JP2714624B2 - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JP2714624B2
JP2714624B2 JP1054180A JP5418089A JP2714624B2 JP 2714624 B2 JP2714624 B2 JP 2714624B2 JP 1054180 A JP1054180 A JP 1054180A JP 5418089 A JP5418089 A JP 5418089A JP 2714624 B2 JP2714624 B2 JP 2714624B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トークンリング通信システムにおけるデー
タ伝送装置に関する。
〔従来の技術〕
トークンリング通信システムにおいては、ループ状の
通信路に複数の端末装置がそれぞれ伝送装置を介して接
続された構成とされている。伝送装置は通信路を伝送さ
れてくるデータが自局宛以外であっても一旦受信し、再
生処理した後、再び通信路に送信するようになってい
る。このような再生中継は、従来、特開昭57−178447号
公報に記載されているように、通信路から受信した符号
化データをNRZ信号に復号し、これに基づいてデータの
内容を解釈すると同時に再び符号化して通信路に送信す
る方式が採用されている。
また、受信したトークンやフレーム内のデータの一部
を、自装置内で生成したデータに書換える場合は、NRZ
信号で書換えを行なうようにされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、データ伝送の効率を高めるには、フレーム
が通信路を一巡するに要する時間を短くすることが必要
である。この一巡に要する時間は、通信路自体の伝搬遅
れと、各伝送装置の再生中継等に要する遅れ時間から定
まる。
しかし、上記従来技術は伝送装置の遅れ時間が大き
く、通信路に接続される伝送装置の数が多くなると、ト
ークンリング通信システムの伝送効率が低下するという
問題がある。
本発明の目的は、伝送装置内における伝送遅延時間を
小さくして、システムの伝送効率を高めることができる
データ伝送装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、ループ状通信路
を介して伝送されてくる符号化データを一旦受信し、該
受信データを再生処理又は自局生成データによる書換え
等の処理を行なった後、前記通信路に再び送出すること
を含んでなるデータ伝送装置において、受信データを一
定時間遅延させて中継データとして出力する遅延レジス
タと、書換えデータ又は送出データを生成する自局デー
タ生成部と、該自局生成データを符号化データに変換す
る符号器と、該符号器から出力される自局生成データと
前記遅延レジスタから出力される中継データの一方を択
一的に送信部に切り替え出力するマルチプレクサと、前
記受信データのトークン部を検出するトークン検出部
と、該検出結果に基づいて自局生成データによる書換え
又は送信を行なうか否かを判断するとともに、該判断が
肯定の場合は当該書換え又は送信に対応する前記中継デ
ータの部位が前記マルチプレクサを通過するタイミング
に同期させて、当該マルチプレクサを自局生成データ側
に切り替える指令を出力する送信制御部とを有してなる
ことを特徴とする。
〔作用〕
このような手段とすることにより、中継のときは一定
時間だけ遅延されるにすぎず、従来行なわれていた復号
化及び再符号化に要する処理時間を短縮することが可能
である。また、自局生成データにより書換える場合にあ
っても、中継データの対応する部分のみを予め符号化し
たデータで書換えるので、書換えに伴う遅れはない。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図に本発明に係る伝送装置の一実施例のブロック
構成図を示し、第2図に第1図実施例を適用してなるル
ープ通信システムの全体構成図を示す。
第2図に示すように、複数のデータ端末装置1はそれ
ぞれ伝送装置2を介してループ状の通信路3に接続さ
れ、各データ端末装置1の相互間でデータの送受を行な
えるようになっている。このデータの送受信は、周知の
トークンリング方式(例えば、IEEE802.5標準など)の
ようにフレームにより行なうものである。すなわち、通
信路3上を送信権を示すトークンが巡回されており、デ
ータを送信したい伝送装置2は、そのトークンを獲得し
てデータをフレームにより送信する。通信路3上を伝送
されるフレームは、例えばディファレンシャル・マンチ
エスタコード(以下、DMCと称する)などの符号化され
たデータの形で伝送される。DMCは第3図(a)又は
(b)に示すように、前のビット境界で極性が反転した
かどうか、ビットの中間で極性が反転したかどうかで、
“J",“K",“0",“1"を表わすようになっている。伝送
装置内2では、第4図に示すようにDMCを“データ”と
“ノンデータ表示”の2つの信号に復号して受信しまた
は自局生成データをDMCに符号化し送信するようになっ
ている。
しかし、本発明はDMCに限定されるものではなく、要
は通信路3上のデータに対し、伝送装置2とデータ端末
装置1間で用いるデータのコードが異なる場合に効果が
ある。
