JP2714591B2 - 感熱記録材料 - Google Patents
感熱記録材料Info
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- B41M5/30—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
- B41M5/333—Colour developing components therefor, e.g. acidic compounds
- B41M5/3333—Non-macromolecular compounds
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Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、感熱記録材料に関し、更に詳しくは常温に
おいて無色又はやや淡色のロイコ染料と該ロイコ染料に
対する顕色剤との発色反応を利用した感熱記録材料に関
する。
おいて無色又はやや淡色のロイコ染料と該ロイコ染料に
対する顕色剤との発色反応を利用した感熱記録材料に関
する。
最近、情報の多様化並びに増大、省資源、無公害化等
の社会の要請に伴った情報記録分野においても種々の記
録材料が研究・開発され実用に供されている。中でも感
熱記録材料は、(1)単に加熱するだけで発色画像が記
録され煩雑な現像工程が不要であること、(2)比較的
簡単でコンパクトな装置を用いて製造できること、更に
得られた記録材料の取扱いが容易で維持費が安価である
こと、(3)支持体として紙が用いられる場合が多く、
この際には支持体コストが安価であるのみでなく、得ら
れた記録物の感触も普通紙に近いこと等の利点を有す
る。このため感熱記録材料はコンピューターのアウトプ
ット、電卓等のプリンター分野、医療計測用のレコーダ
ー分野、低速並びに高速ファクシミリ分野、自動券売機
分野、感熱複写分野等において広く用いられている。
の社会の要請に伴った情報記録分野においても種々の記
録材料が研究・開発され実用に供されている。中でも感
熱記録材料は、(1)単に加熱するだけで発色画像が記
録され煩雑な現像工程が不要であること、(2)比較的
簡単でコンパクトな装置を用いて製造できること、更に
得られた記録材料の取扱いが容易で維持費が安価である
こと、(3)支持体として紙が用いられる場合が多く、
この際には支持体コストが安価であるのみでなく、得ら
れた記録物の感触も普通紙に近いこと等の利点を有す
る。このため感熱記録材料はコンピューターのアウトプ
ット、電卓等のプリンター分野、医療計測用のレコーダ
ー分野、低速並びに高速ファクシミリ分野、自動券売機
分野、感熱複写分野等において広く用いられている。
上記感熱記録材料は、通常、紙、合成紙又は合成樹脂
フィルム等の支持体上に、加熱によって発色反応を起し
得る発色成分含有の感熱発色層液を塗布・乾燥すること
により製造されており、このようにして得られた感熱記
録材料は熱ペン又は熱ヘッドで加熱することにより発色
画像が記録される。
フィルム等の支持体上に、加熱によって発色反応を起し
得る発色成分含有の感熱発色層液を塗布・乾燥すること
により製造されており、このようにして得られた感熱記
録材料は熱ペン又は熱ヘッドで加熱することにより発色
画像が記録される。
このような感熱記録材料の従来例としては、例えば特
公昭43−4160号公報又は特公昭45−14039号公報開示の
感熱記録材料が挙げられるが、このような従来の感熱記
録材料は、例えば熱応答性が低く、高速記録の際十分な
発色濃度が得られなかった。
公昭43−4160号公報又は特公昭45−14039号公報開示の
感熱記録材料が挙げられるが、このような従来の感熱記
録材料は、例えば熱応答性が低く、高速記録の際十分な
発色濃度が得られなかった。
かかる欠点を改善する方法として、ロイコ染料として
3−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオランを用いる(特開昭49−1091
20号公報)、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオランを用いる(特開昭59−190891号公報)
などの高感度染料の開発がなされ、また顕色剤として、
発色性のよい物質1,7−ビス(4−ヒドロキシフェニル
チオ)−3,5−ジオキサへプタン(特開昭59−106456号
公報)、1,5−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−
3−オキサペンタン(特開昭59−116262号公報)を用い
ることにより高速化、高感度化を図る技術が開示されて
いる。また特開昭61−123584号公報、特開昭61−215087
号公報、特開昭61−242889号公報などにも前記で挙げた
物質を組合せての高速化・高感度化の試みがなされてい
る。
