JP2714279B2 - 媒体マーク読取り装置 - Google Patents

媒体マーク読取り装置

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JP2714279B2
JP2714279B2 JP3216003A JP21600391A JP2714279B2 JP 2714279 B2 JP2714279 B2 JP 2714279B2 JP 3216003 A JP3216003 A JP 3216003A JP 21600391 A JP21600391 A JP 21600391A JP 2714279 B2 JP2714279 B2 JP 2714279B2
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JP
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mark
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和明 新井
徹 薄波
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は媒体マーク読取り装置に
係わり、特に、媒体に付されたバーコード等のマークを
読取って情報を得るようにしたものに用いて好適なもの
である。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、最近、媒体にバーコード等
のマークを付しておき、これを読取り装置で読取って種
々の情報を得る技術が広く用いられている。この種のマ
ークは、例えば、スーパーマーケットにおいては商品の
種別や価格等であり、これらの情報をレジスタ装置で読
取って確認するようにしている。また、銀行等の金融機
関においては、使用される通帳の口座情報、ページ情報
等であり、これらの情報を通帳記帳装置でもって読取っ
て認識するようにしている。
【0003】媒体上のマークを読取るための従来装置
は、例えば、特開昭63−10290号公報に開示され
ているもの等があり、この種の装置においては、バーコ
ード等のマークを検出器で光学的に走査し、その出力を
2値化信号に変換し、これに基いてマークに割り当てら
れたコード情報を検出するようにしている。そして、上
記マークを読取る検出器の出力は、装置に設けられてい
るプログラマブルアンプの出力を加減することにより、
一定値に保持するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
成の従来の読取り装置では、バーコードを読取るための
センサの位置が被読取り媒体に対して、固定的に設けら
れていた。このため、被読取り媒体の厚さや、センサ取
付け位置の取付け誤差、或いは経時変化等により、セン
サの要求する焦点距離と実際に読取る時のセンサと被読
取り媒体との距離に差が生じてしまうことがある。この
ような場合には、分解能が低下してしまうので、結果と
して読取り率が低下してしまう不都合があった。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑み、媒体上に標
記されているマークの読取り率を向上させることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の媒体マーク読取
り装置は、媒体上に標記されているバーコードなどの媒
体マークを読取るための検出器を備えた媒体マーク読取
り装置において、上記媒体上に標記されている媒体マー
クを読取り、その内容に応じた電気信号を出力する読取
り検出器と、上記読取り検出器から出力される電気信号
を増幅する信号増幅手段と、上記信号増幅手段により増
幅された電気信号の出力レベルが最大となるように、上
記読取り検出器と上記媒体との間隔を制御する制御手段
と、上記制御手段から出力される距離制御信号に従って
上記読取り検出器と上記媒体との間隔を変化させるセン
サギャップ変更装置と、上記センサギャップ変更装置が
上記読取り検出器と上記媒体との間隔を変化させた後
に、上記信号増幅手段で増幅された電気信号が予め定め
られた出力範囲内となるように上記信号増幅手段の利得
を設定する利得設定手段とを具備している。
【0007】
【作用】媒体上に標記されている媒体マークを読取って
電気信号を出力する読取り検出器を、上記媒体に向けて
進退させるセンサギャップ変更装置を設けることによ
り、読取り検出器の要求する焦点距離と実際に媒体マー
クを読取る時の読取り検出器と被読取り媒体との距離に
差が生じてしまったときには、上記センサギャップ変更
装置により上記読取り検出器と上記媒体との距離を調整
することが可能になり、取付け誤差や経時変化誤差を補
正して最適な状態で動作させることが可能となる。さら
に、上記読取り検出器と上記媒体との距離を調整する際
に、読取り検出器からの電気信号が増幅されるので、電
気信号の出力レベルの変化が小さくても確実に距離調整
を行うことが可能になるとともに、距離調整後に増幅時
の利得が設定されるので、電気信号の出力レベルにばら
つきがあっても予め設定された範囲内に収まるようにな
る。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す媒体マーク
読取り装置の構成図である。本実施例の媒体マーク読取
り装置は、検出器(センサ)1、センサギャップ変更装
置2、プログラマブルアンプ3、コード検出装置4、A
/D変換器5、中央制御装置(以下、CPUと称する)
6等により構成されていて、例えば、媒体マーク読取り
装置付きのシリアルプリンタに適用されるものである。
【0009】検出器1は、搬送される媒体に付されてい
るバーコード等のマークを光学的に読取るものであり、
センサギャップ変更装置2によって被読取り媒体との距
離を変更できるようになっており、前記距離はCPU6
によって設定されるようになされている。この検出器1
により光学的に読取られた情報は、電気信号の形でプロ
グラマブルアンプ3に出力される。
【0010】センサギャップ変更装置2は、例えば図2
の概略構成図に示すように構成される。この例では、ス
テッピングモータ11、変速ギヤ機構12、偏心シャフ
ト13等によりセンサギャップ変更装置2が構成されて
いる。そして、投光器1a,受光器1bにより構成され
ている検出器1が、偏心シャフト13に係合された状態
で被読取り媒体10に対して進退可能に配設されてい
る。このように構成された図2のセンサギャップ変更装
置2においては、変速ギヤ機構12を介してステッピン
グモータ11の回転力を偏心シャフト13に伝えて回転
させる。これにより、検出器1は図2中において矢印1
4で示したように媒体10に向かって進退することとな
り、検出器1と被読取り媒体10とのギャップGが変化
する。
【0011】また、前記プログラマブルアンプ3から出
力される信号は、コード検出装置4に供給されるととも
に、A/D変換器5に供給される。コード検出装置4
は、プログラマブルアンプ3の出力を2値化信号に変換
してCPU6に供給する。CPU6は、与えられた2値
化信号により、マークのコード判定を行う。A/D変換
器5は、プログラマブルアンプ3の信号をディジタル値
に変換し、CPU6に供給する。CPU6はA/D変換
器5の出力結果に従い、利得をプログラマブルアンプ3
へ与える。
【0012】次に、図3のフローチャートを参照しなが
ら本実施例の媒体マーク読取り装置の動作を説明する。
この場合CPU6は、先ず、予めプログラマブルアンプ
3およびセンサギャップ変更装置2に対し、所定の利
得、およびギャップ値を設定し、媒体の有無を検出でき
る状態にする。次に、図示しない駆動系により媒体が搬
送されてくると、前記媒体搬送路上に設置されている検
出器1によりそれが検出され、検出器1の出力が変化す
る。この検出器1の変化がプログラマブルアンプ3、A
/D変換器5を通してCPU6に導出され、CPU6に
より媒体があることが検知される(ステップP1)。
【0013】CPU6は、媒体が有ることを検知すると
ステップP2に進み、センサギャップ変更装置2に対し
てギャップ値を1つ増加させるようにする変更指令を出
すとともに、次に、ステップP3に進んでA/D変換器
5の出力値を監視する。そして、A/D変換器5の出力
が増加した場合は、ステップP4に進んで現在位置→ギ
ャップとし、次いで、ステップP2に戻ってセンサギャ
ップを1つ増加させ、ステップP3でA/D変換器5の
出力が増加したか否かを監視する。そして、A/D変換
器5の出力が増加しなくなったとき、すなわち、出力が
最大となった所で、ステップP5に進み、ギャップ値を
1つ減らすようにする変更指令をセンサギャップ変更装
置2へ導出する。
【0014】次いで、ステップP6に進んでA/D変換
器5の出力値を監視し、A/D変換器5の出力が増加し
た場合は、ステップP7に進んで現在位置→ギャップと
するとともに、ステップP5に戻ってセンサギャップを
1つ減少させ、ステップP6でA/D変換器5の出力が
増加したか否かを監視する。また、ステップP6におい
てA/D変換器5の出力が増加しなくなったときには、
ギャップ調整動作を停止する。このときに得られる出力
は、図4のセンサギャップ/相対出力の特性図に示すよ
うに、特性曲線上の点(A)で示す最大出力であり、検
出器1の最大の分解能が得られるギャップである。
【0015】次に、CPU6は、A/D変換器5の出力
が媒体有りを検出した状態で、予め設定された電圧範囲
内となるようにプログラマブルアンプ3の利得を設定す
る。そして、検出器1が媒体上に標記されているバーコ
ード等のマークを光学的に走査してバーコードの読取り
を開始する。この読取り走査に伴うプログラマブルアン
プ3の出力は、コード検出装置4に供給され、2値化信
号に変換されてからCPU6に供給される。CPU6
は、その2値化信号により、バーコード等のマークのコ
ード判定を行う。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述したように、媒体上に標記
されている媒体マークを読取って電気信号を出力する読
取り検出器と媒体との間のギャップを変更するためのセ
ンサギャップ変更装置を設け、上記検出器の検出出力に
応じて上記検出器を上記媒体に向けて進退させることに
より上記検出器と上記媒体とのギャップを調整するよう
にしたので、検出器の要求する焦点距離と実際に読取る
時の検出器と被読取り媒体との距離に差が生じたときに
は、上記センサギャップ変更装置により上記検出器と上
記媒体との距離を調整することが可能となり、取付け誤
差や経時変化誤差を補正して最適な状態で動作させるこ
とができる。したがって、媒体マーク読取り用の検出器
の要求する焦点距離にて媒体マークの読取りを常に行う
ことができ、読取り率を安定化させて読取り率の向上が
図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す媒体マーク読取り装置
の構成図である。
【図2】センサギャップ変更装置の概略構成図である。
【図3】読取り動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図4】センサギャップと相対出力との関係を示す特性
図である。
【符号の説明】
1 検出器 2 センサギャップ変更装置 3 プログラマブルアンプ 4 コード検出装置 5 A/D変換器 6 CPU

