JPH0317426B2 - - Google Patents

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JPH0317426B2
JPH0317426B2 JP59153124A JP15312484A JPH0317426B2 JP H0317426 B2 JPH0317426 B2 JP H0317426B2 JP 59153124 A JP59153124 A JP 59153124A JP 15312484 A JP15312484 A JP 15312484A JP H0317426 B2 JPH0317426 B2 JP H0317426B2
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line
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pattern
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Akihiro Okada
Takashi Suzuki
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to CA000487400A priority patent/CA1246677A/en
Priority to EP85109340A priority patent/EP0170208B1/en
Priority to DE3588171T priority patent/DE3588171T2/de
Priority to DE8585109340T priority patent/DE3586930T2/de
Priority to KR1019850005326A priority patent/KR900003236B1/ko
Priority to EP90113260A priority patent/EP0399571B1/en
Publication of JPS6132634A publication Critical patent/JPS6132634A/ja
Priority to US07/047,592 priority patent/US4727592A/en
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、U字型或いはS字型の伝送路に複数
のデータ伝送装置が接続されたローカルエリアネ
ツトワーク等のネツトワークに於いて、伝送路上
の信号を増幅中継する中継装置に、送信衝突等を
検出する手段を設けて、送信衝突を検出した時
に、中継装置から伝送路の受信線に衝突パターン
或いはプリアンブルパターン等を送出し、データ
伝送装置に於ける送信衝突状態及び送信信号の有
無の検出を迅速化して、ネツトワークの使用効率
の向上を図るネツトワーク制御方式に関するもの
である。
〔従来の技術〕
データを伝送する伝送線としては、光信号を用
いた場合の光フアイバと、電気信号を用いた場合
の同軸ケーブルとがある。これらの伝送線を用い
た双方向伝送を行う場合には、送信信号と受信信
号との分離を行う構成が複雑となり、且つ損失が
大きくなるので一方向伝送を行う場合が多い。特
に光フアイバを用いた場合には、送受光信号の相
互の影響や光方向性結合器の特性等から、一方向
伝送を行う構成が一般的である。このような一方
向伝送を採用した場合は、送信線と受信線とを対
として伝送路が構成されることになる。
このような伝送路としては、U字型伝送路とS
字型伝送路とが知られている。又光フアイバを用
いた場合、光フアイバそのものの伝送損失は小さ
いが、データ伝送装置を接続する為の光信号の挿
入、分離装置に於ける損失が大きいので、ローカ
ルエリアネツトワークのような比較的伝送距離の
短い場合に於いても、中継装置を設けて光信号を
増幅中継する必要が生じる。
第6図は前述のU字型伝送路の説明図であり、
送信線1と受信線2との一端に無反射終端器3,
4を設け、所定の距離毎に中継装置5−1〜5−
nを設け、送信線1と受信線2との他端を折返線
6で接続し、送信線1と受信線2とにデータ伝送
装置7−1〜7−mを接続したものである。中継
装置5−1〜5−nは、送信線1と受信線2との
信号の増幅、波形整形等により中継する通常の構
成を有するものである。
又第7図は前述のS字型伝送路の説明図であ
り、送信線11の一端と受信線12の他端とに無
反射終端器13,14を設け、送信線11の他端
