JP2714217B2 - エレベータの駆動装置 - Google Patents

エレベータの駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はエレベータの駆動装置の手動操作装置に関す
る。
(従来技術) 第3図及び第4図を参照して従来のエレベータ駆動装
置の手動操作装置について説明する。
一般のエレベータにおいては、駆動装置は昇降路上部
の機械室に設けられているが、ホームエレベータなどの
低層階建物用エレベータの場合はその駆動装置1は、省
スペースの関係から昇降路2底部のピット側面に設けら
れており、電動機、電磁ブレーキ3、減速機4などで構
成され、かご5を吊り下げているロープ6をドラム7に
巻取巻き出してかごを上下に走行させている。
所で、エレベータが停電などによりかごが途中階に停
止して、乗客がかご内に閉じ込められた場合、駆動装置
を手動により操作してかごを最寄り階に移動して乗客を
救出することがある。
この駆動装置の手動操作は、電動機軸又は減速機の入
力軸8にターニングハンドル9を取付ケ、ブレーキ解放
レバー10により電磁ブレーキ3を手動で解放し、ターニ
ングハンドル9を回すことにより、かご5を移動させて
いる。
ターニングハンドル9は第3図のように、減速機の入
力軸との嵌合部、レバーから構成されている。
ターニングハンドル9を減速機3の入力軸8に固定
し、軸8の周囲360度連続的に回転することにより駆動
軸を回し、かご5を移動させる。
(発明が解決しようとする課題) このように、駆動装置を手動で操作してかごを移動さ
せる場合、一般のエレベータでは昇降路上部に機械室を
設けて駆動装置を設置しているので、駆動装置の周囲は
前記手動操作のターニングハンドルを回転するに相応の
スペースが確保されている。
しかし、前述のように低層階建物用エレベータにおい
ては、機械室を設けず、昇降路内ピット部などに駆動装
置を据付けているので、作業スペースは非常に狭くなっ
ている。このためターニングハンドルを360度回転可能
とするためには、ターニングハンドルのレバーを短くし
たりしなければならない。
したがって、ターニングハンドルの回転には多大な労
力を要すると共に、ターニングハンドルの回転操作そ同
時に、ブレーキ解放のため、ブレーキ解放レバーを操作
するので、操作係員の両手が塞がり、作業性が著しく低
下するのみでなく、狭い昇降路内の作業のため危険性も
高くなる。
本発明は上記に鑑み、容易、且つ安全な作業の実施を
可能とするターニングハンドルの影響を目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) このため本発明は減速機入力軸の軸端に、ラチェット
機構付きのターニングハンドルを取付ける。
更に、電磁ブレーキにブレーキ解放レバーを取付け、
この解放レバーのコントロールワイヤをこれに連結し、
コントロールワイヤを引張る操作レバーをターニングハ
ンドルのレバー部の取手部に取付ける。
(作用) このような本発明の構成により、ターニングハンドル
のレバー部分に取付けられたコントロールワイヤ操作用
の操作レバーはターニングハンドルのレバーを握ること
により、一緒に握ることができブレーキを解放しながら
ターニングハンドルを回転させることができる。
ターニングハンドルの回転ストロークがなくなったと
ころで、コントロールワイヤの操作レバーの握りを放す
と、電磁ブレーキが掛かり、この状態でターニングハン
ドルを反転させて、減速機軸を再び回転させる。この動
作を繰返して駆動軸を回転させる。
(実施例) 第1図、第2図に示す実施例に基づいて本発明を説明
する。
減速機3の入力軸軸端を6角形に形成し、ターニング
ハンドル11の取付軸8とする。
ターニングハンドル11は前記取付軸8に取付ける嵌合
部とコントロールワイヤ操作用の操作レバー12を設けた
レバー部からなり、ラチェット装置を施しておく。
電磁ブレーキ3にブレーキ解放レバー10を取付け、コ
ントロールワイヤー13を連結する。コントロールワイヤ
ー13を引張る操作レバー12をターニングハンドル11に取
付固定する。
上記の構成により手動操作時には、先ずターニングハ
ンドル11を取付軸8に嵌合し、次ぎにコントロールワイ
ヤ13の操作用の操作レバー12をターニングハンドルと共
に握り締めると、コントロールワイヤ13が引張られ、ブ
レーキ解放レバー10が作動して電磁ブレーキ3が解放さ
れる。
これによりターニングハンドル11は回転が可能とな
る。回転していって、回転スペースが無くなった時点
で、コントロールワイヤ13の操作レバー12の握りを離す
と、コントロールワイヤ13が戻りブレーキが掛かる。こ
の状態でターニングハンドル11を逆回転する。このとき
電磁3が掛かっており、且つターニングハンドル11のラ
チェット機構により、駆動軸の逆転は生じない。
再びコントロールワイヤ13の操作用操作レバー12を握
り電磁ブレーキ3を解放、ターニングハンドル11を回転
させていく。
この操作を連続してかごを移動させる。
本発明により、低層階建物用エレベータの狭いピット
内に設けられた駆動装置1の手動操作が可能となり、タ
ーニングハンドル11の360度回転を不要とし、少ない労
力で回転が可能となり、作業性の向上及び危険性の防止
となる。
〔発明の効果〕
以上のごとく、本発明により低層階建物用エレベータ
の手動操作が誰にでも容易となり、エレベータの安全性
が向上し、保守点検にも便利となる。エレベータの全体
コストの低減にもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるエレベータの駆動装置部分概略
図、第2図は第1図の部分斜視図、第3図は従来のター
ニングハンドル平面図、第4図は従来の駆動装置概略図
である。 1……駆動装置、3……電動機、電磁ブレーキ 6……減速機、8……減速機の入力軸(取付軸) 11……ターニングハンドル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機、電磁ブレーキ、減速機などから構
    成されたエレベータの駆動装置において、 ラチェット機構を施した手動用のターニングハンドルを
    減速機入力軸に取付け、電磁ブレーキに取付けたブレー
    キ解放装置の操作用レバーを前記ターニングハンドルに
    取付けたことを特徴とするエレベータの駆動装置。
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