JP2714524B2 - 箱詰装置 - Google Patents

箱詰装置

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JP2714524B2
JP2714524B2 JP9960593A JP9960593A JP2714524B2 JP 2714524 B2 JP2714524 B2 JP 2714524B2 JP 9960593 A JP9960593 A JP 9960593A JP 9960593 A JP9960593 A JP 9960593A JP 2714524 B2 JP2714524 B2 JP 2714524B2
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護 津田谷
禦 原田
博 宮川
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
Toyo Food Equipment Co Ltd
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
Toyo Food Equipment Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は箱詰装置、更に詳細には
多数,棒状に積み重ねた缶蓋のような不安定で配列が崩
れ易い物品を空のプラスチックカートンケースに複数列
・数段で箱詰めを行い、方向性のあるカートンケースの
フラップ(すなわち蓋)を閉じる箱詰装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記物品は保持できないのでその箱詰作
業は困難である。而して、従来技術は、ケース全体を上
下動させて箱詰めするか、充填すべき品物をバキューム
等の動力を使い保持し、それを上下動させて箱詰めして
いたが、これは能率の悪いものである。また、従来この
種のものとして特公昭61−49161号がある。これ
は空のカートンケースが箱詰位置に送られると、先ずリ
フタによりその敷板をリフタによりプラスチックのカー
トンケースの上縁迄持ち上げ、移送されてくるスティッ
ク状に積み重ねた缶蓋群の収容に備えなければならな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの敷板をカー
トンケースの上縁迄持ち上げる時間は箱詰作業における
缶蓋の送りは停止させなければならず、これは装置のサ
イクル時間を延長させ、その能率を低下させた。本発明
はかかる欠点を除去するもので、カートンケースの敷板
をカートンケースの上縁迄持ち上げた状態で箱詰位置に
送り、上記サイクル時間より敷板を持ち上げる時間を節
減し、サイクル時間を短縮してその能率を向上せしめる
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、敷板1を有す
るケース2の敷板持上位置6と、箱詰位置7とを有し、
上記敷板持上位置6と箱詰位置7の下方にはケース2の
孔2bより突入して敷板1を上昇させる第1のリフタ3
4を上下動及び敷板持上位置6と箱詰位置7間を往復動
すべく設け、箱詰位置7の下方にはケース2の孔2bよ
り突入して敷板1を支受する第2のリフタ40を上下動
すべく設けてなる箱詰装置である。
【0005】
【作用】箱詰装置7において、最上段の物品61が供給
されている間に第2のリフタ40が上昇して敷板1を支
受すると共に第1のリフタ34は下降して敷板持上位置
6に戻り、次のケース2の敷板1を上昇させ、次の箱詰
作業に備える。
【0006】
【実施例】先ず、空の内部に敷板1を有するカートンケ
ース2(以下ケース2と称する)は、蓋(フラップ)が
開いた状態で図1,4示のように供給位置4より装置の
右の位置3に供給される。次にケース2は右の位置決め
位置5に送られ、次に前方の敷板持上位置6に送られ、
更に箱詰位置7に送られ、最後に蓋閉位置8に送られ
る。
【0007】図4示のように、右の位置3にはケース2
のセンサ10及び第1のプッシャ14、作動用のシリン
ダ11を設け、このシリンダ11は第1のプッシャ14
を図4示の位置14′まで作動すべく位置決め位置5ま
で延びている。12,12・・・は右の位置3に設けた
