JPH02288767A - ファクシミリ送信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はファクシミリ送信機に関する。

従来の技術 従来、ファクシミリ送信機において、送信される原稿が
送信機に正常にセットされているかという判断は、その
使用者に委ねられている部分が非常に多い、即ち、送信
機では原稿の有無の検出をフォトセンサなどで行ってい
るのみで、原稿のセットは原稿の挿入口に用意されてい
る原稿サイズに合わせたガイドに沿って挿入しているの
が現状である。

発明が解決しようとする課題 上述した従来のファクシミリ送信機では、原稿の有無の
検出を行っているのみであり、原稿が斜行しておらず正
常にセットされているかを判断することはできず、この
点については、使用者がチエツクを行わなければならな
い、また斜行してセットされた原稿をそのまま送信した
為に、原稿の端の部分に書かれていた情報が欠落してし
まったりする。また受信側でも斜行したままであるので
、原稿が非常に読みにくい。

最近ではＯＭＲ（Ｏｐｔｉｃａｌ　Ｍａｒｋ　Ｒｅａｄ
ｅｒ）シートを利用したファクシミリ送信も行われるよ
うになり、ＯＭＲシート内のマークにより書かれた情報
を正確に読み取るにはＯＭＲシートを正確にセットしな
ければならず、このシートの読み取り時にシートが斜行
していると書かれている情報を誤認識したり、全黙読み
取れない可能性もある。

本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであり、
従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記諸欠
点を解消することを可能とした新規なファクシミリ送信
機を提供することにある。

課題を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本発明に係るファクシミリ送
信機は、反射光をレンズで集めＣＣＤで原稿の白黒を読
み取りその白黒に対するアナログ信号を出力するイメー
ジセンサ部と、そのアナログ信号をディジタル信号に変
換するディジタル変換部と、ディジタル信号の原稿白情
報をビットマツプイメージとして格納するメモリ部と、
前記イメージセンサ部からのアナログ信号より原稿の斜
行の角度を検出する斜行角度検出部と、前記メモリ部か
らのディジタル信号を前記斜行角度検出部からの斜行角
度に従って補正しその信号を出力する斜行補正部と、各
部を制御する制御部とを備えて構成される。

実施例 次に本発明をその好ましい一実施例について図面を参照
して具体的に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図である
。

第１図を参照するに、イメージセンサ部１はＣＣＤと光
学装置を用いて原稿の主走査方向の白黒の内容をそれに
対する電圧値として出力する。

ディジタル変換部２はイメージセンサ部１からの出力電
圧値に対して設定されたディジタル信号データを出力す
る。メモリ部３はディジタル変換部２からのディジタル
信号データをビットマツプイメージとして原稿情報を記
憶している。斜行角度検出部４はイメージセンサ部１か
らのアナログ信号を用いて斜行の角度を出力する。斜行
補正部５ではメモリ部３からのディジタル信号を入力し
、斜行角度検出部４からの角度に従って、ビットマツプ
イメージデータに斜行分の回転補正をかけながら、送信
データとして出力する。制御部６は前記各部を制御する
。切換部７はイメージセンナ部１からの出力をディジタ
ル変換部２または斜行角度検出部４に切り換える。走行
部８は、原稿挿入部にセットされた原稿を制御部６から
の指示によりイメージセンサ部１のところまで移動させ
、斜行角度検出に必要なデータをイメージセンサ部１か
ら出力させる。

次にその動作について説明するゆ 原稿が原稿挿入部にセットされ、任意のダイヤルキーま
たは短縮ダイヤルキー等が押されたら、この情報を制御
部６が受け、走行部８が原稿をイメージセンサ部１で読
み取れる位置まで移動させる。そして制御部６からの信
号によりイメージセンサ部１が走行部８と連動して、セ
ットされている原稿の主走査データを読み取る。このと
き、切換部７にて読み取られているデータは斜行角度検
出部４に入力される。斜行角度検出部４では原稿かない
ときと原稿挿入時のイメージセンサ部１からのアナログ
電圧値の変化を検出し、なおかつ原稿挿入時の電圧値が
右端と左端とで副走査方向にどのくらいずれて出力され
ているかを検出し、右端と左端が何度ずれているか（何
度斜行しているか）を数値データとして出力する。斜行
角度が検出されたら、原稿は走行部８にてもとの位置へ
戻される。

次に、実際に原稿のデータを読み取る場合には、切換部
７はディジタル変換部２に切り換えられ、イメージセン
サ部１、ディジタル変換部２を通してメモリ部３へ入力
される。メモリ部３にはビットマツプイメージとして格
納されている。メモリ部３からの出力データは、斜行補
正部５に入力され、ここで斜行角度検出部４からの斜行
角度に従って回転補正をかけられ、斜行のない正常なデ
ータとして出力される。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、イメージセンサ部
、メモリ部、斜行角度検出部、斜行補止部を利用するこ
とにより、原稿の斜行を補正したデータを出力し、原稿
が斜行している場合でも、斜行していない正常なデータ
として送信することができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図である
。 １・・・イメージセンサ部、２・・・ディジタル変換部
、３・・・メモリ部、４・・・斜行角度検出部、５・・
・斜行補正部、６・・・制御部、７・・・切換部、８・
・・走行部、ａ・・・イメージセンサ部からのアナログ
データ信号、ｂ・・・斜行角度検出部からの角度信号、
Ｃ・・・ディジタル変換部からのデータディジタル信号
、ｄ・・・メモリ部からのデータディジタル信号、ｅ・
・・制御部からの制御１３号 特許出願人　　日本電気株式会社 代　理　人　　弁理士　熊谷雄太部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ファクシミリ送信機において、反射光をレンズで集めＣ
   ＣＤで原稿の白黒を読み取りその白黒に対するアナログ
   信号を出力するイメージセンサ部と、そのアナログ信号
   をディジタル信号に変換するディジタル変換部と、ディ
   ジタル信号の原稿内情報をビットマップイメージとして
   格納するメモリ部と、前記イメージセンサ部からのアナ
   ログ信号から原稿の斜行の角度を検出する斜行角度検出
   部と、前記メモリ部からのディジタル信号を前記斜行角
   度検出部からの斜行角度に従って補正しその信号を出力
   する斜行補正部と、各部を制御する制御部とを有するこ
   とを特徴としたファクシミリ送信機。