JPH1016301A - 印字範囲決定機能付プリンタ及び印字方法 - Google Patents

印字範囲決定機能付プリンタ及び印字方法

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JPH1016301A
JPH1016301A JP17460196A JP17460196A JPH1016301A JP H1016301 A JPH1016301 A JP H1016301A JP 17460196 A JP17460196 A JP 17460196A JP 17460196 A JP17460196 A JP 17460196A JP H1016301 A JPH1016301 A JP H1016301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
print
printing
print head
detection sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP17460196A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Egawa
比呂美 江川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP17460196A priority Critical patent/JPH1016301A/ja
Publication of JPH1016301A publication Critical patent/JPH1016301A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラインセンサを使わずに印字可能範囲を判断し
その範囲を実際の媒体印字範囲と一致させるようにす
る。 【解決手段】媒体(21)を印字位置に搬送後、印字ヘ
ッド(20)を印字開始位置に移動すると同時に、媒体
端検出センサ(1)によって媒体左端を検出し、その値
によって補正部(2)により印字開始位置を補正した印
字を行いながら、媒体端検出センサ(1)によって媒体
右端を検出したことで、可能範囲検出部(3)により印
字範囲を決定し、印字処理部(4)によって印字を停止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印字ヘッドを水平方
向に移動して印字する装置に関し、特に印字位置の決定
及び媒体端面の検出を行うプリンタと印字方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、セットされた媒体に対し任意の行
方向位置における媒体の桁方向位置を検出する媒体位置
検出手段としてラインセンサを有し、印字可能範囲検出
手段により印字前に媒体の位置を確認し、印字可能範囲
に印字を行うことにより、予め設定された規格より小さ
い媒体や、欠損部分のある媒体や、変形した媒体等の多
様な媒体にも対応可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のラインセンサに
よる印字媒体幅検出方法では、搬送時の斜行等による誤
差のため、設定された印字位置とずれる可能性があると
いう欠点がある。このため、次のような問題がある。
【0004】第1の問題点は、印字可能範囲と判断した
範囲が実際に媒体へ印字する範囲とが異なる場合がある
ことである。その理由は、印字可能範囲を検出する部分
と、実際に印字を行う部分が異なるために、検出箇所か
ら印字を行う箇所への搬送時の斜行等によりずれが生じ
るからである。
【0005】第2の問題点は、印字可能範囲を検出する
処理機構が高価だということである。その理由は、搬送
路幅分のラインセンサが必要となるためである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による印字方法
は、主走査方向に移動して媒体に印字を行う印字ヘッド
に固定され前記媒体の端を検出可能なセンサを使用し
て、前記印字ヘッドを移動中に前記媒体に端を検出して
印字範囲を決定しながら印字ヘッドによる印字を実行す
るものである。
【0007】本発明による印字範囲決定機能付プリンタ
は、普通紙などの媒体を主走査方向の両端を検出する媒
体端検出センサ(図1の1)と、媒体端検出センサ1か
らの検出信号に基づき媒体の左端(または右端)の基準
位置に対する位置を検出し印字ヘッド(図1の20)の
印字開始位置を補正する補正データを発生する補正部
(図1の2)と、媒体端検出センサ1からの検出信号に
基づき印字可能な範囲を検出する可能範囲検出部(図1
の3)と、補正データの発生により補正された印字開始
位置から直ちに印字を開始し可能範囲検出部3で検出さ
れた印字可能範囲内で印字データの印字を行う印字処理
部(図1の4)とを含む。
【0008】本発明では、媒体を印字位置に搬送後、印
字ヘッドを印字開始位置に移動すると同時に、媒体端検
出センサによって媒体左端を検出し、その値によって補
正部により印字開始位置を補正した印字を行いながら、
媒体端検出センサによって媒体右端を検出したことで、
可能範囲検出部により印字範囲を決定し、印字処理部に
よって印字を停止する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の実施の形態のプリンタを示
すブロック図、図2は印字中の印字ヘッドの動作を示す
平面図である。
【0011】図1において、本発明の実施の形態のプリ
ンタは、普通紙などの媒体を主走査方向の両端を検出す
る媒体端検出センサ1と、媒体端検出センサ1からの検
出信号に基づき媒体の左端(または右端)の基準位置に
対する位置を検出し印字ヘッド20の印字開始位置を補
正する補正データを発生する補正部2と、媒体端検出セ
ンサ1からの検出信号に基づき印字可能な範囲を検出す
る可能範囲検出部3と、補正データの発生により補正さ
れた印字開始位置から直ちに印字を開始し可能範囲検出
部3で検出された印字可能範囲内で印字データの印字を
行う印字処理部4と、印字ヘッド20とを有する。
【0012】印字ヘッド20は、図2に示すように媒体
21の主走査方向に図の左から右に移動することで印字
を行う。媒体21の左端位置の基準位置は、プリンタの
用紙設定機構(図示せず)の左端位置である。通常、媒
体の左端は、この基準位置に位置決めされる。
【0013】媒体端検出センサ1は、図2に示すように
印字ヘッド20の右側すなわち印字ヘッドの印字部より
も印字方向側に固定され、印字ヘッド20と一体になっ
て移動する。これにより、媒体端検出センサ1は、印字
ヘッド20が印字を行うよりも先に媒体21の端を検出
する。また、媒体端検出センサの位置は、印字ヘッド2
0の印字部の主走査記録ライン上に一致させることが望
