JP2704188B2 - 媒体マーク読取印刷装置 - Google Patents

媒体マーク読取印刷装置

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JP2704188B2
JP2704188B2 JP61152802A JP15280286A JP2704188B2 JP 2704188 B2 JP2704188 B2 JP 2704188B2 JP 61152802 A JP61152802 A JP 61152802A JP 15280286 A JP15280286 A JP 15280286A JP 2704188 B2 JP2704188 B2 JP 2704188B2
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Japan
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和明 新井
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沖電気工業 株式会社
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は媒体に付されたバーコード等のマークの読取
り及び印刷が可能な媒体マーク読取り印刷装置に関する
ものである。 (従来の技術) 最近、媒体にバーコード等のマークを付し、これを装
置で読取って種々の情報を取る技術が広く用いられてい
る。この種のマークは、たとえばスーパーマーケットに
おいて商品の種別、価格等をレジスタ装置で認識するた
め、銀行等金融機関において使用される通帳の口座情
報、ページ情報等を通帳記帳装置で認識するため、光学
式文字読取装置で帳票のID情報等を認識するため、ある
いはシリアルプリンタ等で印字媒体のフォーマット情報
を認識するため等、種々の目的のため利用されている。 上記のマークを読取る従来の装置は、バーコード等の
マークを検出器で光学的に読取走査し、その出力を2値
化信号に変化し、これに基づいてマークにあてがわれた
コード情報を検出していた。そして、この種の装置で
は、マークを読取る検出器の出力をある基準値と比較
し、マークの有無を検出したり、マークの印刷濃度を判
定したりしていた。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら従来技術によると、媒体マークの読取り
と、媒体が給紙されているか否かの判別とをそれぞれ個
別のセンサによって検出しなければならないため、その
分、センサの数及びそれらセンサにつながる検出回路の
数が増大してしまうという不都合が生じていた。 本発明は、従来技術の上述した問題点を解決するもの
であり、少ないセンサ数で媒体マークの読取り及び媒体
供給の有無を検出できる媒体マーク読取り印刷装置を提
供することを目的としている。 (問題点を解決するための手段) 本発明によれば、媒体マークを光学的に検出する検出
器と、該検出器の出力に基づき媒体マークのコード情報
を検出するコード検出装置と、各部の動作を制御する中
央処理装置とを有しており、媒体マークの読取り及び印
刷が可能な媒体マーク読取り印刷装置において、前記中
央処理装置から指令された利得で前記検出器の出力を増
幅して前記コード検出装置に供給するプログラマブルア
ンプと、該プログラマブルアンプの出力を基準電圧と比
較する比較器と、媒体マーク読取り時に、前記中央処理
装置の指令により前記基準電圧を変化させる基準電圧設
定器とを備えており、前記中央処理装置は、媒体マーク
の無印刷部における前記プログラマブルアンプの出力で
前記比較器の出力が変化するような初期基準電圧に前記
基準電圧を設定し、該初期基準電圧に設定した状態で前
記比較器の出力が変化したことを検出して媒体が給紙さ
れたことを検出し、その後、前記基準電圧を所定の第1
の基準電圧と該第1の基準電圧より高い所定の第2の基
準電圧とに変化させるように前記基準電圧設定器に指令
を出し、前記プログラマブルアンプの出力が該第1及び
第2の基準電圧間におさまるように該プログラマブルア
ンプの利得を設定するべく構成されている。 また、前記中央処理装置は、前記基準電圧設定器を制
御して前記基準電圧を徐々に低下させ、前記比較器の比
較結果出力が変化した時の基準電圧の値と、媒体マーク
無印刷部における前記プログラマブルンアンプの出力と
から印刷されている該媒体マークの相対反射率を検出し
て該媒体マークの読取りが可能かどうか判別するべく構
成されていてもよい。 先ず、中央制御装置の指令によりプログラマブルアン
プの利得及び基準電圧発生器の設定する基準電圧の初期
設定が行なわれる。この初期設定は、検出器が媒体のマ
ーク無印刷部のレベルを検出したとき比較器の出力が変
化するように行なわれる。マーク無印刷部のレベル検出
