JP2711797B2 - 多層循環方式立体駐車装置およびその自動車載置用トレー循環移動方法 - Google Patents

多層循環方式立体駐車装置およびその自動車載置用トレー循環移動方法

Info

Publication number
JP2711797B2
JP2711797B2 JP28484493A JP28484493A JP2711797B2 JP 2711797 B2 JP2711797 B2 JP 2711797B2 JP 28484493 A JP28484493 A JP 28484493A JP 28484493 A JP28484493 A JP 28484493A JP 2711797 B2 JP2711797 B2 JP 2711797B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
tray
automatic
traversing
traverse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28484493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07139209A (ja
Inventor
富 亮 司 久
島 実 児
Original Assignee
日精株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日精株式会社 filed Critical 日精株式会社
Priority to JP28484493A priority Critical patent/JP2711797B2/ja
Publication of JPH07139209A publication Critical patent/JPH07139209A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2711797B2 publication Critical patent/JP2711797B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層循環方式立体駐車
装置およびその自動車載置用トレー循環移動方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の多層循環方式立体駐車装置
は、図5に示すように上下方向に2階層またはそれ以上
の階層に並列に配列された複数のレール11、12と、
これらのレール11、12上に連続的に配置された複数
の自動車載置用トレー13と、各階層のレール11、1
2の両端に設置されて自動車載置用トレー13を昇降す
る第1の昇降装置15および第2の昇降装置16と、各
階層のレール11、12に設けられて各レール11、1
2上で各自動車載置用トレー13を横行させる横送り装
置17と、自動車載置用トレー13に対して自動車を乗
り込ませる乗込口1とを備えて成る。横送り装置17は
自動車載置用トレー13を、その横行方向幅寸法を単位
とする横送りピッチPにより循環停止位置間で横行させ
るように構成されており、また、乗込口1は自動車載置
用トレー13の横行動作に合わせてその循環停止位置に
垂直方向で合致する場所に位置決めして配置されてい
る。
【0003】このような従来の多層循環方式立体駐車装
置についてみると、その動作に当たっては、まず第1の
昇降装置15により下階層のレール12端部に停止して
いる自動車載置用トレー13が上階層のレール11へ上
昇移動せしめられると同時に、第2の昇降装置16によ
り上階層のレール11端部に停止している自動車載置用
トレー13が下階層のレール12へ下降移動せしめられ
る。次いで横送り装置17により、上階層のレール11
上を各自動車載置用トレー13が第2の昇降装置16に
向かう方向(図5中、矢印S方向)に横行移動せしめら
れると同時に、下階層のレール12上を各自動車載置用
トレー13が第1の昇降装置15に向かう方向(前記矢
印Sとは反対の方向)に横行移動せしめられる、という
ように所謂2工程の循環運転を行ない、この2つの工程
を繰り返すことによって乗込口1からの自動車の入出庫
を行なうようになっている。
【0004】また、この多層循環方式立体駐車装置への
自動車の乗入方式として、乗込口1の位置に昇降装置を
設置し、ここで自動車を自動車載置用トレー13に載
せ、これをリフトにより昇降してレール上に受け渡すタ
