JPH064701A - 媒体マーク読取装置 - Google Patents

媒体マーク読取装置

Info

Publication number
JPH064701A
JPH064701A JP4188714A JP18871492A JPH064701A JP H064701 A JPH064701 A JP H064701A JP 4188714 A JP4188714 A JP 4188714A JP 18871492 A JP18871492 A JP 18871492A JP H064701 A JPH064701 A JP H064701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium mark
scanning speed
medium
detector
detecting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4188714A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Arai
和明 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP4188714A priority Critical patent/JPH064701A/ja
Publication of JPH064701A publication Critical patent/JPH064701A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 媒体マークの密度に応じた適切な読み取りに
より読み取りエラーを減少させる。 【構成】 バーコード等の媒体マークを検出器11で検
出し、プログラマブルアンプ5で増幅してコード検出手
段2で読み取る。一方、プログラマブルアンプ5の出力
電圧を基準電圧発生器32の発生電圧と比較し、検出器
11の走査時間を測定する。この測定時間は、CPU4
1に入力される。また、基準電圧発生器32の基準電圧
と、プログラマブルアンプ5の利得とは、CPU41に
より調整される。そして、コード検出手段2の読み取り
エラーの通知を受け、CPU41は検出器11の走査時
間が適切な走査時間となるように検出器移動装置12に
走査速度を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関の現金自動取
引装置の通帳プリンタ等に設けられた媒体マーク読取装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金融機関の現金自動取引装置等に
おいて、通帳プリンタが設けられている。このような通
帳プリンタでは、媒体マーク読取装置を備えており、こ
れにより通帳に印刷されたバーコード等を読み取ってい
る。これにより、通帳等の媒体への追記印字を行なうよ
うにしている。図2は、従来の媒体マーク読取装置のブ
ロック図である。図示の媒体マーク読取装置は、検出器
21と、コード検出手段23と、CPU24等から成
る。検出器21は、CCDラインセンサ等から成り、通
帳等の媒体に付与されたバーコード等のマークを光学的
に検出する。
【0003】コード検出手段23は、この検出器21の
出力に基づき、マークのコード情報を検出する。CPU
24(中央処理装置)は、検出器移動装置22を制御す
る。即ち、検出器移動装置22は、検出器21と媒体マ
ークとの微小位置を変更するとともに、検出器21の走
査を制御する。このような装置においては、検出器21
で媒体マークを読取り、コード検出手段23で読み取り
エラー等が発生した場合には、CPU24によりそのエ
ラー等を検出する。そして、CPU24は、検出器21
の光学系の焦点合せや媒体の位置の移動を行なうか、あ
るいはマークの幅を検出し、速度を低速に切替える。つ
まり、マークの幅が小さい場合は、マーク全体の大きさ
が小さく、従って、バーコード等の密度が高い。このた
め、光学系の倍率を上げるか、あるいは走査速度を低速
にする。そして、その後、読み取りの再試行を行なわせ
るようにしていた。走査速度を低速にする場合、従来
は、走査速度が高速か低速かの2段階しかとれなかった
ので、一定の速度にしか変えることができなかった(例
えば、特開昭62−271189号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次のような問題があった。即ち、密
度の異なるバーコード等の媒体マークを読み取る場合、
走査速度を一定の速度にしか変えることができなかった
ので、検出器21とコード検出手段23の周波数特性が
媒体マークの密度に合わない場合がある。実際、日本工
業規格(JIS)において、バーコードは、倍率が任意
に可変となっているので、どのような倍率のバーコード
が入力されるかはわからない。従って、読み取りを再試
行しても、正常に読み取りができないことがあるという
問題があった。また、バーコード等の幅を検出する際、
1回目の試行時のデータからバーコード等の幅を検出す
るため、検出誤差を生じ易く、正確な検出結果は得られ
なかった。本発明は、以上の点に着目してなされたもの
で、検出器とコード検出手段の周波数特性に適合した読
取率の優れた媒体マーク読取装置を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の媒体マーク読取
装置は、媒体マークを可変な走査速度で走査する媒体マ
ーク検出手段と、当該媒体マーク検出手段により出力さ
れる媒体マーク検出信号からコードデータを検出し、当
該コードデータが検出されない場合に読取りエラーを出
力するコード検出手段と、前記媒体マーク検出手段によ
り出力される媒体マーク検出信号によって当該媒体マー
ク検出手段の走査速度を測定する走査速度測定手段と、
前記コード検出手段から読取りエラーを入力したとき、
当該走査速度測定手段により測定された走査速度と、前
記コード検出手段に対応した適切な走査速度とを比較
し、前記媒体マーク検出手段の走査速度を当該適切な走
査速度に変更する走査速度変更手段とを備えたことを特
徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の媒体マーク読取装置においては、バー
コード等の媒体マークを検出する際、その検出された信
号電圧が所定の基準電圧と比較される。そして、その信
号電圧の基準電圧に対する変化により、媒体マーク検出
手段の走査時間を測定する。この走査時間が長いか短い
かは、媒体マーク検出手段の走査速度により決まる。媒
体マーク検出手段により出力されるアナログ電気信号
は、コード検出手段によりバーコードとして読み取られ
る。この読み取りがエラーとなったときは、媒体マーク
検出手段の走査速度を変更する。この変更は、速度変更
手段によって、走査速度測定手段により測定される走査
時間と最適な走査時間との比率に基づき、現在の走査速
度を変更することにより行なわれる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明の媒体マーク読取装置の一
実施例のブロック図である。媒体マーク読取装置は、媒
体マーク検出手段1を構成する検出器11及び検出器移
動装置12と、プログラマブルアンプ5と、コード検出
手段2と、走査速度測定手段3を構成する比較器31及
び基準電圧発生器32と、走査速度変更手段4であるC
PU41(中央制御装置)とから構成されている。検出
器11は、搬送される媒体に付与されたバーコード等の
マークを光学的に読み取るもので、その出力は、プログ
ラマブルアンプ5へ供給される。プログラマブルアンプ