ここで、トークンとフレームの伝送フォーマットを第
5図に示す。SDはフレームの開始を示す開始デリミタ、
ACはトークンのアクセス制御フィールド、FCはフレーム
種別を示すフレーム制御フィールド、DA,SAは宛先、送
信元アドレスフィールド、INFは情報フィールド、FCSは
フレームチェックシーケンスフィールド、EDはフレーム
の終了を示す終了デリミタ、FSはフレームの状態を示す
フレームステータスフィールドである。アクセス制御フ
ィールドのPPPは送信権の優先順位を示し、この優先順
位以上の優先順位の送信要求をもつ伝送装置のみがトー
クンを獲得する。優先順位は各伝送装置2についてそれ
ぞれ予め定められている。Tビットはトークンかフレー
ムかの種別を示し、“0"のときはトークンであり、トー
クンを獲得した伝送装置がトークン中継時に“0"から
“1"に書換える。Mビットはトークンやフレームの通信
路周回を監視するもので、最初通信路に“0"で送信さ
れ、予め定められた特定の伝送装置がトークン中継また
はフレーム中継時に“1"に書換える。RRRは送信権予約
の優先順位を示し、データ送信要求のある伝送装置がト
ークン中継またはフレーム中継時に送信要求の優先順位
に書換える。
フレームステータスフィールドのAビットは受信した
フレームの宛先アドレスと自局のアドレスが一致したと
き、Cビットはフレームを自バッファ内にコピーしたと
きそれぞれ“0"から“1"にフレーム中継時に書換える。
ここで、第1図に示した伝送装置2の構成について動
作とともに説明する。
伝送装置2はレシーバ4とドライバ5を介して通信路
3に接続され、また送受信バッファメモリ6を介して端
末装置1に接続されている。レシーバ4により受信され
た受信データはクロック抽出部7、遅延レジスタ8、ト
ークン・フレーム検出部9、および復号器10にそれぞれ
導びかれる。クロック抽出部7は受信データからそれに
同期した受信クロックを抽出し、遅延レジスタ8や復号
器10等を含む各部に出力し、各部の処理を受信データに
同期して行なわせるようになっている。
遅延レジスタ8は時系列的に入力される受信データを
順次一定時間遅延させ、マルチプレクサ11とドライバ5
を介して、再び通信路3に送出するようになっている。
すなわち、これらによって伝送データの中継ラインが構
成されている。
復号器10は受信クロックに同期して受信データを取込
み、そのデータを例えばNRZ(Non Return to Zero)信
号に復号して、シフトレジスタ12に送出するようになっ
ている。
トークン・フレーム検出部9は受信データを取込み、
受信データが自局宛フレームが否かを検出するようにな
っている。ここで、自局宛フレームを検出した場合に
は、送信バッファメモリ6に指令を送り、シフトレジス
タ12の内容をコピーさせる機能を有している。また、ト
ークンを検出した場合はその内容を送信制御部13に送出
するようになっている。
送信制御部13は自局の送信要求の有無に従って、自局
送信データの送信か又は前述した中継処理か等を判断
し、これに基づいてマルチプレクサ11,14に切替指令を
出力するようになっている。すなわち、送受信バッファ
6に自局の送信データが設定され、データ送信要求が発
生すると、伝送装置2はトークン待ち状態となる。この
状態のとき、トークンを検出した送信制御部13はトーク
(送信権)の優先順位PPPと自局について定められてい
る優先順位PPPを比較する。この比較の結果、自局の優
先順位が低い場合は、トークンの予約優先順位RRRを自
局の優先順位に書換える指令をマルチプレクサ14に出力
する。なお、この予約優先順位RRRの書換えについて
も、自己の優先順位が高いときのみ行う。この書換えデ
ータ(優先順位)は書換えデータ生成部15にて生成され
ている。この書換えデータはマルチプレクサ14を介して
符号器16に導びかれ、ここにおいてDMC等に符号化され
る。この符号化された自局生成データはマルチプレクサ
11を介してドライバ5に出力される。この際、マルチプ
レクサ11を含め書換え処理に係る各部は、フレームのう
ち書換えに対応するビット部位(上記の場合は予約優先
順位RRR)がマルチプレクサ11を通過するタイミング
で、中継データの内容を書換えるようになっている。
一方、前述の優先順位の判断において、自局の優先順
位が同じか高い場合はトークンを獲得し、上記書換え処
理と同様に、トークンのTビットを“0"から“1"に、ま
たMビットとRRRビットを“0"に書換える。そして、ト
ークンのSDとACフィールドを中継した後、再びマルチプ
レクサ11を自局生成データ側に切替え、送信バッファメ
モリ6内の送信データをシフトレジスタ17、マルチプレ
クサ14、符号器16、マルチプレクサ11を介してSDとADフ
ィールドの後に負荷し、ドライバ5を介して通信路3に
フレームとして送出するようになっている。なお、遅延
レジスタ8の遅延時間は、上述したトークンの獲得に係
る優先順位の比較、および予約優先順位を書換えるか否
かの判定処理に必要な時間に応じて設定されている。
ここで、第6図と第7図を用い、第1図実施例による
伝送時間の短縮の効果について、1例を挙げて説明す
る。第6図の左部分は、第1図実施例の伝送処理に係る
主要部の概念構成を示し、これの各部の信号状態のタイ
ムチャートを同図の右部分に示す。第7図は比較例であ