と受信線12の一端とを折返線16で接続し、所
定の距離毎に中継装置15−1〜15−nを設け
て、送信線11と折返線16と受信線12との3
本によりS字状(或いはZ字状)に接続し、送信
線11と受信線12とにデータ伝送装置17−1
〜17−mを接続したものである。このS字型伝
送路に於いては、折返線16について分岐、挿入
を行わないので、増幅中継する必要は殆どない
が、中継装置15−1〜15−nにより増幅中継
するように構成することも可能である。
前述のU字型伝送路に於いて、送信線1から折
返線6を介して受信線2に伝送されるデータが無
いこと検出して、データ伝送装置7−1〜7−m
から送信線1にデータを送出することになるもの
で、例えば、データ伝送装置7−1がデータ伝送
装置7−2にデータを送出したとすると、順次中
継装置5−1〜5−nにより増幅中継され、折返
線6により折返されて受信線2により伝送され
る。この受信線2のデータも各中継装置5−1〜
5−nにより増幅中継されて、データ伝送装置7
−2により受信され、又残存信号は無反射終端器
4に加えられる。なお、データフオーマツトは、
例えば、プリアンブルと、相手装置アドレスと、
自装置アドレスと、データと、チエツクビツト等
から構成されるものである。このうち、プリアン
ブルは、その後にデータが伝送されてくることを
示すものであり、例えば“1”、“0”の繰り返し
パターンからなるものである。
データ伝送装置7−1から送出されたデータ
は、送信線1から折返線6により折返されて受信
線2に伝送され、各データ伝送装置7−1〜7−
mにより受信検出される。従つて、データ伝送装
置7−2〜7−mは、他のデータ伝送装置が伝送
路を使用中であることを識別すると共に、そのデ
ータが自装置宛であるか否かを相手装置アドレス
により識別し、又送信データ伝送装置7−1は、
自装置アドレスにより送出したデータが折返され
たものであるか否かを識別する。
又S字型伝送路に於いても、各データ伝送装置
17−1〜17−mは、送信線11上のデータが
折返線16により折返されて、受信線12に伝送
されるから、受信線12に伝送されたデータの有
無を検出識別して送信制御を行うことになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
伝送路上の信号の有無及び伝送衝突を検出して
送信制御を行う方式は、CSMA/CD方式と称さ
れるものであり、第6図に示すU字型伝送路に於
いては、折返線6で折返されたデータを最も早く
検出できるのは、折返線6に近いデータ伝送装置
7−であり、最も遅く検出することになるのは、
無反射終端器4に近いデータ伝送装置7−1であ
る。
このように、CSMA/CD方式に於いては、受
信線2上のデータの有無を検出して送信開始する
ものであるから、折返線6に近いデータ伝送装置
が送信権を獲得する確率が高くなり、接続位置に
よる送信優先順位が生ずることにより、実用的な
ネツトワークを構築することができないものであ
つた。又このような送信優先順位を生じないよう
にする為に、各データ伝送装置7−1〜7−mに
於ける受信線2上のデータ検出のタイミングを、
伝送遅延時間に対応して設定することが提案され
ている。しかし、この方式は、ネツトワーク規模
が大きくなるに従つて最大伝送遅延時間も大きく
なり、ネツトワークの使用効率が低下する欠点が
ある。
又第7図に示すS字型伝送路に於いては、例え
ば、無反射終端器13,14に近いデータ伝送装
置17−1が送出したデータが折返線16を介し
て受信線12に伝送され、それをデータ伝送装置
17−1が受信検出する為に要する時間と、無反
射終端器14に近いデータ伝送装置17−mが送
出したデータが、折返線16を介して受信線12
に伝送され、それをデータ伝送装置17−mが受
信検出する為に要する時間とは、殆ど同じものと
なるので、データ伝送装置の接続位置による送信
優先順位は生じないものとなる。
しかし、送信線11或いは受信線12と同じ長
さの折返線16を必要とするので、全体的な伝送
遅延時間が大きくなり、伝送路上のデータの有無
の検出が遅くなるから、送信衝突の発生確率が高
くなる欠点があつた。
本発明は、前述の欠点を改善することを目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のネツトワーク制御方式は、送信線と受
信線とからなる伝送路上の信号を増幅中継する中
継装置に、衝突検出手段と、衝突パターン発生手
段と、各部を制御する制御手段とを設けて、衝突