イプや、乗込口1から自動車を自走によりレール上の自
動車載置用トレー13に直接載せるタイプがあり、自動
車の乗込口1についても、自動車を自動車載置用トレー
13に対し端部から乗り入れるように位置設定した端部
乗入方式や、自動車載置用トレー13に対し左右方向の
中間から乗り入れるように位置設定した中間乗入方式が
あり、多層循環方式立体駐車装置を設置する建屋の構造
に応じて種々の方式が採られている。
【0005】さらに、この方式の立体駐車装置は、自動
車載置用トレーの各階層間の昇降方式の違いにより、箱
形循環式と円形循環式とに分類され、また、このような
多層循環方式は水平循環式の立体駐車装置にも適用され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の多層循環方式立体駐車装置では、上下階層のレール
11、12間で各自動車載置用トレー13を循環移動さ
せるために各階層のレール11、12上において各自動
車載置用トレー13をその幅寸法を単位とした横送り移
動ピッチPで横送りする必要があり、このため自動車載
置用トレー13上において各自動車載置用トレー13の
停止位置が決まり、これによって自動車の乗込口1の設
定位置が規制されるという問題があった。自動車の乗込
口を何処に設けるかについては、建物のデザインや地形
の関係でユーザからの種々の要求があり、また立体駐車
装置を設置する建屋の設計上の要求があり、その位置を
必ずしも自動車載置用トレー13の通常の停止位置であ
る循環停止位置に設定できるものではないので、このよ
うな場合は、立体駐車装置全体を乗込口1の設定位置に
合わせて設置することにより対応しているが、そのた
め、立体駐車装置の設置空間の一部を犠牲にし、設置空
間の有効活用を妨げることになっている。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、レール上において自動車載置用トレーを
任意の位置に停止させて、自動車の乗込口の設定位置の
自由度を拡大することのできる多層循環方式立体駐車装
置およびその自動車載置用トレー循環移動方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、多層循環方式立体駐車装置の乗込口を自
動車載置用トレーの循環停止位置に対して任意の位置に
配置し、また横送り装置に各階層のレール上で自動車載
置用トレーの横行動作を制御する横行制御手段を設け、
この横行制御手段により前記自動車載置用トレーを所定
の横送り移動ピッチにより循環停止位置間で横行させる
とともに、この自動車載置用トレーを、その循環停止位
置と乗込口とのずれ寸法分だけさらに横行させるよう横
送り装置をコントロールするようにしたことを要旨とす
る。
【0009】また本件の別の発明では、前記のように構
成された多層循環方式立体駐車装置において、駐車装置
両端の昇降装置により自動車載置用トレーを昇降させ、
また横送り装置により前記各階層のレール上で前記各自
動車載置用トレーをその幅寸法を単位とする横送り移動
ピッチにより循環停止位置間で横行させて循環運転を行
なう一方、前記各階層のレール上の自動車載置用トレー
を、その循環停止位置と乗込口とのずれ寸法分だけ余分
に横行させて乗込口に対応する位置に停止させるよう循
環移動を制御することを要旨とする。
【0010】
【作用】本発明は上記構成により、自動車が乗込口に到
着すると、まず昇降装置により前記各階層のレールの一
端側で自動車載置用トレーを下階層から上階層へ上昇さ
せるとともに他端側で上階層から下階層へ下降させ、次
いで横送り装置により前記各階層のレール上で前記各自
動車載置用トレーをその幅寸法を単位とする横送り移動
ピッチにより循環停止位置間で横行させて循環運転を行
ない、その後前記各階層のレール上の自動車載置用トレ
ーを、その循環停止位置と乗込口とのずれ寸法分だけ余
分に横行させて乗込口に対応する位置に停止させる。自
動車が自動車載置用トレーの上に乗り込むと、乗込口に
対応する位置に停止していた自動車載置用トレーは正規
の循環停止位置まで後退せしめられその位置に自動車を
格納する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例における多層循
環方式立体駐車装置の構成を示している。この実施例に
おいては、地下式の箱形循環式のものとして構成し、ま
た左右方向の中間から乗り入れる方式を採用し、中間乗
