JP2713497B2 - フレーム体及びその設置工法並びにフレーム体の製造方法 - Google Patents

フレーム体及びその設置工法並びにフレーム体の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、斜面安定のためのフレーム体及びその設置
工法並びにフレーム体の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、傾斜法面を押さえる斜面安定工法として、フ
レーム工法やプレキャスト法枠工法が知られている。こ
れらの工法は、地盤にアンカーされた既造のコンクリー
トフレームによって傾斜法面を押さえるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
然し、これらの工法でコンクリートフレームを傾斜法
面に設置する場合、施行後の美観を損なうことのないよ
う、特にクロスビーム型のコンクリートフレームでは十
字形状の方向に十分配慮しなければならなかった。そし
て、一般にコンクリートフレームは2〜3tの重量がある
ため、これらの現場への搬入及びこれらの傾斜法面への
設置に際しては大きな重機を必要とし、又、コンクリー
トフレームの方向性を配慮し乍らこれらを用いて行なう
傾斜法面への設置作業は大変面倒であった。
更に、従来のコンクリートフレームは、通常、納期に
1ヵ月以上を要することから、着工時期に対応し難く事
前に十分な打ち合わせが必要であった。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、現場で
の施工性に優れたフレーム体及びその設置工法並びにフ
レーム体の製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる目的を達成するため、請求項1に係るフレーム
体は、円形の上部受圧板と、当該上部受圧板と重合し、
上部受圧板より小径の円形の下部受圧板とからなるもの
である。
そして、請求項2に係るフレーム体の設置工法は、裏
込材を傾斜法面に配置し、当該裏込材に円形の上部受圧
板と、当該上部受圧板よりも小径の下部受圧板とを重置
した後、支圧板及びアンカーヘッドによりアンカー引張
材を緊張し乍ら上部受圧板と下部受圧板とで裏込材を傾
斜法面に圧縮して、両受圧板を傾斜法面に設置するもの
であり、請求項3記載のフレーム体の設置工法は、裏込
材を傾斜法面に配置し、当該裏込材に、円形の上部受圧
板と当該上部受圧板よりも小径の下部受圧板を上下に接
合してなるフレーム体を載置した後、支圧板及びアンカ
ーヘッドによりアンカー引張材を緊張し乍らフレーム体
で裏込材を傾斜法面に圧縮して、フレーム体を傾斜法面
に設置するものである。
又、請求項4に記載のフレーム体は、上部受圧板と、
これより小さな下部受圧板とを重合し、上部受圧板の表
面をモルタールで外形を円形形状に被覆してなるもので
ある。
そして、請求項5に記載の発明は、上部受圧板と下部
受圧板を、支圧板及びアンカーヘッドによりアンカー引
張材を緊張して傾斜法面に設置し、これをモルタール注
入口を有する横断面円形状の型枠で覆い、当該型枠を上
記支圧板にボルト締めして型枠を傾斜法面に押し付け固
定した後、上記モルタール注入口からモルタールを注入
し、モルタールの固化後、型枠を取り除くことを特徴と
する請求項4記載のフレーム体の製造方法であり、請求
項6に記載の発明は、上下に接合された上部受圧板と下
部受圧板とを、支圧板及びアンカーヘッドによりアンカ
ー引張材を緊張して傾斜法面に設置し、これをモルター
ル注入口を有する横断面円形状の型枠で覆い、当該型枠
を上記支圧板にボルト締めして型枠を傾斜法面に押し付
け固定した後、上記モルタール注入口からモルタールを
注入し、モルタールの固化後、型枠を取り除くことを特
徴とする請求項4記載のフレーム体の製造方法である。
〔作 用〕
請求項1に係る発明によれば、上部受圧板と下部受圧
板が従来のクロスビーム型の十字形状のコンクリートフ