り、第6図に対応させて従来例の概念構成と信号のタイ
ムチャートを示す。
第6図に示すように、符号化受信データは遅延レジス
タ8により“1"ビット遅延(T時間)され、中継データ
としてマルチプレクサ11に導びかれている。図示データ
は第5図で示したACフィールドの一部を示しており、本
例では“T",“M"、および“RRR"を自局生成データで書
き換える場合を示している。自局生成データは送信制御
部13により制御され、t3時点から順次符号器16により符
号化され、“1"ビット遅れてt4時点から順次マルチプレ
クサ11に導びかれる。これと同期させて、t4時点に送信
制御部13からマルチプレクサ11に送信切換信号が入力さ
れ、マルチプレクサ11を介してドライバ5に入力される
符号化送信データの内容は、自局生成データに書き換え
られたものとなる。すなわち、伝送装置2における遅れ
は、優先順位判定等に必要な“1"ビットに相当する遅延
時間Tに短縮できる。
これに対し、第7図に示した従来例によれば、受信デ
ータの全部が、復号器10′、遅延レジスタ8′、符号器
16′の処理を受けるため、伝送装置内における遅延時間
は“3"ビット相当となるのである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、基本的には受
信データを復号化せず、一定時間遅延させて再生中継す
るようにするとともに、データの書換えが必要な部分の
みを検出し、その部分のみを予め符号化したデータで書
き換えるようにしていることから、伝送遅延時間を短縮
することができる。これにより、通信システムの伝送効
率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の伝送装置の構成図、第2図
は通信システムの全体構成図、第3図と第4図はディフ
ァレンシヤルマンチェスタコードを説明する図、第5図
は伝送データのフォーマット図、第6図は本発明の効果
を説明するタイムチャート、第7図は第6図に対する比
較例のタイムチャートである。 2……伝送装置、3……通信路、4……レシーバ、 5……ドライバ、8……遅延レジスタ、 9……トークン・フレーム検出部、10……復号器、 11,14……マルチプレクサ、 13……送信制御部、15……書換えデータ生成部、 16……符号器。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−290231(JP,A) 特開 昭62−290232(JP,A) 特開 昭62−290233(JP,A) 特開 昭61−263348(JP,A) 特開 昭62−266943(JP,A) 特開 昭58−71751(JP,A) 特開 昭62−175050(JP,A) 特開 平2−158240(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ループ状通信路を介して伝送されてくる符
    号化データを一旦受信し、該受信データを再生処理又は
    自局生成データによる書換え等の処理を行なった後、前
    記通信路に再び送出することを含んでなるデータ伝送装
    置において、受信データを一定時間遅延させて中継デー
    タとして出力する遅延レジスタと、書換えデータ又は送
    出データを生成する自局データ生成部と、該自局生成デ
    ータを符号化データに変換する符号器と、該符号器から
    出力される自局生成データと前記遅延レジスタから出力
    される中継データの一方を択一的に送信部に切り替え出
    力するマルチプレクサと、前記受信データのトークン部
    を検出するトークン検出部と、該検出結果に基づいて自
    局生成データによる書換え又は送信を行なうか否かを判
    断するとともに、該判断が肯定の場合は当該書換え又は
    送信に対応する前記中継データの部位が前記マルチプレ
    クサを通過するタイミングに同期させて、当該マルチプ
    レクサを自局生成データ側に切り替える指令を出力する
    送信制御部とを有してなることを特徴とするデータ伝送
    装置。
  2. 【請求項2】前記中継データに係る遅延時間は、受信デ
    ータの内容に基づいて自局生成データによる書換えを行
    なうか否かの判断に要する時間に応じて設定したことを
    特徴とする請求項1に記載のデータ伝送装置。
JP1054180A 1989-03-07 1989-03-07 データ伝送装置 Expired - Lifetime JP2714624B2 (ja)

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JPH02233039A JPH02233039A (ja) 1990-09-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62290231A (ja) * 1986-06-10 1987-12-17 Yamatake Honeywell Co Ltd 送信権引継方式

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JPH02233039A (ja) 1990-09-14

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