3−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオランを用いる(特開昭49−1091
20号公報)、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオランを用いる(特開昭59−190891号公報)
などの高感度染料の開発がなされ、また顕色剤として、
発色性のよい物質1,7−ビス(4−ヒドロキシフェニル
チオ)−3,5−ジオキサへプタン(特開昭59−106456号
公報)、1,5−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−
3−オキサペンタン(特開昭59−116262号公報)を用い
ることにより高速化、高感度化を図る技術が開示されて
いる。また特開昭61−123584号公報、特開昭61−215087
号公報、特開昭61−242889号公報などにも前記で挙げた
物質を組合せての高速化・高感度化の試みがなされてい
る。
しかしながら、これらの感熱記録材料は、高感度であ
るが、一般に高温下で保存すると地肌カブリを生じた
り、光に長時間さらされることにより地肌カブリを生じ
るなどの欠点が依然として残されている。
るが、一般に高温下で保存すると地肌カブリを生じた
り、光に長時間さらされることにより地肌カブリを生じ
るなどの欠点が依然として残されている。
本発明の目的は、上記した従来の欠点を改善した感熱
記録材料を提供すること、即ち高感度でかつ熱や光に対
する保存性のよい感熱記録材料を提供することにある。
記録材料を提供すること、即ち高感度でかつ熱や光に対
する保存性のよい感熱記録材料を提供することにある。
本発明によれば、支持体上にロイコ染料と顕色剤とを
主成分とする発色層を設けた感熱記録材料において、ロ
イコ染料として下記(1)式で示される物質を、顕色剤
として下記(2)式で示される物質を用いることを特徴
とする感熱記録材料が提供される。
主成分とする発色層を設けた感熱記録材料において、ロ
イコ染料として下記(1)式で示される物質を、顕色剤
として下記(2)式で示される物質を用いることを特徴
とする感熱記録材料が提供される。
本発明は上記したロイコ染料と顕色剤を主たる成分と
して構成するものであるが、その他熱応答性をさらに高
める増感剤、画像の信頼性を向上させる助顕色剤、無機
及び有機の充填剤、界面活性剤及び支持体上に結合支持
させるための結合剤を必要に応じて適宜用いることがで
きる。
して構成するものであるが、その他熱応答性をさらに高
める増感剤、画像の信頼性を向上させる助顕色剤、無機
及び有機の充填剤、界面活性剤及び支持体上に結合支持
させるための結合剤を必要に応じて適宜用いることがで
きる。
結合剤としては慣用の種々のものを用いることができ
るが、例えば、ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセ
ルロース、エチルセルロース等のセルロース誘導体、ポ
リアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、アクリル
酸アミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸ア
ミド/アクリル酸エステル/メタクリル酸3元共重合
体、スチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、イ
ソブチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、ポリ
アクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラチン、カゼイ
ン等の水性高分子の他、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタ
ン、スチレン/ブタジエン共重合体、ポリアクリル酸、
ポリアクリル酸エステル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重
合体、ポリブチルメタクリレート、エチレン/酢酸ビニ
ル共重合体、スチレン/ブタジエン/アクリル系共重合
体等のラテックスが挙げられる。
るが、例えば、ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセ
ルロース、エチルセルロース等のセルロース誘導体、ポ
リアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、アクリル
酸アミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸ア
ミド/アクリル酸エステル/メタクリル酸3元共重合
体、スチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、イ
ソブチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、ポリ
アクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラチン、カゼイ
ン等の水性高分子の他、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタ
ン、スチレン/ブタジエン共重合体、ポリアクリル酸、
ポリアクリル酸エステル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重
合体、ポリブチルメタクリレート、エチレン/酢酸ビニ
ル共重合体、スチレン/ブタジエン/アクリル系共重合
体等のラテックスが挙げられる。
助顕色剤としては、従来公知の顕色剤である電子受容
性の種々の化合物、例えばフェノール性化合物、チオフ
ェノール性化合物、チオ尿素誘導体、有機酸及びその金
属塩等が挙げられるが、好ましくは以下に示す物質が有
効である。
性の種々の化合物、例えばフェノール性化合物、チオフ
ェノール性化合物、チオ尿素誘導体、有機酸及びその金
属塩等が挙げられるが、好ましくは以下に示す物質が有
効である。
4,4′−チオビス(6−tert−ブチル−2−メチル)
フェノール、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−t
ert−ブチルフェノール)、1,1,3−トリス(2−メチル
−4−ヒドロキシ−5−tertブチルフェニルブタン、1,
1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シク
ロヘキシフェニル)ブタン、テトラブロモビスフェノー
ルS、ベヘン酸。
フェノール、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−t
ert−ブチルフェノール)、1,1,3−トリス(2−メチル
−4−ヒドロキシ−5−tertブチルフェニルブタン、1,
1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シク
ロヘキシフェニル)ブタン、テトラブロモビスフェノー
ルS、ベヘン酸。
充填剤としては、この種の感熱記録材料に慣用される
補助添加成分、例えば、炭酸カルシウム、シリカ、酸化
亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウム、水酸化亜鉛、
硫酸バリウム、クレー、タルク、表面処理されたカルシ
ウムやシリカ等の無機系微粉末の他、尿素−ホルマリン
樹脂、スチレン/メタクリル酸共重合体、ポリスチレン
樹脂等の有機系の微粉末を挙げることができる。
補助添加成分、例えば、炭酸カルシウム、シリカ、酸化
亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウム、水酸化亜鉛、
硫酸バリウム、クレー、タルク、表面処理されたカルシ
ウムやシリカ等の無機系微粉末の他、尿素−ホルマリン
樹脂、スチレン/メタクリル酸共重合体、ポリスチレン
樹脂等の有機系の微粉末を挙げることができる。
本発明の感熱記録材料は、例えば、前記した名成分を
含む感熱層形成用塗液を、紙、合成紙、プラスチックフ
ィルム等の支持体上に塗布・乾燥し、キャレンダー処理
することにより得られる。この場合、感熱発色層の下に
アンダーコート層、上にオーバーコート層を設けること
も可能である。
含む感熱層形成用塗液を、紙、合成紙、プラスチックフ
ィルム等の支持体上に塗布・乾燥し、キャレンダー処理
することにより得られる。この場合、感熱発色層の下に
アンダーコート層、上にオーバーコート層を設けること
も可能である。
ロイコ染料、顕色剤、その他の補助添加剤の使用量
は、それぞれ5〜40重量%、20〜60重量%、20〜60重量
%が適当である。
は、それぞれ5〜40重量%、20〜60重量%、20〜60重量
%が適当である。
本発明の感熱記録材料は、発色感度の向上されたもの
で、高速記録用として適すると共に、高温下及び耐光下
で保存しても地肌カブリのない極めて実用性の高いもの
である。
で、高速記録用として適すると共に、高温下及び耐光下
で保存しても地肌カブリのない極めて実用性の高いもの
である。
次に、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、
本発明がこれらの例に限定されるものではない。尚、以
下に示す部及び%は、いずれも重量基準である。
本発明がこれらの例に限定されるものではない。尚、以
下に示す部及び%は、いずれも重量基準である。
実施例1 下記組成の混合物をサンドミルを用いて2〜5時間粉
砕してそれぞれ〔A〕液、〔B〕液を調整した。
砕してそれぞれ〔A〕液、〔B〕液を調整した。