検出手段により送信衝突を検出すると、衝突バタ
ーン発生手段からの衝突パターンを伝送路の受信
線に送出するものであり、又更に、キヤリア検出
手段とプリアンブル発生手段とを設けて、キヤリ
ア検出手段によりキヤリアを検出すると、プリア
ンブル発生手段からのプリアンブルパターンを伝
送路の受信線に送出するものである。
〔作用〕
伝送路は送信線と受信線とから構成され、中継
装置は、伝送路上のデータを増幅中継するもので
あり、この中継装置は衝突検出手段と衝突パター
ン発生手段と、制御手段とを備え、衝突検出手段
により送信衝突を検出すると、衝突パターン発生
手段からの衝突パターンを受信線に送出するよう
制御手段により制御する。従つて、折返線を介し
た信号を受信して送信衝突を検出する場合に比較
して、短時間で送信衝突を検出することが可能と
なる。
又中継装置に、更にキヤリア検出手段と、プリ
アンブル発生手段とを設けて、キヤリア検出手段
によりキヤリア検出を行つた時に、受信線にプリ
アンブル発生手段からのプリアンブルパターンを
受信線に送出するように制御手段により制御す
る。従つて、送信線から折返線を介して受信線に
キヤリアが伝搬するより早く、受信線にプリアン
ブルパターンを送出することができるから、短時
間で送信衝突を検出することが可能となる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の実施例の中継装置の要部ブ
ロツク図であり、101はレシーバ、102はド
ライバ、103はレシーバ、104はセレクタ・
ドライバ、105は制御部、106,107は増
幅器、108は衝突検出部、109はキヤリア検
出部、110は衝突検出部、111はキヤリア検
出部、112は衝突パターン発生部、113はプ
リアンブル発生部である。
伝送路の送信線に伝送された信号は、レシーバ
101を介して増幅器106、衝突検出部10
8、キヤリア検出部109に加えられる。又伝送
路の受信線に伝送された信号は、レシーバ103
を介して増幅器107、衝突検出部110、キヤ
リア検出部111に加えられる。衝突検出部10
8,110は、マンチエスタ符合化等の符合化さ
れた伝送信号の符合則の乱れ等の識別につり送信
衝突を検出する構成を有し、キヤリア検出部10
9,111は、信号レベル、搬送波、信号周波数
等の検出により伝送信号の有無を伴別する構成を
有し、それぞれの検出信号は制御部105に加え
られる。この制御部105は、衝突検出信号が加
えられることにより衝突パターン発生部112を
起動し、且つセレクタ・ドライバ104を制御し
て、衝突パターンを受信線に送出する。
又キヤリア検出部109からキヤリア検出信号
が制御部105に加えられると、プリアンブル発
生部113を起動してプリアンブルパターンを発
生させ、キヤリア検出部111でキヤリア検出を
行つていない場合は、そのプリアンブルパターン
をセレクタ・ドライバ104を介して受信線に送
出し、キヤリア検出部111でもキヤリア検出を
行つた時は、そのプリアンブルパターンを、増幅
器107で増幅されたデータの先頭に付加した状
態で受信線に送出する。
従つて、中継装置で折返したと同様にプリアン
ブルパターン又は衝突パターンを受信線に送出す
るものであるから、折返線により折返されたデー
タによつてキヤリア検出や衝突検出を行う場合に
比較して、高速で他のデータ伝送装置が送信を開
始したこと及び送信衝突が発生したことを検出す
ることができることになる。
第2図は、U字型伝送路に適用した本発明の実
施例の説明図であり、第6図と同一符合は同一部
分を示し、8−1〜8−nは、衝突検出手段、キ
ヤリア検出手段、プリアンブル発生手段、衝突パ
ターン発生手段及び制御手段等を含む検出制御部
である。例えば、データ伝送装置7−1がデータ
送信を開始すると、中継装置5−1は、増幅、波
形整形等の中継処理を行つて中継装置5−2側へ
送出する。又検出制御部8−1に於いてキヤリア
検出を行つてプリアンブルパターンを受信線2に
送出する。それにより、データ伝送装置7−2
は、折返線6を介して折返される場合に比較して
短時間でキヤリア検出が可能となる。
又中継装置5−2に於いても、データ伝送装置
7−1が送出したデータを中継処理して中継装置
5−n側へ送出し、且つ検出制御部8−2に於い
てキヤリア検出を行つてプリアンブルパターンを
受信線2に送出する。それにより、データ伝送装
置7−3は、折返線16を介して折返される場合
に比較して短時間でキヤリア検出が可能となる。
又折返線6に近い中継装置5−nに於いては、