ましい。これは、センサによる媒体の端の検出位置を印
字位置に一致させる効果がある。
【0014】補正部2は、印字開始位置の初期値として
基準位置を記憶しており、媒体21の左端が基準位置か
ら離れることにより、その初期値、すなわち印字開始位
置が補正される。
【0015】可能範囲検出部3は、媒体21の右端が検
出されることによりその右端位置を基準にして印字可能
範囲を決定する。この場合、印字可能範囲の決定は、媒
体の右端からどのくらいの距離までを印字可能かという
ことの決定、言い替えれば、主走査方向の印字終了位置
の決定である。
【0016】次に動作について説明する。図2に示すよ
うに、媒体1の左端が基準位置Pより右側にずれた位置
にあるものとする。印字ヘッド20が左端から主走査方
向右側に移動するにつれて媒体端検出センサ1は媒体2
1の左端を検出し検出信号を発生する。補正部2は、媒
体端検出センサ1の出力を監視し媒体21の左端の検出
信号によって初期値である基準位置を媒体21の左端位
置に補正し、印字開始位置の補正データを発生する。印
字処理部4は、補正部2から印字開始位置の補正データ
が出力されるまで、印字を実行しない。尚、媒体21の
左端位置が、基準位置と一致している場合、補正部は、
印字開始データを補正データの代わりに出力し、印字処
理部4はその印字開始データの受信時から印字を開始す
る。
【0017】印字ヘッド20が媒体上を移動している
間、印字処理部4は印字データにより印字を実行し、さ
らに印字ヘッド20に固定された媒体端検出センサ1が
媒体の右端を検出すると、その検出信号により可能範囲
検出部3は、主走査方向の印字終了位置を決定する。印
字終了位置が決定されると直ちに印字処理部4は印字ヘ
ッド20による印字を停止する。ここで、1主走査の印
字が終了する。
【0018】1主走査の印字終了後、印字ヘッド20
は、左端に移動し、次の主走査の印字を同様に実行す
る。したがって、各主走査毎に、印字開始位置の補正、
印字、印字終了位置の決定が行われる。
【0019】本発明の実施の形態によれば、媒体端検出
のためにラインセンサを使用しないので、安価であると
いう利点がある。又、印字をしながらリアルタイムに媒
体端を検出するので、媒体をセットした位置に係わらず
媒体上の正確な位置にリアルタイムに印字可能である。
【0020】又、媒体端検出センサ1により検出される
印字可能範囲が、実際に印字するときの印字範囲に一致
し、斜行等の媒体の給紙ずれによる影響がない。斜行し
た場合は、斜行した状態にしたがって印字開始位置が変
動するからである。
【0021】印字データの主走査方向の長さが、可能範
囲検出部3で検出される印字可能範囲を越える場合、越
えた分の印字データは次の行に記録してもよい。
【0022】
【発明の効果】第1の効果は、媒体をセットした位置に
かかわらず、媒体に対して水平方向に任意の設定位置に
誤差なく印字する効果がある。その理由は、印字を実施
しながらリアルタイムに媒体端を検出しているからであ
る。
【0023】第2の効果は、ラインセンサを使用するよ
りも安価である。その理由は、媒体端を検出するセンサ
は1つだけであり、印字ヘッドを移動することによりラ
インセンサと同様の機能を果たしているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】印字可能範囲の検出方法の説明図である。
【符号の説明】
1 媒体端検出センサ 2 補正部 3 可能範囲検出部 4 印字処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向に移動して媒体に印字を行う
    印字ヘッドに固定され前記媒体の端を検出可能なセンサ
    を使用して、前記印字ヘッドを移動中に前記媒体に端を
    検出して印字範囲を決定しながら印字ヘッドによる印字
    を実行する印字方法。
  2. 【請求項2】 主走査方向に移動して媒体に印字を行う
    印字ヘッドと、前記印字ヘッドに固定され普通紙などの
    媒体を主走査方向の両端を検出する媒体端検出センサ1
    と、媒体端検出センサ1からの検出信号に基づき媒体の
    左端(または右端)の基準位置に対する位置を検出し印
    字ヘッド20の印字開始位置を補正する補正データを発
    生する補正部2と、媒体端検出センサ1からの検出信号
    に基づき印字可能な範囲を検出する可能範囲検出部3
    と、補正データの発生により補正された印字開始位置か
    ら直ちに印字を開始し可能範囲検出部3で検出された印
    字可能範囲内で印字データの印字を行う印字処理部4と
    を含む印字範囲決定機能付プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記媒体端検出センサ1は、前記印字ヘ
    ッドの印字部よりも印字方向側に固定され、前記印字ヘ
    ッドが印字を行うよりも先に前記媒体の端を検出する請
    求項2記載の印字範囲決定機能付プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記媒体端検出センサの位置は、前記印
    字ヘッドの印字部の主走査記録ライン上に一致する請求
    項3記載の印字範囲決定機能付プリンタ。
JP17460196A 1996-07-04 1996-07-04 印字範囲決定機能付プリンタ及び印字方法 Pending JPH1016301A (ja)

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JPH1016301A true JPH1016301A (ja) 1998-01-20

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ID=15981435

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JP17460196A Pending JPH1016301A (ja) 1996-07-04 1996-07-04 印字範囲決定機能付プリンタ及び印字方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7916359B2 (en) 2007-03-28 2011-03-29 Brother Kogyo Kabusihiki Kaisha Image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7916359B2 (en) 2007-03-28 2011-03-29 Brother Kogyo Kabusihiki Kaisha Image forming apparatus

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981208