JPH079577B2 - 楽音発生制御装置 - Google Patents

楽音発生制御装置

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JPH079577B2
JPH079577B2 JP62023881A JP2388187A JPH079577B2 JP H079577 B2 JPH079577 B2 JP H079577B2 JP 62023881 A JP62023881 A JP 62023881A JP 2388187 A JP2388187 A JP 2388187A JP H079577 B2 JPH079577 B2 JP H079577B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、人間の手や腕の動きに応じて、楽音発生装
置の楽音発生を制御することができる楽音発生制御装置
に関する。
「従来の技術」 周知のように、電子鍵盤楽器においては、演奏者が鍵盤
および各種楽音制御用操作子を手や足で操作することに
より、所望の音高および音色等を指定し、音楽を演奏す
るようになっている。
ところで、上述した従来の電子鍵盤音器においては、手
や足で鍵を押下する以外に、音高を指定することができ
ず、音楽の演奏方法が限られていた。
そこで、本出願人は、先に、手や腕の動きに応じて楽音
発生を制御する装置として、第3図〜第6図に示すよう
な楽音発生制御装置を提案し、出願している。
第3図において、1はスティックであり、その基部1aは
演奏者の手Hによって握られるようになっており、その
先端部1bの内部には、角度検出器2が組み込まれてい
る。
角度検出器2は、第4図に示すように、支持板3と、こ
の支持板3に取り付けられた4個の水銀スイッチa〜d
とから構成されており、各水銀スイッチa〜dは互いに
所定の角度をなすよう配置されている。上記水銀スイッ
チa〜dは、第5図に示すように、両端が塞がれたガラ
ス・チューブ4内に水銀5を封入し、このガラス・チュ
ーブ4の一端から一対の電極6a,6bを内部に挿入してな
るもので、図示する状態においては電極6a,6bの間が非
導通状態となっており、この状態から矢印方向へ回す
と、電極6a,6bの間が導通状態となる。このような構成
の角度検出器2を、支持板3の板面に沿って回転させる
と、その角度に応じて、各水銀スイッチa〜dがオン/
オフする。
次に、第6図において、7は楽音発生制御回路であり、
各水銀スイッチa〜dのオン/オフ状態に基づいて、角
度検出器2の地面に対する角度、すなわち、スティック
1を握った手Hの振り上げ角度を検出し、この検出結果
に対応した音高データKDを楽音信号形成回路8へ出力す
る。楽音信号形成回路8は音高データKDに対応する音高
の楽音信号を発生し、スピーカ9へ出力する。これによ
り、手Hの振り上げ角度に応じた音高の楽音がスピーカ
9から発せられる。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、人間が自ら握った部材の地面に対する角度
を、視覚的に、かつ直感的に認識するためには、その部
材には、ある程度の長さが必要である。この結果、必然
的に、第3図に示すように、ある程度の長さを有するス
ティック1内に角度検出器2を組み込む構造となってい
た。しかしながら、上述した従来の装置においては、ス
ティック1の先端部1b内に角度検出器2が配置されてい
たため、次のような問題があった。
水銀スイッチa〜dは、内部の水銀5が重力の作用によ
り常に下方へ移動して電極6a,6b間をオン/オフする構
造であるが、このような構造の水銀スイッチa〜dを適
用した角度検出器2をスティック1の先端部1b内に配置
した場合、手Hを振り上げたり振り下ろしたりする際
に、衝撃力や遠心力などが大きく作用し、この結果、誤
検出する場合があった。また、手Hの微小な動きや震え
が、スティック1の先端部1bでは、助長されて大きな振
れとなり、この結果、誤検出する場合があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、手の
振り上げ角度を視覚的に認識できると共に、誤検出の要
因となる衝撃力や遠心力の影響を最小限に抑えるように
した楽音発生制御装置を提供することを目的としてい
る。
「問題点を解決するための手段」 この発明は、所要の長さ寸法を有する部材内に組み込ま
れ、前記部材の把持部を握った人間の手や腕の動きに対
応した信号を出力する検出手段と、前記検出手段の出力
に基づいて楽音発生装置を制御するための制御信号を発
生する制御信号発生手段とを具備し、前記検出手段を前
記部材の把持部内に組み込んだことを特徴としている。
「作用」 検出手段を所要の長さ寸法を有する部材の把持部内に組
み込んだので、この部材を握った手の振り上げ角度を視
覚的に認識でき、かつ誤検出の要因となる衝撃力や遠心
力の影響を最小限に抑えることができる。
「実施例」 以下、図面を参照し、この発明の実施例について説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例によるスティック11の外観