ケース2を送り込む駆動ロールで、それより位置決め位
置5に向かってテーブル13が延びている。位置決め位
置5の後端には、ガイド16と敷板持上位置6の前端に
はストッパ17を設ける。
【0008】図4,5示のように位置決め位置5の下側
にはケース2の底板2aの透孔2bを通して敷板1の有
無を検出するセンサ20を設ける。第2のプッシャ19
を図4示の位置19′まで作動するシリンダ21により
敷板持上位置6まで延びている。図4は敷板1をケース
2の上面まで上昇させ、箱詰めまでケース2を移送する
ケース搬送装置及び棒状の缶蓋を、同一平面上で複数列
毎に数段階により敷板上に段積し、ケース2内に箱詰め
する敷板の下降装置を示す。図示のように敷板持上位置
6と箱詰位置7には上記テーブル13に連なってケース
2の下部両側を案内する側板28,29が延びている。
またそれらの下方には図5示のように摺動棒30及び第
1リフタ横送用のシリンダ31の両側を一対のボールス
クリュウ32,32により上下動すべく設け、上記シリ
ンダ31に連結した摺動棒30上を摺動するスライダ3
3には上記ケース2の底板2aの四隅に設けた孔2b内
に挿入する第1のリフタ34,34及び孔2bに嵌合し
て位置決めする円錐状頭部35を設ける。図6,8示の
ように第1のリフタ34は上記孔2bに対応して2対
(4本)あり、またその孔2bより小さい外径である。
頭部35は孔2bの内縁に接する半円錐状であり、ケー
ス2のセンタリングをするものである。
【0009】図7示のように敷板持上位置6の上方には
ケース2の上端を抑えるストッパ36,36・・・を軸
37に枢支したレバー38に設け、このレバー38はシ
リンダ39によりストッパ36,36・・・を上方に回
動すべく連結する。図4,5示のように箱詰位置7の真
下には第2のリフタ40をシリンダ41により上下動す
べく設ける。
【0010】図6,8示のようにこの第2のリフタ40
は第1のリフタ34の外側に沿って延び、その平面形状
は三日月形である。図4,6示のように、箱詰位置7に
はケース2の下部両側を抑えるホルダ42,42を軸4
3により夫々回動すべく設ける。44はその作動用シリ
ンダである。このホルダ42は、頭部35によりセンタ
リングされた箱が1段物品61をケース内に箱詰したと
きにケース2の孔2bより外れるためケースの位置がず
れないように保持するためのものである。図5,9示の
ように位置決め位置5の上方には敷板1のホッパ50を
設け、敷板持上位置6の上方には敷板1の整列供給装置
51を設ける。
【0011】ホッパ50の下部には敷板1を整列供給装
置51に送る一対のフィンガ52,52をシリンダ53
により整列供給装置51に向かって作動すべく設ける。
上記整列供給装置51内には敷板1を吸着保持する真空
カップ54,54をシリンダ55により上下動すべく設
ける。この真空カップ54,54内は空気シリンダ56
に連通する。
【0012】図6示のように、箱詰位置7の上方にはコ
ンベヤ60により多数積み重ねた缶蓋のような崩れ易い
物品61を供給し、その上方には物品61の上側を抑え
る板62をシリンダ63により上下動すべく設ける。6
4は物品61のストッパである。図5示のガイド65は
物品61を案内するガイドである。また、プッシャー6
5′は箱詰を容易に行うため物品61をエアシリンダー
65″により、ケース幅より狭くし箱詰をするものであ
る。
【0013】図10,11は上記のように箱詰めされた
プラスチックのカートンケースの、方向性のあるフラッ
プすなわち蓋を閉じる装置を示す。図示のように蓋閉位
置8の底にはケース2を送る駆動ロール70,70を設
け、またその両側には案内ロール71,71・・・を設
け、また蓋閉位置8の前方にはストッパ72を上下動す
べく設け、またその前部上方の両側には蓋2c,2dの
開き用のフィンガ73,73を設ける。
【0014】図10,12示のように蓋閉位置8の後部
両側には蓋閉突起74,74の支持腕75,75を一対
の上下の平行リンク76,76により支持し、この平行
リンク76,76の軸77,77を固定した歯車78,
78には一対のチェイン79,79を掛渡し、このチェ
イン79,79はその下方中間に垂直に設けた駆動用シ
リンダ80のピストン81に連結する。この蓋閉位置8
