JPS6155695A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS6155695A
JPS6155695A JP60119645A JP11964585A JPS6155695A JP S6155695 A JPS6155695 A JP S6155695A JP 60119645 A JP60119645 A JP 60119645A JP 11964585 A JP11964585 A JP 11964585A JP S6155695 A JPS6155695 A JP S6155695A
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electronic musical
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string
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/32Constructional details
    • G10H1/34Switch arrangements, e.g. keyboards or mechanical switches specially adapted for electrophonic musical instruments
    • G10H1/342Switch arrangements, e.g. keyboards or mechanical switches specially adapted for electrophonic musical instruments for guitar-like instruments with or without strings and with a neck on which switches or string-fret contacts are used to detect the notes being played
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
    • G10H1/04Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation
    • G10H1/053Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only
    • G10H1/055Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only by switches with variable impedance elements
    • G10H1/0556Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only by switches with variable impedance elements using piezoelectric means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S84/00Music
    • Y10S84/30Fret control

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフレットを備えた電子楽器に関する。
より具体的には、トップ・オクターブゼネレータと一連
の周波数デバイダ、電圧調整器とを用い、弦が所定のフ
レットセグメントと接触したときに周波数と振幅とを変
えることによって、所望の楽音を発生させる手段を明ら
かにするものである。
〔従来技術の説明〕
フレットの付いた弦楽器に電子回路を結合し、電圧信号
を連続的に発生させて電圧が制御されたゼネレータを駆
動することはこの分野では知られている。例えば、米国
特許第4038897号は、楽器のフレット毎に電圧を
変えるものであって、弦が押圧されてフレットと接触し
たとき弦に所定の電圧が加えられるようにしたものであ
る。しかし、この装置にあっては、導電性フレットは楽
器のフィンガーボードに完全にまたがって設けられてい
るから、一度に1つの楽音しか発生させることができな
い。
複数の弦を備えた楽器の場合、弦の電圧はマルチプレク
サによって繰り返しサンプリングされ、値電圧に回路を
加えることによってオフセット電圧が付加される。その
結果、開放弦との間には音階の隔たり(音程)が形成さ
れる。ピーク検波器は、1回のサンプリングサイクル中
に付加された回路がつくり出す最高電圧だけを通過させ
るから、フレットを押圧して2本以上の弦が同時に接触
したときに生ずるアンビギティは解消する。