レームと同様、傾斜法面を押さえ傾斜法面の安定を図る
こととなるが、本発明のフレーム体は円形であるため、
当該フレーム体を傾斜法面に設置する場合、従来のクロ
スビーム型のフレーム体と異なり設置方向に配慮するこ
となく設置可能となる。
又、請求項2に係るフレーム体の設置工法は、裏込材
を傾斜法面に配置し、当該裏込材に上部受圧板と下部受
圧板を載置した後、支圧板及びアンカーヘッドによりア
ンカー引張材を緊張し乍らフレーム体で裏込材を傾斜法
面に圧縮することによって、フレーム体が傾斜法面に設
置されることとなる。そして、この場合、従来のクロス
ビーム型コンクリートフレームと異なり、設置方向を配
慮することなくフレーム体が設置できることとなる。
同様に、請求項3に係るフレーム体の設置工法にあっ
ては、裏込材を傾斜法面に配置し、当該裏込材に上部受
圧板と下部受圧板が接合してなるフレーム体を載置した
後、支圧板及びアンカーヘッドによりアンカー引張材を
緊張し乍らフレーム体で裏込材を傾斜法面に圧縮するこ
とによって、フレーム体が傾斜法面に設置されることと
なる。そして、この場合にあっても、上記発明方法と同
様、設置方向を配慮することなくフレーム体が設置でき
ることとなる。
又、請求項4に係る発明によれば、請求項1に記載の
フレーム体と同様、フレーム体が地盤を押さえその安定
を図るが、外形を円形形状に被覆したモルタールが受圧
板の腐食を防止する。
そして、請求項5に係る発明によれば、上部受圧板と
下部受圧板を、支圧板及びアンカーヘッドによりアンカ
ー引張材を緊張して傾斜法面に設置し、これをモルター
ル注入口を有する横断面円形状の型枠で覆い、当該型枠
を上記支圧板にボルト締めして型枠を傾斜法面に押し付
け固定した後、上記モルタール注入口からモルタールを
注入し、モルタールの固化後、型枠を取り除くことによ
って請求項4のフレーム体が製造でき、又、請求項6に
記載の発明によれば、上下に接合された上部受圧板と下
部受圧板とを、支圧板及びアンカーヘッドによりアンカ
ー引張材を緊張して傾斜法面に設置し、これをモルター
ル注入口を有する横断面円形状の型枠で覆い、当該型枠
を上記支圧板にボルト締めして型枠を傾斜法面に押し付
け固定した後、上記モルタール注入口からモルタールを
注入し、モルタールの固化後、型枠を取り除くことによ
って、請求項4記載のフレーム体が製造されることとな
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図は請求項1に記載のフレーム体の一実施例を示
し、図に於て、符号1はフレーム体で、当該フレーム体
1は鉄板で形成された円形の上部受圧板3と、当該上部
受圧板3の裏面に重合した2枚の円形の下部受圧板5と
で構成されており、第2図に示すように下部受圧板5は
上部受圧板3の略半分の直径で形成されている。そし
て、両受圧板3,5と地盤7との間には裏込材9が介在さ
れている。
裏込材9は、上部受圧板3と同一の径で形成された円
形状のスポンジにセメントミルクを含浸させたもので、
荷重に応じて自由に変形し得るものである。図示しない
が、当該裏込材9はスポンジにセメントミルク中で、ス
ポンジの体積を縮小拡大させてセメントミルクを十分に
含浸させたものである。そして、上記フレーム体1は、
上部受圧板3上に載置した支圧板11とアンカーヘッド13
によってアンカー孔15内に挿入したPC鋼線17を緊張して
地盤7に押さえつけられており、斯様にフレーム体1が
地盤7に押さえつけられて裏込材9に一定の荷重が掛か
ることにより、裏込材9が地盤7に順応し乍ら圧縮され
て、第1図の如くフレーム体1が当該裏込材9を介して
地盤7に密着されて裏込材9が固結されている。
その他、第1図中、符号19は支圧板11の表面に形成さ
れたボルト孔、21,23は上部受圧板3と下部受圧板5の
中央に穿設されたPC鋼線挿通孔を示し、又、裏込材9の
中央にもPC鋼線挿通孔25が形成されている。
而して、以上のように構成された上記フレーム体1
