬送体により精紡工程へ搬送する搬送システムで使用される粗糸パッケージの重量計測装置であって、
前記粗糸パッケージを前記搬送体へ移載する粗糸パッケージ移載装置の粗糸パッケージ支承部に、前記粗糸パッケージ支承部に支承された前記粗糸パッケージの重量を計測する重量センサを設けたことを特徴とする粗糸パッケージの重量計測装置。 - 前記搬送システムは、前記粗紡工程で使用される粗紡工程用搬送体と、前記精紡工程で使用される精紡工程用搬送体とのボビンハンガのピッチが異なり、前記粗糸パッケージ移載装置は、前記粗紡工程用搬送体と前記精紡工程用搬送体との間で前記粗糸パッケージと空ボビンとの交換をピッチ変換とともに行うボビン交換装置である請求項1に記載の粗糸パッケージの重量計測装置。
- 前記粗糸パッケージ移載装置は、前記重量センサの計測結果に基づき前記粗糸パッケージの不合格を表示する表示装置を備えている請求項1又は請求項2に記載の粗糸パッケージの重量計測装置。
- 前記粗糸パッケージ移載装置は、前記重量センサの計測結果に基づき粗糸パッケージの合格を重量区分毎に層別して表示する表示装置を備えている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の粗糸パッケージの重量計測装置。
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