米国特許第4306480号は、1個のフレット板と複
数の導電性フレットを、抵抗要素が分離して構成される
梯子形抵抗体に接続した電子楽器を開示している。導電
性弦を任意のフレットに接触させると電気回路が形成さ
れる。電気回路には電圧制御されたオシレータが含まれ
、回路中の抵抗の大きさに応じて楽音を発生するのであ
る。
米国特許第4235141号と、本発明者による米国特
許第4330918号とは、いずれも電気回路中の抵抗
を変えるという概念を利用した電子楽器を明らかにする
ものであって、その接触点の下流側の抵抗に応じた周波
数の楽音を発生させる。これらのいずれの装置も周波数
をコントロールするために抵抗要素を利用しているから
、弦或は抵抗要素は周波数の変化に希望通り適応させる
ために少なくとも一定の長さと巳なけれはならない。
抵抗を利用して周波数をコントロールするatは、いず
れも−個或は一連の適当な抵抗要素を配備せねばならず
、この抵抗値によって、楽器のフィンガーボードの長手
方向に沿う種々の位置に於て所定の周波数が形成される
ことになる。
米国特許第4176576号は、キーボードのキーを押
すことにより、そのキーに対応する音階の音電圧信号を
発生するキーボード回路を有する電子楽器を開示してい
る。この楽器は、複数の楽音が形成されるものであって
、複数のキーを同時に押したとき、各々のキーに対応す
る電圧イ言号が複数の音発生セクションに繋がった抵抗
回路の夫々の接触点に発生する。
しかし、この楽器は弦楽器というよりはむしろキーボー
ドの用途を企図するものである。
それ故、複数の音を同時に発生させることのできるフレ
ット付の弦楽器が依然として必要とされる所以である。
更に、かかる楽器は振幅が電圧によってコントロールさ
れる必要がある。
更に、かかる楽器は構造がシンプルであって、既存の部
品を多数利用して楽器の全体コストを最小限に抑える必
要がある。
〔発明の要約〕
本発明は上記の必要性に鑑み達成され上記の問題点を解
消するものであって、フィンガーボードの長手方向の所
定位置に区画して配備された複数のフレットを、該フィ
ンガーボードを横切って設けた電子弦楽器を明らかにす
るものである。フレットを分割することによって、導電
性の弦は各々が互いに電気的に絶縁されるから、幾つか
の楽音を同時に奏することができる。各々の弦にはコン
トロールされた電圧が供給され、各々のフレットセグメ
ントには記憶された基準周波数の電気信号が供給される
フレットセグメントは各々の弦よりも下であってフィン
ガーボードの長手方向に沿って設けられ、一連の周波数
デバイダを用いて適当な周波数がフレッドセグメントに
供給される。
弦は、フレットセグメントと一定の間隔を存して楽器に
取り付けられており、弦を押し付けてフレットセグメン
トと接触することによって電気的な回路が形成され、該
フレットセグメントに送られた信号の周波数と全く等し
い出力周波数を発生する。同じ弦を異゛なるフレットセ
グメントに押しつけて接触させれば、周波数の異なる別
の電気回路が形成される。複数の弦を同時に押しつけれ
ば複数の電気回路が形成され、各々の回路は異なる周波
数を備えている。
振幅制御手段を配備することにより、各弦のフレット位
置から発せられる電気信号の振幅をコントロールするこ
とができ、該手段は複数の圧力トランスデューサを備え
、1個ずつ各弦に繋がれている。また、楽器装置の振幅
制御手段に代えて、フレットセグメントの各々に導電性
エラストマーを配備することができる。この装置の場合
、導電性エラストマーに加えられる力を変えることによ
って回路中の抵抗を変えることができる。
本発明は、複数の音(tone)を同時に奏することが
できる電子弦楽器を明らかにすることを目的とする。
本発明は、回路中の抵抗によらずに楽器の出力周波数を
決めることができる電子弦楽器を明らかにすることをも
う1つの目的とする。
本発明は、全てのフレットセグメントへの周波数の供給
を一連の周波数デバイダを用いて行ない、各フレットセ
グメントに適当な周波数を供給する電子楽器を明らかに
することを目的とする。
本発明は、弦に加えられる電圧によって音の強さをコン
トロールする楽器を明らかにすることを更に目的とする
本発明は、音の周波数が弦の長さやフレットの間隔に左
右されることのない電子楽器を明らかにすることを更に
目的とする。
本発明は、電気ノイズを少なくした楽器を明らかにする
ことを更に目的とする。
本発明は、複数のフレットを分割することによって、種
々の弦を電気的に絶縁した楽器を明らかにすることを更
に目的とする。
本発明は、希望に応じてどんな形状にもすることができ
る電子楽器を明らかにすることを更に目的とする。
本発明は、弦がフレットと不注意に接触しないように弦
を物理的に規制する手段を明らかにすることを更に目的
