JP2712280B2 - 楽音制御用センサ - Google Patents

楽音制御用センサ

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JP2712280B2
JP2712280B2 JP63115920A JP11592088A JP2712280B2 JP 2712280 B2 JP2712280 B2 JP 2712280B2 JP 63115920 A JP63115920 A JP 63115920A JP 11592088 A JP11592088 A JP 11592088A JP 2712280 B2 JP2712280 B2 JP 2712280B2
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JP
Japan
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switches
finger
bent
tone control
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晧 中田
秀雄 鈴木
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、指の曲げに応じて楽音を制御する場合に
用いて好適な楽音制御用センサに関する。
「従来の技術」 従来の楽音は、自然楽器、電子楽器を問わず、鍵盤を
引いたり、管を吹いたりして楽音の発生、制御を行って
いた。
「発明が解決しようとする課題」 上述のように、従来の楽器においては、楽器を弾くと
いう動作が伴われ、弾くための対象物(鍵盤等)の存在
を必要としていた。したがって、弾く位置、弾く姿勢等
に制約を受けるという問題があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、
弾く位置や姿勢の制約を無くし、人の自由な動作に従っ
て楽音の発生、制御を行うことができる楽音制御用セン
サを提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明は、上記課題を解決するために、指に沿って
板状に形成され、かつ、前記指の曲げに応じて湾曲する
センサ本体は、このセンサ本体内に設けられ、前記セン
サ本体の曲がり状態に応じてオン/オフする複数のスイ
ッチとを具備し、かつ、前記各スイッチを並列接続し、
これらのスイッチのいずれかの状態が変化すると、各ス
イッチに共通の楽音制御信号を出力することを特徴とす
る。
「作用」 指が曲げられると、その曲げ状態に応じていずれかの
スイッチがオンする。いずれのスイッチがオンすると、
各スイッチが並列接続されているため、これらのスイッ
チのいずれかの状態が変化すると、各スイッチに共通の
楽音制御信号が出力される。すなわち、指の種々の曲が
り方に応じて楽音制御信号が出力される。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明
する。
第1図は、この発明の第1の実施例の構成を示す側面
図である。図において、1は指であり、2は指1に沿っ
て固定されるセンサ本体である。このセンサ本体は、例
えばプラスチック等によって薄板状に形成され、また、
指1の関節に対応する部分はV字状の切欠が設けられて
屈曲し易い屈曲部3,4となっている。屈曲部3,4によって
仕切られた部分2a,2b,2cは、各々がさらに2つのピース
2a1,2a2,2b1,2b2,2c1,2c2からなっている。ここで、ピ
ース2a1,2a2は、各々図示のように上下に組み合わされ
る形状となっており、組み合わせ部分がスライド自在に
構成されている。すなわち、ピース2a1,2a2を互いにス
ライドさせることにより、部分2aの長さを変えることが
できる。また、他のピース2b1,2b2および2c1,2c2につい
ても同様に構成されている。そして、各部分2a,2b,2cの
長さを変えることによって、屈曲部3,4の位置を関節の
位置に一致させることができる。このように構成したの
は、人によって関節から関節までの長さが異なっている
ためであり、屈曲部3,4の位置を操作者の指に対応さ
せ、曲がり易くするためである。
また、屈曲部3を構成する両斜面には、第2図に示す
ように、金属片10,11が取り付けられており、屈曲部3
が所定角度以上折り曲げられると、この金属片10,11が
接して導通するようになっている。また、屈曲部4につ
いても同様の金属片が設けられている。これらの金属片
は、第3図に示すようにスイッチSW1,SW2を構成してお
り、また、各スイッチSW1,SW2は並列接続されている。
そして、各スイッチSW1,SW2には抵抗Rを介して電圧V
が印加されており、この結果、スイッチSW1,SW2のいず
れかがオンとなると、“0"レベルのスイッチ信号がキー
オン信号KONとして出力される。また、すべてのスイッ
チSW1,SW2がオフの場合は、キーオン信号KONは出力され
ず、“1"レベルの信号が出力される。そして、キーオン
信号KONは図示せぬ楽音制御回路に供給され、この楽音
制御回路はキーオン信号KONが供給されると、楽音の発
生処理を開始し、キーオン信号KONが停止すると楽音停
止処理を行う。
上述した構成によれば、指1が曲げられると、その曲
げの状態に応じてスイッチSW1,SW2のいずれかがオンす
る。そして、いずれか1つのスイッチSW1あるいはSW2が
オンすると、キーオン信号KONが出力され、楽音の発生
処理がなされる。この場合において、指1の曲げ方に
は、第1関節部分が曲げられる場合、第2関節部分が曲
げられる場合、あるいは双方が曲げられる場合等種々の
態様があるが、この実施例においては、どのような曲げ
方であっても、確実に指1の曲げを検出することができ
る。したがって、操作者はその姿勢や位置に拘束される
ことなく、また、指の曲げ方にも拘束されることなく、
自由に楽音を制御することができる。
次に、第4図はこの発明の第2の実施例の構成を示す