入用の乗込口および昇降リフトを設置したタイプのもの
として例示してある。ここで、図中1は乗込口であり、
2は昇降リフトである。この図において、乗込口1の設
定位置は、従来であれば自動車載置用トレーの正規の自
動車格納位置である循環停止位置(芯A)に合致する位
置に採るべきところであるが、この実施例では建屋の設
計上の要求から芯Aに対し寸法L分だけずれた芯B上に
採っている。
【0012】図1において、符号11は上階層のレール
であり、12は下階層のレールである。13は各階層の
レール11、12上を図示されない車輪を介して移動可
能に配置された自動車載置用トレーであり、各階層のレ
ール11、12上に例えば6台ずつ互いに離脱可能に連
結されて配置されている。各自動車載置用トレー13は
その側面に後述するピニオン18に噛合するラック14
を有している。15、16はそれぞれ自動車載置用トレ
ー13を昇降する昇降装置で、15は各階層のレール1
1、12の一端に設けられて下階層のレール12にある
自動車載置用トレー13を上階層のレール11へ上昇さ
せる第1の昇降装置であり、16は各階層のレール1
1、12の他端に設けられて上階層のレール11にある
自動車載置用トレー13を下階層のレール12へ下降さ
せる第2の昇降装置である。
【0013】また、符号17は各階層のレール11、1
2上の各自動車載置用トレー13をそのラック14に噛
み合うピニオン18の回転により横行させる横送り装置
であり、この横送り装置17には、各レール11、12
上で各自動車載置用トレー13の横行動作を制御する横
行制御装置19と、トレー循環運転時の自動車載置用ト
レー13の到達位置を検出して横行制御装置19に通知
する第1および第2の循環移動センサー20a、20b
と、トレー追加運転時の自動車載置用トレー13の到達
位置を検出して横行制御装置19に通知する第1および
第2の追加移動センサー21a、21bとを有してい
る。横行制御装置19は自動車載置用トレー13が自由
に加速、減速、停止可能なインバータ制御を行なう。こ
こでトレー循環運転とは、運転サイクルにしたがって、
前記各レール11、12上で自動車載置用トレー13
を、その横行方向幅寸法を単位とする横送り移動ピッチ
により、正規の停止位置である一つの自動車格納位置か
ら次の自動車格納位置(これらを循環停止位置という)
まで横行させる運転動作をいう。また、トレー追加運転
とは、自動車載置用トレー13をその循環停止位置と乗
込口1とのずれ寸法分だけさらに横行させる運転動作を
いう。
【0014】次に自動車載置用トレー13の横行運転時
に横行制御装置19に印加される制御信号についてみる
と、この制御信号が図2(a)および(b)に示してあ
る。トレー循環運転時において、横行制御装置19に
は、一例として図2(a)に示されているような速度曲
線の制御信号22が入力される。この速度曲線は、縦軸
に自動車載置用トレー13の移動速度(最大値:V
1)、横軸に移動中の自動車載置用トレー13の位置を
表しており、同図中Q1はトレー循環運転時における1
運転サイクルのスタート位置を表す一方、Q2は前記1
運転サイクルの終点位置を表す。これら、スタート位置
および終点位置のいずれもが前記循環運転時における停
止位置すなわち循環停止位置である。そしてQ1からQ
2までの長さ寸法が循環運転時における横送り移動ピッ
チP1となり、この実施例においてこの横送り移動ピッ
チP1は、自動車載置用トレー13の横行方向幅寸法を
単位としている。したがって、図2(a)の制御信号2
2を解析すれば、スタート位置Q1からのスタートとと
もに加速制御し、速度がV1に達したところで等速度運
動に切り換え、さらに第1の循環移動センサー20aに
よる検出位置に到達したところで減速制御に入り、第2
の循環移動センサー20bによる検出位置に到達したと
ころで停止する、という運転サイクルを実現するもので
ある。そしてこの運転サイクルにしたがってトレー循環
運転が実行され、自動車載置用トレー13は横送り移動
ピッチP1により循環停止位置の間で横行される。ちな
みに、第2の循環移動センサー20bによる検出位置は
終点位置Q2に一致する。このような制御信号22によ
り制御される横行動作を主横行動作とする。
【0015】一方、トレー追加運転時において、横行制
御装置19には、一例として図2(b)に示されている
ような速度曲線の制御信号23が入力される。この制御
信号23は図2(a)に示された先の制御信号22とほ