構成を示す図、第2図は同実施例の電気的構成を示すブ
ロック図である。
第1図に示すように、スティック11の形状は、その基端
部(把持部)11aにおいて演奏者の手で握られる程度の
大きさとなっており、中央部11cにおいて徐々に細くな
り、さらに先端部11bまで細い棒状となっている。この
ような形状のスティック11の基端部11a内には角度検出
器2が組み込まれており、またその先端部11bには圧電
素子12が設けられている。
そして、角度検出器2を構成する水銀スイッチa〜d、
および圧電素子12は、第2図に示すように、楽音発生制
御回路17に接続されている。この楽音発生制御回路17
は、各水銀スイッチa〜dのオン/オフ状態に基づい
て、角度検出器2の地面に対する角度、すなわち、ステ
ィック11を握った手Hの振り上げ角度を検出し、この検
出結果に対応した音高データKDを楽音信号形成回路18へ
出力する。さらに、楽音発生制御装置17は、圧電素子12
の検出信号に基づいて、音色(例えば、ピアノ,オルガ
ン,フルート等)を指定するための音色指定データTDを
作成し楽音信号形成回路18へ出力する。この場合、圧電
素子12が壁等に1回押し付けられる毎に、順次異なる音
色が指定され、例えば、ピアノ→オルガン→フルート…
と順次指定される。楽音信号形成回路18は音高データKD
に対応する音高であって、音色データTDに対応した音色
の楽音信号を発生し、スピーカ9へ出力する。これによ
り、手Hの振り上げ角度に応じた音高の楽音がスピーカ
9から発せられ、スティック11の先端部11bに設けられ
た圧電素子12を壁等に押し付ける毎に、音色が順次変化
する。
上述した一実施例によれば、スティック11の中央部11c
から先端部11bにかけてが細い棒状となっており、所要
の長さ寸法が確保されているので、演奏者自身がスティ
ック11の基端部11aを握った手の振り上げ角度を視覚的
に認識することができる。また、水銀スイッチa〜dを
適用した角度検出器2をスティック11の基端部11a内に
組み込んだので、このスティック11の基端部11aを握っ
た手を振り上げたり、振り下ろしたりした際に、角度検
出器2に作用する衝撃力や遠心力の影響を最小限に抑え
ることができ、この結果、誤検出が発生する度合が極め
て少なくなる。
なお、上述した一実施例においては、スティック11の振
り上げ角度に応じて音高が変化し、スティック11の先端
部11bを壁などに押し付けることにより音色が順次変化
するように構成したが、これに限らず、音量や演奏スピ
ード、またはパーカッション音のリズムパターン等を変
化させるように構成してもよい。また、上記スティック
11の基端部11a内に加速度センサを設け、スティック11
の振り上げや振り下ろしに伴う加速度を検出し、この加
速度に対応して音高、音色、音量等を変化させるように
構成しても構わない。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、人間の手や腕
の動きに対応した信号を出力する検出手段を、所要の長
さ寸法を有する部材の把持部内に組み込んだので、この
部材の把持部を握った手の振り上げ角度を視覚的に認識
することができ、また誤検出の要因となる衝撃力や遠心
力の影響を最小限に抑えることができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のスティック11の外観構成
を示す斜視図、 第2図は同実施例の電気的構成を示すブロック図、 第3図は従来の楽音発生制御装置のスティック1の外観
構成を示す正面図、 第4図はスティック1内に設けられた角度検出器2の構
成を示す正面図、 第5図は角度検出器2を構成する水銀スイッチの構成を
示す正面図、 第6図は従来の楽音発生制御装置の電気的構成を示すブ
ロック図である。 2……角度検出器(検出手段)、11……スティック(部
材)、11a……基端部(把持部)、11b……先端部、12…
…圧電素子、17……楽音発生制御回路(制御信号発生手
段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所要の長さ寸法を有する部材内に組み込ま
    れ、前記部材の把持部を握った人間の手や腕の動きに対
    応した信号を出力する検出手段と、 前記検出手段の出力に基づいて楽音発生装置を制御する
    ための制御信号を発生する制御信号発生手段とを具備
    し、 前記検出手段を前記部材の把持部内に組み込んだことを
    特徴とする楽音発生制御装置。
JP62023881A 1987-01-14 1987-02-04 楽音発生制御装置 Expired - Fee Related JPH079577B2 (ja)

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US07/631,213 US5177311A (en) 1987-01-14 1990-12-21 Musical tone control apparatus

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