により比較器の出力が変化すると、中央処理装置の指令
により基準電圧発生器は基準電圧(1)を比較器に出力
し、一方プログロマブルアンプの出力が基準電圧(1)
以上となるように該アンプの利得が設定される。次に、
中央制御装置の指令により基準電圧発生基は基準電圧
(1)より大きい基準電圧(2)を設定し、プログラマ
ブルアンプの出力が基準電圧(1)と基準電圧(2)の
間にくるように該アンプの利得が設定される。これによ
り、マーク無印刷部についてのプログラマブルアンプ出
力レベルが一定化された状態で検出器、コード検出装置
の働きにより、マーク読取りが実行される。媒体マーク
印刷部において、基準電圧を徐々に低下させてプログラ
マブルアンプの出力の値を検出し、即ち比較器の比較結
果出力が変化した時の基準電圧の値を検出し、その検出
した値と媒体マーク無印刷部におけるプログラマブルア
ンプの出力とから印刷されている媒体マークの相対反射
率を求め、これによって媒体マークの読取りが可能かど
うか判別し、媒体マークの読取りが不可能の場合は媒体
マークの再印刷を指示する。 (実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づき詳細に説
明する。 第1図は本発明の媒体マーク読取り印刷装置における
媒体マーク読取り装置部の構成を示すブロック図であ
る。この媒体マーク読取り装置部は検出器1、プログラ
マブルアンプ2、コード検出装置3、比較器4、基準電
圧発生器5及び中央制御装置(以下CPUと称す)6から
構成され、シリアルプリンタに適用されるものである。
検出器1は搬送される媒体に付されたバーコード等のマ
ークを光学的に読取るもので、その出力はプログラマブ
ルアンプ2に供給される。このプログラマブルアンプ2
の利得はCPU6の指令により設定される。プログラマブル
アンプ2の出力はコード検出装置3に供給されるととも
に比較器4に供給される。コード検出装置3はプログラ
マブルアンプ2の出力を2値化信号に変換し、CPUに供
給する。CPU6はこの2値化信号によりマークのコード判
定を行なう。基準電圧発生器5はCPU6の指令により基準
電圧を変化させ、比較器4に供給する。比較器4はプロ
グラマブルアンプ2の出力と基準電圧発生器5が供給す
る基準電圧を比較し、比較結果をCPU6に供給する。CPU6
は比較器4からの比較結果にしたがって利得及び基準電
圧に関する指令をマイクロプログラマブルンアンプ2及
び基準電圧発生器5に与える。 次にこの媒体マーク読取り装置部の動作を説明する。
先ずCPU6は、あらかじめプログラマブルアンプ2と基準
電圧発生器5に対し、所定の利得及び基準電圧の設定を
行ない、媒体有無を検出可能にする。次に、図示されて
いない駆動系により媒体を搬送すると、媒体搬送路上に
設置した検出器1の出力を増幅したプログラマブルアン
プ2の出力は第2図の様に変化する。ここで第2図はプ
ログラマブルアンプ2、基準電圧発生器5及び比較器4
の各出力の関係を示す図である。図中A点は媒体が検出
器1を横切った瞬間であり、前記の初期設定により比較
器4の出力もA点で変化する。この変化をCPU6が検知
し、先ずCPU6は基準電圧発生器5に基準電圧(1)を設
定させるとともに、プログラマブルアンプ2の利得を変
化させる。この利得の変化はプログラマブルアンプ2の
出力が基準電圧(1)以上になるようになされる(第2
図のB部)。次にCPU6は基準電圧発生器5に基準電圧
(2)を設定させ、比較器4の出力に基づきプログラマ
ブルアンプ2の出力が基準電圧(2)以下であることを
確認する。このとき、プログラマブルアンプ2の出力が
基準電圧(2)以下でない場合には、CPU6はプログラマ
ブルアンプ2の利得を変化させて、基準電圧1と基準電
圧2との間にプログラマアンプ2の出力が入る様にす
る。以上のようにして媒体のマーク無印刷部についての
プログラマブルアンプ2の出力が一定に設定される。次
に、検出器1が光学的にバーコード等のマークを読取り
走査し、読取りを開始する。この読取り走査に伴なうプ
ログラマブルアンプ2の出力はコード検出装置3に供給
され2値化信号に変換され、CPU6に供給される。CPU6は
その2値化信号によりバーコード等のマークのコード判
定を行なう。 また、上記構成によれば、マーク走査中に基準電圧を
変化させる事により現在読取っているコードがどの程度
の相対反射率で印刷されているかを検出することができ
る。以下この検出方法を第3図を用いて説明する。第3
図はプログラマブルアンプ2及び比較器4の出力と基準
電圧の関係を示す図である。 マーク黒部分で基準電圧を徐々に下げて行くとある点
で比較器4の出力が変化する。第3図に於るX点がその
点であり、比較器4が変化した時の基準電圧をβ、媒体
の無印刷部でのプログラマブルアンプ2の出力をα(一
定)とすれば相対反射率はβ/αとなる。ここでαは一
定であるからβのめで相対反射率が判定可能となる。こ