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体上に標記されているバーコードなど
    の媒体マークを読取るための検出器を備えた媒体マーク
    読取り装置において、 上記媒体上に標記されている媒体マークを読取り、その
    内容に応じた電気信号を出力する読取り検出器と、 上記読取り検出器から出力される電気信号を増幅する信
    号増幅手段と、 上記信号増幅手段により増幅された電気信号の出力レベ
    ルが最大となるように、上記読取り検出器と上記媒体と
    の間隔を制御する制御手段と、 上記制御手段から出力される距離制御信号に従って上記
    読取り検出器と上記媒体との間隔を変化させるセンサギ
    ャップ変更装置と、 上記センサギャップ変更装置が上記読取り検出器と上記
    媒体との間隔を変化させた後に、上記信号増幅手段で増
    幅された電気信号が予め定められた出力範囲内となるよ
    うに上記信号増幅手段の利得を設定する利得設定手段と
    を具備することを特徴とする媒体マーク読取り装置。
JP3216003A 1991-07-31 1991-07-31 媒体マーク読取り装置 Expired - Lifetime JP2714279B2 (ja)

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JPH0535901A JPH0535901A (ja) 1993-02-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02278483A (ja) * 1989-04-20 1990-11-14 Pfu Ltd ギャップ調整機構付バーコード読取装置

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