〔A〕液 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン 20部 10%ポリビニルアルコール水溶液 20部 水 60部 〔B〕液 1,5−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3−オ
キサペンタン 10部 炭酸カルシウム 10部 10%ポリビニルアルコール水溶液 20部 水 60部 次に〔A〕液:〔B〕液=1:8の割合で感熱塗布液を
調整し、坪量47g/m2の上質紙に乾燥塗布量が3.0g/m2に
なるように塗布・乾燥した後、キャレンダー処理して本
発明の感熱記録紙を得た。
オラン 20部 10%ポリビニルアルコール水溶液 20部 水 60部 〔B〕液 1,5−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3−オ
キサペンタン 10部 炭酸カルシウム 10部 10%ポリビニルアルコール水溶液 20部 水 60部 次に〔A〕液:〔B〕液=1:8の割合で感熱塗布液を
調整し、坪量47g/m2の上質紙に乾燥塗布量が3.0g/m2に
なるように塗布・乾燥した後、キャレンダー処理して本
発明の感熱記録紙を得た。
実施例2 実施例1と同様にして以下の〔C〕液を調整した。
〔C〕液 4,4−チオビス(6−tert−ブチル−2−メチル)フ
ェノール 20部 10%ポリビニルアルコール水溶液 20部 水 60部 〔A〕液:〔B〕液:〔C〕液=1:7:1の割合で感熱
塗布液を調整した以外は、実施例と同様にして本発明の
感熱記録紙を得た。
ェノール 20部 10%ポリビニルアルコール水溶液 20部 水 60部 〔A〕液:〔B〕液:〔C〕液=1:7:1の割合で感熱
塗布液を調整した以外は、実施例と同様にして本発明の
感熱記録紙を得た。
実施例3 実施例2において、〔C〕液の4,4′−チオビス(6
−tertブチル−2−メチル)フェノールの代わりに、2,
2′−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフ
ェノール)を用いた以外は同様にして本発明の感熱記録
紙を得た。
−tertブチル−2−メチル)フェノールの代わりに、2,
2′−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフ
ェノール)を用いた以外は同様にして本発明の感熱記録
紙を得た。
実施例4 実施例2において、〔C〕液の4,4′−チオビス(6
−tertブチル−2−メチル)フェノールの代わりに、1,
1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert
−ブチルフェノール)ブタンを用いた以外は同様にして
本発明の感熱記録紙を得た。
−tertブチル−2−メチル)フェノールの代わりに、1,
1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert
−ブチルフェノール)ブタンを用いた以外は同様にして
本発明の感熱記録紙を得た。
実施例5 実施例2において、〔C〕液の4,4′−チオビス(6
−tertブチル−2−メチル)フェノールの代わりに、ベ
ヘン酸を用いた以外は同様にして本発明の感熱記録紙を
得た。
−tertブチル−2−メチル)フェノールの代わりに、ベ
ヘン酸を用いた以外は同様にして本発明の感熱記録紙を
得た。
比較例1 実施例1において〔A〕液の3−ジブチルアミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオランの代わりに、3−N
−メチル−N−シクロヘキシアミノ−6−メチル−7−
アニリノフルオランを用いた以外は実施例1と同様にし
て比較用の感熱記録紙を得た。
−メチル−7−アニリノフルオランの代わりに、3−N
−メチル−N−シクロヘキシアミノ−6−メチル−7−
アニリノフルオランを用いた以外は実施例1と同様にし
て比較用の感熱記録紙を得た。
比較例2 比較例1において〔B〕液の1,5−ビス(4−ヒドロ
キシフェニルチオ)−3−オキサペンタンの代わりにP
−ヒドロキシ安息香酸ベンジルを用いた以外は同様にし
て比較用の感熱記録紙を得た。
キシフェニルチオ)−3−オキサペンタンの代わりにP
−ヒドロキシ安息香酸ベンジルを用いた以外は同様にし
て比較用の感熱記録紙を得た。
比較例3 実施例1において〔B〕液の1,5−ビス(4−ヒドロ
キシフェニルチオ)−3−オキサペンタンの代わりにP
−ヒドロキシ安息香酸ベンジルを用いた以外は同様にし
て比較用の感熱記録紙を得た。
キシフェニルチオ)−3−オキサペンタンの代わりにP
−ヒドロキシ安息香酸ベンジルを用いた以外は同様にし
て比較用の感熱記録紙を得た。
比較例4 実施例1において〔B〕液の1,5−ビス(4−ヒドロ
キシフェニルチオ)−3−オキサペンタンの代わりに4
−イソプロポキシ−4′−ヒドロキシジフェニルスルホ
ンを用いた以外は同様にして比較用の感熱記録紙を得
た。
キシフェニルチオ)−3−オキサペンタンの代わりに4
−イソプロポキシ−4′−ヒドロキシジフェニルスルホ