とする。
本発明のこれら及びその他の目的については、添付の図
面に基づく本発明の以下の記載からより完全に理解され
るであろう。
〔望ましい実施例の説明〕
ここで用いられる「導電」及び「絶縁」という語句につ
いては、特に明記しない限り、材質が電流の通流を伝導
する能力、抵抗する能力を夫々意味するものとする。
本発明は、単純化された回路を用い、電子弦楽器の水晶
制御オシレータが発する電気信号の周波数と振幅をコン
トロールする手段を提供するものである。
本発明の楽器は周波数範囲を広げることができるから、
フレットのパターンはその他の弦楽器よりも接近した形
にて配置することができる。
各々の弦がその下方にあるフレットセグメントだけと接
触するように、フレットを分割しその位置決めを行なう
ことによって、一連の周波数デバイダに基づいて種々の
周波数を選択することができる。キーを同時”に作動さ
せることによって、同じ回路で振幅をコントロールする
ことができる。
本発明は、1個のオシレータと複数のデバイダ−キーヤ
を用いた電子弦楽器に関するものであって、所定の弦を
押しつけ、楽器のフィンガーボードに沿って設けられた
種々の導電性フレットセグメントと接触させて明瞭な楽
音を生ずることのできる楽器を提供するものである。
フレットを分割したことによって、楽器の各々の弦は個
々に電気回路を形成すると共に他の弦と干渉しない楽音
を同時に発生させることができる。
このように、本発明は楽器におけるコードなどの複数の
音の組合せを奏することのできる簡単でしかも効果的な
方法を明らかにするものである。
第1図に電子弦楽器(10)を示している。本発明の実
施例において、楽器(10)はギターのような形状を成
し、本体部(1りとネック部t141を備えている。フ
ィンガーボード(16)は電気的に絶縁されネック部(
14)の上側表面に形成している。フィンガーボード(
16)の絶縁面を横切って、分割されたフレットが複数
個、例えばllTl (19) (211といったよう
に取りつけられている。
複数個の細長い電気的に伝導性の要素、例えば導電性の
弦(1) (2) (31(41を楽器(10)に取り
付け、導電フレットに接近して設けている。弦の数と等
しい複数個の圧力トランスデューサ、例えば(lb) 
C2b)(3b) (4b)を本体部(121に設け、
弦(11(2) (31F4+に夫々接続し、回路の振
幅をコントロールする手段を形成している。本体部02
)には、オクターブセレクタースイッチ(15)を更に
設けている。
本発明は第1図に示す形態に限定されるものでないこと
は理解されるべきである。例えば楽器の本体部、ネック
部、フィンガーボードをすへて結合して単一の細長い部
材となし、1つのフィンガーボードとすることもできる
。フィンガーボードに設ける弦の数は幾らでもよく、又
フレットの数も任意なものとすることができる。本発明
は機械的な楽器とは異なり電子的な楽器に関するもので
あって、これによって創り出される音は弦の長さに左右
されるものでないことは当該分野の専門家にとって明ら
かであろう。
第2図は楽器00)のネック部とフィンガーボードの一
部をあられした部分断面図である。ネ・ツク部(14)
には、図示の如く絶縁性の上表面(16)を形成してい
る。各々のフレットは弦の数と等しし1数のセグメント
を複数個備えている。
例えば、フレット(17)にはフレットセグメント(1
7a) (17b) (17C) (17d)が含まれ
る。同じように、フレット(19)には、フレットセグ
メント(19a)(19b) (19C) (19d)
が含まれる。
フレットセグメントの各々は電気的に伝導体であって、
各々のフレットセグメントは夫々電子回路と接続される
。これらについては後で説明をする。
楽器の導電性値は、各弦が各フレットのフレットセグメ
ントに接近して設けられている。例えば、導電性の弦(
1)は、フレット(17) (191(21+のフレ・
ノドセグメント(17a) (19a) (21a)に
夫々接近して設けられている。
上側の絶縁表面(161は、フィンガーボードの長手方
向に沿うフレットとフレットの間に上向きに突出して設
け、フレットセグメントの高さよりも高くするのが望ま
しい。第2図において、絶縁表面(16)の上向きの突
出部(25)(2)は、フレ・ノド(171(頂(21
1の最上部よりも高い位置まで上向きに突設している。
絶縁表面(16)の上向き突出部は、各々の弦と接触さ
せるのが望ましく、フレットセグメントと所定の間隔を
設けて弦を維持するために用いられる。
本発明の望ましい実施例において、弦は、絶縁表面の上
向き突出部によって約0.01インチ、或は0.005
乃至0.02インチの範囲内で各フレ・ノドセグメント
よりも上の位置で維持されている。上向きの突出部は、