は、本発明方法の一実施例により以下の如く地盤7に設
置される。
即ち、従来と同様、地盤7に予めアンカー孔15を削孔
し、アンカー孔15内にPC鋼線17を挿入しモルタール等で
固定しておく。
そして、地盤7上にセメントミルクを含浸した上記裏
込材9が配置された後、その上部に2枚の下部受圧板5
が載置され、次いで、上部受圧板3が下部受圧板5の上
に載置される。そして、支圧板11とアンカーヘッド13に
よりPC鋼板17が緊張されて裏込材9に一定荷重が載架さ
れると、裏込材9が地盤7に順応し乍ら圧縮されて、上
部受圧板3と下部受圧板5からなるフレーム体1が裏込
材9を介して地盤7に密着された状態でセメントミルク
が固結されることとなる。
而して、本実施例に係るフレーム体1はこのように構
成されているから、上部受圧板3と下部受圧板5が従来
のクロスビーム型の十字形状のコンクリートフレーム等
と同様、地盤7を押さえ地盤7の安定を図ることとなる
が、斯かるフレーム体1は円形であるため方向性がな
く、斯様に方向性のないレーム体1を地盤7に設置する
場合、従来のクロスビーム型のコンクリートフレームの
如く設置方向に配慮することなく設置されることとな
る。
又、本実施例に係るフレーム体1の設置工法は、裏込
材9を地盤7に配置し、当該裏込材9に上部受圧板3と
下部受圧板5を載置した後、支圧板11及びアンカーヘッ
ド13によりPC鋼線17を緊張し乍ら上部受圧板3と下部受
圧板5で裏込材9を地盤7に圧縮して、両受圧板3,5を
地盤7に設置することにより、現場でフレーム体1が組
み立てられることとなる。
そして、設置されたフレーム体1と地盤7との間に
は、自由に変形が可能な裏込材9が介在されているた
め、設置時に地盤7に凹凸があっても、裏込材9がこれ
に順応して変形しフレーム体1が地盤7に確実に密着す
ることとなる。
従って、本実施例に係るフレーム体1及びその設置工
法によれば、上述したようにフレーム体1は円形で方向
性がないため、斯様に方向性のないフレーム体1を地盤
7に設置する場合、従来のクロスビーム型コンクリート
フレームの如く設置方向に配慮することなく設置でき、
その結果、設置方向に配慮する必要がなくなり、設置方
向のズレによる美観が損なわれることがない。然も、従
来のコンクリートフレームに比し上部受圧板3や下部受
圧板5の重量が軽いため、従来の如き大きな重機を必要
とすることなく施工性が良好となった。
又、従来のフレーム体は、通常、納期に1ヵ月以上を
要することから、着工時期に対応し難く事前に十分に打
ち合わせが必要であったが、本実施例に係るフレーム体
1は現場で組み立てられるので、施工時期に対する応答
が極めて容易である。
更に、地盤7に凹凸があっても、上記裏込材9は変形
自在であるから、フレーム体1と地盤7との密着性が良
好となり、その結果、フレーム体1に部分的に曲げモー
メントが生じてフレーム体1が破損する虞がなく、又、
フレーム体1を一定の傾斜角で配置することができる出
来上り状態の美観性が良好となった。
又、図示しないが、上記フレーム体1は本発明の他の
設置工法によって地盤7に設置してもよい。
即ち、先ず、上記上部受圧板3と下部受圧板5を工場
で予め上下に接合してフレーム体1を形成しておき、こ
れを現場に搬入する。そして、裏込材9を地盤7に配置
し、当該裏込材9に上記フレーム体1を載置した後、以
下、上記実施例の設置工法と同様に支圧11及びアンカー
ヘッド13でPC鋼線17を緊張し乍ら、フレーム体1で裏込
材9を地盤7に圧縮してフレーム体1を地盤7に設置し
てもよい。
そして、設置されたフレーム体1と地盤7との間に
は、自由に変形が可能な裏込材9が介在されているた
め、設置時に地盤7に凹凸があっても、裏込材9がこれ
に順応して変形しフレーム体1が地盤7に確実に密着す
ることとなる。
従って、本実施例に係るフレーム体1の設置工法によ
っても、フレーム体1は円形で方向性がないため、斯様
に方向性のないフレーム体1を地盤7に設置する場合、
設置方向に配慮する必要がなく、又、設置方向のズレに