の判定結果によりマーク読取りの可、不可の判定ができ
るようになる。したがって、本実施例によれば、上位装
置からの指令によってバーコード印刷する場合にも、バ
ーコード印刷後その読取りを行なって反射率の判定を行
ない、その結果に読取り不可のときには再印刷を行なえ
るため、誤読取りを生じさせない鮮明なコード印刷が可
能となる。 (発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、媒体マ
ークの無印刷部におけるプログラマブルアンプの出力で
比較器の出力が変化するような初期基準電圧に基準電圧
を設定し、この初期基準電圧に設定した状態で比較器の
出力が変化したことを検出して媒体が給紙されたことを
検出し、その後、基準電圧を所定の第1の基準電圧と該
第1の基準電圧より高い所定の第2の基準電圧とに変化
させるように基準電圧設定器に指令を出し、プログラマ
ブルアンプの出力が第1及び第2の基準電圧間におさま
るようにプログラマブルアンプの利得を設定している。
このように、基準電圧を切り換えて使用することによっ
て、媒体マークの読取りと、媒体の有無即ち媒体が給紙
されているか否かの判別とを1つのセンサによって検出
することができ、その分、回路の単純化及び製造コスト
の低減化を図ることができる。 また、基準電圧を徐々に低下させて、媒体マークの相
対反射率を検出し、この媒体マークの読取りが可能かど
うかを判別しているので、センサ経時変化等によってそ
の出力が低下したような場合にも、媒体マークが実際に
濃く印刷されているのに薄く印刷されていると誤検出し
てしまうような不都合の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の媒体マーク読取り印刷装置における媒
体マーク読取り装置部を示すブロック図、第2図はその
動作を説明するためのタイムチャート、第3図は本実施
例によりマークの相対反射率を求める方法を説明するた
めのタイムチャートである。 1……検出器 2……プログラマブルアンプ 3……コード検出装置 4……比較器 5……基準電圧発生器 6……中央制御装置(CPU)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.媒体マークを光学的に検出する検出器と、該検出器
    の出力に基づき媒体マークのコード情報を検出するコー
    ド検出装置と、各部の動作を制御する中央処理装置とを
    有しており、媒体マークの読取り及び印刷が可能な媒体
    マーク読取り印刷装置において、 前記中央処理装置から指令された利得で前記検出器の出
    力を増幅して前記コード検出装置に供給するプログラマ
    ブルアンプと、該プログラマブルアンプの出力を基準電
    圧と比較する比較器と、媒体マーク読取り時に、前記中
    央処理装置の指令により前記基準電圧を変化させる基準
    電圧設定器とを備えており、 前記中央処理装置は、媒体マークの無印刷部における前
    記プログラマブルアンプの出力で前記比較器の出力が変
    化するような初期基準電圧に前記基準電圧を設定し、該
    初期基準電圧に設定した状態で前記比較器の出力が変化
    したことを検出して媒体が給紙されたことを検出し、そ
    の後、前記基準電圧を所定の第1の基準電圧と該第1の
    基準電圧より高い所定の第2の基準電圧とに変化させる
    ように前記基準電圧設定器に指令を出し、前記プログラ
    マブルアンプの出力が該第1及び第2の基準電圧間にお
    さまるように該プログラマブルアンプの利得を設定する
    べく構成されていることを特徴とする媒体マーク読取り
    印刷装置。 2.前記中央処理装置は、前記基準電圧設定器を制御し
    て前記基準電圧を徐々に低下させ、前記比較器の比較結
    果出力が変化した時の基準電圧の値と、媒体マーク無印
    刷部における前記プログラマブルアンプの出力とから印
    刷されている該媒体マークの相対反射率を検出して該媒
    体マークの読取りが可能かどうか判別するべく構成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    媒体マーク読取り印刷装置。
JP61152802A 1986-07-01 1986-07-01 媒体マーク読取印刷装置 Expired - Lifetime JP2704188B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59225486A (ja) * 1983-06-06 1984-12-18 Usac Electronics Ind Co Ltd マ−ク読取り方式

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