ぼ同じ形の速度曲線を持つ信号であるが、移動速度の最
大値(V2)およびスタート位置Q3から終点位置Q4
までの移動ピッチP2はいずれも先の制御信号22より
は小さい値に設定されている。この横送り移動ピッチP
2は、循環停止位置と乗込口1とのずれ寸法Lに等し
い。したがって、図2(b)の制御信号23を解析すれ
ば、スタート位置Q3からのスタートとともに加速制御
し、速度がV2に達したところで等速度運動に切り換
え、さらに第1の追加移動センサー21aによる検出位
置に到達したところで減速制御に入り、第2の追加移動
センサー21bによる検出位置に到達したところで停止
する、という運転サイクルを実現するものである。そし
てこの運転サイクルにしたがってトレー追加運転が実行
され、自動車載置用トレー13は横送り移動ピッチP2
により循環停止位置と乗込口1とのずれ寸法分だけ横行
される。ちなみに、第2の追加移動センサー21bによ
る検出位置は終点位置Q4に一致し、この位置は自動車
載置用トレー13が乗込口1に対応する位置である。こ
のような制御信号23により制御される横行動作を副横
行動作とする。
【0016】かかる構成を有する多層循環方式立体駐車
装置の動作を説明する。まず、上記多層循環方式立体駐
車装置の構成に基づく循環運転による自動車載置用トレ
ーの移動方法について図1を参照して説明する。図1に
おいて、第1の昇降装置15により下階層のレール12
上に停止している自動車載置用トレー13を上階層のレ
ール11へ上昇移動すると同時に、第2の昇降装置16
により上階層のレール11上に停止している自動車載置
用トレー13を下階層のレール12へ下降移動し、次い
で横送り装置17の主横行動作において、制御信号22
に基づく横行制御装置19の制御の下で、図3(a)に
示すように、上階層のレール11上で各自動車載置用ト
レー13をその幅寸法を単位とする横送り移動ピッチP
1で第2の昇降装置16方向に横行移動すると同時に、
同様に下階層のレール12上で各自動車載置用トレー1
3をその幅寸法を単位とする横送り移動ピッチP1で第
1の昇降装置15方向に横行移動する。このような工程
を繰り返して自動車載置用トレー13の循環移動が行な
われ、あらかじめ指定された自動車載置用トレー13が
乗込口1の下方において循環停止位置、すなわち芯A上
に停止する。そして、ここで横送り装置17の副横行動
作において、今度は制御信号23に基づく横行制御装置
19の制御の下で、図3(b)に示すように、各自動車
載置用トレー13を予め定めた横送り移動ピッチP2
(=L)で同じ方向に横行移動し、指定の自動車載置用
トレー13を乗込口1の位置、すなわち芯B上に停止す
る。すなわち、指定の自動車載置用トレー13の位置を
任意に設定された自動車の乗込口1直下、昇降リフト2
の昇降路上に修正する。
【0017】そして、再び正規の循環運転を行なう場合
は、各階層のレール11、12上の各自動車載置用トレ
ー13を逆向きの副横行動作により乗込口1に対する修
正距離分だけ後退させて位置修正前の循環停止位置に戻
し、そこから主横行動作により横行させる。
【0018】このように、上記第1の実施例によれば、
横送り装置17に各階層のレール11、12上で各自動
車載置用トレー13が自由に加速、減速、停止可能なイ
ンバータ制御を行なう横行制御装置19の制御下で各自
動車載置用トレー13をその幅寸法を単位とする横送り
移動ピッチで横行させる主横行動作と、その幅寸法より
も小さい任意の値を単位とする横送り移動ピッチで横行
させる副横行動作とを採るようにして、各階層のレール
11、12上で各自動車載置用トレー13を主横行動作
により横送りして正規の循環運転を行なった後、各階層
のレール11、12上の各自動車載置用トレー13を副
横行動作により必要な距離だけ横送りして乗込口1に整
合する位置に停止するようにしたので、上階層のレール
11上任意の位置に設定された自動車の乗込口1の直
下、昇降リフト2の昇降路上に停止させることができ、
この停止位置を自動車の乗込口に設定位置に応じて種々
に変更することができる。
【0019】図4は本発明の第2の実施例の構成を示す
ものであり、上記第1の実施例が自動車を乗込口で自動
車載置用トレーに載せて昇降リフトによりレール上に受
け渡すタイプのものとして例示したのに対し、この実施
例では自動車を乗込口から自走により直接上階層のレー
ル上の自動車載置用トレーに載せるタイプのものとして