よる美観が損なわれることがない。
そして、本実施例に於けるフレーム体1にあっても、
従来のコンクリートフレームに比しその重量を軽くでき
るため、従来の如き大きな重機を必要とせず施工性が良
好となり、又、施工時期に対する応答も従来に比し容易
である。
更に、地盤7に凹凸があっても、上記裏込材9は変形
自在であるからフレーム体1と地盤7との密着性が良好
となり、その結果、フレーム体1に部分的に曲げモーメ
ントが生じてフレーム体1が破損する虞がなく、又、フ
レーム体1を一定の傾斜角で配置することができるため
出来上り状態の美観性が良好である。
第3図は請求項4に記載のフレーム体の一実施例を示
す。尚、第1図に示す実施例と同一のものには同一符号
を付してそれらの構造説明は省略する。
図に於て、符号27は本発明の一実施例に係るフレーム
体で、当該フレーム体27は第1図に示すフレーム体1の
構成に加えて、上部受圧板3の表面に、これらを囲むよ
うにモルタール29で外形を円形形状に被覆したものであ
る。尚、モルタール29内には、フレーム体27の製造の際
に使用された型枠取付用のボルト31が埋設されている。
而して、斯かる構成からなる上記フレーム体27は、請
求項5に係る本発明方法の一実施例により以下の如く製
造される。
先ず、上述したフレーム体1の地盤7への2つの設置
工法の何れかによってフレーム体1を上記裏込材9を介
して地盤7に設置する。次いで、第4図に示すように開
口部33a側が順次拡径された横断面円形状の浅皿状の型
枠33をフレーム体1に被せて地盤7に置き、両端にねじ
山が設けられたボルト31を型枠33のボルト孔35に挿通し
てその挿入側を支圧板11のボルト孔19に螺着する。そし
て、型枠33の底面部33bから突出するボルト31の他端側
にナット37を螺着して型枠33を地盤7に押しつけ固定す
る。又、型枠33の一部にはモルタール注入口39が形成さ
れており、型枠33の固定に当たっては、当該モルタール
注入口39は上方に配置されるように注意する必要があ
る。又、型枠33と地盤7との隙間からモルタール29が流
出するのを防止するため、型枠33と地盤7との隙間に
は、上記裏込材9と同一の材料で形成された裏込材41が
挟み込まれる。
そして、第5図に示すようにモルタール注入口39から
モルタール29を注入してその固化後、ナット37を外して
型枠33を取り除くことにより、第3図の如きフレーム体
27が製造される。
本実施例に係るフレーム体27はこのように構成されて
いるから、上記フレーム体1と同様、フレーム体27が地
盤7を押さえその安定を図ることとなるが、モルタール
29が上部受圧板3の腐食を防止する。
従って、本実施例に係るフレーム体27にあっては、長
期に亘る使用によっても、第1図に示すフレーム体1に
比し腐食に耐え得る利点を有する。
そして、請求項5又は請求項6に係る本発明方法の各
実施例によれば、地盤7に裏込材9を配置し、上述した
フレーム体1の地盤7への2つの設置工法の何れかによ
ってフレーム体1を裏込材9を介して地盤7に設置し、
型枠33をフレーム体1に被せてこれを地盤7に押しつけ
固定した後、モルタール注入口39からモルタール29を注
入してその固化後、ナット37を外して型枠33を取り除く
ことにより、第3図の如きフレーム体27が簡単に施工現
場で製造できることとなった。
又は上記フレーム体27及びその製造方法にあっては、
円形の上部受圧板3と下部受圧板5を用いたが、上部受
圧板の表面をモルタール29で外形を円形状に被覆してし
まうため、上部受圧板及び下部受圧板の形状は円形状に
限定されるものではない。そして、斯かる構造によって
も、上部受圧板の腐食が防止できると共に、各受圧板の
方向性を考慮することなく美観を損なわずにフレーム体
を製造できる。
尚、上記各実施例にあっては、裏込材9としてスポン
ジにセメントミルクを含浸させたものを用いたが、その
他の裏込材を使用してもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、各請求項に記載のフレーム体及び
その設置工法並びに製造方法によれば、フレーム体は円
形で方向性がなく、又、斯様に方向性のないフレーム体
を傾斜法面に設置し、又、製造する場合、従来のクロス
ビーム型コンクリートフレームの如く設置方向に配慮す
ることなく設置,製造でき、然も、従来のコンクリート
フレームに比し大きな重機を必要としないので、施工が
簡単となった。
又、従来のコンクリートフレームは、納期に時間がか
かることから、着工時期に対応した難く事前に十分な打
ち合わせが必要であったが、本発明によれば、フレーム
体を現場で製造,設置できるので、施工時期に対する応
答が極めて容易となった。
又、請求項4に記載のフレーム体によれば、モルター
ルによって受圧板の腐食が防止されるので、長期に亘る
使用に耐え得る利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1に記載のフレーム体の一実施例の断面
図である。 第2図は第1図に示すフレーム体の平面図である。 第3図は請求項4に記載のフレーム体の一実施例の断面
図である。 第4図及び第5図は第3図に示すフレーム体の製造方法
を示す断面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 1,27……フレーム体 3……上部受圧板 5……下部受圧板 7……地盤 9……裏込材 29……モルタール 33……型枠。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円形の上部受圧板と、当該上部受圧板と重
    合し、上部受圧板より小径の円形の下部受圧板とからな
    ることを特徴とするフレーム体。
  2. 【請求項2】裏込材を傾斜法面に配置し、当該裏込材に
    円形の上部受圧板と、当該上部受圧板よりも小径の下部
    受圧板とを重置した後、支圧板及びアンカーヘッドによ
    りアンカー引張材を緊張し乍ら上部受圧板と下部受圧板
    とで裏込材を傾斜法面に圧縮して、両受圧板を傾斜法面
    に設置することを特徴とする請求項1記載のフレーム体
    の設置工法。
  3. 【請求項3】裏込材を傾斜法面に配置し、当該裏込材
    に、円形の上部受圧板と当該上部受圧板よりも小径の下
    部受圧板を上下に接合してなるフレーム体を載置した
    後、支圧板及びアンカーヘッドによりアンカー引張材を
    緊張し乍らフレーム体で裏込材を傾斜法面に圧縮して、
    フレーム体を傾斜法面に設置することを特徴とする請求
    項1記載のフレーム体の設置工法。
  4. 【請求項4】上部受圧板と、これより小さな下部受圧板
    とを重合し、上部受圧板の表面をモルタールで外形を円
    形形状に被覆してなることを特徴とするフレーム体。
  5. 【請求項5】上部受圧板と下部受圧板を、支圧板及びア
    ンカーヘッドによりアンカー引張材を緊張して傾斜法面
    に設置し、これをモルタール注入口を有する横断面円形
    状の型枠で覆い、当該型枠を上記支圧板にボルト締めし
    て型枠を傾斜法面に押し付け固定した後、上記モルター
    ル注入口からモルタールを注入し、モルタールの固化
    後、型枠を取り除くことを特徴とする請求項4記載のフ
    レーム体の製造方法。
  6. 【請求項6】上下に接合された上部受圧板と下部受圧板
    とを、支圧板及びアンカーヘッドによりアンカー引張材
    を緊張して傾斜法面に設置し、これをモルタール注入口
    を有する横断面円形状の型枠で覆い、当該型枠を上記支
    圧板にボルト締めして型枠を傾斜法面に押し付け固定し
    た後、上記モルタール注入口からモルタールを注入し、
    モルタールの固化後、型枠を取り除くことを特徴とする
    請求項4記載のフレーム体の製造方法。
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