弦を押しつけて所定のフレ・ノドセグメントと接触させ
た時、弦が隣のフレ・7トセグメントと偶発的に接触す
ることを防ぐ役割も果たす。例えば、弦(1)を艶の位
−で下向きに押してセグメント(19a)と接触させた
時、上向きの突出部(25+ (271によって弦(1
)がフレットセグメント(17a)又は(21a)の何
れかと接触するのを防ぐのである。
上向きの突出部の最上部には溝を設け、弦を下向きに押
しつけた時、弦が横方向に動くのを防いでいる。例えば
、溝(25a)は弦(1)と略平行に延び、弦(1)が
横方向に動くのを防いでいる。
第3図に弦(1)の回路図を示している。
水晶オルレータ(90)とオクターブセレクター((財
)がトップオクターブゼネレータαO1に接続され、該
ゼネレータ000に所定範囲のオクターブが送られる。
オクターブセレクタ((2)はデバイダ+94) (9
61とオクターブセレクタスイッチ(15)を含んでい
る。スイッチ(15)を操作することによって、楽器の
周波数範囲を可聴範囲内で速やかに切り換えることがで
きる。
トップオクターブゼネレータα0(IはMO5電界効果
トランジスタ(MOSFET)(110)のゲート(1
11)に接続している。MOSFET(110)のドレ
ン(112)はレジスター(117)を介してフレット
セグメント(17a)と接続している。MOS F E
T (110)の電源(113)は共通のアース(20
0)に接続している。
弦(1)はフレットセグメント(17a) (19a)
 (21a)とは一定の間隔を設けて取り付けられてお
り、作動増幅器(120)の出力(121)と接続して
いる。
弦(1)は増幅器(120)の反転入力(124)とも
接続シテいる。振幅コントロール回路(130)は、作
動増幅器(120)の非反転入力(125)と共通のア
ース(200)との間に接続している。
トップオクターブゼネレータQOIはフレットセグメン
l−(17a)に少なくとも1つの基準周波数(kno
wn reference  frequency)の
電気信号を供給するものである。
周波数デバイダ(135)はMOSFET(110)の
ゲート(111)とMOS F ET (14Q)のゲ
ート(141)の間に設けている。MOS F ET 
(140)のドレン(142)はレジスター(147)
を通り、フレットセグメント(19a) ニ接続してい
る。MO5FET (140)の電源(143)は、共
通のアース(200)に接続している。
トップオクターブゼネレータ(101は、フレットセグ
メント(17a)に送られた基準周波数信号の一部であ
る電気信号をフレットセグメント(19a)に供給する
のである。
同じ様に、MO5F ET (14Q)のゲート(14
1)とMOS F ET (150)のゲート(151
)との間には周波数デバイダ(145)を設けている。
M OS F E T(150)のドレン(152)は
レジスター(157)を介してフレット(21a)に接
続しテいる。MO5FET (150)の電源(153
)は共通のアー:x、 (ground) (200)
 1.C接続している。フレットセグメント(19a)
に送られた周波数の一部である電気信号がフレットセグ
メント(21a)に供給される。
弦(1)がフレットセグメント(17a) (19a)
 (21a)の何れか1つと接触すると、周波数の異な
る電気回路がそれぞれ独立して形成されることは当該技
術分野の専門家であれば理解されるであろう。弦(1)
がフレットセグメント(17a)と接触すると、基準周
波数はライン(170)の上をレジスター(171)を
通って作動増幅器(250)の反転入力(254)に送
られる。同じ様に、フレット(119a)はライン(1
90)及びレジスター(191)を通って反転入力(2
54)に接続され、フレットセグメント(21a)はラ
イン(210)とレジスター(211)を介して反転入
力(254)に接続している。作動増幅器(250)の
非反転入力(255)は共通のアース(200)に接続
している。レジスター(220)とキャパシター(23
0)は作動増幅器(250)の反転入力(254)と出
力(251)の間に並列に設けている。
これは単に回路の一部を示すのみてあって、その他フレ
ットセグメントに対しては回路を追加して設けなければ
ならないことは理解されるべきである。
更に楽器の各々の弦に対して増幅器のコントロール回路
を別個に設けられることも理解されるへきである。
フレットセグメントと一定の間隔をあけて楽器の弦の各
々を取り付ける手段を設けている。弦を押しつけてどの
フレットセグメントと接触させても、かかるフレットセ
グメントに備わる周波数と略等しい周波数の電気回路が
形成される。同じ弦を押しつけて異なるフレットセグメ
ントト接触させれば、異なる周波数の異なる電気回路が