の後部上方の中心部には長い方の蓋2cの先端が引掛か
る係止棒82を前向きに固定する。
【0015】次にこの装置の動作を説明する。図2,4
示のように空の内部に敷板1を有するケース2は蓋2
c,2d(フラップ)を開いた状態で供給位置4より右
の位置3に送られてガイド16で位置決めされ、センサ
10で検出され、次にこの右の位置3より第1のプッシ
ャ14により位置決め装置5に送られ、ガイド16′で
位置決めされる。この位置決め位置でセンサ20により
敷板1の有無が検出される。
【0016】次にケース2は第2のプッシャ19により
蓋2c,2dの枢着していない側を先にして敷板持上位
置6の側板28,28上に送られ、ストッパ17により
停止される。この敷板持上位置6で図5示のようにボー
ルスクリュウ32,32が作動して図5,7示のように
第1のリフタ34と円錐状頭部35が上昇し、第1のリ
フタ34,34・・・は孔2bよりケース2内に突入し
てその中の敷板1を上昇させ、また円錐状頭部35は孔
2bに係合してケース2の位置を規制する。なお、この
とき図7示のストッパ36はケース2の上縁を押さえ
る。
【0017】位置決め位置5にてセンサ20により敷板
1の有無が検出されると、敷板がない場合は、シリンダ
53が作動してフィンガ52,52がホッパ50の最下
部の敷板1を整列供給装置51に送る。このとき敷板1
はシャッタプレートB,B′上に供給される。供給され
た敷板1はシリンダ55により真空カップ54,54・
・・が下降し、真空カップ54,54・・・内の空気を
吸引して敷板1を保持して一旦上昇する。次いでシャッ
タプレートB,B′はシリンダA,Aにより開かれる
と、シリンダ56が作動して敷板1を敷板持上部6にあ
るケースの底部まで供給し、敷板1をケース2内に補充
し真空カップ54,54・・・の吸引を解放する。又、
敷板1が有る場合は、センサ20が敷板1を検出するの
で、上記動作中のホッパ50からの敷板供給は作動せ
ず、また、真空カップ54,54・・・の吸引とシャッ
タプレートB,B及びシリンダA,Aの動作も省略さ
れ、シリンダ56の動作のみとなる。以上の動作によ
り、第1のリフタ34,34がケース上面まで敷板1を
上昇させる時に敷板1が傾かない様にするためにシリン
ダ56により真空カップ54,54を下降させ、第1の
リフタ34,34と挟む状態で上昇させる。
【0018】次にストッパ17が下降し、シリンダ31
が作動してスライダ33,第1のリフタ34は前方すな
わち図5において左方に作動し、ケース2は箱詰位置7
に送られる。このときホルダ42・・・が作動してケー
ス1の下部を保持する。
【0019】次に図6示のコンベヤ60が作動して5列
の物品61を敷板1上に送り、先端の物品61はストッ
パ64上に当たる。またその間物品61の両側は図5示
のガイド65,プッシャー65′により箱幅より縮め
る。かくして5列の物品61が敷板1上に送られると、
ボールスクリュウ32,32が作動して図5,6示のよ
うに第1のリフタ34,34と敷板1は一段下がると第
2のリフタ40がシリンダ41により上昇する。この時
押え板62はシリンダ63により物品61,61・・・
の上側を押えてその崩れを防止する。 以上が終了する
と、次にコンベヤ60が作動して二段目の物品61は一
段目の物品上に乗る状態で送る。かくして二段目の物品
61が定位置に治められると再びボールスクリュウ3
2,32が作動して更に第1のリフタ34,34は、最
下部まで下降し、シリンダ31により敷板持上位置6ま
で戻り、次の準備をする。この時段詰めされた敷板は第
2のリフタ40上に静止し、敷板1を支受する。次にコ
ンベヤ60が作動して三段目の物品61は二段目の物品
上に乗る状態で送る。
【0020】この三段目すなわち最上段の物品61,6
1・・・が供給されている前にシリンダ41が作動して
第2のリフタ40,40が図5及び図6の右に示すよう
に上昇し、孔2bよりケース2内に突入して敷板1を支
受する。次にシリンダ31が反対に作動してスライダ3
3,第1のリフタ34を後方すなわち図5において右方
の敷板上昇位置6に戻す。次に前述のように、第1のリ
フタが敷板持上位置6に戻ると、ボールスクリュウ3
2,32により第1のリフタ34の円錐状頭部35が上