5は、検出器11の出力を増幅するものであり、その利
得は、CPU41の指令により設定される。このプログ
ラマブルアンプ5の出力は、コード検出手段2に供給さ
れるとともに、CPU41へ供給され、同時に比較器3
1へも供給される。
【0008】コード検出手段2は、プログラマブルアン
プ5の出力からバーコードを検出する。比較器31は、
プログラマブルアンプ5の出力と、基準電圧発生器32
が供給する基準電圧を比較し、比較結果をCPU41へ
供給する。基準電圧発生器32は、RAM(ランダム・
アクセス・メモリ)等から成り、比較器31の比較対象
となる基準電圧を記憶し、出力する。CPU41(中央
制御装置)は、比較器31からの比較結果に従って利得
に関する指令をプログラマブルアンプ5に与え、基準電
圧に関する指令を基準電圧発生器32に与える。CPU
41は、これらとともに、プログラマブルアンプ5の出
力を監視し、媒体マークの検出信号の発生時間を計測す
る。つまり、例えば、媒体マークがバーコードである場
合、そのバーコードの長さに対応した時間値が検出され
る。検出器移動装置12は、CPU41からの指令によ
り、検出器11を移動させ、媒体マークの走査を行なう
ものであり、走査速度はCPU41から与えられる。即
ち、検出器移動装置12は、周知のように、検出器11
を搭載したキャリッジと、当該キャリッジをステップモ
ータの動力により移動させる駆動機構と、当該ステップ
モータの制御装置等から成る。
【0009】次に、本実施例の動作を説明する。図3
は、本実施例における制御手順を説明するフローチャー
トである。まず、CPU41は、予めプログラマブルア
ンプ5と基準電圧発生器32に対し、所定の利得及び基
準電圧の設定を行ない、検出器移動装置12に対し、所
定の利得及び基準電圧の設定を行なう。そして、検出器
移動装置12に対し、予め決定された速度Vでの移動開
始の指令を出す(ステップS1)。その後、所定の方法
によってプログラマブルアンプ5の利得設定及び媒体マ
ークのデコードを行なうとともに(ステップS2、S
3)、プログラマブルアンプ5の出力を監視し、媒体マ
ークの信号入力時間tを計測する(ステップS4)。
【0010】その後、コード検出手段2の出力を判定
し、読取りエラーであれば(ステップS5)、ステップ
S4での計測値tより、予め決定された計算式fによ
り、次の走査速度V1を計算する(ステップS6)。そ
して、検出器移動装置12に対し、走査速度V1での移
動開始の指令を出し、再試行に入る。以下の動作は、初
回の動作と同一である(ステップS2〜S7)。そし
て、読取りエラーでなければ(ステップS5)、動作を
終了する。図4は、各種密度の同一内容の媒体マークを
速度Vで読取ったときのプログラマブルアンプ5の出力
波形を示す図である。図4(a)は、低密度の媒体マー
クを読取った場合の出力波形であり、信号入力時間はt
1となっている。図4(b)は、高密度の媒体マークを
読取った場合の出力波形であり、信号入力時間はt2と
なっている。
【0011】図4(c)は、中密度の媒体マークを読取
った場合の出力波形であり、信号入力時間はt3となっ
ている。もちろん、媒体マークの密度は任意であるた
め、これら以外の出力波形が現われる場合もある。とこ
ろが、コード検出手段2等は、通常、ある応答周波数を
持っているため、図4(a)、(b)、(c)及びその
他任意の出力のすべてに対して応答することは難しい。
このため、例えば、図4(c)の出力波形に応答できる
ように設計するものとする。この場合、図4(a)の出
力波形を読むときには速度V1=(t1/t3)V、図
4(b)の出力波形を読むときにはV1=(t2/t
3)Vの速度で読めば、いずれも図4(c)の出力波形
と同一波形となるため、検出器11等の周波数特性に適
合した読取りが可能となる。更に、図4(a)、
(b)、(c)に示す波形と異なった波形が入力された
としても、上記と同様な変換則により同一波形を得るこ
とができる。即ち、本発明によれば、CPU41により
信号入力時間tの計測を可能としたため、図3のフロー
チャートに示す処理により各種の密度の媒体マークの読
取りが可能となるのである。
【0012】尚、上述した実施例では、毎回の読取りに
おいて、まず、走査速度Vの読取りを行ない、図4
(c)の出力波形を得られなかった場合に信号入力時間
tにより走査速度V1を計算して再読取りする場合につ
いて説明したが、これに限らず、1度走査速度V1で読
取りを行なった後はこれを記憶しておき、次回以降の読
取りにおいて、最初から走査速度V1の読取りを行なう
ようにしても差し支えない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の媒体マー
ク読取り装置によれば、信号入力時間を計測して適切な
走査速度を計算し、読み取りエラー時の再読み取りを行
なうようにしたので、読取りエラーが発生した場合の走
査速度を媒体マークの密度に応じて適正な速度に変更す
ることができ、任意の密度の媒体マークでも常に検出器
の特性に適合させて安定して読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の媒体マーク読取装置の一実施例のブロ
ック図である。
【図2】従来の媒体マーク読取装置の一例のブロック図
である。
【図3】図1の実施例における制御手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図4】各種密度の媒体マークを読取った出力波形を示
すグラフである。
【符号の説明】
1 媒体マーク検出手段 2 コード検出手段 3 走査速度測定手段 4 走査速度変更手段 5 プログラマブルアンプ 11 検出器 12 検出器移動手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体マークを可変な走査速度で走査する
    媒体マーク検出手段と、 当該媒体マーク検出手段により出力される媒体マーク検
    出信号からコードデータを検出し、当該コードデータが
    検出されない場合に読取りエラーを出力するコード検出
    手段と、 前記媒体マーク検出手段により出力される媒体マーク検
    出信号によって当該媒体マーク検出手段の走査速度を測
    定する走査速度測定手段と、 前記コード検出手段から読取りエラーを入力したとき、
    当該走査速度測定手段により測定された走査速度と、前
    記コード検出手段に対応した適切な走査速度とを比較
    し、前記媒体マーク検出手段の走査速度を当該適切な走
    査速度に変更する走査速度変更手段とを備えたことを特
    徴とする媒体マーク読取装置。
JP4188714A 1992-06-23 1992-06-23 媒体マーク読取装置 Pending JPH064701A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4188714A JPH064701A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 媒体マーク読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4188714A JPH064701A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 媒体マーク読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH064701A true JPH064701A (ja) 1994-01-14