キヤリア検出により受信線2に送出するプリアン
ブルパターンと、折返線6を介して折返されたデ
ータとを結合して中継装置5−2側へ送出する。
他の中継装置5−2,5−1に於いても、同様
に、受信線2を介して折返線6側の中継装置から
送出されたデータに対してキヤリア検出によつて
発生させたプリアンブルパターンを結合して、次
の中継装置側へ送出するものである。
従つて、各データ伝送装置7−1〜7−mは、
折返線6で折返されたデータを検出する前に、中
継装置5−1〜5−nから送出されたプリアンブ
ルパターンによりキヤリア検出が可能となり、デ
ータ伝送装置7−1〜7−mの接続位置による送
信優先順位が殆どなくなり、且つキヤリア検出が
迅速化されるから、送信衝突の発生確率を低くす
ることができる。
又データ伝送装置7−1とデータ伝送装置7−
3とが同時に送信を開始した場合、中継装置5−
1は、データ伝送装置7−1からのデータについ
て中継処理を行つて送信線1に送出し、その検出
制御部8−1では、キヤリア検出によりプリアン
ブルパターンを発生させて受信線2に送出する。
又中継装置5−2は、データ伝送装置7−1,7
−3から同時的に送出された衝突データを中継処
理して送信線1に送出し、その検出制御部8−2
では、衝突検出手段によつて送信衝突を検出し、
衝突パターンを受信線2に送出する。データ伝送
装置7−3は、この衝突パターンを受信検出して
送信を停止し、再送処理を開始する。手段 又中継装置5−nでは、検出制御部8−nで衝
突データを検出すると、受信線2への衝突データ
の送出を阻止し、発生させた衝突パターンを受信
線2へ送出する。又中継装置5−1では、検出制
御部8−1に於いて中継装置5−2から受信線2
に送出した衝突パターンを検出すると、この検出
制御部8−1で発生させた衝突パターンを受信線
2に送出する。この衝突パターンをデータ伝送装
置7−1が受信検出して送信を停止し、再送処理
を始する。従つて、折返線6を介して折返された
衝突データを、データ伝送装置7−1,7−3が
受信検出する場合に比較して、短時間で衝突検出
を行うことができることになる。
第3図は、S字型伝送路に適用した本発明の実
施例の説明図であり、第7図と同一符合は同一部
分を示すものであつて18−1〜18−nは、衝
突検出手段、キヤリア検出手段、衝突パターン発
生手段、プリアンブル発生手段、制御手段等を含
む検出制御部である。この検出制御部18−1〜
18−nによるキヤリア検出及び送信衝突検出
は、前述の実施例と同様であつて、折返線16に
よる伝送遅延の影響を受けることなく、中継装置
15−1〜15−nに於いて折返し送出する衝突
パターン又はプリアンブルパターンにより、各デ
ータ伝送装置17−1〜17−mは、短時間でキ
ヤリア検出及び衝突検出を行うことができる。
第4図は、本発明の実施例の中継装置の詳細な
ブロツク図であり、21は送信線側のレシーバ、
22は送信線側のドライバ、23は受信線側のレ
シーバ、24は受信線側のドライバ、25,31
はクロツク生成部、26,27,32,33はマ
ンチエスタ符合デコード部、2,34はキヤリア
検出部、29はプリアンブル発生部、30は衝突
パターン発生部、35,36は排他的オア回路、
37はバツフアメモリ、38は制御手段を構成す
るマイクロプロセツサ(MPU)、39はタイマ、
40はセレクタ、41,42は波形整形手段等を
含む増幅器である。
レシーバ21は、送信線を介して伝送されたデ
ータを受信し、且つそのデータからクロツク信号
を抽出し、そのクロツク信号とデータとをクロツ
ク生成部25に加える。又レシーバ23は、受信
線を介して伝送されたデータを受信し、且つその
データからクロツク信号を抽出し、そのクロツク
信号とデータとをクロツク生成部31に加える。
又ドライバ22は増幅器41で増幅中継されたデ
ータを送信線に送出するものであり、又ドライバ
24はセレクタ40で選択されたデータ、衝突パ
ターン、プリアンブルパターン等を受信線に送出
するものである。
送信線及び受信線が光フアイバにより構成され
ている場合は、レシーバ21,23及びドライバ
22,24は、それぞれ光電変換部を備え、光信
号を受信して電気信号に変換し、又電気信号を光
信号に変換して送出する構成を有し、又同軸ケー
ブルにより構成されている場合は、レベル変換等
を行う構成を有するものである。
増幅器41,42は、等化増幅器や波形整形回
路等を含むものであり、増幅された信号は、ドラ
イバ22から送信線へ、又ドライバ24から受信