昇して次のケース2の敷板1を上昇させ、また真空カッ
プ54,54が下降して敷板1の位置を規制したり補充
したりして次の箱詰め作業に備える。かくして三段目の
物品61・・・が供給されるとシリンダ41が作動して
第2のリフタ40,40が下降し、敷板1はケース2の
底に接し、全ての5列三段の物品61がケース2内に収
容される。
【0021】次にホルダ42・・・が作動してケース2
を解放する。次に、敷板持上位置6の位置に準備された
ケースが箱詰位置7に来るときに、すでに収容されたケ
ースを押し、位置8に送られる。駆動ロール70・・・
が作動し、ケース2は図10〜12示の蓋閉位置8に送
られ、ストッパ72により停止される。このときフィン
ガ73,73は蓋2c,2dの内側に入り、その下端を
僅か外方に開く。次にシリンダ80のピストン81が上
昇してチェイン79,79を作動し、歯車78,78を
介して平行リンク76,76を作動し、支持腕75,7
5は円弧状の軌跡83,83に沿って下方に回転運動を
た後、それに取付けた蓋閉突起74,74はシリンダ
74′,74′により蓋2c,2dの隙間に入り込む
と、再びシリンダ80のピストン81が下降し、チェイ
ン79を介して上方に回転させて閉じるが、短い方の蓋
2dは完全に閉じるが長い方の蓋2cの先端は図12示
のように係止棒82により係止される。次にストッパ7
2が引込み、駆動ロール70,70・・・によりケース
2が前方すなわち図10において左方に送られると、係
止棒82は自然に蓋2cより外れ、蓋2cも閉じる。以
上のようにして、ケース2の左右の長さの異なり,方向
性のある蓋2c,2dの蓋閉じが出来るものである。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、箱詰装置7において、
最上段の物品61が供給されている間に第2のリフタ4
0が上昇して敷板1を支受すると共に第1のリフタ34
は下降して敷板持上位置6に戻り、次のケース2の敷板
1を上昇させ、次の箱詰作業に備えているので、装置の
サイクル時間より敷板を持ち上げる時間を節減し、サイ
クル時間を短縮してその能率を向上せしめることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】その平面図である。
【図3】その右側面図である。
【図4】その一部の拡大平面図である。
【図5】図1,4の5−5線断面図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】図6の敷板持上状態の断面図である。
【図8】図6の8−8線よりみた第1,第2リフタを示
す平面図である。
【図9】図5の9−9線よりみた平面図である。
【図10】図2の10−10線よりみた右側面図であ
る。
【図11】図10の11−11線よりみた平面図であ
る。
【図12】図10の12−12線よりみた正面図であ
る。
【符号の説明】
1 敷板 2 ケース 2b 透孔 2c,2d 蓋 6 敷板持上位置 7 箱詰位置 34 第1のリフタ 40 第2のリフタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−57794(JP,A) 特開 平6−171602(JP,A) 特公 昭31−1247(JP,B1) 特公 昭60−13881(JP,B2) 特公 昭61−49161(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 敷板を有するケースの敷板持上位置と、
    箱詰位置とを有し、上記敷板持上位置と箱詰位置の下方
    にはケースの孔より突入して敷板を上昇させる第1のリ
    フタを上下動及び敷板持上位置と箱詰位置間を往復動す
    べく設け、箱詰位置の下方にはケースの孔より突入して
    敷板を支受する第2のリフタを上下動すべく設けてなる
    箱詰装置。
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CN109703842A (zh) * 2019-02-28 2019-05-03 盐城工学院 一种自动贴标装盒流水线用纸盒自动封口喷码装置
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