Family

ID=16228507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4188714A Pending JPH064701A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 媒体マーク読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH064701A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008108159A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Seeds Nishitokyo:Kk 遊戯機器の管理データの印刷方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008108159A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Seeds Nishitokyo:Kk 遊戯機器の管理データの印刷方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5317136A (en) Information reading device which controls communication interrupt signal from a host system
EP3509287A1 (en) Methods, apparatuses, and systems for providing print quality feedback and controlling print quality of machine-readable indicia
US5568573A (en) Apparatus for simultaneously reading image data printed on both sides of a document
EP0229925A2 (en) Recorded data reproducing apparatus
JP2886545B2 (ja) マージン認識方法及びバーコード読取り装置
EP0774728B1 (en) Magnetic ink character detection apparatus and method
JPH064701A (ja) 媒体マーク読取装置
JP3591167B2 (ja) 磁気インク文字検出装置の制御方法
JP2813284B2 (ja) 媒体マーク読取方法
JP3082713B2 (ja) サーマルヘッド駆動制御装置
JP3275598B2 (ja) パターン読取り装置および取引処理装置
KR100576677B1 (ko) 데이터 신호에서 교란을 검출하기 위한 방법 및 장치
JPH06259588A (ja) バーコード読取装置
JPH1081432A (ja) 画像処理装置
KR100240468B1 (ko) 카드 오조작 감지장치 및 방법
JP2704188B2 (ja) 媒体マーク読取印刷装置
JP2915727B2 (ja) イメージセンサ等のシェージング補正装置
JPH04128368U (ja) 磁気検出装置
JP2000298805A (ja) 磁気記録媒体読み取り装置、その制御方法及び記録媒体
JP4261762B2 (ja) 磁気データ記録状態検査装置
JP2006099197A (ja) 紙幣識別装置
JPH09114909A (ja) 磁気カードリーダ・ライタ
JP2003346082A (ja) 磁気インク文字認識装置
JPH06195716A (ja) 光ディスク装置およびその記録パワーの設定方法
JPH1191176A (ja) プラテンギャップ制御装置