例示している。
【0020】このようなタイプにおいてもまた、上記第
1の実施例と同じ符号を付したように同様の構成を適用
でき、同様な自動車載置用トレーの循環移動方法を行な
うことにより、自動車載置用トレー13を各レール1
1、12上予め定めた任意の位置に停止させることがで
き、自動車の乗込口1を各階層のレール11、12上任
意の位置に設定することができる。
【0021】なお、上記各実施例においては、箱形循環
式の多層循環方式立体駐車装置として例示しているが、
円形循環式の多層循環方式立体駐車装置にも同様に適用
できることは勿論、さらに、水平循環式の多層循環方式
立体駐車装置にも同様に適用することができ、同様に自
動車の乗込口を各レール上任意の位置に設定することが
できる。
【0022】
【発明の効果】以上、詳しく説明したように、本発明に
よれば、横送り装置に各階層のレール上で各自動車載置
用トレーを自由に加速、減速、停止可能な横行制御手段
を設け、自動車載置用トレーをその幅寸法を単位とする
横送り移動ピッチで横行させる主横行動作と、循環停止
位置と乗込口とのずれ寸法分を単位とする横送り移動ピ
ッチで横行させる副横行動作とを採るようにして、各階
層のレール上で各自動車載置用トレーを主横行動作によ
り横送りして正規の循環運転を行なった後、各自動車載
置用トレーを副横行動作により横送りして乗込口に整合
する停止位置に停止するようにしたので、自動車の乗込
口設定位置の自由度を拡大することができるとともに、
駐車台数の減少を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における多層循環方式立
体駐車装置の概略構成を示す断面図
【図2】(a)同装置における横送り装置が主横行動作
を行なうための制御信号を示す図 (b)同装置における横送り装置が副横行動作を行なう
ための制御信号を示す図
【図3】(a)同装置における横送り装置による自動車
載置用トレーの主横行動作を説明する図 (b)同装置における横送り装置による自動車載置用ト
レーの副横行動作を説明する図
【図4】本発明の第2の実施例における多層循環方式立
体駐車装置の概略構成を示す断面図
【図5】従来の多層循環方式立体駐車装置の概略構成を
示す断面図
【符号の説明】
1 自動車の乗込口 2 昇降リフト 11 上階層のレール 12 下階層のレール 13 自動車載置用トレー 14 ラック 15 第1の昇降装置 16 第2の昇降装置 17 横送り装置 18 ピニオン 19 横行制御装置 20 循環移動センサー 21 追加移動センサー 22、23 制御信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に階層的に配列された複数のレ
    ールおよびこれらのレール上に連続的に配置されて循環
    移動する複数の自動車載置用トレーと、前記各レールの
    両端に設置され前記各自動車載置用トレーを昇降させる
    昇降装置と、前記各自動車載置用トレーを前記各レール
    上で、その横行方向輻寸法を単位とする横送り移動ピッ
    チで横行させる横送り装置と、自動車載置用トレーに対
    して自動車を乗り込ませる乗込口とを備えた多層循環方
    式立体駐車装置において、 前記乗込口は自動車載置用トレーの循環停止位置に対し
    て垂直方向の任意の位置に配置されるとともに、 前記横送り装置には前記各レール上で前記自動車載置用
    トレーの横行動作を制御する横行制御手段を設け、 この横行制御手段は、前記各自動車載置用トレーを前記
    横送り移動ピッチで横行させるとともに、この自動車載
    置用トレーを、その循環停止位置と乗込口とのずれ寸法
    分だけさらに横行させるよう横送り装置をコントロール
    することを特徴とする多層循環方式立体駐車装置。
  2. 【請求項2】 上下方向に階層をなす複数のレール上に
    連続的に配置され循環移動する複数の自動車載置用トレ
    ーを備え、且つ自動車の乗込口が自動車載置用トレーの
    循環停止位置に対して垂直方向の任意の位置に配置され
    た多層循環方式立体駐車装置において、 まず昇降装置により前記各階層のレールの一端側で自動
    車載置用トレーを下階層から上階層へ上昇させるととも
    に他端側で上階層から下階層へ下降させ、 次いで横送り装置により前記各階層のレール上で前記各
    自動車載置用トレーをその輻寸法を単位とする横送り移