形成される。数数の弦を同時に押しつけると複数の電気
回路が同時に形成され、各々の回路は異なる周波数の楽
音を創り出すことができる。
第3図に振幅制御回路(130)を使用するときの実施
例を示している。本発明は、振幅コントロール回路に所
定の振幅出力の表示を与えるという2つの望ましい方法
を含むものである。
何れの場合も回路の振幅は弦に加えられた電圧に応答す
る。
第1の実施例において、複数の圧力トランスデューサ(
lb) (2b) (3b) (4b)を楽器の本体部
に設けており、それぞれ各々の弦と繋がっている。楽器
を使用するには、一方の手で弦を押しつけて所定のフレ
ットセグメントと接触させ、他方の手で適当な圧力トラ
ンスデューサを押せばよい。特定のトランスデユーサに
加えられる圧力が大きくなればなる程、それと繋がって
いる弦へ送られる出力信号の振幅は大きくなる。これは
第5図の「オープン ドレン」回路の働きによって達成
され、この回路の出力振幅は接触した弦から供給される
電圧と比例している。
第4図に振幅のコントロールを行なう別の方法を示して
いる。各々のフレットセグメント、例えば、セグメント
(17a)には導電性のエラストマー(260)から成
る適当なカバーを被せている。フレットセグメントのア
ッセンブリ(290)は、絶縁フィンガーボード(16
)に取り付けている。エラストマー (260)の電気
抵抗は弦から加えられる下向きの力によって変化する。
次にこの抵抗の変化を利用して発生する音の大きさをコ
ントロールすることができる。弦の上に絶縁層を設ける
ことが望ましい場合もある。この場合、弦あるいは導電
性リボンの振れが一層太き(なってもそれに対応できる
柔軟性を備えていなければならない。
第5図に回路の詳細を示しており、この回路の中では導
電性のエラストマーをオーブンドレン回路の可変負荷抵
抗器として用いている。
第5図の回路は、下記の点を除いて第3図に示す回路と
同一である。先ず、フレットセグメント(17a) (
19a) (21a)とそれに対応するレジスター(1
17) (147) (157)に代えて、抵抗が可変
のエラストマーに覆われたフレットセグメント(270
)(290) (311)を夫々用いている。その結果
、作動増幅器(250)への出力振幅は弦(1)に加え
られる電圧に比例し、エラストマー(270) (29
0) (310)の抵抗と入力抵抗(171) (19
1) (211)の合計と夫々反比例する。残された唯
一の相違点は、レジスター(115) (145) (
155)がライン(170)とアース(190)、ライ
ン(190)とアース及び(210)、ライン(210
)とアースとの間に夫々設けられ、出方信号の変化に伴
なって生ずる干渉を減らしていることである。
このように、本発明は複数の音を同時に奏することので
きる電子弦楽器を明らかにするものであることは理解さ
れるであろう。各々の弦は幾つかのオクターブから成る
所定の楽音をもたらすことができるし、幾つかの異なる
弦を同時に作用することによってコードを創り出すこと
もできる。
更に、本発明は同じ回路を利用することによって振幅の
コントロールを行ない特定の楽音の周波数を決めること
もできる。
本発明のこれら目的は、オシレータ、デバイグーキーヤ
及びフレットセグメントの組合せを利用することによっ
て達成される。
本発明の望ましい実施例について記載し、またそれらを
実施する望ましい方法について記載したか、本発明はそ
れらに限定されるものでなく特許請求の範囲内において
種々の変更を成すことができることは理解されるべきで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は電気的に絶縁性のフィンガーボード、導電性の
フレットセグメント及び導電性の弦を示す本発明の一実
施例を示す図、第2図は第1図の楽器のネック部とフィ
ンガーボード部の一部破断した断面図、第3図は楽器の
弦の1本とつながる電気回路の回路図、第4図は導電性
のエラストマー材料によって覆われた導電性のフレット
セグメントの一部破断した斜面図、第5図は導電性のエ
ラストマーを用いて振幅を局部的にコントロールする楽
器であって、該楽器の弦の1本に繋いだ電気回路図であ
る。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)電気的に絶縁された上側表面と、該表面の
    長手方向の所定の位置で該表面を横切って取り付けられ
    た複数個のフレットとを備えるフィンガーボードを配備
    し、各フレットは複数個の電気的に導電性のフレットセ
    グメントを含みセグメントの各々は互いに電気的に絶縁
    され、 (b)複数個の細長い電気的に導電性の要素を、各要素