側断面図である。図において20は板状のセンサ本体であ
り、やや肉厚に形成されている。このセンサ本体20は、
湾曲自在な板状の導電ゴム20aと、この導電ゴム20aに平
行に設けられる導電ゴム20bと、これらの導電ゴム20a,2
0b間に所定間隔毎に設けられるスペーサ21,21……とか
ら構成されている。また、導電ゴム20aの下面であって
スペーサ21,21……によって仕切られた部分には、接点
部材22,22……が設けられている。また、センサ本体20
は、指1に沿って取り付けられるようになっており、指
1が曲げられるとこれに応じて湾曲する。そして、セン
サ本体20が湾曲すると、第5図に示すように、接点部材
22が導電ゴム20bに接し、導電ゴム20aと20bとが導通す
る。すなわち、接点部材22,22……は第6図に示すよう
にスイッチSW1〜SWnの可動接点を構成している。また、
各スイッチSW1〜SWnは、導電ゴム20a,20bによって並列
接続されている。そして、各スイッチSW1〜SWnには、抵
抗Rを介して電圧Vが印加されており、前述の第1の実
施例と同様にいずれかのスイッチSW1〜SWnがオンする
と、“0"レベルのスイッチ信号がキーオン信号KONとし
て出力され、楽音制御回路(図示略)に供給される。
上述した構成によれば、指1が曲げられると、1また
は2以上の接続部材22が導電ゴム20bに接する。すなわ
ち、スイッチSW1〜SWnのいずれか1または2以上がオン
する。この結果、キーオン信号KONが出力され、楽音の
発生が行われる。
この場合において、接点部材22,22……は所定の間隔
で多数設けられているから、指1がどのような曲げ方を
されても、かならずいずれかのスイッチSW1〜SWnがオン
し、指1の曲げが確実に検出される。したがって、操作
者が拘束感のない自由な演奏を行い得ることは、前述の
第1の実施例と同様である。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、指に沿って
板状に形成され、かつ、前記指の曲げに応じて湾曲する
センサ本体と、このセンサ本体内に設けられ、前記セン
サ本体の曲がり状態に応じてオン/オフする複数のスイ
ッチとを具備し、かつ、前記各スイッチを並列接続し、
これらのスイッチのいずれかの状態が変化すると、各ス
イッチに共通の楽音制御信号を出力するようにしたの
で、弾く位置や姿勢の制約を無くし、自由な人間の動作
(指の曲げ)に従って楽音の発生、制御を行うことがで
きる利点が得られる。さらに、この発明によれば、いず
れのスイッチの状態が変化しても共通の楽音制御信号が
発生するので、指の曲げに左右されない楽音制御が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図この発明の第1の実施例の構成を示す側面図、第
2図は同実施例における屈曲部3の構成を示す斜視図、
第3図は同実施例の電気的構成を示す回路図、第4図は
この発明の第2の実施例の構成を示す側断面図、第5図
は同実施例においてセンサ本体20が屈曲したときの状態
を示す側断面図、第6図は同実施例の電気的構成を示す
回路図である。 2,20……センサ本体、3,4……屈曲部(スイッチ)、10,
11……金属片(スイッチ)、20a、20b……導電ゴム(ス
イッチ)、22……接点部材(スイッチ)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指に沿って板状に形成され、かつ、前記指
    の曲げに応じて湾曲するセンサ本体と、このセンサ本体
    内に設けられ、前記センサ本体の曲がり状態に応じてオ
    ン/オフする複数のスイッチとを具備し、かつ、前記各
    スイッチを並列接続し、これらのスイッチのいずれかの
    状態が変化すると、各スイッチに共通の楽音制御信号を
    出力することを特徴とする楽音制御用センサ。
JP63115920A 1988-05-12 1988-05-12 楽音制御用センサ Expired - Lifetime JP2712280B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP63115920A JP2712280B2 (ja) 1988-05-12 1988-05-12 楽音制御用センサ

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JPH01284895A JPH01284895A (ja) 1989-11-16
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4414537A (en) 1981-09-15 1983-11-08 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Digital data entry glove interface device
US4635516A (en) 1984-09-17 1987-01-13 Giancarlo Giannini Tone generating glove and associated switches

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4444205A (en) * 1980-05-31 1984-04-24 University Of Strathclyde Apparatus for assessing joint mobility

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US4635516A (en) 1984-09-17 1987-01-13 Giancarlo Giannini Tone generating glove and associated switches

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