線へそれぞれ送出される。又クロツク生成部2
5,31は、受信データから抽出したクロツク信
号に位相同期したクロツク信号SCLK,RCLKを
出力する位相同期回路(PLL)等から構成され、
クロツク生成部25から出力されるクロツク信号
SCLKは、マイクロプロセツサ38、マンチエス
タ符合デコード部26,27、プリアンブル発生
部29、衝突パターン発生部30及びバツフアメ
モリ37へ供給される。又クロツク生成部31か
ら出力されるクロツク信号RCLKは、マイクロプ
ロセツサ38、マンチエスタ符合デコード部3
2,33及びバツフアメモリ37へ供給される。
キヤリア検出部28,34はマイクロプロセツ
サ38からのクロツク信号MCLKによりレシー
バで受信した信号をサンプリングして、送信線及
び受信線にデータが伝送されているか否かをサン
プリング出力レベル等により検出するものであ
り、その検出信号はマイクロプロセツサ38に加
えられる。
マンチエスタ符合デコード部26,27,3
2,33は、レシーバ21,23により受信され
たマンチエスタ符合のデータをデコードするもの
であり、マンチエスタ符合は、原データの1ビツ
トの前半を反転し、後半はその反転ビツトを更に
反転した符合であつて、例えば、3ビツトの原デ
ータ“101”は、“011001”となる。従つて、この
前半に相当するマンチエスタ符合ビツトをデコー
ド部26,32でデコードし、後半に相当するマ
ンチエスタ符合ビツトをデコード部27,33で
デコードし、マンチエスタ符合則が満足されてい
ると、デコード部26,17,32,33のデコ
ード出力はそれぞれ等しくなる。従つて、排他的
オア回路35,36の出力信号は“0”となる。
(マンチエスタ符合のデコード回路は、本出願人
により出願した例えば特願昭57−225379号を参
照)。
排他的オア回路35,36の出力信号が“1”
の場合は、マンチエスタ符合則を満足しないデー
タが伝送されていることになり、送信衝突が発生
したことを検出することができる。この排他的オ
ア回路35,36の出力信号の衝突検出信号は、
マイクロプロセツサ38に加えられる。
キヤリア検出部28からキヤリア検出信号が出
力され、排他的オア回路35から衝突検出信号が
出力されていない時は、マイクロプロセツサ38
はプリアンブル発生部29に制御信号CONTを
加えて、プリアンブルパターンを発生させ、又マ
イクロプロセツサ38によりセレクタ40が制御
され、発生されたプリアンブルパターンがドライ
バ24に加えられて、受信線に送出される。従つ
て、折返線を介して折返される前にプリアンブル
パターンが送信線に伝送されて、伝送路使用中を
検出することができることになる。
又キヤリア検出部28からのキヤリア検出信号
によりタイマ39が起動され、このキヤリア検出
信号から所定時間内に、キヤリア検出部34から
のキヤリア検出信号が得られるか否かを監視し、
所定時間内にそのキヤリア検出信号が得られた場
合は、正常な通信が行われていると判断するもの
である。
又受信線を介してレシーバ23で受信したデー
タは、バツフアメモリ37に加えられ、クロツク
生成部31からのクロツク信号RCLKにより書込
まれ、クロツク生成部25からのクロツク信号
SCLKにより読出されて増幅部42に加えられ、
正常にこの受信線のキヤリア検出が行われると、
マイクロプロセツサ38は、セレクタ40を制御
して、増幅器42の出力信号を選択出力してドラ
イバ24から受信線に送出するものである。
排他的オア回路35による衝突検出信号がマイ
クロプロセツサ38に加えられた場合、例えば、
所定時間内に所定数以上の排他的オア回路35の
“1”の衝突検出信号が加えられた場合、マイク
ロプロセツサ38は送信衝突と判断して、制御信
号CONTにより衝突パターン発生部30を起動
し、且つセレクタ40を制御して、衝突パターン
をドライバ24を介して受信線に送出する。
又排他的オア回路36による衝突検出信号がマ
イクロプロセツサ38に加えられた場合、例え
ば、所定時間内に所定数以上の“1”の衝突検出
信号が加えられた場合、マイクロプロセツサ38
は衝突パターンを検出したと判断し、既に排他的
オア回路35による衝突検出により衝突パターン
発生部30を動作させている場合は、既にデータ
伝送装置に送信衝突が発生したことを通知してい
ることになるから、衝突パターンの送出を停止さ
せるものである。又衝突パターン発生部30が動
作中でない場合は、制御信号CONTにより衝突
パターン発生部30を動作させて、発生させた衝
突パターンを受信線に送出するものである。
第5図は、前述の動作を示すフローチヤートで
あり、(1)〜(24)はステツプを示し、、送信側の
レシーバ21又は受信側のレシーバ23によりデ
ータを受信(1)し、受信データからクロツク生成部
25,31によりクロツク信号を生成(2)し、位相
同期回路等によりクロツク信号位相を合わせ(3)、
このクロツク信号に従つてマンチエスタデコード
1、マンチエスタデコード2及びキヤリアセンス
を行う(4)。このマンチエスタデコード1は、デコ
ード部26,32によるマンチエスタ符合のデコ
ードを示し、又マンチエスタデコード2は、デコ
ード部27,33によるマンチエスタ符合のデコ
ードを示す。
マンチエスタ符合は3ビツト以上同一符合が連
続しない符合であるから、3ビツト以上同一か否
かを判断する(5)。これは、マンチエスタデコード
1とマンチエスタデコード2とによる結果が等し
いか否かを排他的オア回路35,36で検出する
ことに相当する。キヤリア検出が行われて、3ビ
ツト以上同一でない場合は、正常データ12と判
断され、この正常データが送信系か否かの判断1
3が行われ、送信系の場合は、プリアンブル発生
部29が起動され、セレクタ40が制御されて、
プリアンブルパターン送信が行われ(14)、キヤ
リアセンスタイマ39のセツトが行われ(15)、
前述のように所定時間内に受信系のキヤリア検出
が行われた場合は、正常送信(16)と判断され
る。又受信線に接続されたデータ伝送装置に於い
て、プリアンブルパターン検出により、伝送路が
使用中であることを直ちに識別することができ
る。
又(5)のステツプに於いて、3ビツト以上同一の
場合は、衝突発生(6)となり、送信系か否かの判断
(7)が、排他的オア回路35からの衝突検出信号で
あるか、又は排他的オア回路36からの衝突検出
信号であるかにより、送信系か受信系かを識別す
ることができ、送信系の場合は、ジヤムパターン
送信(8)即ち衝突パターン発生部40が起動され、
且つセレクタ40が制御されて、衝突パターンが
ドライバ24を介して受信線に送出され、送信衝
突発生(9)と判断される。
又ステツプ(7)に於いて、送信系でないと判断さ
れた時は、無処理で受信系へ送信10し、受信系
衝突発生11と判断される。排他的オア回路36
からの衝突検出信号による受信系の衝突発生の場
合は、レシーバ23を介して受信した衝突データ
はそのままドライバ24を介して送出されるもの
である。このような衝突データは、異常データで
あるからそのまま伝送しても意味がないが、衝突
検出用に伝送するものであり、その後で再送処理
を行つて正しいデータを送出することになる。
キヤリア検出信号がキヤリア検出部34から出
力されたことにより、ステツプ13に於いて受信
系と判断された時は、送信系を経由したデータで
あるか否か判断(17)される。即ち、既にキヤリ
ア検出部28でキヤリア検出が行われたデータで
あるか否かが識別され、送信系経由データの場合
は、ステツプ15に於いてセツトされたタイマ3
9の設定時間内にデータを受信できたか否か判断
される(18)。設定時間内に受信できた場合は、
バツフアメモリ37を経由したデータに、プリア
ンブル発生部29からのプリアンブルパターンが
結合されて受信系へセレクタ40の制御によつて
送出(19)され、送受信系正常送信20と判断さ
れる。
又ステツプ18に於いて、設定時間内にデータ
を受信できない場合、中継装置や伝送路等に障害
が発生したか或いは衝突が発生した場合であるか
ら、ジヤムパターン送信21即ち衝突パターン発
生部30が起動され、セレクタ40が制御されて
衝突パターンが送信され、送信系正常、受信系ネ
ツトワーク異常(22)と判断される。
又ステツプ17に於いて、送信系を経由しない
データの場合、無処理で受信系へ送信(23)し、
受信系正常送信(24)と判断される。
中継装置の検出制御部は、前述のように、キヤ
リア検出、衝突検出、プリアンブルパターン送
出、衝突パターン送出等の制御を行うものであ
り、論理回路構成或いはプログラム制御のマイク
ロプロセツサ38等により構成することができる
ものである。又ネツトワークは、第2図のU字型
伝送路又は第3図のS字型伝送路を基本構成とす
るものであるが、スター構成等にも適用すること
ができるものである。
又前述の実施例に於いては、マンチエスタ符合
化されたデータについて説明しているが、他の符
合化データを用いる場合にも適用できるものであ
り、衝突検出は、その符合則の乱れ等により検出
することができることになる。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明は、伝送路に複数
のデータ伝送装置が接続され、CSMA/CDアク
セス方式によりデータを伝送するネツトワークに
於いて、中継装置に検出制御部を設けて、キヤリ
ア検出を行つた時は、プリアンブルパターンを受
信線に送出し、衝突検出を行つた時は、衝突パタ
ーンを受信線に送出して、折返線により折返され
た受信線に伝送される信号を用いて、キヤリア検
出又は衝突検出を行う場合に比較して、中継装置
折返しの短い伝送遅延時間で検出することが可能
となるので、送信衝突の発生を少なくすることが
できると共に、送信衝突の検出を早く行うことが
できる。従つて、再送処理の開始を早くして、ネ
ツトワークの使用効率を向上することができる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の中継装置のブロツク
図、第2図及び第3図は本発明の実施例のU字型
伝送路及びS字型伝送路の説明図、第4図は本発
明の実施例の中継装置の詳細なブロツク図、第5
図は本発明の実施例のフローチヤート、第6図及
び第7図は従来例のU字型伝送路及びS字型伝送
路の説明図である。 1,11は送信線、2,12は受信線、3,
4,13,14は無反射終端器、5−1〜5−
n,15−1〜15−nは中継装置、6,16は
折返線、7−1〜7−m,17−1〜17−mは
データ伝送装置、8−1〜8−n,18−1〜1
8−nは検出制御部、101はレシーバ、102
はドライバ、103はレシーバ、104はセレク
タ・ドライバ、105は制御部、106,107
は増幅器、108は衝突検出部、109はキヤリ
ア検出部、110は衝突検出部、111はキヤリ
ア検出部、112は衝突パターン発生部、113
はプリアンブル発生部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送信線と受信線とからなるU字型或いはS字
    型の伝送路に複数のデータ伝送装置が接続され、
    各データ伝送装置は、前記伝送路上の信号の有無
    を検出して送信制御を行うネツトワークに於い
    て、 前記伝送路上の信号を増幅中継する中継装置
    に、衝突検出手段と、衝突パターン発生手段と、
    前記各手段を制御する制御手段とを設け、 前記衝突検出手段により送信衝突を検出した
    時、前記衝突パターン発生手段からの衝突パター
    ンを前記伝送路の受信線に送出する制御を行うこ
    とを特徴とするネツトワーク制御方式。 2 送信線と受信線とからなるU字型或いはS字
    型の伝送路に複数のデータ伝送装置が接続され、
    各データ伝送装置は、前記伝送路上の信号の有無
    を検出して送信制御を行うネツトワークに於い
    て、 前記伝送路上の信号を増幅中継する中継装置
    に、衝突検出手段と、衝突パターン発生手段と、
    キヤリア発生手段と、プリアンブル発生手段と、
    前記各手段を制御する制御手段とを設け、 前記衝突検出手段により送信衝突を検出した
    時、前記衝突パターン発生手段からの衝突パター
    ンを前記伝送路の受信線に送出する制御を行い、
    且つ前記キヤリア検出手段により前記伝送路上の
    キヤリアを検出した時、前記プリアンブル発生手
    段からのプリアンブルパターンを前記伝送路の受
    信線に送出する制御を行うことを特徴とするネツ
    トワーク制御方式。
JP15312484A 1984-07-25 1984-07-25 ネツトワ−ク制御方式 Granted JPS6132634A (ja)

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EP85109340A EP0170208B1 (en) 1984-07-25 1985-07-25 Optical communication system
DE3588171T DE3588171T2 (de) 1984-07-25 1985-07-25 Optisches Übertragungssystem
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JPS58191556A (ja) * 1982-05-04 1983-11-08 Oki Electric Ind Co Ltd ネツトワ−ク方式

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