    が各フレットの単一のフレットセグメントに接近させて
    設け、 (c)それら要素を電気的に負荷する手段を設け、(d
    )複数の周波数ゼネレータ手段を設け、該手段は各々の
    導電性要素がフレットセグメントの各々に少くとも1つ
    の基準周波数を有する電気信号を選択的に供給しうるよ
    うにフレットのフレットセグメントと接続し、 (e)フィンガーボードの長手方向に沿って設けた各導
    電性要素は、フレットセグメントの間にデバイダ手段が
    電気的に介在し、各導電性要素の追加フレットセグメン
    トの各々に基準周波数の一部である周波数を少なくとも
    1つ有する信号を選択的に供給し、 (f)フレットセグメントと一定の間隔をあけて導電性
    要素の各々を楽器に取り付ける手段を設け、導電性要素
    を押しつけて任意のフレットセグメントと接触させるこ
    とによりフレットセグメントに加えられた信号の周波数
    を少なくとも1つ有する電気回路を形成し、前記導電性
    の要素を別のフレットのフレットセグメントと接触させ
    て異なる周波数を少なくとも1つ有する異なる電気回路
    を形成し、同時に複数の導電性要素を押すことによって
    同時に各々が複数の異なる周波数を備えた複数の電気回
    路を形成する、 ことを特徴とする電子楽器。
  2. (2)ゼネレータ手段の各々は第1のフレットセグメン
    トに複数の基準信号を供給する特許請求の範囲第1項に
    記載の電子楽器。
  3. (3)上側の絶縁表面部はフィンガーボードの長手方向
    に沿ってフレットとフレットとの間で上向きに突出し、
    フレットセグメントよりも高い位置まで延びている特許
    請求の範囲第1項に記載の電子楽器。
  4. (4)上側表面の上向き突出部は各々が導電性要素と接
    触し、該要素はフレットセグメントと所定の間隔をあけ
    て維持される特許請求の範囲第3項に記載の電子楽器。
  5. (5)上向きの突出部はフレットセグメントよりも0.
    005乃至0.02インチ高い位置で導電性の要素を維
    持する特許請求の範囲第4項に記載の電子楽器。
  6. (6)上向きの突出部はフレットセグメントよりも約0
    .01インチ高い位置で導電性の要素を維持する特許請
    求の範囲第4項に記載の電子楽器。
  7. (7)上向きの突出部は、導電性要素を押しつけて所定
    のフレットセグメントと接触させた時、その導電性要素
    のフィンガーボードの長手方向の隣りのフレットセグメ
    ントと接触することを防ぐ特許請求の範囲第4項に記載
    の電子楽器。
  8. (8)振幅コントロール手段が設けられている特許請求
    の範囲第1項に記載の電子楽器。
  9. (9)回路の振幅は電気的に導電性の要素に加えられる
    電荷の電圧に応答する特許請求の範囲第8項に記載の電
    子楽器。
  10. (10)振幅コントロール手段は複数の圧力トランスデ
    ューサを含み、各々の導電性要素と1個づつつながって
    いる特許請求の範囲第8項に記載の電子楽器。
  11. (11)振幅コントロール手段はフレットセグメントの
    各々に導電性のエラストマーを被せている特許請求の範
    囲第8項に記載の電子楽器。
  12. (12)導電性のエラストマーは、導電性の要素に接触
    する力を変えることによって抵抗が異なる回路を形成し
    、これによって回路の振幅をコントロールする特許請求
    の範囲第11項に記載の電子楽器。
  13. (13)導電性の要素は弦である特許請求の範囲第1項
    に記載の電子楽器。
  14. (14)導電性の要素はリボンである特許請求の範囲第
    1項に記載の電子楽器。
  15. (15)導電性の要素は弦である特許請求の範囲第3項
    に記載の電子楽器。
  16. (16)上向きの突出部の最上部には、弦と略平行に延
    びる溝が少なくとも1つ設けられ、弦に下向きの力を加
    えた時、横方向に弦が動くことを防いでいる特許請求の
    範囲第15項に記載の電子楽器。
  17. (17)オクターブセレクター手段が設けられている特
    許請求の範囲第1項に記載の電子楽器。
  18. (18)オクターブセレクター手段によって楽器の周波
    数範囲を可聴範囲で速やかに変えることのできる特許請
    求の範囲第17項に記載の電子楽器。
JP60119645A 1984-08-20 1985-05-31 電子楽器 Pending JPS6155695A (ja)

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