ンを用いた以外は同様にして比較用の感熱記録紙を得
た。
以上の様にして得た本発明の感熱記録紙並びに比較用
の感熱記録紙の品質を下記の要領で評価した。
の感熱記録紙の品質を下記の要領で評価した。
(1)動的発色性……松下電子部品(株)製薄膜ヘッド
を有する感熱印字実験装置にて、ヘッド電力0.45W/ドッ
ト、1ライン記録時間20ms/l、走査線密度8×3.85ドッ
ト/mmの条件下でパルス巾0.2、0.4、0.6、0.8、1.0msec
で印字し、その印字濃度をマクベス濃度計RD−914で測
定した。
を有する感熱印字実験装置にて、ヘッド電力0.45W/ドッ
ト、1ライン記録時間20ms/l、走査線密度8×3.85ドッ
ト/mmの条件下でパルス巾0.2、0.4、0.6、0.8、1.0msec
で印字し、その印字濃度をマクベス濃度計RD−914で測
定した。
(2)耐熱性……(1)で動的発色性を測定したサンプ
ルについて、印字濃度が1.0〜1.3のものを、60℃環境下
24時間放置した後の画像部及び地肌部の濃度を測定し
た。
ルについて、印字濃度が1.0〜1.3のものを、60℃環境下
24時間放置した後の画像部及び地肌部の濃度を測定し
た。
(3)耐湿性……(2)と同様のサンプルについて、40
℃−90%RHの環境下24時間放置後の画像部及び地肌部の
濃度を測定した。
℃−90%RHの環境下24時間放置後の画像部及び地肌部の
濃度を測定した。
(4)耐光性……(2)と同様のサンプルについて、50
00Luxの環境下14日間放置後の画像部及び地肌部の濃度
を測定した。
00Luxの環境下14日間放置後の画像部及び地肌部の濃度
を測定した。
〔効果〕 表−1、表−2より明らかなように、本発明の感熱記
録材料は比較用の感熱記録紙に比べて動的発色性に優れ
ると共に、保存性においても優れていることがわかる。
録材料は比較用の感熱記録紙に比べて動的発色性に優れ
ると共に、保存性においても優れていることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 晃司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭59−68295(JP,A) 特開 昭59−190891(JP,A) 特開 昭58−208092(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】支持体上にロイコ染料と顕色剤とを主成分
とする発色層を設けた感熱記録材料において、ロイコ染
料として下記(1)式で示される物質を、顕色剤として
下記(2)式で示される物質を用いることを特徴とする
感熱記録材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63012197A JP2714591B2 (ja) | 1988-01-21 | 1988-01-21 | 感熱記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63012197A JP2714591B2 (ja) | 1988-01-21 | 1988-01-21 | 感熱記録材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01186378A JPH01186378A (ja) | 1989-07-25 |
JP2714591B2 true JP2714591B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=11798679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63012197A Expired - Fee Related JP2714591B2 (ja) | 1988-01-21 | 1988-01-21 | 感熱記録材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2714591B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5968295A (ja) * | 1982-10-12 | 1984-04-18 | Ricoh Co Ltd | 感熱記録材料 |
JPS59190891A (ja) * | 1983-04-14 | 1984-10-29 | Hodogaya Chem Co Ltd | 感熱記録紙 |
-
1988
- 1988-01-21 JP JP63012197A patent/JP2714591B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01186378A (ja) | 1989-07-25 |
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