    動ピッチにより循環停止位置間で横行させて循環運転を
    行ない、 その後前記各階層のレール上の自動車載置用
    トレーを、その循環停止位置と乗込口とのずれ寸法分だ
    け余分に横行させて乗込口に対応する位置に停止させる
    ようにしたことを特徴とする多層循環方式立体駐車装置
    の自動車載置用トレー循環移動方法。
JP28484493A 1993-11-15 1993-11-15 多層循環方式立体駐車装置およびその自動車載置用トレー循環移動方法 Expired - Fee Related JP2711797B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28484493A JP2711797B2 (ja) 1993-11-15 1993-11-15 多層循環方式立体駐車装置およびその自動車載置用トレー循環移動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28484493A JP2711797B2 (ja) 1993-11-15 1993-11-15 多層循環方式立体駐車装置およびその自動車載置用トレー循環移動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07139209A JPH07139209A (ja) 1995-05-30
JP2711797B2 true JP2711797B2 (ja) 1998-02-10

Family

ID=17683762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28484493A Expired - Fee Related JP2711797B2 (ja) 1993-11-15 1993-11-15 多層循環方式立体駐車装置およびその自動車載置用トレー循環移動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2711797B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07139209A (ja) 1995-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0275004B1 (en) Automatic silo for automobiles
JP2711797B2 (ja) 多層循環方式立体駐車装置およびその自動車載置用トレー循環移動方法
WO2019229820A1 (ja) バース付き機械式駐車装置とその運転方法
JPH06135508A (ja) スタッカークレーンの走行及び荷台の昇降制御方法及び装置
JP3912898B2 (ja) 機械式立体駐車設備
KR100259500B1 (ko) 엘리베이터방식 주차설비의 리프트 제어 방법 및 장치
JP3209876B2 (ja) 多層箱型循環式駐車装置
JP3426978B2 (ja) フォーク式立体駐車装置
JPH02115464A (ja) 平面駐車装置
JPH06144720A (ja) 自走式エレベータ
JP2001090371A (ja) 多層駐車装置
JPH0718851Y2 (ja) 三段式立体駐車装置の安全装置
JP3960565B2 (ja) 3縦列型昇降式駐車装置
JP3420483B2 (ja) フォーク式の混載型エレベータ式駐車装置
KR20000024857A (ko) 스태커 주차설비 및 이의 입출고방법
JP2551018Y2 (ja) 立体駐車装置
JPH084346A (ja) 平面循環式駐車装置
JP2004076511A (ja) 駐車装置
JP2742736B2 (ja) 立体駐車設備
KR20230125377A (ko) 팔레트 공급-회수식 주차 시스템
JP3004392U (ja) 多層循環方式駐車場
JP2891586B2 (ja) 立体駐車場
JP2019078002A (ja) 外部車両乗降区画を備えた立体駐車装置
JPH10196147A (ja) 駐車装置
KR20050029441A (ko) 궤도교통수단용 터미날

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 16

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees